JP7298821B2 - 情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
例えば特許文献1には、仕事を行っている作業者の脳状態を検出し、検出結果に基づいて作業者の集中レベル及び感情レベルを測定し、測定結果に基づいて作業者による作業の生産性を判定する生産性判定装置が開示されている。
例えば特許文献2には、睡眠時間やピッツバーグ睡眠問診項目等の問診項目に基づいて、組織に所属する者や新規採用予定者の人事管理を行う人事管理支援システムが開示されている。
特開2018-181245号公報 特許第6418671号公報
例えば、組織に属する人物の睡眠の取り方からこの人物の評価を行うことで、人物の管理を行う技術が存在する。しかしながら、組織に属する特定の人物における睡眠の取り方からこの特定の人物の管理を行う場合に、この特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方と特定の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた管理は行われていなかった。
本発明の目的は、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の組織での働き方を管理することにある。
請求項1に記載の発明は、組織に属する複数の人物の睡眠の際における生体に関する生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記生体情報取得手段に取得された前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の各々の睡眠の取り方を特定するとともに、前記組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と当該組織に属する人物であって当該特定の人物とは異なる他の人物の睡眠の取り方との関係から推定される当該特定の人物の当該組織での働き方に関する情報を生成する生成手段と、を備える、情報処理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の前記組織における評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記特定の人物の前記組織での業務に関する業務情報を取得する業務情報取得手段をさらに備え、前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報および前記特定の人物の前記業務情報に基づき、当該特定の人物の前記業務を踏まえて、当該特定の人物の前記評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項2記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の睡眠の取り方を踏まえて、前記組織の評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の休職および/または離職に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、休職中である当該特定の人物の復職に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記特定の人物の前記組織での業務に関する業務情報を取得する業務情報取得手段をさらに備え、前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報に基づき、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の休暇に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに、組織に属する複数の人物の睡眠の際における生体に関する生体情報を取得する取得機能と、前記取得機能に取得された前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の各々の睡眠の取り方を特定するとともに、前記組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と当該組織に属する人物であって当該特定の人物とは異なる他の人物の睡眠の取り方との関係から推定される当該特定の人物の当該組織での働き方に関する情報を生成する生成機能と、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の組織での働き方を管理することができる。
働き方管理システムの全体構成例を示す図である。 サーバおよび端末のハードウェア構成例を示す図である。 サーバの機能構成例を示した図である。 組織人情報管理テーブルを示した図である。 人物評価表示処理の流れを示したフローチャートである。 リスク評価表示処理の流れを示したフローチャートである。 休暇情報表示処理の流れを示したフローチャートである。 組織評価表示処理の流れを示したフローチャートである。 組織人評価通知画面を示した図である。 組織人評価比較画面を示した図である。 リスク通知画面を示した図である。 復職情報通知画面を示した図である。 休暇情報通知画面を示した図である。 組織評価通知画面を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<働き方管理システムの構成>
図1は、本実施形態に係る働き方管理システム1の全体構成例を示した図である。
本実施形態に係る働き方管理システム1は、組織に属する人物の組織での働き方に関する情報を生成し、この人物の組織での働き方を管理するシステムである。組織に属する人物を、以下では、組織人と称する。組織人としては、例えば、会社の従業員が挙げられる。もっとも、組織人は、組織に属する何れの人物であってもよい。
働き方管理システム1は、サーバ10と、マットセンサ20と、端末30とを備える。サーバ10と、マットセンサ20および端末30とは、ネットワークを介して接続されている。
サーバ10は、組織人の睡眠の際における生体に関する情報を取得する。組織人の睡眠の際における生体に関する情報を、以下では、生体情報と称する。サーバ10は、取得した生体情報に基づいて、組織人の組織での働き方に関する情報を生成する。また、サーバ10は、生成した情報を、端末30に表示させる。
サーバ10は、例えば、コンピュータにより実現される。サーバ10は、単一のコンピュータにより構成しても良いし、複数のコンピュータによる分散処理により実現しても良い。また、サーバ10は、クラウドコンピューティングにより提供される仮想的なハードウェア上にて実現してもよい。
マットセンサ20は、組織人に用いられる寝具のマット等に取り付けられる。そして、マットセンサ20は、組織人が寝具を使用中であるときの組織人の生体を検知し、検知結果に基づき、この組織人の生体情報を生成する。マットセンサ20は、生成した生体情報を、マットセンサ20を識別するセンサ識別情報とともに、サーバ10へ送信する。なお、マットセンサ20は、組織人ごとに設けられている。
生体情報としては、例えば、心拍数に関する情報、呼吸に関する情報、体動に関する情報等が挙げられる。また、生体情報としては、被検者による寝具の使用に関する情報等が挙げられる。すなわち、「睡眠の際における生体に関する生体情報」には、組織人の睡眠中の生体に関する情報のみならず、組織人が睡眠していないものの組織人が寝具を使用中であるときの生体に関する情報も含まれる。もっとも、生体情報は、上記の情報には限定されない。
