JP7301609B2 - 通信ケーブル - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、LCXケーブル(Leaky Coaxial Cable:漏洩同軸ケーブル)を含む通信ケーブルに関する。
LCXケーブルは、外側の導体層に長手方向に等間隔で並んだ複数のスロットを有する同軸ケーブルである。LCXケーブルは、複数のスロットを介して電波を送受信し、各種の送信機と受信機との間で無線により電波を送受信するための無線通信アンテナとして機能する。
LCXケーブルは、その長手方向に沿った所望する長さの通信エリアを提供することができ、使用目的に合わせたフレキシブルな配置が可能である。
特開2018-117285号公報
しかし、LCXケーブルは、スロットを持たない略同径の一般的な同軸ケーブルと比較して、ケーブルを伝わる信号の単位長さ当たりの減衰の度合い(以下、単に損失とする)が大きい。例えば、無線LANに使用される周波数5.2GHzでのLCXケーブルの損失は、5Dケーブルで約1dB/mである。このため、例えば10mのLCXケーブル(5Dケーブル)の終端において、10m×1dB/m=10dBの損失となる。これに対し、略同径の一般的な同軸ケーブルの損失は、約0.5dB/mである。すなわち、LCXケーブルの損失は、同一径の一般的な同軸ケーブルの2倍程度である。よって、LCXケーブルは、その長さに応じて、放射する電波強度の低下の度合いが大きくなる。その結果、LCXケーブルは、電波の受信感度の低下の度合いが大きくなり、無線通信アンテナとしての性能が低下してしまう。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、損失による性能低下を抑制することができる通信ケーブルを提供することにある。
一実施形態において、通信ケーブルは、第1の漏洩同軸ケーブルと、第2の漏洩同軸ケーブルと、アプローチケーブルと、を有する。第1の漏洩同軸ケーブルは、通信機に接続される第1の端部および第2の端部を有し、電波を送受信するための複数の第1のスロットを等ピッチで有する。第2の漏洩同軸ケーブルは、第3の端部および第4の端部を有し、電波を送受信するための複数の第2のスロットを第1のスロットと同じピッチで有する。アプローチケーブルは、通信機に接続される第5の端部および第2の漏洩同軸ケーブルの第3の端部に接続される第6の端部を有し、第1の漏洩同軸ケーブルの第2の端部に最も近い第1のスロットと第2の漏洩同軸ケーブルの第3の端部に最も近い第2のスロットのピッチが第1及び第2のスロットのピッチと略同じになるように、第6の端部第1の漏洩同軸ケーブルの第2の端部に近付けて配置した
図1は、実施形態に係る通信ケーブルを示す概略図である。 図2は、図1の通信ケーブルのLCXケーブルの要部の部分拡大図である。 図3は、図1の通信ケーブルの使用例を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る通信ケーブル10は、図示しない通信機との間の基地局であるアクセスポイント(AP)1に接続して使用する。通信ケーブル10は、3本のアプローチケーブル2、4、6と、2本のLCXケーブル(Leaky Coaxial Cable:漏洩同軸ケーブル)3、5と、2つの終端器7、8と、分配器9と、を有する。各種ケーブル2~6および各種機器7~9の間の接続には、必要に応じて図示しないコネクタ等を用いる。
通信ケーブル10は、例えば、インターネット等のネットワークに接続された機器(ここでは図示せず)と、ラップトップPCやPDAなどのクライアント端末11と、の間で無線により電波を送受信(通信)する。つまり、通信ケーブル10は、通信のための電波を送受信する無線通信アンテナとして機能する。
アクセスポイント1は、送信データを変調して高周波の送信信号を生成し、生成した送信信号を増幅回路(PA)にて増幅した後に、LCXケーブル3、5に供給する。また、アクセスポイント1は、LCXケーブル3、5を介して受信した受信信号を復調して受信データを生成する。
アクセスポイント1は、例えばアクセスポイント1に設けられた操作部を操作することにより、或いは外部機器からのコマンドに応じて、上述した増幅回路によって増幅する信号の目標値を変更する。つまり、アクセスポイント1は、通信ケーブル10を介して送信する電波の送信出力(送信電力)を調整することができ、通信ケーブル10の通信エリアA(図3を参照)を調整することができる。
通信ケーブル10の分配器9は、1つの信号入力端子9aと2つの信号出力端子9b、9cとを有する。分配器9は、信号入力端子9aを介して入力された信号を同じ信号強度で分配し、信号出力端子9b、9cを介して出力する。
アクセスポイント1の信号出力端子1aと分配器9の信号入力端子9aとをアプローチケーブル2により接続する。分配器9の一方の信号出力端子9bとLCXケーブル3の信号入力側の一端3a(第1の端部)とをアプローチケーブル4により接続する。分配器9のもう一方の信号出力端子9cとLCXケーブル5の信号入力側の一端5a(第3の端部)とをアプローチケーブル6により接続する。
