JP7294024B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、制御装置および制御方法に関する。
従来、例えば、舞台や、スタジオ等において、照明装置や、音響スピーカ、幕類、美術オブジェ等を棒状の部材(バトン)に吊るして昇降させる吊物装置が知られている。
一般に、バトンを昇降させる場合、スタジオ等に設置されたセット(建造物等)等に接触しないように目視確認しながら昇降作業を行ったり、ユーザが設定した下限位置まで降下させたりする。
特開2014-120351号公報
しかしながら、バトンの昇降を手動で行ったり、予め定められた位置まで降下させたりする場合、作業者の熟練度等によってはセットに接触するおそれがあった。つまり、バトンの昇降位置を高精度に決定する点で改善の余地があった。
本発明が解決しようとする課題は、吊物装置の昇降位置を高精度に決定することができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
実施形態に係る制御装置は、認識部と、決定部とを具備する。前記認識部は、吊物装置以外の位置に設置されるセンサの検出結果に基づいて、前記吊物装置が配置される空間に存在する障害物を認識する。前記決定部は、前記認識部によって認識された前記障害物の情報に基づいて、前記吊物装置の可動範囲を決定する。
図1は、実施形態に係る制御方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、吊物情報の一例を示す図である。 図4は、吊物物体情報の一例を示す図である。 図5は、決定部による可動範囲の決定処理を示す図である。 図6は、実施形態に係る制御装置が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下で説明する実施形態に係る制御装置1は、認識部22と、決定部23とを具備する。認識部22は、吊物装置100以外の位置に設置されるセンサ(物体検出センサ10)の検出結果に基づいて、吊物装置100が配置される空間SPに存在する障害物OBを認識する。決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBの情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する。
以下で説明する実施形態に係る制御装置1は、設定部24を具備する。設定部24は、決定部23によって決定された可動範囲に基づいて、吊物装置100の下限位置を設定する。
以下で説明する実施形態に係る制御装置1において、認識部22は、物体検出センサ10によって検出される物体の中から、吊物装置100を認識し、認識した吊物装置100以外の物体を障害物OBとして認識する。
以下で説明する実施形態に係る制御装置1は、取得部21を具備する。取得部21は、吊物装置100に吊られる吊物物体に関する情報を取得する。決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBおよび取得部21によって取得された情報に基づいて、可動範囲を決定する。
以下で説明する実施形態に係る制御装置1において、物体検出センサ10は、3次元スキャナである。認識部22は、3次元スキャナの検出結果に基づいて、障害物OBの3次元位置を認識する。決定部23は、3次元位置に基づいて、可動範囲を決定する。
以下、図面を参照して、実施形態に係る制御装置および制御方法について説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
まず、図1を用いて、実施形態に係る制御方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る制御方法の概要を示す図である。図1では、実施形態に係る制御方法を実行する制御装置1と、制御装置1によって制御される吊物装置100とを示している。なお、図1では、制御装置1および吊物装置100は別体で構成されているが、制御装置1および吊物装置100が一体で構成されてもよい。
吊物装置100は、例えば、金属製の棒状部材、いわゆるバトン110を備え、バトン110には、図示しない照明装置や、音響スピーカ、幕類、美術オブジェ等の吊物物体が吊るされる。また、吊物装置100は、舞台や、スタジオ等といった所定の空間SPにおいて、吊物物体に応じた高さ位置までバトン110を昇降する。
具体的には、吊物装置100によるバトン110の昇降は、バトン110に繋がれた金属ワイヤーによって天井部に設置されたプーリー(滑車)を介して、電動や油圧等の動力機構(主にモータ)によって巻き上げられることで上昇したり、降下したりする。
ここで、従来、吊物装置によるバトンの昇降は、昇降操作端末(操作盤や操作卓)を介して、ユーザが手動で操作したり、あるいは、ユーザが予め設定した下限位置まで自動降下させたりしていた。しかしながら、バトンの昇降を手動で行ったり、予め定められた位置まで降下させたりする場合、作業者であるユーザの熟練度等によってはスタジオ等に設置されたセットに接触するおそれがあった。このように、従来は、バトンの昇降位置を高精度に決定する点で改善の余地があった。
そこで、実施形態に係る制御方法では、物体を検出するセンサ(物体検出センサ10)によって障害物を認識し、認識した障害物に基づいて吊物装置100の可動範囲(昇降位置)を自動で制御することとした。
具体的には、実施形態に係る制御方法では、まず、吊物装置100以外の位置に設置される物体検出センサ10の検出結果に基づいて、吊物装置100が配置される空間SPに存在する障害物OB1,OB2を認識する(ステップS1)。なお、図1では、物体検出センサ10の一例として、3次元スキャナ(3Dスキャナ)を示している。
