JP7300755B2 - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents
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Description
長期投資の対象企業を選別するための第1の指標および第2の指標を選択する手段と、
選択された前記第1の指標に対応する第1の値および前記第2の指標に対応する第2の値を第1のユニバースから読み出し、前記第1の指標に対する第1の閾値および前記第2の指標に対する第2の閾値を算出する手段であって、前記第1の閾値は、前記第1の指標に対する第1のスコアを算出するための閾値であり、前記第2の閾値は、前記第2の指標に対する第2のスコアを算出するための閾値である、手段と、
読み出された前記第1の指標に対応する第1の値と前記第1の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第1のスコアと、前記第2の指標に対応する第2の値と前記第2の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第2のスコアとに基づいて、合計スコアを算出する手段と、
それぞれの年について前記合計スコアの値が高い順に予め定められた数の企業データを前記第1のユニバースから抽出し、第2のユニバースに格納する手段と、
前記第2のユニバースから読み出した前年の企業データおよび当年の企業データを比較して、特定企業を識別し、前記特定企業に関連付けられる企業データを第3のユニバースに格納する手段と、
前記第3のユニバースに格納されている前記特定企業に関連付けられる企業データに基づいて、予め定められた投資期間の株式投資収益率を算出する手段と、
少なくとも前記第1の指標および前記第2の指標を含む予め定められた変数のうち、株式投資収益率が最も高くなる前記予め定められた変数を決定する手段と、
決定された前記予め定められた変数に基づいて、投資開始年に基準額を前記特定企業に投資した場合の任意の時点での株価指数を算出する手段と
を備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置10、外部システム11およびユーザ端末12を含むシステム全体の構成図である。データ処理装置10は、外部システム11およびユーザ端末12と相互に通信可能に接続されている。図1では、外部システム11は1つしか示されていないが、複数存在し得る。
図2は、本発明の実施形態に係るデータ処理装置10のシステム構成図である。図2に示すように、データ処理装置10は、一般的なコンピュータと同様に、バス120などによって相互に接続された制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、インターフェース(IF)部104、および出力部105を備える。データ処理装置10は、ファイル/データベースなどの形式で、企業データDB106、分析ユニバース107、選別候補企業ユニバース108、および選別企業ユニバース109を備える。ユニバースとは、投資対象となり得る企業群のことをいう。
ここで、図4を参照しながら、企業データDB106に格納されているデータに基づいて、投資対象企業を選別するために使用される指標群を算出する処理フローを説明する。本処理フローの前提として、データ処理装置10が外部システム11から受信したデータを企業データDB106に格納しているものとする。
次に、図6を参照しながら、分析ユニバース107に格納されているデータに基づいて、投資対象企業を選別し、新たな株価指数を決定する処理フローを説明する。
・S601~S604で用いられる、第1の指標群519から選択される指標
・スコアの重み付け
・S606の選別企業数(例えば、100社、200社、など)
・S606の最大入替企業数(選別企業数の〇%、など)
・S607のウェイト(例えば、等金額、時価総額比、など)
データ処理装置10は、株式投資収益率が最も高くなる最適な変数の組み合わせの各変数を、「予め定められた変数」とすることができる。
11 外部システム
12 ユーザ端末
101 制御部
102 主記憶部
103 補助記憶部
104 インターフェース(IF)部
105 出力部
106 企業データDB
107 分析ユニバース
108 選別候補企業ユニバース
109 選別企業ユニバース
Claims (5)
- 長期投資に適した企業群を選別し、選別した企業群に基づく株価指数を生成するデータ処理装置であって、
外部ネットワークと通信するための通信部、記憶部、および制御部を備え、
前記記憶部は、第1の企業群データベース、第2の企業群データベース、および第3の企業群データベースを有しており、前記第1の企業群データベースは、企業の時価総額が所定の金額以上である企業の、所定の年数分の企業データを格納しており、
前記制御部は、
長期投資の対象企業を選別するための第1の指標および第2の指標の指定を前記通信部を介してユーザ端末から受信したことに応答して、前記第1の指標および前記第2の指標を前記第1の企業群データベースから選択することであって、前記第1の指標は前記第2の指標とは異なる、ことと、