言い換えると、アプローチケーブル4(別のアプローチケーブル)の一端4a(第7の端部)を分配器9の信号出力端子9bに接続し、アプローチケーブル4の他端4b(第8の端部)をLCXケーブル3(第1の漏洩同軸ケーブル)の一端3aに接続する。また、アプローチケーブル6の一端6a(第5の端部)を分配器9の信号出力端子9cに接続し、アプローチケーブル6の他端6b(第6の端部)をLCXケーブル5(第2の漏洩同軸ケーブル)の一端5aに接続する。
終端器7、8は、それぞれ、LCXケーブル3、5の終端における信号の反射を防止するためのものである。アプローチケーブル4と反対側のLCXケーブル3の他端3b(第2の端部)に終端器7を接続し、アプローチケーブル6と反対側のLCXケーブル5の他端5b(第4の端部)に終端器を接続する。
2本のアプローチケーブル2、4は、比較的短く、必要最小限の長さを有していればよく、本実施形態では略同じ長さを有する。これに対し、アプローチケーブル6は、アプローチケーブル2、4より長く、アプローチケーブル4とLCXケーブル3を足した長さと略同じ長さである。このため、通信ケーブル10を図1に示すように一方向(図示左右方向)に延設すると、アプローチケーブル6の他端6bは、LCXケーブル3の他端3bの近傍に位置する。アプローチケーブル6の他端6bの最適な配置位置については後に詳述する。
図2に示すように、LCXケーブル3は、中心導体21、絶縁体22、外部導体23、およびシース24を同心状に有する。中心導体21は、例えば断面円形の銅線である。絶縁体22は、中心導体21の外側を被覆する例えば円筒形のポリエチレンにより形成する。外部導体23は、絶縁体22の外側を被覆するように例えばパイプ状に加工したアルミニウムにより形成する。シース24は、外部導体23の外側を被覆する例えば黒色ポリエチレンにより形成する。
LCXケーブル5は、LCXケーブル3と同じ構造を有する。本実施形態では、LCXケーブル3とLCXケーブル5を同じ長さにした。LCXケーブル3とLCXケーブル5を同じ長さにすることにより、通信性能を均一に揃えることができる。ここでは、LCXケーブル3について代表して説明し、LCXケーブル5の説明を省略する。
LCXケーブル3の外部導体23は、所定形状の複数のスロット25(第1のスロット)を有する。本実施形態では、複数のスロット25を略同じ大きさの楕円形に形成した。複数のスロット25は、外部導体23の中心軸(すなわちLCXケーブル3の中心軸)に沿って等ピッチで設け、且つ楕円形の短軸が外部導体23の長手方向に一直線に並ぶように設ける。スロット25の形状はこれに限らず円形などの任意の形状にすることができる。
複数のスロット25は、図2において見えない径方向の反対側にも設けてよい。外部導体23の複数のスロット25は、シース24によって被覆されて外部から見えない。図1では、説明を分かり易くするため、本来シース24によって隠れて見えないスロット25を図示する。また、各図において、スロット25の大きさ、形状、数などは、実際のものと異なり、説明のため分かり易く図示する。
複数のスロット25は、本実施形態の通信ケーブル10において使用する電波の波長に合わせて配置間隔(ケーブルの長手方向に沿ったピッチ)が決められた開放孔である。LCXケーブル3を介して信号を送信すると、各スロット25から電波が漏洩する。或いは、各スロット25を介して電波を受信する。つまり、複数のスロット25を介して電波を送受信することで、LCXケーブル3が無線通信アンテナとして機能する。
LCXケーブル3は、その長手方向の略全長にわたって、ケーブルの中心線から径方向の略同じ距離だけ離れた範囲の通信エリアA(図3を参照)を形成する。言い換えると、LCXケーブル3の長手方向に均一な通信エリアAは、複数のスロット25のピッチを一定にしてLCXケーブル3を所定の長さに形成することにより形成可能である。ここで言う所定の長さは、LCXケーブル3における損失が通信ケーブル10として許容される長さである。
図3に示すように、本実施形態の通信ケーブル10は、例えばオフィスの会議室に設置した大型テーブルや複数のデスクの集合体(いわゆる“島”)の中央に配置して使用することができる。図3の場合、大型テーブル30の長手方向に沿った中心線上に通信ケーブル10を配置している。アクセスポイント1と分配器9は、大型テーブル30の長手方向の端部に設置する。LCXケーブル5の終端器8は、大型テーブル30の反対側の端部に設置する。そして、通信ケーブル10の通信エリアAを大型テーブル30の全体を覆う大きさ(通信ケーブル10を中心とした円筒の半径が1~2m程度の範囲)に調整する。
