JP7299722B2 - 基地局機能と照明機能を併せ持つ機器、基地局、照明装置および道路灯 - Google Patents

基地局機能と照明機能を併せ持つ機器、基地局、照明装置および道路灯 Download PDF

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Description

本発明は、基地局機能と照明機能を併せ持つ道路灯に関する。また、基地局機能と照明機能を発揮する各種の機器に関する。さらに、両機能を備えた基地局や照明装置に関する。
現在、第五世代移動通信(5G)の技術開発および標準化が世界的に目まぐるしく押し進められている。従来の3Gと4Gは、通信速度の違いだけで 、使用されている周波数帯域がほぼ同じであるから、半導体や無線などの技術がほぼ共通していた。これに対し、5G向けの周波数帯域として、従来の3.6GHz以下の帯域に加えて、3.7GHzや4.5GHzなどの6GHz未満の帯域や、さらに実用化可能な高周波数帯域の候補として、20~90GHzの範囲内で28GHz、39GHz、73GHzなどの複数の高周波数帯域が提案されている。
このように、5Gでは、使用周波数帯域が一桁上がるため、大きな技術的飛躍が必要になる。また、5Gでは、携帯端末ごとに、光ファイバーと同レベルの高速通信や大容量通信を実現するため、これについても大きな技術的飛躍を要する。
5G実現のためには、スモールセル(半径200メートル程度の通信可能エリア)と呼ばれる小型基地局を多数配置し、それぞれの基地局を高さ10メートル程度の位置に設ける必要がある。
多数の小型基地局をどこに設置するかという問題に対し、既存の電柱に設置する案があるが、都市部においては電線の地中化などで電線が地上からなくなりつつあるので、小型基地局を中・長期的に使用するには適さない。一方、小型基地局を道路灯へ設置する案は、中・長期的な使用にも適し、採用される可能性が高い。なお、街路灯に通信用のアンテナを併設する事例が、特許文献1にある。
また、移動通信、特に陸上移動通信においては、電波伝搬路に存在する建物などの障害物への対策が重要となる。発信側からの電波は、障害物での反射、回折、散乱によって多重伝搬路を進行し、多重波となって受信側に届く。受信側では、その多重波同士の干渉によってマルチパスフェージングが生じてしまう。マルチパスフェージングとは、「多重伝搬路による受信電波の変動」を意味する。
この対策としては、アダプティブ・アレイ・アンテナ(単に、アレイ型アンテナとも呼ぶ。)を用いたビームフォーミング(指向性電波形成)技術が有効である。この技術は、電波を特定の方向だけに集中させて、電波を発信する方向を変える、絞り込むといったことができる。その結果、移動側の端末との間で、単一の伝搬路が形成され、多重伝搬路による受信電波の変動を回避できる。その例が、特許文献2に記載されている。
具体的には、アレイ型アンテナを構成する多素子アンテナの各素子から発せられる電波の振幅および位相がアダプティブ制御(適用制御)され、多素子アンテナの各素子から発せられる電波が互いに強め合ったり弱め合ったりすることで、特定の方角に強く、他の方角に弱いといった指向性パターンを有した電波が形成され、電波発信方向を電気的に変えることができる。つまり、特定方向に対するアンテナ利得が増加または減少する。
さらに、特許文献2のアレイ型アンテナでは、複数の移動端末に対して、それらの方向へ指向性電波を時分割で多重形成するように構成されている。指向性電波が移動端末ごとに形成されることで、多重伝搬路による受信電波の変動を回避しつつ、同時に複数の移動端末と通信することが可能になる。
特開2017-139230号公報 特開2015-12568号公報
特許文献1では、街路灯の支柱(符号P)の頂部に、アンテナ(符号ANT)と照明器具とが独立して設置されている。また、アンテナは、情報発信源の基地局BCから電波を受信する機能、および、受信信号を他の道路灯へ転送する機能を有している従来型のアンテナに過ぎない。アンテナと照明器具が独立して設置されているため、必要な設置スペースが大きくなってしまい、省スペース化の課題がある。
また、特許文献2には、指向性電波の制御機能を有するアレイ型アンテナが示されているが、今後このようなアンテナからなる小型基地局を多数設置する場合に、その設置場所の確保という課題がある。
