JP7292494B2 - ブラインド制御システム、ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、及び、プログラム - Google Patents

ブラインド制御システム、ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本開示は、ブラインド制御システム、ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、及び、プログラムに関する。
現在、住宅、オフィスビル等の建物の部屋に入る日射を遮蔽する遮蔽装置として、電動ブラインドが知られている。電動ブラインドは、例えば、制御装置から供給された制御信号に従って、電動で開閉状態が制御されるブラインドである。電動ブラインドは、部屋の空調効率、ユーザである居住者の快適性等に基づいて設定された制御スケジュールに従って制御されることがある。
例えば、電動ブラインドは、夏場には、部屋に日射が入る時刻に閉状態となり、部屋に日射が入らなくなる時刻に開状態となることを指示する制御スケジュールに従って制御される。このように、制御スケジュールに従って電動ブラインドを制御する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平11-152973号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、居住者が窓から部屋の外に出ているときに制御スケジュールに従った制御により電動ブラインドが閉じると、居住者が部屋の中に戻れない可能性がある。このため、制御スケジュールに基づく電動ブラインドの制御によりユーザが部屋の外に締め出されることを抑制する技術が望まれている。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、制御スケジュールに基づく電動ブラインドの制御によりユーザが部屋の外に締め出されることを抑制するブラインド制御システム、ブラインド制御装置、ブラインド制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係るブラインド制御システムは、
錠を有する窓に設置された電動ブラインドに対する制御スケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、
前記錠の状態を検出する検出手段と、
前記制御スケジュールが、前記電動ブラインドを閉じる制御である閉制御を指示する場合、前記検出手段が検出した前記錠の状態に応じて、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する制御手段と、を備える。
本開示では、制御スケジュールが閉制御を指示する場合、電動ブラインドが設置された窓が有する錠の状態に応じて、電動ブラインドが閉じるように電動ブラインドが制御される。従って、本開示によれば、制御スケジュールに基づく電動ブラインドの制御によりユーザが部屋の外に締め出されることを抑制することができる。
実施の形態1に係るブラインド制御システムの構成図 実施の形態1に係る電動ブラインドが設置された窓の外観図 実施の形態1に係るセンサの配置の説明図であり、(A)は錠周辺部の側面図であり、(B)は錠周辺部の正面図 実施の形態1に係る制御装置の構成図 実施の形態1に係る電動ブラインドの構成図 実施の形態1に係る制御装置の機能構成図 スケジュール情報を示す図 実施の形態1に係る電動ブラインドの状態遷移図 実施の形態1に係る制御装置が実行するブラインド制御処理を示すフローチャート 実施の形態2に係るブラインド制御システムの構成図 実施の形態2に係る制御装置が実行するブラインド制御処理を示すフローチャート 実施の形態3に係る制御装置の機能構成図 実施の形態3に係る制御装置が実行するブラインド制御処理を示すフローチャート 変形例1に係るセンサの配置の説明図であり、(A)は錠が解錠状態であるときの錠周辺部の正面図であり、(B)は錠が施錠状態であるときの錠周辺部の正面図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
(実施の形態1)
図1に、実施の形態1に係るブラインド制御システム1000の構成を示す。ブラインド制御システム1000は、電動ブラインド500を制御するシステムである。電動ブラインド500は、電動ブラインド500の状態を制御するためのブラインド制御情報に基づいて、住宅、オフィスビル等の建物の部屋の内部に入る日射の量を電動で制御する遮蔽装置である。本実施の形態では、図2に示すように、電動ブラインド500は、錠610を有する窓600に設置される。電動ブラインド500は、ルーバー520を収納する収納部510と、部屋の内部に入り込む日射を遮るルーバー520とを備える。
電動ブラインド500は、ブラインド制御情報に基づいて、電動ブラインド500の状態を全開状態から全閉状態までの間で切り替える。全開状態は、ルーバー520が、収納部510に収納され、部屋の内部に入る日射を制限しない状態である。全閉状態は、ルーバー520が、窓600の全体を覆い、部屋の内部に入る日射を制限する状態である。全開状態と全閉状態との間の状態である途中停止状態は、ルーバー520の一部分が収納部510に収納され、ルーバー520の他の部分が、窓600の一部を覆い、部屋の内部に入る日射の一部を制限する状態である。なお、図2に示す電動ブラインド500の状態は、途中停止状態である。
本実施の形態では、基本的に、電動ブラインド500の状態は、ルーバー520の収納状態により定義され、ルーバー520のスラット角は考慮されない。電動ブラインド500は、窓600の室外側に設置されてもよいし、窓600の室内側に設置されてもよい。なお、本開示における電動ブラインド500は、制御スケジュールにより制御される電動シャッターを含む概念である。本実施の形態では、電動ブラインド500が設置される建物は住宅であり、電動ブラインド500のユーザは住宅の居住者である。
電動ブラインド500が設置される窓600は、居住者の出入りが可能な窓である。従って、例えば、居住者は、部屋の中から窓600を通って部屋の外に出たり、部屋の外から窓600を通って部屋の中に入ったりすることができる。部屋の外は、ベランダ、庭等である。本実施の形態では、窓600は、窓600AAと窓600ABとを備え、これら2枚の窓が相互にスライドすることで開閉する引き違い形式の窓である。窓600は、窓600の状態を固定する錠610を有する。本実施の形態では、錠610は、窓600AAと窓600ABとを相互に固定し、窓600の状態を全閉状態に固定するクレセント錠である。クレセント錠は、金属製の窓枠であるサッシを有する窓の室内側に取り付けられる締め金具である。クレセント錠は、軸周りに回転する半円状の部分を有する。
ところで、電動ブラインド500の状態が制御スケジュールに従って自動で制御されると、居住者が部屋から締め出されることがある。例えば、制御スケジュールが全閉制御を指示する時刻が到来する直前に、居住者が部屋の中から窓600を通って部屋の外に出た場合を想定する。この場合、電動ブラインド500の状態が全閉状態に移行し、電動ブラインド500により窓600の全体が覆われたとき、居住者の居場所は部屋の外にいる。この居住者は、電動ブラインド500のせいで、窓600を通って部屋の中に戻ることができない可能性がある。
例えば、電動ブラインド500が電動シャッターのように丈夫な素材で形成されている場合、居住者は窓600を通って部屋の中に戻ることは困難である。また、仮に、電動ブラインド500がそれ程丈夫な素材で形成されていない場合でも、居住者が窓600を通って部屋の中に戻るときに電動ブラインド500が破損する可能性がある。そこで、本実施の形態に係るブラインド制御システム1000は、制御スケジュールに従って電動ブラインド500を制御するときに錠610の状態を考慮することにより、人が部屋から締め出されることを抑制する。
