JP7298481B2 - 情報処理装置、情報処理システム - Google Patents

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Description

本技術は情報処理装置、情報処理システムに関し、例えば、簡便な操作で接続設定を行えるようにした情報処理装置、情報処理システムに関する。
近年、多数の物がインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)技術が提唱されている。IoT技術によれば、多数の物がインターネットに接続されるため、ユーザは、多数の物(以下、無線デバイスと記述する)に対して接続設定しなければならない場合が起こることが想定される。
無線デバイスの接続設定に関して、Wi-Fi AllianceのWi-Fi Protected Set up(登録商標)という技術もあり、無線デバイスとアクセスポイントとの間の接続設定を行うときに、ボタンを一定時間内に操作された物同士を接続することが提案されている。
特許文献1では、セルラネットワークを介して、無線LAN(Local Area Network)などの非セルラアクセスネットワークに接続するための情報を送信し、制御することで、非セルラアクセスネットワークに接続できるようにすることが提案されている。
特表2016-506659号公報
特許文献1によると、非セルラアクセスネットワークに接続するための情報は、セルラネットワークを管理しているセルラ事業者が管理しているため、その事業者側で制御を行うことが前提とされている。
しかしながら、IoT技術を用いた端末は、家庭内や工場内などに設置され、セルラ事業者が管理していない非セルラアクセスネットワークに接続されることも想定され、そのような場合には、セルラ事業者側から、一方的に情報を送信することで接続設定を行う特許文献1のような技術では接続設定を行うことは困難である。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線LANなどの非セルラアクセスネットワークの接続設定を行えるようにするものである。
本技術の一側面の情報処理装置は、他の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う通信部と、前記コマンドを処理する処理部とを備え、前記接続設定を、第1の方法により行うか、第2の方法により行うかの選択肢を前記ユーザインタフェースに表示し、ユーザにより前記第1の方法が選択された場合、前記他の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力を、前記ユーザインタフェースを介してユーザから受け付け、受け付けた前記パスワードを含む前記コマンドを生成し、前記他の情報処理装置に送信し、前記ユーザにより前記第2の方法が選択された場合、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを、前記他の情報処理装置に送信する。
本技術の一側面の情報処理システムは、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して前記第2の情報処理装置とコマンドの授受を行う第1の通信部と、前記コマンドを処理する第1の処理部とを備え、前記接続設定を、第1の方法により行うか、第2の方法により行うかの選択肢を前記ユーザインタフェースに表示し、ユーザにより前記第1の方法が選択された場合、前記第2の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力を、前記ユーザインタフェースを介してユーザから受け付け、受け付けた前記パスワードを含む前記コマンドを生成し、前記第2の情報処理装置に送信し、前記ユーザにより前記第2の方法が選択された場合、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを、前記第2の情報処理装置に送信し、前記第2の情報処理装置は、前記第1の通信路を用いて、前記所定のサーバを介して前記第1の情報処理装置と前記コマンドの授受を行う第2の通信部と、前記第2の通信路を用いた通信を行う第3の通信部と、前記コマンドを処理する第2の処理部とを備え、前記第1の通信路を介して、前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードが含まれるコマンドを受信した場合、前記第2の処理部は、前記パスワードを受信した場合、前記パスワードを用いて、前記アクセスポイントと前記第2の通信路を確立し、前記第1の通信路を介して、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを受信した場合、前記第2の処理部は、前記機能を実行し、前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと前記第2の通信路を確立する。
本技術の一側面情報処理装置においては、他の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースが備えられ、ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受が行われ、コマンドが処理される。接続設定を、第1の方法により行うか、第2の方法により行うかの選択肢がユーザインタフェースに表示され、ユーザにより第1の方法が選択された場合、他の情報処理装置と第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力が、ユーザインタフェースを介してユーザから受け付けられ、受け付けられたパスワードを含むコマンドが生成され、他の情報処理装置に送信される。ユーザにより第2の方法が選択された場合、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドが、他の情報処理装置に送信される
本技術の一側面の情報処理システムにおいては、前記報処理装置と前記情報処理装置とコマンドの授受を行う前記他の情報処理装置が少なくとも含まれている。
なお、情報処理装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
また、プログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、または、記録媒体に記録して、提供することができる。
本技術の一側面によれば、無線LANなどの非セルラアクセスネットワークの接続設定を行うことができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した情報処理システムの一実施の形態の構成を示す図である。 設定用端末の構成例を示す図である。 IoT端末の構成例を示す図である。 無線端末制御サーバの構成例を示す図である。 IoT端末データベースで管理されているデータの一例を示す図である。 情報処理システムの動作について説明するための図である。 情報処理システムの動作について説明するための図である。 情報処理システムの動作について説明するための図である。 情報処理システムの動作について説明するための図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 送受信されるコマンドの一例を示す図である。 送受信されるコマンドの一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 送受信されるコマンドの一例を示す図である。 送受信されるコマンドの一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 送受信されるコマンドの一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 記録媒体について説明するための図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。
<システムの構成>
図1は、本技術が適用される情報処理システムの一実施の形態の構成を示す図である。以下に説明する情報処理システムによれば、IoT(Internet of Things)端末を、無線LANのアクセスポイントに接続する設定を簡便に行うことができる。
図1に示した情報処理システム11は、無線端末制御サーバ21、セルラ基地局22、設定用端末23、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント(AP)24、およびIoT端末25から構成される。
無線端末制御サーバ21は、設定用端末23(のユーザ)とIoT端末25を関連付けた情報を管理し、必要に応じて、設定用端末23とIoT端末25とのデータの授受を仲介する。