本発明の目的は、基地局機能および照明機能を併せ持つ機器に関し、基地局機能には指向性電波の制御機能が含まれており、省スペース化を図れて、設置場所を容易に確保できるような機器の提供である。
発明者らは、基板の同一面に、複数の発光素子と複数のアンテナ素子を配置することで、指向性電波の制御機能と照明機能を両立できるコンパクトな基板を構成できることに着目し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明に係る基地局機能と照明機能を併せ持つ機器は、
少なくとも一方の表面に配置された複数のアンテナ素子と複数の発光素子とを有する基板を備え、
複数の前記アンテナ素子は、電波の指向性を制御可能なアレイ型アンテナを形成し
同じ前記基板に複数の前記発光素子と複数の前記アンテナ素子の両方がそれぞれ平面状に配置されていることを特徴とする。
この構成の機器であれば、複数の発光素子が配置されている面(発光面と呼ぶ。)と、複数のアンテナ素子が配置されている面(アンテナ面と呼ぶ。)とが同じ基板表面に形成されているから、基地局機能と照明機能を併せ持った機器を容易に製造することができて、かつ、同一基板に形成できるという点で機器の省スペース化を実現することができる。
また、照明用の発光面と同じ表面に形成されたアレイ型アンテナのアンテナ面からは、その指向性電波の制御機能によって、鋭いビーム状電波が形成され、かつ、そのビーム状電波の方向を変化させることができる。
従って、小型基地局と移動端末との間で、高速通信・大容量通信を実現させるために、指向性電波の制御機能をもった小型基地局を多数設置したい、という場合に、省スペース化を実現できる本発明の基地局機能と照明機能を併せ持った機器が、その設置場所の確保の点で最適である。例えば、既存の照明設備を、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持った機器に置き換える手法が採用されやすくなるからである。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器において、1つの前記発光素子ごとに、または、複数の前記発光素子ごとに、反射鏡またはレンズが配置され、当該反射鏡またはレンズは、前記発光素子の照射方向を変えるように形成されていることが好ましい。
上記構成では、同じ基板表面に発光素子とアンテナ素子が配置されているため、発光素子の照射方向が、アンテナ面の法線方向と同じになる。しかし、本発明の構成では、さらに、1つの発光素子ごとに、または、複数の発光素子ごとに反射鏡が設けられているから、発光素子の照射方向を、アンテナ面の法線方向とは異なる方向に設定することができる。反射鏡の代わりに、レンズを用いてもよい。その結果、同じ基板表面に発光素子とアンテナ素子を配置しても、発光素子の照射方向が固定化されず、照射の目的に応じた方向への照射が可能になって、照明の用途が広がる。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器において、
1つの前記発光素子ごとに、または、複数の前記発光素子ごとに、光学的な反射集光素子が配置され、
当該反射集光素子は、
前記発光素子からの照射光の入射面と、
入射した照射光を全反射させる内部反射面と、
その全反射後の照射光を照射目標に向けて出射させる出射面と、を有し、
前記出射面には、フレネルレンズ構造が形成されていることが好ましい。
上記構成の機器であれば、前述の反射鏡またはレンズが配置されている場合と同様の効果が得られるだけでなく、内部反射面における全反射によって、発光素子からの照射光の向きを効率よく変えることが可能で、かつ、フレネルレンズ構造を有する出射面によってコンパクトな光学素子を形成でき、照射光を無駄なく照射することができる。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器は、さらに、
外部からの交流電源から、複数の前記発光素子への照明用直流電力に変換生成する直流電源回路と、
複数の前記アンテナ素子への駆動電圧を生成供給する基地局回路と、を備え、
