JP7314554B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関するものである。
従来、例えば電子辞書等の電池で動作する電子機器において、落下などの衝撃によって電池が外れてしまった場合の瞬時停電対策として、複数の電池から主回路への電源ラインに大容量のコンデンサを並列に接続したものが知られている。
このような電子機器では、コンデンサの大容量化に伴って、電源である複数の電池が装着されたときの突入電流が大きくなり、例えば、ヒューズを用いている場合などにおいては、ヒューズの耐久性が損なわれて溶断してしまうおそれがある。
そのため、例えば、図4に示すように、コンデンサに突入電流を抑制するための抵抗と、放電時の通電経路となるダイオードとを直列に接続する対策を行う場合もあった。
また、例えば特許文献1、2に記載の技術では、各部の電圧を検出し、突入電流を防止するように経路のスイッチングを行っている。
特許第5440400号公報 特許第5772530号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の技術を用いた場合であっても、スイッチングのためのトランジスタを介して電力を供給するために、電力損失が大きかった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、複数の電池が装着されたときの突入電流を好適に抑制できる電子機器を提供することを利点とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、電子機器であって、
複数の電池を直列に接続された状態で収納可能な電池収納部と、
直列に接続された前記複数の電池から主回路に電力を供給する電源ラインに大容量コンデンサが並列に接続された電源回路と、を備え、
前記電池収納部は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみを収納した状態で当該一部の電池を固定可能であり、
前記電源回路は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみで前記主回路に電力を供給できるように、前記一部の電池と当該一部の電池に隣接する他の電池との間の連結部を、ダイオードと抵抗を介して前記電源ラインに短絡するバイパスラインを有する。
本発明によれば、複数の電池が装着されたときの突入電流を好適に抑制することができる。
実施形態における電子機器の回路構成を模式的に示す図である。 図1の電子機器においていずれかの電池のみが電池ボックスに装着された場合の通電経路を示す図であって、(a)は第1電池のみが装着された場合、(b)は第2電池のみが装着された場合の図である。 実施形態の電源回路の変形例を示す図である。 従来の電子機器の回路構成を模式的に示す図である。
図1から図3を参照しつつ、本発明に係る電子機器の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態における電子機器1の回路構成を模式的に示す図である。
この図に示すように、電子機器1は、電源回路10により、電源である2本の電池2(第1電池2a、第2電池2b)から主回路Sに電力を供給し、この主回路Sを動作させて所定の機能を発揮するものである。
電源回路10には、2本の電池2のほか、コンデンサ3とヒューズ4が設けられている。
コンデンサ3は、蓄電用の大容量の電解コンデンサである。このコンデンサ3は、2本の電池2から主回路Sに電力を供給する電源ライン11に並列に接続されている。
ヒューズ4は、定格以上の大電流から主回路Sを保護するためのものであり、電源ライン11に配置されている。
2本の電池2は、本実施形態では、例えば公称電圧1.5Vの長尺な円柱形状の乾電池である。これら2本の電池2は、電池ボックス20内に着脱可能に収納されている。
電池ボックス20は、2本の電池2を、各々の同じ極を同じ方向に向けつつ長手方向(図1の上下方向)に並べた状態で収納する。
電池ボックス20には、電池2の端子(正極端子2p又は負極端子2n)と接触する金属製の3つの端子板21が設けられている。
3つの端子板21のうち、正極側端子板21aと負極側端子板21bは、電池ボックス20の両端に配置されている。このうち、正極側端子板21aは、正極側の電源ライン11pに接続され、2本の電池2のうち正極端子2pを端に向けた第1電池2aの正極端子2pと接触している。一方、負極側端子板21bは、負極側の電源ライン11nに接続され、2本の電池2のうち負極端子2nを端に向けた第2電池2bの負極端子2nと接触している。
