JP7313476B2 - インナーロータ型電動機、送風装置及びインナーロータ型電動機の製造方法 - Google Patents

インナーロータ型電動機、送風装置及びインナーロータ型電動機の製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、環状の固定子の内周側に回転子が配置されるインナーロータ型電動機及びこれを備えた送風装置並びにインナーロータ型電動機の製造方法に関する。
インナーロータ型電動機は、環状の固定子の内周側に回転子が配置される。固定子は、環状のコアバック部及びコアバック部から内周側に突出する複数のティース部を有する固定子鉄心と、ティース部に巻き付けられたコイルとを有する。ティース部は、各々の中心線がコアバック部の環の中心点を通るように放射状に配置される。
コイルのうち、回転軸の方向においてティース部からはみ出す部分であるコイルエンドが大きくなると、コイルの重量を増加させるだけでなく、コイル周長が長くなることにより電気抵抗が増大する原因ともなる。したがって、電動機の効率を高めるためには、コイルエンドを低くすることが必要である。
特許文献1には、固定子鉄心をティース部とコアバック部とに分割することにより、分布巻きのコイルのコイルエンドを低く抑えたインナーロータ型電動機であるモータが開示されている。特許文献1に開示されるモータは、予めコイル状にした巻線コイルをティース部同士の間であるスロットにコアバック部側から後入れで配置することによって、ティース部に分布巻きでコイルを巻き付けた固定子を形成している。
特開2009-254133号公報
ティース部は放射状に配列されるため、コアバック部側ほどスロットピッチは広くなる。したがって、上記特許文献1に開示されるモータは、スロットの周長よりも周長が長いコイルでないと、コイルをスロットに後入れできない。このため、特許文献1に開示されるモータでは、複数のティース部を放射状に配置した状態におけるスロットの周長よりも短い周長のコイルをスロットに配置することはできなかった。したがって、スロットに配置したコイルは周長に余剰が生じ、コイルをスロットに入れた状態におけるコイルエンドが大きくなってしまう。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、コイルエンドを小型化したインナーロータ型電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係るインナーロータ型電動機は、環状のコアバック部と、コアバック部から内周側に突出する複数のティース部とを備えた固定子鉄心と、複数のティース部の各々の間のスロットに配置されて複数のティース部の二つ以上に巻き付けられた分布巻きのコイルとを有する固定子と、ティース部との間に隙間を空けて固定子の内周側に回転可能に支持された回転子とを有する。複数のティース部の各々の中心線は、コアバック部の中心点を中心とする共通の円に外接する。コイルの周長は、ティース部の各々が放射状に配置された場合のスロットの周長よりも短い。
本開示に係るインナーロータ型電動機は、コイルエンドを小型化できるという効果を奏する。
実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の分解斜視図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子鉄心の斜視図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子鉄心の分解斜視図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子の断面図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回路図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回転子の斜視図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回転子の断面図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の巻線の配置の仕方を示す図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のコイルの巻き方を示す図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のスロットに分布巻きで主巻線コイル部及び補助巻線コイル部を配置した状態を示す図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のインシュレータの分解斜視図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のティース部にインシュレータを組み付けた状態を示す図 実施の形態1に係るインナーロータ型電動機を用いた送風装置の構成を示す図
以下に、実施の形態に係るインナーロータ型電動機、送風装置及びインナーロータ型電動機の製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本開示が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の分解斜視図である。インナーロータ型電動機100は、環状の固定子1と、固定子1の内周側に配置された回転子2と、回転子2を回転可能に支持する軸受3a,3bと、軸受3aを保持するフレーム4と、軸受3bを保持するブラケット5とを有する。固定子1及び回転子2は、フレーム4及びブラケット5がなす外郭の内部空間に収容される。軸受3a,3bは、回転子2のうちシャフト104を回転可能に支持している。