図1に示すように、ブラインド制御システム1000は、制御装置100と、端末装置200と、センサ300と、リモートコントローラ400とを備える。制御装置100は、錠610の状態を考慮しつつ、制御スケジュールに従って電動ブラインド500を制御する。また、制御装置100は、リモートコントローラ400が居住者から受け付けた手動操作に従って、電動ブラインド500を制御する。制御装置100は、ブラインド制御装置の一例である。制御装置100の詳細な構成及び機能については後述する。
端末装置200は、制御装置100のユーザインターフェースとして機能する端末装置である。端末装置200は、制御スケジュールを設定するための画面を表示し、制御スケジュールを設定するための操作をユーザである居住者から受け付ける。端末装置200は、居住者から受け付けた操作に従って制御スケジュールを生成し、生成した制御スケジュールを示すスケジュール情報を制御装置100に送信する。なお、居住者は、季節、天候等を考慮して、制御スケジュールを決定することができる。端末装置200は、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。
センサ300は、錠610の状態を検出するセンサである。以下、適宜、「錠610の状態」を「錠状態」という。センサ300は、検出した錠状態を示す錠状態情報を制御装置100に送信する。センサ300が錠状態を検出する方法は、適宜、調整することができる。以下、図3を参照して、センサ300が、磁気を検出することにより、錠610の状態を検出する例について説明する。
図3は、センサ300の配置の説明図である。図3(A)は、錠周辺部の側面図である。つまり、図3(A)は、窓600における錠610の周辺の部分である錠周辺部を、窓600のガラス面と直交する方向と鉛直方向とに直交する方向から見た様子を示す図である。図3(B)は、錠周辺部の正面図である。つまり、図3(B)は、錠周辺部を、窓600のガラス面と直交する方向から見た様子を示す図である。
錠610は、窓600が有する金属製の窓枠であるサッシ620に固定される。ここで、錠610における磁石取付部に、磁石350が取り付けられる。磁石取付部は、錠610の状態の変化に伴って位置が大きく変化する部分である。つまり、錠610の状態が施錠状態であるときの磁石取付部の位置と、錠610の状態が解錠状態であるときの磁石取付部の位置とは大きく異なる。施錠状態は、錠610が閉じた窓600を固定している状態であり、錠610が窓600Aと窓600Bとを固定している状態である。解錠状態は、錠610が窓600を固定していない状態であり、錠610が窓600Aと窓600Bとを固定していない状態である。
センサ300は、サッシ620におけるセンサ取付部に取り付けられる。センサ取付部は、錠610の状態の変化に伴って、磁石取付部との間の距離が大きく変化する部分である。つまり、錠610の状態が施錠状態である場合におけるセンサ取付部と磁石取付部との間の距離と、錠610の状態が解錠状態である場合におけるセンサ取付部と磁石取付部との間の距離とは大きく異なる。従って、錠610の状態が施錠状態である場合におけるセンサ300と磁石350との間の距離と、錠610の状態が解錠状態である場合におけるセンサ300と磁石350との間の距離とは大きく異なる。
本実施の形態では、錠610の状態が施錠状態であるときに、センサ300と磁石350とが近接し、錠610の状態が解錠状態であるときに、センサ300と磁石350とが近接しない。従って、センサ300は、錠610の状態が施錠状態であるときに、磁石350が発生した磁場を検出する。一方、センサ300は、錠610の状態が解錠状態であるときに、磁石350が発生した磁場を検出しない。
つまり、センサ300は、予め定められた閾値以上の大きさの磁場を検出した場合、錠610の状態が施錠状態であることを示す錠状態情報を制御装置100に供給する。一方、センサ300は、上記閾値以上の大きさの磁場を検出しない場合、錠610の状態が解錠状態であることを示す錠状態情報を制御装置100に供給する。なお、センサ300は、配線310を介してセンサ300と接続された通信装置を介して、錠状態情報を制御装置100に送信する。センサ300は、例えば、ホール素子、磁気抵抗効果素子等を含む磁気センサである。センサ300は、検出手段の一例である。
リモートコントローラ400は、電動ブラインド500に対する手動操作をユーザである居住者から受け付ける。手動操作は、居住者の動作を伴う操作であり、各種のボタンを押圧する操作である。リモートコントローラ400は、閉制御を指示する操作である閉制御指示操作を受け付ける閉制御ボタンと、開制御を指示する操作である開制御指示操作を受け付ける開制御ボタンと、閉制御又は開制御の中止を指示する操作である停止指示操作を受け付ける停止ボタンとを含む。
リモートコントローラ400は、閉制御指示操作を受け付けた場合、閉制御指示操作を示す手動操作情報を制御装置100に送信する。リモートコントローラ400は、開制御指示操作を受け付けた場合、開制御指示操作を示す手動操作情報を制御装置100に送信する。リモートコントローラ400は、停止指示操作を受け付けた場合、停止指示操作を示す手動操作情報を制御装置100に送信する。
閉制御は、電動ブラインド500を閉じる制御であり、電動ブラインド500の状態を全閉状態に近づける制御である。閉制御は、電動ブラインド500の状態を全開状態又は途中停止状態から全閉状態にするための制御である全閉制御と、電動ブラインド500の状態を全開状態から途中停止状態にするための制御と、電動ブラインド500の状態を途中停止状態からこの途中停止状態よりも閉じた途中停止状態にするための制御とを含む。本実施の形態では、閉制御ボタンの押圧操作により実行される閉制御は全閉制御である。
開制御は、電動ブラインド500を開く制御であり、電動ブラインド500の状態を全開状態に近づける制御である。開制御は、電動ブラインド500の状態を全閉状態又は途中停止状態から全開状態にするための制御である全開制御と、電動ブラインド500の状態を全閉状態から途中停止状態にするための制御と、電動ブラインド500の状態を途中停止状態からこの途中停止状態よりも開いた途中停止状態にするための制御とを含む。本実施の形態では、開制御ボタンの押圧操作により実行される開制御は全開制御である。
閉制御を中止することは、電動ブラインド500の状態を全閉移行状態から途中停止状態にすることである。全閉移行状態は、全閉状態に移行中の状態であり、閉制御中における電動ブラインド500の状態である。開制御を中止することは、電動ブラインド500の状態を全開移行状態から途中停止状態にすることである。全開移行状態は、全開状態に移行中の状態であり、開制御中における電動ブラインド500の状態である。リモートコントローラ400は、操作受付手段の一例である。
次に、図4を参照して、制御装置100の構成について説明する。図4に示すように、制御装置100は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、操作部14と、表示部15と、音出力部16とを備える。これら各部は、通信バスを介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)等を備える。CPUは、中央処理装置、中央演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等とも呼び、制御装置100の制御に係る処理及び演算を実行する中央演算処理部として機能する。制御部11において、CPUは、ROMに格納されているプログラム及びデータを読み出し、RAMをワークエリアとして用いて、制御装置100を統括制御する。RTCは、例えば、計時機能を有する集積回路である。なお、CPUは、RTCから読み出される時刻情報から現在日時を特定可能である。