端末30は、情報を表示する表示部31を有する。端末30は、サーバ10から情報を取得すると、取得したこの情報を表示部31に表示する。
端末30は、組織人に用いられるものであってもよいし、組織において組織人を管理する管理者に用いられるものであってもよい。すなわち、端末30は、組織に関する者に用いられるものであればよい。
端末30は、例えば、コンピュータ、タブレット型情報端末、その他の情報処理装置により実現される。端末30は、例えば、スマートフォンであってもよい。すなわち、端末30は、何れの種類の端末であってもよい。
サーバ10とマットセンサ20および端末30との接続に用いられるネットワークは、データの送受信が可能であれば、その種類は特に限定されず、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等として良い。データの送受信に用いられる通信回線は、有線であっても無線であっても良い。また、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続する構成としても良い。
<ハードウェア構成例>
図2は、サーバ10および端末30のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、サーバ10および端末30は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)100aと、主記憶手段であるメモリ100cとを備える。また、各装置は、外部デバイスとして、不揮発性記録デバイス100g、ネットワークインターフェイス100f、表示機構100d、音声機構100h、キーボードやマウス等の入力デバイス100i等を備える。
メモリ100cおよび表示機構100dは、システムコントローラ100bを介してCPU100aに接続されている。また、ネットワークインターフェイス100f、不揮発性記録デバイス100g、音声機構100hおよび入力デバイス100iは、ブリッジコントローラ100eを介してシステムコントローラ100bと接続されている。各構成要素は、システムバスや入出力バスなどの各種のバスによって接続される。
不揮発性記録デバイス100gには、各機能を実現するためのプログラムが格納されている。そして、このプログラムがメモリ100cにロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU100aにより実行されることで、各種の機能が実現される。不揮発性記録デバイス100gとしては、例えば、SSD(Solid State Drive)等の半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の磁気ディスク装置などが挙げられる。
<サーバの機能構成>
次に、サーバ10の機能構成について説明する。
図3は、サーバ10の機能構成例を示した図である。
サーバ10は、マットセンサ20や端末30から情報を取得する情報取得部11と、生体情報等を記憶する記憶部12と、情報を端末30に出力させる出力制御部13とを備える。また、サーバ10は、組織人の働き方を評価する人物評価部14と、組織人の休職に関するリスクを評価するリスク評価部15と、組織人が休暇を取得するべき日にちを提案する休暇提案部16と、組織を評価する組織評価部17とを備える。
生体情報取得手段の一例としての情報取得部11は、例えば、1秒ごとに、マットセンサ20から、生体情報とセンサ識別情報とを取得する。ここで、例えば、組織人ごとに、組織人を識別する人識別情報と、この組織人に用いられるマットセンサ20を識別するセンサ識別情報とが予め関連付けられてサーバ10に登録されることで、センサ識別情報から特定されるマットセンサ20を用いる組織人が特定される。
また、情報取得部11は、例えば、1日ごとに、端末30から、組織人の業務に関する情報を、この組織人を識別する人識別情報とともに取得する。組織人の業務に関する情報を、以下では、業務情報と称する。業務情報としては、例えば、組織人の勤務時間、組織人が担当している業務、組織人が単位時間当たりに行った業務、業務態度、組織人が現職中であるか休職中であるか等の情報が挙げられる。もっとも、業務情報は、上記の情報には限定されない。業務情報は、例えば、文字として端末30に入力されてもよいし、音声として端末30に入力されてもよい。また、業務情報は、例えば、アンケートの回答として端末30に入力されてもよい。なお、情報取得部11は、組織人に係る業務情報を取得する業務情報取得手段としても捉えられる。
情報取得部11は、取得した生体情報や業務情報を記憶部12に送信する。
記憶部12は、情報取得部11から送信された生体情報や業務情報を、これらの情報の対象者である組織人に関連付けて記憶する。記憶部12の記憶内容については、後に詳述する。
出力制御部13は、人物評価部14、リスク評価部15、休暇提案部16、組織評価部17等にて生成された情報を、端末30に出力させる。より具体的には、出力制御部13は、端末30に対して情報を送信することにより、送信した情報を端末30の表示部31に表示させたり、送信した情報を音声により端末30に出力させたりする。
人物評価部14は、記憶部12に記憶されている生体情報および業務情報から、組織人の組織での働き方を評価する。人物評価部14は、生体情報から特定される組織人の心拍数、呼吸障害の有無、体動の有無等に基づいて、1秒当たりの組織人の睡眠の状態を判定する。睡眠の状態としては、例えば、レム睡眠の状態、ノンレム睡眠の状態、睡眠していない状態等が挙げられる。また、人物評価部14は、例えば、判定結果に基づいて、組織人の睡眠の時間帯、睡眠時間、レム睡眠とノンレム睡眠との周期、睡眠深度等、組織人の睡眠に関する情報を生成する。睡眠深度とは、睡眠の深さの程度である。さらに、人物評価部14は、組織に属する各組織人について上記の睡眠に関する情報を生成する。
人物評価部14は、各組織人について生成した睡眠に関する情報と、一の組織人について生成した睡眠に関する情報との関係や、この一の組織人に係る業務情報に基づいて、この一の組織人の働き方の評価を行う。人物評価部14は、例えば、一の組織人の睡眠時間が、各組織人の睡眠時間の平均値に比べて長い場合には、短い場合よりも、この一の組織人の働き方を高評価する。また、人物評価部14は、例えば、一の組織人の睡眠深度が、各組織人の睡眠深度の平均値に比べて高い場合には、低い場合よりも、この一の組織人の働き方を高評価する。これらの評価手法は、質の高い睡眠を取っている組織人ほど集中力が高くなりやすく、効率的に業務を行うため、質の高い睡眠を取っている組織人ほど働き方が高評価になる、という考え方に基づくものである。また、上記の各手法に基づく評価を組み合わせることで組織人の働き方を評価してもよい。もっとも、人物評価部14による評価の手法は、上記の態様に限定されない。
人物評価部14は、各組織人について、働き方の評価を行う。そして、評価結果を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる。
