JP7297592B2 - ドアホールシールおよびドアホールシールを複数枚積み重ねる方法 - Google Patents

ドアホールシールおよびドアホールシールを複数枚積み重ねる方法 Download PDF

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Description

本発明はドアホールシールおよびドアホールシールを複数枚積み重ねる方法に関する。
車両のドアのドアインナーパネルに形成されたサービスホールを塞ぐために、ドアホールシールが使用されている。例えば、特許文献1には、押圧により変形可能な溝にシール剤が充填された車両ドア用防水シートが開示されている。このような車両ドア用防水シートは、積み重ねられた状態で保管または運搬されることが一般的である。この場合、シール剤によって車両ドア用防水シート同士が接着しないように、シール剤の上に離型紙が貼り付けられることがある。
特開2004-224168号公報
しかしながら、離型紙は、離型紙自体にコストが掛かってしまうため、車両ドア用防水シート等のドアホールシールの製造単価が上がってしまうという問題がある。更に離型紙は、車両の製造ラインにおいてゴミとして廃棄されるため、環境に対する負荷が大きいという問題もある。
本発明の一態様は、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態において、離型紙を使用することなくドアホールシール同士の接着を防ぐことを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の一態様に係るドアホールシールは、車両のドアのドアインナーパネルに取り付けられるドアホールシールであって、前記ドアインナーパネルのサービスホールを塞ぐための本体部と、前記本体部の周縁に配置された、前記本体部を前記ドアインナーパネルに接着するための接着部と、を備え、前記本体部は、高さが前記接着部の厚さより大きい凸部が、前記接着部とは異なる位置に形成されている。
前記構成によると、ドアホールシールの凸部が、ドアホールシールの本体部における、接着部が形成された位置と異なる位置に形成されている。したがって、ドアホールシールを積み重ねる場合に凸部が支えとなって、積み重ねる方向に互いに隣り合うドアホールシール同士が接近することを妨げる。したがって、ドアホールシールの接着部が、隣接するドアホールシールに接触することが妨げられるため、離型紙を使用することなく、ドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、複数枚の前記ドアホールシールが保管または運搬のために積み重ねられた状態では、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールについて、一方の前記ドアホールシールの前記凸部が、他方の前記ドアホールシールの前記凸部と異なる位置に配置され、前記一方のドアホールシールの前記凸部が、前記他方のドアホールシールの前記本体部における前記接着部が配置された位置と異なる位置に当接してもよい。
前記構成によると、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態では、互いに隣り合う2枚のドアホールシールについて、一方のドアホールシールの凸部が、他方のドアホールシールの本体部における、接着部および凸部が配置された位置と異なる位置に当接する。そして、一方のドアホールシールの凸部が支えとなって、当該一方のドアホールシールと他方のドアホールシールとが接近することを妨げる。したがって、ドアホールシールの接着部が、隣接するドアホールシールに接触することが妨げられるため、離型紙を使用することなく、ドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、前記本体部には、3つ以上の前記凸部が形成されており、複数枚の前記ドアホールシールが積み重ねられた状態では、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールについて、前記一方のドアホールシールにおける3つ以上の前記凸部が、前記他方のドアホールシールの前記本体部に当接してもよい。
前記構成によると、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態で、隣り合う一方のドアホールシールの3つ以上の凸部が支えとなって、当該一方のドアホールシールと他方のドアホールシールとが接近することを妨げる。そのため、ドアホールシールの接着部が、隣接するドアホールシールに接触することがより効果的に妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、より効果的にドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、前記ドアホールシールの重心は、3つ以上の前記凸部により囲まれる平面を、該平面と垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれていてもよい。
