JP7315117B1 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変バルブタイミング機構の応答性を向上させることにより、可変バルブタイミング機構の動作遅れによる出力トルクの低下を抑制することを目的とする。【解決手段】本発明は、インテークバルブおよびエキゾーストバルブの少なくとも何れか一方のバルブ作動特性を変化させる可変バルブタイミング機構20を有するエンジン10と、駆動用モータ70とを駆動源に備える車両10の制御装置90である。制御装置90は、駆動用モータ70の駆動で走行しており、かつエンジン10の駆動を停止している期間中に可変バルブタイミング機構20を動作させるように制御する。可変バルブタイミング機構20内の低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替えることができるので、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の制御装置に関するものである。特に、可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、モータとを駆動源に備える車両の制御装置に関するものである。
従来から可変バルブタイミング機構(VVT:Variable Valve Timing)を有するエンジンが知られている。可変バルブタイミング機構はインテークバルブあるいはエキゾーストバルブのバルブタイミング等のバルブ作動特性を変化させることにより運転状況に応じた最適なバルブ動作を実現することができる。可変バルブタイミング機構には油圧式と電動式があり、油圧式の可変バルブタイミング機構ではエンジンのオイルパンに貯留される潤滑油を作動油として動作する。
特許文献1には、VVT応答速度とオイルの粘度の関係はオイルの粘度が低下するにつれてVVT応答速度が速くなることが開示されている。すなわち、言い換えると、作動油の粘度が高くなるにつれて油圧式の可変バルブタイミング機構の応答性が低下してしまうことになる。一般的に、作動油の油温が低いと作動油の粘度が高くなることが知られている。
特許第4096666号公報
可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、モータとを駆動源に備える車両では、モータの駆動で走行している間にエンジンの駆動が停止している状態が発生する。したがって、エンジンの駆動が停止している状態が続くとエンジンが冷えてしまう。油圧式の可変バルブタイミング機構はエンジンのオイルパンから離れて配設されているために、可変バルブタイミング機構内の作動油はさらに冷えやすい。上述したように、作動油の油温が低くなると作動油の粘度が高くなるために、油圧式の可変バルブタイミング機構の応答性が低下してしまう。したがって、エンジンの駆動が再開されたとしても可変バルブタイミング機構の動作遅れが生じてしまい出力トルクの低下等を招くおそれがある。
本発明は、上述したように問題点に鑑みてなされたものであり、可変バルブタイミング機構の応答性を向上させることにより、可変バルブタイミング機構の動作遅れによる出力トルクの低下を抑制することを目的とする。
本発明は、インテークバルブおよびエキゾーストバルブの少なくとも何れか一方のバルブ作動特性を変化させる可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、モータとを駆動源に備える車両の制御装置であって、前記可変バルブタイミング機構は、作動油が流出入される油圧室と、前記油圧室に前記作動油を流出入させることにより移動するベーンと、を有し、前記作動油は、オイルパンに貯留されていた潤滑油を前記可変バルブタイミング機構に圧送させたものであって、前記制御装置は、前記モータの駆動で走行しており、かつ前記エンジンの駆動を停止している期間中であって、前記可変バルブタイミング機構の前記油圧室内の前記作動油の推定油温が、前記オイルパンに戻るように循環した前記潤滑油を測定した油温よりも所定値以上、低い場合に、前記油圧室に前記作動油を流出入させて、前記ベーンを前記油圧室で移動させることにより、前記可変バルブタイミング機構を動作させるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、可変バルブタイミング機構の応答性を向上させることにより、可変バルブタイミング機構の動作遅れによる出力トルクの低下を抑制することができる。