リスク評価部15は、記憶部12に記憶されている生体情報および業務情報から、現職中である組織人が休職するリスクを評価する。リスク評価部15は、人物評価部14と同じ手法により、各組織人についての睡眠に関する情報を生成する。そして、リスク評価部15は、各組織人についての睡眠に関する情報や業務情報と、一の組織人についての睡眠に関する情報や業務情報との関係から、この一の組織人が休職するリスクの評価を行う。リスク評価部15は、例えば、一の組織人の勤務時間が、各組織人の勤務時間の平均値に比べて長い場合には、短い場合よりも、この一の組織人が休職するリスクを高く評価する。また、リスク評価部15は、例えば、一の組織人の睡眠時間が、各組織人の睡眠時間の平均値に比べて短い場合には、長い場合よりも、この一の組織人が休職するリスクを高く評価する。また、リスク評価部15は、例えば、一の組織人の睡眠深度が、各組織人の睡眠深度の平均値に比べて低い場合には、高い場合よりも、この一の組織人が休職するリスクを高く評価する。これらの評価手法は、勤務時間が長い組織人や、質の低い睡眠を取っている組織人ほど、属している組織にて働くことにストレスを感じやすいため、休職のリスクが高く評価される、という考え方に基づくものである。また、上記の各手法に基づく評価を組み合わせることで組織人が休職するリスクを評価してもよい。もっとも、リスク評価部15による評価の手法は、上記の態様に限定されない。リスク評価部15は、各組織人について、組織人が休職するリスクの評価を行う。
また、リスク評価部15は、組織人が休職するリスクの程度が予め定められた度合以上であると評価した場合、この組織人の働き方の改善案を作成する。改善案としては、例えば、休職のリスクを低くするための組織人の勤務時間帯の提案や、休職のリスクを低くするための業務内容の提案等が挙げられる。
また、リスク評価部15は、組織人が休職中である場合、各組織人についての睡眠に関する情報と、休職中である組織人についての睡眠に関する情報との関係から、休職中である組織人が復職可能であるか否かを判定する。リスク評価部15は、例えば、休職中である一の組織人の睡眠時間が、各組織人の睡眠時間の平均値よりも長い場合に、この一の組織人が復職可能であると判定してもよい。さらに、リスク評価部15は、組織人が復職可能であると判定した場合に、この組織人の復職時期の提案や、この組織人が復職した場合の業務内容の提案等の情報を生成する。
リスク評価部15は、組織人が休職するリスクの評価結果、組織人の働き方の改善案、および、組織人の復職等に関して生成した情報を、出力制御部13を介して、端末30に表示させる。
休暇提案部16は、記憶部12に記憶されている生体情報および業務情報から、組織人が休暇を取得すべき日にちを提案する。休暇提案部16は、まず、記憶部12に蓄積されている生体情報や業務情報から組織人の疲労度の傾向を予測し、この予測結果から、組織人の将来の疲労度を予測する。また、休暇提案部16は、各組織人について、将来の疲労度を予測する。そして、休暇提案部16は、各組織人について予測した将来の疲労度と、一の組織人について予測した将来の疲労度との関係から、この一の組織人が休暇を取得すべき日にちを決定する。休暇提案部16は、例えば、組織に属する全ての組織人のうちの一の組織人の疲労度が最も高くなると予測した日にちを、この一の組織人が休暇を取得すべき日にちに決定してもよい。
休暇提案部16は、組織人が休暇を取得すべき日にちを決定すると、決定した日にちに関する情報を生成し、生成した情報を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる。
組織評価部17は、記憶部12に記憶されている生体情報から、組織を評価する。組織評価部17は、生体情報に基づいて、組織における各組織人の睡眠時間の平均値、睡眠の平均の時間帯、および睡眠深度の平均値等、組織における各組織人の睡眠の指標を算出する。また、組織評価部17は、各組織について、組織における各組織人の睡眠の指標を算出する。そして、各組織についての睡眠の指標と、一の組織の睡眠の指標との関係から、この一の組織による組織人の働かせ方の評価を行う。組織評価部17は、例えば、一の組織における各組織人の睡眠時間の平均値が、各組織における各組織人の睡眠時間の平均値に比べて長い場合には、短い場合よりも、この一の組織による組織人の働かせ方を高評価する。また、組織評価部17は、例えば、一の組織における組織人の睡眠深度の平均値が、各組織における組織人の睡眠深度の平均値に比べて高い場合には、低い場合よりも、この一の組織による組織人の働かせ方を高評価する。これらの評価手法は、質の高い睡眠を取っている組織人が多い組織ほど、各組織人がストレスを溜めにくく、また集中して効率的に業務を行うため、質の高い睡眠を取っている組織人が多い組織ほど働かせ方が高評価になる、という考え方に基づくものである。さらに、上記の各手法に基づく評価を組み合わせることで組織による組織人の働かせ方を評価してもよい。もっとも、組織評価部17による評価の手法は、上記の態様に限定されない。
組織評価部17は、各組織について、組織人の働かせ方の評価を行う。そして、評価結果を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる。
なお、人物評価部14、リスク評価部15、休暇提案部16、および組織評価部17は、それぞれ、組織人の組織での働き方に関する情報を生成する生成手段として捉えられる。
<記憶部の記憶内容>
次に、記憶部12に記憶されている情報の内容について説明する。
図4は、組織人情報管理テーブルを示した図である。組織人情報管理テーブルは、組織人に関する情報を管理するためのテーブルである。この組織人情報管理テーブルは、組織ごとに設けられている。図4には、組織である「A会社」の組織人情報管理テーブルが示されている。
組織人情報管理テーブルでは、「組織人」に、組織人の名前が示されている。また、「生体情報」には、情報取得部11に取得された生体情報が示されている。また、「業務情報」に、情報取得部11に取得された業務情報が示されている。
なお、「生体情報」には、例えば1秒ごとの情報が示されている。また、「業務情報」には、例えば一日ごとの情報が示されている。
なお、記憶部12には、人物評価部14、リスク評価部15、休暇提案部16、および組織評価部17に生成された情報が記憶されてもよい。
<人物評価表示処理>
次に、人物評価表示処理の流れについて説明する。人物評価表示処理は、サーバ10が、組織人の組織での働き方を評価し、評価結果を端末30の表示部31に表示させる処理である。
図5は、人物評価表示処理の流れを示したフローチャートである。
情報取得部11は、マットセンサ20から、生体情報を取得する(S101)。情報取得部11に取得された生体情報は、記憶部12に記憶される。
情報取得部11は、端末30から、業務情報を取得する(S102)。情報取得部11に取得された業務情報は、記憶部12に記憶される。
人物評価部14は、組織人の働き方の評価を実施するか否かを判定する(S103)。否定結果が継続している間、人物評価部14は、ステップ103の判定動作を繰り返す。一方で、例えば、端末30のユーザが、組織人の評価の実施を端末30にて指示することにより、人物評価部14が、端末30から、評価の実施の依頼を受けると、肯定結果を得て、ステップ104へ進む。また、例えば、人物評価部14は、一ヶ月ごと等、予め定められた期間ごとに、組織人の評価を実施すると判定してもよい。
人物評価部14は、組織に属する各組織人に係る生体情報および業務情報に基づいて、組織人ごとに、組織人の組織における働き方の評価を実施する(S104)。
人物評価部14は、評価結果を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S105)。
<リスク評価表示処理>
次に、リスク評価表示処理の流れについて説明する。リスク評価表示処理は、サーバ10が、組織人が休職するリスクを評価し、評価結果を端末30の表示部31に表示させる処理である。