前記構成によると、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態で、隣り合う一方のドアホールシールが有する3つ以上の凸部がより安定した支えとなって、当該一方のドアホールシールと他方のドアホールシールとの接近を防止する。そのため、ドアホールシールの接着部が、隣接するドアホールシールに接触することが、ドアホールシールの全体に渡って妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、更に効果的にドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、3つ以上の前記凸部は、前記高さがすべて同じであってもよい。前記構成によると、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態で、隣り合う一方のドアホールシールが他方のドアホールシールに対して傾き難い。これにより、ドアホールシールの接着部が、隣接するドアホールシールに接触することが、ドアホールシールの全体に渡って更に効果的に妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、更に効果的にドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、前記凸部の先端の面が平面であってもよい。前記構成によると、一方のドアホールシールの凸部が、他方のドアホールシールの本体部に、点ではなく面として当接する。そのため、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態で、隣り合う一方のドアホールシールが他方のドアホールシールに局所的に負荷を与えることが回避される。したがって、他方のドアホールシールが変形または破損し難く、複数枚のドアホールシールを安定した状態で積み重ねることができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールでは、前記凸部が、前記本体部の一方の面に形成されており、前記接着部が、前記本体部の他方の面に配置されていてもよい。前記構成によると、ドアホールシールをドアインナーパネルに取り付けるときに、凸部がドアインナーパネルと接触し難いため、ドアホールシールの取付けが容易である。また、本体部に接着部を形成するときに、本体部の一方の面に形成された凸部を、例えば作業台上に形成された凹部によって固定できる。そのため、ドアホールシールが安定した状態で、本体部の他方の面に接着部を容易に形成することができる。したがって、ドアホールシールを容易に製造することができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールは、前記凸部および前記接着部が、前記本体部の同じ面に形成されていてもよい。前記構成によると、ドアホールシールの本体部を製造した後で、接着部を形成するときに、凸部を上方に向けた状態で本体部を作業台上に平面的に置き、接着部を上方から形成することができる。この場合、接着部を形成するための装置が、本体部における接着部の形成位置を上方から押圧しても、本体部が傾きにくい。そのため、接着部を容易に形成することができる。したがって、ドアホールシールを容易に製造することができる。
本発明の一態様に係るドアホールシールを複数枚積み重ねる方法は、車両のドアのドアインナーパネルに取り付けられるドアホールシールを複数枚積み重ねる方法であって、前記ドアホールシールはそれぞれ、前記ドアインナーパネルのサービスホールを塞ぐための本体部と、前記本体部の周縁に配置された、前記本体部を前記ドアインナーパネルに接着するための接着部と、を備え、前記本体部は、高さが前記接着部の厚さより大きい凸部が形成されており、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールのうち、一方の前記ドアホールシールの前記凸部を、他方の前記ドアホールシールの前記凸部と異なる位置に配置し、前記一方のドアホールシールの前記凸部を、前記他方のドアホールシールの前記本体部における前記接着部が配置された位置と異なる位置に当接するように配置する。
本発明の一態様によれば、ドアホールシールが積み重ねられた状態において、離型紙を使用することなくドアホールシール同士の接着を防ぐことができる。
本発明の実施形態1に係る第1ドアホールシールが取り付けられたフロントドアの車内側の構造を示す図である。 本発明の実施形態1または2に係る第1ドアホールシールの上面図である。 本発明の実施形態1に係る第1ドアホールシールについて、図2のA-A線矢視断面図である。 本発明の実施形態1に係る第1ドアホールシールについて、第1凸部により囲まれる平面を示す上面図である。 本発明の実施形態1または2に係る第2ドアホールシールの上面図である。 本発明の実施形態1に係る第2ドアホールシールについて、図5のB-B線矢視断面図である。 本発明の実施形態1に係る第1および第2ドアホールシールが積み重ねられた状態における図2のA-A線および図5のB-B線矢視断面図である。 本発明の実施形態1に係る第1および第2ドアホールシールの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る第1ドアホールシールについて、図2のA-A線矢視断面図である。 本発明の実施形態2に係る第2ドアホールシールについて、図5のB-B線矢視断面図である。 本発明の実施形態2に係る第1および第2ドアホールシールが積み重ねられた状態における図2のA-A線および図5のB-B線矢視断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