制御装置を備える車両の一部の構成を示す概略図である。 可変バルブタイミング機構の構成の一例を示す概略図である。 制御装置による入替制御の処理を示すフローチャートである。 油温推定部の構成の一例を示す図である。 タイミングチャートを示す図である。
本発明に係る実施形態は、インテークバルブおよびエキゾーストバルブの少なくとも何れか一方のバルブ作動特性を変化させる可変バルブタイミング機構20を有するエンジン10と、モータ(駆動用モータ70)とを駆動源に備える車両1の制御装置90である。制御装置90は、モータの駆動で走行しており、かつエンジン10の駆動を停止している期間中に可変バルブタイミング機構20を動作させるように制御する。このような制御により、可変バルブタイミング機構20の低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替えることができる。したがって、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができるために、可変バルブタイミング機構20の動作遅れによる出力トルクの低下を抑制することができる。
以下、本発明に係る車両の制御装置について図面を参照して説明する。
図1は、制御装置90を備える車両1の一部の構成を示す概略図である。
車両1は、いわゆるシリーズハイブリッド車両である。具体的には、車両1は、エンジン10と、発電用モータ50、バッテリ60、駆動用モータ70、駆動輪80、制御装置90、各種センサ(例えば、外気温センサ14)等を備える。なお、車両1は、その他に一般的な車両が備える装置を備えており、当該装置の図示および説明を省略する。
エンジン10は、車両1の駆動源であり、例えば、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行う4サイクルエンジンである。エンジン10の出力軸は、発電用モータ50に連結される。
エンジン10は、オイルパン11、エンジン油温センサ12、水温センサ13、可変バルブタイミング機構20等を有する。
オイルパン11は、エンジン10のクランクケースの下端に配設されており、潤滑油を貯留する。オイルパン11に貯留する潤滑油は、油路を通じて所定の部位を潤滑した後、再びオイルパン11に戻るように循環する。このため、エンジン10の駆動を停止している期間中はオイルパン11の潤滑油量が多くなり、潤滑油が冷めにくい。
エンジン油温センサ12は、潤滑油の油温を測定し、測定した油温の情報を制御装置90に送信する。例えば、エンジン油温センサ12は、クランクケースやシリンダブロックを通る潤滑油の油温を測定する。
水温センサ13は、エンジン10を冷却する冷却水の温度を測定し、測定した冷却水の温度の情報を制御装置90に送信する。例えば、水温センサ13は、エンジン10やラジエータを通る冷却水の温度を測定する。
可変バルブタイミング機構20は、インテークバルブおよびエキゾーストバルブのバルブ作動特性を変化させる。バルブ作動特性とは、少なくともバルブタイミングであって、さらに、バルブリフト量および開弁期間のうち何れか一つが含まれていてもよい。また、可変バルブタイミング機構20は、インテークバルブのみのバルブ作動特性を変化させてもよく、エキゾーストバルブのみのバルブ作動特性を変化させるように構成してもよい。なお、可変バルブタイミング機構20の具体的な構成は、図2を参照して後述する。
発電用モータ50は、エンジン10から駆動されることにより発電する発電機として機能する。発電用モータ50は高電圧ケーブルを介してバッテリ60に電気的に接続されており、発電した電力をバッテリ60に供給する。
バッテリ60は、発電用モータ50から供給された電力を蓄電する。また、バッテリ60は高電圧ケーブルを介して駆動用モータ70に電気的に接続されており、蓄電した電力を駆動用モータ70に供給する。バッテリ60は、充電状態(SOC:State Of Charge)を検出するバッテリ状態検知センサ61を有する。バッテリ状態検知センサ61は、検出したバッテリ60の充電状態の情報を制御装置90に送信する。
駆動用モータ70は、車両1の駆動源であり、駆動輪80を回動させることにより車両1を走行させる。駆動用モータ70は、バッテリ60から供給される電力あるいは発電用モータ50から直接、供給される電力により駆動輪80を回動させる。