セルラ基地局22は、セルラ方式で通信を行う端末、例えば、スマートフォンなどを含む携帯電話機の中継基地局である。セルラ方式は、区画毎にエリアを分割し、エリア内に基地局を配置することで、無線通信を行う方式であり、携帯電話機の通信方式に適用されている方式である。
設定用端末23は、例えば、スマートフォンやタブレット端末であり、ここでは、IoT端末25を操作するための設定や、そのような操作をする前の段階で、ネットワークに接続させたりする設定などを行う装置であり、所定の情報を処理する情報処理装置として機能する端末である。
無線LANアクセスポイント24は、無線LANの機能を有する端末を、LANに接続するための機器である。ここでは、無線LANの機能を有する端末は、IoT端末25であり、無線LANにより、無線端末制御サーバ21と接続するための機器として機能する。
IoT端末25は、IoTに対応した端末であり、例えば、気温、湿度、気圧、照度、音、振動などを測定する機能を有し、それらを測定する温度センサ、湿度センサ、気圧センサ、照度センサ、マイクロフォン、振動センサなどのセンサを備えている。また、IoT端末25は、例えば、照明、冷蔵庫、テレビジョン受像機、エアーコンディショナー、ロボットなどに含まれている。IoT端末25は、無線により他の装置、例えば、無線端末制御サーバ21と通信を行い、所定の情報を処理する情報処理装置として機能するデバイスである。
図1中、実線は、確立されている通信路を示し、点線は、以下に説明する設定処理が行われるときや、設定処理が行われた後に確立される通信路を示している。無線端末制御サーバ21とセルラ基地局22は、セルラ通信網、例えばLTE(Long Term Evolution)といった携帯電話の通信方式で確立される通信路によりデータの授受を行えるように接続されている。また、無線端末制御サーバ21と無線LANアクセスポイント24は、ネットワーク回線を介して、データの授受を行えるように接続されている。
図1に示した情報処理システム1においては、セルラ基地局22、設定用端末23、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント(AP)24、およびIoT端末25を、それぞれ1台含まれる例を示したが、説明のための例示であり、これらの機器は、それぞれ複数台設置されていても良く、複数台の場合も本技術の適用範囲であることは言うまでも無い。
図1に示した情報処理システム11において、IoT端末25は、例えば、工場内や家庭内に設置されている。無線LANアクセスポイント24は、IoT端末25と無線LANによる通信を行える範囲内に設置されている端末であり、IoT端末25と同じく、工場内や家庭内に設置されている。
なおIoT端末25は、移動可能な装置であっても良く、移動することにより、無線LANアクセスポイント24の通信範囲外に出てしまうような装置であっても良い。また、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24は、ここでは、工場内や家庭内に設置されているとして説明を続けるが、それらの場所以外に設置されているIoT端末25と無線LANアクセスポイント24に対しても、本技術は適用できる。
セルラ基地局22は、例えば、携帯電話機による通信を提供する事業者が管理する基地局である。一方で、無線LANアクセスポイント24は、設置されている場所、ここでは、家庭を一例に挙げて説明を続けるが、その家庭内において、無線LANアクセスポイント24を管理する管理者により管理される。このように、セルラ基地局22は、事業者が管理し、無線LANアクセスポイント24は、個人が管理している。
なお、無線LANアクセスポイント24には、事業者が管理するアクセスポイントも存在するが、以下に説明する本技術は、事業者が管理する無線LANアクセスポイント24であっても、個人が管理する無線LANアクセスポイント24であっても適用できる。
IoT端末25は、ユーザインタフェースを備えない、または備えていても、電源のオン、オフを行うボタンなど簡便なインタフェースしか備えていない端末がある。そのようなIoT端末25において無線LANアクセスポイント24と接続するための設定を行うのは困難である。
例えば、IoT端末25のような無線デバイスと無線LANアクセスポイントとの接続設定に関して、Wi-Fi AllianceのWi-Fi Protected Set up(登録商標)という技術がある。この技術では、物理的なボタンによる設定、PIN(Personal Identification Number)コードの入力による設定、NFC(Near field communication)を用いた設定など、複数の設定方法が提案されている。
例えば、ボタン操作による設定の場合、無線デバイスとアクセスポイントとの間の接続設定を行うときに、物理的または仮想的なボタンが一定時間内に操作されたことをトリガーとし、ボタンが押下された物同士で、セキュアな通信路を確保し、設定情報の授受を行うことで接続が行われる。
このボタン操作による設定を行うために、IoT端末25に物理的なボタンを設けると、IoT端末25の外観のデザインに影響を与えてしまう可能性がある。また、NFCを用いた設定を行うためには、接続設定のためだけにNFC等の無線インタフェースを、IoT端末25に追加する構成とする必要があり、材料費や開発コストなどのコストが高くなってしまう可能性がある。
また、PINコードを入力することで、接続設定を行う場合、アクセスポイントが発行するパスワードを、IoT端末25に入力する必要があるが、そのようなパスワード入力するユーザインタフェースを有しないIoT端末25においては、用いることができない設定方法である。
このようなことから、IoT端末25のデザインなどに影響を及ぼすことなく、またIoT端末25が備える機能だけで、簡便に無線LANアクセスポイント24と接続することができることが望まれている。そこで、以下にIoT端末25のデザインなどに影響を及ぼすことなく、またIoT端末25が備える機能だけで、簡便に無線LANアクセスポイント24と接続することができる本技術について説明を加える。
<設定用端末の構成>
図2は、設定用端末23の構成例を示す図である。設定用端末23は、ユーザインタフェース部51、プロトコル処理部52、セルラ通信部53、及びアンテナ54を備える。
設定用端末23は、例えばスマートフォンといった端末であり、そのような端末に備えられている機能、例えば、通話を行う機能、動画像を処理する機能などを有しているが、ここでは、そのような機能についての図示、および説明は省略し、以下の説明に必要な部分、換言すれば、設定用端末23で、以下に説明するIoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続設定に必要となる部分の構成例を図示し、説明を加える。
後述するIoT端末25や無線端末制御サーバ21も同様に、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続設定を行うときに少なくとも必要となる部分の構成例を図示し、説明を加える。
設定用端末23のユーザインタフェース部51は、テキストや画像を表示する表示部(例えば、ディスプレイ)、音声を出力する音声出力部(例えば、スピーカ)、ユーザからの指示を受け付ける入力部(例えば、キーボードやタッチパネル)等を含む構成とされる。
プロトコル処理部52は、セルラ通信部53で受信されたコマンドを解析したり、IoT端末25へのコマンドを生成し、セルラ通信部53を介して送信したりする。なおここでは、プロトコル処理部52が処理するプロトコルは、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)フォーマットに基づく場合を例に挙げて説明する。
セルラ通信部53は、セルラ方式による通信を制御し、セルラ基地局22を介して無線端末制御サーバ21との通信を行う。
設定用端末23は、セルラ方式による通信路(セルラ通信路と記述する)で、無線端末制御サーバ21を介して、IoT端末25と通信を行う。この通信は、IoT端末25が、無線LANアクセスポイント24と接続するために必要とされる情報、換言すれば、無線LANによる通信路(無線LAN通信路と記述する)を確立するために必要とされる情報の送受信である。
このように、設定用端末23は、ユーザインタフェース部51と、セルラ通信路を介して、IoT端末25とコマンドの授受を行うセルラ通信部53と、コマンドを生成したり処理したりするプロトコル処理部52を有し、IoT端末25が無線LAN通信路を確立するために必要な情報を含むコマンドの授受を行うことができる構成とされている。
<IoT端末の構成>