3つの端子板21のうちの中間端子板21cは、2本の電池2の間の位置に配置され、第2電池2bの正極端子2pと第1電池2aの負極端子2nとが接触している。具体的に、中間端子板21cは、その一方の面(図1の下側の面)に第2電池2bの正極端子2pが直接接触し、他方の面(図1の上側の面)に第1電池2aの負極端子2nが後述の電池バネ22を介して接触している。
3つの端子板21のうち、各電池2の負極端子2nと接触する負極側端子板21b及び中間端子板21cには、円錐ばね型の金属製の電池バネ22が設けられている。電池バネ22は、端子として各電池2の負極端子2nと接触するとともに、この電池2を正極側へ押圧して当該電池2の正極端子2pと端子板21とを確実に面接触させている。また、この電池バネ22により、正極側端子板21a又は負極側端子板21bと中間端子板21cとの間で電池2を挟んで固定可能となっており、電池ボックス30が1本の電池2のみを収納(電源回路10に接続)した状態で当該1本の電池2を固定可能となっている。
なお、電池バネ22は、円錐ばね型に限定されず、板ばね型や線ばね型等であってもよい。
また、電源回路10には、2本の電池2のうちいずれか一方の電池2のみでも主回路Sに電力を供給できるように、当該一方の電池2以外の他の電池2を迂回するバイパスライン12が設けられている。
このバイパスライン12は、2本の電池2の間の連結部(すなわち、中間端子板21c)を、ダイオード5と抵抗6を介して電源ライン11に短絡しており、具体的には、第1バイパスライン121と、第2バイパスライン122とを有している。
第1バイパスライン121は、直列に接続された2つのダイオード5(5a、5b)を2本の電池2に対して並列に接続するラインである。2つのダイオード5は、2本の電池2に対応して、当該2本の電池2と同じ数だけ設けられている。各ダイオード5は、アノードを負極側の電源ライン11n側に、カソードを正極側の電源ライン11p側に向けた状態で配置されている。
第2バイパスライン122は、2本の電池2の間の連結部(すなわち、中間端子板21c)と、第1バイパスライン121における2つのダイオード5の間の連結部123とを、抵抗6を介して接続するラインである。
続いて、電子機器1において電池ボックス20に電池2を装着(電源回路10に接続)する際の通電態様について説明する。
図2は、2本の電池2のいずれか一方のみが電池ボックス20に装着された場合の通電経路を示す図であって、(a)は第1電池2aのみが装着された場合、(b)は第2電池2bのみが装着された場合の図である。
図2(a)に示すように、2本の電池2のうち第1電池2aのみが電池ボックス20に装着された場合、この第1電池2aは、図2(a)に太線で示すように、正極側の電源ライン11pと、負極側の電源ライン11n、第1バイパスライン121の半部(図中の下側半部)及び第2バイパスライン122とを通じて、主回路S及びコンデンサ3に接続される。これにより、コンデンサ3には、1本の第1電池2aによる1.5Vの電圧が抵抗6を介して印可される。
そして、その後に第2電池2bが装着されるまでの間、抵抗6により電流制限されながらコンデンサ3への充電が行われる。
この充電電流を行うための抵抗6の抵抗値は、ユーザが最初の電池を挿入してから次の電池を挿入するまでの予測時間(平均時間または最短時間)や、コンデンサ3の容量、電池の電圧などによって決められる。
つまり、ユーザが最初の電池を挿入してから次の電池を挿入するまでの予測される時間の間に、突入電流が問題にならない(ヒューズが溶断しない)程度の電圧になるまでコンデンサ3への充電を行うために必要な充電時の電流値を求め、この電流値での充電が行われるように抵抗6の抵抗値が決められる。
そして、その後に第2電池2bが装着されると、図1に示すように、抵抗6のあるバイパスライン12でなく、電源ライン11(11p、11n)を通じて、2本の電池2による3Vの電圧が主回路S及びコンデンサ3に印可される。
この状態においては、既にコンデンサ3への十分な充電が行われて、電池とコンデンサ3との電位差が少なくなっているため、抵抗を介さずに全ての電池の電圧をコンデンサ3に印可したとしても、ヒューズが溶断するほどの突入電流が流れることが無い。
一方、図2(b)に示すように、2本の電池2のうちの第2電池2bのみが電池ボックス20に装着された場合には、この第2電池2bは、図2(b)に太線で示すように、第2バイパスライン122、第1バイパスライン121の半部(図中の上側半部)及び正極側の電源ライン11pと、負極側の電源ライン11nとを通じて、主回路S及びコンデンサ3に接続される。これにより、コンデンサ3には、1本の第2電池2bによる1.5Vの電圧が抵抗6を介して印可される。