制御装置90は、車両1全体を制御する。制御装置90は、例えばECU(Electronic Control Unit)を用いることができる。具体的に、制御装置90は、CPU、ROM、RAM等を有する。ROMには、エンジン10および可変バルブタイミング機構20等を含む車両1全体を制御するためのプログラムや所定の情報が予め格納されている。RAMは、ワークメモリであり、プログラムやデータを一時的に記憶する。CPUがROMに格納されているプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することで、エンジン10および可変バルブタイミング機構20等を含む車両1全体を制御する。制御装置90は、例えば、一つのECUで構成したり、複数のECUが協働して構成したりしてもよい。
上述したように構成される車両1では、制御装置90は運転者のアクセルペダルの操作に応じて駆動用モータ70を制御することにより、運転者の意図にしたがってバッテリ60から供給される電力により駆動輪80を回動させる。また、制御装置90は、バッテリ状態検知センサ61から送信された充電状態の情報に基づいて、バッテリ60の充電量が所定値以下である場合には、エンジン10を駆動させて発電用モータ50により発電させることによりバッテリ60が電力を蓄電する。なお、制御装置90は、エンジン10を駆動させている場合には運転状況に応じた最適なバルブ動作になるように、可変バルブタイミング機構20を制御する。
図2は可変バルブタイミング機構20の構成の一例を示す概略図である。ここでは、可変バルブタイミング機構20がインテークバルブ側に配設されている場合について説明するが、エキゾーストバルブ側に配設されていてもよい。
可変バルブタイミング機構20は、油圧アクチュエータ21と、オイルコントロールバルブ30と、電動オイルポンプ41とを有する。
油圧アクチュエータ21は、内周側に油圧室22が形成される円筒状のシューハウジング24と、油圧室22を進角室23aと遅角室23bに区画するベーン26を有するベーンロータ25とを備える。シューハウジング24は、クランクシャフトに連結されたタイミングベルトと噛合するタイミングスプロケットに固定されており、タイミングスプロケットと一体で回転する。油圧室22には、オイルコントロールバルブ30の駆動によって作動油が流出入する。進角室23aに作動油が流入することによりベーン26が油圧室22内を遅角室23b側に移動し、遅角室23bに作動油を流入させることによりベーン26が油圧室22内を進角室23a側に移動する。進角室23aおよび遅角室23bは、それぞれ進角油路27aおよび遅角油路27bを介してオイルコントロールバルブ30に連通する。
オイルコントロールバルブ30は、スプールバルブ31と、ソレノイド40とを備える。スプールバルブ31とソレノイド40とは、軸線方向を一致させるように一体的に構成される。
スプールバルブ31は、円筒状のスリーブ32と、スリーブ32内を軸線方向に沿って移動する円柱状のスプール36と、リターンスプリング39とを有する。
スリーブ32は、軸線方向に対して直交する方向に開口する複数のポートが形成される。具体的に、スリーブ32は、進角出力ポート33aと、遅角出力ポート33bと、進角ドレンポート34aと、遅角ドレンポート34bと、オイル供給ポート35とを有する。進角出力ポート33aは進角油路27aを介して進角室23aと連通し、遅角出力ポート33bは遅角油路27bを介して遅角室23bと連通する。また、進角ドレンポート34aは図示しないドレン油路を介してオイルパン11に連通し、遅角ドレンポート34bは図示しないドレン油路を介してオイルパン11に連通する。また、オイル供給ポート35は図示しないオイル供給油路を介して電動オイルポンプ41の吐出口に連通する。
スプール36は、スリーブ32内で軸方向の他方側(ソレノイド40側)に向かって後退した位置(遅角位置)と、軸方向の一方側に向かって進出する位置(進角位置)との間を移動する。スプール36は、外周面に複数の溝状の連通部が形成される。具体的に、スプール36は、進角連通部37aと、遅角連通部37bと、供給連通部38とを有する。
進角連通部37aは、スプール36が後退した位置(遅角位置)にある場合(図2に示す状態)に、進角出力ポート33aと進角ドレンポート34aとを連通させる。また、このとき、供給連通部38は、遅角出力ポート33bとオイル供給ポート35とを連通させる。