記憶部12は、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリを備えており、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。記憶部12は、制御部11が各種処理を実行するために使用するプログラム及びデータを記憶する。また、制御部11が各種処理を実行することにより生成又は取得するデータを記憶する。記憶部12は、記憶手段の一例である。
通信部13は、制御部11による制御に従って、端末装置200、センサ300に接続された通信装置、リモートコントローラ400、電動ブラインド500のそれぞれと通信する。通信部13は、端末装置200とセンサ300に接続された通信装置とリモートコントローラ400と電動ブラインド500とのそれぞれと有線又は無線で通信するための少なくとも1つの通信インターフェースを備える。通信部13は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN等の周知の通信規格に則って通信する。
操作部14と表示部15とは、制御装置100のユーザインターフェースである。操作部14は、ユーザである居住者から各種の操作を受け付け、受け付けた操作の内容を示す操作情報を制御部11に供給する。操作部14は、ボタン、レバー、タッチスクリーン等である。表示部15は、制御部11による制御に従って、各種の画像を表示する。例えば、表示部15は、制御部11から供給された画像情報に基づく画像を表示する。表示部15は、液晶ディスプレイ、タッチスクリーン等である。音出力部16は、制御部11による制御に従って、各種の音を出力する。例えば、音出力部16は、制御部11から供給された音声情報に基づく音声を出力する。音出力部16は、スピーカ、ブザー等である。
次に、図5を参照して、電動ブラインド500の構成について説明する。図5に示すように、電動ブラインド500は、制御部51と、記憶部52と、通信部53と、駆動部54とを備える。これら各部は、通信バスを介して接続される。なお、図5では、収納部510、ルーバー520等の図示を省略している。
制御部51は、CPU、ROM、RAM、RTC等を備える。CPUは、中央処理装置、中央演算装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP等とも呼び、電動ブラインド500の制御に係る処理及び演算を実行する中央演算処理部として機能する。制御部51において、CPUは、ROMに格納されているプログラム及びデータを読み出し、RAMをワークエリアとして用いて、電動ブラインド500を統括制御する。CPUは、RTCから読み出される時刻情報から現在日時を特定可能である。
記憶部52は、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性の半導体メモリを備えており、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。記憶部52は、制御部51が各種処理を実行するために使用するプログラム及びデータを記憶する。また、制御部51が各種処理を実行することにより生成又は取得するデータを記憶する。
通信部53は、制御部51による制御に従って、制御装置100と通信する。通信部53は、制御装置100と通信するための通信インターフェースを備える。通信部53は、Wi-Fi、Bluetooth、有線LAN、無線LAN等の周知の通信規格に則って通信する。
駆動部54は、制御部51による制御に従って駆動し、ルーバー520の収納状態とルーバー520のスラット角とを調整する。駆動部54は、例えば、ルーバー520の収納状態を調整するためのステッピングモータと、ルーバー520のスラット角を調整するためのステッピングモータとを備える。
次に、図6を参照して、制御装置100の機能的な構成について説明する。制御装置100は、機能的には、スケジュール取得部101と、錠状態取得部102と、ブラインド制御部103と、操作情報取得部104とを備える。これらの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、ROM又は記憶部12に格納される。そして、CPUが、ROM又は記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって、これらの各機能を実現する。
スケジュール取得部101は、錠610を有する窓600に設置された電動ブラインド500に対する制御スケジュールを取得する。例えば、スケジュール取得部101は、上記制御スケジュールを示すスケジュール情報を、通信部13を介して、端末装置200から取得する。スケジュール取得部101は、スケジュール情報を記憶部12に記憶させる。
図7に示すように、スケジュール情報は、制御日時と制御内容とが対応付けられた複数のレコードを示す情報である。制御日時は、ブラインド制御を実行する日時として指定された日時である。制御日時は、例えば、年月日と時分とで表現される。制御内容は、ブラインド制御の内容である。制御内容は、例えば、全閉制御と全開制御とのうち何れかである。図7に示すスケジュール情報は、2020年7月26日の午前8時に電動ブラインド500を完全に閉じること、2020年7月26日の午後6時に電動ブラインド500を完全に開けること等を指示する制御スケジュールを示している。
錠状態取得部102は、錠610の状態を示す錠状態を示す錠状態情報を取得する。例えば、錠状態取得部102は、通信部13を介して、センサ300に接続された通信装置から錠状態情報を取得する。錠状態取得部102は、錠状態取得手段の一例である。
ブラインド制御部103は、錠状態情報が示す錠610の状態を考慮しつつ、スケジュール情報が示す制御スケジュールに従って、電動ブラインド500を制御する。例えば、ブラインド制御部103は、制御スケジュールが開制御を指示する場合、錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が開くように電動ブラインド500を制御する。なお、電動ブラインド500が開くように電動ブラインド500を制御することは、電動ブラインド500の状態を全開状態にすることの他、電動ブラインド500の状態を全開状態に近づけることを含む概念である。
一方、ブラインド制御部103は、制御スケジュールが閉制御を指示する場合、錠610の状態に応じて、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500を制御する。なお、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500を制御することは、電動ブラインド500の状態を全閉状態にすることの他、電動ブラインド500の状態を全閉状態に近づけることを含む概念である。
具体的には、ブラインド制御部103は、制御スケジュールが閉制御を指示する場合、錠610の状態が施錠状態であることを条件に、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500を制御する。つまり、ブラインド制御部103は、制御スケジュールが閉制御を指示する場合において、錠610の状態が施錠状態である場合、電動ブラインド500の状態が閉じるように電動ブラインド500を制御する。一方、ブラインド制御部103は、制御スケジュールが閉制御を指示する場合において、錠610の状態が解錠状態である場合、電動ブラインド500を制御しない。ブラインド制御部103は、制御手段の一例である。
操作情報取得部104は、ユーザである居住者の手動操作の内容を示す手動操作情報を取得する。例えば、操作情報取得部104は、手動操作情報を、通信部13を介して、リモートコントローラ400から取得する。ブラインド制御部103は、錠610の状態に拘わらず、操作情報取得部104が取得した手動操作情報に基づいて、電動ブラインド500を制御する。