ここで、障害物OB1,OB2となり得る物体とは、スタジオ等に設置されたセット(建造物)等の静止物体や、スタジオ内を移動する移動体(人や、各種乗り物等)である。なお、以下では、障害物OB1,OB2を障害物OBと総称する場合がある。
例えば、実施形態に係る制御方法では、3Dスキャナの検出結果に基づいて、吊物装置100(バトン110)を認識し、認識した吊物装置100以外の物体を障害物OB1,OB2として認識する。
そして、実施形態に係る制御方法では、認識した障害物OB1,OB2の情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する(ステップS2)。例えば、実施形態に係る制御方法では、障害物OB1,OB2に当たらない高さ位置までを吊物装置100の可動範囲として決定する。
なお、実施形態に係る制御方法では、吊物装置100に吊られる吊物物体を考慮して所定のマージンを設けた可動範囲を決定したり、吊物物体の床面方向への取付長さを考慮して可動範囲を決定したりできるが、かかる点については後述する。
このように、実施形態に係る制御方法では、物体検出センサ10によって認識された障害物OBに基づいて吊物装置100の可動範囲を決定することで、吊物装置100に吊られたバトン110や、バトン110に吊られた吊物物体を障害物OBに当たらない位置まで容易に昇降させることができる。すなわち、実施形態に係る制御方法によれば、吊物装置100の昇降位置を高精度に決定することができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る制御装置1の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る制御装置1の構成例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、制御装置1は、物体検出センサ10と、吊物装置100と、操作端末200とに接続される。
物体検出センサ10は、所定の空間SPに存在する物体を検出するセンサである。物体検出センサ10は、上述した3Dスキャナ以外にも、カメラや、赤外線センサ、レーダ装置等の各種センサを用いることができる。
なお、物体検出センサ10は、1つであってもよく、複数であってもよい。つまり、制御装置1は、例えば、設置される位置が異なる複数の物体検出センサ10から検出結果を取得したり、異なるセンサ種別(例えば、3Dスキャナとカメラ)の複数の物体検出センサ10から検出結果を取得するようにしてもよい。
吊物装置100は、吊物物体を吊るすためのバトン110を備えた昇降装置である。吊物物体は、例えば、照明装置や、音響スピーカ、幕類、美術オブジェ等である。なお、吊物装置100は、1以上のバトン110を昇降可能に構成されてもよく、複数の吊物装置100それぞれが1のバトン110を昇降可能に構成されてもよい。
操作端末200は、操作盤や操作卓とも称され、制御装置1から吊物装置100の可動範囲の情報を取得して表示したり、ユーザの操作に基づいて、制御装置1を介して吊物装置100に対して昇降させる制御信号を送信したりする。
制御装置1は、制御部2と、記憶部3とを具備する。制御部2は、取得部21と、認識部22と、決定部23と、設定部24とを具備する。記憶部3は、吊物情報31と、吊物物体情報32とを記憶する。
ここで、制御装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、データフラッシュ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の取得部21、認識部22、決定部23および設定部24として機能する。
また、制御部2の取得部21、認識部22、決定部23および設定部24の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやデータフラッシュに対応する。RAMやデータフラッシュは、吊物情報31や、吊物物体情報32、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、制御装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
記憶部3に記憶された吊物情報31は、吊物装置100が具備するバトン110に関する情報である。図3は、吊物情報31の一例を示す図である。図3に示すように、吊物情報31には、「バトンID」、「バトン位置」、「最大可動範囲」、「吊物物体」といった項目が含まれる。図3に示す吊物情報31は、例えば、物体検出センサ10の検出結果に基づいて生成されてもよく、ユーザによって手動操作で入力された情報に基づいて生成してもよい。
「バトンID」は、吊物装置100が具備するバトン110を識別する識別情報である。「バトン位置」は、空間SPにおけるバトン110の位置を示す情報である。例えば、バトン位置は、空間SPの前方から複数のバトン110が後方に向かって並んでいる場合、何列目(例えば、1列目等)であるかを示す情報である。また、バトン位置は、例えば、XYZ座標等の3次元座標で表されてもよい。「最大可動範囲」は、バトン110の最も広い可動範囲を示す。具体的には、「最大可動範囲」は、障害物OBが存在しない場合の可動範囲であり、例えば、天井から床面までの高さである。
「吊物物体」は、バトン110に吊り下げられた吊物物体に関する情報である。「吊物物体」には、「物体ID」、「取付位置」、「取付長さ」といった項目を含む。「物体ID」は、吊物物体を識別する識別情報である。「取付位置」は、バトン110における吊物物体が設置される位置である。「取付位置」は、例えば、バトン110における一方端からの距離で表される。「取付長さ」は、吊物物体の吊り下げ距離であり、バトン110から吊物物体の最下部までの距離である。
