JPH05239832A - 水中打設コンクリートのレベル測定装置 - Google Patents

水中打設コンクリートのレベル測定装置

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Publication number
JPH05239832A
JPH05239832A JP18400691A JP18400691A JPH05239832A JP H05239832 A JPH05239832 A JP H05239832A JP 18400691 A JP18400691 A JP 18400691A JP 18400691 A JP18400691 A JP 18400691A JP H05239832 A JPH05239832 A JP H05239832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
concrete
tip
float
tremie pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18400691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mizuguchi
弘 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP18400691A priority Critical patent/JPH05239832A/ja
Publication of JPH05239832A publication Critical patent/JPH05239832A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既に水中に打設されたコンクリートのトレミ
ー管に対するレベルを精度良く、かつ直読式に測定する
ための測定装置を提供すること。 【構成】 レベル検出装置14は、トレミー管10の側
部に突出配置されたブラケット12を介して設けられた
防水ケース16と、ケース16の先端部にあってトレミ
ー管10と平行に垂設された保護兼用のガイド管18
と、ガイド管18の内部に配置されたワイヤ20と、ワ
イヤ20の先端に結合したフロート22、及びケース1
6内にあって前記ワイヤ20の上端に結合したドラム2
4と、ドラム24の回転軸24aに軸結したエンコーダ
26を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既に水中または海中
に打設されたコンクリートのトレミー管に対するレベル
を精度良く、かつ直読式に測定するための測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】トレミー管を用いて水中にコンクリート
を打設する際は常時コンクリートのレベルを監視し、そ
の監視結果に基づいてトレミー管を順次引き上げつつ打
設することが必要である。すなわち、一般に、水中にコ
ンクリートを打設する場合には、種々の困難が伴うが、
そのうちでもトレミー管の先端を打設されたコンクリー
トの天端から離脱させないように、トレミー管の先端が
常にコンクリート天端内部に埋設した状態で保持するこ
とがコンクリートの施工管理上とくに重要である。
【0003】それゆえ、コンクリート天端とトレミー管
の先端間の距離を良好に保ちつつトレミー管の引上げ作
業を行わなければならず、常時打設されたコンクリート
のレベルを監視する必要がある。
【0004】このレベルを測定する装置としては、従来
図3に示すように、トレミー管の近傍における地表部ま
たは水上構造物に巻取装置1を配置し、この装置1から
繰り出されるワイヤWの先端に重り2を設けたものがあ
る。この装置ではワイヤWを繰出して重りを水中に投下
し、このワイヤWが弛むことで前記重り2が打設された
コンクリートCの天端に到達したことを確認し、繰り出
されたワイヤWの長さを測定することでコンクリートC
のレベルを検出し、トレミー管の打設深さとを比較する
ことで引上げ量を決定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に海
中にコンクリートを打設する場合には、潮流などによっ
てワイヤWが流されるため誤差がでやすく、特に打設深
さが深くなるほどその水平分力分ワイヤWの長さが実際
の垂直分より長くなるため、誤差が大きくでる欠点があ
った。また、この測定装置ではワイヤWの繰出し長さの
みならずトレミー管の打設深さを同時に測定し、この測
定値と前記繰出し長さの差などを計算する必要があるた
め、測定後の処理が面倒となっていた。
【0006】この発明は以上の欠点を解決するものであ
って、潮流などの影響を受けずにトレミー管先端部にお
けるコンクリートのレベルを精度良く測定でき、しかも
トレミー管の打設深さにかかわらず、コンクリート天端
との間の距離を直読式に検出出来る水中打設コンクリー
トのレベル測定装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、トレミー管の先端部周囲に平行に垂設
されたガイド管と、このガイド管の内部に配置されたワ
イヤと、このワイヤの先端部に設けられ、かつ水ないし
海水の比重より重く,打設コンクリートの比重より軽く
設定され、前記ガイド管に沿って上下移動するフロート
と、前記ガイド管の上部に配置されて前記ワイヤの上端
部を保持し、前記フロートの浮沈に応じて繰出しおよび
巻き戻し動作するドラムと、このドラムの回転を検出す
るエンコーダとを備えたものである。
【0008】
【作用】以上の構成によれば、トレミー管先端部におい
てコンクリート高さに応じてフロートが浮沈し、ワイヤ
を繰出し,巻き戻しする。この長さに応じたドラムの回
動量と回動方向はエンコーダで検出され、トレミー管先
端部におけるコンクリートのレベルを監視できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1はこの発明を適用したトレミー管の
先端部を示すものであり、トレミー管10の先端部一側
面にはブラケット12を介してレベル検出装置14が配
置されている。レベル検出装置14は、ブラケット12
の先端に配置された防水ケース16と、ケース16の先
端部にあって、トレミー管10と平行に垂設された保護
兼用のガイド管18と、ガイド管18の内部に配置され
たワイヤ20と、ワイヤ20の先端に結合したフロート
22と、ケース16内にあって前記ワイヤ20の上端に
結合したドラム24と、ドラム24の回転軸24aに軸
結したエンコーダ26を備えている。
【0010】フロート22は、前記ガイド管18の内部
に摺動可能に挿通されるプランジャ部22aと、プラン
ジャ部22aの先端に一体化された内部中空,かつ大径
の検出子22bからなっている。また前記ドラム24に
は図2に示すように巻バネ28が付設され、常時弱い力
Fでワイヤ20を巻取側に付勢している。さらに前記エ