つまり、ブラインド制御部103は、リモートコントローラ400が閉制御を指示する手動操作を受け付けた場合、錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500を制御する。また、ブラインド制御部103は、リモートコントローラ400が開制御を指示する手動操作を受け付けた場合、錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が開くように電動ブラインド500を制御する。
次に、図8を参照して、電動ブラインド500の状態遷移について説明する。図8は、電動ブラインド500の状態遷移図である。
電動ブラインド500の状態が、全開状態、全開移行状態、又は、途中停止状態である場合、閉制御ボタンが押圧されることをトリガとして、電動ブラインド500の状態は全閉移行状態に遷移する。また、電動ブラインド500の状態が、全開状態、全開移行状態、又は、途中停止状態である場合、全閉制御日時が到来し、且つ、錠状態が施錠状態であることをトリガとして、電動ブラインド500の状態は全閉移行状態に遷移する。全閉制御日時は、制御スケジュールが指示する、全閉制御を実行すべき制御日時である。
電動ブラインド500の状態が全閉移行状態である場合、途中停止状態又は全開移行状態に移行するためのトリガが発生せずに時間が経過すると、電動ブラインド500の状態は全閉状態に遷移する。電動ブラインド500の状態が、全閉状態、全閉移行状態、又は、途中停止状態である場合、開制御ボタンが押圧されること、又は、全開制御日時が到来したことをトリガとして、電動ブラインド500の状態は全開移行状態に遷移する。全開制御日時は、制御スケジュールが指示する、全開制御を実行すべき制御日時である。
電動ブラインド500の状態が全開移行状態である場合、途中停止状態又は全閉移行状態に移行するためのトリガが発生せずに時間が経過すると、電動ブラインド500の状態は全開状態に遷移する。また、電動ブラインド500の状態が全閉移行状態又は全開移行状態である場合、停止ボタンが押圧されたことをトリガとして、電動ブラインド500の状態は途中停止状態に遷移する。
このように、全開移行状態に移行する条件は、全開制御日時が到来すること又は開制御ボタンが押圧されることである。つまり、全開移行状態に移行する場合、居住者の締め出しの問題は生じないため、錠状態が考慮されない。また、手動操作に従って全閉移行状態に移行する条件は、閉制御ボタンが押圧されることである。つまり、手動操作に従って全閉移行状態に移行する場合、居住者が電動ブラインド500を制御可能であり、居住者の締め出しの問題は生じないため、錠状態が考慮されない。なお、第1の居住者が手動操作をした場合において、第2の居住者が部屋の外にいたとしても特段の問題は生じないと考えられる。仮に、電動ブラインド500が閉じたことで第2の居住者が部屋の中に入れない場合、第2の居住者は第1の居住者に呼びかけて、電動ブラインド500を開けてもらえばよいためである。
これに対して、制御スケジュールに従って全閉移行状態に移行する条件は、全閉制御日時が到来することに加え、錠状態が施錠状態であることである。つまり、制御スケジュールに従って全閉移行状態に移行する場合、居住者の締め出しの問題が生じる可能性がある。そこで、制御スケジュールに従って全閉移行状態に移行する場合、錠状態が施錠状態であることが全閉移行状態に移行する条件として追加される。
なお、居住者が窓600から部屋の外に出た時点では錠状態は解錠状態であり、居住者が部屋の外から錠状態を施錠状態にすることは困難である。つまり、居住者が窓600から部屋の外に出ている場合、基本的に、錠状態は解錠状態である。言い換えれば、錠状態が施錠状態であることは、実質的に、居住者が窓600から部屋の外に出ていないことを意味する。そこで、上述したように、居住者の締め出しの問題が生じないと推定される場合に、全閉移行状態への移行、つまり、電動ブラインド500を閉じる制御が許容される。
次に、図9のフローチャートを参照して、制御装置100が実行するブラインド制御処理について説明する。制御装置100は、例えば、電源が投入されたことに応答して、ブラインド制御処理の実行を開始する。
まず、制御装置100が備える制御部11は、制御スケジュールを確認する(ステップS101)。具体的には、制御部11は、記憶部12に記憶されたスケジュール情報が示すレコードの中に、現在日時と一致する制御日時を含むレコードがあるか否かを確認する。制御部11は、ステップS101の処理を完了すると、現在日時が全開制御日時であるか否かを判別する(ステップS102)。具体的には、制御部11は、スケジュール情報が示すレコードの中に、現在日時と一致する制御日時と全開制御とを含むレコードがあるか否かを判別する。
制御部11は、現在日時が全開制御日時であると判別すると(ステップS102:YES)、電動ブラインド500を全開制御する(ステップS103)。具体的には、制御部11は、電動ブラインド500を全開にすることを指示する情報である全開指示情報を、通信部13を介して、電動ブラインド500に送信する。電動ブラインド500は、制御装置100から全開指示情報を受信したことに応答して、電動ブラインド500の状態を全開状態にする。
制御部11は、現在日時が全開制御日時でないと判別すると(ステップS102:NO)、現在日時が全閉制御日時であるか否かを判別する(ステップS104)。具体的には、制御部11は、スケジュール情報が示すレコードの中に、現在日時と一致する制御日時と全閉制御とを含むレコードがあるか否かを判別する。
制御部11は、現在日時が全閉制御日時であると判別すると(ステップS104:YES)、錠状態情報を取得する(ステップS105)。具体的には、制御部11は、通信部13を介して、センサ300に接続された通信装置に、錠610の状態を示す錠状態情報の送信を要求する要求情報を送信する。一方、センサ300に接続された通信装置は、制御装置100から要求情報を受信したことに応答して、錠状態情報を制御装置に送信する。そして、制御部11は、通信部13から錠状態情報を取得する。
制御部11は、ステップS105の処理を完了すると、錠状態が施錠状態であるか否かを判別する(ステップS106)。制御部11は、錠状態が施錠状態であると判別すると(ステップS106:YES)、電動ブラインド500を全閉制御する(ステップS107)。具体的には、制御部11は、電動ブラインド500を全閉にすることを指示する情報である全閉指示情報を、通信部13を介して、電動ブラインド500に送信する。電動ブラインド500は、制御装置100から全閉指示情報を受信したことに応答して、電動ブラインド500の状態を全閉状態にする。
制御部11は、ステップS103の処理を完了した場合、現在日時が全閉制御日時でないと判別した場合(ステップS104:NO)、錠状態が施錠状態でないと判別した場合(ステップS106:NO)、又は、ステップS107の処理を完了した場合、手動操作があったか否かを判別する(ステップS108)。具体的には、制御部11は、通信部13が、リモートコントローラ400から手動操作情報を受信したか否かを判別する。
制御部11は、手動操作があったと判別すると(ステップS108:YES)、手動操作に応じて電動ブラインド500を制御する(ステップS109)。例えば、制御部11は、手動操作情報が全閉制御を示す場合、通信部13を介して全閉指示情報を電動ブラインド500に送信する。また、制御部11は、手動操作情報が全開制御を示す場合、通信部13を介して全開指示情報を電動ブラインド500に送信する。
