JP7304465B1 - コンクリートの天端高さの計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリートの天端高さが計測できるうえに、トレミー管の下端位置も容易に計測することが可能になる計測システムを提供する。【解決手段】掘削孔に打設されるコンクリートCの天端高さを自動計測するための計測システム1である。そして、ワイヤ6の繰出し量を計測する計測装置4と、計測装置から引き出されたワイヤの延伸方向を転向させる転換部5と、転換部より先のワイヤの先端に取り付けられる第1ウェイト71と、それより上方のワイヤの途中に取り付けられる第2ウェイト72と、トレミー管から水平に張り出されるアーム部に鉛直方向に貫通する貫通部が設けられた計測用器具とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、掘削孔に打設されるコンクリートの天端高さを計測する際に使用される計測用器具、計測システム及びコンクリートの天端高さの計測方法に関するものである。
特許文献1に開示されているように、場所打ちコンクリート杭などを構築するために、安定液に満たされた掘削孔にコンクリートを打設する際には、打設されたコンクリートの天端高さを逐次、測定して把握しておく必要がある。
特許文献1の打設コンクリートの天端測定装置は、先端に重錘及び検出器が取り付けられたワイヤと、ワイヤの巻取装置と、ワイヤの巻き取られた長さを計測するエンコーダとを備えている。そして、コンクリートの天端に載せた重錘がコンクリートの打設による天端の上昇によって押し上げられたときに、検出器が重錘によって押されて巻取装置が作動し、巻き取られたワイヤの長さが計測される構成となっている。
一方、特許文献2に開示されているように、トレミー管を使用して掘削孔にコンクリートを打設する場合には、泥水(安定液)や地下水がコンクリートの中に巻き込まれないようにするために、トレミー管の下部を打設されたコンクリートに確実に埋設させておく必要がある。
そこで、特許文献2に記載された管理装置では、錘とワイヤを使ったコンクリート天端深度測定装置に加えて、トレミー管の下端位置を把握するために、別途、トレミー管に取り付けられる複数のRFIDタグと地上に設置される受信装置とを備えている。
特許第2869604号公報 特開2013-19241号公報
しかしながら、特許文献1の天端測定装置では、コンクリートの天端高さしか計測することができない。一方、特許文献2の管理装置では、トレミー管の下端位置を計測するために、コンクリート天端深度測定装置の他に、トレミー管用の計測装置を用意しなければならない。
そこで本発明は、コンクリートの天端高さが計測できるうえに、トレミー管の下端位置も容易に計測することが可能になる計測用器具、計測システム及びコンクリートの天端高さの計測方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の計測用器具は、掘削孔に打設されるコンクリートの天端高さを計測する際に使用される計測用器具であって、前記コンクリートを打設するためのトレミー管に着脱自在に取り付けられる固定部と、前記固定部から水平に張り出されるアーム部と、前記アーム部に設けられて鉛直方向に貫通する貫通部とを備えたことを特徴とする。
また、計測システムの発明は、掘削孔に打設されるコンクリートの天端高さを自動計測するための計測システムであって、ワイヤの繰出し量を計測する計測装置と、前記計測装置から引き出されたワイヤの延伸方向を転向させる転換部と、前記転換部より先の前記ワイヤの先端に取り付けられる第1ウェイトと、前記第1ウェイトより上方の前記ワイヤの途中に取り付けられる第2ウェイトとを備えていることを特徴とする。
ここで上記計測システムの発明は、前記コンクリートを打設するためのトレミー管から水平に張り出されるアーム部に鉛直方向に貫通する貫通部が設けられた計測用器具を備え、前記計測用器具の下方に、前記第1ウェイト及び前記第2ウェイトが配置される構成とすることもできる。