ンコーダ26はケーブル30を介して地表部(或いは作
業用台船などの水上構造物)側に接続され、ここでその
電気信号が読み取られる。
【0011】ここで、例えば、真水の比重は1.0であ
り、コンクリート或いは改良土の比重が1.8と設定さ
れると、前記フロートの比重Dは、1.8>D>1.0
+F(バネの巻取力)…水中で用いられる場合に設定
される。また、ワイヤ20の長さはフロート22のプラ
ンジャ部22aがガイド管18の先端より抜けでない程
度の長さに設定され、それゆえ、図に示すようにレベル
計測ストロークはトレミー管10のほぼ最先端位置から
ガイド管18の先端までの計測範囲Lに設定されてい
る。
【0012】以上の構成において、トレミー管10が水
中にある時はフロート22の比重は、水の比重+バネ力
Fより大きいので、フロート22は計測範囲Lの下限ま
で下降し、その先端は図示のごとくトレミー管10の最
先端部と平行に並ぶ。この状態でワイヤ20は最大限繰
り出されるので、エンコーダ26の示す電気信号は最大
値(或いは最小値)を示す。次いでトレミー管10の先
端よりコンクリートが吐出され、打設されたコンクリー
トCの天端がトレミー管10の先端部にまで上昇する
と、フロート22の検出部22bがコンクリートCの天
端面に着座し、その状態で天端の上昇とともに上昇する
結果、ワイヤ20はバネ力によりドラム24に巻き戻さ
れる。ドラム24の回転はエンコーダ26で検出され、
地表部でトレミー管10の先端位置からの上昇距離に換
算して測定される。
【0013】トレミー管10を停止したままコンクリー
トを打設したのではフロート22は計測範囲Lの上限ま
で上昇し、この状態でエンコーダ26の示す電気信号は
最小値(或いは最大値)を示す。それゆえ、この計測範
囲Lの間で、地表部側では常時送られてくる電気信号と
比較した引き抜き量でトレミー管10の引き抜きを行う
ことによって、コンクリートCの天端に対するトレミー
管10の先端位置を最適距離に保つことができることに
なる。
【0014】
【発明の効果】以上実施例により詳細に説明したように
この発明にかかる水中打設コンクリートのレベル測定装
置にあっては、トレミー管先端部においてコンクリート
高さに応じてフロートが浮沈してワイヤを繰出し,巻き
戻し、その長さに応じたドラムの回動量と回動方向はエ
ンコーダで検出され、トレミー管先端部におけるコンク
リートのレベルを遠隔で監視できるため、従来のように
ワイヤを繰り出す場合に比べて潮流の影響による誤差が
なく、また検出値とトレミー管の打設深さを比較する必
要もないため、トレミー管の引き抜き制御も簡素化す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるレベル測定装置を備えたトレ
ミー管の先端部を示す部分断面図である。
【図2】ドラムとワイヤおよびエンコーダの関係を示す
斜視図である。
【図3】従来のレベル測定装置を示す説明図である。
【符号の説明】
10 トレミー管 14 レベル測定装置 16 防水ケース 18 ガイド管 20 ワイヤ 22 フロート 24 ドラム 26 エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレミー管の先端部周囲に平行に垂設さ
    れたガイド管と、このガイド管の内部に配置されたワイ
    ヤと、このワイヤの先端部に設けられ、かつ水ないし海
    水の比重より重く,打設コンクリートの比重より軽く設
    定され、前記ガイド管に沿って上下移動するフロート
    と、前記ガイド管の上部に配置されて前記ワイヤの上端
    部を保持し、前記フロートの浮沈に応じて繰出しおよび
    巻き戻し動作するドラムと、このドラムの回転を検出す
    るエンコーダとを備えたことを特徴とする水中コンクリ
    ートのレベル測定装置。
JP18400691A 1991-06-28 1991-06-28 水中打設コンクリートのレベル測定装置 Pending JPH05239832A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18400691A JPH05239832A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 水中打設コンクリートのレベル測定装置

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JP18400691A JPH05239832A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 水中打設コンクリートのレベル測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05239832A true JPH05239832A (ja) 1993-09-17

Family

ID=16145680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18400691A Pending JPH05239832A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 水中打設コンクリートのレベル測定装置

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JP (1) JPH05239832A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2005433C2 (nl) * 2010-06-23 2011-12-27 Faber Betonpompen B V Inrichting, systeem en werkwijze voor het op een onder water gelegen bodem storten van een uithardende massa.
JP6343864B1 (ja) * 2017-01-19 2018-06-20 ジャパンパイル株式会社 地盤に掘削された孔内に充填される充填物の品質管理装置及び品質管理方法
JP2024013643A (ja) * 2022-07-20 2024-02-01 東急建設株式会社 コンクリートの天端高さの計測方法

Cited By (4)

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JP2018115499A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 ジャパンパイル株式会社 地盤に掘削された孔内に充填される充填物の品質管理装置及び品質管理方法
JP2024013643A (ja) * 2022-07-20 2024-02-01 東急建設株式会社 コンクリートの天端高さの計測方法

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