JP7315118B1 - マッハツェンダ型光変調器及び光送信装置 - Google Patents

マッハツェンダ型光変調器及び光送信装置 Download PDF

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Abstract

半絶縁性又はp型の基板(10)の上にn型拡散防止層(11b,30b)が設けられている。n型拡散防止層(11b,30b)の上にp型クラッド層(12b,13b)が設けられている。第1及び第2の量子井戸活性層(14b,14c)がp型クラッド層(12b,13b)の上に互いに離間して設けられている。第1及び第2のn型クラッド層(15b,15c)が第1及び第2の量子井戸活性層(14b,14c)の上にそれぞれ設けられている。第1及び第2の進行波電極(20a,20b)が第1及び第2のn型クラッド層(15b,15c)にそれぞれ接続されている。DCバイアス電極(27)がp型クラッド層(12b,13b)に接続され、n型拡散防止層(11b,30b)には直接的に接続されていない。

Description

本開示は、マッハツェンダ型光変調器及び光送信装置に関する。
クラウドサービスの拡張により通信トラフィックは増大している。また、IoT(Internet of Things)及び5Gと呼ばれる第5世代移動通信システムの技術が普及し、膨大なデータを処理するAI(Artificial Intelligence)なども社会に浸透してくることが想定される。これにより益々の光通信システムの高速化と大容量化が要請される可能性がある。これらの要求に答えるため、光の強度だけでなく、位相又は偏波にも信号が付与可能なデジタルコヒーレント通信技術を用いた多値化技術が進展しており、多値光変調器においては光の振幅及び位相をそれぞれ制御でき、ゼロチャープの光変調信号が生成可能なマッハツェンダ変調器が用いられている。また、時間当たりの信号容量を増大させるため、変調器に求められる応答速度はますます増大し続けており、64GBaud又は96GBaud以上の変調電気信号を低損失で入力し、電気-光相互作用により高速な変調光信号が生成可能な光変調器が望まれている。
上記の光変調器の実現のため、進行波型電極を備えたマッハツェンダ型光変調器が精力的に開発されている。進行波電極は光導波路を伝搬する光波と相互作用する。差動信号によって駆動されるように進行波電極を最適化した高周波線路構造を採用することで、電力効率の高い差動ドライバによる駆動を可能としている。
上記の進行波電極には、1つ目としてドライバの特性インピーダンス、終端抵抗、進行波電極のインピーダンスを整合させることが求められる。2つ目として電極内を伝搬するマイクロ波と電極近傍に設置した導波路内を進行する光の伝搬速度を整合させることが求められる。3つ目として電極内を伝搬するマイクロ波の損失を低減することが求められる。
1つ目のインピーダンス整合が得られていないと、ドライバから進行波電極に電気信号を入力する際に反射が生じて電力ロスになり、また終端抵抗部分ではインピーダンス不整合により反射した電気信号が進行波電極内を後進し、その後進波とも光が相互作用することで変調波形の劣化が生じる。2つ目の速度整合が得られていないと、マイクロ波と共に伝搬しながら電界振幅による変調を受ける変調光と位相ズレが生じる。特にマイクロ波の波長が短くなる高周波ほど顕著に位相ズレがあらわれることになり、変調帯域の劣化につながる。3つ目の低損失化は、単位長さあたりの電気-光相互作用(屈折率変化)を大きくし、結果的に必要な位相回転量を得るための変調器長を短くすることでも達成され得るが、より本質的には進行波電極間の半導体抵抗を低減することで達成される。特に高周波では進行波電極間の半導体抵抗とコンタクト抵抗に起因した損失が支配的であり、これらの抵抗低減が変調帯域の向上にとって重要である。
基板上に下層n型クラッド層、p型キャリアブロック層、コア層、上層n型クラッド層を順に積層し、下側n型クラッド層にDCバイアスを印加するマッハツェンダ型光変調器が開示されている(例えば、特許文献1の図7,8を参照)。このように下層のクラッド層がn型の場合は下層半導体抵抗が小さくなる。
国際公開第2016/194369号
しかし、基板上にp型クラッド層、活性層、n型クラッド層を順に積層し、p型クラッド層にDCバイアスを印加するマッハツェンダ型光変調器では、下層のクラッド層がp型である。従って、下層半導体抵抗が大きくなるため、変調帯域を向上できないという問題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、下層のクラッド層がp型の場合でも下層半導体抵抗を低減して変調帯域を向上することができるマッハツェンダ型光変調器及び光送信装置を得るものである。
