JP7315398B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、掃除機本体の吸込部に接続される直管部を備える電気掃除機に関する。
スティック型の電気掃除機は、掃除機本体に設けられた把持部を使用者が把持して使用する。従来、掃除機本体の吸込部に延長管が接続され、吸込部と平行に集塵部が配置されているものがある。しかしながら、この配置の場合には、掃除機本体、延長管、及び、延長管に接続される吸込口体を電気掃除機の長手方向の一端側から見たときの投影面積が大きく、配置スペースを取るという問題がある。
特開2019-69298号公報
本発明が解決しようとする課題は、配置スペースを抑制できる電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機は、掃除機本体と、直管部と、を備える。掃除機本体は、被載置部に載置可能な載置部を有する。掃除機本体は、載置部の載置面を含む所定の仮想面に対し直交する線から離れた位置かつ一端部に吸込部を有する。直管部は、掃除機本体の吸込部に接続され、吸込部を下側として載置部を被載置部に載置した状態で、仮想面に対し直交する線と載置部の下方において両端部間の位置で交差して位置する。
一実施形態の電気掃除機を被載置部に載置した状態を示す側面図である。 図1の一部を拡大して示す側面図である。 (a)は同上電気掃除機の載置部の第一の例を示す平面図、(b)は同上電気掃除機の載置部の第二の例を示す平面図、(c)は同上電気掃除機の載置部の第三の例を示す平面図、(d)は同上電気掃除機の載置部の第四の例を示す平面図である。 同上電気掃除機を被載置部に載置した状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機を被載置部に載置した状態を被載置部側から示す平面図である。 同上電気掃除機を示す側面図である。 同上電気掃除機の一部を示す断面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
以下、一実施形態について、図面を参照して説明する。
図8において、VCは電気掃除機である。電気掃除機VCは、使用者が把持して動作させ、被掃除面上の塵埃を掃除する。本実施形態では、電気掃除機VCとして、スティック型のコードレス電気掃除機を例に挙げて説明する。以下、説明をより明確にするために、使用者が電気掃除機VCを把持した状態で、使用者から遠い側の端部を一端部、使用者に近い側の端部を他端部とする。スティック型の電気掃除機VCは、一端部から他端部に亘り長手状に形成されている。以下、両端方向又は長手方向を第一方向とする。また、第一方向に対して直交する両側方向又は幅方向を第二方向とする。さらに、第一方向及び第二方向に対して直交する方向を第三方向とする。図8等において、第一方向の一方又は一端側を矢印D1aで示し、第一方向の他方又は他端側を矢印D1bで示す。また、第二方向の一方を矢印D2aで示し、第二方向の他方を矢印D2bで示す。また、第三方向の一方を矢印D3aで示し、第三方向の他方を矢印D3bで示す。
電気掃除機VCは、掃除機本体1を備えている。掃除機本体1は、吸込部10を備えている。吸込部10は、直管部である延長管2が接続可能な部分である。吸込部10は、掃除機本体1の一端部に位置している。吸込部10は、内部が筒状に形成されている。図6及び図7に示すように、吸込部10は、第一方向の一方に向かい、第三方向の他方へと傾斜している。また、吸込部10の一端部又は先端部には、本体吸込口101が形成されている。本体吸込口101は、掃除機本体1の最先端に位置する。本体吸込口101は、第一方向の一方に向かい、第三方向の他方へと傾斜する方向に開口されている。吸込部10の内部には、本体吸込口101と連通して吸込風路102が形成されている。吸込風路102の上流端が本体吸込口101となっている。また、吸込風路102の下流端は、接続開口部103となっている。接続開口部103は、集塵部4と接続される。