なお、図3に示す吊物情報31は一例であり、他の情報を含ませることもできる。例えば、「取付長さ」に代えて、バトン110から吊物物体の最上部までの距離の情報を記憶しておき、かかる最上部の距離の情報に基づいて、バトン110から吊物物体の最下部までの距離である「取付長さ」を算出してもよい。かかる場合、図4に示す吊物物体情報32には、吊物物体の寸法情報(吊物物体の最上部から最下部までの距離情報等)を含ませるようにする。
次に、記憶部3に記憶された吊物物体情報32は、吊物物体に関する情報である。図4は、吊物物体情報32の一例を示す図である。図4に示すように、吊物物体情報32には、「物体ID」、「物体種別」といった項目を含む。図4に示す吊物物体情報32は、例えば、物体検出センサ10の検出結果に基づいて生成されてもよく、ユーザによって手動操作で入力された情報に基づいて生成してもよい。
「物体ID」は、吊物物体を識別する識別情報である。「物体種別」は、吊物物体の種別を示す情報である。
次に、制御部2の各機能(取得部21、認識部22、決定部23および設定部24)について説明する。
取得部21は、各種情報を取得する。取得部21は、物体検出センサ10からセンサの検出結果を取得する。例えば、物体検出センサ10が3Dスキャナである場合、空間SPの点群データを取得する。また、物体検出センサ10がカメラである場合、空間を撮像した画像や、画像解析により検出された物体の情報等を取得する。
また、取得部21は、吊物装置100(バトン110)に吊られる吊物物体に関する情報を取得する。例えば、取得部21は、物体検出センサ10の検出結果や、ユーザの手動操作により入力された情報に基づいて生成された吊物情報31や、吊物物体情報32を取得し、記憶部3に記憶する。あるいは、取得部21は、RDM(Raw Device Mapping)等の双方向通信により、照明装置等の吊物物体から吊物情報31や吊物物体情報32を取得するようにしてもよい。
認識部22は、取得部21によって取得された情報に基づいて、空間SPに存在する物体を認識する。具体的には、認識部22は、物体検出センサ10の検出結果に基づいて、吊物装置100が配置される空間SPに存在する障害物OBを認識する。例えば、認識部22は、取得部21によって取得された3Dスキャナの検出結果に基づいて、障害物OBの3次元位置を認識する。
より具体的には、認識部22は、物体検出センサ10によって検出された物体の中から、吊物装置100(バトン110)を認識し、認識した吊物装置100以外の物体を障害物OBとして認識する。これにより、吊物装置100と障害物OBとを識別して認識できる。なお、吊物装置100の認識は、例えば、点群データや画像を用いたパターンマッチングによって認識することができる。また、吊物装置100が複数のバトン110を具備する場合、例えば、吊物情報31における「バトン位置」に基づいて、各バトン110の位置を識別してもよい。つまり、認識部22は、吊物装置100(バトン110)の数や、位置を認識する。また、認識部22は、吊物装置100やバトン110に吊物物体が吊るされている場合は、同様に点群データや画像を用いたパターンマッチングによって吊物物体を認識してもよい。
あるいは、認識部22は、ユーザから障害物OBとなるセット(建造物等)の位置情報を予め取得しておき、かかる位置情報と、物体検出センサ10で検出された物体の情報とを照合して、障害物OBの種別や、数、位置等を認識してもよい。
決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBの情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する。例えば、決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBの3次元位置に基づいて、可動範囲を決定する。具体的には、決定部23は、3次元位置であるXYZ座標等によって表現される可動範囲を決定する。このように、決定部23は、3次元位置に基づいて可動範囲を決定することで、吊物装置100(バトン110)の可動範囲を高精度に決定することができる。
また、決定部23は、障害物OBの位置(高さ位置)に基づいて、障害物OBに当たらない位置までを可動範囲として決定する。また、決定部23は、障害物OBの位置から所定のマージンを加味して可動範囲を決定してもよい。かかる点について、図5を用いて説明する。
図5は、決定部23による可動範囲の決定処理を示す図である。図5に示すように、決定部23は、可動範囲のうち、下限側について、障害物OBの高さ位置から所定のマージンをあけた位置を可動範囲の下限として決定する。
また、決定部23は、可動範囲の上限については、例えば、天井部の位置であるが、例えば、他のバトン110に吊るされた吊物物体が上方に存在する場合(つまり、吊物物体が障害物となる場合)、かかる吊物物体から所定のマージンをあけた位置を可動範囲の上限として決定する。
このように、決定部23は、障害物OBの位置から所定のマージンを加味して可動範囲を決定することで、例えば、制御装置1や吊物装置100で把握していない吊物物体が有る場合や、障害物OBであるセットが動いた場合であっても、吊物物体(あるいは、バトン110)が障害物OBと当たることを減らすことができる。
なお、マージンは、例えば、固定値であってもよく、あるいは、障害物OBの特性(動きやすさ、動く範囲)や、種別に応じて設定されてもよい。また、マージンは、例えば、吊物物体が吊られた場合には、吊物物体の種別に応じて設定されてもよい。つまり、マージンは、空間SPの状況に応じて動的に変更可能である。