前記直流電源回路が生成した照明用直流電力の一部が前記基地局回路へ供給されるように、前記直流電源回路と前記基地局回路が接続されていることが好ましい。
通常、照明用の直流電源回路は、例えば外部の交流電源を電力変換して、発光素子のちらつきが生じない程度の低ノイズの直流電力を生成するように構成されている。従って、上記構成の機器であれば、基地局機能の制御手段としての基地局回路が、照明用の直流電源回路から低ノイズの良質な直流電源の供給を受けるので、良好な通信状態が得られやすくなる。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器において、前記アレイ型アンテナのアンテナ面が垂直に設けられていることが好ましい。アレイ型アンテナの指向性制御によって、鋭いビーム状電波の発射方向をさまざまなに変化させることができるが、基地局機能としては、通常、指向性の方向は主に水平になるように制御される。従って、上記構成の機器であれば、アレイ型アンテナのアンテナ面を垂直にすることで、指向性制御下でのアンテナの利得を高めることができる。
また、発光素子の照射方向を変えるための反射鏡、レンズなどが設けられている機器の場合、アレイ型アンテナによる指向性の方向を主に水平にしつつ、照射方向については照射の目的の方向に向ける、といった使用方法が可能になる。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器において、前記アレイ型アンテナのアンテナ面が、垂直面に対して0°より大きく20°以下の角度で斜め下向きの傾斜面を形成していることが好ましい。
アンテナ面の傾きが、垂直面に対して0°より大きく20°以下の角度の範囲であれば、指向性制御下でのアンテナの利得をある程度高く維持できる。また、反射鏡、レンズなどを設けて、発光素子の照射方向を機器の下方または斜め下方に向けたい場合には、アンテナ面(照射面)が、垂直面に対して0°より大きく20°以下の角度で斜め下向きであれば、都合がよい。従って、アンテナ面を垂直面に対して0°より大きく20°以下の角度で斜め下向きにすることで、アンテナの利得をある程度高く維持しつつ、機器の下方または斜め下方を照射できるという効果が得られる。
また、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器において、前記発光素子と前記アンテナ素子とは少なくとも使用電波の1波長分以上の間隔で配置されていることが好ましい。この構成の機器によれば、発光素子とアンテナ素子の間隔が適切であるため、電波の送信または受信の際に、両者間での影響を防止できる。例えば、誘導電流が発光素子に流れることを抑制することができる。
本発明に係る基地局は、上記の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器を備えることを特徴とする。また、本発明に係る照明装置は、上記の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器を備えることを特徴とする。また、本発明に係る道路灯は、上記の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器を備えることを特徴とする。
また、本発明の道路灯において、前記基板の表面の上側エリアに複数の前記アンテナ素子を備えるアンテナ面が形成され、前記基板の表面の下側エリアに複数の前記発光素子を備える発光面が形成されていることが好ましい。
この構成の道路灯によれば、基板表面においてアレイ型アンテナのエリアと発光素子のエリアとを上下に分離したことで、上側のアンテナ面からは主に水平方向への指向性電波が発射され、下側の発光面からは主に下方または斜め下方へ照射光が照射されることになる。従って、本発明の道路灯であれば、アンテナ面からできるだけ遠方に電波を届けることが可能となり、発光面から機器の下方や斜め下方に照射光を導きやすくなる。
また、本発明の道路灯は、複数の前記基板を含み、複数の前記基板は、各々の素子配置面が外向きになる姿勢で、当該道路灯を支持する構造物の中心軸の周りに配置されている、ことが好ましい。
