JP7302787B2 - 無線通信システム、無線通信方法及び送信装置 - Google Patents

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本発明は、無線通信システム、無線通信方法及び送信装置に関する。
マルチキャリア伝送方式の無線通信システムには、シングルキャリア伝送方式に比べて、キャリアごとに等化器の負担を軽減することができるというメリットがある。従来のマルチキャリア伝送では、各キャリアの振幅を均等にして信号を送信している。
マルチキャリア伝送は、ビット誤り率特性を劣化させるフェージングだけでなく、周波数特性に起因する装置の不完全性を補償することに有効であるとされている(例えば非特許文献1参照)。また、直交周波数分割多重(OFDM)においては、クリッピングとフィルタリングによって性能を改善する方法が知られている(例えば非特許文献2参照)。また、プリディストータによってOFDMシステムにおける非線形歪を補償する技術が知られている(例えば非特許文献3参照)。
斉藤洋一著、「ディジタル無線通信の変復調」、電子情報通信学会、平成8年2月10日、p.201-207 Xiaodong Li et al, "Effects of Clipping and Filtering on the performance of OFDM", 47th IEEE Vehicular Technology Conference 1997, May. 1997, p.1634-1638 Shuta UWANO et al, "Linearized Constant Peak-Power Coded OFDM Transmission for Broadband Wireless Access Systems", IEICE TRANS. COMMUN., VOL. E82-B, NO. 12 DECEMBER 1999
マルチキャリア伝送方式の無線通信システムは、各キャリアの振幅を均等にして信号を送信しているため、送信装置の増幅器等によって帯域外漏洩電力が発生し、隣接チャネルに干渉を与えていた。そのため、従来は、信号の振幅のピーク値を瞬間的に抑えて歪補償する等の対策がなされていたが、伝送品質特性が瞬間的に劣化してしまうという問題があった。
本発明は、伝送速度及び伝送品質を維持しつつ、帯域外漏洩電力を低減することができる無線通信システム、無線通信方法及び送信装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる無線通信システムは、送信装置がマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置が受信信号として受信する無線通信システムにおいて、前記送信装置は、送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化部と、前記誤り訂正符号化部が符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル部と、前記スクランブル部がスクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離部と、前記分離部が分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する複数の変調部と、複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する複数の正規化部と、複数の前記正規化部が正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成部と、前記合成部が合成した送信信号の符号化系列を送信する送信部とを有し、複数の前記正規化部は、複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる無線通信方法は、送信装置がマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置が受信信号として受信する無線通信方法において、前記送信装置が、送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化工程と、符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル工程と、スクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離工程と、分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する変調工程と、変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する正規化工程と、正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成工程と、合成した送信信号の符号化系列を送信する送信工程とを実行し、前記正規化工程では、変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化することを特徴とする。