また、コンクリートの天端高さの計測方法の発明は、上記計測用器具を使用したコンクリートの天端高さの計測方法であって、前記計測用器具の前記固定部を、前記コンクリートを打設するためのトレミー管の下端からの距離が既知となる位置に取り付けるステップと、ウェイトが先端に取り付けられた検尺ロープを、前記ウェイトが前記計測用器具より下方に配置されるように前記貫通部に通すステップと、前記ウェイトを前記コンクリートの天端に着底させて天端高さを計測するステップと、前記計測用器具の前記貫通部を通した前記検尺ロープを引き上げて、前記アーム部に前記ウェイトが接触することによって引き上げが停止したときの距離及び前記計測用器具の前記トレミー管の下端からの距離に基づいて、前記トレミー管の下端位置を測定するステップとを備えたことを特徴とする。
一方、上記計測システムを使用したコンクリートの天端高さの計測方法の発明では、前記コンクリートを打設するためのトレミー管の下端から前記計測用器具までの距離を取得するステップと、前記第1ウェイトを前記コンクリートの天端に着底させて天端高さを計測するステップと、前記計測用器具の前記貫通部を通した前記ワイヤを巻き上げて、前記第2ウェイトが前記アーム部に接触したときの距離及び前記計測用器具の前記トレミー管の下端からの距離に基づいて、前記トレミー管の下端位置を測定するステップとを備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の計測用器具は、コンクリートを打設するためのトレミー管に着脱自在に取り付けられる固定部と、固定部から水平に張り出されるアーム部とを備え、そのアーム部には、鉛直方向に貫通する貫通部が設けられている。
このため、ウェイトが先端に取り付けられたワイヤや検尺ロープを貫通部に通してコンクリートの天端に着底させることで、コンクリートの天端高さを計測することができる。さらに、貫通部を通したワイヤ等を引き上げて、アーム部に接触したときの距離を計測して、計測用器具のトレミー管の下端からの既知の距離を参照することで、トレミー管の下端位置を容易に測定することができる。
本実施の形態の計測システムの構成を説明する説明図である。 本実施の形態の計測用器具の構成を例示する説明図である。 2段ウェイトと段差ローラ部の効果を確認した実験の説明図である。 2段ウェイトと段差ローラ部の効果を確認した実験結果の説明図である。 本実施の形態のコンクリートの天端高さの計測方法の各ステップを説明するフローチャートである。 実施例1の計測システムの構成を説明する説明図である。 実施例2の計測用器具の使用方法を説明する説明図である。 実施例2のコンクリートの天端高さの計測方法の各ステップを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の計測システム1の構成を説明する説明図である。また、図2は、本実施の形態の計測用器具3の構成を説明する説明図である。
地盤を掘削して場所打ちコンクリート杭などを構築する際には、掘削孔を安定液(泥水)で満たして、安定液の液圧によって孔壁の崩壊を抑えることが行われる。そして、その安定液で満たされた掘削孔にコンクリートを打設する際には、トレミー管2が使用される。
例えば図1に示すように、地上付近に設置された口元管23から挿入されたトレミー管2の下端211を、掘削孔の孔底まで降ろして、トレミー管2の投入口221からコンクリートの打設を行う。投入されたコンクリートは、トレミー管2の下端211から吐出され、掘削孔の孔底からコンクリートCが打ち上げられることになる。
こうしたコンクリートの打設時には、打設されたコンクリートCの天端高さを逐次、測定して把握しておく必要があるため、施工管理として天端高さの計測が行われる。さらに、安定液などの巻き込みのない品質のよいコンクリートを安定して打設するためには、トレミー管2の下部を打設されたコンクリートCに確実に埋設させておく必要がある。
そこで、本実施の形態の計測システム1を使用して、コンクリートCの天端高さとトレミー管2の下端位置とを計測して管理することで、品質のよいコンクリートの安定した打設を行う。
すなわち、本実施の形態の計測システム1は、掘削孔に打設されるコンクリートCの天端高さを自動計測するための装置であって、後述する計測用器具3を組み込むことによって、トレミー管2の下端位置も計測することができるようになる。