<ドアホールシールの取付け例>
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る第1ドアホールシール100が取り付けられたフロントドア(車両のドア)Dの車内側の構造について説明する。なお、図1の例において、紙面向かって右側が前側(フロント側)に、左側が後側(リヤ側)に、それぞれ対応している。
図1に示すように、車両のフロントドア用開口部(図示せず)に開閉可能に設けられるフロントドアDは、ドアアウターパネル(図示せず)およびドアインナーパネルPを備える。ドアインナーパネルPには、例えばフロントドア内部の部品を修理するために、修理作業者が手または工具等を入れるためのサービスホールP1が形成されている。
ドアインナーパネルPには、第1ドアホールシール100がブチルシーラ等の接着部120によって取り付けられている。第1ドアホールシール100は、ドアインナーパネルPに形成されたサービスホールP1等を車内側から塞ぐことで、ドアガラス(図示せず)とドアアウターパネルとの間から浸入した雨水等が、サービスホールP1を通ってさらに車内に浸入するのを防止する。
なお、上述した第1ドアホールシール100の取付けはあくまで一例であり、例えば、第1ドアホールシール100はリアドア(図示せず)に取り付けてもよい。このように、本発明の一実施形態に係るドアホールシールが取り付けられる車両のドアについて、その種類は限定されない。また、本発明の一実施形態に係るドアホールシールの取付け対象となる自動車についても、ハードトップ車あるいはコンバーチブル車など、その種類は限定されない。また、ドアインナーパネルPに、後述する第2ドアホールシール200、400または第1ドアホールシール300を同様の方法で取り付けることができる。
<第1ドアホールシール100の構造>
次に、図2および図3を参照して、第1ドアホールシール100の構造について説明する。第1ドアホールシール100は、本体部110と、接着部120と、を備える。なお図2の例において、紙面向かって左側が前側(フロント側)に、右側が後側(リヤ側)にそれぞれ対応している。なお、図2には点線により、第2ドアホールシール200に形成される第2凸部211の位置を示している。これは、第1凸部111と第2凸部211との形成位置を容易に比較するために図示したものであり、第1ドアホールシール100に第2凸部211が形成されていることを意味するものではない。
図2に示すように、本体部110は、ドアインナーパネルPのサービスホールP1を塞ぐための部材である。本体部110の材質は、限定するものではないが、例えば、樹脂または金属である。樹脂としては、例えば熱可塑性樹脂を挙げることができ、熱可塑性樹脂の例としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリビニルアルコール(PVA)およびABS樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、発泡体であってもよく、または他の材料との複合体であってもよい。複合体を構成する他の材料としては、エラストマ、例えばエチレン-プロピレン-ジエン系三元共重合体ゴム(EPDM)を挙げることができる。また、金属としては、例えばアルミニウムを挙げることができる。
本体部110が熱可塑性樹脂により構成される場合、後述する真空成形によって、簡便に第1ドアホールシール100を製造することができる。また、本体部110の厚さは、限定するものではないが、例えば約0.05mm~2mmである。本体部110の厚さが2mm以下である場合、後述する真空成形によって、簡便に第1ドアホールシール100を製造することができる。
本体部110には、第1位置に、3つの第1凸部111が形成されている。第1位置は、第1ドアホールシール100において、上方寄りかつ後方寄りの位置、上下方向中間付近かつ前方寄りの位置および下方寄りかつ後方寄りの位置に、計3箇所存在する。3箇所の第1位置にそれぞれ設けられた第1凸部111は、図3に示すように、車内側に向かって突出しており、第1凸部111の先端の面は平面である。
接着部120は、本体部110をドアインナーパネルPに接着するための部材である。接着部120は、限定するものではないが、例えば、ブチルゴムを主成分とするブチルシーラである。あるいは、接着部120は、ホットメルト法を用いて、例えばエチレン酢酸ビニル(EVA)、オレフィン、ゴム、ポリアミド、ポリエステルまたはポリウレタン系反応性接着剤(PUR)により作製してもよい。接着部120の厚さは、例えば約5mm以下である。図2に示すように、接着部120は、本体部110の周縁に配置されている。
図3に示すように、接着部120は、本体部110の車外側の面に配置されている。言い換えると、第1凸部111は、本体部110の一方の面に形成されており、接着部120は、本体部110の他方の面に配置されている。したがって、第1ドアホールシール100をドアインナーパネルPに取り付けるときに、第1凸部111がドアインナーパネルPと接触し難いため、ドアホールシールの取付けが容易である。