図2は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子鉄心の斜視図である。図3は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子鉄心の分解斜視図である。固定子1は、環状のコアバック部8及びコアバック部8から内周側に突出するティース部7を備えた固定子鉄心6を有する。固定子鉄心6は、磁性体である電磁鋼板をシャフト104の軸方向に複数枚積層して構成されている。ティース部7の各々は、コアバック部8の内周側に周方向に互いに間隔をおいて配置されている。固定子鉄心6は、八つのティース部7を有する。
また、図1に示すように、固定子1は、ティース部7に巻かれたコイルを備えた巻線9と、固定子鉄心6と巻線9とを絶縁するインシュレータ10とを有する。固定子1は、2相4極であり八つのコイルを備える。固定子1は、ティース部7同士の間のスロット一つにつき、分布巻きのコイルが二つ入っている。
固定子1は、フレーム4の内周面に嵌め込まれている。固定子1と回転子2とは同軸に配置されており、回転子2は固定子鉄心6の内周側において回転自在である。
図4は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の固定子の断面図である。ティース部7は、コアバック部8と係合する部分である接続部77と、隣接するティース部7との間にスロットを形成するスロット形成部78と、回転子2と対向する部分である内周部79とを備えている。図4に示すように、ティース部7の各々の中心線は、内周部79の周方向の中点Dと、スロット形成部78のコアバック部8側の端部での周方向の中点Eとを通る。ティース部7の各々の中心線は、内周部79の周方向の中点Dとコアバック部8の中心点Cとを結ぶ線分に対して角度θの傾きを有している。ティース部7の各々の中心線は、内周部79の周方向の中点Dとコアバック部8の中心点Cとを結ぶ線分から周方向において同じ向きに傾いている。図4においては、ティース部7の各々の中心線は、内周部79の周方向の中点とコアバック部8の中心点Cとを結ぶ線分から右回り方向にずれている。このため、シャフト104に垂直な面において、ティース部7の各々の中心線は、コアバック部8の中心点Cを中心とする共通の円に外接している。このように、ティース部7の各々の中心線が共通する一点を通らないため、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機100においては、ティース部7は、放射状に配置されていない。
接続部77は、内周部79の周方向の中点Dとコアバック部8の中心点Cとを結ぶ線分からティース部7の中心線が周方向において傾く方向と同じ側に、距離gだけずれて配置されている。
巻線9は、四つの主巻線コイル部109a,109b,109c,109dと、四つの補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dとを有する。四つの主巻線コイル部109a,109b,109c,109dは、互いに直列に接続されて主巻線109を構成している。四つの補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dは、互いに直列に接続されて補助巻線110を構成している。主巻線109と補助巻線110とが結線されて巻線9が構成されている。
主巻線109及び補助巻線110に通電されることによって、固定子1に回転磁界が発生する。回転子2は、固定子1が発生させる回転磁界を受けてシャフト104の中心軸を中心に回転する。
図5は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回路図である。図4に示した四つの補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dからなる補助巻線110とコンデンサ128とが直列に接続された直列体は、図4に示した四つの主巻線コイル部109a,109b,109c,109dからなる主巻線109と単相交流電源127とにそれぞれ並列に接続されている。
また、補助巻線110に流れる補助巻線電流Isは、コンデンサ128によって主巻線109に流れる主巻線電流Imよりも電流位相が90°程度進んでいる。これによって、固定子1には回転子2の回転方向に沿った回転磁界が生じる。主巻線電流Imに対して補助巻線電流Isの位相が90°進んでいる時に理想的な回転磁界が得られる。
図6は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回転子の斜視図である。回転子2は、筒形の回転子鉄心129と、回転子鉄心129の外周面側に周方向に等間隔に並べられた複数の導体棒130と、複数の導体棒130を回転子鉄心129の軸方向両端で短絡させる短絡環131とを有する。短絡環131は、アルミニウム又は銅といった導体からなり、各導体棒130を回転子2の軸方向両端で短絡させている。
導体棒130は、アルミニウム又は銅といった導体からなり、回転子鉄心129の溝部141に挿入されている。また、導体棒130は、回転軸線に対して一定の角度を有する。