道路灯を支持する構造物の中心軸とは、例えば、道路灯用の支柱の中心軸などを表す。この構成の道路灯によれば、道路灯を支持する構造物の中心軸の周りに配置された複数の基板が、それぞれアレイ型アンテナの指向性制御を実行できるので、ほぼ水平方向に360度の方位角で指向性電波を発射させることができる。また、照明光についても、道路灯の下方および斜め下方に向けて、道路灯を支持する構造物の中心軸の周りを全周に渡って照射することができる。
このように、本発明の構成によれば、基地局機能および照明機能を併せ持つ機器に関し、その基地局機能には指向性電波の制御機能が含まれており、省スペース化を図れて、設置場所を容易に確保できるような機器を提供することができる。また、このような基地局機能および照明機能を併せ持つ機器を備える基地局、照明設備または道路灯についても、同様の効果が得られる。
第1実施形態に係る基地局機能と照明機能とを併せ持つ機器の概略構成図。 第2実施形態に係る道路灯兼5Gスモール基地局の概略構成図。 第3実施形態に係る道路灯兼5Gスモール基地局の概略構成図。 前記第2実施形態の道路灯兼5Gスモール基地局の設置状態を示す立面図。 前記第3実施形態の道路灯兼5Gスモール基地局の設置状態を示す立面図。 前記第2実施形態の道路灯兼5Gスモール基地局の別の設置状態を示す図。 反射鏡が設けられた前記5Gスモール基地局を示す縦断面図。 レンズが設けられた前記5Gスモール基地局を示す縦断面図。 前記5Gスモール基地局の回路構成を示すブロック図。 アダプティブ・アレイ・アンテナの動作原理図。 本実施形態の道路灯兼5Gスモール基地局によるネットワークの高密度化を示す概念図。
以下、図面を用いて、本発明の基地局機能と照明機能を併せ持つ機器の実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る機器10の概略構成図である。機器10は、複数のLED素子(発光素子)1と、複数のアンテナ素子2と、これら2種類の素子が平面状に配置されている基板3Aと、基板3Aを入れる筐体4Aと、を備える。基板3Aは、LED素子1の放熱板としての役目を兼ねている。図中のLED素子1およびアンテナ素子2の配列は一例に過ぎず、機器10の用途に応じて、配列パターンや各素子の個数を設定すればよい。LED素子1およびアンテナ素子2の間隔は、互いの影響が抑制されるように、例えばLED素子1に流れる誘導電流が抑制されるように、少なくとも使用電波の1波長以上になっている。
図1では、X-Y軸で示すXY平面が水平面であり、Z軸が垂直軸である。すなわち、図1の機器10のアンテナ面および発光面は垂直になっている。アンテナ素子2については、少なくとも5素子以上、好ましくは10素子以上、多くとも50素子程度のアンテナ素子2が水平方向に並ぶように配置されているのがよい。これらの微小なアンテナ素子は、送受信で共用され、短時間で送信と受信とが切り替えられるようになっている。アンテナ素子2同士の間隔は、使用電波の半波長(λ/2)にするとよい。
なお、個々のアンテナ素子2について、アンテナ素子2のアンテナ長さ(通常、半波長の長さである。)の方向が水平になる向きで基板3A上に固定してもよい。アンテナ素子2から放射される電波(電磁波)の電界成分の偏波面はアンテナ長さの方向と同様に水平になる。電波(電磁波)の電界成分が水平偏波であると、建物などの水平方向の金属といった導体の影響を受けやすくなり、電界成分が垂直偏波である場合よりも、減衰しやすくなる。本実施形態において、アンテナ素子2のアンテナ長さの方向を水平にした場合、当該アンテナ素子2を備えた機器10からの電波(電磁波)は、隣りの別の機器によって形成されるスモールセルエリアへ影響を与えにくくなり、スモールセルによる通信ネットワークの安定化に寄与する。
具体的には、水平方向に並んだ10素子のアンテナ素子2のグループが、垂直方向に合計で8段分形成されており、アンテナ素子2は合計80素子である。アンテナ素子2の配列については、2段ごとに大きな間隔が設けられており、その大きな間隔に3素子のLED素子1が水平方向に並んで配置されている。LED素子1については、3素子ずつのグループが垂直方向に3段分あって合計9素子である。
基板3Aには、複数のアンテナ素子2の配列によって、電波の指向性を制御可能なアダプティブ・アレイ・アンテナ(以降、アレイ型アンテナ2Aと呼ぶ。)が形成され、基地局機能を発揮する。また、基板3Aには、複数のLED素子1を備える発光面1Aも形成され、照明機能が発揮される。機器10の用途に応じて、基板3Aの片面または両面にこれらの素子が配置されている。