本開示に係るマッハツェンダ型光変調器は、半絶縁性又はp型の基板と、前記基板の上に設けられたn型拡散防止層と、前記n型拡散防止層の上に設けられたp型クラッド層と、前記p型クラッド層の上に互いに離間して設けられた第1及び第2の量子井戸活性層と、前記第1及び第2の量子井戸活性層の上にそれぞれ設けられた第1及び第2のn型クラッド層と、前記第1及び第2のn型クラッド層にそれぞれ接続された第1及び第2の進行波電極と、前記p型クラッド層に接続され、前記n型拡散防止層には直接的に接続されていないDCバイアス電極とを備え、前記DCバイアス電極、前記p型クラッド層、前記第1の量子井戸活性層、前記第1のn型クラッド層、及び前記第1の進行波電極が第1の光変調部を構成し、前記DCバイアス電極、前記p型クラッド層、前記第2の量子井戸活性層、前記第2のn型クラッド層、及び前記第2の進行波電極が第2の光変調部を構成することを特徴とする。
本開示に係るマッハツェンダ型光変調器では、DCバイアス電極がp型クラッド層に接続されているため、下層のクラッド層がp型である。また、基板とp型クラッド層の間にn型拡散防止層が設けられているため、p型半導体からなる下層半導体抵抗に対してn型半導体抵抗が並列接続される。従って、下層のクラッド層がp型の場合でも下層半導体抵抗を低減することができる。この結果、2つの光変調部間の半導体抵抗が大幅に低下するため、進行波電極を伝搬するマイクロ波の損失を低減し、変調帯域を大幅に向上させることができる。
本開示に係る他のマッハツェンダ型光変調器では、p型半導体基板の厚さが10μm以上である。従って、下層半導体の抵抗を低減して、変調帯域を更に向上することができる。
実施の形態1に係る光送信装置を示す図である。 実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。 実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器のDCバイアス電極の周囲を示す断面図である。 実施の形態1に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域の変形例を示す断面図である。 実施の形態1においてn型拡散防止層の厚みを変えて変調帯域を計算した結果を示す図である。 実施の形態2に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。 実施の形態2においてn型拡散防止層の厚みを変えて変調帯域を計算した結果を示す図である。 実施の形態3に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。 実施の形態3に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。 実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。 実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。
実施の形態に係るマッハツェンダ型光変調器及び光送信装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光送信装置を示す図である。ここでは一つの光送信装置のみを示しているが、同様の光送信装置が複数並ぶ構成にしてもよい。IQ信号発生器102が差動変調信号を生成する。ドライバ103が差動変調信号を増幅する。利得制御部104がドライバ103の利得を制御する。マッハツェンダ型光変調器106が、ドライバ103からの信号に応じて、レーザー等の光源105からの光を変調し、光変調信号を光出力導波路108に出力する。
マッハツェンダ型光変調器106は、分波器109、アーム導波路21a,21b、光変調部22a,22b、位相調整部110a,110b、位相調整用バイアス制御部111a,111b、合波器112、光出力モニタ113を有する。
アーム導波路21a、光変調部22a、位相調整部110aは第1アームを構成する。アーム導波路21b、光変調部22b、位相調整部110bは第2アームを構成する。分波器109は、光源105から出力された光を分岐して第1アームと第2アームに入力する。