一方、遅角連通部37bは、スプール36が進出した位置(進角位置)にある場合に、遅角出力ポート33bと遅角ドレンポート34bとを連通させる。また、このとき、供給連通部38は、進角出力ポート33aとオイル供給ポート35とを連通させる。
リターンスプリング39は、スリーブ32内でスプール36を軸線方向の他方側(ソレノイド40側)に付勢する。
ソレノイド40はバッテリ60から電力が供給されることにより磁力が発生して、スプール36を軸方向の一方側に向かって進出する位置(進角位置)に移動させる。一方、ソレノイド40はバッテリ60からの電力の供給が停止されることにより磁力が消失するために、スプール36はリターンスプリング39の付勢力によって軸方向の他方側(ソレノイド40側)に向かって後退する位置(遅角位置)に移動する。
電動オイルポンプ41はバッテリ60から電力が供給されることにより図示しない電動モータが回転駆動して作動する。電動オイルポンプ41は、オイルパン11内の潤滑油を吸入して吐出口から圧送することにより、オイルコントロールバルブ30のオイル供給ポート35に潤滑油を供給する。
ここで、上述したように構成される可変バルブタイミング機構20の動作について説明する。
まず、インテークバルブのバルブタイミングを遅角側に変更する場合には、制御装置90はソレノイド40に対してバッテリ60からの電力の供給が停止するように制御する。したがって、スプール36は、スリーブ32内で軸方向の他方側(ソレノイド40側)である遅角位置に移動する。スプール36が遅角位置に移動することにより、進角出力ポート33aと進角ドレンポート34aとが進角連通部37aを介して連通し、遅角出力ポート33bとオイル供給ポート35とが供給連通部38を介して連通する。次に、制御装置90は、電動オイルポンプ41を駆動するように制御する。したがって、電動オイルポンプ41により圧送された潤滑油は、オイル供給ポート35、供給連通部38、遅角出力ポート33b、遅角油路27bを経由して、遅角室23b内に充填される。遅角室23bに充填された潤滑油の油圧により、ベーン26は油圧室22内を進角室23a側に向かって移動する。すなわち、潤滑油がベーン26を移動させるために作動油として機能する。
このように、ベーン26が油圧室22内を進角室23a側に移動することによりタイミングスプロケットとカムシャフトとの相対位置が変化して、クランクシャフトとカムシャフトとの回転位相が遅角側にずれることから、インテークバルブのバルブタイミングを遅角側に変更することができる。一方、進角室23aに充填されていた作動油は、ベーン26によって押し出され、進角油路27a、進角出力ポート33a、進角連通部37aを経由して、進角ドレンポート34aからオイルパン11に排出される。
次に、インテークバルブのバルブタイミングを進角側に変更する場合には、制御装置90はソレノイド40に対してバッテリ60からの電力が供給されるように制御する。したがって、スプール36は、スリーブ32内で軸方向の一方側である進角位置に移動する。スプール36が進角位置に移動することにより、遅角出力ポート33bと遅角ドレンポート34bとが遅角連通部37bを介して連通し、進角出力ポート33aとオイル供給ポート35とが供給連通部38を介して連通する。次に、制御装置90は、電動オイルポンプ41を駆動するように制御する。したがって、電動オイルポンプ41により圧送された潤滑油は、オイル供給ポート35、供給連通部38、進角出力ポート33a、進角油路27aを経由して、進角室23a内に充填される。進角室23aに充填された潤滑油の油圧により、ベーン26は油圧室22内を遅角室23b側に向かって移動する。
このように、ベーン26が油圧室22内を遅角室23b側に移動することによりタイミングスプロケットとカムシャフトとの相対位置が変化して、クランクシャフトとカムシャフトとの回転位相が進角側にずれることから、インテークバルブのバルブタイミングを進角側に変更することができる。一方、遅角室23bに充填されていた作動油は、ベーン26によって押し出され、遅角油路27b、遅角出力ポート33b、遅角連通部37bを経由して、遅角ドレンポート34bからオイルパン11に排出される。
上述したように構成される車両1では、バッテリ60の充電量が所定値よりも大きい場合にはエンジン10が駆動されず、駆動用モータ70のみの駆動により車両1が走行する。このようなエンジン10が駆動していない状態が継続されると、可変バルブタイミング機構20の作動油、具体的には油圧室22内の作動油の温度が低くなり、作動油の粘度が高くなる。したがって、エンジン10を再び駆動させて、可変バルブタイミング機構20を動作させてもベーン26が円滑に移動しないために可変バルブタイミング機構20の応答性が低下する。