図6は、リスク評価表示処理の流れを示したフローチャートである。
情報取得部11は、マットセンサ20から、生体情報を取得する(S201)。情報取得部11に取得された生体情報は、記憶部12に記憶される。
情報取得部11は、端末30から、業務情報を取得する(S202)。情報取得部11に取得された業務情報は、記憶部12に記憶される。
リスク評価部15は、組織人が休職するリスクの評価を実施するか否かを判定する(S203)。否定結果が継続している間、リスク評価部15は、ステップ203の判定動作を繰り返す。一方で、例えば、端末30のユーザが、組織人が休職するリスクの評価の実施を端末30にて指示することにより、リスク評価部15が、端末30から、評価の実施の依頼を受けると、肯定結果を得て、ステップ204へ進む。また、例えば、リスク評価部15は、一ヶ月ごと等、予め定められた期間ごとに、リスクの評価を実施すると判定してもよい。
リスク評価部15は、記憶部12に記憶されている業務情報に基づいて、組織人が休職中であるか否かを判定する(S204)。なお、ステップ204以降の処理は、例えば、組織人ごとに行われる。
組織人が休職中ではない場合(S204にてNO)、リスク評価部15は、組織に属する各組織人に係る生体情報および業務情報に基づいて、組織人が休職するリスクの評価を実施する(S205)。
リスク評価部15は、評価したリスクの程度が予め定められた度合以上であるか否かを判定する(S206)。
リスク評価部15に評価されたリスクの程度が予め定められた度合に達しない場合(S206にてNO)、リスク評価部15は、リスクの評価結果を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S207)。
一方、リスク評価部15に評価されたリスクの程度が予め定められた度合以上である場合(S206にてYES)、リスク評価部15は、組織人の働き方の改善案を作成する(S208)。
リスク評価部15は、リスクの評価結果および作成した改善案を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S209)。
また、組織人が休職中である場合(S204にてYES)、リスク評価部15は、各組織人に係る生体情報に基づいて、組織人の復職に関する情報を生成する(S210)。
リスク評価部15は、生成した復職に関する情報を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S211)。
<休暇情報表示処理>
次に、休暇情報表示処理の流れについて説明する。休暇情報表示処理は、サーバ10が、組織人が休暇を取得すべき日にちに関する情報を生成し、生成した情報を端末30に表示させる処理である。
図7は、休暇情報表示処理の流れを示したフローチャートである。
情報取得部11は、マットセンサ20から、生体情報を取得する(S301)。情報取得部11に取得された生体情報は、記憶部12に記憶される。
情報取得部11は、端末30から、業務情報を取得する(S302)。情報取得部11に取得された業務情報は、記憶部12に記憶される。
休暇提案部16は、組織人が休暇を取得すべき日にちの提案を実施するか否かを判定する(S303)。否定結果が継続している間、休暇提案部16は、ステップ303の判定動作を繰り返す。また、例えば、端末30のユーザが、休暇の提案の実施を端末30にて指示することにより、休暇提案部16が、端末30から、休暇の提案の依頼を受けると、肯定結果を得て、ステップ304へ進む。また、例えば、休暇提案部16は、一週間ごと等、予め定められた期間ごとに、休暇の提案を実施すると判定してもよい。
休暇提案部16は、組織人が休暇を取得すべき日にちを抽出可能であるか否かを判定する(S304)。より具体的には、休暇提案部16は、各組織人に係る生体情報および業務情報に基づいて各組織人の将来の疲労度を予測する。そして、各組織人についての疲労度の予測結果から、組織人について、休暇を取得すべき日にちとして条件を満たす日にちが存在するか否かを判定する。条件を満たす日にちが存在しない場合(S304にてNO)、休暇情報表示処理を終了する。なお、ステップ304以降の処理は、例えば、組織人ごとに行われる。
一方、休暇を取得すべき日にちとして条件を満たす日にちが存在する場合(S304にてYES)、休暇提案部16は、組織人に係る業務情報に基づいて、条件を満たす日にちについて組織人が休暇を取得することを制限するか否かを判定する(S305)。休暇提案部16は、例えば、条件を満たす日にちの業務量に基づいて、条件を満たす日にちに組織人が休暇を取得することを制限するか否かを判定する。
休暇提案部16は、組織人が休暇を取得することを制限すると判定した場合(S305にてYES)、制限した日にち以外の日にちについて、組織人が休暇を取得すべき日にちを抽出可能であるかについて、ステップ304以降の処理を行う。
一方、休暇提案部16は、組織人が休暇を取得することを制限しないと判定した場合(S305にてNO)、抽出した日にちを、組織人が休暇を取得すべき日にちに決定する。休暇提案部16は、決定した日にちを対象として、組織人が休暇を取得すべき日にちに関する情報を生成する(S306)。
休暇提案部16は、生成した情報を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S307)。
<組織評価表示処理>
次に、組織評価表示処理の流れについて説明する。組織評価表示処理は、サーバ10が、組織による組織人の働かせ方を評価し、評価結果を端末30の表示部31に表示させる処理である。
図8は、組織評価表示処理の流れを示したフローチャートである。
情報取得部11は、マットセンサ20から、生体情報を取得する(S401)。情報取得部11に取得された生体情報は、記憶部12に記憶される。
情報取得部11は、端末30から、業務情報を取得する(S402)。情報取得部11に取得された業務情報は、記憶部12に記憶される。
組織評価部17は、組織による組織人の働かせ方の評価を実施するか否かを判定する(S403)。否定結果が継続している間、組織評価部17は、ステップ403の判定動作を繰り返す。また、例えば、端末30のユーザが、組織の評価の実施を端末30にて指示することにより、組織評価部17が、端末30から、組織の評価の依頼を受けると、肯定結果を得て、ステップ404へ進む。また、例えば、組織評価部17は、一ヶ月ごと等、予め定められた期間ごとに、組織の評価を実施すると判定してもよい。
組織評価部17は、各組織における各組織人に係る生体情報に基づいて、組織による組織人の働かせ方の評価を実施する(S404)。より具体的には、組織評価部17は、組織の評価を示す値を算出する。なお、このステップ404以降の処理は、例えば、組織ごとに行われる。
組織評価部17は、算出した値が、予め定められた値以上であるか否かを判定する(S405)。
組織評価部17は、算出した値が予め定められた値以上である場合(S405にてYES)、組織の評価結果を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S406)。
一方、組織評価部17は算出した値が予め定められた値未満である場合(S405にてNO)、組織による組織人の働かせ方が適正ではないことを示す非適正情報を生成する(S407)。
組織評価部17は、組織の評価結果および非適正情報を、出力制御部13を介して、端末30の表示部31に表示させる(S408)。
以上のように、本実施形態では、サーバ10は、情報取得部11に取得された複数の人物の生体情報に基づき、組織に属する特定の人物の組織での働き方に関する情報を生成する。
