JP7315396B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングと、相手側コネクタとの嵌合時に相手側端子と電気的に接続される電気接触部を有するとともに前記ハウジングに保持される複数の端子と、を備えるコネクタに関する。
従来から、オイル等の液中で用いられるコネクタが提案されている。例えば、従来のコネクタの一つは、車両用トランスミッションの油圧回路制御用のソレノイドバルブに接続され、トランスミッション内のオイルに沈められた状態で用いられる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2017-027747号公報
上述した従来のコネクタは、ソレノイドバルブを内蔵する相手側コネクタとの嵌合時に相手側コネクタを案内するための柱状部を有している。しかし、相手側コネクタが意図せず柱状部に強く接触した場合などにおいて、柱状部が変形する可能性がある。この場合、コネクタ同士の嵌合自体は可能であっても、柱状部が相手側コネクタを適正に案内できなくなり、嵌合作業の作業性が損なわれる可能性がある。
本発明の目的の一つは、相手側コネクタとの適正な嵌合を図って相手側コネクタとの嵌合の作業性を向上可能なコネクタ、を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記[1]~[4]を特徴としている。
[1]
ハウジングと、相手側コネクタとの嵌合時に相手側端子と電気的に接続される電気接触部を有するとともに前記ハウジングに保持される複数の端子と、を備えるコネクタであって、
前記ハウジングは、
前記端子を保持する本体部と、
前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿って前記本体部から延出し且つ前記嵌合方向に直交する第1方向に延びて、前記嵌合時に前記相手側コネクタを前記嵌合方向及び前記第1方向に直交する第2方向に挟むように配置される、一対の案内壁と、
前記一対の前記案内壁の前記第1方向の一側端部の各々から前記第2方向の互いに近づく向きに延出するとともに前記本体部に連結され、前記相手側コネクタに対面するように配置される、一対の支持梁と、を有
前記一対の前記支持梁の延出端同士は、前記第2方向に間隔を開けて離間しており、
前記一対の前記案内壁の前記第1方向の他側端部同士は、前記第2方向に間隔を開けて離間している、
コネクタであること。
[2]
上記[1]に記載のコネクタにおいて、
前記本体部は、
当該本体部、前記一対の前記案内壁、及び、前記一対の前記支持梁によって囲まれる嵌合空間の内外を連通するように設けられる貫通孔を有する、
コネクタであること。
[3]
上記[2]に記載のコネクタにおいて、
前記一対の前記支持梁は、
前記嵌合空間の内外を連通するように設けられる開口部を有する、
コネクタであること。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載のコネクタにおいて、
前記ハウジングは、
前記本体部、前記一対の前記案内壁、及び、前記一対の前記支持梁とは別に、前記相手側コネクタに対面する部材を有さない、
コネクタであること。
上記[1]の構成のコネクタによれば、コネクタの本体部から延出する一対の案内壁が、一対の支持梁を介して本体部に連結されている。そのため、嵌合時に相手側コネクタが一対の案内壁に接触しても、一対の案内壁の変形を一対の支持梁が抑制することになる。よって、本構成のコネクタは、上述した従来のコネクタに比べ、相手側コネクタとの適正な嵌合を図って相手側コネクタとの嵌合の作業性を向上可能である。
上記[2]の構成のコネクタによれば、コネクタの本体部、一対の案内壁、及び、一対の支持梁によって囲まれる嵌合空間の内外を連通するように、本体部に貫通孔が設けられる。そのため、例えば、車両用のトランスミッションオイルのように微小な金属粉などが混入した液中でコネクタが用いられる場合であっても、コネクタの嵌合空間内に液中の金属粉などが蓄積すること(いわゆるコンタミの発生)を抑制できる。
上記[3]の構成のコネクタによれば、一対の支持梁にも嵌合空間の内外を連通するように開口部が設けられる。そのため、上述したコンタミの発生を更に適正に抑制できる。