図3は、IoT端末25の構成例を示す図である。IoT端末25は、プロトコル処理部81、セルラ通信部82、無線LAN通信部83、およびアンテナ84を備える。
プロトコル処理部81は、設定用端末23のプロトコル処理部52と同じく、所定のプロトコルによるコマンドを処理する。プロトコル処理部81は、セルラ通信部82で受信されたコマンドを解析したり、IoT端末25へのコマンドを生成し、セルラ通信部82を介して送信したりする。また、プロトコル処理部81は、無線LANによる通信網が確立時、また確立後、無線LAN通信部83で受信されたコマンドを解析したり、IoT端末25へのコマンドを生成し、無線LAN通信部83を介して送信したりする。
なおここでは、プロトコル処理部81が処理するプロトコルは、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)フォーマットに基づく場合を例に挙げて説明する。
セルラ通信部82は、セルラ方式による通信を制御し、セルラ基地局22を介して無線端末制御サーバ21との通信を行う。
無線LAN通信部83は、例えば、IEEE 802.11規格による無線LAN通信路を介して、無線端末制御サーバ21との通信を行う。
IoT端末25は、セルラ通信部82と無線LAN通信部83を備え、セルラ通信路または無線LAN通信路で無線端末制御サーバ21と通信を行えるように構成されている。IoT端末25は、無線端末制御サーバ21と通信を行うことで、IoT端末25が備える種々のセンサで取得されたデータを無線端末制御サーバ21に供給したり、無線端末制御サーバ21からのデータによりアップデートを行ったりする。
このようなデータの授受を行えるようにするために、通信路を確保し、その通信路で、必要なデータを送受信できる帯域を確保することなどが必要となる。一般的にカバレッジが良い、悪いといった表現があるが、カバレッジが良い通信路を用いて、例えば、IoT端末25からのデータが、常時、無線端末制御サーバ21に供給できるようにすることで、IoT端末25からのデータをより有効利用できると考えられる。
一般的に、セルラ通信路は、カバレッジが良く、広い範囲で通信路を確立しやすく、通信性能も良い。一方で、無線LAN通信路は、セルラ通信路に比べるとカバレッジが悪く、家庭内や工場内といった所定の範囲内での通信路は確立しやすいが、そのような所定の範囲の範囲外に出てしまうと、新たに通信路を確立しなくてはならず、通信路を確立しづらい場合がある。カバレッジの点では、セルラ通信路の方が、無線LAN通信路よりも有利であると言える。
一般的に、セルラ通信路による通信には、コストがかかり、無線LAN通信路による通信にはコストがかからないといった違いもある。セルラ通信路を提供する事業者は、IoT端末25向けの通信料金プランを設定している事業者もあるが、そのプランは従量課金性のプランが多い。例えば、IoT端末25から無線端末制御サーバ21に対して送信されるデータのデータ量は小さく、そのような小さいデータ量を送信するIoT端末25向けのプランとされている。
しかしながら、セルラ通信路と常時接続し、所定の間隔で、データを送信し続けた場合、結果的に、送信したデータ量の総量は大きくなり、課金額も高くなると想定される。そのような課金額が高くなることを防ぐために、無線LAN通信路が確立されているときには、無線LAN通信路を介してデータを送信することで、セルラ通信路を使用することでかかる課金額を抑えることができる。
IoT端末25は、セルラ通信部82と無線LAN通信部83を備えることで、状況に応じてセルラ通信路による通信と無線LAN通信路による通信を切り替えて通信を行うことができる。例えば、無線LAN通信路を確立しているときには、無線LAN通信路を介して通信を行い、カバレッジが悪くなったときなどにセルラ通信路に切り替えて通信を続けるといったことを行うことが可能となる。
ところで、上記したようにIoT端末25は、設定用端末23が有するユーザインタフェース部51と同等の機能を有する部分を備えていないため、無線LANアクセスポイント24と接続するための情報を設定することが難しい。以下に説明するように、設定用端末23を用いてIoT端末25と無線LANアクセスポイント24を接続するための設定を行う。そのような設定を行うとき、設定用端末23とIoT端末25は、セルラ通信路を介して、また無線端末制御サーバ21を介して通信を行う。
このような設定用端末23による設定を行えるように、無線端末制御サーバ21は、IoT端末25に関する情報を管理している。
<無線端末制御サーバの構成>
図4は、無線端末制御サーバ21の構成例を示す図である。無線端末制御サーバ21は、IoT端末データベース101、受信部102、および送信部103を備える構成とされている。
なお、無線端末制御サーバ21は、上記したように、IoT端末25からのデータを取得したり、解析したりする機能を有するが、ここでは、それらの機能についての図示は省略し、IoT端末25に関する情報を管理し、必要に応じて、その管理している情報を参照して所定の処理を実行することについて説明を加える。
IoT端末データベース101は、図5を参照して後述するデータを管理している。受信部102は、セルラ通信路または無線LAN通信路を介して、設定用端末23やIoT端末25からのコマンドやデータを受信し、処理する。送信部103は、セルラ通信路または無線LAN通信路を介して、設定用端末23やIoT端末25にコマンドやデータを送信する。
図5は、IoT端末データベース101で管理されている情報の一例の構成を示す図である。IoT端末データベース101は、所定のユーザと、そのユーザが所有するIoT端末25を関連付けて管理しているデータベースである。IoT端末データベース101は、“ユーザ識別子”、“端末識別子”、および“回線契約識別子”を関連付けて管理している。
“ユーザ識別子”は、ユーザを特定するための情報である。“端末識別子”は、IoT端末25を識別するための情報である。“回線契約識別子”は、端末識別子で識別されるIoT端末25が契約しているセルラ方式で通信を行うときの識別子であり、例えば、SIMカードに書き込まれている電話番号を特定するための固有のID番号である。
例えば、“ユーザ識別子”が“AAA”で識別されるユーザは、“端末識別子”が“111111”で識別されるIoT端末25を所有しており、そのIoT端末25は、“回線契約識別子”として“aaa”という識別子が割り当てられているという情報が、IoT端末データベース101を参照することで読み取れる。
このような情報は、例えば、IoT端末25の購入時、ユーザ登録時、セルラ回線との契約時などのタイミングで追加登録される。図5に示したIoT端末データベース101が管理する情報は、一例であり、他の情報が管理されるようにしたり、図5に示した情報にさらに他の情報が追加されて管理されるようにしたりすることができる。例えば、無線LANアクセスポイント24と接続済みであるか否かを示すフラグや、設定用端末23に関する情報(例えば設定用端末23の回線契約識別子といった情報)も管理されるようにしても良い。
<情報処理システムの動作>
図1に示した情報処理システム11における処理について、図6乃至図9を参照して説明する。図6乃至図9は、設定用端末23、無線端末制御サーバ21、IoT端末25、および無線LANアクセスポイント24の各機器における処理を時系列的に示した図である。また、図6乃至図9においては、説明のためユーザが係わる処理についても図示してある。
ステップS11において、IoT端末25は、無線端末制御サーバ21に対して、TLS認証要求を行う。その要求をステップS21において受信した無線端末制御サーバ21は、ステップS22において、TLS認証応答を、IoT端末25に対して送信する。
ステップS12において、IoT端末25は、無線端末制御サーバ21からのTLS認証応答を受信する。この無線端末制御サーバ21とIoT端末25とのTLS認証は、IoT端末25に事前に設定されている情報、例えばX.509証明書などの情報が用いられて行われる。
そして、無線端末制御サーバ21とIoT端末25とのTLS認証が正常に行われることで、無線端末制御サーバ21とIoT端末25との間にHTTPSチャネルといったセキュアな通信路が確立される。セキュアな通信路は、上記した例では、セルラ通信路と記述していた通信路に該当する。
同様に、設定用端末23と無線端末制御サーバ21との間にも、セキュアな通信路が確立される。ステップS31において、設定用端末23は、無線端末制御サーバ21に対して、TLS認証要求を行う。その要求をステップS23において受信した無線端末制御サーバ21は、ステップS24において、TLS認証応答を、IoT端末25に対して送信する。