光変調部22aは、光信号が通過する導波路の屈折率を、IQ信号発生器102から入力されたIチャネル変調信号と、変調用バイアス制御部107から入力されたバイアス信号とに基づいて変化させる。これにより、光変調部22aは光信号の位相を変調して第1光変調信号を生成する。光変調部22bは、導波路の屈折率を、IQ信号発生器102から入力されたIチャネル変調信号と、変調用バイアス制御部107から入力されたバイアス信号とに基づいて変化させる。これにより、光変調部22bは光信号の位相を変調して第2光変調信号を生成する。なお、IQ信号発生器102から入力される多値信号はどのような変調方式でもよい。
位相調整部110aは、第1光変調信号の位相を位相調整用バイアス制御部111aからのバイアス信号に基づいて決定される位相回転率で調整する。位相調整部110bは第2光変調信号の位相を位相調整用バイアス制御部111bからのバイアス信号に基づいて決定される位相回転率で調整する。合波器112は、位相調整部110aの出力信号と位相調整部110bの出力信号を合波する。
光出力モニタ113は合波器112の出力信号をモニタする。位相調整用バイアス制御部111a,111bは、光出力モニタ113の検出信号に応じて位相調整部110a,110bに印加するバイアスを調整する。具体的には、位相調整部110a,110bから出力される光信号の位相差がπ/2となるように位相調整部110a,110bが位相を調整する。このように第1アームと第2アームから出力された光は合波され、光出力導波路108を介して外部に出力される。
光変調部22a,22bは例えばニオブ酸リチウム(LiNbO)又はリン化インジウム(InP)等の化合物半導体からなる。ニオブ酸リチウムを用いた場合には、ポッケルス効果により導波路内の屈折率を変化させ、位相変調を行う。この場合、光吸収と温度依存性が小さいという利点があるが、高周波特性が課題となる。一方、化合物半導体を用いた場合には、量子閉じ込めシュタルク効果により位相変調を行うことができる。この場合、高い移動度から優れた高周波特性を得ることができる。また、化合物半導体は集積性にも優れており、マッハツェンダ型光変調器106の小型化が可能となる。光変調部22a,22bだけでなく、化合物半導体基板上に分波器109、アーム導波路21a,21b、合波器112、光出力モニタ113、光源105等を一体形成してもよい。素子間を光導波路にて接続する構造にすることで、小型であり集積された光送信装置を形成できる。なお、光変調部22a,22bの代わりにマッハツェンダ型以外の光変調器素子を用いてもよい。
図2は、実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。屈折率変調領域は、電圧印可によって量子井戸活性層に電気光学効果を引き起こすことによりコア層の屈折率を変調する領域であり、図1の光変調部22a,22bに対応する。
基板10は、例えばFe-InPからなる半絶縁性半導体基板であるが、p型半導体基板でもよい。基板10の上にn型半導体からなるn型拡散防止層11a,11b,11cが互いに離間して設けられている。n型拡散防止層11a,11b,11cは例えばキャリア濃度が2.0E+18cm-3のn型のInPからなる。n型拡散防止層11a,11b,11cの上にp型半導体からなるp型InGaAs層12a,12b,12cがそれぞれ設けられている。p型InGaAs層12a,12b,12cのキャリア濃度は例えば1.5E+19cm-3である。
p型InGaAs層12a,12b,12cの上にp型半導体からなるp型クラッド層13a,13b,13cがそれぞれ設けられている。p型クラッド層13a,13b,13cは例えばキャリア濃度が2.0E+18cm-3のp型のInPからなる。p型クラッド層13aの上に量子井戸活性層14aが設けられている。p型クラッド層13bの上に量子井戸活性層14b,14cが互いに離間して設けられている。p型クラッド層13cの上に量子井戸活性層14dが設けられている。量子井戸活性層14a,14b,14c,14dは例えばAlGaInAs混晶からなる。
量子井戸活性層14a,14b,14c,14dの上にn型半導体からなるn型クラッド層15a,15b,15c,15dがそれぞれ設けられている。n型クラッド層15a,15b,15c,15dは例えばキャリア濃度が2.0E+18cm-3のn型のInPからなる。n型クラッド層15a,15b,15c,15dの上にn型半導体からなるn型コンタクト層16a,16b,16c,16dがそれぞれ設けられている。n型コンタクト層16a,16b,16c,16dは例えばキャリア濃度が1.0E+19cm-3のn型InGaAsからなる。