また、制御部11は、手動操作情報が制御停止を示す場合、通信部13を介して、制御の停止を指示する情報である停止指示情報を、電動ブラインド500に送信する。電動ブラインド500は、制御装置100から停止指示情報を受信したことに応答して、電動ブラインド500の状態を停止状態にする。制御部11は、手動操作がないと判別した場合(ステップS108:NO)、又は、ステップS109の処理を完了した場合、ステップS101に処理を戻す。
本実施の形態では、制御スケジュールが閉制御を指示する場合、電動ブラインド500が設置された窓600が有する錠610の状態に応じて、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインドが制御される。具体的には、制御スケジュールが閉制御を指示する場合、錠610の状態が施錠状態であることを条件に、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインドが制御される。
つまり、制御スケジュールが閉制御を指示する日時になっても錠状態が解錠状態であるときは、ユーザである居住者が部屋の外に出ている可能性があると判断され、電動ブラインド500が開いた状態が維持される。本実施の形態によれば、制御スケジュールに基づく電動ブラインド500の制御によりユーザが部屋の外に締め出されることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、閉制御を指示する操作を居住者から受け付けた場合、錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインドが制御される。つまり、本実施の形態では、ユーザである居住者による手動操作に基づく制御は、錠610の状態に拘わらず実行される。従って、本実施の形態によれば、利便性を維持しつつ、ユーザの締め出しを抑制することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ブラインド制御システム1000が1つの電動ブラインド500を制御する例について説明した。本実施の形態では、ブラインド制御システム1100が2つの電動ブラインド500を制御する例について説明する。なお、実施の形態1と同様の構成及び機能については、適宜、説明を省略又は簡略化する。
図10に示すように、本実施の形態では、制御対象の電動ブラインド500は、電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとの2つである。電動ブラインド500Aは、錠610Aを有する窓600Aに設置される。電動ブラインド500Bは、錠610Bを有する窓600Bに設置される。窓600Aと窓600Bとは、同一の部屋に設置された窓600でもよいし、異なる部屋に設置された窓600でもよい。
但し、電動ブラインド500のユーザである居住者が窓600Aの外と窓600Bの外とを容易に行き来することができるように、窓600Aと窓600Bとが配置されている。つまり、本実施の形態では、居住者は、窓600Aと窓600Bとのうちのいずれか一方の窓600から部屋の外に出た場合、他方の窓600から部屋の中に入ることができる。ブラインド制御システム1100は、居住者の部屋の外への締め出しを抑制しつつ、なるべく制御スケジュールに従ったブラインド制御を実行する。
なお、電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとを、適宜、総称して、電動ブラインド500という。窓600Aと窓600Bとを、適宜、総称して、窓600という。また、錠610Aと錠610Bとを、適宜、総称して、錠610という。電動ブラインド500Bは、第2の電動ブラインドの一例である。窓600Bは、第2の窓の一例である。錠610Bは、第2の錠の一例である。
図10に示すように、ブラインド制御システム1100は、制御装置100と、端末装置200と、センサ300Aと、センサ300Bと、リモートコントローラ400とを備える。制御装置100は、スケジュール情報が示す制御スケジュールに従って電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとを制御する。端末装置200は、電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとのそれぞれに対する制御スケジュールをユーザである居住者から受け付ける。端末装置200は、制御スケジュールを示すスケジュール情報を制御装置100に送信する。
センサ300Aは、錠610Aの状態を検出する。センサ300Aは、錠610Aの状態を示す錠状態情報を、通信装置を介して、制御装置100に送信する。センサ300Bは、錠610Bの状態を検出する。センサ300Bは、錠610Bの状態を示す錠状態情報を、第2の通信装置を介して、制御装置100に送信する。センサ300Bは、第2の検出手段の一例である。センサ300Aとセンサ300Bとを、適宜、総称して、センサ300という。リモートコントローラ400は、電動ブラインド500Aに対する手動操作と電動ブラインド500Bに対する手動操作とをユーザである居住者から受け付ける。
制御装置100は、制御スケジュールが2つの電動ブラインド500に対して閉制御を指示する場合において、錠610Aの状態と錠610Bの状態とが解錠状態である場合、電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとの何れか一方の電動ブラインド500が閉じるように上記何れか一方の電動ブラインド500を制御する。この場合、制御装置100は、他方の電動ブラインド500を制御しない。
制御装置100が備える記憶部12は、電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとのうち閉制御を優先的に実行する電動ブラインド500を指定するブラインド指定情報を記憶する。閉制御を優先的に実行する電動ブラインド500は、例えば、窓600Aと窓600Bとのうち、より日射を遮蔽させたい窓600に設置された電動ブラインド500であることが好適である。
制御装置100は、制御スケジュールが電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとに対して閉制御を指示する場合において、錠610Aの状態と錠610Bの状態とが解錠状態である場合、ブラインド指定情報が指定する電動ブラインド500を閉じるようにブラインド指定情報が指定する電動ブラインド500を制御する。
次に、図11のフローチャートを参照して、本実施の形態に係る制御装置100が実行するブラインド制御処理について説明する。制御装置100は、例えば、電源が投入されたことに応答して、ブラインド制御処理の実行を開始する。
まず、制御装置100が備える制御部11は、制御スケジュールを確認する(ステップS201)。なお、本実施の形態では、理解を容易にするため、電動ブラインド500A
に対する制御スケジュールと電動ブラインド500Bに対する制御スケジュールとが同じである例について説明する。制御部11は、ステップS201の処理を完了すると、現在日時が全開制御日時であるか否かを判別する(ステップS202)。
制御部11は、現在日時が全開制御日時であると判別すると(ステップS202:YES)、2つの電動ブラインド500を全開制御する(ステップS203)。制御部11は、現在日時が全開制御日時でないと判別すると(ステップS202:NO)、現在日時が全閉制御日時であるか否かを判別する(ステップS204)。
制御部11は、現在日時が全閉制御日時であると判別すると(ステップS204:YES)、2つの錠610の錠状態情報を取得する(ステップS205)。具体的には、制御部11は、通信部13を介して、センサ300Aに接続された通信装置から錠610Aの状態を示す錠状態情報を取得する。また、制御部11は、通信部13を介して、センサ300Bに接続された第2の通信装置から錠610Bの状態を示す錠状態情報を取得する。