このように通信ケーブル10を設置して通信エリアAを調整することにより、例えば、大型テーブル30の上に置いたラップトップタイプのPC12のインターネット接続や椅子32に座った人が操作するここでは図示しないタブレット端末等のクライアント端末11(図1を参照)との間の無線通信が可能となる。
ところで、上述したLCXケーブル3、5は、スロット25を持たない略同径の一般的な同軸ケーブルと比較して、単位長さ当たりの損失が2倍程度である。このため、仮に、LCXケーブル3、5を本実施形態のように分割せずに1本のLCXケーブルを使用した場合、1本のLCXケーブル(LCXケーブル3、5をつなげたもの)の終端近くで損失が大きくなり、ケーブルの全長がある程度の長さを超えると、通信ケーブルとしての性能が不十分となり、通信の品質が低下してしまう。
よって、本実施形態では、各LCXケーブル3、5の長さを、損失を許容できる長さに制限し、その上で、所望する通信エリアAの長さに応じた本数(本実施形態では2本)のLCXケーブル3、5を所定方向(所望する通信エリアAの長手方向)に並べて配置した。そして、各LCXケーブル3、5と分配器9の間をそれぞれ個別のアプローチケーブル4、6で接続した。つまり、LCXケーブルの本数と同じ本数のアプローチケーブルを使用した。これにより、損失による通信ケーブル10の性能低下を抑制することができ、通信の品質を確保することができる。
なお、この場合、アプローチケーブル2、4、6における損失も生じるが、アプローチケーブル2、4、6は、スロット25を持たない一般的な同軸ケーブルであるため、同径であればLCXケーブル3、5の1/2程度の損失となる。よって、アプローチケーブル6を多少長くしても、通信の品質を低下する程の損失にはならない。或いは、アプローチケーブル4を図示のものより少し長くしてアプローチケーブル6の損失に近付けるようにしてもよい。この場合、アプローチケーブル4を少し撓ませて配置し、LCXケーブル3、5は端部同士を近接させて直列に並べて配置する。
また、通信の品質を確保するため、通信ケーブル10の通信エリアAがその長手方向に均一であることも重要である。例えば、本実施形態の通信ケーブル10において、LCXケーブル3の終端器7側の端部とLCXケーブル5のアプローチケーブル6側の端部との間の距離がある程度離れてしまうと、この離間した部分において、通信ケーブル10としての通信エリアAが他の部分より狭くなってしまう。このため、LCXケーブル3とLCXケーブル5の互いに向かい合う端部間の距離は、適当な距離に設定することが望ましい。
上述したように、LCXケーブル3、5は、複数のスロット25のピッチを均一に形成することにより、通信エリアAをその長手方向に沿って均一にしている。本実施形態のように2本のLCXケーブル3、5を直列に並べた場合においても、同様に、一列に並んだ全てのスロット25のピッチを均一にすることで、通信ケーブル10の全長にわたって通信エリアAを均一にすることができる。つまり、2本のLCXケーブル3、5を長手方向に直列に並べた場合、LCXケーブル3の最もLCXケーブル5側のスロットとLCXケーブル5の最もLCXケーブル3側のスロット(第2のスロット)との間の距離が、各LCXケーブル3、5の複数のスロット25のピッチと略同じになるように、2本のLCXケーブル3、5を近付けて配置すればよい。
このため、本実施形態では、LCXケーブル5を分配器9に接続するアプローチケーブル6のLCXケーブル5側の他端6bを、LCXケーブル3の他端3bの近傍に配置した。ここで言う「近傍」および特許請求の範囲における「近傍」は、上述したように2本のLCXケーブル3、5を所定方向に直線状に並べて配置した際に、通信ケーブル10の全てのスロット25が略同じピッチで並ぶ位置関係を意味する。このため、例えば、図1に図示した例では、LCXケーブル3の終端器7と概ね重なる位置にアプローチケーブル6の他端6bがある。
なお、LCXケーブル3の他端3bとLCXケーブル5の一端5aをより近付けてもよく、LCXケーブル3の他端3bとLCXケーブル5の一端5aを重ねてもよい。この場合、通信エリアAが狭くなる領域が生じることはないが、通信ケーブル10の全長がその分短くなり、材料コストが高くなってしまう。このため、LCXケーブル3の他端3bとLCXケーブル5の一端5aとの間の位置関係は、通信ケーブル10の全てのスロット25のピッチが略同じになる位置関係であることが望ましい。
以上述べた実施形態によれば、2本のLCXケーブル3、5を直線状に並べて配置し、分配器9から離間したLCXケーブル3の他端3bの近傍に、LCXケーブル5を分配器9に接続するアプローチケーブル6のLCXケーブル5側の他端6bを配置した。このため、損失による通信ケーブル10の性能低下を抑制することができる。
上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上述した実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、2本のLCXケーブル3、5を直線状に配置した通信ケーブル10について説明したが、これに限らず、3本以上のLCXケーブルを同じ本数のアプローチケーブルにより分配器に接続しても良い。この場合、複数本のアプローチケーブルの長さを段階的に変えればよい。