第1凸部111の高さh1は、接着部120の厚さtよりも大きい。図2に示す3つの第1凸部111は、本体部110を基準とした高さh1がすべて同じであってもよい。また、第1凸部111と接着部120との間の最短距離dは、第1凸部111の高さh1よりも小さくてもよい。言い換えると、第1凸部111の少なくとも一部は、接着部120から、第1凸部111の高さh1よりも近い範囲内に形成されていてもよい。
図4に示すように、第1ドアホールシール100の重心100aは、第1ドアホールシール100の上面図において、第1凸部111により囲まれる平面111Aのほぼ中心にある。言い換えると、第1ドアホールシール100の重心100aは、第1凸部111により囲まれる平面111Aを、平面111Aと垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれている。第1ドアホールシール100の上面図において、第1ドアホールシール100の重心100aが、第1凸部111により囲まれる平面111Aの中心と重なる場合、後述するように、第1凸部111がより安定した支えとなるため、好ましい。
<第2ドアホールシール200の構造>
次に、図5および図6を参照して、第2ドアホールシール200の構造について説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。なお、図5には点線により、第1ドアホールシール100に形成される第1凸部111の位置を示している。これは、第1凸部111と第2凸部211との形成位置を容易に比較するために図示したものであり、第2ドアホールシール200に第1凸部111が形成されていることを意味するものではない。
図5に示すように、第2ドアホールシール200の本体部210には、第1位置と異なる第2位置に、3つの第2凸部211が形成されている。言い換えると、第2ドアホールシール200の第2凸部211は、第1ドアホールシール100の第1凸部111と異なる位置に配置されている。第2位置は、第2ドアホールシール200において、上方寄りかつ前方寄りの位置、下方寄りかつ前方寄りの位置および上下方向中間付近かつ後方寄りの位置に、計3箇所存在する。
3箇所の第2位置にそれぞれ設けられた第2凸部211は、図6に示すように、車内側に向かって突出しており、第2凸部211の先端の面は平面である。また、第2凸部211は、本体部210の一方の面に形成されており、接着部120は、本体部210の他方の面に配置されている。
第2凸部211の高さh2は、接着部120の厚さtよりも大きい。3つの第2凸部211は、本体部210を基準とした高さh2がすべて同じであってもよい。また、第2凸部211の少なくとも一部は、接着部120から、第2凸部211の高さh2よりも近い範囲内に形成されていてもよい。
第2ドアホールシール200の重心は、図5に示す第2ドアホールシール200の上面図において、第2凸部211により囲まれる平面のほぼ中心にある。言い換えると、第2ドアホールシール200の重心は、第2凸部211により囲まれる平面を、該平面と垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれている。第2ドアホールシール200の上面図において、第2ドアホールシール200の重心が、第2凸部211により囲まれる平面の中心と重なる場合、後述するように、第2凸部211がより安定した支えとなるため、好ましい。
<第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200が積み重ねられた状態>
図7を参照して、第1ドアホールシール100、第2ドアホールシール200および第1ドアホールシール100が、保管または運搬時のために上から順に積み重ねられた状態について説明する。上側の第1ドアホールシール100と、第2ドアホールシール200とは、積み重ねられる方向に互いに隣り合っている。このように、第1ドアホールシール100と、第2ドアホールシール200とは、交互に積み重ねられることが好ましい。ただし、これに限られず、隣り合うドアホールシールの凸部が互いに異なる位置に配置される順であれば、どのような順によりドアホールシールが積み重ねられていてもよい。
上側の第1ドアホールシール100(一方のドアホールシール)の第1凸部111は、第2ドアホールシール200(他方のドアホールシール)の第2凸部211とは異なる位置に配置されている。そのため、第1凸部111は、第2ドアホールシール200の本体部210における第2凸部211の形成位置とは異なる位置に当接する。また、第1凸部111は、第2ドアホールシール200の本体部210における接着部120が配置された位置とは異なる位置に当接する。
そして、上側の第1ドアホールシール100の第1凸部111が支えとなって、上側の第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200とが接近することを妨げる。そのため、第2ドアホールシール200の接着部120が、隣接する上側の第1ドアホールシール100に接触することが妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、上側の第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接着を防ぐことができる。
