JP7292185B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動分析装置に関する。
自動分析装置は、血液や尿などの生体試料(以下、検体とも称する)が分注された反応容器に試薬を添加し、生体検体と試薬とを反応させる。そして、自動分析装置は、反応液に対し吸光度や発光量の測定を行うことで、検体に含まれる特定成分の定性・定量分析を行う。
自動分析装置では、検体の分析に用いられる複数種類の試薬が予め装置に搭載され、分析項目に応じて使用する試薬が切り換えられる。作業者は、試薬を自動分析装置とは別に準備された保冷庫等に保管しておき、分析オペレーションの開始前に、保冷庫等に保管しておいた試薬を自動分析装置に搭載する作業を行っている。
自動分析装置として、例えば以下の特許文献1-3が開示されている。特許文献1には、自動分析装置の試薬庫へ試薬を補充する操作者の負担を軽減させるための技術が開示されている。特許文献1の自動分析装置は、試薬容器の残量に基づいて、閾値以下であると判定された試薬残量を警告して表示する。
特許文献2には、引き継ぎの際に、補充が必要な試薬等を容易かつ円滑に確認可能な検体分析装置が開示されている。特許文献2の検体分析装置は、過去の所定の時間帯において消費した試薬の消費実績に関する情報を画面に表示する。
特許文献1及び特許文献2の分析装置によれば、特定の分析項目に使用する試薬について、試薬の残量および試薬の使用実績から、試薬の補充が必要であることを作業者が判別可能となっている。
特許文献3には、複数回のキャリブレーション処理を実行する場合における操作者の処理負担軽減を実現する分析装置が開示されている。特許文献3の分析装置は、試薬の容量、試薬の平均使用量、使用期間および試薬の有効期間をもとに、試薬補充日を予測し表示する。また、試薬の有効期間は、試薬容器を開封後、使用可能な有効日数となっている。
特開2012-117953号公報 特開2014-089129号公報 特開2008-190957号公報
しかし、自動分析装置に搭載できる試薬の種類には限りがある。このため、作業者は、分析オペレーションで使用しないと判断した試薬を装置から取り出して保冷庫等に移動し、分析オペレーションで使用すると判断した試薬を装置に搭載するといった試薬の交換作業を行うことが必要となる場合があり、作業者の負担が大きいという問題があった。
一方、試薬の開封後は、試薬の揮発や劣化の観点から、試薬容器ごとに有効期限が設定される。さらに、装置内での試薬の保管条件が保冷庫等と同等でない場合、試薬の有効期限とは別に、試薬を装置内に搭載可能な搭載累積時間の上限である最大許容時間が設定される。このため、使用しない試薬を装置に長時間搭載した場合、試薬が残っているにもかかわらず、搭載累積時間が最大搭載時間を超過し、当該試薬を分析に使用できなくなるおそれがある。
試薬を使い切るためには、作業者が各試薬の使用状況や各試薬の搭載累積時間等を確認しながら、装置と保冷庫等との間で試薬を移動させる必要があり、試薬の管理に手間が掛かるという問題があった。
そこで、本発明は、特定の試薬容器の試薬を効率的に使用するために、作業者が容易に必要な試薬を判断することが可能な自動分析装置を提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的な自動分析装置は、試薬を収容する複数の試薬容器を搭載する試薬ボトルと、試薬ボトルを搭載する試薬保持部と、分析項目の使用実績を格納する記憶装置と、試薬ボトルの試薬情報、及び、使用実績に基づいて、試薬ボトルを試薬保持部に搭載するか、外部の所定の保管場所に保管するかの判定処理を行う制御部と、を備える。
本発明の代表的な実施の形態によれば、特定の試薬容器の試薬を効率的に使用するために、作業者が容易に必要な試薬を判断することが可能となる。
自動分析装置の概略構成の一例を示す図。 試薬保持部における試薬ラックの設置方法の一例を示す図。 試薬ラックの構成の一例を示す斜視図。 試薬ボトルの構成の一例を示す図。 試薬ボトルを搭載したときの試薬ラックの構成を例示する図。 複数の試薬ラックが搭載されたときの試薬保持部の構成の一例を示す図。 実施の形態1に係る試薬ボトルの設置場所についての判定処理の一例を示すフロー図。 判定結果に応じた試薬ラックの配置方法の一例を示す図。 判定結果に応じた試薬ラックの配置方法の一例を示す図。 実施の形態2に係る試薬ボトルの設置場所についての判定処理の一例を示すフロー図。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する各実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明の技術範囲を限定するものではない。なお、実施例において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は、特に必要な場合を除き省略する。