例えば28GHz帯用のアンテナ素子のサイズは、非常に微小になり、アレイ状に配置された個々の微小なアンテナ素子2からそれぞれ発せられる電波が、マクロ的にみると所定の方向に進行する平面波となる。
送信の場合は、各アンテナ素子2に供給する高周波の駆動電圧の位相を、配列方向に沿って徐々に変化させる(目的の方向に応じた位相差を与える)ことによって、アレイ型アンテナ2Aからの平面波を任意の目的の方向へ放射することができる。
受信の場合は、各アンテナ素子2の受信信号に目的の方向に応じた位相差を与えたものを合成することによって、任意の目的の方向から放射された電波に絞って受信することができる。
機器10の用途として、後述の道路灯兼基地局だけでなく、壁掛け型・自立型の電飾看板、電飾広告塔、電飾掲示板など、平面状の発光面を有する各種機器に、基地局機能を付与させたい場合に、本実施形態の機器10が好適である。照明用に限らず、広告用、交通情報表示用など、さまざまな用途に適用できる。
本実施形態の機器10によれば、複数のLED素子1による発光面1Aと、複数のアンテナ素子2によるアレイ型アンテナ2Aとを同じ基板3Aの表面に形成すればよいので、基地局機能と照明機能を併せ持った機器10を容易に製造できる。また、同じ基板3Aに形成できるという点で機器10の省スペース化が図れる。また、アレイ型アンテナ2Aの指向性制御機能を用いれば、アンテナ面から鋭いビーム状電波を形成でき、かつ、そのビーム状電波の方向を変化させることもできる。
従って、小型基地局と移動端末との間で、高速通信・大容量通信を実現させるために、20~90GHzの範囲内の使用周波数帯域の指向性電波用の小型基地局を多数設置したい、という場合に、既存の照明設備(道路灯など)、道路情報表示器、広告塔などを本実施形態の機器10に置き換えることが可能となり、小型基地局の設置場所の確保が容易になるという効果がある。また、機器10のアンテナ面を垂直にして用いれば、指向性制御下でのアンテナの利得が高まって、基地局としての性能を維持しやすい。さらに、基地局と照明装置が独立している場合よりも、これらの機能が一体に形成されている方が、道路灯などの意匠性を高めることができる。
図2は、第2実施形態に係る道路灯兼5Gスモール基地局の概略構成図である。前述の実施形態と同様に、道路灯兼5Gスモール基地局(以下、単にスモール基地局と呼ぶ)20においても、筐体4B内に基板3Bが設けられ、基板3Bの表面にLED素子1とアンテナ素子2の配列パターンが形成されている。以下、相違点についてのみ説明する。
本実施形態のスモール基地局20では、基板3Bの上側エリアに、11行×10列の合計110素子のアンテナ素子2を備えるアレイ型アンテナ2Bが形成され、基板3Bの下側エリアに、3行×3列の合計9素子のLED素子1を備える発光面1Bが形成されている。例えば、上述した28GHz帯の高周波数帯域用のアレイ型アンテナ2Bは、半波長が5mm程度であるから、半波長(λ/2)のピッチで縦横に10素子ずつ配置した場合に、アンテナ素子2よりも断然少ない数のLED素子1のエリアを含めても、スモール基地局20のサイズは、縦横10cm程度、奥行き数cm程度の大きさに収まる。よって、高さ10m程度の位置に道路灯としてポール等の上部に乗せることが十分に可能なサイズになる。
なお、本実施形態のスモール基地局には、数十から数百素子程度の大量のアンテナ素子2が含まれるのに対し、LED素子1の数は、数個から数十個程度であり、アンテナ素子の数よりも明白に少ない。
また、LED素子1の前方には、LED素子1ごとに反射鏡5が設けられており、その反射鏡5によって照射方向が変わる。反射鏡5は、LED素子1から一定の間隔を空けて、筐体4Bに支持されている。数個のLED素子1のグループごとに反射鏡5を設けてもよいし、反射鏡5の代わりに同等の機能を有するレンズを設けてもよい。このような反射鏡5によって、LED素子1の照射方向を、アンテナ面の法線方向とは異なる方向に変更することができる。例えば、アレイ型アンテナ2Bによる指向性の方向を主に水平にしつつ、照射方向については照射の目的の方向に向ける、といった使用方法が可能になり、スモール基地局20の用途が広がる。