また、決定部23は、吊物装置100に吊られる吊物物体を加味して可動範囲を決定してもよい。具体的には、決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBおよび取得部21によって取得された吊物物体に関する情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する。
例えば、決定部23は、吊物情報31における「吊物物体」の「取付長さ」に基づいて可動範囲の下限を決定する。具体的には、決定部23は、図5で示した可動範囲の下限側について、吊物物体の取付長さ分だけ上方に寄せた下限を決定する。これにより、所定の取付長さを有する吊物物体を吊るした場合であっても、障害物OBと当たることを減らすことができる。
また、決定部23は、吊物物体の種別を考慮してもよい。例えば、決定部23は、障害物OBが熱に弱い物体であり、吊物物体が照明装置等の熱を帯びやすい物体である場合、可動範囲の下限(あるいはマージン)を障害物OBから所定距離以上離すように決定してもよい。これにより、障害物OBと吊物物体とが互いに干渉して悪影響を及ぼすことを減らすことができる。
設定部24は、決定部23によって決定された可動範囲に基づいて、吊物装置100(バトン110)の下限位置を設定する。例えば、設定部24は、可動範囲の下限を吊物装置100の下限位置として自動で設定する。このように、決定部23によって決定された可動範囲に基づいて下限位置を決定することで、吊物装置100の下限位置を高精度に設定することができる。
また、設定部24は、例えば、決定部23によって決定された可動範囲を操作端末200へ出力して操作端末200で表示させて、ユーザから吊物装置100の下限位置の指定を受け付けるようにしてもよい。
次に、図6を用いて、実施形態に係る制御装置1が実行する制御処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る制御装置1が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、取得部21は、まず、物体検出センサ10の検出結果を取得する(ステップS101)。
つづいて、認識部22は、取得部21によって取得された検出結果に基づいて、吊物装置100が配置される空間SPに存在する障害物OBを認識する(ステップS102)。
つづいて、取得部21は、吊物物体に関する情報を取得する(ステップS103)。
つづいて、決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBおよび取得部21によって取得された吊物物体に関する情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する(ステップS104)。
つづいて、設定部24は、決定部23によって決定され可動範囲に基づいて、吊物装置100の下限位置を設定し(ステップS105)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る制御装置1は、認識部22と、決定部23とを具備する。認識部22は、吊物装置100以外の位置に設置される物体検出センサ10の検出結果に基づいて、吊物装置100が配置される空間SPに存在する障害物OBを認識する。決定部23は、認識部22によって認識された障害物OBの情報に基づいて、吊物装置100の可動範囲を決定する。これにより、吊物装置100の昇降位置を高精度に決定することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御装置
2 制御部
3 記憶部
10 物体検出センサ
21 取得部
22 認識部
23 決定部
24 設定部
31 吊物情報
32 吊物物体情報
100 吊物装置
110 バトン
200 操作端末
OB 障害物

Claims (5)

  1. 吊物装置以外の位置に設置されるセンサの検出結果に基づいて、前記吊物装置が配置される空間に存在する障害物を認識する認識部と;
    前記認識部によって認識された前記障害物の情報に基づいて、前記障害物に当たらない位置に前記吊物装置の可動範囲を決定する決定部と;
    を具備することを特徴とする制御装置。
  2. 前記認識部は、
    前記センサによって検出される物体の中から、前記吊物装置を認識し、認識した前記吊物装置以外の物体を前記障害物として認識すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記吊物装置に吊られる吊物物体に関する情報を取得する取得部;をさらに備え、
    前記決定部は、
    前記認識部によって認識された前記障害物および前記取得部によって取得された前記情報に基づいて、前記吊物物体が前記障害物に当たらない位置に前記可動範囲を決定すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記センサは、3次元スキャナであり、
    前記認識部は、
    前記3次元スキャナの検出結果に基づいて、前記障害物の3次元位置を認識し、
    前記決定部は、
    前記3次元位置に基づいて、前記可動範囲を決定すること
    を特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の制御装置。
  5. 吊物装置以外の位置に設置されるセンサの検出結果に基づいて、前記吊物装置が配置される空間に存在する障害物を認識する認識工程と;
    前記認識工程によって認識された前記障害物の情報に基づいて、前記障害物に当たらない位置に前記吊物装置の可動範囲を決定する決定工程と;
    を含むことを特徴とする制御方法。
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