選択された前記第1の指標に関連付けられる第1の値および前記第2の指標に関連付けられる第2の値を前記第1の企業群データベースから読み出し、前記第1の企業群データベースに格納されているデータに関連付けられる全ての企業に関する前記第1の指標に対する平均値または中位数としての第1の閾値および前記第2の指標に対する平均値または中位数としての第2の閾値を算出することであって、前記第1の閾値は、前記第1の指標に対する第1のスコアを算出するための閾値であり、前記第2の閾値は、前記第2の指標に対する第2のスコアを算出するための閾値である、ことと、
読み出された前記第1の指標に関連付けられる第1の値と前記第1の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第1のスコアと、前記第2の指標に関連付けられる第2の値と前記第2の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第2のスコアとを加算することによって合計スコアを算出して前記第1の企業群データベースに格納することであって、前記第1のスコアは、前記第1の値が株式投資収益率を高める方向にどのくらい前記第1の閾値から乖離しているかに基づいて決定され、前記第2のスコアは、前記第2の値が株式投資収益率を高める方向にどのくらい前記第2の閾値から乖離しているかに基づいて決定され、前記第1のスコアおよび前記第2のスコアは、それぞれの年について算出される、ことと、
それぞれの年について前記合計スコアの値が高い順に予め定められた数の前記企業データを前記第1の企業群データベースから抽出し、前記第2の企業群データベースに格納することであって、前記第2の企業群データベースは、株価指数を構成する企業の候補となり得る企業の、それぞれの年の企業データを格納している、ことと、
第1の年を前記通信部を介して前記ユーザ端末から受信したことに応答して、前記第2の企業群データベースから読み出した前記第1の年の企業データおよび前記第1の年の前年である第2の年の企業データのそれぞれの合計スコアを比較して、前記第1の年の株価指数を構成する企業群を識別し、前記企業群に関連付けられる企業データを第3の企業群データベースに格納することと、
前記第3の企業群データベースに格納されている前記企業群に関連付けられる企業データにそれぞれ含まれている配当込み投資収益率の情報に基づいて、予め定められた投資期間の株式投資収益率を算出することと、
少なくとも前記第1の指標および前記第2の指標を含む予め定められた変数の組み合わせを変更して前記企業群の株式投資収益率を算出することによって、株式投資収益率が最も高くなる組み合わせの変数を決定することと、
決定された変数の組み合わせに基づいて、投資開始年に予め定められた基準額を前記企業群に投資した場合の任意の時点での株価指数を算出することと
を実行するデータ処理装置。 - 前記第1のスコアは、前記第1の指標に応じて重み付けされ、前記第2のスコアは、前記第2の指標に応じて重み付けされる、請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記制御部は、前記企業群に関連付けられる企業データに、PBR1倍割れの企業データ、売上高成長率がマイナスの企業データ、および営業利益率がマイナスの企業データが含まれているかどうかを判定し、含まれている場合に、前記企業群を構成する企業を変更して、変更後の前記企業群に関連付けられる企業データを第3の企業群データベースに格納する、請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記予め定められた変数の組み合わせは、前記第1のスコアおよび前記第2のスコア、前記企業群の企業の数、各年の最大入替企業数、並びに前記長期投資のためのポートフォリオの元となる各企業のウェイトのうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項1に記載のデータ処理装置。
- 長期投資に適した企業群を選別し、選別した企業群に基づく株価指数を生成するデータ処理装置によって実行されるデータ処理方法であって、
前記データ処理装置は、外部ネットワークと通信するための通信部、記憶部、および制御部を備え、
前記記憶部は、第1の企業群データベース、第2の企業群データベース、および第3の企業群データベースを有しており、前記第1の企業群データベースは、企業の時価総額が所定の金額以上である企業の、所定の年数分の企業データを格納しており、
前記制御部が、長期投資の対象企業を選別するための第1の指標および第2の指標の指定を前記通信部を介してユーザ端末から受信したことに応答して、前記第1の指標および前記第2の指標を前記第1の企業群データベースから選択することであって、前記第1の指標は前記第2の指標とは異なる、ことと、