また、図2に示すように、第1ドアホールシール100は、本体部110に3つの第1凸部111が形成されている。これらの3つの第1凸部111が、第2ドアホールシール200の本体部210に当接することが好ましい(図示せず)。この構成によると、図7に示す上側の第1ドアホールシール100における3つ以上の第1凸部111が支えとなって、上側の第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200とが接近することを妨げる。そのため、第2ドアホールシール200の接着部120が、隣接する上側の第1ドアホールシール100に接触することが、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200の全体に渡って、より効果的に妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、より効果的に上側の第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接着を防ぐことができる。
また、図4に示すように、第1ドアホールシール100の重心は、第1凸部111により囲まれる平面111Aを、平面111Aと垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれている。そのため、第1ドアホールシール100が有する3つ以上の第1凸部111がより安定した支えとなって、第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接近を防止する。そのため、第2ドアホールシール200の接着部120が、隣接する第1ドアホールシール100に接触することが、第2ドアホールシール200の全体に渡って妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、更に効果的に上側の第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接着を防ぐことができる。
また、3つ以上の第1凸部111は、高さがすべて同じであってもよい。この場合、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200が積み重ねられた状態で、第1ドアホールシール100が第2ドアホールシール200に対して傾き難い。よって、第2ドアホールシール200の接着部120が、隣接する第1ドアホールシール100に接触することが、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200の全体に渡って妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、更に効果的に第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接着を防ぐことができる。
また、第1凸部111の先端の面は平面である。そのため、第1ドアホールシール100の第1凸部111が、第2ドアホールシール200の本体部210に、点ではなく面として当接する。そのため、第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200とが積み重ねられた状態で、第1ドアホールシール100の第1凸部111が第2ドアホールシール200の本体部210に局所的に負荷を与えることが回避される。したがって、第2ドアホールシール200が変形または破損し難く、第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200とを安定した状態で積み重ねることができる。
また、第1凸部111の少なくとも一部が、接着部120から、第1凸部111の高さh1よりも近い範囲内に形成されていてもよい。この場合、第1ドアホールシール100の本体部110の剛性が低く、本体部110が重力等によって撓みやすい場合であっても、第2ドアホールシール200の接着部120が、隣接する第1ドアホールシール100に接触することが妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、更に効果的に第1ドアホールシール100と第2ドアホールシール200との接着を防ぐことができる。
積み重ねられる方向に互いに隣り合う第2ドアホールシール200(一方のドアホールシール)および下側の第1ドアホールシール100(他方のドアホールシール)についても同様である。具体的には、第2ドアホールシール200の第2凸部211が支えとなって、第2ドアホールシール200と下側の第1ドアホールシール100とが接近することを妨げる。そのため、下側の第1ドアホールシール100の接着部120が、隣接する第2ドアホールシール200に接触することが妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、第2ドアホールシール200と下側の第1ドアホールシール100との接着を防ぐことができる。