ステップS32において、設定用端末23は、無線端末制御サーバ21からのTLS認証応答を受信する。この無線端末制御サーバ21と設定用端末23とのTLS認証は、設定用端末23に事前に設定されている情報、例えばX.509証明書などの情報が用いられて行われる。
そして、無線端末制御サーバ21と設定用端末23とのTLS認証が正常に行われることで、無線端末制御サーバ21と設定用端末23との間にHTTPSチャネルといったセキュアな通信路が確立される。セキュアな通信路は、上記した例では、セルラ通信路と記述していた通信路に該当する。
このように、IoT端末25と設定用端末23は、それぞれ無線端末制御サーバ21とセキュアなセルラ通信路を確立する。このセルラ通信路の確立は、セルラ通信を管理する事業者側により行われる、換言すれば、IoT端末25と設定用端末23は、それぞれセルラ基地局22と通信路を確立するが、通信路を確立するセルラ基地局22の選択や、接続に係わる処理は、セルラ通信を管理する事業者側で行われる。
このようにして、セルラ通信路が確立された後、設定用端末23を用いたIoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続処理が行われる。設定用端末23を用いたIoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続処理について、図7乃至図8を参照して説明する。
ステップS101において、ユーザは、無線LAN設定操作を行う。例えば設定用端末23を操作し、図10に示すような設定用画面を、ユーザインタフェース部51(図2)に表示させる。ここでは、ユーザインタフェース部51を構成する表示部201上に、図10に示すような画面が表示されるとして説明を続ける。
図10を参照するに、表示部201上に表示された設定用画面には、“かんたん登録”というボタン221と、“手動登録”というボタン222が表示されている。“かんたん登録”というボタン221が操作された場合、Wi-Fi AllianceのWi-Fi Protected Set up(登録商標)による接続設定が開始され、“手動登録”というボタン222が操作された場合、PSK(Pre-Shared Key)とSSID(Service Set Identifier)がユーザにより入力されることによる接続設定が開始される。
ユーザは、表示部201に表示されたボタン221またはボタン222のどちらかを操作することで、無線LANの接続設定を開始させることができる。なお、図10では、2つの選択肢が表示されている例を示したが、他の選択肢やメッセージなども表示されるようにしてももちろん良い。例えば、”キャンセル”といった選択肢や、“どちらかを選択してください”といったメッセージも、上記した選択肢に加えて表示されていても良い。
また、“かんたん登録”といったボタン221や“手動登録”といったボタン222の文言は、これらに限定されるわけではなく、他の文言であっても良い。例えば、“かんたん登録”は、後述するように、無線LANアクセスポイント24に備えられているボタンをユーザが操作する処理が含まれるため、例えば、“ボタン操作による登録”といった文言でも良い。また、“手動登録”は、後述するように、無線LANアクセスポイント24を探索する処理が行われるため、例えば、“無線LANアクセスポイントの探索”といった文言でも良い。
図7を参照した説明に戻り、ステップS101において、ユーザが、無線LAN設定操作を開始させるために設定用端末23を操作すると、その操作は、ステップS121において、設定用端末23に受け付けられる。例えば、ユーザは、ユーザインタフェース部51(図2)を構成するタッチパネルを操作入力部として操作することで、無線LAN設定操作を行う。
設定用端末23は、ユーザの操作に対応する処理として、ステップS122において、図10に示したような設定用画面を、表示部201に表示させる。ユーザは、ステップS102において、設定用端末23の表示部201に表示された設定用画面を閲覧し、この場合、ボタン221またはボタン222のどちらかを選択する。
ユーザによる選択結果は、設定用端末23に、ステップS123において受け付けられる。設定用端末23は、ステップS124おいて、ユーザの選択結果は、簡単設定であるか否かが判定される。“かんたん登録”というボタン221が選択された場合、ステップS125に処理は進められ、“手動登録”というボタン222が選択された場合、ステップS126に処理は進められる。
ここでは、先に、“手動登録”というボタン222が選択された場合について説明し、“かんたん登録”というボタン221が選択された場合については、図9を参照して後述する。
ステップS126において、設定用端末23は、IoT端末25に対して、IoT端末25の周りにある無線LANアクセスポイント24を探索することを要求するコマンドを出す。設定用端末23は、IoT端末25に対して直接的にコマンドを送信するための通信路が確立されていないため、無線端末制御サーバ21を介してコマンドを送信する。
設定用端末23からのコマンドは、セルラ基地局22(図1)を介して、無線端末制御サーバ21に送信され、無線端末制御サーバ21は、セルラ基地局22を介して、設定用端末23からのコマンドを、IoT端末25に対して送信する。
このようなコマンドの転送を実現するために、無線端末制御サーバ21は、ステップS151において、設定用端末23からのコマンドを受信すると、ステップS152において、IoT端末データベース101(図4、図5)を参照し、コマンドを転送するIoT端末25を特定する。
図5を再度参照する。図5は、IoT端末データベース101で管理されている情報の一例を示す図である。IoT端末データベース101の“ユーザ識別子”の情報を参照することで、コマンドを送信してきた設定用端末23(設定用端末23のユーザ)が特定される。設定用端末23は、コマンドを無線端末制御サーバ21に送信するとき、ユーザ識別子も含めて送信し、無線端末制御サーバ21は、受信されたユーザ識別子と、一致するユーザ識別子の情報をIoT端末データベース101から読み出す。
例えば、設定用端末23からのユーザ識別子が“AAA”であった場合、“端末識別子”として“111111”が読み出され、“回線契約識別子”として“aaa”が読み出される。端末識別子が読み出されることで、IoT端末25が特定される。そして、回線契約識別子が読み出されることで、IoT端末25と通信を行うための情報(例えば電話番号)が特定される。
無線端末制御サーバ21は、このようにして、設定用端末23が、どのIoT端末25に対してコマンドを送信したいかを特定し、特定結果に基づき、設定用端末23からのコマンドを、IoT端末25に転送する。例えば、上記した例の場合、“端末識別子”として“111111”のIoT端末25と、“回線契約識別子”として“aaa”という情報に基づき、確立されているセルラ通信路で接続し、コマンドを転送する処理が、無線端末制御サーバ21で行われる。
ここで、設定用端末23で生成され、設定用端末23から無線端末制御サーバ21を介してIoT端末25に対して送信される制御コマンドの一例を、図11に示す。図11に示したコマンドは、IoT端末25の周囲に存在する無線LANアクセスポイント24のスキャンを行う要求を出すときのスキャンコマンドフォーマットの一例を示す図である。
コマンドは、JSONフォーマットのコマンドとすることができ、JSONフォーマットでスキャンの要求を出す制御コマンドを作成した場合、図11に示すように、名前が“command”には、値として“scan”と記載されたスキャンコマンドフォーマットに基づく制御コマンドが生成される。
このような制御コマンドをIoT端末25が、ステップS171(図7)において受信すると、この制御コマンドに対応する処理として、ステップS172においてスキャンを実行する。スキャンを実行することで、IoT端末25は、IoT端末25の周囲に存在する無線LANアクセスポイント24に関する情報を取得する。取得された情報を基に、例えば、図12に示すようなスキャン結果のコマンドが生成され、設定用端末23に対して送信される(ステップS173)。
図12は、スキャン結果コマンドフォーマットの一例を示す図である。図12に示したスキャン結果コマンドフォーマットは、“ssidList”として、名前が、“ssid”、“rssi”、“known”、“encryption”といった項目が設けられている。
名前が“ssid”の値としては、無線LANアクセスポイント24の識別子であるSSIDの文字列が入れられる。名前が“rssi”の値としては、電波強度を表す正の整数値の文字列が入れられる。
名前が“known”の値としては、PSK(Pre-Shared Key)を既知のときに“true”が書き込まれ、既知ではないときに“false”が書き込まれる。図11では、既知である場合を示し、“true”という真偽値が書き込まれている。