吸込部10には、延長管2の下流側が着脱可能に接続される。延長管2は、本体吸込口101に気密に接続される。延長管2は、硬質の合成樹脂等により長手状に形成されている。延長管2は、外力によって変形しないように、又は、外力によって変形しにくく形成されている。延長管2は、直線状に延びている。延長管2は、吸込部10に接続された状態で、吸込部10の長手方向における軸線105と同一又は略同一直線上に配置される。つまり、長手方向において、延長管2の中心軸21は、吸込部10の軸線105と同一又は略同一直線上に位置する。吸込部10の軸線105は、本体吸込口101の開口方向と一致又は略一致している。図示される例では、吸込部10の軸線105は、本体吸込口101の中心軸と一致又は略一致している。つまり、延長管2の中心軸21は、第一方向の一方に向かい、第三方向の他方へと傾斜する方向に沿っている。延長管2の中心軸21の延長上に把持部14の一部が重なっている。延長管2に対し、把持部14が第一方向の一方側、及び第三方向の一方側に離れて配置されている。延長管2の中心軸21に沿う方向に見て、延長管2と把持部14との間に吸込部10が位置する。
図6及び図8に示すように、延長管2には、吸込口体3が着脱可能に接続される。吸込口体3は、延長管2の上流側に接続される。また、吸込口体3は、延長管2に対し、吸込部10とは反対側に接続される。吸込口体3は、延長管2に着脱可能に接続される接続管31を備える。接続管31は、下流側が延長管2に接続される。接続管31は、直管状に形成される。接続管31は、延長管2の中心軸21に沿って配置される。つまり、接続管31は、延長管2に接続された状態で、第一方向の一方に向かい、第三方向の他方へと傾斜する方向に沿っている。また、吸込口体3は、吸込本体部32を備える。吸込本体部32は、接続管31の上流側が接続される。吸込本体部32は、接続管31と交差又は直交する方向に沿って長手方向を有している。吸込本体部32には、接続管31と連通する吸込口が形成されている。本実施形態において、吸込本体部32は、接続管31に対し周方向に回動可能に配置される。また、本実施形態において、吸込本体部32は、接続管31に対し、軸方向と交差又は直交する方向に回動可能に配置される。さらに、本実施形態では、図8に示すように、吸込口体3は、幅、つまり第二方向の寸法が掃除機本体1より大きく形成されている。吸込口体3の幅は、掃除機本体1の幅以下でも構わない。
また、図7に示すように、掃除機本体1は、筐体12を備えている。筐体12は、第一方向に沿って形成されている。筐体12は、吸込部10に対して、第一方向の他方側、かつ、第三方向の他方側に離れて位置している。筐体12の第一方向の一方側、かつ、吸込部10の第三方向の他方側に集塵部4が取り付けられる。また、筐体12には、電動送風機5、電池6、及び、制御手段7が配置される。さらに、筐体12の一端部又は先端部には、接続口121が形成されている。接続口121は、第一方向に沿って開口されている。接続口121は、集塵部4と接続される。筐体12の内部には、接続口121と連通して風路部122が形成されている。風路部122の上流端が接続口121となっている。風路部122に電動送風機5が配置される。また、風路部122の下流端は、本体排気口となっている。
さらに、掃除機本体1は、掃除操作用の把持部14を備えている。把持部14は、吸込部10から筐体12に亘り形成されている。本実施形態において、把持部14は、一端側が吸込部10に接続されている。また、把持部14は、他端側が筐体12に接続されている。把持部14は、電動送風機5と集塵部4とに跨る位置に配置されている。把持部14は、電池6と集塵部4とに跨る位置に配置されていてもよい。把持部14の一端側は、吸込部10と連なっている。把持部14の他端側には、電動送風機5が位置する。また、把持部14は、第一方向に沿って長手状に延びている。把持部14には、電動送風機5等の動作を設定する設定手段8が配置されている。設定手段8は、制御手段7に対し、設定に応じた信号を送出する。
また、図2に示すように、掃除機本体1は、壁面部16を備えている。壁面部16は、集塵部4が取り付けられる取付面である。壁面部16は、吸込部10の第三方向の他方側の位置に形成されている。図7に示すように、壁面部16を第一方向の他方側に延長した位置に接続開口部103が位置する。壁面部16は、第一方向に沿って延びている。つまり、壁面部16の少なくとも一部は、吸込部10の軸線105に対して傾斜している。壁面部16は、集塵部4が掃除機本体1に取り付けられた状態で、集塵部4よりも第一方向側に延びている。壁面部16は、本体吸込口101の近傍に配置されている。