導体棒130及び短絡環131は、回転子鉄心129の溝部141及び軸方向両端部に溶融した金属を流し込むダイカスト製法によって製作されても良い。また、隣り合う回転子鉄心129の溝部141に金属棒を挿入し、金属棒の両端を金属製の短絡環131にはんだ付け、又はろう付けして作成されても良い。さらに、導体棒130の抵抗を低減するために、銅棒のように抵抗率の低い金属棒を回転子鉄心129の溝部141に挿入し、その後、ダイカストで導体棒130と短絡環131とが作成されても良い。
図7は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の回転子の断面図である。回転子鉄心129は、磁性体からなる複数枚の電磁鋼板によってシャフト104の回転軸線方向に積層されて構成されている。また、回転子鉄心129は、シャフト104の外周面に嵌め合わされた円環状のバックヨーク部132と、バックヨーク部132から径方向外側へそれぞれ突出し、回転子鉄心129の周方向について互いに間隔を置いて配置された複数の回転子ティース部133とを有している。各回転子ティース部133は、回転子鉄心129の周方向について等間隔に配置されている。
図8は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機の巻線の配置の仕方を示す図である。ティース部7の各々の中心線が、コアバック部8の中心点を中心とする共通する円に外接することにより、スロットピッチL2は、ティース部7が放射状に配置されて各ティース部7の中心線がコアバック部8の中心点Cを通る場合のスロットピッチL1よりも短くなる。このため、放射状に配置されたティース部7のコアバック部8側でのスロットの周長よりも周長が短いコイルをスロットに配置することができる。なお、スロットの周長とは、ティース部7の軸方向の長さと、スロットピッチとの和の2倍の長さと定義できる。また、コイルの周長とは、コイルの内径側での周方向の長さと定義できる。また、内周部79の周方向の中点とコアバック部8の中心点Cとを結ぶ線分からティース部7の中心線がずれる方向と同じ側に接続部77がずれて配置されているため、スロットピッチL2をさらに小さくできる。
実施の形態1に係るインナーロータ型電動機100は、コイルが分布巻きであるため、先にすべてのスロットにコイルの片側を入れ、全てのコイルを同じ方向に倒すことにより、スロットにコイルを配置する。
図9は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のコイルの巻き方を示す図である。主巻線コイル部109aは、ティース部7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hのうち、ティース部7aとティース部7bとを囲むように巻かれる。主巻線コイル部109aの左回り方向に隣接する補助巻線コイル部110aは、ティース部7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hのうち、ティース部7bとティース部7cとを囲むように巻かれる。補助巻線コイル部110aの左回り方向に隣接する主巻線コイル部109bは、ティース部7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hのうち、ティース部7cとティース部7dとを囲むように巻かれる。以下同様に、補助巻線コイル部110b、主巻線コイル部109c、補助巻線コイル部110c、主巻線コイル部109d及び補助巻線コイル部110dが巻かれる。
ティース部7bとティース部7cとの間には、主巻線コイル部109a及び主巻線コイル部109bが、主巻線コイル部109bが内周側に配置され、主巻線コイル部109aが外周側に配置されるように巻かれる。すなわち、主巻線コイル部109a,109b,109c,109d及び補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dは、周方向い互いに隣り合う二つのうち右回り方向にあるものが内周側、左回り方向にあるものが外周側に配置するように、二つのティース部7にまたがって巻かれる。
図9において、各ティース部7は、右回り方向に傾いており、外周側は右回り方向に移動しているので、主巻線コイル部109a,109b,109c,109d又は補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dの右回り方向の端部を内周側に配置した状態で左回り方向の端部を重ねる場合には、ティース部7が主巻線コイル部109a,109b,109c,109d又は補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dの中央側に寄ってティース部7同士の間隔が狭くなっていることになる。このため、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機は、主巻線コイル部109a,109b,109c,109d及び補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dに余長を設けなくても組み立てることができる。
図10は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のスロットに分布巻きで主巻線コイル部及び補助巻線コイル部を配置した状態を示す図である。最後にコアバック部8をティース部7に組み付けることにより、分布巻きのコイルを有する固定子1が完成する。