<第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200の製造方法>
図8に示すように、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200は、例えば真空成形により、簡便な方法により交互に製造することができる。具体的には、まず、真空成形用の金型(図示せず)において、第1凸部111および第2凸部211の形状に対応した突起を、第1突起位置に設定する(S1)。この第1突起位置は、第1ドアホールシール100における第1位置に対応している。
次に、真空成形前のシートを加熱し、軟化させた状態で、金型に配置する(S2)。そして、シートと金型との間に存在する空気を排気して、シートを金型に密着させる(S3)。排気は、金型に形成された排気口(図示せず)を通じて行うことができる。S3の後、シートを冷却して固化させる(S4)。そして金型から、第1ドアホールシール100の本体部110として、シートを取り出す(S5)。
S5の後、金型の突起の位置を、第2突起位置に設定する(S6)。この第2突起位置は、第2ドアホールシール200における第2位置に対応している。この突起の位置設定は、機械によって自動的に行ってもよい。
そして、工程S2~S5と同様に、第2ドアホールシール200の本体部210を製造する。具体的には、まず、真空成形前のシートを加熱し、軟化させた状態で、金型に配置する(S7)。次に、シートと金型との間に存在する空気を排気して、シートを金型に密着させる(S8)。S8の後、シートを冷却して固化させる(S9)。そして金型から、第2ドアホールシール200の本体部210として、シートを取り出す(S10)。
そして、所望数のドアホールシールの本体部について製造が完了したか否かを判断する(S11)。S11でNoの場合、第1突起位置設定工程S1に戻り、S1~S10を繰り返す。S11でYesの場合、第1ドアホールシール100の本体部110および第2ドアホールシール200の本体部210の周縁に、接着部120を形成する(S12)。
なお、金型における第1凸部111および第2凸部211を形成するための突起は、金型上の位置を簡便に変更するために、ベースとなる金型から分離して構成されてもよい。金型は、金属製であってもよく、または樹脂製であってもよい。また、突起の位置の変更は、手動によって行ってもよく、機械によって自動的に行ってもよい。
突起の位置の変更を機械によって自動的に行うためには、例えば、シリンダまたはモータ等のアクチュエータを制御することにより、金型の突起の位置を1ショットごとに変更してもよい。あるいは、例えばノック式ボールペン等に使用されるノックカムを用いて、金型が上下するごとに金型の突起の位置を変更してもよい。この場合、突起の位置は、ノックカムの回転軸を中心として回転する。
また、接着部形成工程S12において、第1凸部111および第2凸部211に対応する位置に凹部が形成された作業台等を用いてもよい。このような作業台の凹部に、第1凸部111または第2凸部211を収容すると、本体部110および本体部210の位置を固定することができる。よって、接着部120が粘性の高い材料により形成される場合でも、本体部110または本体部210の位置がずれ難いため、本体部110または本体部210の車外側の面に、接着部120を容易に形成することができる。
以上のように、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200は、金型の突起位置を簡便に変更可能な真空成形によって、簡便に製造することができる。ただし、第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200の製造方法は真空成形に限定されず、例えば射出成形によって第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200を製造してもよい。
〔変形例〕
実施形態1に係る第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200には3つの凸部が形成されているが、凸部の数はこれに限定されず、2つ以下または4つ以上の凸部が形成されていてもよい。例えば、これらのドアホールシールに2つ以下の凸部が形成される場合、ドアホールシールの製造が容易である。また、ドアホールシールに4つ以上の凸部が形成される場合、複数枚のドアホールシールが積み重ねられた状態で、ドアホールシール同士の接近がより安定して妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、ドアホールシール同士の接着をより効果的に防ぐことができる。
また、凸部は本体部に対して略平行に延伸する突条であってもよい。凸部が突条である場合、ドアホールシールに形成される凸部の数が少なくても、ドアホールシール同士の接近がより安定して妨げられるため、離型紙を使用することなく、ドアホールシール同士の接着を更に効果的に防ぐことができる。また、凸部の先端の面は平面でなくてもよく、例えば半球であってもよい。凸部の先端の面が半球である場合、ドアホールシールの本体部を真空成形した後、本体部を型から取り外すことが容易である。