集塵部4は、掃除機本体1に対し着脱可能に取り付けられる。集塵部4は、電動送風機5の動作により吸い込まれた含塵空気から塵埃を分離捕集する。集塵部4は、重量物である。また、集塵部4は、遠心分離部を備え、吸い込まれた含塵空気を旋回させて塵埃の少なくとも一部を遠心分離する。集塵部4は、円筒状に形成されている。集塵部4は、軸方向を第一方向に沿わせて配置されている。集塵部4は、掃除機本体1に取り付けられた状態で、軸方向の一端側が第一方向の一方側に位置し、軸方向の他端側が第一方向の他方側に位置する。また、集塵部4は、掃除機本体1に取り付けられた状態で、掃除機本体1の吸込部10に対し第三方向の他方側に位置し、筐体12に対し第一方向の一方側に位置している。
また、集塵部4は、含塵空気を集塵部4の内部に吸い込む導入口43を備えている。導入口43は、集塵部4の軸方向に対し交差する方向に含塵空気を吸い込む。導入口43は、集塵部4の一端側に配置されている。導入口43は、吸込風路102の下流側に接続される。導入口43は、接続開口部103と接続される。つまり、集塵部4の上流側に本体吸込口101が連通される。導入口43は、集塵部4が掃除機本体1に取り付けられた状態で接続開口部103に対して第三方向に沿って接続される。
さらに、集塵部4は、塵埃が分離された排気を集塵部4から排出する排気口44を備えている。排気口44は、集塵部4の軸方向に沿って空気を排出する。排気口44は、集塵部4の他端側に配置されている。排気口44は、集塵部4が掃除機本体1に取り付けられた状態で第一方向に沿って開口される。排気口44は、接続口121と接続される。つまり、集塵部4の下流側に風路部122が連通される。集塵部4の下流側は、電動送風機5の吸込側に接続される。
本実施形態において、集塵部4は、塵埃を溜める容器であるカップ部46を備えている。また、集塵部4は、カップ部46に取り付けられる取付部47を備えている。カップ部46と取付部47とは、集塵部4の軸方向に互いに着脱される。カップ部46は、集塵部4の一端部を構成する。取付部47は、集塵部4の他端部を構成する。カップ部46の側面に導入口43が形成されている。取付部47のカップ部46とは反対側の端部に排気口44が形成されている。図1に示すように、カップ部46の底部には、電気掃除機VCを被載置部9に載置可能とする載置部17が形成されている。つまり、本実施形態において、載置部17は、集塵部4に形成されている。載置部17は、被載置部9上の平面状の被載置面91と接する載置面171を備える。載置面171は、壁面部16に近接して位置している。本実施形態において、載置面171は、壁面部16と隣接して配置されている。載置面171と壁面部16とは、互いに交差又は直交する方向に沿って形成されている。本実施形態において、載置部17は、集塵部4の軸方向の投影内に配置されている。集塵部4の軸方向の投影とは、集塵部4を軸方向に見た状態での最外部の範囲を、集塵部4の軸方向に沿って延ばした領域をいう。
ここで、載置部17は、図3(a)に示すように、集塵部4のカップ部46の底部そのものでもよいし、図3(b)ないし図3(d)に示すように、集塵部4のカップ部46の底部から突出する凸部でもよい。載置部17は、図3(b)に示すように、互いに離れた複数の柱状に形成されていてもよいし、図3(c)に示すように、連続又は断続する円弧状や直線状等のリブ状に形成されていてもよいし、図3(d)に示すように、柱状のものとリブ状のものとを備えて形成されていてもよい。図3(a)に示すように、載置部17が集塵部4のカップ部46の底部そのものである場合、カップ部46の底面全体が載置面171となる。また、図3(b)ないし図3(d)に示すように、載置部17が集塵部4のカップ部46の底部に形成された凸部である場合、載置面171は載置部17の先端部となる。なお、載置部17の先端部が点状又は線状に形成されている場合には、その点又は線を含む面を載置面171と定義するものとする。
本実施形態において、載置面171は、所定範囲の仮想面Pに含まれる。図3(a)ないし図3(d)に示す例の場合、仮想面Pは、網掛けされている部分である。仮想面Pは、載置部17全体の載置面171を含む仮想平面において、載置部17全体の載置面171を囲む外郭線OLにより囲まれる領域をいう。外郭線OLは、好ましくは載置面171全体を囲む最短の外郭線とする。また、外郭線OLは、好ましくは載置面171における最短の最外接線とする。したがって、図3(a)に示す例の場合、外郭線OLは、軸方向に見た集塵部4の底面の外郭線と一致する。また、図3(b)ないし図3(d)に示す例のように、複数の載置面171を有する場合には、載置部17全体の載置面171を含む仮想平面において載置面171全体を囲む最短の線となる。
