JP7296156B1 - ウッドキャンドル - Google Patents
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Abstract
Description
上記ウッドキャンドルにおいて、前記横孔は、前記キャンドル本体の周方向において等間隔にて複数設けられていることが好ましい。
上記ウッドキャンドルにおいて、前記キャンドル本体は、円柱状をなしており、前記キャンドル本体の外径は、20mm以上であり、且つ80mm以下であることが好ましい。
上記ウッドキャンドルにおいて、前記キャンドル本体の下部には、把持可能な長さを有する把持部が設けられており、前記把持部には、前記縦穴及び前記横孔が設けられていないことが好ましい。
同構成によれば、側部開口を通じて横孔に雨水が入り込みにくくなる。これにより、雨水によってキャンドル本体の火が消えることを抑制できる。
同構成によれば、専用の栓を用いることで、キャンドル本体の燃焼状態を一層容易に制御できる。
図1に示すように、ウッドキャンドルは、キャンドル本体10と栓20とを備えている。
図1及び図2に示すように、キャンドル本体10は、上下方向に延在する柱状の木材により形成されている。
キャンドル本体10の外径は、例えば20mm以上であり、且つ80mm以下である。キャンドル本体10の外径は、30mm以上であり、且つ40mm以下であることが好ましい。
図1~図5に示すように、キャンドル本体10は、1つの縦穴14と、複数の横孔15とを有している。
縦穴14は、例えば円孔である。縦穴14の内径は、例えば5mm~15mmである。本実施形態の縦穴14の内径は、13mmである。
複数の横孔15は、互いに同一の大きさ及び同一の形状を有している。
横孔15は、キャンドル本体10の軸線方向において等間隔にて3つ以上設けられている。
図4及び図5に示すように、横孔15は、例えばキャンドル本体10の周方向において90度間隔にて4つ設けられている。
図1及び図2に示すように、栓20は、横孔15に差し込まれることで横孔15を閉塞するように構成されている。
栓20は、例えば木材である。栓20は、キャンドル本体10と同様な広葉樹材により形成されていることが好ましい。
キャンドル本体10の上端面11に対してバーナーなどを用いて着火されると、図6に示すように、キャンドル本体10が上から下に向かって燃焼するようになる。ここで、外気が横孔15を通じて縦穴14に供給されることで、キャンドル本体10は、縦穴14を中心に燃焼するようになる。そして、縦穴14の内部が輻射熱によって高温に維持されることで、強風でも火が消えることなく燃焼し続けるようになる。
(1)キャンドル本体10は、縦穴14と、複数の横孔15とを有している。横孔15は、軸線方向において等間隔にて3つ以上設けられている。
(2)横孔15は、キャンドル本体10の周方向において等間隔にて複数設けられている、
こうした構成によれば、複数の横孔15を通じて外気がバランス良く縦穴14に供給される。これにより、キャンドル本体10の燃焼のしやすさが周方向においてばらつくことを抑制できる。
こうした構成によれば、キャンドル本体10を容易に把持することができる。したがって、ウッドキャンドルを松明として持ち運ぶことができる。
こうした構成によれば、キャンドル本体10の下部に設けられた把持部16には横孔15が設けられていないため、把持部16が握りやすくなる。また、把持部16に縦穴14及び横孔15が設けられていないことでキャンドル本体10の上部に比べて把持部16の燃焼が抑制される。これにより、ウッドキャンドルの携帯性が向上する。
こうした構成によれば、専用の栓20を用いることで、キャンドル本体10の燃焼状態を一層容易に制御できる。
<変形例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ウッドキャンドルは、専用の栓20を備えていないものであってもよい。
・図7に示すように、横孔15は、キャンドル本体10の径方向において縦穴14に近づくほど、すなわちキャンドル本体10の内周側ほど上端面11に近づくように傾斜して延びているものであってもよい。この場合、側部開口15aを通じて横孔15に雨水が入り込みにくくなる。これにより、雨水によってキャンドル本体10の火が消えることを抑制できる。
・キャンドル本体10の外径は、20mm未満であってもよい。また、キャンドル本体10の外径は、80mmよりも大きくてもよい。
・横孔15は、キャンドル本体10の周方向において不等間隔にて設けられるものであってもよい。
・キャンドル本体10は、広葉樹材に限定されず、針葉樹材によって形成されていてもよい。
11…上端面
12…下端面
13…外周面
14…縦穴
14a…上部開口
15…横孔
15a…側部開口
16…把持部
20…栓
Claims (4)
- 上下方向に延在する円柱状の木材により形成されたキャンドル本体を備え、
前記キャンドル本体は、
上端面と、
下端面と、
前記上端面と前記下端面との間に位置する外周面と、
前記キャンドル本体の軸線方向に沿って延在し、前記上端面に開口する上部開口を有する縦穴と、
前記外周面に開口する側部開口を有し、前記縦穴に連通するとともに互いに同一の大きさ及び同一の形状を有する複数の横孔と、を有しており、
前記キャンドル本体の外径は、20mm以上であり、且つ80mm以下であり、
前記横孔は、前記軸線方向において等間隔にて3つ以上設けられており、
前記キャンドル本体の下部には、把持部が設けられており、
前記把持部には、前記縦穴及び前記横孔が設けられていない、
ウッドキャンドル。 - 前記横孔は、前記キャンドル本体の周方向において等間隔にて複数設けられている、
請求項1に記載のウッドキャンドル。 - 前記横孔は、前記キャンドル本体の径方向において前記縦穴に近づくほど前記上端面に近づくように傾斜して延びている、
請求項1または請求項2に記載のウッドキャンドル。 - 前記横孔に差し込まれることで前記横孔を閉塞する栓を更に備えている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のウッドキャンドル。
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