また、本発明の一態様にかかる送信装置は、送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化部と、前記誤り訂正符号化部が符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル部と、前記スクランブル部がスクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離部と、前記分離部が分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する複数の変調部と、複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する複数の正規化部と、複数の前記正規化部が正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成部と、前記合成部が合成した送信信号の符号化系列を送信する送信部とを有し、複数の前記正規化部は、複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化することを特徴とする。
本発明によれば、伝送速度及び伝送品質を維持しつつ、帯域外漏洩電力を低減することができる。
一実施形態にかかる送信装置の構成例を示す図である。 複数の正規化部が正規化する送信周波数帯域における電力スペクトラムを概念的に示す図である。 複数の正規化部が正規化した周波数スペクトラム特性の具体例を示すグラフである。 複数の正規化部による正規化の標準偏差に対する通信路容量を例示するグラフである。 他の実施形態にかかる送信装置の構成例を示す図である。 他の実施形態にかかる受信装置の構成例を示す図である。 マルチキャリア伝送方式によって信号を送信する送信装置の構成の概要を例示する図である。 マルチキャリア伝送方式によって送信された信号を受信する受信装置の構成の概要を例示する図である。
まず、本発明がなされるに至った背景について、図7,8を用いて説明する。図7は、マルチキャリア伝送方式によって信号を送信する送信装置1の構成の概要を例示する図である。送信装置1は、例えば分離部10、n個の変調部11-1~11-n、合成部12、送信部13、及び増幅部14を有する。
分離部10は、送信信号を例えばn個のキャリアに対して分離し、分離したn個の送信信号を変調部11-1~11-nに対してそれぞれ出力する。
変調部11-1~11-nは、分離部10が分離したn個の送信信号をそれぞれキャリアごとに変調し、変調したn個の送信信号を合成部12に対して出力する。
合成部12は、変調部11-1~11-nが変調したn個の送信信号を合成し、合成した送信信号を送信部13に対して出力する。
送信部13は、例えばHPA(High Power Amplifier)などを備える増幅部14を介して、送信部13が合成した送信信号をマルチキャリア伝送方式によって送信する。
図8は、マルチキャリア伝送方式によって送信された信号を受信する受信装置2の構成の概要を例示する図である。受信装置2は、例えば受信部20、分離部21、n個の復調部22-1~22-n、n個の等化器23-1~23-n、及び合成部24を有する。
受信部20は、送信装置1がマルチキャリア伝送方式によって送信した信号を受信し、受信信号を分離部21に対して出力する。
分離部21は、受信部20から入力された受信信号をキャリアごとにn個に分離し、分離したn個の受信信号を復調部22-1~22-nに対してそれぞれ出力する。
復調部22-1~22-nは、分離部21が分離したn個の受信信号をそれぞれキャリアごとに復調し、復調したn個の受信信号を等化器23-1~23-nに対してそれぞれ出力する。
等化器23-1~23-nは、復調部22-1~22-nから入力された受信信号をそれぞれ補償し、補償したn個の受信信号を合成部24に対して出力する。
合成部24は、等化器23-1~23-nから入力されたn個の受信信号を合成することにより、送信装置1が送信した送信信号を復元する。
このように、送信装置1及び受信装置2は、送信装置1がマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置2が受信信号として受信する無線通信システムを構成する。
ここで、送信装置1が各キャリアの振幅を均等にして信号を送信している場合、増幅部14等によって帯域外漏洩電力が発生し、隣接チャネルに干渉を与えることがある。そこで、送信装置1は、帯域外漏洩電力を低減するために、合成部12の後段に振幅圧縮回路と、プリディストータなどの非線形歪補償回路が設けられる場合がある。しかし、送信装置1は、クリッピング処理によって送信信号の振幅を抑圧し、非線形歪補償回路によって増幅部14における歪を抑えた場合、ピーク値が抑えられるため、伝送品質が低下することがあった。
次に、伝送速度及び伝送品質を維持しつつ、帯域外漏洩電力を低減する送信装置についてさらに説明する。
図1は、一実施形態にかかる送信装置1aの構成例を示す図である。図1に示すように、送信装置1aは、例えば分離部10、n個の変調部11-1~11-n、n個の正規化部15-1~15-n、合成部12、送信部13、及び増幅部14を有する。
つまり、送信装置1aは、図7に示した送信装置1に対し、変調部11-1~11-nと合成部12との間に正規化部15-1~15-nが設けられた構成となっている。また、図1に示した送信装置1aにおいて、図7に示した送信装置1の構成と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
正規化部15-1~15-nは、変調部11-1~11-nが変調したn個の送信信号をそれぞれ正規化し、正規化したn個の送信信号を合成部12に対して出力する。より具体的には、正規化部15-1~15-nは、例えば変調部11-1~11-nが変調した送信信号それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する。