名前が“encryption”の値としては、無線LANアクセスポイント24が対応している暗号アルゴリズムが書き込まれる。図11に示した例では、“wep”、“wpa”、“wpa2”、“open”といった文字列値が書き込まれ、これらの暗号アルゴリズムに対応していることが示されている。
図11に示したスキャン結果コマンドフォーマットは、1台の無線LANアクセスポイント24に関する情報を記載するときのフォーマットを示しているため、複数台の無線LANアクセスポイント24が検出された場合、“ssid”、“rssi”、“known”、“encryption”は、複数台分、記載される。
このようなスキャン結果コマンドフォーマットに基づき、スキャン結果を表すスキャン結果コマンドが、ステップS173(図7)においてIoT端末25により生成されると、設定用端末23に対して送信される。この場合も、IoT端末25と設定用端末23との間には、直接的に通信を行える通信路は確立されていないため、セルラ通信路を介して、一旦、無線端末制御サーバ21に対してスキャン結果コマンドは送信される。
無線端末制御サーバ21は、ステップS154において、IoT端末25から、図12に示したようなスキャン結果コマンドフォーマットに基づき生成されたスキャン結果コマンドを受信すると、ステップS155において、そのスキャン結果コマンドを、設定用端末23に転送する。
ステップS127において、設定用端末23は、無線端末制御サーバ21から転送されてきたスキャン結果コマンドを受信すると、ステップS128(図8)に処理を進め、一覧表を表示する。設定用端末23は、スキャン結果コマンドを解析し、IoT端末25の周囲にあるとして検出された無線LANアクセスポイント24のSSIDの一覧表を作成し、表示部201に表示する。
図13は、ステップS128において、設定用端末23の表示部201に表示される一覧表の一例を示す図である。一覧表241の上部には、“SSIDリスト”との表記がされ、以下に、“AAAAAAAA”、“BBBBBBBB”、“CCCCCCCC”、“DDDDDDDD”、“EEEEEEEE”、“FFFFFFFF”といったSSIDが表示されている。ここでは、このようなSSIDを有する6台の無線LANアクセスポイント24が検出された場合を例に挙げて説明している。
SSIDだけでなく、例えば、受信強度など、スキャン結果コマンドに含まれる情報も一覧表241に表示されるようにしても良い。図13に示した画面例では、一覧表241の上部に、“接続するネットワークを選択します”といったメッセージが表示されている。ユーザは、このようなメッセージを読むことで、一覧表241に表示されているSSIDの中から、接続したいネットワーク、この場合、無線LANアクセスポイント24を選択すれば良いということを認識することができる。
このような認識に基づき、ステップS103において、ユーザが一覧表241から、接続したいネットワーク(この場合SSID)を選択した場合、表示部201の表示は、パスワード入力画面へと切り替えられる。
図14は、表示部201に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。図14では、ユーザが“AAAAAAAA”というSSIDを選択した場合を示し、画面の上部に表示された“接続するネットワークを選択します”といったメッセージの下側に設けられた領域261に、“AAAAAAAA”との表示がされている。
領域261の下側には、パスワードを入力する入力欄262が表示されている。この入力欄262にユーザは、接続先として選択した無線LANアクセスポイント24のパスワードを入力する。例えば、入力欄262がタップされると、キーボード(不図示)が重畳表示され、そのキーボードを操作することで、パスワードとなる文字列を入力できるように構成されている。ここで、入力欄262に入力されるパスワードは、PSK(Pre-Shared Key)である。
入力欄262の下側には、“接続”と書かれたボタン253が表示されている。このボタン253が操作されると、その操作をトリガーとして、入力欄262に入力されたパスワードを含む情報が、無線端末制御サーバ21を介して、IoT端末25に対して送信される。
すなわち、ステップS103(図8)において、ユーザが、接続先の設定として、パスワードを入力すると、その操作内容は、ステップS129において、設定用端末23により処理され、IoT端末25が、無線LANアクセスポイント24と通信路を設定するための設定コマンドが生成される。
図15に、設定コマンドフォーマットの一例を示す。図15に示した設定コマンドフォーマットには、名前として“command”が記載され、その値として“connect”が記載されている。このメンバーにより、connect(接続)のコマンドであることがわかる。
オブジェクト値として“parameter”が記載され、この“parameter”というオブジェクト値には、“ssid”、“psk”、および“enc”といったメンバーが記載されている。
名前が“ssid”の値としては、無線LANアクセスポイント24の識別子であるSSIDの文字列が入れられる。設定コマンドフォーマットの場合、ユーザが選択した無線LANアクセスポイント24のSSIDであり、例えば、上記した図14の例では、“AAAAAAAA”という値が入れられる。
名前が“psk”の値としては、図14に示したパスワード入力画面の入力欄262に入力されたパスワード、すなわち、PSK(Pre-Shared Key)である。名前が“enc”の値としては、接続先として選択された無線LANアクセスポイント24が対応している暗号アルゴリズムが書き込まれる。図15に示した例では、“open”、“wep”、“wpa”、“wpa2”といった文字列値が書き込まれ、これらの暗号アルゴリズムに対応していることが示されている。
このような設定コマンドが生成されると、設定用端末23から、無線端末制御サーバ21を介して、IoT端末25に送信される。
ステップS130(図8)において、設定用端末23は、設定用コマンドを生成し、セルラ通信路で無線端末制御サーバ21に対して送信する。無線端末制御サーバ21は、ステップS156において、設定用端末23からの設定コマンドを受信し、ステップS157において、既に特定されているIoT端末25に対して、受信した設定コマンドを転送する。
このようにして、設定用端末23で、無線LANアクセスポイント24と接続するときに必要とされるSSIDやPSKといった情報が生成され、IoT端末25に対して供給される。よって、ユーザインタフェースを有していないようなIoT端末25であっても、無線LANアクセスポイント24との接続に必要な情報を取得し、無線LANアクセスポイント24と接続することが可能となる。
ステップS174において、IoT端末25は、設定コマンドを受信し、ステップS175において、その受信された設定コマンド内の情報を用いて、無線LAN設定プロトコルを、無線LANアクセスポイント24との間で実行する。例えば、IoT端末25は、設定コマンドに記載されているSSIDとPSKを設定し、IEEE 802.11仕様で規定されている4-WAY Handshakeなどの所定のプロトコルを実行し、無線LANアクセスポイント24との無線LAN通信路を確立する。
このようにして、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との間に無線LAN通信路が確立される。無線LAN通信路が確立された後、IoT端末25は、セルラ基地局22を介して無線端末制御サーバ21にアクセスすることもできるし、無線LANアクセスポイント24を介して、無線端末制御サーバ21にアクセスすることもできる。
IoT端末25は、無線LAN通信路を確立すると、そのことを知らせるための確立通知を、ステップS176において設定用端末23に対して出す。IoT端末25は、例えば、図16に示すような接続状態応答コマンドフォーマットに基づく接続状態応答コマンドを生成する。図16を参照するに、“wifiNetwork”として、名前が、“ssid”、“status”、“ip”といった項目が設けられている。
名前が“ssid”の値としては、接続先の無線LANアクセスポイント24の識別子であるSSIDの文字列が入れられる。名前が“status”の値としては、接続しているときには“Connected”が書き込まれ、接続していないときには“Disconnected”が書き込まれる。名前が“ip”の値としては、無線LANアクセスポイント24のIPアドレスが書き込まれる。