制御部11は、ステップS205の処理を完了すると、2つの錠610の錠状態が施錠状態であるか否かを判別する(ステップS206)。つまり、制御部11は、錠610Aの錠状態と錠610Bの錠状態とが何れも施錠状態であるか否かを判別する。制御部11は、2つの錠610の錠状態が施錠状態であると判別すると(ステップS206:YES)、2つの電動ブラインド500を全閉制御する(ステップS207)。
制御部11は、2つの錠610の錠状態が施錠状態でないと判別すると(ステップS206:NO)、2つの錠610の錠状態が解錠状態であるか否かを判別する(ステップS208)。つまり、制御部11は、錠610Aの錠状態と錠610Bの錠状態とが何れも解錠状態であるか否かを判別する。制御部11は、2つの錠610の錠状態が解錠状態であると判別すると(ステップS208:YES)、何れか一方の電動ブラインド500のみを全閉制御する(ステップS209)。具体的には、制御部11は、ブラインド指定情報が指定する電動ブラインド500のみを全閉制御する。
制御部11は、2つの錠610の錠状態が解錠状態でないと判別すると(ステップS208:NO)、施錠状態である錠610に対応する電動ブラインド500のみを全閉制御する(ステップS210)。つまり、制御部11は、錠610Aの状態が施錠状態である場合、電動ブラインド500Aのみを全閉制御する。また、制御部11は、錠610Bの状態が施錠状態である場合、電動ブラインド500Bのみを全閉制御する。
制御部11は、ステップS203の処理を完了した場合、現在日時が全閉制御日時でないと判別した場合(ステップS204:NO)、ステップS207の処理を完了した場合、ステップS209の処理を完了した場合、又は、ステップS210の処理を完了した場合、手動操作があったか否かを判別する(ステップS211)。
制御部11は、手動操作があったと判別すると(ステップS211:YES)、手動操作に応じて電動ブラインド500を制御する(ステップS212)。つまり、制御部11は、手動操作情報により示される電動ブラインド500に対して、手動操作情報により示される制御を実行する。制御部11は、手動操作がないと判別した場合(ステップS211:NO)、又は、ステップS212の処理を完了した場合、ステップS201に処理を戻す。
本実施の形態では、制御スケジュールが2つの電動ブラインド500に対して閉制御を指示する場合において、2つの錠610の状態が解錠状態である場合、何れか一方の電動ブラインド500が閉じるように上記何れか一方の電動ブラインド500が制御される。従って、本実施の形態によれば、制御スケジュールに従ったブラインド制御がなるべく制限されずに、ユーザである居住者の部屋の外への締め出しが抑制される。
また、本実施の形態では、制御スケジュールが電動ブラインド500Aと電動ブラインド500Bとに対して閉制御を指示する場合において、錠610Aの状態と錠610Bの状態とが解錠状態である場合、ブラインド指定情報が指定する電動ブラインド500が閉じるようにブラインド指定情報が指定する電動ブラインド500が制御される。従って、本実施の形態によれば、閉制御を優先的に実行したい電動ブラインド500に対する閉制御が、ユーザである居住者の締め出しの抑制のために制限されにくい。
(実施の形態3)
実施の形態1では、ユーザである居住者の締め出しの可能性があるときに、居住者の締め出しを抑制するために、制御スケジュールに従って電動ブラインド500を閉制御することが制限される例について説明した。本実施の形態では、ユーザである居住者の締め出しの可能性があるときに、居住者の締め出しを抑制するために、警告を発する例について説明する。以下、実施の形態1と同様の構成及び機能については、適宜、説明を省略又は簡略化する。
図12を参照して、本実施の形態に係る制御装置110の機能的な構成について説明する。制御装置110は、機能的には、スケジュール取得部101と、錠状態取得部102と、ブラインド制御部103と、操作情報取得部104と、警告部105とを備える。これらの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現される。ソフトウェア及びファームウェアは、プログラムとして記述され、ROM又は記憶部12に格納される。そして、CPUが、ROM又は記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって、これらの各機能を実現する。
警告部105は、制御スケジュールが現在日時から予め定められた余裕時間だけ経過した日時に閉制御を指示する場合において、センサ300が検出した錠610の状態が解錠状態である場合、警告を発する。余裕時間は、例えば、警告を受けた居住者が、余裕を持って窓600から部屋の中に戻ることが可能な時間である。余裕時間は、3分、5分、10分等である。余裕時間が複数用意され、複数回に亘って警告が発せられてもよい。例えば、警告部105は、閉制御日時の10分前と閉制御日時の5分前と閉制御日時の3分前とのそれぞれにおいて、警告を発してもよい。
警告部105は、居住者が締め出される可能性があることを警告する音を、音出力部16に出力させる。音出力部16が出力する音をどのような音にするのかは、適宜、調整することができる。例えば、音出力部16が出力する音は、「5分後に電動ブラインドを閉じます。注意して下さい。」という警告音声でもよいし、単なる警告音でもよい。
例えば、警告部105は、制御スケジュールが現在日時から5分経過した日時に電動ブラインド500を全閉制御することを指示する場合において、現在日時における錠状態が解錠状態である場合、音出力部16に音を発生させる。この音を聞いた居住者が窓600から部屋の中に戻ることで、居住者の締め出しが抑制される。警告部105は、警告手段の一例である。
ブラインド制御部103は、制御スケジュールに従って、電動ブラインド500を制御する。つまり、ブラインド制御部103は、警告部105が警告をした後に制御スケジュールが閉制御を指示する場合、センサ300が検出した錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500を制御する。
次に、図13のフローチャートを参照して、本実施の形態に係る制御装置110が実行するブラインド制御処理について説明する。制御装置110は、例えば、電源が投入されたことに応答して、ブラインド制御処理の実行を開始する。なお、制御装置110は、物理的には、制御装置100と同様に、図4に示す各構成を備える。
まず、制御装置110が備える制御部11は、制御スケジュールを確認する(ステップS301)。制御部11は、ステップS301の処理を完了すると、現在日時が全閉制御日時よりも余裕時間だけ前の日時であるか否かを判別する(ステップS302)。つまり、制御部11は、現在日時から余裕時間だけ経過した日時が全閉制御日時であるか否かを判別する。
制御部11は、現在日時が全閉制御日時よりも余裕時間だけ前の日時であると判別すると(ステップS302:YES)、錠状態情報を取得する(ステップS303)。制御部11は、ステップS303の処理を完了すると、錠610の錠状態が施錠状態であるか否かを判別する(ステップS304)。制御部11は、錠610の錠状態が施錠状態であると判別すると(ステップS304:YES)、警告を発する(ステップS305)。つまり、制御部11は、音出力部16に音を発生させる。
制御部11は、現在日時が全閉制御日時よりも余裕時間だけ前の日時でないと判別した場合(ステップS302:NO)、錠610の錠状態が解錠状態でないと判別した場合(ステップS304:NO)、又は、ステップS305の処理を完了した場合、現在日時が全開制御日時であるか否かを判別する(ステップS306)。