本実施例では、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させるために、制御装置90は可変バルブタイミング機構20を本来と異なるタイミングで動作させて、低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替える入替制御を行う。
以下、具体的な、制御装置90による入替制御について図3のフローチャートを参照して説明する。図3のフローチャートは、車両1の始動後に一定間隔ごとに繰り返し実行される。また、図3のフローチャートは、制御装置90のCPUがROMに格納されているプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することで実現される。
S10では、制御装置90は駆動用モータ70の駆動により車両1が走行しているか否かを判定する。駆動用モータ70の駆動により車両1が走行していると判定された場合にはS11に進み、そうではない場合には処理を終了する。
S11では、制御装置90はエンジン10の駆動が停止しているか否かを判定する。エンジン10の駆動が停止していると判定された場合にはS12に進み、そうではない場合には処理を終了する。S11のように判定するのは、エンジン10の駆動が停止していることにより可変バルブタイミング機構20の作動油の油温が低下している可能性があるためである。
S12では、制御装置90はエンジン10を駆動させる直前であるか否かを判定する。車両1がシリーズハイブリッド車両の場合、充電量が所定値以下である場合にエンジン10を駆動させる。したがって、ここでは、制御装置90は充電量が所定値以下であるか否かを判定する。充電量が所定値以下であるためにエンジン10を駆動させる直前であると判定された場合にはS13に進み、そうではない場合には処理を終了する。
S13では、制御装置90は可変バルブタイミング機構20の作動油の推定油温(VVT推定油温)が閾値以下であるか否かを判定する。閾値以下であると判定された場合にはS14に進み、そうではない場合には処理を終了する。S13のように判定するのは、作動油の油温が高ければ作動油の粘度が低く、作動油を入れ替える必要がないためである。なお、制御装置90が作動油の推定油温を算出する処理については、図4を参照して後述する。
S14では、制御装置90は可変バルブタイミング機構20の作動油の推定油温(VVT推定油温)が、エンジン油温よりも所定値以上、低いか否かを判定する。所定値以上、低いと判定された場合にはS15に進み、そうではない場合には処理を終了する。
S15では、制御装置90は可変バルブタイミング機構20の作動油を入れ替える入替制御を行う。具体的に、制御装置90は、ベーン26が油圧室22を1回以上、往復して移動するように、油圧室22に作動油を流出入させる。すなわち、制御装置90は、スプール36を遅角位置に移動させた上で電動オイルポンプ41を駆動させることで、遅角室23b内に高い油温の作動油が充填される一方、進角室23aに充填されていた低い油温の作動油が排出される。続けて、制御装置90は、スプール36を進角位置に移動させた上で電動オイルポンプ41を駆動させることで、進角室23a内に高い油温の作動油が充填される一方、遅角室23bに充填されていた油温の低い作動油が排出される。
このように、油圧室22に作動油を流出入させることにより、可変バルブタイミング機構20の低い油温の作動油を、オイルパン11に貯留された高い油温の作動油に入れ替えることができる。
なお、制御装置90はベーン26が油圧室22を1回だけではなく複数回、往復して移動するように制御する。このように、ベーン26を複数回、往復して移動させることにより、入れ替えられる作動油の割合を増加させることができるために、可変バルブタイミング機構20の作動油の油温を、オイルパン11に貯留する潤滑油の油温近辺まで高めることができる。
制御装置90は、ベーン26が油圧室22を所定回数、往復することにより入替制御を終了する。ただし、制御装置90が入替制御を終了するタイミングは、この場合に限られない。例えば、制御装置90は入替え回数に基づいて作動油の推定油温を補正して、補正した推定油温が所定温度以上であるか否かを判定して、所定温度以上である場合に入替制御を終了するようにしてもよい。