図11は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のインシュレータの分解斜視図である。図12は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機のティース部にインシュレータを組み付けた状態を示す図である。インシュレータ10は、複数のティース部7の各々に装着される装着部101と、ティース部7の内周面を回転子2の回転軸の方向に延長した部分に配置され、複数のティース部7の各々に装着される部分を全て繋ぐ壁部102とを備える。実施の形態1に係るインナーロータ型電動機100では、壁部102が内径側で繋がっているため、インシュレータ10はコイルと回転子2とを全周において絶縁できる。また、各ティース部7の位置がインシュレータ10により決められることとなるため、コアバック部8の圧入が容易となる。
図13は、実施の形態1に係るインナーロータ型電動機を用いた送風装置の構成を示す図である。送風装置である換気扇200は、インナーロータ型電動機100と、シャフト104に取り付けられたファン201とを備えている。インナーロータ型電動機100がシャフト104を通じてファン201を回転させることにより、換気流が形成される。なお、ここでは換気扇200を送風装置の例に挙げたが、インナーロータ型電動機100を適用する送風装置は扇風機であってもよい。
実施の形態1に係るインナーロータ型電動機100は、主巻線コイル部109a,109b,109c,109d及び補助巻線コイル部110a,110b,110c,110dの周長を放射状に配置されたティース部7のコアバック部8側でのスロットの周長よりも短くできるため、コイルエンドを小さくして電動機効率を高めることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 固定子、2 回転子、3a,3b 軸受、4 フレーム、5 ブラケット、6 固定子鉄心、7,7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7h ティース部、8 コアバック部、9 巻線、10 インシュレータ、77 接続部、78 スロット形成部、79 内周部、100 インナーロータ型電動機、101 装着部、102 壁部、104 シャフト、109 主巻線、109a,109b,109c,109d 主巻線コイル部、110 補助巻線、110a,110b,110c,110d 補助巻線コイル部、127 単相交流電源、128 コンデンサ、129 回転子鉄心、130 導体棒、131 短絡環、132 バックヨーク部、133 回転子ティース部、141 溝部、200 換気扇、201 ファン。

Claims (4)

  1. 互いの間にスロットが形成されるように環状に配置されたティース部と、前記ティース部を二つ以上含むティース群に分布巻きで巻き付けられたコイルと、環状であり、予め前記コイルが巻き付けられた前記ティース部が、前記ティース部が内周側に突出するように取り付けられたコアバック部とを備えた固定子と、
    前記ティース部との間に隙間を空けて前記固定子の内周側に回転可能に支持された回転子とを有し、
    複数の前記ティース部の各々の中心線は、前記コアバック部の中心点を中心とする共通の円に外接し、
    前記ティース部は、前記コイルが巻き付けられる柱状部と、前記コアバック部に接続される接続部と、前記回転子と対向する面である内周面を備えた内周部とを有し、
    前記接続部は、前記ティース部の中心線が、前記内周部の周方向の中点と前記コアバック部の中心点とを結ぶ線分から前記ティース部の中心線がずれる側と同じ側にずれて配置されており、
    前記コイルの内径側での周方向の長さは、前記ティース群のうち前記接続部が前記ティース部の中心線からずれる側の端における前記柱状部と前記内周部との境界部分と、前記接続部が前記ティース部の中心線からずれる側とは反対側の端における前記柱状部と前記接続部との境界部分との距離よりも長く、かつ、前記ティース部の各々が放射状に配置された場合の前記ティース群の周方向の一方の端における前記柱状部と前記内周部との境界部分と、他方の端における前記柱状部と前記接続部との境界部分との距離よりも短いことを特徴とするインナーロータ型電動機。
  2. 前記固定子は、前記ティース部に装着されて、前記ティース部と前記コイルとを電気的に絶縁するインシュレータを備え、
    前記インシュレータは、複数の前記ティース部の各々に装着される装着部と、前記ティース部の前記内周面を前記回転子の回転軸の方向に延長した部分に配置され、前記装着部を全て繋ぐ壁部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のインナーロータ型電動機。
  3. 請求項1又は2に記載のインナーロータ型電動機と、前記インナーロータ型電動機によって駆動されるファンとを有することを特徴とする送風装置。
  4. 請求項1又は2に記載のインナーロータ型電動機の製造方法であって、
    前記ティース部のうち前記回転子と対向する内周部の周方向の中点と前記コアバック部の中心点とを結ぶ線分から前記ティース部の中心線がずれる方向側の前記スロットから前記コイルを挿入することを特徴とするインナーロータ型電動機の製造方法。
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