図2は、正規化部15-1~15-nが正規化する送信周波数帯域における電力スペクトラムを概念的に示す図である。図2に示すように、正規化部15-1~15-nは、変調部11-1~11-nが変調した送信信号の振幅に対し、それぞれ重みづけを行って正規化を行う。
より具体的には、正規化部15-1~15-nは、変調部11-1~11-nが変調した送信信号それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する。
例えば、正規化部15-1~15-nは、合成信号のスペクトラムの総電力を一定にして、キャリアの振幅を標準偏差がσである正規分布p(x)にする。正規分布p(x)は、下式(1)によって表される。
Figure 0007302787000001
次に、正規化部15-1~15-nを備えた送信装置1aの動作の具体例について説明する。図3は、正規化部15-1~15-nが正規化した周波数スペクトラム特性の具体例を示すグラフである。図4は、正規化部15-1~15-nによる正規化の標準偏差に対する通信路容量を例示するグラフである。
図3に示したように、標準偏差σが小さくなるほど、送信周波数帯域の中心側のキャリアに電力が集中し、帯域外漏洩電力が削減される。一方、図4に示したように、通信路容量は、標準偏差σが1.5よりも小さくなると、大きく減少する傾向がある。よって、正規化部15-1~15-nによる正規化の標準偏差σは、1.5程度に設定されることが好ましい。
そして、合成部12は、正規化部15-1~15-nが正規化した送信信号それぞれを合成する。つまり、送信装置1aは、上述した送信装置1(図7)に代えて用いられることにより、伝送速度及び伝送品質を維持しつつ、帯域外漏洩電力を低減する無線通信システムを構成することができる。
次に、他の実施形態にかかる送信装置について説明する。図5は、他の実施形態にかかる送信装置1bの構成例を示す図である。図5に示すように、送信装置1bは、例えば誤り訂正符号化部16、スクランブル部17、分離部10、n個の変調部11-1~11-n、n個の正規化部15-1~15-n、合成部12、送信部13、及び増幅部14を有する。
つまり、送信装置1bは、図1に示した送信装置1aに対し、分離部10の前段に誤り訂正符号化部16及びスクランブル部17が設けられた構成となっている。また、図5に示した送信装置1bにおいて、図1に示した送信装置1aの構成と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
誤り訂正符号化部16は、送信信号に誤り訂正を行って符号化し、符号化した送信信号をスクランブル部17に対して出力する。スクランブル部17は、誤り訂正符号化部が符号化した送信信号の符号化系列に対してスクランブルをかけ、分離部10に対して出力する。
上述したように、正規化部15-1~15-nが正規化を行った場合、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側(両端側)のキャリアは、送信周波数帯域における中心側のキャリアよりも振幅が小さいため、誤りが発生しやすい。このため、スクランブル部17は、送信周波数帯域の両端側で発生する誤りを振幅が大きい中心側のキャリアの誤り訂正能力によって補償するために、発生する誤りをばらけさせるようにスクランブルをかけている。
このように、誤り訂正符号化部16が全てのキャリアに対して施した誤り訂正がスクランブル部17によって全てのキャリアに分配されるように混ぜ合わされるので、送信装置1bは、正規化部15-1~15-nが正規化したキャリアの振幅の正規分布によるキャリア電力のアンバランスを補完することができる。
そして、分離部10は、スクランブル部17がスクランブルをかけた送信信号の符号化系列を例えばn個のキャリアに対して分離し、分離したn個の送信信号を変調部11-1~11-nに対してそれぞれ出力する。
次に、他の実施形態にかかる受信装置について説明する。図6は、他の実施形態にかかる受信装置2aの構成例を示す図である。図6に示すように、受信装置2aは、例えば受信部20、分離部21、n個の復調部22-1~22-n、n個の等化器23-1~23-n、合成部24、デスクランブル部25、及び誤り訂正復号部26を有する。
つまり、受信装置2aは、図8に示した受信装置2に対し、合成部24の後段にデスクランブル部25及び誤り訂正復号部26が設けられた構成となっている。そして、受信装置2aは、送信装置1bがマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信する。また、図6に示した受信装置2aにおいて、図8に示した受信装置2の構成と実質的に同一の構成には同一の符号が付してある。
デスクランブル部25は、合成部24が合成した受信信号に対し、スクランブル部17(図5)がかけたスクランブルに対応するデスクランブルを行い、デスクランブル後の受信信号を誤り訂正復号部26に対して出力する。
誤り訂正復号部26は、デスクランブル部25がデスクランブルを行った受信信号に対し、誤り訂正符号化部16が行った誤り訂正と符号化に対応する誤り訂正と復号を行い、送信装置1bが送信した送信信号を復元する。
つまり、送信装置1b及び受信装置2aは、伝送速度及び伝送品質を維持しつつ、帯域外漏洩電力を低減し、送信装置1bがマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置2aが受信信号として受信する無線通信システムを構成する。