そして、その後に第1電池2aが装着されるまでの間、抵抗6により電流制限されながらコンデンサ3への充電が行われる。
この充電電流を行うための抵抗6の抵抗値は、ユーザが最初の電池を挿入してから次の電池を挿入するまでの予測時間(平均時間または最短時間)や、コンデンサ3の容量、電池の電圧などによって決められる。
つまり、ユーザが最初の電池を挿入してから次の電池を挿入するまでの予測される時間の間に、突入電流が問題にならない(ヒューズが溶断しない)程度の電圧になるまでコンデンサ3への充電を行うために必要な充電時の電流値を求め、この電流値での充電が行われるように抵抗6の抵抗値が決められる。
そして、その後に第1電池2aが装着されると、図1に示すように、抵抗6のあるバイパスライン12でなく、電源ライン11(11p、11n)を通じて、2本の電池2による3Vの電圧が主回路S及びコンデンサ3に印可される。
この状態においては、既にコンデンサ3への十分な充電が行われて、電池とコンデンサ3との電位差が少なくなっているため、抵抗を介さずに全ての電池の電圧をコンデンサ3に印可したとしても、ヒューズが溶断するほどの突入電流が流れることが無い。
このように、2本の電池2のいずれを先に装着した場合であっても、コンデンサ3には2本の電池2による電圧が1本分ずつ抵抗6を介して段階的に印可される。これにより、一部の電池2のみが挿入された状態で抵抗6により電流制限されながらコンデンサ3への充電が開始され、全ての電池2が挿入されるまでの間にコンデンサ3への充電が完了する(または突入電流が問題にならない程度の電圧になるまでコンデンサ3が充電される)ため、複数の電池の装着を完了させたときにその全電圧が一気に印可される場合に比べ、突入電流が抑制される。また、このときの経路変更は、CPUによる回路素子の制御等を必要とすることなく自動的に行われる。
以上のように、本実施形態の電子機器1によれば、電源回路10は、2本の電池2のうちの一部の電池2のみで主回路Sに電力を供給できるように、2本の電池2の間の連結部(中間端子板21c)を、ダイオード5と抵抗6を介して電源ライン11に短絡するバイパスライン12を有している。
そのため、主回路Sに並列に接続された大容量のコンデンサ3には、2本の電池2による電圧が1本分ずつ抵抗6を介して段階的に印可される。これにより、複数の電池の装着を完了させたときにその全電圧が一気に印可される場合に比べ、突入電流を抑制することができる。また、全ての電池2が挿入された状態においては、その通電経路に抵抗、ダイオード、トランジスタなどの電力損失を生じさせる素子が挿入されないので、スイッチングのためのトランジスタなどが必要であった従来に比べて電力損失を抑えることができる。
したがって、2本の電池2が装着されたときの突入電流を好適に抑制することができる。ひいては、突入電流に対するヒューズ4の耐久性と、コンデンサ3の大容量化による瞬時停電に対する冗長性とを両立させることができる。
また、本実施形態の電子機器1によれば、バイパスライン12は第1バイパスライン121と第2バイパスライン122を有している。このうち、第1バイパスライン121は、直列に接続された2つのダイオード5を2本の電池2に対して並列に接続しており、第2バイパスライン122は、2本の電池2の間の連結部(中間端子板21c)と第1バイパスライン121における2つのダイオード5の間の連結部123とを抵抗6を介して接続している。
このような構成により、2本の電池2のうちいずれの電池2が先に装着された場合であっても、コンデンサ3には2本の電池2による電圧を1本分ずつ段階的に印可することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、2本の電池2を電源とする場合について説明したが、図3(a)に示すように、電池2の数量は3つ以上(図3(a)の例では4つ)であってもよい。
この場合、バイパスライン12は、複数の電池2のうちの一部の電池2のみで主回路Sに電力を供給できるように、当該一部の電池2と当該一部の電池2に隣接する他の電池2との間の連結部(すなわち、中間端子板21c)を、ダイオード5と抵抗6を介して電源ライン11に短絡するものであればよい。具体的には、バイパスライン12のうちの第1バイパスライン121が、複数の電池2と同数であって当該複数の電池2と対応し、かつ直列に接続された複数のダイオード5を、当該複数の電池2に対して並列に接続する。また、第2バイパスライン122が、隣接する2つの電池2の間の連結部(すなわち、中間端子板21c)と、第1バイパスライン121において当該2つの電池2に対応する2つのダイオード5の間の連結部123とを、抵抗6を介して接続する。
