JP7303420B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
この構成によれば、空気調和機における放射ノイズを軽減させることができる。
この構成によれば、例えばフェライトコアのような簡易な構成により減衰装置を形成することができる。
第8の観点に係る空気調和機によれば、前記減衰装置の少なくとも一部は、前記ユニット間冷媒配管の断熱材の一部分に磁性体のフィラーを含有させたものである。
第9の観点に係る空気調和機によれば、前記減衰装置の少なくとも一部は、前記ユニット間冷媒配管の一部分に付着させた磁性体である。
第10の観点に係る空気調和機によれば、前記減衰装置の少なくとも一部は、配管支持部材に磁性体を内蔵又は付着させた、前記ユニット間冷媒配管を支持する支持金具である。
本空気調和機は、屋外に設置される室外ユニット10と室内の天井裏や壁面などに設置される1台の室内ユニット30とを備えている。
以上のような構成により、ユニット間冷媒配管50、すなわち、ガス側のユニット間冷媒配管50a及び液側のユニット間冷媒配管50bは、室内冷媒配管32と電気的に導通状態に接続されている。
空気調和機の運転が開始されると、インバータ回路18dのスイッチングに伴い、高周波成分のノイズ電流が圧縮機13を経由して室外ユニット筐体11に流れる。室外ユニット10とアース60との間に浮遊容量61が存在するため、浮遊容量61にノイズ電流が流れると、その両端には電位差が発生する。
図5に示すように、室内ユニット30から、室内ユニット30の最も近くに設けられた減衰装置70までの距離をLs[m]、室外ユニット10から、室外ユニット10の最も近くに設けられた減衰装置70までの距離をLt[m]、ユニット間冷媒配管50に設けられた減衰装置70同士の間の距離をLu[m]とする。また、本実施形態における減衰装置70の配置位置についての以下の説明において、減衰させるノイズ電流の最大周波数をfx[Hz]、減衰させるノイズ電流の最大周波数の波長をλx[m]、光速をc[m/s]とする。
(1)ユニット間冷媒配管50における少なくとも1か所以上にノイズ電流を減衰する減衰装置70を設けているので、ユニット間冷媒配管50におけるノイズ電流の共振周波数を、ノイズ電流の最大周波数より高い周波数へシフトすることができる。これにより、ノイズ電流の共振を回避することができる。
(3)室内ユニット30と、室内ユニット30の最も近くに設けられた減衰装置70との間隔において、ノイズ電流の共振周波数をノイズの最大周波数fxより高くすることができ、ノイズ電流の共振を回避することができる。
前記実施形態に関する説明は、本開示に従う空気調和機が取り得る形態の例示であり、その形態に制限されるものではない。本開示に従う空気調和機は、前記実施形態以外に、例えば以下に示される変形例、及び相互に矛盾しない少なくとも二つの変形例を組み合わせた形態としてもよい。
Lt (室外ユニットから、室外ニットに最も近い減衰装置までの)距離
Lu (減衰装置間同士の間の)距離
10 室外ユニット
11 室外ユニット筐体
12 室外ユニット内冷媒配管(略称;室外冷媒配管)
12a 配管
12b 配管
12c 配管
12d 配管
12e 配管
13 圧縮機
14 四路切換弁
15 室外熱交換器
16 (液側)閉鎖弁
17 (ガス側)閉鎖弁
18 インバータ装置
18a ノイズフィルタ
18b 整流回路
18c 平滑回路
18d インバータ回路
19 電源
20 制御回路
21 送風機
30 室内ユニット
31 室内ユニット筐体
32 室内ユニット内冷媒配管(略称;室内冷媒配管)
32a 配管
32b 配管
33 室内熱交換器
34 接続点
35 接続点
36 延長配管
37 延長配管
38 フレア継手本体
39 フレア継手本体
40 交流電源
41 ノイズフィルタ
42 制御回路
43 送風機
50 ユニット間冷媒配管
50a (ガス側の)ユニット間冷媒配管
50b (液側の)ユニット間冷媒配管
51 通信線
52 断熱材
60 アース
61 浮遊容量
62 浮遊容量
70 減衰装置
80 支持金具
81 支持部材
101 室外ユニット
102 室内ユニット
103 通信線
104 磁性体
105 ユニット間冷媒配管
106 リターン経路
201 アース
202 浮遊容量
203 浮遊容量
Claims (12)
- インバータにより駆動される圧縮機(13)を搭載した室外ユニット(10)と、
前記室外ユニット(10)に対し接続される室内ユニット(30)と、
前記室外ユニット(10)内に設けられている室外ユニット内冷媒配管(12)と前記室内ユニット(30)内に設けられている室内ユニット内冷媒配管(32)とを接続するユニット間冷媒配管(50)と、
前記ユニット間冷媒配管(50)における少なくとも1か所以上に設けられた、ノイズ電流を減衰する減衰装置(70)とを有し、
前記減衰装置(70)は、前記ユニット間冷媒配管(50)に設けられ、
前記室内ユニット(30)から、前記室内ユニット(30)の最も近くに設けられた前記減衰装置(70)までの距離をLs[m]、減衰させるノイズ電流の最大周波数をfx[Hz]、光速をc[m/s]とそれぞれした場合に、
Ls<c/2fx
と設定されている
空気調和機。 - 前記室外ユニット(10)から、前記室外ユニット(10)の最も近くに設けられた前記減衰装置(70)までの距離をLt[m]とした場合に、
Lt<c/4fx
と設定されている
