JP2001060221A - 最適リスクマネジメント制御方法および最適リスクマネジメント制御装置 - Google Patents

最適リスクマネジメント制御方法および最適リスクマネジメント制御装置

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JP2001060221A
JP2001060221A JP23501199A JP23501199A JP2001060221A JP 2001060221 A JP2001060221 A JP 2001060221A JP 23501199 A JP23501199 A JP 23501199A JP 23501199 A JP23501199 A JP 23501199A JP 2001060221 A JP2001060221 A JP 2001060221A
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optimal
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Tosaku Kojima
東作 小島
Hideaki Matoba
秀彰 的場
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】企業経営における実際的活動に結びつく戦略資
産(リソース)計画及びリスク/リターンの制御の計画
と期待効果をリスク/リターン分析をし、最適リスク管
理を行い、これを評価することで、総合的なリスク管理
を行う。 【解決手段】本発明では、企業経営における実際的活動
に結びつく戦略資産(リソース)計画及びリスク/リタ
ーンの制御の計画と期待効果をリスク/リターン分析を
し、最適リスク管理を行い、これを評価することで、総
合的なリスク管理を行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業経営における
実際的活動に結びつく戦略資産(リソース)計画及びリ
スク/リターンの制御の計画と期待効果をリスク/リタ
ーン分析をし、最適リスク管理を行い、これを評価する
ことで、総合的なリスク管理を行う方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の経済発展は、景気循環型であり、
景気の好不況の波があるとはいえ市場が拡大しており、
経営のリスクは主として生活をより豊かにする機能向上
型製品を開発できるかどうかにかかっていた。すなわ
ち、物不足時代には、ありあまる顧客ニーズに合わせる
ことが、経営の重要な責務であった。顧客の欲しいもの
をじっくり時間をかけて分析し、その分析結果に基づい
て商品の開発・製造・販売戦略を策定し、それを実行す
ればよく、全体のサイクルタイムが10年以上という場
合があった。
【0003】また、リスクに関しても、従来の方法は、
自国の複数の証券を様々な割合で保有したときのポート
フォリオの投資収益率データからポートフォリオの期待
収益率と投資リスク(分散ないしは標準偏差)を求めら
れる「財務情報分析の基礎」(宮川公男著、実教出版、
1997年5月)に公表された表計算プログラムがある
ぐらいであった。
【0004】しかし、経済復興と豊かな社会作り基盤が
ある程度まで達成されると、消費者の求めるものが変わ
ってきている。現在はモノ余り時代であり、顧客ニーズ
は多様化しているため、個々のニーズ・ウォンツをいか
に経営システムの中に取り込むかが、最大のリスクとな
っており、また、国際化に伴う為替変動リスク、すなわ
ち外国通貨の変動による円の受取額や支払額が変わると
ころの為替変動リスク等も複合化されており、このよう
なことに対応できる経営方法又は経営システムが構築さ
れていないという不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法で
は、国際化に伴う為替変動リスク、すなわち外国通貨の
変動による円の受取額や支払額が変わるところの為替変
動リスクに対応できない問題があった。本実施形態に係
わる最適リスクマネジメント制御の方法は、まず、新事
業への進出、新製品の開発等のための資金、資産(リソ
ース)の配分の予測を行う。続いて、経営活動の前提と
なる戦略資産(リソース)計画を決定する。ここで、必
ずしも的確には予測しえない外部環境の変化に対して経
営の行動を適応させていく戦略的な要因を含んだ意志決
定である。しかし、経営が赤字あるいは支払不能となる
場合も考えられるので、企業の倒産のリスクを回避する
ため、一定の保険料を支払う必要がある。そのための最
適のリスクマネジメントの制御を行い、リソース配分を
行う。そして、いくつかの財務的満足基準によって財務
的成果を評価し、満足できれば、これで決定し、不満足