図3は、第3実施形態に係る道路灯兼5Gスモール基地局の概略構成図である。このスモール基地局30は、第2実施形態のスモール基地局とほとんど同じ構成であるが、筐体4Cの底面に道路脇灯6が設けられている点に特徴がある。このスモール基地局30は、道路灯として地上から10m程度の高さに設置されるものであるから、照射対象は道路および道路脇である。道路脇灯6は、基板3Bに形成された発光面1Bからの照射光が届かないような範囲(道路脇など)を照射するための専用ランプである。
次に、図4から図6を用いて、上述のスモール基地局20,30を道路灯としてポール上に設置した状態について説明する。図4の立面図によると、スモール基地局20は、道路脇に立設されたポール40の頂部に、アンテナ面および発光面が垂直になる姿勢で、固定されている。図4ではアンテナ面および発光面が紙面と直交する。符号60は、スモール基地局20の筐体内の発光面から出射し、LED素子の前方に設けられた反射鏡によって斜め下方に方向を変えて道路面を照射する光束のイメージである。符号70は、スモール基地局20のアンテナ面からほぼ水平に(やや下方寄りの水平方向に)発せられる指向性電波のイメージである。
図4のスモール基地局20によれば、基板においてアレイ型アンテナのエリアと発光素子のエリアとが上下に離れているので、上側のアンテナ面からは主に水平方向への指向性電波(イメージ70)が発射され、下側の発光面からは斜め下方への照射光(イメージ60)が照射される。従って、スモール基地局20からより遠方への電波の到達を見込め、スモール基地局20の斜め下方へ照射光を導きやすい構成になっている。
図5の立面図では、スモール基地局30が同様にポール40の頂部に固定されている。スモール基地局30には、筐体の底面に道路脇灯6が設けられているので、符号80の光束のイメージに示すように、道路灯の下部である道路脇が確実に照射される。
図6の立面図では、アンテナ面が垂直面に対して10°程度斜め下向きになるように、スモール基地局20がポール40に固定されている。このようにアンテナ面を傾斜させれば、指向性制御下でのアンテナの利得をある程度高く維持したまま、道路脇灯6によらずに道路脇にも光束を当てることができる。また、反射鏡によって照射方向をできるだけ下向きにしたい場合にも都合がよい。
図4~6に示す各実施形態のスモール基地局20,30を道路灯として用いた場合の効果を説明する。アレイ型アンテナについては、最もアンテナ利得を高くする(基地局機能を最大限に発揮させる)には、アンテナ面を垂直に設置するのがよい。なぜなら、電波発信方向が、アンテナの主方向(つまり、アンテナ面に対する法線方向)から外れると、アンテナの利得が小さくなるからである。任意の方向へ鋭いビーム状の指向性電波を発射するには、アンテナ面を垂直に設置するのが最も効果的である。
一方、従来の道路灯では、照射方向を下向きにするのが通常であるため、LED素子の発光面を水平にすることが多かった。このことは、アレイ型アンテナとLED素子の発光面とを組み合わす際の支障になる。本実施形態のスモール基地局20,30の構成によれば、反射鏡5やレンズ8を用いて、LED素子1の照射方向を任意に設定できるようにしたため、垂直設定が好ましいアンテナ面と、水平設定が好ましいLED素子の発光面との組合せが可能になった。
なお、図4~6に示す基地局20,30の設置状態についての変形例を示す。つまり、3基、4基など複数の基地局20を組み合わせて、ポール40上部に道路灯として設置してもよい。複数の基地局20は、各々の素子配置面が外向きになる姿勢で、ポール40の中心軸の周りに配置されることになる。複数の基地局20が、それぞれアレイ型アンテナの指向性制御を実行できるので、ほぼ水平方向に360度の方位角で指向性電波を発射させることができる。また、照明光についても、道路灯の下方および斜め下方に向けて、道路脇を含めてポール40の周りを全周に渡って照射することができる。
図7を用いて、スモール基地局20に設けられた反射鏡5の構成を具体的に説明する。図7は、スモール基地局20を垂直な平面で切断した断面図である。反射鏡5は、LED素子1の前方に配置され、LED素子1からの光束を斜め下方に反射させる反射面を有している。反射鏡5は、LED素子1ごとに設けられ、それぞれ支持板9(筐体4Bと兼用してもよい。)に形成された開口部の上縁に固定されている。反射面の形状は、全体的に曲面であり、支持板9への取付部の付近ではほぼ水平であるが、取付部から離れるに連れて徐々に斜め下向きに傾斜するような形状になっている。