具体的には本実施の形態の計測システム1は、ワイヤ6の繰出し量を計測する計測装置4と、計測装置4から引き出されたワイヤ6の延伸方向を転換させる転換部5と、転換部5より先のワイヤ6の先端に取り付けられる第1ウェイト71及び第2ウェイト72と、トレミー管2に着脱自在に取り付けられる計測用器具3とを備えている。
計測装置4は、ワイヤ6の張力Tに応じてワイヤ6の繰り出しを制御する計測用モータ41と、計測用モータ41と転換部5との間に設けられる段差ローラ部42と、段差ローラ部42と転換部5との間に設けられてワイヤ6の繰出し量を計測する計測用プーリ43とを備えている。ここで、ワイヤ6の張力Tは、例えば転換部5に取り付けられたロードセルによって測定することができる。
計測用モータ41は、例えば、ワイヤ6の繰り出しが行われているときに、張力Tが閾値より減少したことを検知すると巻き取りが始まり、一定距離の巻き上げが行われたのちに、再度、繰り出しに切り替わるように制御されるドラムモータである。なお、ワイヤ6の張力Tが閾値より増加すると繰り出しを行い、張力Tが閾値より減少すると巻き取りを行うという制御とすることもできる。
例えば、操作ボタンが押されると、計測用モータ41が動作してワイヤ6が繰り出され、ウェイトが着底するなどしてワイヤ6の張力Tの減少が検知されると、ゆるんだワイヤ6が計測用モータ41によって巻き取られることになる。
一方、計測用プーリ43は、ワイヤ6が繰り出されたり巻き取られたりするのに連動して回転する。この計測用プーリ43の回転は、同軸の計測用のエンコーダによって検知され、その検知信号に応じてワイヤ6の繰出し量が算出される。
計測用プーリ43には、V溝が設けられており、押付けローラ431によって計測用プーリ43に押し付けられたワイヤ6と密着状態になりつつ、摩擦力の発生とワイヤの逸脱が防止できる構成となっている。
計測用プーリ43と計測用モータ41との間に設けられる段差ローラ部42は、ばねとスライド機構により動滑車として機能し、ワイヤ6の繰り出しや巻き取りの際に瞬間的に発生する変動を吸収させることができる。
押付けローラ431を配置することで、ワイヤ6と計測用プーリ43との滑りが低減し、計測精度を向上させることができるようになるが、押付けによる動摩擦はスムーズなワイヤ6の繰り出しに対しては阻害する方向に働くので、巻き取りから繰り出しに運転が切り替わる際などに、瞬間的にワイヤ6にたるみを生じさせることがある。
段差ローラ部42は、このたるみを除去する目的で、計測用プーリ43と計測用モータ41との間に取り付けられる。要するに、段差ローラ部42のばね力によりワイヤ6にテンションを常時発生させることで、上記したような瞬間的に生じるワイヤ6のたるみを除去し、ワイヤ6のはね出しなどに起因するトラブルの発生を低減させることができるようになる。
詳細には段差ローラ部42は、計測用プーリ43側に配置される第1プーリ421と、第1プーリ421のスライド時に弾性力を付与するばね部423と、第1プーリ421によって転向されたワイヤ6の向きを計測用モータ41に向けて戻す第2プーリ422とを備えている。すなわち、ばね部423によって支持された第1プーリ421を通ったワイヤ6は、第2プーリ422によって折り返して往復した後に計測用モータ41に繋がることになる。
そして、第2ウェイト72の重量とばね部423のばね力(ばね定数)とを調整することで、着底時にワイヤ6の張力Tが閾値を超えるまでに生じるワイヤ6のたるみを吸収することができるようになり、この間、第2ウェイト72の降下が抑えられて計測用プーリ43が回転しないので、計測誤差が蓄積するのを低減させることができる。
このように計測用プーリ43と計測用モータ41との間では、段差ローラ部42によってテンションを付加できる機構になっており、後述するように第1ウェイト71が着底後に張力Tが減じて巻き取りの閾値を超えるまでの間、計測用プーリ43と計測用モータ41との間のワイヤ6のたるみを吸収することができる。
図1に模式的に示した構成では、計測装置4から水平方向に引き出されたワイヤ6の延伸方向は、プーリ(滑車)によって構成される転換部5によって90度の転向がされて、鉛直方向の下向きに向けられる。なお、この方向転換の角度は例示であって、これに限定されるものではない。ワイヤ6の先端が鉛直方向の下向きに転向されればよい。
そして、転換部5より先のワイヤ6の先端には、第1ウェイト71が取り付けられる。例えば、高さ10cm程度、重さ1kgから3kg程度の重錘が使用できる。また、この第1ウェイト71より上方のワイヤ6の途中には、第2ウェイト72が取り付けられる。
