JP7296547B2 - タッチパネル装置 - Google Patents
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Description
図1~図3に示すように、タッチパネル装置1は、光透過性を有するカバーガラス2を備えている。カバーガラス2は、例えば平面視長方形の板状に形成されている。カバーガラス2は、後述する粘着層7(図4参照)を介して後述する第2基板12の表面側に配置されている。
図1および図2に示すように、タッチパネル装置1には、フレキシブル配線板5が設けられている。フレキシブル配線板5は、柔軟性を有しかつ変形状態でもその電気的特性が変化しないように構成されている。フレキシブル配線板5は、例えばポリイミド(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の可撓性を有する絶縁フィルムからなる。フレキシブル配線板5は、その先端部が例えば異方導電性接着剤により後述する基板10の表面側に固着されるようになっている。
図2に示すように、タッチパネル装置1は、静電容量式のタッチセンサ6を備えている。タッチセンサ6は、カバーガラス2の裏面2bと対向して配置されている。図4に示すように、タッチセンサ6は、粘着層7を介してカバーガラス2の裏面側に配置されている。
図4に示すように、タッチセンサ6は、2つの基板10,10を有している。この実施形態において、基板10,10は、カバーガラス2の厚み方向に積層配置された第1基板11および第2基板12からなる。第1および第2基板11,12の各々は、平面視で略長方形状となっている。第1および第2基板11,12は、各々が粘着層7を介して互いに張り合わされるように構成されている。
図5および図6に示すように、タッチセンサ6は、複数のセンサ電極13,13,…を有している。各センサ電極13は、例えば、酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)や酸化錫等の光透過性を有する透明材からなる透明導電膜、または、各基板10上において銅などの導電金属からなる細線をメッシュ状に配置したメッシュパターンとして構成されている。なお、上記細線の材料としては、上記導電金属に限られず、導電樹脂材であってもよい。
図5および図6に示すように、タッチセンサ6は、複数の配線部16,16,…を備えている。配線部16,16,…は、センサ電極13,13,…を図示しない外部回路と電気的に接続するためのものである。配線部16,16,…は、導電性および遮光性を有する第1材料からなる。第1材料は、銅などの導電金属または導電樹脂材からなる。
図示しないが、タッチパネル装置1は、カバーガラス2に向かって光を照射可能な照光部を備えている。照光部は、例えば、LED、液晶パネル、有機ELパネル(OLEDパネル)などからなる。照光部は、第1基板11の裏面側に配置されている。
図4および図5に示すように、第1基板11の表面側には、遮光層20が設けられている。遮光層20は、上記第1材料からなる。すなわち、遮光層20は、第1配線部17,17,…と同じ材料により構成されている。
図2および図4に示すように、遮光層20には、複数(図示例では5つ)の図柄部21,21,…が設けられている。図5にも示すように、図柄部21,21,…は、第1基板11の周縁部において第1基板11の短辺方向に沿って間隔をあけて配置されている。
図6に示すように、第2基板12には、複数のスイッチ電極30,30,…が設けられている。各スイッチ電極30は、厚み方向において各図柄部21と重なるように配置されている。各スイッチ電極30には、各図柄部21に対応させた所定の機能が割り当てられている。なお、本実施形態では、「VOL」の文字を表した図柄部21に対応する位置にスイッチ電極が配置されていない。
図1~図3、および図7に示すように、カバーガラス2には、半透光性を有する半透光部4が設けられている。半透光部4は、カバーガラス2の裏面2bに形成されている。半透光部4は、加飾部3において加飾部3の構成材料が欠落した部分に対応する位置に形成されている。