この場合、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の組織での働き方を管理できるようになる。
また、本実施形態では、人物評価部14は、働き方に関する情報として、特定の人物の組織における評価に関する情報を生成する。
この場合、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の組織での働き方を評価できるようになる。
また、本実施形態では、人物評価部14は、複数の人物の生体情報および特定の人物の業務情報に基づき、特定の人物の評価に関する情報を生成する。
この場合、特定の人物の業務を踏まえて、特定の人物の組織での働き方を評価できるようになる。
また、本実施形態では、複数の人物の生体情報に基づき、組織の評価に関する情報を生成する。
この場合、複数の人物の睡眠の取り方を踏まえて、組織を評価できるようになる。
また、本実施形態では、リスク評価部15は、働き方に関する情報として、特定の人物の休職に関する情報を生成する。
この場合、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の休職に関して管理できるようになる。
また、本実施形態では、リスク評価部15は、働き方に関する情報として、休職中である特定の人物の復職に関する情報を生成する。
この場合、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の復職に関して管理できるようになる。
また、本実施形態では、休暇提案部16は、複数の人物の生体情報および特定の人物の業務情報に基づき、働き方に関する情報として、特定の人物の休暇に関する情報を生成する。
この場合、組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と、組織に属する人物であって特定の人物とは異なる人物の睡眠の取り方との関係を踏まえて、特定の人物の休暇に関して管理できるようになる。
<組織人の評価結果の表示例>
次に、組織人の働き方の評価結果の表示例について説明する。
図9は、組織人評価通知画面40を示した図である。組織人評価通知画面40は、組織人の組織での働き方の評価結果を通知するための画面である。組織人評価通知画面40は、例えば、ユーザが、端末30において、評価結果が表示される対象者としての組織人を選択することにより、端末30の表示部31に表示される。また、組織人評価通知画面40は、人物評価表示処理(図5参照)が行われたことにより表示されてもよい。組織人評価通知画面40には、対象者通知部41と、評価結果通知部42と、順位通知部43と、チャート表示部46と、分布表示部47とが表示されている。なお、組織人評価通知画面40に表示される情報は、人物評価部14に生成された情報である。
対象者通知部41には、評価結果が表示される対象者の名前が表示されている。図示の例では、対象者通知部41には、対象者の名前である「Aさん」の文字が表示されている。
評価結果通知部42には、対象者の組織での働き方の評価結果が100点を満点とした場合の点数により表示されている。評価結果通知部42に表示されている点数は、高いほど、対象者の組織での働き方が高評価であることを意味する。図示の例では、「75点」という評価結果が示されている。
順位通知部43には、対象者の評価結果の順位が示されている。社内順位選択ボタン44が選択されると、順位通知部43には、組織に属する全ての組織人を対象とした場合の順位が表示される。また、部署内順位選択ボタン45が選択されると、順位通知部43には、対象者が属する部署等、組織のうちの対象者が属する部門における各組織人を対象とした場合の順位が表示される。図示の例では、社内順位選択ボタン44が選択されており、順位通知部43には、「社内順位:210位/1000人」という情報が表示されている。
チャート表示部46には、レーダーチャートが表示されている。このレーダーチャートの各項目は、組織人の組織での働き方の評価における各評価項目である。図示の例では、各評価項目として、「睡眠時間」、「睡眠時間帯」、「睡眠深度」、「業務度」が示されている。業務度とは、組織人の業務情報に基づいて評価される組織人の働き方の評価項目である。また、チャート表示部46には、評価項目ごとに、評価対象者の評価結果と、組織に属する各組織人の評価結果の平均値とが示されている。
なお、評価結果通知部42に示された評価結果は、チャート表示部46に示された評価項目ごとの評価結果を全て踏まえた結果である。すなわち、チャート表示部46に示された各評価項目において高評価の評価結果であるほど、評価結果通知部42にはより高評価の評価結果が示される。
分布表示部47には、対象者が属する組織における各組織人に関する情報の分布が表示される。睡眠時間帯選択ボタン49が選択されると、分布表示部47には、各組織人の睡眠の時間帯の分布が表示される。睡眠深度選択ボタン50が選択されると、分布表示部47には、各組織人の睡眠深度の分布が表示される。業務度選択ボタン51が選択されると、分布表示部47には、各組織人の業務度の分布が表示される。睡眠時間選択ボタン52が選択されると、分布表示部47には、各組織人の睡眠時間の分布が表示される。図示の例では、睡眠時間選択ボタン52が選択されており、分布表示部47には、睡眠時間ごとの組織人の人数の分布が表示されている。
また、分布表示部47には、対象者識別部48が表示されている。対象者識別部48には、分布表示部47に示された分布における対象者の位置を識別するための情報が表示されている。図示の例では、対象者識別部48として、対象者の名前を示す「Aさん」の文字が、対象者が属する睡眠時間を示す矢印とともに表示されている。なお、図示の分布に示されている睡眠時間は、例えば、人物評価部14の評価の対象となった期間における各組織人の平均の睡眠時間である。
例えば、組織人の管理者は、この組織人評価通知画面40に表示されている情報を、対象者の評価に用いることができる。また、組織における各組織人の睡眠の取り方と、対象者の睡眠の取り方との関係を踏まえた、対象者の現在の業務に対する適正を判定することができる。
<組織人の評価結果の他の表示例>
次に、組織人の評価結果の他の表示例について説明する。
図10は、組織人評価比較画面60を示した図である。組織人評価比較画面60は、一の組織人の評価結果と、一の組織人とは異なる他の一の組織人の評価結果とを比較するための画面である。ここで、例えば、ユーザが、端末30において、組織における同じ部署に属する一の組織人と他の一の組織人とを選択した場合に、選択された一の組織人の評価結果と他の一の組織人の評価結果とを比較する態様により組織人評価比較画面60が表示されてもよい。なお、組織人評価比較画面60における比較対象は、組織における同じ部署に属する者でなくてもよい。組織人評価比較画面60には、対象者通知部61と、評価結果通知部62と、順位通知部63と、チャート表示部66と、分布表示部67とが表示されている。
対象者通知部61には、評価結果が表示される対象者である一の対象者の名前と、他の一の対象者の名前とが表示されている。図示の例では、対象者通知部61には、一の対象者の名前である「Aさん」の文字と、他の一の対象者の名前である「Bさん」の文字とが表示されている。
評価結果通知部62には、一の対象者の働き方の評価結果と、他の一の対象者の働き方の評価結果とが表示されている。図示の例では、評価結果通知部62には、「Aさん」の評価結果としての「75点」の点数と、「Bさん」の評価結果としての「60点」の点数とが表示されている。