アーム導波路21aは、基板10と、基板10の上に順に積層されたn型拡散防止層11b、p型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14b、n型クラッド層15b、n型コンタクト層16bを備える。アーム導波路21bは、基板10と、基板10の上に順に積層されたn型拡散防止層11b、p型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14c、n型クラッド層15c、n型コンタクト層16cを備える。アーム導波路21a,21bはp型クラッド層13bの上で互いに離間している。
量子井戸活性層14b,14c、n型クラッド層15b,15c、n型コンタクト層16b,16cの側面は、半絶縁性の半導体埋め込み層17a,17b,17c,17dと絶縁膜18a,18b,18c,18dにより覆われている。n型コンタクト層16a,16dの上にそれぞれ半導体埋め込み層17a,17d及び絶縁膜18a,18dを介して接地電極19a,19bが設けられている。n型コンタクト層16b,16cの上にそれぞれ進行波電極20a,20bが設けられ電気的に接続されている。
図3は、実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器のDCバイアス電極の周囲を示す断面図である。DCバイアス電極27がp型InGaAs層12bに接合されている。従って、DCバイアス電極27はp型InGaAs層12bを介してp型クラッド層13bに接続されている。
DCバイアス電極27、アーム導波路21a、及び進行波電極20aが光変調部22aを構成する。同様に、DCバイアス電極27、アーム導波路21b、及び進行波電極20bが光変調部22bを構成する。光変調部22a,22bは、p型クラッド層13bの上方で互いに離間している。一方、光変調部22aのp型クラッド層13bと光変調部22bのp型クラッド層13bは互いに離間していない。
DCバイアス電極27と進行波電極20a,20bの間に所定のDCバイアスを印加して量子井戸活性層14b,14cに逆方向電界を印加する。そして、ドライバ103から出力された高周波差動変調信号を進行波電極20a,20bに印加する。これにより、マッハツェンダ型光変調器を変調器として駆動させる。なお、リーク電流の増大を防いで光変調器の電気的な長期信頼性を確保するため、DCバイアス電極27はn型拡散防止層11a,11b,11cに直接的に接続しない。
変調動作の高速化のためには、インピーダンス整合と、光-マイクロ波間の速度整合を満足する必要がある。例として、進行波電極20a,20bの厚さは約14μm、幅は約4.4μm、電極中心間の距離は約11μmとする。量子井戸活性層14b,14c、n型クラッド層15b,15c、n型コンタクト層16b,16cの幅は約11μmとする。p型InGaAs層12bの厚さは約0.8μmとする。p型クラッド層13bの厚さは約2.0μmとする。量子井戸活性層14b,14cの厚さは約1.0μmとする。n型クラッド層15b,15cの厚さは約1.2μm、n型コンタクト層16b,16cの厚さは約0.3μmとする。量子井戸活性層14b,14c及び半絶縁性の半導体埋め込み層17a,17b,17c,17dの誘電率は14程度とする。この条件で差動インピーダンスを65Ωに整合させ、マイクロ波の伝搬速度を屈折率3.5の導波路を導波する光の伝搬速度と整合させることができる。なお、上記パラメータに限らず、進行波電極及び半導体層の厚さと幅、進行波電極の間隔、進行波電極と接地電極の間隔などもインピーダンス整合及び伝搬速度の整合に影響する。
さらに変調帯域の向上を図る際には、進行波電極構造長を短縮することが有効である。アーム導波路21a,21bは、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO)、又はリン化インジウム(InP)等の化合物半導体からなる。ニオブ酸リチウムを用いた場合には、ポッケルス効果により導波路内の屈折率を変化させ、位相変調を行う。この場合、光吸収及び温度依存性が小さいという利点があるが、高周波特性が課題となる。一方、化合物半導体を用いた場合には、量子閉じ込めシュタルク効果により位相変調を行うことができる。この場合、高い移動度から優れた高周波特性を得ることができる。