ここで、ワイヤ6の途中と表現をしているが、第2ウェイト72に接続されるワイヤ材は、第1ウェイト71と第2ウェイト72との間を接続する連結線61と別のワイヤ材であってもよい。本実施の形態では、連結線61の下端とワイヤ6の先端は同じものを指している。そして、第1ウェイト71の底面から連結線61を挟んで第2ウェイト72の上端までの長さは、予め測定しておく。
第2ウェイト72は、第1ウェイト71が着底した際に、急激にワイヤ6の張力Tが低下してたるみが発生するのを抑えるために設けられる。要するに、第2ウェイト72でワイヤ6のテンションを常時維持することで、計測用プーリ43の空転や、ワイヤ6の絡みの発生などを防いで、計測性能の低下を防ぐことができるようになる。第2ウェイト72には、第1ウェイト71より軽量の重錘であって、安定液の浮力を受けてもワイヤ6に下向きの張力Tを付与できる重量のものが使用できる。
そして、図2は、本実施の形態の計測用器具3の構成を一例として説明する図である。図1,2に示すように、本実施の形態の計測用器具3は、コンクリートを打設するためのトレミー管2に着脱自在に取り付けられる固定部31と、固定部31から水平に張り出されるアーム部32と、アーム部32に設けられて鉛直方向に貫通する貫通部33とを備えている。
固定部31は、例えばトレミー管2の外周を囲むリング状のバンド311と、その起点及び終点となるベース312とによって構成される。トレミー管2は、掘削孔の長さ(深度)に応じて、単位長さの管材を継ぎ足して構成される。図1には、コンクリートの投入口221が上端に設置される上方管22と、トレミー管2の下端211となる先頭管21とを例示しているが、上方管22と先頭管21との間には、掘削孔の長さやコンクリートCの天端高さに応じて、必要な本数の単位長さの管材が介在される。
固定部31は、例えば先頭管21の上部に、着脱自在に取り付けられる。固定部31を先頭管21に取り付けた際には、下端211からの距離を測定して既知寸法Lとして記録しておく。
固定部31からトレミー管2の軸方向に直交する方向(水平方向)に張り出されるアーム部32の長さは、任意に設定することができる。図1は、説明用の模式図となるため、図2を参照しながら説明する。
アーム部32は、例えば固定部31のベース312から張り出される。そして、アーム部32の例えば先端に、貫通部33が設けられる。貫通部33は、アーム部32の延伸方向に直交する方向に貫通しており、アーム部32が水平方向に向けられているときには、貫通部33は鉛直方向に貫通することになる。
図2では、円形の貫通穴が形成された貫通部33を図示しているが、これに限定されるものではない。貫通部33は、ワイヤ6の外径より大きい内空を有するとともに、第2ウェイト72の上端が通過できない形状に形成されていればよいので、内空の形状は円形に限定されるものではなく、細長い長方形状のスリットであってもよい。また、アーム部32の途中に貫通部33を設けることもできる。
図2に例示した貫通部33は、平面視C字形に形成されていて、開放部にばねで開閉するゲート331が設けられている。すなわち、ゲート331を押してワイヤ6を横から貫通部33の内空に通すことができる。
この計測用器具3は、トレミー管2の下端位置を計測するためにトレミー管2に取り付けられる。計測方法の詳細については後述するが、コンクリートCの天端高さを計測した後に、ワイヤ6を巻き上げて第2ウェイト72をアーム部32の貫通部33に接触させ、そのときの距離を計測することで、トレミー管2の下端位置を求めることができるようになる。
ここで、第1ウェイト71と第2ウェイト72とによって構成される2段ウェイトと、計測装置4の段差ローラ部42の効果を確認した実験について、図3,4を参照しながら説明する。
図3は、2段ウェイトと段差ローラ部42の効果を確認した実験の説明図である。実験では、第1ウェイト71に1kgの重錘を使用し、第2ウェイト72に600gの重錘を使用した。そして、第1ウェイト71と第2ウェイト72との間は、ばねで連結した。
また、図3では図示していないが、第2ウェイト72から上方に延伸されるワイヤ6が接続される計測装置4は、上述した段差ローラ部42があるものと、比較のために段差ローラ部42がない装置を使用した。