順位通知部63には、一の対象者の評価結果の順位と、他の一の対象者の評価結果の順位とが示されている。社内順位選択ボタン64が選択されると、順位通知部63には、組織に属する全ての組織人を対象とした場合の順位が表示される。また、部署内順位選択ボタン65が選択されると、順位通知部63には、組織のうちの対象者が属する部門における各組織人を対象とした場合の順位が表示される。図示の例では、部署内順位選択ボタン65が選択されており、順位通知部63には、「Aさん」の「6位/45人」という情報と、「Bさん」の「20位/45人」という情報とが表示されている。
チャート表示部66には、レーダーチャートが表示されている。チャート表示部66に表示されている項目の内容は、組織人評価通知画面40(図9参照)におけるチャート表示部46に表示されている項目の内容と同一である。また、チャート表示部66には、評価項目ごとに、一の対象者の評価結果と、他の一の対象者の評価結果とが示されている。なお、チャート表示部66に、一の対象者や他の一の対象者の組織に属する各組織人の評価結果の平均値や、対象者が属する部門における各組織人の評価結果の平均値がさらに表示されるようにしてもよい。
分布表示部67には、一の対象者や他の一の対象者が属する組織における各組織人に関する情報の分布が表示される。睡眠時間帯選択ボタン70が選択されると、分布表示部67には、各組織人の睡眠の時間帯の分布が表示される。睡眠深度選択ボタン71が選択されると、分布表示部67には、各組織人の睡眠深度の分布が表示される。業務度選択ボタン72が選択されると、分布表示部67には、各組織人の業務度の分布が表示される。睡眠時間選択ボタン73が選択されると、分布表示部67には、各組織人の睡眠時間の分布が表示される。図示の例では、睡眠時間選択ボタン73が選択されており、分布表示部67には、睡眠時間ごとの組織人の人数の分布が表示されている。
また、分布表示部67には、第1対象者識別部68と、第2対象者識別部69とが表示されている。第1対象者識別部68には、分布表示部67に示された分布における一の対象者の位置を識別するための情報が表示されている。図示の例では、第1対象者識別部68として、一の対象者の名前を示す「Aさん」の文字が、一の対象者が属する睡眠時間を示す矢印とともに表示されている。第2対象者識別部69には、分布表示部67に示された分布における他の一の対象者の位置を識別するための情報が表示されている。図示の例では、第2対象者識別部69として、他の一の対象者の名前を示す「Bさん」の文字が、他の一の対象者が属する睡眠時間を示す矢印とともに表示されている。
<休職のリスクの評価結果の表示例>
次に、組織人が休職するリスクの評価結果の表示例について説明する。
図11は、リスク通知画面80を示した図である。リスク通知画面80は、組織人が休職するリスクの評価結果を通知するための画面である。リスク通知画面80は、例えば、ユーザが、端末30において、評価結果が表示される対象者としての組織人を選択することにより、端末30の表示部31に表示される。また、リスク通知画面80は、リスク評価表示処理(図6参照)が行われたことにより表示されてもよい。リスク通知画面80には、対象者通知部81と、評価結果通知部82と、順位通知部83と、改善案通知部86とが表示されている。なお、リスク通知画面80に表示される情報は、リスク評価部15に生成された情報である。
対象者通知部81には、評価結果が表示される対象者の名前が表示されている。図示の例では、対象者通知部81には、対象者の名前である「Dさん」の文字が表示されている。
評価結果通知部82には、対象者が休職するリスクの評価結果が100点を満点とした場合の点数により表示されている。評価結果通知部82に表示されている点数は、高いほど、対象者が休職するリスクが高いと評価されていることを意味する。図示の例では、「90点」という評価結果が示されている。
順位通知部83には、対象者の評価結果の順位が示されている。順位通知部83には、評価結果通知部82に示された点数が高いほど、高い順位が表示される。社内順位選択ボタン84が選択されると、順位通知部83には、組織に属する全ての組織人を対象とした場合の順位が表示される。また、部署内順位選択ボタン85が選択されると、順位通知部83には、対象者が属する部門における各組織人を対象とした場合の順位が表示される。図示の例では、社内順位選択ボタン84が選択されており、順位通知部83には、「社内順位:10位/1000人」という情報が表示されている。
改善案通知部86には、対象者の働き方の改善案が表示されている。改善案通知部86には、勤務時間帯改善案87と、業務内容改善案88とが表示されている。
勤務時間帯改善案87には、対象者の現在の平均の勤務時間帯と、勤務時間帯の改善案とが表示されている。図示の例では、勤務時間帯改善案87には、「6:30~23:30」という対象者の現在の平均の勤務時間帯と、「8:30~20:00」という改善案としての勤務時間帯とが表示されている。
業務内容改善案88には、対象者の現在の業務内容と、勤務時間帯改善案87に表示されている改善案としての勤務時間帯を実現するための改善案としての業務内容とが表示されている。図示の例では、業務内容改善案88には、「Xプロジェクト」という対象者の現在の業務内容と、「Yプロジェクト」という改善案としての業務内容とが表示されている。
<復職に関する情報の表示例>
次に、休職中である組織人の復職に関する情報の表示例について説明する。
図12は、復職情報通知画面90を示した図である。復職情報通知画面90は、休職中である組織人の復職に関する情報を通知するための画面である。復職情報通知画面90は、例えば、ユーザが、端末30において、復職に関する情報が表示される対象者となる組織人を選択することにより表示される。また、復職情報通知画面90は、リスク評価表示処理(図6参照)が行われたことにより表示されてもよい。復職情報通知画面90には、対象者通知部91と、判定結果通知部92と、分布表示部93と、復職案通知部98とが表示されている。なお、復職情報通知画面90に表示される情報は、リスク評価部15に生成された情報である。
対象者通知部91には、復職に関する情報が表示される対象者の名前が表示されている。図示の例では、対象者通知部91には、対象者の名前である「Eさん」の文字が表示されている。
判定結果通知部92には、休職中である対象者が復職可能であるか否かについてのリスク評価部15による判定結果が表示されている。図示の例では、判定結果通知部92には、対象者が復職可能と判定されたことを示す「復職判定:復職可能」の文字が表示されている。
分布表示部93には、対象者が属する組織における各組織人に関する情報の分布が表示される。睡眠時間帯選択ボタン95が選択されると、分布表示部93には、各組織人の睡眠時間帯の分布が表示される。睡眠深度選択ボタン96が選択されると、分布表示部93には、各組織人の睡眠深度の分布が表示される。睡眠時間選択ボタン97が選択されると、分布表示部93には、各組織人の睡眠時間の分布が表示される。図示の例では、睡眠時間選択ボタン97が選択されており、分布表示部93には、睡眠時間ごとの各組織人の人数の分布が表示されている。また、分布表示部93には、対象者識別部94が表示されている。対象者識別部94には、分布表示部93に示された分布における対象者の位置を識別するための情報が表示されている。図示の例では、対象者識別部94として、対象者を示す「Eさん」の文字が、対象者が属する睡眠時間を示す矢印とともに表示されている。