上記[4]の構成のコネクタによれば、ハウジングは、本体部、一対の案内壁、及び、一対の支持梁とは別に、相手側コネクタに対面する部材を有さない。そのため、嵌合空間よりも大きな相手側コネクタをコネクタに嵌合できる。例えば、ソレノイドバルブのような駆動部品を内蔵した大型の相手側コネクタと本構成のコネクタとの嵌合が可能となる。
本発明によれば、相手側コネクタとの適正な嵌合を図って相手側コネクタとの嵌合の作業性を向上可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタと相手側コネクタとを示す斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタの分解斜視図である。 図3(a)は、図1に示すコネクタの上面図であり、図3(b)は、図1に示すコネクタの正面図である。 図4(a)は、図3(a)のA-A断面図であり、図4(b)は、図3(b)のB-B断面図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ1について説明する。コネクタ1は、典型的には、図1に示すように、ソレノイドバルブ5と一体の相手側コネクタ4と嵌合して、車両用トランスミッションのハウジング内の油中にて中継コネクタとして使用される。以下、説明の便宜上、図1に示すように、「前後方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。上下方向は、コネクタ1と相手側コネクタ4(図1参照)との嵌合方向と一致している。
図1に示すように、コネクタ1は、ハウジング2と、ハウジング2に保持される複数の(本例では、一対の)端子3と、を備える。以下、コネクタ1を構成する各部材について順に説明する。
まず、端子3について説明する。図2に示すように、金属製の端子3は、上下方向(即ち、嵌合方向)に延びる平板状の電気接触部31と、電気接触部31の下端から屈曲して前方に延びる電線接続部32と、からなるL字状の形状を有する。電気接触部31は、コネクタ1及び相手側コネクタ4の嵌合時(以下、「嵌合時」と呼ぶこともある)において、相手側コネクタ4に収容された相手側端子(メス端子、図示省略)と電気的に接続されることになる。電線接続部32には、電線接続部32に設けられた加締め片33を利用して電線6の端末が接続される。
次いで、ハウジング2について説明する。図1及び2に示すように、樹脂製のハウジング2は、ハウジング本体部10と、ハウジング本体部10に取り付けられるカバー20と、を備える。
ハウジング本体部10は、図2に示すように、幅方向に延びる略矩形平板状の平板部11を有する。平板部11の前後方向中央より後寄りの位置には、上下方向に貫通する一対の貫通孔12が、幅方向に間隔を空けて一列に並ぶように形成されている(図3(a)も参照)。一対の貫通孔12には、一対の端子3の電気接触部31が挿入され圧入されることになる。
平板部11における一対の貫通孔12の間には、上方へ向けて突出する仕切板部13が、平板部11と一体に設けられている。仕切板部13は、嵌合時、一対の貫通孔12に挿入され圧入される一対の端子3の電気接触部31を仕切る機能を果たす。平板部11の後端部には、カバー20の後述する一対の係止爪22(図2参照)に対応して、一対の係止部14が幅方向に間隔を空けて並ぶように形成されている(図3(a)参照)。
平板部11の前側には、平板部11より幅寸法が小さい箱状部15が、平板部11と一体に設けられている。箱状部15は、下方に開口する矩形箱状の形状を有する。箱状部15は、一対の端子3の電線接続部32を収容して保持する機能を果たす。箱状部15の上面は、平板部11の上面より上側に位置している(図3(a)のA-A断面図である図4(a)も参照)。よって、箱状部15の幅方向に延びる後壁が、平板部11の前端部から上方に突出している。
箱状部15の幅方向に延びる前壁の下端面には、図2に示すように、一対の電線6に対応して、下方に開口し且つ上方に窪む一対の電線挿通部16が形成されている。箱状部15の一対の側壁には、図2に示すように、カバー20の後述する一対の係止片23の係止凹部24に対応して、幅方向外側に突出する一対の突起部17が形成されている。
平板部11の幅方向両端部には、上方に向けて延出する一対の矩形平板状の案内壁18が、平板部11と一体に設けられている。一対の案内壁18は、幅方向に互いに対向している。一対の案内壁18は、嵌合時、相手側コネクタ4を適正位置に案内し且つ幅方向に挟持する機能を果たす。