実験で、ワイヤ6を巻き下げて第1ウェイト71を降下させている際に計測される張力Tは、約16Nであった。そして、第1ウェイト71の底面がコンクリートの供試体に着底して張力Tが低下しても、図3の右図に示すように、約6Nから8Nの張力Tが維持できていた。このように第2ウェイト72によってワイヤ6のテンションが常時維持できれば、計測用プーリ43の空転や、ワイヤ6の絡みの発生などを防ぐことができるようになる。
一方、図4は、2段ウェイトと段差ローラ部42の効果を確認した実験結果の説明図である。図4は、横軸が時間、各グラフの左側の縦軸がワイヤの張力(N)、各グラフの右側の縦軸がワイヤの繰出し量(m)を示している。波線状に描かれている実線が張力の変動を示し、直線的に描かれている一点鎖線がワイヤの繰出し量を示しているので、比較することで2つの相関を把握することができる。
図4の左側のグラフは、2段ウェイトを使って段差ローラ部42のない装置で計測した結果を示している。この図を見ると、ワイヤの繰出し量は、着底後も増加し、着底から0.15秒後に巻き上げが開始されたことがわかる。張力Tは、着底前の約23N程度から、着底によって約5N程度に低下するが、ワイヤ6の絡みなどは発生せず、計測を続けることができることが確認できた。
これに対して、図4の右側のグラフは、2段ウェイトを使って段差ローラ部42のある計測装置4で計測した結果を示している。この図を見ると、ワイヤの繰出し量は、着底によって止まり、着底後の張力Tの変動も安定していることが分かる。
すなわち、段差ローラ部42を計測装置4に設けることによって、着底を機に大きく変動するワイヤ6の繰出し量を吸収することができるようになる。そして、段差ローラ部42による繰出し量の吸収が、張力Tの変動を抑えて、計測の安定化を図ることができるようになる。また、着底後の余分な繰り出しや巻き取りも抑えられるようになるので、計測精度も向上させることができる。
次に、本実施の形態のコンクリートの天端高さの計測方法について説明する。図5は、本実施の形態のコンクリートの天端高さの計測方法の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップS1では、トレミー管2に計測用器具3の取り付けを行う。トレミー管2は、コンクリートの打ち込み始めの段階では、掘削孔の孔底に下端211が到達する長さが必要になる。計測用器具3は、トレミー管2の最先端に配置される先頭管21に取り付けられる。
例えば図1に示すように、先頭管21の上端の継手部の真下あたりに、計測用器具3の固定部31を、バンド311を巻き付けることによって固定する。固定部31と先頭管21の下端211との距離は、メジャーなどによって測定して、既知寸法Lとして記録しておく。
続いてステップS2では、計測システム1のセッティングを行う。先頭管21に取り付けられた計測用器具3の貫通部33には、第1ウェイト71及び第2ウェイト72がアーム部32より下方に配置されるようにワイヤ6を通す。
先頭管21の上方には、掘削孔の長さに合わせて、投入口221が地上に配置できるようになる長さ分だけの管材が継ぎ足される。トレミー管2は、口元管23の上端に架け渡された横架材などに上方管22を支持させて、掘削孔に吊り下げられた状態にする。
計測の基準となる基準高さは、任意の位置に設定することができるが、ここでは口元管23の上端の高さ(位置)を基準高さとする。計測システム1では、基準高さから第1ウェイト71の例えば底面までの距離を計測する。以下では、コンクリートの天端高さとは、コンクリートCの天端の位置と基準高さとの距離D1を指し、トレミー管2の下端位置とは、先頭管21の下端211と基準高さとの距離D2を指す。
口元管23の上方まで鉛直方向に延伸されたワイヤ6は、転換部5で例えば水平方向に転向され、計測用プーリ43と段差ローラ部42とを通って、計測用モータ41に接続される。これで、コンクリートCの天端高さ及びトレミー管2の下端位置の計測が行える状態になる。
なお、コンクリートを打設する前に計測システム1による計測を行うことで、掘削孔の孔底の深度(掘削深度)と、トレミー管2の接続長さを確認することができる。こうした打設前の計測を行うことによって、掘削深度の管理間違いやトレミー管2の接続ミス、既知寸法Lの測り間違いなどのヒューマンエラーをチェックすることができる。