このような構成により、3つ以上の電池2を電源とする場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、電池ボックス20が、2本の電池2を、各々の同じ極を同じ方向に向けつつ長手方向に並べた状態で収納するものとした。しかし、図3(b)に示すように、電池ボックス20は、複数の電池2(図3(b)の例では2つ)を、各々の同じ極を反対方向に向けつつ短手方向に並べた状態で収納するものであってもよい。
この場合、中間端子板21cのうち、第2電池2bの正極端子2pが直接接触する面と、第1電池2aの負極端子2nが電池バネ22を介して接触する面とは、同じ側の面となる。
これにより、機器内部のレイアウト上の制約等によって複数の電池2を長手方向に並べることが困難な場合にも、当該複数の電池2を電池ボックス20に好適に収納することができる。
またこれにより、電池ボックス20の形態として、複数の電池2の同じ極を反対方向に向けつつ短手方向に並べた状態で収納する形態のみならず、複数の電池の同じ極を同じ方向に向けつつ長手方向に並べた状態で収納する形態であっても、複数の電池2のうちの一部の電池2のみを収納した状態で当該一部の電池2を固定可能であり、その状態で当該一部の電池2からの電力を抵抗6を介して大容量のコンデンサ3に供給して充電を行うことができる。
また、上記実施形態では、いずれの電池2が先に装着された場合でも当該電池2により主回路Sとコンデンサ3に電圧が印可される構成を例に挙げて説明した。しかし、例えば電池ボックス20の構造上の特徴等により、必ず特定の一の電池2が先に装着される(あるいは、複数の電池2が特定の順番で装着される)構成であった場合等には、当該一の電池2を電源ライン11に接続するバイパスライン部分だけが設けられていればよい。つまりこの場合、バイパスライン12は、当該一の電池2の端子をその同極性側の電源ライン11に短絡するラインだけを有していればよく、一の電池2に対応するダイオード5と、このダイオード5を電源ライン11に接続する第1バイパスライン121部分とは、不要である。
例えば、上記実施形態において、電池ボックス20には必ず第1電池2aが先に装着されるように構成されていた場合、この第1電池2aに対応するダイオード5aと、第1バイパスライン121のうちこのダイオード5aを電源ライン11pに接続する部分(図1における連結部123よりも上側部分)とは不要である(図2(a)参照)。
また、上記実施形態では電池2が円柱形の乾電池であることとしたが、本発明に係る電池はこれに限定されず、円柱形以外の形状であってもよいし、乾電池以外の電池であってもよい。
また、本発明を適用可能な電子機器は、複数の電池を電源として使用するものであれば特に限定されない。しかし、本発明は、例えば電子辞書など、複数の電池を使用する携帯型の機器であって、落下等の衝撃により電池が脱落するおそれのある電子機器に、特に好適に適用可能である。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
直列に接続された複数の電池から主回路に電力を供給する電源ラインに大容量コンデンサが並列に接続された電源回路を備え、
前記電源回路は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみで前記主回路に電力を供給できるように、前記一部の電池と当該一部の電池に隣接する他の電池との間の連結部を、ダイオードと抵抗を介して前記電源ラインに短絡するバイパスラインを有する、
電子機器。
<請求項2>
前記バイパスラインは、
前記複数の電池と同数であって当該複数の電池と対応し、かつ直列に接続された複数のダイオードを、当該複数の電池に対して並列に接続する第1バイパスラインと、
隣接する2つの電池の間の連結部と、前記第1バイパスラインにおいて当該2つの電池に対応する2つのダイオードの間の連結部とを、抵抗を介して接続する第2バイパスラインと、を有する、
請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記複数の電池を着脱可能に収納する電池収納部を有し、
前記電池収納部は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみを収納した状態で当該一部の電池を固定可能である、
請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記電池収納部は、