一対の案内壁18の前端面における箱状部15の上面より上側の領域には、前方へ向けて所定距離だけ張り出す一対の平板状の張出部18aが形成されている。一対の張出部18aにおける上下方向に延びる前端部には、幅方向内側に延出する一対の平板状の支持梁19が、一対の張出部18aと一体に設けられている。一対の支持梁19の下端部には、幅方向内側に更に延びる一対の延出部19aが設けられている。一対の延出部19aは、箱状部15の上壁の幅方向両端部に連結されている。この結果、一対の案内壁18が、一対の支持梁19を介して箱状部15に連結されている。このため、一対の案内壁18が箱状部15に連結されていない態様と比べて、一対の案内壁18の剛性が高くなっている。
ハウジング本体部10では、平板部11、一対の案内壁18、一対の支持梁19、及び、箱状部15の後壁によって囲まれる嵌合空間Hが形成されている(図1~図4参照)。嵌合空間Hには、相手側コネクタ4が挿入され嵌合されることになる。
ハウジング本体部10では、図3(a)に示すように、上方からみたときに、嵌合空間Hの内外を上下方向に連通する一対の開口部S1が形成されている。各開口部S1は、平板部11の前端面、支持梁19の後端面、張出部18aの幅方向内側端面、及び、箱状部15の幅方向外側端面で画成されている。
ハウジング本体部10では、図3(b)に示すように、前方からみたときに、嵌合空間Hの内外を前後方向に連通する一対の貫通孔S2が形成されている。各貫通孔S2は、支持梁19の下端面、平板部11の上端面、張出部18aの幅方向内側端面、及び、箱状部15の幅方向外側端面で画成されている。開口部S1及び貫通孔S2が形成されたことによる作用・効果については後述される。
カバー20は、図2に示すように、略矩形平板状の平板部21を有する。平板部21の後端部には、後方に突出する一対の係止爪22が、幅方向に間隔を空けて並ぶように形成されている。平板部21の前端部の幅方向両端部には、上方に向けて突出する一対の係止片23が形成されている。一対の係止片23の幅方向内側面には、幅方向外側に窪む一対の係止凹部24が形成されている。以上、ハウジング2を構成するハウジング本体部10及びカバー20について説明した。
次いで、コネクタ1の組み付け手順について簡単に説明する。図2に示すように、まず、一対の端子3の電線接続部32それぞれに、加締め片33を利用して電線6の端末を接続する。次いで、電線6が接続された一対の端子3の電気接触部31を、ハウジング本体部10(平板部11)の一対の貫通孔12に下方からそれぞれ挿入して圧入する。これにより、一対の電気接触部31は、平板部11から上方に突出し、嵌合空間Hの内部に位置する。
次いで、一対の電線6をハウジング本体部10(箱状部15)の一対の電線挿通部16から前方へ引き出した状態で、ハウジング本体部10の下面にカバー20を取り付ける。具体的には、カバー20の一対の係止爪22を、ハウジング本体部10(平板部11)の一対の一対の係止部14(図3(a)参照)に係止させ、且つ、カバー20の一対の係止片23を、ハウジング本体部10(箱状部15)の両側面に外挿してハウジング本体部10(箱状部15)の一対の突起部17(図2参照)にカバー20の一対の係止凹部24(図2参照)を係止させる。
これにより、一対の端子3の電線接続部32が、ハウジング本体部10とカバー20とにより上下方向に挟持され、電線接続部32の加締め片33により固定された一対の電線6の端末が箱状部15の内部空間に収容された状態で、一対の電線6が、一対の電線挿通部16から前方へ引き出される。以上により、図1に示すコネクタ1の組み付けが完了する。ここにおいて、平板部11、箱状部15、及び、カバー20が、本発明の「本体部」に相当する。
組み付けが完了したコネクタ1は、例えば、車両用トランスミッションのハウジング内の所定の組付箇所に、ハウジング本体部10(平板部11)の下面に設けられた固定部11a(図3(b)参照)を組み付けることで、当該ハウジング内に組み付けられる。これにより、コネクタ1は、トランスミッションオイルに浸されることになる。
車両用トランスミッションのハウジング内に組み付けられたコネクタ1の嵌合空間Hには、図1に示すように、ソレノイドバルブ5と一体の相手側コネクタ4が挿入され嵌合される。これにより、相手側コネクタ4に収容された相手側端子(メス端子、図示省略)と端子3の電気接触部31(オス端子)とが電気的に接続される。この結果、トランスミッションオイルに浸されたコネクタ1は、嵌合空間Hに嵌合された相手側コネクタ4と一体のソレノイドバルブ5と、端子3に接続された一対の電線6とを電気的に接続する中継コネクタとして機能することになる。