また、基板3Bと支持板9間にはスペースが設けられており、基板3B上のLED素子1の周りには放物面鏡7が固定されている。放物面鏡7によって、LED素子1からの光束が効率よく反射鏡5に導かれる。
図8の縦断面図には、スモール基地局20に設けられたレンズ(反射集光素子)8の構成が示されている。レンズ8は、反射鏡5の代わりに、LED素子1からの光束の進行方向を変える光学素子である。レンズ8は、LED素子1ごとにその前方に配置され、それぞれ支持板9の開口部を覆うように、その支持板9に固定されている。レンズ8は、LED素子1からの照射光の入射面8Aと、入射した照射光を斜め下方へ全反射させる内部反射面8Bと、それら斜め下方へ進む全反射後の照射光を照射目標に向けて出射させる出射面8Cと、を有し、出射面8Cにはフレネルレンズ構造が形成されている。つまり、レンズ8は、その側面が入射面8Aであり、レンズ上側に内部反射面8Bが形成され、下側にフレネルレンズ構造の出射面8Cが形成されている。
図8のレンズ8を用いれば、内部反射面8Bにおける全反射によって、LED素子1からの照射光の向きを効率よく変えることが可能で、かつ、フレネルレンズ構造を有する出射面8Cによってコンパクトな光学素子を形成でき、照射光を無駄なく目標に向けて照射することができる。
図9に、各実施形態のスモール基地局に共通する回路構成のブロック図を示す。図9のように、スモール基地局は、さらに、LED電源回路(直流電源回路)21と、基地局回路22とを備えている。LED電源回路21は、外部の交流電源を用いて、力率の改善を行い、調光信号の指令に基づいて低電圧の直流に変換し、各LED素子1へ照明用直流電力を出力する。
また、LED電源回路21は、上記の変換後の低電圧直流電力を電源電圧として、基地局回路22にも供給する。そして、基地局回路22は、LED電源回路21からの供給電力を使って、各アンテナ素子2への駆動電圧を生成供給する。
基地局回路22は各アンテナ素子2と電気的に接続されている。基地局回路22は、光ファイバーを通して上位からの指令を受け取り、アンテナ素子2毎に設けられた移相器23および振幅調整器24を制御し、送信時は、任意の方向へ平面波を発射し、受信時は、任意の方向からの平面波を受信する。ここで、移相器23が、各アンテナの信号の位相を調整し、振幅調整器24が、その振幅を調整する。
このようなスモール基地局の回路構成によれば、基地局回路22が、LED電源回路21から低ノイズの良質な直流電源の供給を受けるので、低ノイズで安定した通信状態を提供することができる。
図10はアダプティブ・アレイ・アンテナ(アレイ型アンテナ)の動作原理図である。アンテナの基準点から各アンテナ素子2-n(nは1~Nの自然数)までの距離dnおよび受信電波の入射角度θに応じて、移相器23-nおよび振幅調整器24-nが各アンテナ2-nの受信信号の位相および振幅を調整する。例えば、距離cτnに相当する位相分だけ、受信信号の位相を遅らせる。位相を進めたい場合は、全体の位相を一様に遅らせてから距離cτnに相当する位相分だけ進めるという処理を行う。この結果、所望の方向からの信号の利得を上げることができる。なお、cは受信電波の伝搬速度である。
図11は、道路灯兼5Gスモール基地局20,30によるネットワークの高密度化の実現を示す概念図である。従来のマクロ基地局と対比して示す。5Gスモール基地局を道路灯のポールに照明と兼用して設置する手法を採用すれば、多数のスモール基地局の設置場所の確保が容易になるという効果がある。また、任意の水平方向へ鋭いビーム状のミリ波などを発射できるアレイ型アンテナを垂直に設置することができるので、アンテナの利得が大きくなるという効果もある。また、アレイ型アンテナからのビーム状のミリ波等による発射と道路灯からの照射とが干渉するという問題もない。
1 :LED素子(発光素子)
1A :発光面
2 :アンテナ素子
2A :アダプティブ・アレイ・アンテナ(アレイ型アンテナ)
3A :基板
4A :筐体
5 :反射鏡
6 :道路脇灯