コンクリートは、トレミー管2の上端に設置されたホッパの投入口221から投入され、下端211から孔底に吐出される。トレミー管2の下端211は、打設されたコンクリートCの中に安定液やスライムなどの不純物が巻き込まれないように、例えば2m以上の長さがコンクリートCに埋設されるように管理される。
掘削孔の孔底から打ち上がるコンクリートCの天端は、コンクリートの打設によって徐々に上昇する。そこで、施工管理として設定されたタイミングなどで、コンクリートCの天端高さを計測する(ステップS3)。
計測システム1では、コンクリートの天端高さの計測は、自動で行われる。すなわち、コンクリートの打設開始後の設定されたタイミングで、計測用モータ41を作動させることによってワイヤ6を繰り出して、第1ウェイト71を掘削孔の安定液の中で降下させる。ここで、第1ウェイト71及び第2ウェイト72は、それぞれ安定液中で浮力を受けた状態でも自然落下できる重量を有している。
第1ウェイト71がコンクリートCの天端に着底するまでは、第1ウェイト71及び第2ウェイト72の重量に基づいて安定液中で作用する下向きの力によって、ワイヤ6に張力Tが生じる。計測用モータ41が回転してワイヤ6が繰り出される間の張力Tは、転換部5のロードセルによって常時測定されている。
降下を続けた第1ウェイト71がコンクリートCの天端に着底すると、ワイヤ6の張力Tが減少する(図4の右図参照)。本実施の形態の計測システム1は、2段ウェイト及び段差ローラ部42を備えているので、着底時にも急激な変動が起こらず、安定した計測が継続される。そして、張力Tの設定値以上の低下が着底として検知されて、コンクリートCの天端高さ(基準高さと天端との距離D1)の計測が行われる。
天端高さの計測が終わると、ステップS4では、計測用モータ41が回転してワイヤ6の巻き上げが開始される。ワイヤ6が巻き上げられると第1ウェイト71及び第2ウェイト72が上昇を始める。
そして、第2ウェイト72の上端が計測用器具3のアーム部32に接触すると、ワイヤ6の張力Tが増加するので、接触を検知することができ、その時点の距離も得ることができる。すなわち、第1ウェイト71の底面から第2ウェイト72の上端までの長さは既知の値であるため、第1ウェイト71の底面を基準に計測された値から、第2ウェイト72の上端までの長さを減じることにより、基準高さとアーム部32との距離D3として計測することができる。
そこで、ステップS5では、トレミー管2の下端位置の算出を行う。図1に示すように、計測用器具3とワイヤ6による計測によって、計測距離D3の計測がステップS4で行われている。一方、計測用器具3とトレミー管2の下端位置との距離は、既知寸法Lである。このため、計測距離D3に既知寸法Lを加えることによって、トレミー管2の下端位置を示す距離D2を求めることができる。
コンクリートの打設が進んで天端が上昇すると、逐次、トレミー管2が引き上げられて、先頭管21と上方管22との間に継ぎ足されていた管材が、その都度撤去されることになる。こうしたトレミー管2の引き上げ作業時も、トレミー管2の下端位置はコンクリートCに埋設させておく必要があるため、トレミー管2の下端位置の管理が行われる。
次に、本実施の形態の計測用器具3、計測システム1及びコンクリートの天端高さの計測方法の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の計測システム1は、コンクリートを打設するためのトレミー管2に着脱自在に取り付けられる計測用器具3と、ワイヤの繰出し量を計測する計測装置4と、ワイヤ6の先端に取り付けられる第1ウェイト71及び第2ウェイト72とを備えている。
計測装置4は、ワイヤ6の張力Tの減少に伴ってワイヤ6の繰り出しを制御するとともに、その繰出し量を計測することで、基準高さからのコンクリートCの天端高さを自動計測することができる。
すなわち、ワイヤ6の先端の第1ウェイト71がコンクリートCの天端に着底すると張力Tが低減するので、そのときに計測装置4によって計測されていた繰出し量から、コンクリートCの天端高さを求めることができる。