車両用トランスミッションのハウジング内に組み付けられたコネクタ1の嵌合空間Hに相手側コネクタ4が嵌合されることで、図4に示すように、ソレノイドバルブ5は、コネクタ1の嵌合空間Hから後方にはみ出した状態でコネクタ1に固定される。コネクタ1に固定されたソレノイドバルブ5は、車両用トランスミッションのハウジング内の所定箇所に同時に組み付けられる。この結果、一対の電線6に制御信号を与えることで、ソレノイドバルブ5が制御されて、車両用トランスミッションの油圧回路が制御され得る状態が得られる。
このように、コネクタ1と相手側コネクタ4とが嵌合された状態では、図4(a)及び図4(b)に示すように、平板部11が相手側コネクタ4の下面に対面し、一対の案内壁18が相手側コネクタ4の両側面に対面し、一対の支持梁19及び箱状部15の後壁が相手側コネクタ4の前面に対面している一方で、相手側コネクタ4の後面に対面する部材が存在しない。このため、ソレノイドバルブ5が嵌合空間Hから後方にはみ出した状態であっても、ソレノイドバルブ5と一体の相手側コネクタ4をコネクタ1に嵌合することができる。
以下、ハウジング本体部10に開口部S1及び貫通孔S2が形成されたことによる作用・効果について説明する。トランスミッションオイルに浸されたコネクタ1の嵌合空間Hに相手側コネクタ4が嵌合されると、図4(a)に示すように、相手側コネクタ4の下面と平板部11との間の隙間、及び、相手側コネクタ4の前面と一対の支持梁19との間の隙間、並びに、図4(b)に示すように、相手側コネクタ4の両側面と一対の案内壁18との間の隙間を介して、嵌合空間H内に、図中に黒矢印で示すように、トランスミッションオイルに混入する微小な金属粉が混入し得る。しかしながら、当該隙間から混入した金属粉は、開口部S1及び貫通孔S2を介して嵌合空間Hの内部から外部へ容易に排出され得る。この結果、コネクタ1の嵌合空間H内にトランスミッションオイル中の金属粉などが蓄積すること(いわゆるコンタミの発生)を抑制できる。
以上、本発明の実施形態に係るコネクタ1によれば、コネクタ1の平板部11から延出する一対の案内壁18が、一対の支持梁19を介して箱状部15に連結されている。そのため、嵌合時に相手側コネクタ4が一対の案内壁18に接触しても、一対の案内壁18の変形を一対の支持梁19が抑制することになる。よって、本実施形態に係るコネクタ1は、上述した従来のコネクタに比べ、相手側コネクタ4との適正な嵌合を図って相手側コネクタ4との嵌合の作業性を向上可能である。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、コネクタ1の平板部11、一対の案内壁18、及び、一対の支持梁19によって囲まれる嵌合空間Hの内外を連通するように、平板部11及び箱状部15に貫通孔S2が設けられる。そのため、車両用のトランスミッションオイルのように微小な金属粉などが混入した油中でコネクタ1が用いられる場合であっても、コネクタ1の嵌合空間H内に油中の金属粉などが蓄積すること(いわゆるコンタミの発生)を抑制できる。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、一対の支持梁19にも嵌合空間Hの内外を連通するように開口部S1が設けられる。そのため、コネクタ1の嵌合空間H内に油中の金属粉などが蓄積すること(いわゆるコンタミの発生)を、更に適正に抑制できる。
更に、本実施形態に係るコネクタ1によれば、ハウジング2は、平板部11及び箱状部15、一対の案内壁18、並びに、一対の支持梁19とは別に、相手側コネクタ4に対面する部材を有さない。そのため、嵌合空間Hよりも大きな相手側コネクタ4をコネクタ1に嵌合できる。よって、ソレノイドバルブ5のような駆動部品を内蔵した大型の相手側コネクタ4との嵌合が可能となる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、ハウジング本体部10に、開口部S1及び貫通孔S2が形成されている。これに対し、ハウジング本体部10に、開口部S1及び貫通孔S2の一方又は双方が形成されていなくてもよい。