また、図1及び図6に示すように、仮想面Pに対し直交する線Lは、第一方向に沿って延びている。線Lは、仮想面Pの中央部、又は、仮想面Pの重心を通る線である。また、線Lは、仮想面Pの軸線である。線Lは、載置面171又は仮想面Pが集塵部4の中心軸について対称又は略対称な形状である場合、集塵部4の中心軸と一致又は略一致する。集塵部4の中心軸とは、遠心分離部の旋回の中心軸、又は、円弧状に複数配置された遠心分離部の配置の中心軸とする。線Lは、第二方向に見て、又は、側方から見て、延長管2と交差する。本実施形態において、線Lは、延長管2の中心軸21と交差する。つまり、線Lの延長上に延長管2の少なくとも一部がある。線Lと延長管2との交差位置は、吸込部10に対して第一方向の一方側の位置にある。また、線Lと延長管2との交差位置は、吸込部10に対して把持部14とは反対側の位置にある。さらに、線Lと延長管2との交差位置は、延長管2の長手方向の中央部、又は、中央部よりも先端側となっている。また、線Lは、吸込口体3に対して交差しない。線Lを基準として、吸込口体3と吸込部10及び把持部14とが互いに反対側にある。さらに、仮想面Pの直交方向の投影PR内又は集塵部4の軸方向の投影内に延長管2が位置する。また、仮想面Pの直交方向の投影PR又は集塵部4の軸方向の投影内に吸込口体3の一部が位置する。仮想面Pの直交方向の投影PRとは、仮想面Pを直交方向、つまり線Lに沿う方向に沿って延ばした領域をいう。
また、仮想面Pの直交方向の投影PR又は集塵部4の軸方向の投影内に電気掃除機VCの重心Gが位置する。好ましくは、線Lの延長上に電気掃除機VCの重心Gが位置する。電気掃除機VCの重心Gは、本実施形態において、掃除機本体1にある。
なお、載置部17は、図3(a)ないし図3(d)に示す形状に限定されるものではなく、電気掃除機VCを被載置部9に安定的に載置できる任意の形状としてよい。また、載置部17は、集塵部4の軸方向の投影内に配置されるものに限られず、その投影から少なくとも一部が突出していてもよい。
さらに、図7に示すように、本実施形態において、集塵部4は、掃除機本体1に取り付けられた状態で、一端部が本体吸込口101に対し把持部14側にある。
図1、図2、図4及び図5に示すように、被載置部9は、台や机等の物品の上部に形成されている。被載置部9の被載置面91は、水平方向に沿って形成される。被載置面91は、所定高さ以上の位置にある。所定高さとは、電気掃除機VCにおいて、載置面171から吸込口体3の先端までの距離以上の高さである。被載置部9は、被載置面91に対し交差又は直交する交差面92を備える。交差面92は、被載置部9の側面等である。交差面92は、上下方向に沿って形成される。被載置面91に電気掃除機VCの載置部17の載置面171が載置された位置で、交差面92には電気掃除機VCの壁面部16が接触可能となっている。壁面部16は、載置部17に対し、仮想面Pと交差する方向に接触可能となっている。さらに、被載置部9の下方には、空間部Sがある。空間部Sは、被載置部9において、被載置面91の背面側に位置する。
また、図7に示すように、掃除機本体1には、電動送風機5が収容されている。電動送風機5は、重量物である。本実施形態において、電動送風機5は、集塵部4よりも軽量となっている。電動送風機5は、吸込側が接続口121と連通し、排気側が本体排気口と連通する。電動送風機5は、電動部51を備えている。さらに、電動送風機5は、電動部51により回転されるファン52を備えている。電動送風機5は、吸い込んだ空気を、電動部51を通して本体排気口から排出するようになっている。ファン52は、電動部51に対し、上流側にあってもよいし、下流側にあってもよい。
電動送風機5は、軸方向を第一方向に沿わせて配置されている。第一方向は、図7の左右方向である。電動送風機5の軸方向は、集塵部4の軸方向と平行となっている。なお、以下、「平行」とは、完全に平行なもののみに限られず、実質的に平行なものも含むものとする。電動送風機5の中心軸54は、電動部51又はファン52の回転軸の中心である。本実施形態において、電動送風機5の中心軸54は、集塵部4の中心軸又は線Lに対してずれて位置しているが、集塵部4の中心軸又は線Lと一致していてもよい。また、電動送風機5は、仮想面Pの直交方向の投影PR又は集塵部4の軸方向の投影内に少なくとも一部が位置するように配置されている。好ましくは、電動送風機5は、集塵部4の軸方向の投影内に全部が位置するように配置されている。図示される例では、電動送風機5は、集塵部4の中心軸又は線Lの延長上に一部が配置されている。