基板10の表面の面方位は<100>である。導波路形成後の再成長形状の制約からp型クラッド層13b、量子井戸活性層14b,14c、n型クラッド層15b,15cの延伸方向は<011>であることが望ましい。この延伸方向の場合に基板10の上にp型クラッド層、量子井戸活性層、n型クラッド層の順に積層することで、量子閉じ込めシュタルク効果とポッケルス効果の相乗による位相変調効率の向上が見込める。従って、マッハツェンダ型光変調器の主要特性の一つであり、変調帯域とトレードオフの関係性となる、半波長電圧特性の低減が期待でき、進行波電極長短縮による変調帯域向上が期待できる。
また、主要な抵抗成分を低減することも帯域向上に有効である。このため、進行波電極及び半導体層の厚さと幅、進行波電極の間隔等は、インピーダンス整合及び伝搬速度の整合を満たした上で、各種抵抗成分が最小となるように構成するのが一般的である。上記構造における主な抵抗成分は、進行波電極20a,20bの電極抵抗、n型コンタクト層16b,16c及びn型クラッド層15b,15cの上層半導体抵抗、p型クラッド層13b及びp型InGaAs層12bの下層半導体抵抗である。変調信号の通過経路に対して電極抵抗は直列接続され、上層及び下層半導体抵抗は並列接続されている。
分離形成した光変調部22a,22bをp型InGaAs層12b及びp型クラッド層13bで接続しているため、光変調部22a,22b間の抵抗値はp型InGaAs層12b及びp型クラッド層13bが有する下層半導体抵抗が支配的となる。従って、マッハツェンダ型光変調器において電極抵抗と下層半導体抵抗を低減することが変調帯域の向上に有効であると考えられる。
そこで、本実施の形態では、基板10とp型InGaAs層12b及びp型クラッド層13bとの間にn型拡散防止層11を設けている。図4は、実施の形態1に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。n型拡散防止層11を設けることで変調帯域の向上が可能であることを電磁界解析により確認した。
以上説明したように、本実施の形態では、DCバイアス電極27がp型クラッド層13bに接続されているため、下層のクラッド層がp型である。また、基板10とp型クラッド層13bの間にn型拡散防止層11が設けられているため、p型InGaAs層12b及びp型クラッド層13bからなる下層半導体抵抗に対してn型半導体抵抗が並列接続される。従って、下層のクラッド層がp型の場合でも下層半導体抵抗を低減することができる。この結果、2つの光変調部22a,22b間の半導体抵抗が大幅に低下するため、進行波電極20a,20bを伝搬するマイクロ波の損失を低減し、変調帯域を大幅に向上させることができる。
また、スラブ導波路又は容量装荷型の進行波電極構造を用いることなく、非常に簡易な光変調部構造で変調帯域の向上が可能であるため、マッハツェンダ型光変調器及び光送信装置の小型化も期待できる。また、n型拡散防止層11a,11b,11cは、p型InGaAs層12a,12b,12cと基板10との間で互いの不純物の拡散を防止することができる。
図5は、実施の形態1に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域の変形例を示す断面図である。図2のn型拡散防止層11a,11b,11cを共通化してn型拡散防止層11としている。図2のp型InGaAs層12a,12b,12cを共通化してp型InGaAs層12としている。図2のp型クラッド層13a,13b,13cを共通化してp型クラッド層13としている。この構造においても同様の効果が得られる。また、共通化することによってコモンインピーダンスを低減できる。所望の差動ドライバのコモンインピーダンスに整合させることで、コモンモード共振による帯域劣化も抑制することができる。
また、n型拡散防止層11a,11b,11cを厚膜化することにより、下層半導体抵抗を低減し、変調帯域を更に向上することができる。図6は、実施の形態1においてn型拡散防止層の厚みを変えて変調帯域を計算した結果を示す図である。n型拡散防止層11a,11b,11cは、キャリア濃度が2.0E+18cm-3のn型のInPからなる。n型拡散防止層11a,11b,11cの膜厚を0.05μm以上にすることにより、変調帯域を更に向上できることを電磁界解析により確認した。なお、n型拡散防止層11a,11b,11cを共通化し、p型InGaAs層12a,12b,12cを共通化し、p型クラッド層13a,13b,13cを共通化した図5の構造でも同様の効果が得られる。また、キャリア濃度が1.0E+17cm-3~2.0E+19cm-3のn型のInPからなるn型拡散防止層11a,11b,11cでも同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。n型拡散防止層11a,11b,11cの上にそれぞれn型InGaAs層30a,30b,30cが設けられている点が実施の形態1と異なる。n型拡散防止層11a,11b,11cは、例えばキャリア濃度が2.0E+18cm-3のn型InPからなる。n型InGaAs層30a,30b,30cのキャリア濃度は例えば1.0E+19cm-3である。