前記複数の電池を、各々の同じ極を同じ方向に向けつつ長手方向に並べた状態で収納し、
隣接する2つの電池の間の位置に、当該2つの電池のうちの一方の電池の正極と他方の電池の負極とが接触する金属製の端子板が設けられており、
前記金属製の端子板に前記バイパスラインが接続されている、
請求項3に記載の電子機器。
<請求項5>
隣接する2つの電池の間の位置に設けられた前記金属製の端子板は、前記電池収納部の端部に設けられた他の金属製の端子板とともに、収納されている電池を挟んで固定する、
請求項4に記載の電子機器。
<請求項6>
隣接する2つの電池の間の位置に設けられた前記金属製の端子板には、その一方の面に前記一方の電池の正極が直接接触し、他方の面に前記他方の電池の負極が金属製の電池バネを介して接触する、
請求項4または5に記載の電子機器。
<請求項7>
前記電池収納部は、前記複数の電池を、各々の同じ極を反対方向に向けつつ短手方向に並べた状態で収納し、
前記電池収納部の端部に、隣接する2つの電池のうちの一方の電池の正極と他方の電池の負極とが接触する金属製の端子板が設けられており、
前記金属製の端子板に前記バイパスラインが接続されている、
請求項3に記載の電子機器。
1 電子機器
2 電池
2a 第1電池
2b 第2電池
2n 負極端子
2p 正極端子
3 コンデンサ
4 ヒューズ
5 ダイオード
6 抵抗
10 電源回路
11 電源ライン
11n 負極側の電源ライン
11p 正極側の電源ライン
12 バイパスライン
20 電池ボックス
21 端子板
21a 正極側端子板
21b 負極側端子板
21c 中間端子板
22 電池バネ
121 第1バイパスライン
122 第2バイパスライン
123 連結部
S 主回路

Claims (6)

  1. 複数の電池を直列に接続された状態で収納可能な電池収納部と、
    直列に接続された前記複数の電池から主回路に電力を供給する電源ラインに大容量コンデンサが並列に接続された電源回路と、を備え、
    前記電池収納部は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみを収納した状態で当該一部の電池を固定可能であり、
    前記電源回路は、前記複数の電池のうちの一部の電池のみで前記主回路に電力を供給できるように、前記一部の電池と当該一部の電池に隣接する他の電池との間の連結部を、ダイオードと抵抗を介して前記電源ラインに短絡するバイパスラインを有する、
    電子機器。
  2. 前記バイパスラインは、
    前記複数の電池と同数であって当該複数の電池と対応し、かつ直列に接続された複数のダイオードを、当該複数の電池に対して並列に接続する第1バイパスラインと、
    隣接する2つの電池の間の連結部と、前記第1バイパスラインにおいて当該2つの電池に対応する2つのダイオードの間の連結部とを、抵抗を介して接続する第2バイパスラインと、を有する、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電池収納部は、
    前記複数の電池を、各々の同じ極を同じ方向に向けつつ長手方向に並べた状態で収納し、
    隣接する2つの電池の間の位置に、当該2つの電池のうちの一方の電池の正極と他方の電池の負極とが接触する金属製の端子板が設けられており、
    前記金属製の端子板に前記バイパスラインが接続されている、
    請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 隣接する2つの電池の間の位置に設けられた前記金属製の端子板は、前記電池収納部の端部に設けられた他の金属製の端子板とともに、収納されている電池を挟んで固定する、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 隣接する2つの電池の間の位置に設けられた前記金属製の端子板には、その一方の面に前記一方の電池の正極が直接接触し、他方の面に前記他方の電池の負極が金属製の電池バネを介して接触する、
    請求項3または4に記載の電子機器。
  6. 前記電池収納部は、前記複数の電池を、各々の同じ極を反対方向に向けつつ短手方向に並べた状態で収納し、
    前記電池収納部の端部に、隣接する2つの電池のうちの一方の電池の正極と他方の電池の負極とが接触する金属製の端子板が設けられており、
    前記金属製の端子板に前記バイパスラインが接続されている、
    請求項4に記載の電子機器。
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