であれば、戦略資産(リソース)計画もしくはリスク/
リターンの制御へとフィードバックする。
【0006】予想収益(リターン)およびリスク(損
失)を予測するためのマーケット予測を行い、戦略資産
(リソース)計画による方針を受け入れた上で、経営活
動を総合的な立場から統一的にリスク/リターンの制御
する。
【0007】しかし、保険をかけることによって損失を
カバーできない為替リスク等のリスクによる最悪ケース
予測をし、 更に、リスク/リターンの制御を通じて実
現される経営活動の実績値は、リスク/リターン分析さ
れ、例えば、差違を生じた場合は、リスク/リターンの
制御へとフィードバックされる。これに加えて、計画と
対比で違いはあるかの予測誤差により、リスク/リター
ンの制御の改善へとフィードバックされる。
【0008】このような決定の適否は企業の命運に重大
な作用を及ぼすが、現在のように、スピードが要求され
る経営環境では、経営を根本的に革新しようとするに
は、経営の構造を変革する必要がある。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
決すべく、最適リスクマネジメント制御の方法及びその
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による最適リスクマネジメント制御方法
においては、まず、経営活動の前提となる戦略資産(リ
ソース)計画を決定するリソース配分をデータベース化
しておく。また、予想収益(リターン)およびリスク
(損失)を予測するためのマーケット予測をデータベー
ス化しておく。更に、保険をかけることによって損失を
カバーできない為替リスク等のリスクによる最悪ケース
予測をデータベース化しておく。経営活動の実績値をデ
ータベース化しておく。具体的には、本発明は、保険を
かけることによって損失をカバーできない為替リスク等
のリスクによる最悪ケース予測をし、 更に、リスク/
リターンの制御を通じて実現される経営活動の実績値
は、リスク/リターン分析され、例えば、差違を生じた
場合は、リスク/リターンの制御へとフィードバックさ
れる。
【0011】本発明によれば、企業経営における実際的
活動に結びつく戦略資産(リソース)計画及びリスク/
リターンの制御の計画と期待効果をリスク/リターン分
析をし、最適リスク管理を行い、これを評価すること
で、総合的なリスク管理を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形
態に係わる最適リスクマネジメント制御装置の構成を示
すブロック図である。
【0013】図1中、1は最適リスクマネジメント制御
装置、2はリスク/リターンの制御を通じて実現される
経営活動の実績値データベース、3は分析データベー
ス、35は新事業への進出、新製品の開発等のための資
金、資産(リソース)の配分の予測を行うリソース配分
予測データベース、36は予想収益(リターン)および
リスク(損失)を予測するためのマーケット(市場)予
測データベース、37は保険をかけることによって損失
をカバーできない為替リスク等のリスクによる最悪ケー
ス予測データベース、4は検索手段、5は演算手段、6
は記憶手段、7は比較手段、8は情報処理手段、9はキ
ーボード、10はディスプレイ、11はプリンタであ
る。
【0014】なお、図1において、検索手段4、演算手
段5、比較手段7は、各々、専用のハードウェアであっ
てもよいが、記憶手段6に格納されているソフトウェア
を、情報処理手段8が備えたCPUが実行することで実
現されるようにしてもよい。2には経営活動の実績値デ
ータベースが格納されている。
【0015】以下、本実施形態に係わる最適リスクマネ
ジメント制御方法の流れについて、図2のフローチャー
トを用いて説明する。図2に示すように、新事業への進
出、新製品の開発等のための資金、資産(リソース)の
配分の予測を行う(S01)。続いて、経営活動の前提
となる戦略資産(リソース)計画を決定する(S0
2)。ここで、必ずしも的確には予測しえない外部環境
の変化に対して経営の行動を適応させていく戦略的な要
因を含んだ意志決定である。しかし、経営が赤字あるい
は支払不能となる場合も考えられるので、企業の倒産の
リスクを回避するため、一定の保険料を支払う必要があ
る。そのための最適のリスクマネジメントの制御を行
い、リソース配分(S03)を行う。そして、いくつか
の財務的満足基準によって財務的成果を評価し、満足
(S04)できれば、これで決定し(S05)、不満足
であれば、戦略資産(リソース)計画もしくはリスク/
リターンの制御(S07)へとフィードバックする。
【0016】予想収益(リターン)およびリスク(損
失)を予測するためのマーケット予測(S06)を行
い、戦略資産(リソース)計画による方針を受け入れた
上で、経営活動を総合的な立場から統一的にリスク/リ