図4は油温推定部100の構成の一例を示す図である。油温推定部100は、制御装置90のCPUがROMに格納されているプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することで実現される。
油温推定部100は、推定油温算出部101と、上昇油温算出部102と、補正部103とを有する。
推定油温算出部101は、可変バルブタイミング機構20の作動油の推定油温を算出する。具体的には、推定油温算出部101は、エンジン油温、冷却水温度および外気温度に基づいて油圧室22内の作動油の推定油温を算出する。ここで、エンジン油温の情報はエンジン油温センサ12から受信し、冷却水温度の情報は水温センサ13から受信し、外気温度は外気温センサ14から受信する。
例えば、制御装置90を製造する事業者は、予めエンジン油温、冷却水温度および外気温度を変化させて油圧室22内の作動油の油温をシミュレーションしたり実測したりすることで、エンジン油温、冷却水温度および外気温度と、作動油の推定油温とを紐付けた推定油温テーブルを作成して制御装置90のROMに記録する。したがって、推定油温算出部101は、エンジン油温、冷却水温度および外気温度を、推定油温テーブルと照合することにより油圧室22内の作動油の推定油温を算出することができる。
推定油温算出部101により算出された推定油温は、上述した図3のフローチャートのS13において閾値と比較するときに用いられる。
上昇油温算出部102は、上述した作動油の入替制御により作動油が入れ替えられることにより上昇する上昇分の油温を算出する。具体的には、上昇油温算出部102は、エンジン油温、推定油温および入替え回数に基づいて、上昇分の油温を算出する。ここで、推定油温の情報は前回、推定油温算出部101が算出した推定油温の情報を用いる。また、入替え回数は、図3のフローチャートのS15による入替制御によりベーン26が油圧室22内を往復した回数を用いる。
例えば、制御装置90を製造する事業者は、予めエンジン油温、推定油温および入替え回数を変化させたときに油圧室22内の作動油が上昇する上昇分の油温をシミュレーションしたり実測したりすることで、エンジン油温、推定油温および入替え回数と、上昇分の油温とを紐付けた上昇油温テーブルを作成して制御装置90のROMに記録する。したがって、上昇油温算出部102は、エンジン油温、推定油温および入替え回数を、上昇油温テーブルと照合することにより上昇分の油温を算出することができる。
補正部103は、推定油温算出部101により算出された推定油温に、上昇油温算出部102が算出した上昇分の油温を加算することで、作動油の入替制御を考慮した推定油温を補正して算出する。
補正部103により補正して算出された推定油温は、上述した図3のフローチャートのS15において入替制御を終了するタイミングを判定する場合に用いることができる。
図5は、タイミングチャートを示す図である。図5(a)は、入替制御の実行前後において、エンジン油温と可変バルブタイミング機構20の作動油(VVT作動油)の推定油温の変化を示す図である。実線がエンジン油温の変化を示し、破線が作動油の推定油温を示している。図5(b)は、入替制御を実行するタイミングを示す図である。縦軸のオンは、可変バルブタイミング機構20のソレノイド40に電力が供給され、進角室23aに作動油が流入することによりベーン26が油圧室22内を遅角室23b側に移動した状態である。一方、縦軸のオフとは、可変バルブタイミング機構20のソレノイド40に電力が供給されず、遅角室23bに作動油が流入することによりベーン26が油圧室22内を進角室23a側に移動した状態である。
図5(a)に示すように、時間が経過するにしたがってエンジン油温と、作動油の推定油温との温度差が大きくなり、時間t1において作動油の推定油温とエンジン油温との差が所定値以上となる。図5(b)では、時間t1から時間t2に亘ってベーン26が油圧室22を5回、連続して往復する入替制御が実行される。入替制御が実行されることにより、可変バルブタイミング機構20の低い油温の作動油がオイルパン11に貯留された高い油温の作動油と入れ替えられるために、図5(a)に示すように、入替制御が実行された後の時間t2では作動油の推定油温とエンジン油温との差が小さくなる。