実施形態1では、2種類の第1ドアホールシール100および第2ドアホールシール200が交互に積み重ねられているが、隣り合うドアホールシールの凸部が互いに異なる位置に配置される順であれば、3種類以上のドアホールシールを順番に積み重ねてもよい。また、実施形態1では、ドアホールシールの製造方法において、金型の突起を第1突起位置および第2突起位置に設定する工程S1、S6はそれぞれ、シートを金型に配置する工程S2およびS7の前にそれぞれ行われるが、各工程の順序はこれに限定されない。例えば、突起位置を設定する工程を、シートを取り出す工程S5、S10の後に行ってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態に係る第1ドアホールシール300は、第1凸部311が本体部310の接着部120と同じ面に形成されている点において、実施形態1に係る第1ドアホールシール100と異なる。また、本実施形態に係る第2ドアホールシール400は、第2凸部411が本体部410の接着部120と同じ面に形成されている点において、実施形態1に係る第2ドアホールシール200と異なる。
<第1ドアホールシール300の構造>
図2および図9を参照して、第1ドアホールシール300の構造について説明する。第1ドアホールシール300は、本体部310と、接着部120と、を備える。本体部310には、第1位置に3つの第1凸部311が形成されている。第1凸部311は、図9に示すように、車外側に向かって突出している。接着部120は、本体部310の車外側の面に配置されているため、第1凸部311および接着部120は、本体部310の同じ面に形成されている。
図9に示すように、第1凸部311の高さh3は、接着部120の厚さtよりも大きい。また、図2に示す3つの第1凸部311は、本体部310を基準とした高さh3がすべて同じであってもよい。
<第2ドアホールシール400の構造>
図5および図10を参照して、第2ドアホールシール400の構造について説明する。第2ドアホールシール400は、本体部410と、接着部120と、を備える。本体部410には、第2位置に3つの第2凸部411が形成されている。言い換えると、第2ドアホールシール400の第2凸部411は、第1ドアホールシール300の第1凸部311と異なる位置に配置されている。第2凸部411は、図10に示すように、車外側に向かって突出している。接着部120は、本体部410の車外側の面に配置されているため、第2凸部411および接着部120は、本体部410の同じ面に形成されている。
図10に示すように、第2凸部411の高さh4は、接着部120の厚さtよりも大きい。また、図5に示す3つの第2凸部411は、本体部410を基準とした高さh4がすべて同じであってもよい。
<第1ドアホールシール300および第2ドアホールシール400が積み重ねられた状態>
図11を参照して、第1ドアホールシール300、第2ドアホールシール400および第1ドアホールシール300が上から順に積み重ねられた状態について説明する。下側の第1ドアホールシール300と、第2ドアホールシール400とは、積み重ねられる方向に互いに隣り合っている。
下側の第1ドアホールシール300(一方のドアホールシール)の第1凸部311は、第2ドアホールシール400(他方のドアホールシール)の第2凸部411とは異なる位置に配置されている。そのため、第1凸部311は、第2ドアホールシール400の本体部410における第2凸部411とは異なる位置に当接する。また、第1凸部311は、第2ドアホールシール400の本体部410における接着部120が配置された位置とは異なる位置に当接する。
そして、下側の第1ドアホールシール300の第1凸部311が支えとなって、下側の第1ドアホールシール300と第2ドアホールシール400とが接近することを妨げる。そのため、下側の第1ドアホールシール300の接着部120が、隣接する第2ドアホールシール400に接触することが妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、下側の第1ドアホールシール300と第2ドアホールシール400との接着を防ぐことができる。
積み重ねられる方向に互いに隣り合う第2ドアホールシール400(一方のドアホールシール)および上側の第1ドアホールシール300(他方のドアホールシール)についても同様である。具体的には、第2ドアホールシール400の第2凸部411が支えとなって、第2ドアホールシール400と上側の第1ドアホールシール300とが接近することを妨げる。そのため、第2ドアホールシール400の接着部120が、隣接する第1ドアホールシール300に接触することが妨げられる。したがって、離型紙を使用することなく、第2ドアホールシール400と上側の第1ドアホールシール300との接着を防ぐことができる。
<第1ドアホールシール300および第2ドアホールシール400の製造方法>
第1ドアホールシール300および第2ドアホールシール400は、図8に示すフローチャートにおける接着部形成工程S12を除き、図8と同様の方法で製造することができる。