ターンの制御(S07)する。
【0017】しかし、保険をかけることによって損失を
カバーできない為替リスク等のリスクによる最悪ケース
予測(S08)をし、 更に、リスク/リターンの制御
を通じて実現される経営活動の実績値(S09)は、リ
スク/リターン分析(S11)され、例えば、差違を生
じた(S10)場合は、リスク/リターンの制御へとフ
ィードバックされる。これに加えて、計画と対比で違い
はあるか(S12)から予測誤差によるか(S13)の
リスク/リターンの制御の改善へとフィードバックされ
る。
【0018】このような決定の適否は企業の命運に重大
な作用を及ぼすが、現在のように、スピードが要求され
る経営環境では、経営を根本的に革新しようとするに
は、経営の構造を変革する必要(S14)がある。投資
の成果を、投資に対して、どのくらいの成果(リター
ン)をあげることができるかを示す円建ての総合投資収
益率rtの計算式は図3により求められる。米ドルへの
投資から得られる「正味の通貨投資収益率」et、およ
び米国株式への投資から得られる「正味の株式投資収益
率」Rtから式(1)により算出される。
【0019】一国への外国証券投資が行われる場合の投
資収益率のリターン(期待値)E〔rt〕の計算式は図
4により求められる。相関係数ρ、通貨への投資収益率
の標準偏差σe、および証券への投資収益率の標準偏差
σRから式(2)により算出される。式(2)の結果から、
次のことが考えられる。
【0020】ρ・σe・σRは、無視することはできな
い。
【0021】ρ・σe・σRは、為替と証券への投資に
伴う「リスク」の指標である共分散、あるいは分散と相
関関数とからなる。
【0022】円建てでの投資効果は為替(et)と外国証
券への投資(Rt)の積で表わされる。
【0023】確率変数etとRtのそれぞれの標準偏差
(σe,σR)が大きければ大きいほど、etとRtが大きな
値をとる可能性が高く、その積が大きな値をとる。更
に、相関係数ρ(=Cov(σt,Rt)/σe・σR)が+1の
近ければ近いほど、通貨と証券の投資収益率が、お互い
に同じ方向に動くほど、etとRtの積が大きな値をとる
可能性が高い。また、それぞれの市場での収益率の乱高
下の度合いが大きいときに、et・Rt≒0を仮定し、期
待リターンを計算すると、相関係数(ρ)が正(負)の
場合は、過小(大)評価を侵す危険がある。
【0024】一国への外国証券投資が行われる場合の投
資収益率のリスクV〔rt〕の計算式は図5により求め
られる。投資収益率のリスクV〔rt〕式(3)、Rt・
et≒0と仮定すると式(3)'により算出される。
【0025】式(3)と式(3)'が一致するのは、通貨と外
国証券の期待収益率がほぼゼロに近く、それらのV(R)、
V(e)が比較的小さな値をとる。
【0026】もし、E〔et〕≧0、E〔Rt〕≧0であ
るような状態、すなわち、通貨と証券への期待投資収益
率がともに正である市場において、相関係数の値に関わ
らず(3)>(3)'が成立する。この場合に近似式(3)'を用
いることは、外国証券投資からのリスクを過小に見積も
ることになる。
【0027】これ以外は、E〔et〕とE〔Rt〕のマイ
ナスの値の度合いと相関係数ρの大きさに依存し、近似
誤差の度合いは異なっている。従って、簡易式(3)'を用
いれば、リスクに対して、楽観的な見通しをたて易くな
る。
【0028】自国の株式(債権)指数と、外国のそれへ
に(1−x1)とx1の比率で投資した場合の円で評価さ
れた安全資産のフロンティアであるポートフォリオの投
資収益率rの計算式は図6により求められる。ポートフ
ォリオの投資収益率rptは式(4)、および式(4)'
により求められる。また、このときのリターン(期待
値)E〔rpt〕は式(5)、リスク(分散)V〔rpt〕
は式(6)により算出される。国内証券へ投資したとき
の収益率と、円建て表示の外国証券への投資をしたとき
の収益率の共分散Cov(e1tR1t,R0t)は式(7)により算
出される。
【0029】図7は、経営活動の実績値データベース2
に基づいたリスク/リターン分析において、資産(リソ
ース)を複数の投資対象に分配したときの資産混合であ
るポートフォリオのリターン(期待値)E〔rp〕とリス
ク(分散)V〔rp〕の軌跡を示す図である。
【0030】ここで、式(5),式(6)および式(3)、式(7)
で示される自国と外国の2国間にわたる国際分散投資が
なされる場合のリスクとリターンの関係、期待リターン
E〔rp〕とリスク(分散)V〔rp〕を平面上にプロット
することによって得られる。
【0031】国際化の時代において、国際分散投資を考
える必要がある。ここで、為替と証券との間の乗法的リ
スクとリターンの関係を、国内と一つの外国証券への投
資を行っている場合について考えている。ここで、危険