7 :放物面鏡
8 :レンズ(反射集光素子)
8A :入射面
8B :全反射面
8C :フレネルレンズ面
9 :支持板
10 :機器
20,30:道路灯兼5Gスモール基地局(基地局)
21 :LED電源回路
22 :5G基地局回路
23 :移相器
24 :振幅調整器
40 :ポール(支柱)
60 :道路灯から照射される光束のイメージ
70 :スモール基地局から発射される指向性電波のイメージ
80 :道路脇灯から照射される光束のイメージ

Claims (12)

  1. 少なくとも一方の表面に配置された複数のアンテナ素子と複数の発光素子とを有する基板を備え、
    複数の前記アンテナ素子は、電波の指向性を制御可能なアレイ型アンテナを形成し
    同じ前記基板に複数の前記発光素子と複数の前記アンテナ素子の両方がそれぞれ平面状に配置されていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  2. 請求項1記載の機器において、
    前記発光素子と前記アンテナ素子とは少なくとも使用電波の1波長分以上の間隔で配置されていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  3. 請求項1または2記載の機器において、
    1つの前記発光素子ごとに、または、複数の前記発光素子ごとに、反射鏡またはレンズが配置され、当該反射鏡またはレンズは、前記発光素子の照射方向を変えるように形成されていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  4. 請求項1または2記載の機器において、
    1つの前記発光素子ごとに、または、複数の前記発光素子ごとに、光学的な反射集光素子が配置され、
    当該反射集光素子は、
    前記発光素子からの照射光の入射面と、
    入射した照射光を全反射させる内部反射面と、
    その全反射後の照射光を照射目標に向けて出射させる出射面と、を有し、
    前記出射面には、フレネルレンズ構造が形成されていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の機器は、さらに、
    外部からの交流電源から、複数の前記発光素子への照明用直流電力に変換生成する直流電源回路と、
    複数の前記アンテナ素子への駆動電圧を生成供給する基地局回路と、を備え、
    前記直流電源回路が生成した照明用直流電力の一部が前記基地局回路へ供給されるように、前記直流電源回路と前記基地局回路が接続されていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  6. 請求項1からのいずれかに記載の機器において、前記アレイ型アンテナのアンテナ面が垂直に設けられていることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  7. 請求項2からのいずれかに記載の機器において、前記アレイ型アンテナのアンテナ面が、垂直面に対して0°より大きく20°以下の角度で斜め下向きの傾斜面を形成していることを特徴とする基地局機能と照明機能を併せ持つ機器。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の機器を備える基地局。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の機器を備える照明装置。
  10. 請求項2から7のいずれかに記載の機器を備える道路灯。
  11. 請求項10記載の道路灯において、
    前記基板の表面の上側エリアに複数の前記アンテナ素子を備えるアンテナ面が形成され、
    前記基板の表面の下側エリアに複数の前記発光素子を備える発光面が形成されていることを特徴とする道路灯。
  12. 請求項10または11記載の道路灯において、
    当該道路灯は、複数の前記基板を含み、
    複数の前記基板は、各々の素子配置面が外向きになる姿勢で、当該道路灯を支持する構造物の中心軸の周りに配置されていることを特徴とする道路灯。
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