このような接続状態応答コマンドが生成されると、ステップS176において、IoT端末25から、無線端末制御サーバ21を介して、設定用端末23に対して送信される。IoT端末25から、無線端末制御サーバ21への接続状態応答コマンドの送信は、接続された無線LANアクセスポイント24を介した通信で行われても良いし、セルラ基地局22を介した通信で行われても良い。
ステップS158において、IoT端末25から送信されてきた接続状態応答コマンドを受信した無線端末制御サーバ21は、ステップS159において、接続状態応答コマンドを設定用端末23に対して、セルラ通信路を介して転送する。
ステップS131において、無線端末制御サーバ21から転送されてきた接続状態応答コマンドを受信した設定用端末23は、ステップS132において、設定完了通知画面を表示部201に表示する。
図17は、接続完了通知画面の一例を示す図である。表示部201には、“設定が完了しました”といったメッセージと、“OK”というボタン281が表示されている。ユーザは、“設定が完了しました”というメッセージを見ることで、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24の接続が正常に行われたことを認識し、処理を完了するためにボタン281を操作する。
このようにして、ユーザインタフェースを有する設定用端末23により、ユーザインタフェースを有しない(または有していても、パスワードなどを入力するのが困難なユーザインタフェースしか有していない)IoT端末25の無線LANアクセスポイント24との接続設定を行うことができる。
なお、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続設定が正常に完了できなかった場合、換言すれば、図16に示した接続情報応答コマンドにおいて、“status”の値としては、“Disconnected”が書き込まれていたような場合、再度、パスワード(PSK)の入力を促す画面が、図17に示した接続完了通知画面の代わりに表示されるようにし、再度の設定が行われるようにしても良い。
また、無線端末制御サーバ21において、IoT端末25から送信されてきた接続情報応答コマンドを受信した場合(転送した場合)、IoT端末データベース101(図5)に、無線LANアクセスポイント24との接続設定が完了したことを示す情報、例えばフラグが、対応する情報に関連付けられて追加登録されるようにしても良い。
このようなフラグを設けることで、例えば、1ユーザが、複数のIoT端末25を所有し、IoT端末データベース101に、1つのユーザ識別子に複数の端末識別子が関連付けられて管理されているような場合に、無線LANアクセスポイント24との接続設定が完了しているIoT端末25と、無線LANアクセスポイント24との接続設定が完了してないIoT端末25を識別することができるようになる。
このような識別が行えるようになることで、例えば、ステップS152(図7)において、無線端末制御サーバ21が、IoT端末データベース101を参照した結果、アクセスしてきたユーザ(設定用端末23)に、まだ接続設定が行われていない複数のIoT端末25が関連付けられていた場合に、それらのIoT端末25の情報をユーザに提示することができる。また、提示することで、ユーザが接続設定を行いたいIoT端末25を選択することができるようになる。
次にステップS124(図7)において、簡単設定が選択されたと判断され、ステップS125に処理が進められ、簡単設定処理に移行したときの処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
ステップS221において、設定用端末23の表示部201に、図10に示した設定用画面が表示されているときに、ユーザにより“かんたん登録”というボタン221が操作されると、設定用端末23は、その操作に対応する処理として、ボタン操作と同等の処理用コマンドを生成し、送信するという処理を実行する。
設定用画面の“かんたん登録”というボタン221が操作された場合、WPS Push Button Configurationに基づき、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続設定が行われる。このWPS Push Button Configurationは、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24の両方において、物理的または仮想的なボタンを操作することで互いを認証して、無線LAN通信路を確立する方式である。
IoT端末25に、無線LAN通信路を確立するための物理的なボタンは備えられていない場合、IoT端末25において、無線LAN通信路を確立するための物理的なボタンが操作されたときと同等の処理が行われるコマンドが生成され、IoT端末25に対して送信される。
ステップS221において、設定用端末23は、仮想的なボタンを操作するためのPBC(Push Button Configuration)起動コマンドを生成する。図18は、PBC起動コマンドフォーマットを示す図である。
図18に示したPBC起動コマンドフォーマットには、名前として“command”が記載され、その値として“startWPS”が記載されている。このように、PBC起動コマンドには、IoT端末25のWPS機能を起動させるコマンドが記載されている。
また名前として“parameter”が記載され、その値としては、WPS設定のオプションが指定され、図18に示した例では、“pbc”とのオプションが書き込まれている。この“pbc”は、上記したPush Button Configurationによる接続設定を行う場合に設定されるオプションである。オプションとしては、PIN入力よるPIN Configurationがあり、この“pbc”の代わりに“pin”とのオプションが記載されても良い。
このようなPBC起動コマンドが、ステップS221において、設定用端末23により生成され、無線端末制御サーバ21に送信される。無線端末制御サーバ21は、ステップS251において受信すると、ステップS252において、IoT端末データベース101を参照し、送信元の設定用端末23(ユーザ)と送信先のIoT端末25を特定する。そして、ステップS253において、無線端末制御サーバ21は、その特定したIoT端末25に対して、PBC起動コマンドを転送する。
ステップS271において、IoT端末25は、無線端末制御サーバ21から転送されてきたPBC起動コマンドを受信すると、ステップS272において、コマンドに対応する処理を開始する。すなわちこの場合、仮想的なPBCボタンが操作されたとし、無線LANアクセスポイント24との認証処理待ちの状態になる。
また、IoT端末25は、処理を開始したことを通知するための開始通知を設定用端末23に送信する(ステップS273)。IoT端末25からの開始通知は、セルラ通信路を介して、一旦、無線端末制御サーバ21に対して送信される。無線端末制御サーバ21は、ステップS254においてIoT端末25からの開始通知を受信すると、ステップS255において、設定用端末23に対して転送する。
ステップS222において、設定用端末23は、転送されてきた開始通知を受信すると、ステップS223において、設定処理が開始されたことを知らせる開始通知画面を、表示部201に表示する。
図19は、表示部201に表示される開始通知画面の一例を示す図である。開始通知画面の上部には、“2分以内に、Wi-Fiルータ/アクセスポイントのWPSボタンを押してください”といった、ユーザに、無線LANアクセスポイント24に備えられている物理的なボタンを操作することを促すメッセージが表示されている。
このようなメッセージの下側には、“キャンセル”というボタン301が表示されている。この“キャンセル”というボタン301が操作されると、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との接続設定は中止される。
このような開始通知画面は、上記した処理によらず、例えば、ステップS221において、PBC起動コマンドが生成されたときに、表示部201に表示されるようにしても良い。上記した処理の流れにおいては、IoT端末25において、PBC起動コマンドが受信されると、開始通知が送信され、その開始通知が設定用端末23に到着した時点で、開始通知画面が表示されるとしたが、このような処理は省略しても良い。
ユーザは、ステップS201において、設定用端末23の表示部201に表示された図19に示したような画面(メッセージ)を見て、無線LANアクセスポイント24のボタンを操作する必要があることを認識すると、ステップS202において、無線LANアクセスポイント24のボタンを操作する。
ステップS291において、無線LANアクセスポイント24は、このようなボタン操作を受け付けると、WPS機能を起動する。無線LANアクセスポイント24が、WPS機能を起動させることで、既にWPS機能を起動しているIoT端末25との間でWPSプロトコルが実行され、無線LAN通信路が確立される。