なお、上述した送信装置1,1a,1b、及び受信装置2,2aを構成する各部は、一部又は全部が、ハードウェアによって構成されてもよいし、メモリ等に記憶されたプログラムをプロセッサに実行させることによって構成されてもよい。
また、送信装置1,1a,1b、及び受信装置2,2aを構成する各部は、一部又は全部がプログラムをプロセッサに実行させることによって構成されている場合、当該プログラムが記録媒体に記録されて供給されてもよいし、ネットワークを介して供給されてもよい。
1,1a,1b・・・送信装置、2,2a・・・受信装置、10・・・分離部、11-1~11-n・・・変調部、12・・・合成部、13・・・送信部、14・・・増幅部、15-1~15-n・・・正規化部、16・・・誤り訂正符号化部、17・・・スクランブル部、20・・・受信部、21・・・分離部、22-1~22-n・・・復調部、23-1~23-n・・・等化器、24・・・合成部、25・・・デスクランブル部、26・・・誤り訂正復号部

Claims (4)

  1. 送信装置がマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置が受信信号として受信する無線通信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部が符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル部と、
    前記スクランブル部がスクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離部と、
    前記分離部が分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する複数の変調部と、
    複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する複数の正規化部と、
    複数の前記正規化部が正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成部と、
    前記合成部が合成した送信信号の符号化系列を送信する送信部と
    を有し、
    複数の前記正規化部は、
    複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化すること
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 前記受信装置は、
    前記送信装置から受信した受信信号にかけられたスクランブルをデスクランブルするデスクランブル部と、
    前記デスクランブル部がデスクランブルした受信信号に誤り訂正を行って復号する誤り訂正復号部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 送信装置がマルチキャリア伝送方式によって送信した送信信号を受信装置が受信信号として受信する無線通信方法において、
    前記送信装置が、
    送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化工程と、
    符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル工程と、
    スクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離工程と、
    分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する変調工程と、
    変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する正規化工程と、
    正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成工程と、
    合成した送信信号の符号化系列を送信する送信工程と
    を実行し、
    前記正規化工程では、
    変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化することを特徴とする無線通信方法。
  4. 送信信号に誤り訂正を行って符号化する誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部が符号化した送信信号の符号化系列に対し、スクランブルをかけるスクランブル部と、
    前記スクランブル部がスクランブルをかけた送信信号の符号化系列を複数のキャリアに対して分離する分離部と、
    前記分離部が分離した送信信号の符号化系列をキャリアごとに変調する複数の変調部と、
    複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域における中心側のキャリアの振幅に比べて、送信周波数帯域における低周波側及び高周波側のキャリアの振幅が小さくなるように正規化する複数の正規化部と、
    複数の前記正規化部が正規化した送信信号の符号化系列それぞれを合成する合成部と、
    前記合成部が合成した送信信号の符号化系列を送信する送信部と
    を有し、
    複数の前記正規化部は、
    複数の前記変調部が変調した送信信号の符号化系列それぞれに対し、送信周波数帯域におけるキャリアの振幅の大きさが、中心周波数を基準とした送信周波数に対して標準偏差が略1.5である正規分布となるように正規化することを特徴とする送信装置。
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