また、上述した実施形態では、LCXケーブル3、5の1/2程度の損失のアプローチケーブル2、4、6を用いた場合について説明したが、これに限らず、アプローチケーブルは、少なくともLCXケーブルより単位長さ当たりの損失が小さいものを使用すればよい。
また、上述した通信ケーブル10は、例えば、大型テーブル30の中心に設けた溝に配置してもよく、アプローチケーブル4、6、およびLCXケーブル3、5を1本のケーブルとして被覆して一体にしてもよい。或いは、通信ケーブル10を絶縁性を有するケースなどに収容して使用してもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
通信機に接続される第1の端部および第2の端部を有する第1の漏洩同軸ケーブルと、
第3の端部および第4の端部を有する前記第1の漏洩同軸ケーブルとは別の第2の漏洩同軸ケーブルと、
前記通信機に接続される第5の端部および前記第2の漏洩同軸ケーブルの前記第3の端部に接続される第6の端部を有し、前記第6の端部が前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第2の端部の近傍に位置するアプローチケーブルと、
を有する通信ケーブル。
[2]
前記第1の漏洩同軸ケーブルと前記第2の漏洩同軸ケーブルが略同じ長さである、
[1]に記載の通信ケーブル。
[3]
前記第1の漏洩同軸ケーブルおよび前記第2の漏洩同軸ケーブルは、所定方向に直列に延設される、
[1]または[2]に記載の通信ケーブル。
[4]
前記通信機に接続される分配器をさらに有し、
前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第1の端部および前記アプローチケーブルの前記第5の端部が前記分配器に接続される、
[1]乃至[3]のうちいずれか1つに記載の通信ケーブル。
[5]
前記通信機に接続される第7の端部および前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第1の端部に接続される第8の端部を有する別のアプローチケーブルをさらに有する、
[1]に記載の通信ケーブル。
1…アクセスポイント、2、4、6…アプローチケーブル、3、5…LCXケーブル、3a、5a…一端、3b、5b…他端、4a、6a…一端、4b、6b…他端、7、8…終端器、9…分配器、10…通信ケーブル、11…クライアント端末、25…スロット、A…通信エリア。

Claims (5)

  1. 通信機に接続される第1の端部および第2の端部を有し、電波を送受信するための複数の第1のスロットを等ピッチで有する第1の漏洩同軸ケーブルと、
    第3の端部および第4の端部を有し、電波を送受信するための複数の第2のスロットを前記第1のスロットと同じピッチで有する前記第1の漏洩同軸ケーブルとは別の第2の漏洩同軸ケーブルと、
    前記通信機に接続される第5の端部および前記第2の漏洩同軸ケーブルの前記第3の端部に接続される第6の端部を有し、前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第2の端部に最も近い前記第1のスロットと前記第2の漏洩同軸ケーブルの前記第3の端部に最も近い前記第2のスロットのピッチが前記第1及び第2のスロットのピッチと略同じになるように、前記第6の端部前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第2の端部に近付けて配置したアプローチケーブルと、
    を有する通信ケーブル。
  2. 前記第1の漏洩同軸ケーブルと前記第2の漏洩同軸ケーブルが略同じ長さである、
    請求項1に記載の通信ケーブル。
  3. 前記第1の漏洩同軸ケーブルおよび前記第2の漏洩同軸ケーブルは、所定方向に直列に延設される、
    請求項1または請求項2に記載の通信ケーブル。
  4. 前記通信機に接続される分配器をさらに有し、
    前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第1の端部および前記アプローチケーブルの前記第5の端部が前記分配器に接続される、
    請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の通信ケーブル。
  5. 前記通信機に接続される第7の端部および前記第1の漏洩同軸ケーブルの前記第1の端部に接続される第8の端部を有する別のアプローチケーブルをさらに有する、
    請求項1に記載の通信ケーブル。
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