復職案通知部98には、対象者が復職するにあたっての提案事項が表示されている。復職案通知部98には、復職時期案99aと、復職業務案99bとが表示されている。
復職時期案99aには、対象者の復職時期の提案に係る情報が表示されている。図示の例では、復職時期案99aにおいて、「2019年8月1日」が、対象者の復職時期として提案されている。
復職業務案99bには、対象者が復職したときの業務内容の提案に係る情報が表示されている。図示の例では、復職業務案99bにおいて、「Zプロジェクト」が、対象者が復職したときの業務内容として提案されている。
<休暇に関する情報の表示例>
次に、組織人の休暇に関する情報の表示例について説明する。
図13は、休暇情報通知画面200を示した図である。休暇情報通知画面200は、組織人が休暇を取得すべき日にちに関する情報を通知するための画面である。休暇情報通知画面200は、例えば、ユーザが、端末30において、休暇に関する情報が表示される対象者となる組織人を選択することにより表示される。また、休暇情報通知画面200は、休暇情報表示処理(図7参照)が行われたことにより表示されてもよい。休暇情報通知画面200には、対象者通知部201と、休暇提案情報202と、疲労状況通知部203とが表示されている。なお、休暇情報通知画面200に表示される情報は、休暇提案部16に生成された情報である。
対象者通知部201には、休暇に関する情報が表示される対象者の名前が表示されている。図示の例では、対象者通知部201には、対象者の名前である「Aさん」の文字が表示されている。
休暇提案情報202には、対象者が休暇を取得すべき日にちとして休暇提案部16に決定された日にちが表示されている。図示の例では、休暇提案情報202には、「7月第3週の金曜日」が、対象者が休暇を取得すべき日にちとして表示されている。
疲労状況通知部203には、将来の日にちごとの対象者の疲労度として休暇提案部16に予測された結果が表示されている。図示の例では、「木曜日」、「金曜日」においては、他の曜日よりも、対象者の疲労度が大きくなることが予測結果として示されている。その一方で、「木曜日」においては、他の曜日よりも対象者の業務量が多くなることが示されている。この結果、対象者が休暇を取得すべき日にちとして「木曜日」が決定されることが休暇提案部16に制限されており、この結果、休暇を取得すべき日にちとして「金曜日」が提案されている。
<組織の評価結果の表示例>
次に、組織の評価結果の表示例について説明する。
図14は、組織評価通知画面210を示した図である。組織評価通知画面210は、組織による組織人の働かせ方の評価結果を通知するための画面である。組織評価通知画面210は、例えば、ユーザが、端末30において、組織の評価結果の表示要求を行うことにより表示される。また、組織評価通知画面210は、組織評価表示処理(図8参照)が行われたことにより表示されてもよい。組織評価通知画面210には、対象組織通知部211と、評価結果通知部212と、判定結果通知部213と、チャート表示部214と、分布表示部215とが表示されている。
対象組織通知部211には、評価結果の表示の対象である組織の名称が表示されている。図示の例では、対象組織通知部211には、対象組織の名称である「A会社」の文字が表示されている。
評価結果通知部212には、組織による組織人の働かせ方の評価結果が100点を満点とした場合の点数により表示されている。評価結果通知部212に表示されている点数は、高いほど、組織による組織人の働かせ方が高評価であることを意味する。図示の例では、「65点」という評価結果が示されている。
判定結果通知部213には、組織による組織人の働かせ方が非適正であるか否かについての組織評価部17による判定結果が、非適正と評価される基準値とともに表示されている。図示の例では、判定結果通知部213には、組織の働かせ方が非適正ではないことを示す「ブラック企業ではありません」という文字と、非適正と評価される基準値を示す「(評価結果が30点以下でブラック企業です)」という文字とが表示されている。
チャート表示部214には、レーダーチャートが表示されている。レーダーチャートに表示されている項目の内容は、組織人評価通知画面40(図9参照)におけるチャート表示部46に表示されている項目の内容と同一である。また、チャート表示部214には、評価項目ごとに、対象組織の各組織人の評価結果の平均値と、全ての組織の各組織人の評価結果の平均値とが表示されている。
分布表示部215には、対象組織における各組織人に関する情報の分布が表示されている。睡眠時間帯選択ボタン216が選択されると、分布表示部215には、各組織人の睡眠時間帯の分布が表示される。睡眠深度選択ボタン217が選択されると、分布表示部215には、各組織人の睡眠深度の分布が表示される。業務度選択ボタン218が選択されると、分布表示部215には、各組織人の業務度の分布が表示される。睡眠時間選択ボタン219が選択されると、分布表示部215には、各組織人の睡眠時間の分布が表示される。図示の例では、睡眠時間選択ボタン219が選択されており、分布表示部215には、睡眠時間ごとの組織人の人数の分布が表示されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本実施形態では、リスク通知画面80(図11参照)には、対象者が属する組織における各組織人に関する情報の分布が表示されていないが、これに限定されない。
リスク通知画面80に、各組織人の睡眠の時間帯の分布、各組織人の睡眠深度の分布、各組織人の業務度の分布、各組織人の睡眠時間の分布等が表示されてもよい。
本実施形態では、リスク評価部15は、組織人が休職するリスクを評価し、組織人が休職するリスクの評価結果に関する情報や、休職のリスクを低くするための働き方の改善案に関する情報を生成しているが、これに限定されない。
例えば、リスク評価部15は、組織人が離職するリスクを評価し、組織人が離職するリスクの評価結果に関する情報や、離職のリスクを低くするための働き方の改善案に関する情報を生成してもよい。この場合に、リスク評価部15は、休職に関する情報、および離職に関する情報のうちの両方を生成してもよいし、何れか一方のみを生成するようにしてもよい。
また、リスク評価部15は、例えば、各組織人についての睡眠に関する情報や業務情報と、一の組織人についての睡眠に関する情報や業務情報との関係から、この一の組織人が病気に罹るリスクを評価してもよい。そして、一の組織人が病気に罹るリスクの評価結果に基づき、この一の組織人の休職や離職のリスクの評価や、一の組織人が休職中である場合においてこの一の組織人が復職可能であるか否かの判定を行ってもよい。病気としては、例えば、うつ病や精神疾患等、睡眠不足を原因として罹り得る病気が挙げられる。もっとも、何れの病気のリスクが評価されてもよい。リスク評価部15は、例えば、一の組織人の睡眠時間が、各組織人の睡眠時間の平均値に比べて短い場合には、長い場合よりも、一の組織人が病気に罹るリスクを高く評価してもよい。そして、リスク評価部15は、評価結果から示される病気のリスクが高いほど、この一の組織人の休職や離職のリスクを高く評価してもよい。また、リスク評価部15は、評価結果から示される病気のリスクの程度が予め定められた度合よりも低い場合には、休職中である一の組織人が復職可能であると判定してもよい。また、組織人が病気に罹るリスクの評価結果は、リスク通知画面80(図11参照)や復職情報通知画面90(図12参照)に表示されてもよい。