以上のように、本実施例の制御装置90は、駆動用モータ70による駆動で走行しており、かつエンジン10の駆動を停止している期間中に、可変バルブタイミング機構20を動作させるように制御する。このような制御により、可変バルブタイミング機構20内の低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替えることができる。したがって、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができるために、可変バルブタイミング機構20の動作遅れによる出力トルクの低下を抑制したり、エンジン失火を防止したり、燃費の向上を図ったりすることができる。
また、本実施例の制御装置90は、エンジン10が駆動している期間中ではなく、駆動を停止している期間中に可変バルブタイミング機構20を動作させる。したがって、エンジン10が駆動している期間中においてバルブタイングが変化することによるエンジン10の駆動効率の悪化を防止することができる。
また、本実施例の制御装置90は、作動油の推定油温がエンジン10の油温よりも所定値以上、低い場合に可変バルブタイミング機構20を動作させるように制御する。このような制御により、作動油の推定油温とエンジン10の油温との差がない場合には作動油は入れ替えられないことから入替制御が頻繁に実行されることを抑制することができる。
また、本実施例の制御装置90は、油圧室22に作動油を流出入させることによりベーン26が油圧室22を1回以上、往復して移動するように制御する。このような制御により、油圧室22内の略全ての作動油を入れ替えることができる。
また、本実施例の制御装置90は、エンジン10を駆動させる直前に可変バルブタイミング機構20を動作させるように制御する。このような制御により、エンジン10を駆動させた直後から可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができるために、エンジン10の出力トルクの低下による発電効率の低下を防止することができる。
(変形例)
上述した実施例では、車両がシリーズハイブリッド車両である場合について説明したが、この場合に限られず、いわゆるパラレルハイブリッド車両に適用してもよい。例えば、パラレルハイブリッド車両は、図1で説明した車両1の駆動用モータ70を省略し、エンジン10と駆動輪80との間に変速機110(図1に示す二点鎖線を参照)を備えた構成である。
パラレルハイブリッド車両のエンジン10は、駆動源であり、変速機110を介して駆動輪80を回動させることにより車両1を走行させる。
パラレルハイブリッド車両の発電用モータ50は、駆動源であり、エンジン10により駆動されることにより発電する機能と、バッテリ60から供給される電力によりエンジン10のクランクシャフトを回転させることにより駆動輪80を回動させる機能とがある。
このようなパラレルハイブリッド車両では、エンジン10と発電用モータ50を共に駆動させることで駆動輪80を回動させて走行することが可能である。また、エンジン10のみを駆動させて駆動輪80を回動させたり、発電用モータ50のみを駆動させて駆動輪80を回動させたりして走行することが可能である。制御装置90は、発電用モータ50のみを駆動させて駆動輪80を回動させて走行している場合において車両1の車速が所定速度以上になることによりエンジン10のみを駆動させて走行させる。
パラレルハイブリッド車両であっても、シリーズハイブリッド車両と同様に、エンジン10が駆動していない状態が継続されると、作動油の温度が低くなることで作動油の粘度が高くなり、可変バルブタイミング機構20の応答性が低下する。したがって、パラレルハイブリッド車両でも同様に、低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替える入替制御を行って、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができる。
なお、制御装置90は、図3のフローチャートのうちS10およびS12の処理を以下のように変更することにより、パラレルハイブリッド車両に入替制御を適用することができる。
S10では、制御装置90は発電用モータ50の駆動で車両1が走行しているか否かを判定する。発電用モータ50の駆動で車両1が走行していると判定された場合にはS11に進み、そうではない場合には処理を終了する。