請求項1記載の空気調和機。 - インバータにより駆動される圧縮機(13)を搭載した室外ユニット(10)と、
前記室外ユニット(10)に対し接続される室内ユニット(30)と、
前記室外ユニット(10)内に設けられている室外ユニット内冷媒配管(12)と前記室内ユニット(30)内に設けられている室内ユニット内冷媒配管(32)とを接続するユニット間冷媒配管(50)と、
前記ユニット間冷媒配管(50)における少なくとも1か所以上に設けられた、ノイズ電流を減衰する減衰装置(70)とを有し、
前記減衰装置(70)は、前記ユニット間冷媒配管(50)に設けられ、
前記室外ユニット(10)から、前記室外ユニット(10)の最も近くに設けられた前記減衰装置(70)までの距離をLt[m]、減衰させるノイズ電流の最大周波数をfx[Hz]、光速をc[m/s]とそれぞれした場合に、
Lt<c/4fx
と設定されている
空気調和機。 - 前記減衰装置(70)は、前記ユニット間冷媒配管(50)に複数設けられ、
前記減衰装置(70)間同士の間の距離をLu[m]とした場合に、
Lu<c/2fx
と設定されている
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記減衰装置(70)は、前記ユニット間冷媒配管(50)に複数設けられ、
前記減衰装置(70)間同士の間の距離をLu[m]とした場合に、
Lu<c/2fx
と設定されており、
前記Lsは1.5m以下、前記Ltは0.75m以下、前記Luは1.5m以下である、
請求項2記載の空気調和機。 - インバータにより駆動される圧縮機(13)を搭載した室外ユニット(10)と、
前記室外ユニット(10)に対し接続される室内ユニット(30)と、
前記室外ユニット(10)内に設けられている室外ユニット内冷媒配管(12)と前記室内ユニット(30)内に設けられている室内ユニット内冷媒配管(32)とを接続するユニット間冷媒配管(50)と、
前記ユニット間冷媒配管(50)に複数設けられた、ノイズ電流を減衰する減衰装置(70)とを有し、
前記減衰装置(70)は、前記ユニット間冷媒配管(50)に複数設けられ、
前記減衰装置(70)間同士の間の距離をLu[m]、減衰させるノイズ電流の最大周波数をfx[Hz]、光速をc[m/s]とそれぞれした場合に、
Lu<c/2fx
と設定されている
空気調和機。 - 前記減衰装置(70)は、30MHz~100MHzの周波数のノイズ電流を減衰するように構成されている
請求項1~請求項6の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記減衰装置(70)の少なくとも一部は、前記ユニット間冷媒配管(50)に取り付けられた磁性体である
請求項1~請求項7の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記室外ユニット(10)は、前記ユニット間冷媒配管(50)の接続部として閉鎖弁(16,17)を有し、
前記減衰装置(70)の少なくとも一部は、前記閉鎖弁(16,17)に内蔵又は付着されている
請求項1~請求項8の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記減衰装置(70)の少なくとも一部は、前記ユニット間冷媒配管(50)の断熱材(52)の一部分に磁性体のフィラーを含有させたものである
請求項1~請求項9の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記減衰装置(70)の少なくとも一部は、前記ユニット間冷媒配管(50)の一部分に付着させた磁性体である
請求項1~請求項10の何れか1項に記載の空気調和機。 - 前記減衰装置(70)の少なくとも一部は、配管支持部材に磁性体を内蔵又は付着させた、前記ユニット間冷媒配管(50)を支持する支持金具(80)である
請求項1~請求項11の何れか1項に記載の空気調和機。
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JP2019064559A JP7303420B2 (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 空気調和機 |
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JP2009302301A (ja) | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
US20110219798A1 (en) | 2010-03-10 | 2011-09-15 | Juntae Kim | Communication Apparatus, Air Conditioning System Having The Same And Communication Method Thereof Using Refrigerant Pipes |
JP2011226700A (ja) | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
JP2017198370A (ja) | 2016-04-26 | 2017-11-02 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
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