前記制御部が、選択された前記第1の指標に関連付けられる第1の値および前記第2の指標に関連付けられる第2の値を前記第1の企業群データベースから読み出し、前記第1の企業群データベースに格納されているデータに関連付けられる全ての企業に関する前記第1の指標に対する平均値または中位数としての第1の閾値および前記第2の指標に対する平均値または中位数としての第2の閾値を算出することであって、前記第1の閾値は、前記第1の指標に対する第1のスコアを算出するための閾値であり、前記第2の閾値は、前記第2の指標に対する第2のスコアを算出するための閾値である、ことと、
前記制御部が、読み出された前記第1の指標に関連付けられる第1の値と前記第1の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第1のスコアと、前記第2の指標に関連付けられる第2の値と前記第2の閾値との乖離度に基づいて算出した前記第2のスコアとを加算することによって合計スコアを算出して前記第1の企業群データベースに格納することであって、前記第1のスコアは、前記第1の値が株式投資収益率を高める方向にどのくらい前記第1の閾値から乖離しているかに基づいて決定され、前記第2のスコアは、前記第2の値が株式投資収益率を高める方向にどのくらい前記第2の閾値から乖離しているかに基づいて決定され、前記第1のスコアおよび前記第2のスコアは、それぞれの年について算出される、ことと、
前記制御部が、それぞれの年について前記合計スコアの値が高い順に予め定められた数の前記企業データを前記第1の企業群データベースから抽出し、前記第2の企業群データベースに格納することであって、前記第2の企業群データベースは、株価指数を構成する企業の候補となり得る企業の、それぞれの年の企業データを格納している、ことと、
前記制御部が、第1の年を前記通信部を介して前記ユーザ端末から受信したことに応答して、前記第2の企業群データベースから読み出した前記第1の年の企業データおよび前記第1の年の前年である第2の年の企業データのそれぞれの合計スコアを比較して、前記第1の年の株価指数を構成する企業群を識別し、前記企業群に関連付けられる企業データを第3の企業群データベースに格納することと、
前記制御部が、前記第3の企業群データベースに格納されている前記企業群に関連付けられる企業データにそれぞれ含まれている配当込み投資収益率の情報に基づいて、予め定められた投資期間の株式投資収益率を算出することと、
前記制御部が、少なくとも前記第1の指標および前記第2の指標を含む予め定められた変数の組み合わせを変更して前記企業群の株式投資収益率を算出することによって、株式投資収益率が最も高くなる組み合わせの変数を決定することと、
前記制御部が、決定された変数の組み合わせに基づいて、投資開始年に予め定められた基準額を前記企業群に投資した場合の任意の時点での株価指数を算出することと
を備えるデータ処理方法。
Applications Claiming Priority (2)
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JP2020063478 | 2020-03-31 | ||
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Family Applications (1)
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JP2021034332A Active JP7300755B2 (ja) | 2020-03-31 | 2021-03-04 | データ処理装置およびデータ処理方法 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001283002A (ja) | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Nihon Keizai Shimbun Inc | 証券指数算出システム |
JP2012118753A (ja) | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Quick Corp | 企業情報管理システム、企業情報管理方法、企業情報管理プログラム |
JP2015225357A (ja) | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 一郎 工藤 | 株式上場企業特許力成長率評価装置、株式上場企業特許力成長率評価装置の動作方法及び株式上場企業特許力成長率評価プログラム |
JP2018109936A (ja) | 2016-12-28 | 2018-07-12 | 株式会社グッドバンカー | Esg情報を用いたポートフォリオ構築方法 |
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- 2021-03-04 JP JP2021034332A patent/JP7300755B2/ja active Active
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