掃除機本体1には、電池6が収容されている。本実施形態において、電池6は、その少なくとも一部が、集塵部4の中心軸を基準にして電動送風機5の中心軸54とは反対側の位置に配置されている。また、電池6と電動送風機5とは、集塵部4の軸方向と交差する方向で互いにオーバーラップする位置に配置されている。つまり、電池6と電動送風機5とは、集塵部4の軸方向と交差する方向に見て、所定範囲で互いに重なっている。本実施形態において、電池6と電動送風機5とは、第三方向で互いにオーバーラップする位置に配置されている。第三方向は、図7の上下方向である。さらに、電池6と電動送風機5とは、把持部14に対し、集塵部4の軸方向と交差する方向でオーバーラップする位置に配置されている。本実施形態において、第三方向の他方に向かい、把持部14、電動送風機5、電池6の順に並んで配置されている。
また、電池6は、少なくとも一部が仮想面Pの直交方向の投影PR又は集塵部4の軸方向の投影内に配置されている。電池6は、風路部122の外壁と隣り合って、又は、風路部122の外壁に近接して配置されている。本実施形態では、電池6は、集塵部4の中心軸又は線Lに対し離れて位置している。図示される例では、電池6は、集塵部4の中心軸又は線Lに対し第三方向の他方側に離れて位置している。
電池6は、長手方向を第一方向に沿わせて配置されている。つまり、電池6の長手方向は、集塵部4の軸方向と平行となっている。
本実施形態において、電池6は、集塵部4及び電動送風機5よりも重量が大きい重量物である。電池6は、複数のセルが電気的に直列に接続されて構成された電池パックである。電池6は、充電可能な二次電池が好適に用いられる。主として電池6、集塵部4及び電動送風機5により、図1に示す電気掃除機VCの重心Gの位置が規定される。
図7に示すように、掃除機本体1には、制御手段7が収容されている。制御手段7は、任意の位置に配置されてよいが、本実施形態では、電動送風機5に対し、集塵部4とは反対側に配置されている。つまり、制御手段7は、電動送風機5に対し、第一方向の他方側に配置されている。制御手段7は、電動送風機5から本体排気口への排気風により冷却される位置に配置されている。
次に、一実施形態の動作を説明する。
図7に示すように集塵部4を掃除機本体1に取り付けると、本体吸込口101が集塵部4の吸込側に連通し、電動送風機5の吸込側が集塵部4の排気側に連通することで、本体吸込口101から集塵部4、電動送風機5、本体排気口に至る風路が形成される。
本実施形態では、集塵部4を掃除機本体1に取り付けると、集塵部4の導入口43が掃除機本体1の接続開口部103に接続されて集塵部4の吸込側が吸込風路102と連通され、集塵部4の排気口44が掃除機本体1の接続口121に接続されて集塵部4の排気側が風路部122と連通される。
使用者が把持部14を把持し、設定手段8を操作すると、設定手段8の操作に応じて制御手段7が電動送風機5を動作させる。電動送風機5の動作により生じた負圧が本体吸込口101を介して作用することで被掃除面から含塵空気を集塵部4に吸い込む。
図8に示すように、下方の被掃除面を掃除する場合、把持部14を把持した使用者から見て、第一方向の一方側が前側下方、他方側が後側上方、第二方向の一方側が左側、他方側が右側、第三方向の一方側が前側上方、他方側が後側下方となる。使用者は、把持部14によって電気掃除機VCを前後に移動させながら、吸込口体3、又は、延長管2によって被掃除面の塵埃を集塵部4へと吸い込ませる。
集塵部4で塵埃が分離捕集された空気は、図7に示す電動送風機5に吸い込まれ、本体排気口から排気風として排出される。電動送風機5の排気にしたがい、電池6の熱が電池6の全体から吸引されて本体排気口から掃除機本体1の外部に排気風とともに排出され、電池6が冷却される。
掃除を一旦中断する場合や、掃除が終了した場合には、図1及び図4に示すように、電気掃除機VCを被載置部9に載置することができる。すなわち、電気掃除機VCは、第一方向の一方側、つまり延長管2の先端側を下方、他方側、つまり掃除機本体1側を上方とし、載置部17の載置面171を被載置部9の被載置面91に重ねて直立するように置くことができる。本実施形態では、載置部17の載置面171を含む所定の仮想面Pに対し直交する線Lが被載置面91と直交又は略直交し、鉛直上下方向に沿う。