のない投資率rFはポートフォリオへ引いた接線とな
り、rFRは安全資産を導入した効率的ポートフォリオの
集合体である有効フロンティアとなる。
【0032】図8は本発明のマーケット(市場)データ
の過去の推移情報から相場予測の最悪ケースを予測する
方法である。一例として、平均株価の推移を示すが、保
険をかけることによって損失をカバーできない為替リス
ク等のリスクによる平均株価が振幅X以下になる発生時
間T’は、前回の株価暴落の時刻t=0のみに依存し、
前回の株価暴落から現在までτ0という期間が経過して
いるとすると、次の株価暴落までの期間T1は、τが起
きたときのtの条件付き確率である発生確率FT1(t|τ
0)は式(8)のようになる。なお、相場予測の最悪ケ
ースを予測した結果は、後述の図13で示す。
【0033】図9はマーケット予測データベース36に
おいて、国内証券および外国証券への国際分散投資を行
っている場合のリスク(分散)と期待リターンの構造を
示す図である。ここで、外貨建て証券投資への共分散リ
スクCov(R1,e1)および国内証券と通貨投資の間の共分
散リスクCov(R0,e1)もリスクと期待リターンに影響を
与えている。また、期待リターンの計算において、外貨
建て証券投資への共分散リスクCov(R1,e1)が考慮され
ている。
【0034】他方、リスクは通貨投資の期待リターンE
〔e1〕国内証券投資の期待リターンE〔R0〕、外貨建
て証券投資の期待リターンE〔R1〕によって影響をこ
うむる。従って、国際分散投資の決定にあたって、その
リスクと期待リターンは、為替と証券投資の「交互作
用」効果を考慮して計算する必要がある。
【0035】図10は収益率が正規分布に従うと仮定し
たときの収益率を示す図である。株値指数が平均収益率
12%、標準偏差20%の場合において、標準正規分布
の乱数系列に株値指数の推定標準偏差を掛けて、平均収
益率を足すことによって変換する。これによって、投資
効果をシミュレートすることに使うことができる収益率
の系列が得られる。
【0036】図11は資金、資産等のリソース配分予測
データベース35において、1000回のモンテカルロ
シミュレーションに基づく5年後の10万ドルの最終価
値の度数分布を示している。この情報から、投資価値は
最終的に当初と同等かあるいは増加する可能性が高いと
予想される。
【0037】図12は本発明のモンテカルロシミュレー
ションを実行するための方法を示す図である。このシミ
ュレーションによれば、計算の対象となる戦略資産数や
キャッシュ・フロー(現金収支)数の増加に対して、計
算量が比例的にしか増加せず、効率がよい。まず、計算
にあたって、試行回数の設定(S20)を行う。次に2
個の一様乱数ui,ui+1を式(9)に示すボックス・
ミュラーの式により、正規乱数Zi,Zi+1を生成させる
(S21)。更に、一様乱数を発生(S22)させる。
このようにして、平均値μ、標準偏差σの統計量を計算
させる。
【0038】図13は最悪ケース予測データベース37
において、本発明による相場予測の最悪ケースを予測し
た結果を示す図である。ある振幅以下の相場の間隔を将
来の相場暴落の発生確率を指数確率紙にプロットしたも
のである。ある時間t0=6ヶ月を境にして、特徴的な
折れ曲がりを示している。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、企業経営における実際
的活動に結びつく戦略資産(リソース)計画及びリスク
/リターンの制御の計画と期待効果をリスク/リターン
分析をし、最適リスク管理を行うことができる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に本発明の実施形態に係わる最適リスク
マネジメント制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係わる最適リスクマネジメント制
御方法の流れを示す図である。
【図3】投資の成果を、投資に対して、どのくらいの成
果(リターン)をあげることができるかを示す総合投資
収益率の計算式を示す図である。
【図4】一国への外国証券投資が行われる場合の投資収
益率のリターン(期待値)の計算式を示す図である。
【図5】一国への外国証券投資が行われる場合の投資収
益率のリスクの計算式を示す図である。
【図6】安全資産のフロンティアであるポートフォリオ
の投資収益率の計算式を示す図である。
【図7】ポートフォリオのリターン(期待値)とリスク
(分散)の軌跡を示す図である。
【図8】マーケット(市場)データの過去の推移情報か
ら相場予測の最悪ケースを予測する方法を示す図であ
る。
【図9】国内証券および外国証券への国際分散投資を行
っている場合のリスク(分散)と期待リターンの構造を
示す図である。
【図10】収益率が正規分布に従うと仮定したときの収