S12では、制御装置90はエンジン10を駆動させる直前であるか否かを判定する。パラレルハイブリッド車両の場合、車速が所定速度以上である場合にエンジン10を駆動させる。したがって、ここでは、制御装置90は車速が所定速度以上であるか否かを判定する。車速が所定速度以上であるためにエンジン10を駆動させる直前であると判定された場合にはS13に進み、そうではない場合には処理を終了する。
S15では、制御装置90は可変バルブタイミング機構20の作動油を入れ替える入替制御を行うことから、パラレルハイブリッド車両でも、可変バルブタイミング機構20の低い油温の作動油を高い油温の作動油に入れ替えることができるので、可変バルブタイミング機構20の応答性を向上させることができる。したがって、発電用モータ50の駆動からエンジン10の駆動に移行する場合に、エンジン10の駆動の効率化を図ることができる。また、エンジン10を駆動させる直前に入替制御を行うことから、エンジン10の出力低下を事前に抑制し、ドライバビリティの低下を防止することができる。
なお、パラレルハイブリッド車両は、上述した方式のパラレルハイブリッド車両に限られず、その他の方式のパラレルハイブリッド車両であってもよい。
以上、本発明に係る実施例および変形例について説明したが、本発明は上述した実施例および変形例にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上述した実施例では、可変バルブタイミング機構20が電動オイルポンプ41を有する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、上述したパラレルハイブリッド車両の場合には、発電用モータ50のみを駆動させる場合であっても、エンジン10のクランクシャフトが回転する構成であることから、クランクシャフトと同期して駆動する機械式オイルポンプを用いることができる。
上述した実施例では、可変バルブタイミング機構20の作動油の推定油温が、エンジン油温よりも所定値以上、低い場合に、可変バルブタイミング機構20の作動油を入れ替える入替制御を行う場合について説明したが、この場合限られない。
例えば、作動油の推定油温が閾値以下である場合に入替制御を行ってもよい。また、例えば、エンジン10を駆動させている期間中に可変バルブタイミング機構20を通常通り動作させたときに、本来のタイミングとずれて吸気圧力が上昇する場合、制御装置90は、作動油の油温が低いと判定することができる。したがって、制御装置90は、可変バルブタイミング機構20を通常通り動作させたときに、吸気圧力センサから送信される吸気圧力が上昇するタイミングと、作動油の油温が低くないときに吸気圧力センサから送信される吸気圧力が上昇するタイミングとの時間差が所定時間以上であるか否かを判定する。制御装置90は、所定時間以上である場合に駆動用モータ70(あるいは発電用モータ50)の駆動で走行しており、かつエンジン10の駆動を停止している期間中に可変バルブタイミング機構20の作動油を入れ替える入替制御を行ってもよい。
1:車両 10:エンジン 11:オイルパン 20:可変バルブタイミング機構 22:油圧室 26:ベーン 30:オイルコントロールバルブ 31:スプールバルブ 40:ソレノイド 50:発電用モータ 60:バッテリ 70:駆動用モータ 80:駆動輪 110:変速機

Claims (1)

  1. インテークバルブおよびエキゾーストバルブの少なくとも何れか一方のバルブ作動特性を変化させる可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、モータとを駆動源に備える車両の制御装置であって、
    前記可変バルブタイミング機構は、作動油が流出入される油圧室と、前記油圧室に前記作動油を流出入させることにより移動するベーンと、を有し、
    前記作動油は、オイルパンに貯留されていた潤滑油を前記可変バルブタイミング機構に圧送させたものであって、
    前記制御装置は、
    前記モータの駆動で走行しており、かつ前記エンジンの駆動を停止している期間中であって、
    前記可変バルブタイミング機構の前記油圧室内の前記作動油の推定油温が、前記オイルパンに戻るように循環した前記潤滑油を測定した油温よりも所定値以上、低い場合に、
    前記油圧室に前記作動油を流出入させて、前記ベーンを前記油圧室で移動させることにより、前記可変バルブタイミング機構を動作させるように制御することを特徴とする車両の制御装置。
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