接着部形成工程S12では、第1凸部311および第2凸部411を上方に向けた状態で、本体部310および本体部410を作業台上に平面的に置き、接着部120を上方から形成することができる。この場合、接着部120を形成するための装置が、本体部310および本体部410における接着部120の形成位置を上方から押圧しても、本体部310および本体部410が傾きにくい。そのため、接着部120を容易に形成することができる。したがって、第1ドアホールシール300および第2ドアホールシール400を容易に製造することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100、300 第1ドアホールシール(一方のドアホールシール)
100a 重心
110、210、310、410 本体部
111、311 第1凸部
111A 平面
120 接着部
200、400 第2ドアホールシール(他方のドアホールシール)
211、411 第2凸部
D フロントドア(車両のドア)
P ドアインナーパネル
P1 サービスホール
h1、h3 第1凸部の高さ
h2、h4 第2凸部の高さ
t 接着部の厚さ

Claims (9)

  1. 車両のドアのドアインナーパネルに取り付けられるドアホールシールであって、
    前記ドアインナーパネルのサービスホールを塞ぐための本体部と、
    前記本体部の周縁に配置された、前記本体部を前記ドアインナーパネルに接着するための接着部と、を備え、
    前記本体部は、高さが前記接着部の厚さより大きい凸部が、前記接着部とは異なる位置に形成されており、
    複数枚の前記ドアホールシールが保管または運搬のために積み重ねられた状態では、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールについて、
    一方の前記ドアホールシールの前記凸部が、他方の前記ドアホールシールの前記凸部と異なる位置に配置され、
    前記一方のドアホールシールの前記凸部が、前記他方のドアホールシールの前記本体部における前記接着部が配置された位置と異なる位置に当接する、ドアホールシール。
  2. 前記本体部には、3つ以上の前記凸部が形成されており、
    複数枚の前記ドアホールシールが積み重ねられた状態では、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールについて、前記一方のドアホールシールにおける3つ以上の前記凸部が、前記他方のドアホールシールの前記本体部に当接する、請求項に記載のドアホールシール。
  3. 前記ドアホールシールの重心は、3つ以上の前記凸部により囲まれる平面を、該平面と垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれている、請求項に記載のドアホールシール。
  4. 車両のドアのドアインナーパネルに取り付けられるドアホールシールであって、
    前記ドアインナーパネルのサービスホールを塞ぐための本体部と、
    前記本体部の周縁に配置された、前記本体部を前記ドアインナーパネルに接着するための接着部と、を備え、
    前記本体部は、高さが前記接着部の厚さより大きい凸部が、前記接着部とは異なる位置に形成されており、
    前記本体部には、3つ以上の前記凸部が形成されており、
    複数枚の前記ドアホールシールが積み重ねられた状態では、積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールについて、一方のドアホールシールにおける3つ以上の前記凸部が、他方のドアホールシールの前記本体部に当接し、
    前記ドアホールシールの重心は、3つ以上の前記凸部により囲まれる平面を、該平面と垂直な方向に平行移動することにより形成される角柱の内部に含まれている、ドアホールシール。
  5. 3つ以上の前記凸部は、前記高さがすべて同じである、請求項2から4のいずれか1項に記載のドアホールシール。
  6. 前記凸部の先端の面が平面である、請求項1から5のいずれか1項に記載のドアホールシール。
  7. 前記凸部が、前記本体部の一方の面に形成されており、前記接着部が、前記本体部の他方の面に配置されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のドアホールシール。
  8. 前記凸部および前記接着部が、前記本体部の同じ面に形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のドアホールシール。
  9. 車両のドアのドアインナーパネルに取り付けられるドアホールシールを複数枚積み重ねる方法であって、
    前記ドアホールシールはそれぞれ、
    前記ドアインナーパネルのサービスホールを塞ぐための本体部と、
    前記本体部の周縁に配置された、前記本体部を前記ドアインナーパネルに接着するための接着部と、を備え、
    前記本体部は、高さが前記接着部の厚さより大きい凸部が形成されており、
    積み重ねられる方向に互いに隣り合う2枚の前記ドアホールシールのうち、一方の前記ドアホールシールの前記凸部を、他方の前記ドアホールシールの前記凸部と異なる位置に配置し、
    前記一方のドアホールシールの前記凸部を、前記他方のドアホールシールの前記本体部における前記接着部が配置された位置と異なる位置に当接するように配置して、ドアホールシールを複数枚積み重ねる方法。
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