制御部11は、現在日時が全開制御日時であると判別すると(ステップS306:YES)、電動ブラインド500を全開制御する(ステップS307)。制御部11は、現在日時が全開制御日時でないと判別した場合(ステップS306:NO)、又は、ステップS307の処理を完了した場合、現在日時が全閉制御日時であるか否かを判別する(ステップS308)。制御部11は、現在日時が全閉制御日時であると判別すると(ステップS308:YES)、電動ブラインド500を全閉制御する(ステップS309)。
制御部11は、現在日時が全閉制御日時でないと判別した場合(ステップS308:NO)、又は、ステップS309の処理を完了した場合、手動操作があったか否かを判別する(ステップS310)。制御部11は、手動操作があったと判別すると(ステップS310:YES)、手動操作に応じて電動ブラインド500を制御する(ステップS311)。制御部11は、手動操作がないと判別した場合(ステップS310:NO)、又は、ステップS311の処理を完了した場合、ステップS301に処理を戻す。
本実施の形態では、制御スケジュールが現在日時から余裕時間が経過した日時に閉制御を指示する場合において錠610の状態が解錠状態である場合、警告が発せられる。また、本実施の形態では、警告が発せられた後に制御スケジュールが閉制御を指示する場合、錠610の状態に拘わらず、電動ブラインド500が閉じるように電動ブラインド500が制御される。従って、本実施の形態によれば、制御スケジュールに基づく電動ブラインド500の制御を制限せずに、ユーザである居住者の締め出しを抑制することができる。
以上、本開示の実施の形態を説明したが、本開示を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。本開示において、上記実施の形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本開示において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、上記実施の形態において説明した構成、機能、動作は、自由に組み合わせることができる。
(変形例1)
実施の形態1では、錠610の状態の変化に伴う磁気の変化を検出することにより、錠610の状態を検出する手法について説明した。錠610の状態を検出する手法は、この例に限定されない。本変形例では、錠610の状態の変化に伴う歪みの変化を検出することにより、錠610の状態を検出する手法について説明する。
図14は、センサ301の配置の説明図である。図14(A)は、錠610が解錠状態であるときの錠周辺部の側面図である。図14(B)は、錠610が施錠状態であるときの錠周辺部の正面図である。
図14に示すように、錠610は、操作レバー611と、軸部材612と、受金具613とを備える。操作レバー611は、錠610を操作するときに回転する部材である。操作レバー611は、軸部材612を中心に回転する。図14(A)に示すように、錠610が解錠状態であるとき、操作レバー611は受金具613と係合しない。図14(B)に示すように、錠610が施錠状態であるとき、操作レバー611の一部が受金具613と係合する。
軸部材612は、操作レバー611の回転軸に相当する部材である。軸部材612は、窓600が備える一方の窓600AAの窓枠であるサッシ620Aに固定される。軸部材612は、操作レバー611を回転可能にサッシ620Aに固定する。受金具613は、操作レバー611の一部と係合する部材である。受金具613は、窓600が備える他方の窓600ABの窓枠であるサッシ620Bに固定される。
センサ301Aとセンサ301Bとは、サッシ620Aに生じる歪みを検出する。センサ301Aとセンサ301Bとは、例えば、錠610を跨ぐようにサッシ620Aに固定される。センサ301Aとセンサ301Bとは、例えば、圧電体に加えられた力を電圧に変換する圧電素子を備える圧電センサである。
図14(A)に示すように、錠610が解錠状態であるとき、操作レバー611は受金具613と係合しないため、サッシ620Aは殆ど歪まない。一方、図14(B)に示すように、錠610が施錠状態であるとき、操作レバー611の一部が受金具613と係合するため、サッシ620Aは歪む。図14(B)において破線で示す部分の歪みが特に大きい。センサ301Aとセンサ301Bとは、この歪みの大きさを検出することで、錠610の状態を検出する。センサ301Aとセンサ301Bとは、例えば、通信装置を介して、錠610の状態を示す錠状態情報を制御装置100に送信する。センサ301Aとセンサ301Bとは、検出手段の一例である。
(他の変形例)
実施の形態1では、ユーザは、端末装置200を介して、制御装置100に制御スケジュールを設定する例について説明した。ユーザは、直接、制御装置100に制御スケジュールを設定してもよい。この場合、例えば、制御装置100が備える表示部15が、制御スケジュールを設定するための画像を表示し、制御装置100が備える操作部14が、制御スケジュールを設定するための操作を受け付ける。制御装置100は、端末装置200以外の装置から制御スケジュールを取得してもよい。また、制御装置100は、空調機を制御する空調制御装置から取得した情報に基づいて、制御スケジュールを自動で生成してもよい。
実施の形態1では、センサ300が、通信装置を介して、制御装置100に錠状態情報を送信する例について説明した。センサ300が制御装置100と通信する機能を有する場合、通信装置はなくてもよい。実施の形態1では、センサ300に接続された通信装置は、制御装置100による要求に従って、錠状態情報を制御装置100に送信する例について説明した。センサ300に接続された通信装置は、予め定められた周期が経過する毎に、錠状態情報を制御装置100に送信してもよい。また、センサ300に接続された通信装置は、錠状態が変化する毎に、錠状態情報を制御装置100に送信してもよい。
実施の形態1では、磁気の検出により錠状態を検出する例について説明し、変形例1では、歪みの検出により錠状態を検出する例について説明した。錠状態を検出する手法は、この例に限定されない。錠状態の変化に伴って大きく変化する種々の物理量を検出することにより、錠状態を検出することができる。実施の形態1では、錠610がクレセント錠である例について説明した。錠610として、クレセント錠以外の種々の錠を採用することができる。例えば、錠610として、制御信号に従って錠状態を制御可能な電子錠でもよい。
実施の形態2では、制御対象の電動ブラインド500の個数が、2つである例について説明した。制御対象の電動ブラインド500の個数が3つ以上であってもよい。この場合、例えば、全ての電動ブラインド500に対して閉制御が指示された場合において、全ての錠610の状態が解錠状態である場合、少なくとも1つの電動ブラインド500を除いた電動ブラインド500に対して閉制御されてもよい。かかる構成であれば、なるべく制御スケジュールに従った制御を実行しつつ、ユーザである居住者の締め出しが抑制される。
実施の形態2では、制御対象の電動ブラインド500が制御されるときに、他の電動ブラインド500に対する制御と、他の電動ブラインド500に対応する他の錠610の状態とが考慮される例について説明した。制御対象の電動ブラインド500が制御されるときに、他の電動ブラインド500に対する制御と、他の電動ブラインド500に対応する他の錠610の状態とが考慮されなくてもよい。例えば、実施の形態1で示した1つの電動ブラインド500に対する制御が、複数の電動ブラインド500のそれぞれに対して実行されてもよい。
実施の形態3では、電動ブラインド500が近いうちに閉じることが、音により警告される例について説明した。電動ブラインド500が近いうちに閉じることが、発光、振動等により警告されてもよい。