また、ワイヤ6には着底用の第1ウェイト71の上方に第2ウェイト72が取り付けられているので、着底後もワイヤ6の張力Tは第2ウェイト72の重量に応じて維持されて、計測用プーリ43の空転やワイヤ6の絡みの発生などが抑えられ、計測性能の低下を防ぐことができる。
さらに、繰出し量を計測する計測用プーリ43と計測用モータ41との間に段差ローラ部42を介在させることで、ワイヤ6の急激な出入りやたわみを吸収させることができるようになり、計測装置4による計測の安定性を高めることができる。
また、計測する必要がない余分なワイヤ6の出入りが段差ローラ部42によって吸収されることで、計測用プーリ43のエンコーダに不要な検出値が蓄積されるのが抑えられ、計測精度を高めることができる。
そして、計測用器具3は、コンクリートを打設するためのトレミー管2に着脱自在に取り付けられる固定部31と、固定部31から水平に張り出されるアーム部32とを備え、そのアーム部32には、鉛直方向に貫通する貫通部33が設けられている。
上記したように第1ウェイト71が先端に取り付けられたワイヤ6を貫通部33に通してコンクリートCの天端に着底させることで、コンクリートCの天端高さを計測することができる。さらに、貫通部33を通したワイヤ6を巻き上げて、第2ウェイト72がアーム部32に接触したときの距離D3を計測することで、トレミー管2の下端位置を容易に測定することができる。
要するに、計測用器具3をトレミー管2に取り付け、計測用器具3のトレミー管2の下端211からの既知寸法Lを把握しておくだけで、1つの計測装置4によって、コンクリートCの天端高さとトレミー管2の下端位置という2つの計測値を、確実に管理することができるようになる。
以下、前記した実施の形態の計測システム1とは別の形態の計測システム1Aについて、図6を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
前記実施の形態の図1では、口元管23の上方の1箇所に固定された転換部5から、ワイヤ6を掘削孔内に吊り下げる場合を例に説明した。本実施例1では、コンクリートCの天端高さを計測する平面位置を、任意に変更できる計測システム1Aについて説明する。
本実施例1の計測システム1Aでは、口元管23の上端に、ワイヤ6の投下位置調整具8が設置される。投下位置調整具8は、計測装置4から延伸されたワイヤ6の向きを転向させる転換プーリ81と、転換プーリ81を通って水平に延伸されたワイヤ6の向きを鉛直方向に転向させる転換部5Aとを備えている。
プーリ(滑車)によって構成される転換部5Aは、水平方向に延伸される投下位置調整具8に沿って移動させることができる。投下位置調整具8の所望する位置に移動された転換部5Aは、その任意の位置で固定される。なお、転換部5Aを移動させた際は、ワイヤ6の繰出し距離も変化することになるため、その都度、計測装置4の校正(原点リセット)を行うことになる。
一方、トレミー管2に取り付けられる計測用器具3Aについても、アーム部32Aに延伸方向に延びる細長いスリット状の貫通部33Aが設けられる。このため、アーム部32Aの貫通部33Aに通されたワイヤ6は、投下位置調整具8上での転換部5Aの移動に伴って、位置を変えることができる。
このように構成された実施例1の計測システム1Aであれば、コンクリートCの天端高さを計測する平面位置を任意に設定することができる。このため、トレミー管2の近傍、トレミー管2から少し離れた位置、掘削孔の孔壁付近など、任意の位置のコンクリートCの天端高さを、任意のタイミングで把握することができるようになる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態とは異なる計測用器具3の使用方法について、図7,8を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
本実施例2では、計測装置4による自動計測を行わない場合について説明する。すなわち、トレミー管2に計測用器具3を取り付け、先端にウェイト91を取り付けた検尺ロープ9を使って、作業員がコンクリートCの天端高さ及びトレミー管2の下端位置を計測する場合について説明する。