以上のように、本実施形態に係るタッチパネル装置1では、第1配線部17,17,…(複数の配線部16,16,…)および遮光層20が導電性および遮光性を有する第1材料からなる。すなわち、第1配線部17,17,…および遮光層20は、同じ材料により構成されている。このため、例えば、第1基板11(基板10)に第1材料からなる導電層を形成した後に、エッチングにより、第1配線部17,17,…および遮光層20を同時に形成しかつ遮光層20において第1材料が欠落した部分に図柄部21,21,…を形成することが可能となる。特に、エッチングによれば、例えば第1材料が欠落した部分の幅(線幅)をミクロン単位で精度良く形成することが容易となる。その結果、図柄部21,21,…を、例えばミクロン単位(50μm程度)の細線を複数用いて複雑な形状の図柄に形成することが可能となる。そして、カバーガラス2の周縁部では、カバーガラス2の厚み方向において半透光性を有する半透光部4が図柄部21,21,…と重なっている。このため、上記照光部を第1基板11の裏面側に配置した場合には、当該照光部から図柄部21,21,…に向かって光を照射することにより、各図柄部21の図柄をカバーガラス2の表面2a側から視認させることが可能となる(図1を参照)。したがって、本実施形態に係るタッチパネル装置1では、複雑な形状の図柄を発光表示させることができる。
上記実施形態では、加飾部3および半透光部4をカバーガラス2の裏面2bに形成した形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、加飾部3および半透光部4をカバーガラス2の表面2aに形成してもよい。
2:カバーガラス
3:加飾部
4:半透光部
5:フレキシブル配線板
6:タッチセンサ
7:粘着層
10:基板
11:第1基板
12:第2基板
13:センサ電極
14:送信電極(第1センサ電極)
15:受信電極(第2センサ電極)
16:配線部
17:第1配線部
18:第2配線部
19:第3配線部
20:遮光層
21:図柄部
30:スイッチ電極
31:第1スイッチ電極
32:第2スイッチ電極
V:ビューエリア
Claims (4)
- 光透過性を有するカバーガラスと、
表面が前記カバーガラスの裏面と対向するように配置された透明性を有する基板と、
前記基板に設けられた複数のセンサ電極と、
前記基板の周縁部に設けられ、各々が前記複数のセンサ電極の各々と電気的に接続された複数の配線部と、
前記基板の周縁部において前記複数の配線部と重ならない位置に配置された遮光層と、を備え、
前記複数の配線部および前記遮光層の各々は、導電性および遮光性を有する第1材料からなり、
前記遮光層には、前記第1材料が欠落した部分に図柄状の図柄部が少なくとも1つ設けられており、
前記カバーガラスの周縁部には、半透光性を有する半透光部が設けられており、
前記半透光部は、前記カバーガラスの厚み方向において前記図柄部と重なっており、
前記基板は、第1基板と、前記厚み方向において前記第1基板に積層配置された第2基板と、を含み、
前記複数のセンサ電極は、前記第1基板に設けられた複数の第1センサ電極と、前記第2基板に設けられた複数の第2センサ電極と、を含み、
前記配線部は、前記第1基板に設けられかつ各々が前記複数の第1センサ電極の各々と電気的に接続された複数の第1配線部と、前記第2基板に設けられかつ各々が前記複数の第2センサ電極の各々と電気的に接続された複数の第2配線部と、を含み、
前記第1基板には、前記遮光層および前記図柄部が設けられており、
前記第2基板には、前記厚み方向において前記図柄部と重なるように配置されたスイッチ電極が設けられている、タッチパネル装置。 - 請求項1に記載のタッチパネル装置において、
前記カバーガラスの周縁部には、遮光性を有する暗色系の加飾部が設けられており、
前記加飾部は、前記厚み方向において前記複数の配線部と重なっており、
前記半透光部は、前記加飾部において前記加飾部の構成材料が欠落した部分に対応する位置に形成されている、タッチパネル装置。 - 請求項1または2に記載のタッチパネル装置において、
前記半透光部は、前記カバーガラスの表面または裏面に形成された半透光性を有する暗色系のスモーク層により構成されている、タッチパネル装置。 - 請求項1に記載のタッチパネル装置において、
前記複数の第1センサ電極は、前記第1材料からなる複数の細線が互いに交差したメッシュパターンにより構成されている、タッチパネル装置。
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