アーム導波路21aは、基板10と、基板10の上に順に形成されたn型拡散防止層11b、n型InGaAs層30b、p型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14b、n型クラッド層15b、n型コンタクト層16bを有する。アーム導波路21bは、基板10と、基板10の上に順に形成されたn型拡散防止層11b、n型InGaAs層30b、p型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14c、n型クラッド層15c、n型コンタクト層16cを有する。その他の構成は実施の形態1と同様である。
実施の形態1ではn型拡散防止層11bとp型InGaAs層12bとの界面が空乏化し、変調帯域を劣化させる要因となることが懸念される。これに対して、本実施の形態では、n型拡散防止層11a,11b,11cの上に、n型拡散防止層として高キャリア濃度のn型InGaAs層30a,30b,30cを形成している。n型InGaAsのバンドギャップが非常に小さいため、p型InGaAs層12bとn型InGaAs層30bを接合すると、空乏層を薄くでき、トンネル効果による容量を低減することができる。この結果、2つの光変調部間の半導体抵抗が大幅に低下するため、進行波電極を伝搬するマイクロ波の損失を低減し、変調帯域を大幅に向上させることができる。
図8は、実施の形態2においてn型拡散防止層の厚みを変えて変調帯域を計算した結果を示す図である。n型拡散防止層11a,11b,11cの厚みを2.0μmに設定し、n型InGaAs層30a,30b,30cの厚みを変えている。n型InGaAs層30a,30b,30cのキャリア濃度は1.0E+19cm-3である。n型InGaAs層30a,30b,30cを0.05μm以上の膜厚で形成することで、更なる変調帯域の向上が可能であることを電磁界解析により確認した。
なお、n型拡散防止層11a,11b,11cを共通化し、n型InGaAs層30a,30b,30cを共通化し、p型InGaAs層12a,12b,12cを共通化し、p型クラッド層13a,13b,13cを共通化した構造においても同様の効果が得られる。
実施の形態3.
図9は、実施の形態3に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。本実施の形態では、半絶縁性半導体基板である基板10の代わりに、例えばキャリア濃度が2.0E+18cm-3のp型のInPからなるp型半導体基板40を用いている。また、n型拡散防止層11a,11b,11cが無い。
アーム導波路21aは、p型半導体基板40と、p型半導体基板40上に順に積層されたp型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14b、n型クラッド層15b、n型コンタクト層16bを有する。アーム導波路21bは、p型半導体基板40と、p型半導体基板40上に順に積層されたp型InGaAs層12b、p型クラッド層13b、量子井戸活性層14c、n型クラッド層15c、n型コンタクト層16cを有する。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図10は、実施の形態3に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。p型半導体基板40の厚さを10μm以上にすることで、さらなる変調帯域の向上が可能であることを電磁界解析により確認した。そこで、本実施の形態では、p型半導体基板40の厚さを10μm以上にする。これにより、下層半導体抵抗が低減してマイクロ波損失を抑制できるため、変調帯域が向上する。
なお、実施の形態1,2の構造において、基板10の代わりに、例えばドーピング濃度が2.0E+18cm-3のp型InPからなるp型半導体基板40を用いても同等の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態4.