このようにして無線LANアクセスポイント24とIoT端末25との間に、無線LAN通信路が確立されると、IoT端末25は、ステップS274において、確立通知のためのコマンドを生成し、設定用端末23側に送信する。このステップS274以降の処理は、図8を参照して説明したステップS176以降の処理と同様に行われるため、ここではその説明を省略する。
このように、本技術によれば、設定用端末23を用いて、IoT端末25が、無線LANアクセスポイント24と接続するための設定を行うことができる。よって、ディスプレイやキーボードといったリッチなユーザインタフェースを有しないIoT端末25で、煩雑な無線LANの設定操作を、ユーザに強いることなく、ディスプレイやキーボードといったリッチなユーザインタフェースを有する設定用端末23で、煩雑な無線LANの設定操作を行うことが可能となる。
また、家庭内や工場内など、特定の個人が管理しているような無線LANアクセスポイント24、換言すれば、セルラ通信事業者などの特定の事業者が管理していない無線LANアクセスポイント24と、IoT端末25を接続させることができる。また、この接続設定には、上記したように、IoT端末25の周囲の無線LANアクセスポイント24を探索したり、WPS動作を起こさせたりする処理を含ませることができる。このような処理として、上記した処理以外の処理も、含ませることができ、汎用性を高めることができる。
上記したように、IoT端末25と無線LANアクセスポイント24との間の接続設定は、設定用端末23で簡便に行うことができるため、例えば、IoT端末25が移動できる端末である場合、移動先において無線LANアクセスポイント24と新たに接続設定を行う場合にも、その接続設定を簡便に行うことができる。よって、無線LANアクセスポイント24と接続し、無線LAN通信路で、通信を行うことができる状態を長く維持することができ、セルラ通信路で通信を行うことで課金される課金額を抑えることが可能となる。
<記録媒体について>
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図20は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)1001、ROM(Read Only Memory)1002、RAM(Random Access Memory)1003は、バス1004により相互に接続されている。バス1004には、さらに、入出力インタフェース1005が接続されている。入出力インタフェース1005には、入力部1006、出力部1007、記憶部1008、通信部1009、及びドライブ1010が接続されている。
入力部1006は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部1007は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部1008は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部1009は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ1010は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU1001が、例えば、記憶部1008に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース1005及びバス1004を介して、RAM1003にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU1001)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア1011に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア1011をドライブ1010に装着することにより、入出力インタフェース1005を介して、記憶部1008にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部1009で受信し、記憶部1008にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM1002や記憶部1008に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
他の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、
前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う通信部と、
前記コマンドを処理する処理部と
を備え、
前記コマンドは、前記他の情報処理装置が前記第2の通信路を確立するために必要な情報を含む
情報処理装置。
(2)
前記第1の通信路は、セルラ通信網における通信路であり、
前記第2の通信路は、無線LAN(Local Area Network)における通信路である
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2の通信路を確立するために必要な情報は、SSID(Service Set Identifier)、PSK(Pre-Shared Key)、および暗号アルゴリズムのうちの少なくとも1つである
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記コマンドは、前記他の情報処理装置の周囲にあるアクセスポイントを探索するコマンドである
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記他の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力を、前記ユーザインタフェースを介してユーザから受け付け、受け付けた前記パスワードを含む前記コマンドを生成し、前記他の情報処理装置に送信する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記ユーザにより前記パスワードを入力することで、前記第2の通信路を確立することが選択された場合、前記他の情報処理装置の周囲にあるアクセスポイントを探索するコマンドが前記他の情報処理装置に対して送信される
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記コマンドは、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドである
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記コマンドが、前記他の情報処理装置に送信された後、前記他の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントに設けられているボタンを操作することを指示するメッセージを、前記ユーザインタフェースに表示する
前記(7)に記載の情報処理装置。
(9)
前記他の情報処理装置は、IoT(Internet of Things)端末である
前記(1)乃至(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う第1の通信部と、
第2の通信路を用いた通信を行う第2の通信部と、
前記コマンドを処理する処理部と
を備え、
前記コマンドには、前記第2の通信路を確立するために必要な情報が含まれている
情報処理装置。
(11)
前記第1の通信路は、セルラ通信網における通信路であり、
前記第2の通信路は、無線LAN(Local Area Network)における通信路である
前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記第2の通信路を確立するために必要な情報は、SSID(Service Set Identifier)、PSK(Pre-Shared Key)、および暗号アルゴリズムのうちの少なくとも1つである
前記(10)または(11)に記載の情報処理装置。
(13)
前記コマンドは、周囲にあるアクセスポイントを探索するコマンドであり、
前記処理部は、前記探索を指示するコマンドを受信した場合、前記コマンドに対応する処理として、アクセスポイントを探索する
前記(10)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記コマンドには、前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードが含まれ、