益率を示す図である。
【図11】モンテカルロシミュレーションに基づくドル
の最終価値の度数分布を示す図である。
【図12】モンテカルロシミュレーションを実行するた
めの方法を示す図である。
【図13】相場予測の最悪ケースを予測した結果を示す
図である。
【符号の説明】
1…最適リスクマネジメント制御装置、2…経営活動の
実績値データベース、3…分析データベース、35…リ
ソース配分データベース、36…マーケットデータベー
ス、37…最悪ケース予測データベース、4…検索手
段、5…演算処理手段、6…記憶手段、7…比較手段、
8…中央演算処理手段、CPU、9…キーボード、10
…ディスプレイ、11…プリンタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経営活動の前提となる新事業への進出、新
    製品の開発等のための資金、資産(リソース)の配分の
    予測を行うにあたり、予想収益(リターン)およびリス
    ク(損失)を予測するためのマーケット予測データベー
    スと、保険をかけることによって損失をカバーできない
    為替リスク等のリスクによる最悪ケース予測データベー
    スと、経営活動の実績値データベースと、リスク/リタ
    ーンの制御を通じて実現される経営活動の実績値は、リ
    スク/リターン分析され、最適リスク管理を行い、これ
    を評価することで、総合的なリスク管理を行うことが可
    能となることを特徴とする最適リスクマネジメント制御
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の最適リスクマネジメント制
    御方法であって、新事業への進出、新製品の開発等のた
    めの資金、資産(リソース)の配分の予測を行うことを
    特徴とする最適リスクマネジメント制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の最適リスクマネジ
    メント制御方法であって、国内証券および外国証券への
    国際分散投資を行っている場合のリスク(分散)と期待
    リターンの構造を示すようなマーケット予測データベー
    スを格納することを特徴とする最適リスクマネジメント
    制御方法。
  4. 【請求項4】保険をかけることによって損失をカバーで
    きない為替リスク等のリスクによるマーケット(市場)
    データの過去の推移情報から相場予測の最悪ケースを予
    測を行うことを特徴とする最適リスクマネジメント制御
    方法。
  5. 【請求項5】経営活動の前提となる新事業への進出、新
    製品の開発等のための資金、資産(リソース)の配分の
    予測を行うにあたり、予想収益(リターン)およびリス
    ク(損失)を予測するためのマーケット予測データベー
    スと、保険をかけることによって損失をカバーできない
    為替リスク等のリスクによる最悪ケース予測データベー
    スと、経営活動の実績値データベースと、リスク/リタ
    ーンの制御を通じて実現される経営活動の実績値は、リ
    スク/リターン分析され、最適リスク管理を行い、これ
    を評価することで、総合的なリスク管理を行うことが可
    能となることを特徴とする最適リスクマネジメント制御
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の最適リスクマネジメント制
    御装置であって、新事業への進出、新製品の開発等のた
    めの資金、資産(リソース)の配分の予測を行うことを
    特徴とする最適リスクマネジメント制御装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6記載の最適リスクマネジ
    メント制御装置であって、国内証券および外国証券への
    国際分散投資を行っている場合のリスク(分散)と期待
    リターンの構造を示すようなマーケット予測データベー
    スを格納することを特徴とする最適リスクマネジメント
    制御装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の最適リスクマネジメント制
    御装置であって、保険をかけることによって損失をカバ
    ーできない為替リスク等のリスクによるマーケット(市
    場)データの過去の推移情報から相場予測の最悪ケース
    を予測を行うことを特徴とする最適リスクマネジメント
    制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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