図11は、実施の形態4に係るマッハツェンダ型光変調器の屈折率変調領域を示す断面図である。本実施の形態では、量子井戸活性層14b,14cとp型クラッド層13bの間に、例えばAlGaInAs、InGaAsPなどのAsを含む混晶材料からなる拡散防止層50a,50bをそれぞれ設けている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
拡散防止層50a,50bを設けることでアクセプタ拡散長の低減によるキャリア走行距離を短縮できる。また、p型クラッド層13bのドーピング濃度を増やして抵抗を低減できる。このため、帯域を向上することができる。なお、量子井戸活性層とp型クラッド層との屈折率差を補間するようにAsを含む混晶材料の組成を選択してもよい。
図12-14は、実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。図15-17は、実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。図12,15はアクセプタ拡散長が100nm、図13,16はアクセプタ拡散長が200nm、図14,17はアクセプタ拡散長が300nmである。何れの場合もp型クラッド層のドーピング濃度は1.0E+17cm-3である。点線で示したp型クラッド層のアクセプタ拡散長が大きくなるほど、変調帯域が-3dBになる周波数が小さくなる。従って、アクセプタ拡散長が大きくなるにつれて、変調帯域が劣化していくことが判った。
そこで、本実施の形態では、p型クラッド層13bと量子井戸活性層14bの間に拡散防止層50aを設け、p型クラッド層13bと量子井戸活性層14cの間に拡散防止層50bを設ける。これにより、アクセプタ拡散長を低減することができるため、p型クラッド層のドーピング濃度を高く設定することができるようになる。
図18,19は、実施の形態4に係る変調帯域のアクセプタ拡散長依存性を計算した結果を示す図である。図20,21は、実施の形態4に係る変調帯域の周波数依存性を計算した結果を示す図である。何れの場合もアクセプタ拡散長は100nmである。図18,20はp型クラッド層のドーピング濃度が1.0E+16cm-3、図19,21はp型クラッド層のドーピング濃度が1.0E+18cm-3である。p型クラッド層13bのドーピング濃度を2桁大きくすることで、変調帯域の向上が可能であることが判った。
本実施の形態では、p型クラッド層13bと量子井戸活性層14bの間に拡散防止層50aを設け、p型クラッド層13bと量子井戸活性層14cの間に拡散防止層50bを設ける。これにより、p型クラッド層13bのアクセプタが量子井戸活性層14b,14cに拡散するのを抑制することができる。これにより、p型クラッド層のドーピング濃度を高く設定できるため、変調帯域を向上することができる。
なお、本実施の形態の拡散防止層50a,50bは実施の形態1~3の何れのマッハツェンダ型光変調器にも適用可能であることは言うまでもない。その他、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
10 基板、11b n型拡散防止層、12b p型InGaAs層、13b p型クラッド層、14b,14c 量子井戸活性層、15b,15c n型クラッド層、20a,20b 進行波電極、22a,22b 光変調部、27 DCバイアス電極、30b n型InGaAs層、40 p型半導体基板、50a,50b 拡散防止層、106 マッハツェンダ型光変調器

Claims (5)

  1. 半絶縁性又はp型の基板と、
    前記基板の上に設けられたn型拡散防止層と、
    前記n型拡散防止層の上に設けられたp型クラッド層と、
    前記p型クラッド層の上に互いに離間して設けられた第1及び第2の量子井戸活性層と、
    前記第1及び第2の量子井戸活性層の上にそれぞれ設けられた第1及び第2のn型クラッド層と、
    前記第1及び第2のn型クラッド層にそれぞれ接続された第1及び第2の進行波電極と、
    前記p型クラッド層に接続され、前記n型拡散防止層には直接的に接続されていないDCバイアス電極とを備え、
    前記DCバイアス電極、前記p型クラッド層、前記第1の量子井戸活性層、前記第1のn型クラッド層、及び前記第1の進行波電極が第1の光変調部を構成し、
    前記DCバイアス電極、前記p型クラッド層、前記第2の量子井戸活性層、前記第2のn型クラッド層、及び前記第2の進行波電極が第2の光変調部を構成することを特徴とするマッハツェンダ型光変調器。
  2. 前記p型クラッド層はp型InGaAs層を有し、
    前記n型拡散防止層は、前記p型InGaAs層と接合されたn型InGaAs層を有することを特徴とする請求項1に記載のマッハツェンダ型光変調器。
  3. 前記p型クラッド層と前記第1及び第2の量子井戸活性層との間にそれぞれ設けられ、Asを含む混晶材料からなる拡散防止層を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッハツェンダ型光変調器。
  4. 前記第1の光変調部の前記p型クラッド層と前記第2の光変調部の前記p型クラッド層は互いに離間していないことを特徴とする請求項1~の何れか1項に記載のマッハツェンダ型光変調器。
  5. 請求項1~の何れか1項に記載のマッハツェンダ型光変調器を備えることを特徴とする光送信装置。
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