この線Lと延長管2とが交差しているため、仮想面Pと直交する方向、つまり線Lに沿う方向に見て、延長管2やその先端の吸込口体3が載置部17の載置面171の背面側に重なることとなる。そのため、延長管2の先端側及び吸込口体3が、線Lと交差する位置、つまり被載置部9の下方に入り込む位置となって空間部Sに位置し、図5に示すように、電気掃除機VCは、被載置部9の上方から見たときに、延長管2及び吸込口体3の一部が掃除機本体1と重なる状態となる。
すなわち、本実施形態によれば、電気掃除機VCを線Lに沿う方向、ここでは上下方向に見た状態での投影面積を小さくでき、配置スペースを抑制できてコンパクトに収納できる。
また、電気掃除機VCを載置部17の載置面171で被載置部9に載置した状態で、吸込口体3が被載置部9を有する机や台の外方に突出しないため、使用者等が吸込口体3を脚等に引っ掛けにくく、電気掃除機VCを被載置部9に安定的に載置しておくことが可能になる。
さらに、載置部17の載置面171を所定高さ以上にある被載置部9の被載置面91の縁部近傍に載置すると、被載置部9の側面部である交差面92に対し壁面部16が接触可能となる。したがって、載置面171と壁面部16とによって、互いに交差する二方向から被載置部9を挟むように電気掃除機VCを支持するので、電気掃除機VCを被載置部9に安定的に載置可能となり、載置部17を被載置部9に載置した状態で被載置部9の側方から押されたとき等でも電気掃除機VCが転倒しにくい。
また、仮想面Pの直交方向の投影PR内に延長管2及び電気掃除機VCの重心Gが位置するため、仮想面Pに含まれる載置部17の載置面171を被載置部9の水平状の被載置面91に重ねて載置したときに、被載置部9の被載置面91上にある仮想面Pの下方の投影PR内に延長管2の一部が位置し、仮想面Pの上方の投影PR内に重心Gが位置するので、電気掃除機VCを被載置部9に安定的に載置可能となる。
さらに、仮想面Pの軸線である線Lの延長上に電気掃除機VCの重心G及び延長管2の少なくとも一部が位置するため、仮想面Pに含まれる載置部17の載置面171を被載置部9の水平状の被載置面91に重ねて載置したときに、被載置部9の被載置面91上にある仮想面Pの軸線の直下に延長管2の一部が位置し、仮想面Pの軸線の直上に重心Gが位置するので、電気掃除機VCを被載置部9に最も安定した姿勢で載置可能となる。
また、図7に示すように、仮想面Pの投影PR内に、最重量物である電池6の少なくとも一部が位置するため、仮想面Pに含まれる載置部17の載置面171を被載置部9の被載置面91に載置することによって、電気掃除機VCを被載置部9に安定的に載置可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲をこれらの実施形態に限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
G 重心
L 線
P 仮想面
PR 投影
VC 電気掃除機
1 掃除機本体
2 直管部である延長管
6 電池
9 被載置部
10 吸込部
16 壁面部
17 載置部
171 載置面

Claims (5)

  1. 被載置部に載置可能な載置部を有するとともに、該載置部の載置面を含む所定の仮想面に対し直交する線から離れた位置かつ一端部に吸込部を有する掃除機本体と、
    前記掃除機本体の吸込部に接続され、前記吸込部を下側として前記載置部を前記被載置部に載置した状態で、前記仮想面に対し直交する線と前記載置部の下方において両端部間の位置で交差して位置する直管部と、
    を備えることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記仮想面の直交方向の投影内に前記直管部及び重心が位置する
    ことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記仮想面の軸線の延長上に重心及び前記直管部の少なくとも一部が位置する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
  4. 前記仮想面の投影内に少なくとも一部が位置する電池を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
  5. 前記被載置部に接触可能な壁面部を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の電気掃除機。
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