上記実施の形態では、制御部11又は制御部51において、CPUがROM又は記憶部12又は記憶部52に記憶されたプログラムを実行することによって、図4又は図5に示した各部として機能した。しかしながら、本開示において、制御部11又は制御部51は、専用のハードウェアであってもよい。専用のハードウェアとは、例えば単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせ等である。制御部11又は制御部51が専用のハードウェアである場合、各部の機能それぞれを個別のハードウェアで実現してもよいし、各部の機能をまとめて単一のハードウェアで実現してもよい。
また、各部の機能のうち、一部を専用のハードウェアによって実現し、他の一部をソフトウェア又はファームウェアによって実現してもよい。このように、制御部11又は制御部51は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は、これらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
本開示に係る制御装置100又は電動ブラインド500の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータ又は情報端末装置等のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを、本開示に係る制御装置100又は電動ブラインド500として機能させることも可能である。また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD-ROM(Compact Disk ROM)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、又は、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネット等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして特許請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、この開示の範囲内とみなされる。
本開示は、空調システムに適用可能である。
11,51 制御部、12,52 記憶部、13,53 通信部、14 操作部、15 表示部、16 音出力部、54 駆動部、100,110 制御装置、101 スケジュール取得部、102 錠状態取得部、103 ブラインド制御部、104 操作情報取得部、105 警告部、200 端末装置、300、300A,300B,301,301A,301B センサ、310 配線、350 磁石、400 リモートコントローラ、500,500A,500B 電動ブラインド、510 収納部、520 ルーバー、600,600A,600B,600AA,600AB 窓、610,610A,610B 錠、611 操作レバー、612 軸部材、613 受金具、620,620A,620B サッシ、1000,1100 ブラインド制御システム

Claims (9)

  1. 錠を有する窓に設置された電動ブラインドに対する制御スケジュールを示すスケジュール情報を記憶する記憶手段と、
    前記錠の状態を検出する検出手段と、
    前記制御スケジュールが、前記電動ブラインドを閉じる制御である閉制御を指示する場合、前記検出手段が検出した前記錠の状態に応じて、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する制御手段と、を備える、
    ブラインド制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記制御スケジュールが前記閉制御を指示する場合、前記検出手段が検出した前記錠の状態が施錠状態であることを条件に、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する、
    請求項1に記載のブラインド制御システム。
  3. ユーザから前記電動ブラインドに対する制御を指示する手動操作を受け付ける操作受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記操作受付手段が受け付けた前記手動操作が前記閉制御を指示する場合、前記検出手段が検出した前記錠の状態に拘わらず、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する、
    請求項1又は2に記載のブラインド制御システム。
  4. 前記制御スケジュールは、前記電動ブラインドに対するスケジュールと、第2の錠を有する第2の窓に設置された第2の電動ブラインドに対するスケジュールとを含み、
    前記第2の錠の状態を検出する第2の検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記制御スケジュールが前記電動ブラインドと前記第2の電動ブラインドとに対して前記閉制御を指示する場合において、前記検出手段が検出した前記錠の状態と前記第2の検出手段が検出した前記第2の錠の状態とが解錠状態である場合、前記電動ブラインドと前記第2の電動ブラインドとのうち何れか一方の電動ブラインドが閉じるように前記何れか一方の電動ブラインドを制御する、
    請求項1から3の何れか1項に記載のブラインド制御システム。
  5. 前記記憶手段は、前記電動ブラインドと前記第2の電動ブラインドとのうち前記閉制御を優先的に実行する電動ブラインドを指定するブラインド指定情報を更に記憶し、
    前記制御手段は、前記制御スケジュールが前記電動ブラインドと前記第2の電動ブラインドとに対して前記閉制御を指示する場合において、前記検出手段が検出した前記錠の状態と前記第2の検出手段が検出した前記第2の錠の状態とが解錠状態である場合、前記ブラインド指定情報が指定する電動ブラインドが閉じるように前記ブラインド指定情報が指定する電動ブラインドを制御する、
    請求項4に記載のブラインド制御システム。
  6. 前記制御スケジュールが現在日時から予め定められた余裕時間が経過した日時に前記閉制御を指示する場合において、前記検出手段が検出した前記錠の状態が解錠状態である場合、警告を発する警告手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記警告手段が前記警告を発した後に前記制御スケジュールが前記閉制御を指示する場合、前記検出手段が検出した前記錠の状態に拘わらず、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する、
    請求項1に記載のブラインド制御システム。
  7. 電動ブラインドが設置された窓が有する錠の状態を示す錠状態情報を取得する錠状態取得手段と、
    前記電動ブラインドに対する制御スケジュールが、前記電動ブラインドを閉じる制御である閉制御を指示する場合、前記錠状態取得手段が取得した前記錠状態情報が示す前記錠の状態に応じて、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する制御手段と、を備える、
    ブラインド制御装置。
  8. 錠を有する窓に設置された電動ブラインドに対する制御スケジュールが、前記電動ブラインドを閉じる制御である閉制御を指示する場合、前記錠の状態に応じて、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する、
    ブラインド制御方法。
  9. コンピュータを、
    電動ブラインドが設置された窓が有する錠の状態を示す錠状態情報を取得する錠状態取得手段、
    前記電動ブラインドに対する制御スケジュールが、前記電動ブラインドを閉じる制御である閉制御を指示する場合、前記錠状態取得手段が取得した前記錠状態情報が示す前記錠の状態に応じて、前記電動ブラインドが閉じるように前記電動ブラインドを制御する制御手段、として機能させる、
    プログラム。
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