また、休暇提案部16は、組織人の将来の疲労度を予測するにあたり、この組織人に係る業務情報から特定される業務と、被検者の疲労度の蓄積度とを対応付けてもよい。そして、この業務を組織人の疲労度として、この業務に予め対応付けた疲労度の蓄積度を加味して、組織人の将来の疲労度を予測してもよい。また、休暇提案部16は、業務情報から特定される業務と、組織人の疲労度の蓄積度との関係を機械学習してもよい。そして、学習の結果に基づいて、組織人の業務ごとに、組織人の疲労度の傾向を予測するようにしてもよい。
また、組織評価部17は、一の組織における睡眠の指標と、この一の組織と同じ業種に属する他の組織における睡眠の指標との関係から、一の組織による組織人の働かせ方の評価や、一の組織による組織人の働かせ方が非適正であるか否かの判定を行ってもよい。また、組織評価部17は、一の組織において特定の職種に属する各組織人の睡眠の指標と、他の組織においてこの特定の職種に属する各組織人の睡眠の指標との関係から、一の組織による特定の職種に属する組織人の働かせ方の評価や、一の組織による特定の職種に属する組織人の働かせ方が非適正であるか否かの判定を行ってもよい。さらに、組織評価部17は、一の組織における職種ごとに、一の組織において対象の職種に属する各組織人の睡眠の指標と、一の組織において対象の職種とは異なる職種に属する各組織人の睡眠の指標との関係から、一の組織による対象の職種に属する組織人の働かせ方の評価や、一の組織による対象の職種に属する組織人の働かせ方が非適正であるか否かの判定を行ってもよい。また、これらの評価結果や判定結果は、組織評価通知画面210(図14参照)に表示されてもよい。
また、本実施形態では、情報取得部11が、端末30から業務情報を取得することを説明したが、これに限定されない。
例えば、ビデオカメラ等の撮影手段を用いて組織人を撮影してもよい。さらに、人の言動を解析する解析手段を用いて、撮影された動画に映っている組織人の言動を解析することで、この組織人の業務態度等に関する業務情報を生成し、生成した業務情報を情報取得部11に送信してもよい。すなわち、情報取得部11は、端末30とは異なる機能手段から業務情報を取得してもよい。
また、人物評価部14、リスク評価部15、休暇提案部16、および組織評価部17は、組織人の組織での働き方に関する情報を生成するにあたり、何れの期間における生体情報を用いてもよい。例えば、人物評価部14が、過去の特定の一ヶ月間における組織人の働き方の評価結果に関する情報を生成するにあたり、この特定の一ヶ月間における生体情報を用いてもよい。
また、組織人の組織での働き方に関する情報が示す対象の期間は、この情報の生成を指示する指示者により指定可能であってもよい。
また、例えば、サーバ10は、生体情報に基づいて、被検者の交感神経や副交感神経の作用等、被検者の自律神経の働きの度合いを算出し、算出した結果に基づいて組織人の睡眠に関する情報を生成してもよい。そのため、自律神経に関する情報も、広義には、生体情報として捉えられる。
また、本実施形態では、情報取得部11は、マットセンサ20から生体情報を取得しているが、これに限定されない。情報取得部11は、マットセンサ20とは異なる生体情報の取得手段から生体情報を取得してもよい。すなわち、情報取得部11へ生体情報を送信する機能手段は、マットセンサ20に限定されない。
また、サーバ10は、特定の組織人の組織での働き方に関する情報を生成するが、この特定の組織人は、一の組織人であってもよいし、複数の組織人であってもよい。
また、本実施形態では、サーバ10が、組織に属する特定の人物の組織での働き方に関する情報を生成する構成としたが、これに限定されない。
例えば、端末30がサーバ10の機能を有してもよい。言い換えると、端末30が、サーバ10の情報取得部11、記憶部12、出力制御部13、人物評価部14、リスク評価部15、休暇提案部16、組織評価部17等の機能を備えることとしてもよい。
また、本発明の実施形態を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて提供することも可能である。
1…働き方管理システム、10…サーバ、11…情報取得部、12…記憶部、13…出力制御部、14…人物評価部、15…リスク評価部、16…休暇提案部、17…組織評価部、20…マットセンサ、30…端末、31…表示部

Claims (8)

  1. 組織に属する複数の人物の睡眠の際における生体に関する生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段に取得された前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の各々の睡眠の取り方を特定するとともに、前記組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と当該組織に属する人物であって当該特定の人物とは異なる他の人物の睡眠の取り方との関係から推定される当該特定の人物の当該組織での働き方に関する情報を生成する生成手段と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の前記組織における評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記特定の人物の前記組織での業務に関する業務情報を取得する業務情報取得手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報および前記特定の人物の前記業務情報に基づき、当該特定の人物の前記業務を踏まえて、当該特定の人物の前記評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の睡眠の取り方を踏まえて、前記組織の評価に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  5. 前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の休職および/または離職に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  6. 前記生成手段は、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、休職中である当該特定の人物の復職に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  7. 前記特定の人物の前記組織での業務に関する業務情報を取得する業務情報取得手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記複数の人物の前記生体情報に基づき、前記働き方に関する情報として、前記特定の人物の睡眠の取り方と前記他の人物の睡眠の取り方との関係を踏まえた、当該特定の人物の休暇に関する情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  8. コンピュータに、
    組織に属する複数の人物の睡眠の際における生体に関する生体情報を取得する取得機能と、
    前記取得機能に取得された前記複数の人物の前記生体情報に基づき、当該複数の人物の各々の睡眠の取り方を特定するとともに、前記組織に属する特定の人物の睡眠の取り方と当該組織に属する人物であって当該特定の人物とは異なる他の人物の睡眠の取り方との関係から推定される当該特定の人物の当該組織での働き方に関する情報を生成する生成機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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