図8は、本実施例2のコンクリートの天端高さの計測方法の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップS11では、トレミー管2に計測用器具3の取り付けを行う。計測用器具3の固定部31と先頭管21の下端211との距離は、メジャーなどによって測定して、既知寸法Lとして記録しておく。
続いてステップS12では、先頭管21に取り付けられた計測用器具3の貫通部33に、ウェイト91がアーム部32より下方に配置されるように検尺ロープ9を通してセットする。この検尺ロープ9には、ウェイト91からの距離が計測できるような例えば10cm単位の目盛りが付けられている。
コンクリートの打設が始まり、コンクリートCの天端が上昇を開始した後に、検尺ロープ9の上端を持った作業員による計測が行われる。作業員は、安定液中に吊り下げたウェイト91をゆっくりと降下させる。
安定液中をウェイト91が降下しているときに、作業員は一定の張力を感じ、ウェイト91がコンクリートCの天端に着底すると、張力が急激に減ったことを手の感触で知ることができる。そこで、そのときの距離D1を検尺ロープ9の目盛りで読み取って、コンクリートCの天端高さとする(ステップS13)。
天端高さの計測が終わると、ステップS14では、作業員が検尺ロープ9を引き上げて、ウェイト91を上昇させる。そして、ウェイト91の上端が計測用器具3のアーム部32に接触すると、検尺ロープ9の引き上げを停止して、その時点の距離を検尺ロープ9の目盛りを読むことで計測する。すなわち、基準高さとアーム部32との距離D3が計測される。
そこで、ステップS15では、トレミー管2の下端位置の算出を行う。図7に示すように、計測用器具3と検尺ロープ9による計測によって、計測距離D3の計測がステップS14で行われている。一方、計測用器具3とトレミー管2の下端位置との距離は、既知寸法Lである。このため、計測距離D3に既知寸法Lを加えることによって、トレミー管2の下端位置を示す距離D2を求めることができる。
このように構成された実施例2の計測用器具3及びコンクリートの天端高さの計測方法であれば、手動計測によっても、コンクリートCの天端高さとトレミー管2の下端位置という2つの計測値を、確実に管理することができるようになる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、計測システム1,1Aと計測用器具3を使って、コンクリートCの天端高さとトレミー管2の下端位置の両方を計測する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、計測システム1,1AによってコンクリートCの天端高さのみを計測して管理することもできる。
1 :計測システム
2 :トレミー管
211 :下端
3 :計測用器具
31 :固定部
32 :アーム部
33 :貫通部
4 :計測装置
41 :計測用モータ
42 :段差ローラ部
43 :計測用プーリ
5 :転換部
6 :ワイヤ
71 :第1ウェイト
72 :第2ウェイト
1A :計測システム
3A :計測用器具
32A :アーム部
33A :貫通部
5A :転換部
8 :投下位置調整具
9 :検尺ロープ
91 :ウェイト
C :コンクリート
T :張力

Claims (1)

  1. コンクリートを打設するためのトレミー管に着脱自在に取り付けられる固定部と、前記固定部から水平に張り出されるアーム部と、前記アーム部に設けられて鉛直方向に貫通する貫通部とを備えた計測用器具を使用したコンクリートの天端高さの計測方法であって、
    前記計測用器具の前記固定部を、前記コンクリートを打設するためのトレミー管の下端からの距離が既知となる位置に取り付けるステップと、
    ウェイトが先端に取り付けられた検尺ロープを、前記ウェイトが前記計測用器具より下方に配置されるように前記貫通部に通すステップと、
    前記ウェイトを前記コンクリートの天端に着底させて天端高さを計測するステップと、
    前記計測用器具の前記貫通部を通した前記検尺ロープを引き上げて、前記アーム部に前記ウェイトが接触することによって引き上げが停止したときの距離及び前記計測用器具の前記トレミー管の下端からの距離に基づいて、前記トレミー管の下端位置を測定するステップとを備えたことを特徴とするコンクリートの天端高さの計測方法。
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