更に、上記実施形態では、平板部11が相手側コネクタ4の下面に対面し、一対の案内壁18が相手側コネクタ4の両側面に対面し、一対の支持梁19及び箱状部15の後壁が相手側コネクタ4の前面に対面している一方で、相手側コネクタ4の後面に対面する部材が存在しない。これに対し、相手側コネクタ4の後面に対面する部材が設けられていてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
ハウジング(2)と、相手側コネクタ(4)との嵌合時に相手側端子と電気的に接続される電気接触部(31)を有するとともに前記ハウジング(2)に保持される複数の端子(3)と、を備えるコネクタ(1)であって、
前記ハウジング(2)は、
前記端子(3)を保持する本体部(11,15,20)と、
前記相手側コネクタ(4)との嵌合方向に沿って前記本体部(11)から延出し、前記嵌合時に前記相手側コネクタ(4)を挟むように配置される、一対の案内壁(18)と、
前記一対の前記案内壁(18)の各々から前記嵌合方向に交差する向きに延出するとともに前記本体部(15)に連結され、前記相手側コネクタ(4)に対面するように配置される、一対の支持梁(19)と、を有する、
コネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のコネクタ(1)において、
前記本体部(11,15)は、
当該本体部(11,15)、前記一対の前記案内壁(18)、及び、前記一対の前記支持梁(19)によって囲まれる嵌合空間(H)の内外を連通するように設けられる貫通孔(S2)を有する、
コネクタ(1)。
[3]
上記[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記一対の前記支持梁(19)は、
前記嵌合空間(H)の内外を連通するように設けられる開口部(S1)を有する、
コネクタ(1)。
[4]
上記[1]~上記[3]の何れか一つに記載のコネクタ(1)において、
前記ハウジング(2)は、
前記本体部(11,15)、前記一対の前記案内壁(18)、及び、前記一対の前記支持梁(19)とは別に、前記相手側コネクタ(4)に対面する部材を有さない、
コネクタ(1)。
1 コネクタ
2 ハウジング
3 端子
4 相手側コネクタ
11 平板部(本体部)
15 箱状部(本体部)
18 案内壁
19 支持梁
20 カバー(本体部)
31 電気接触部
H 嵌合空間


Claims (4)

  1. ハウジングと、相手側コネクタとの嵌合時に相手側端子と電気的に接続される電気接触部を有するとともに前記ハウジングに保持される複数の端子と、を備えるコネクタであって、
    前記ハウジングは、
    前記端子を保持する本体部と、
    前記相手側コネクタとの嵌合方向に沿って前記本体部から延出し且つ前記嵌合方向に直交する第1方向に延びて、前記嵌合時に前記相手側コネクタを前記嵌合方向及び前記第1方向に直交する第2方向に挟むように配置される、一対の案内壁と、
    前記一対の前記案内壁の前記第1方向の一側端部の各々から前記第2方向の互いに近づく向きに延出するとともに前記本体部に連結され、前記相手側コネクタに対面するように配置される、一対の支持梁と、を有
    前記一対の前記支持梁の延出端同士は、前記第2方向に間隔を開けて離間しており、
    前記一対の前記案内壁の前記第1方向の他側端部同士は、前記第2方向に間隔を開けて離間している、
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記本体部は、
    当該本体部、前記一対の前記案内壁、及び、前記一対の前記支持梁によって囲まれる嵌合空間の内外を連通するように設けられる貫通孔を有する、
    コネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記一対の前記支持梁は、
    前記嵌合空間の内外を連通するように設けられる開口部を有する、
    コネクタ。
  4. 請求項1~請求項3の何れか一項に記載のコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、
    前記本体部、前記一対の前記案内壁、及び、前記一対の前記支持梁とは別に、前記相手側コネクタに対面する部材を有さない、
    コネクタ。
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