前記処理部は、前記パスワードを受信した場合、前記パスワードを用いて、前記アクセスポイントと前記第2の通信路を確立する
前記(10)乃至(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
前記コマンドは、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドであり、
前記処理部は、前記コマンドを受信した場合、前記機能を実行する
前記(10)乃至(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
(16)
IoT(Internet of Things)端末である
前記(10)乃至(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17)
第1の情報処理装置と第2の情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、
前記第1の情報処理装置は、
前記第2の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、
前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して前記第2の情報処理装置とコマンドの授受を行う第1の通信部と、
前記コマンドを処理する第1の処理部と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の通信路を用いて、前記所定のサーバを介して前記第1の情報処理装置と前記コマンドの授受を行う第2の通信部と、
前記第2の通信路を用いた通信を行う第3の通信部と、
前記コマンドを処理する第2の処理部と
を備え、
前記コマンドは、前記第2の情報処理装置が前記第2の通信路を確立するために必要な情報を含む
情報処理システム。
(18)
情報処理装置が、
他の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、
前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う通信部と、
前記コマンドを処理する処理部と
を備え、
前記他の情報処理装置が前記第2の通信路を確立するために必要な情報を含む前記コマンドを生成し、送信する
情報処理方法。
(19)
情報処理装置が、
第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う第1の通信部と、
第2の通信路を用いた通信を行う第2の通信部と、
前記コマンドを処理する処理部と
を備え、
前記第2の通信路を確立するために必要な情報が含まれている前記コマンドを処理する
情報処理方法。
11 情報処理システム, 21 無線端末制御サーバ, 22 セルラ基地局, 23 設定用端末, 24 無線LANアクセスポイント, 25 IoT端末, 51 ユーザインタフェース部, 52 プロトコル処理部, 53 セルラ通信部, 54 アンテナ, 81 プロトコル処理部, 82 セルラ通信部, 83 無線LAN通信部, 84 アンテナ, 101 IoT端末データベース, 102 受信部, 103 送信部, 201 表示部, 221 ボタン, 222 選択肢, 241 一覧表, 253 ボタン, 261 領域, 262 入力欄, 281 ボタン, 301 ボタン

Claims (7)

  1. 他の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、
    前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して他の情報処理装置とコマンドの授受を行う通信部と、
    前記コマンドを処理する処理部と
    を備え、
    前記接続設定を、第1の方法により行うか、第2の方法により行うかの選択肢を前記ユーザインタフェースに表示し、
    ーザにより前記第1の方法が選択された場合、前記他の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力を、前記ユーザインタフェースを介してユーザから受け付け、受け付けた前記パスワードを含む前記コマンドを生成し、前記他の情報処理装置に送信し、
    前記ユーザにより前記第2の方法が選択された場合、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを、前記他の情報処理装置に送信する
    情報処理装置。
  2. 前記第1の通信路は、セルラ通信網における通信路であり、
    前記第2の通信路は、無線LAN(Local Area Network)における通信路である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の方法が選択された場合、SSID(Service Set Identifier)、PSK(Pre-Shared Key)、および暗号アルゴリズムのうちの少なくとも1つを含むコマンドを生成する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザにより前記第1の方法が選択された場合、前記他の情報処理装置の周囲にあるアクセスポイントを探索するコマンドが前記他の情報処理装置に対して送信される
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザにより前記第2の方法が選択された場合、前記コマンドが、前記他の情報処理装置に送信された後、前記他の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントに設けられているボタンを操作することを指示するメッセージを、前記ユーザインタフェースに表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記他の情報処理装置は、IoT(Internet of Things)端末である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置を含む情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記第2の情報処理装置における第2の通信路の接続設定に関するユーザ入力を受け付けるユーザインタフェースと、
    前記ユーザ入力に基づいて、第1の通信路を用いて、所定のサーバを介して前記第2の情報処理装置とコマンドの授受を行う第1の通信部と、
    前記コマンドを処理する第1の処理部と
    を備え、
    前記接続設定を、第1の方法により行うか、第2の方法により行うかの選択肢を前記ユーザインタフェースに表示し、
    ーザにより前記第1の方法が選択された場合、前記第2の情報処理装置と前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードの入力を、前記ユーザインタフェースを介してユーザから受け付け、受け付けた前記パスワードを含む前記コマンドを生成し、前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記ユーザにより前記第2の方法が選択された場合、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを、前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の通信路を用いて、前記所定のサーバを介して前記第1の情報処理装置と前記コマンドの授受を行う第2の通信部と、
    前記第2の通信路を用いた通信を行う第3の通信部と、
    前記コマンドを処理する第2の処理部と
    を備え、
    前記第1の通信路を介して、前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと接続するためのパスワードが含まれるコマンドを受信した場合、前記第2の処理部は、前記パスワードを受信した場合、前記パスワードを用いて、前記アクセスポイントと前記第2の通信路を確立し、
    前記第1の通信路を介して、WPS(Wi-Fi Protected Set up) Push Button Configuration(登録商標)の機能の実行を指示するコマンドを受信した場合、前記第2の処理部は、前記機能を実行し、前記第2の通信路を確立するアクセスポイントと前記第2の通信路を確立する
    情報処理システム。
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