(実施の形態1)
<自動分析装置の構成>
図1は、自動分析装置の概略構成の一例を示す図である。自動分析装置100は、血液や尿などの生体サンプル(検体)を収容する複数の検体容器210を収納するラック201を搬送するラック搬送ライン202、試薬を収容する試薬容器を保冷しながら保持する試薬保持部(試薬ディスク)204、インキュベータ(反応ディスク)205、検体分注部206、試薬分注部207、消耗品(反応容器、分注チップ等)を搬送する搬送部208、分析部209、第1液体ボトル221、洗浄液ボトル222、第1液体送液ポンプ223、洗浄液送液ポンプ224、及び、自動分析装置100全体の動作を制御する制御装置50を備える。
試薬保持部204の上面の少なくとも一部は、試薬ディスクカバー212によって覆われている。インキュベータ205は、検体と試薬とを反応させるための複数の反応容器213が保持される反応容器保持部と、反応容器213の温度を所望の温度に調整する温度調整機構(図示は省略)と、を有する。反応容器保持部は、反応容器213を保持するためにディスク上に設けられた複数の孔である。検体分注部206は、回転駆動機構や上下駆動機構等の駆動機構により検体容器210からインキュベータ205に収容された反応容器213に検体を分注する。同様に、試薬分注部207は、回転駆動機構や上下駆動機構等の駆動機構により試薬ボトル211からインキュベータ205に収容された反応容器213に試薬を分注する。分析部209は、例えば光電子増倍管、光源ランプ、分光器、フォトダイオード等(いずれも図示は省略)を備え、これらの温度を調整する機能を有し、反応液の分析を行う。試薬保持部204及び試薬ボトル211の構成については後で詳しく述べる。
制御装置50は、制御部51、記憶部52、操作部53、及び表示部(モニタ)54を備える。制御装置50は、検体や試薬の分注等に関わる処理、インキュベータ205における温度管理等の処理、分析部209に関わる処理、試薬ボトル211の配置方法に関わる処理等、自動分析装置100に関わる各処理を制御する。制御装置50は、プロセッサ等で構成され、記憶部52から読み出した制御プログラムを実行することで、これらの処理を行う。
記憶部52は、不揮発性メモリを有し、自動分析装置100の動作プログラムや設定情報、制御部51による演算結果等を格納する。また、記憶部52は、試薬ボトル211の配置場所の判定に関わる試薬情報等も格納する。ユーザは、操作部53を介して自動分析装置100の操作を行う。操作部53は、例えばタッチパネル式の入力装置で構成されてもよいし、キーボードやマウス等の入力装置で構成されてもよい。表示部54は、自動分析装置100の状態、実行中の分析項目等の各種情報を表示する。また、表示部54は、試薬ボトル211の配置場所に関する判定結果等を表示する。
尚、図1に示すX方向及びY方向は、水平面を構成する直交する方向であり、X方向は装置の横方向、Y方向は装置の奥行き方向とする。Z方向は鉛直方向であり、装置の高さ方向である。
分析部209は、免疫検査用の検出機構であり、免疫分析の際に、反応液に対する光学測定を行う。搬送部208は、インキュベータ205上で所定時間反応させた反応液が収容されている反応容器213を、分析部209に移動させる。分析部209は、その反応容器213の反応液について光学測定を行う。免疫検査における標識物質を検出する方式として、例えば、電気化学発光や化学発光を用いたものがある。各々の方式に応じて、第1液体、標識物質、検出領域の構造及び物性が選択される。分析部209は、標識物質の発光反応に由来する発光量を、光電子増倍管を検出器として測定する。
第1液体ボトル221は、分析に係わる第1液体を保持する容器である。洗浄液ボトル222は、洗浄液を保持する容器である。第1液体送液ポンプ223は、第1液体ボトル221内の第1液体を分析部209へ供給するポンプである。洗浄液送液ポンプ224は、洗浄液ボトル222内の洗浄液を分析部209へ供給するポンプである。分析部209では、測定サイクル毎に所定量の第1液体及び洗浄液が使用される。このため、第1液体送液ポンプ223及び洗浄液送液ポンプ224により、前サイクルで消費した分の第1液体及び洗浄液が分析部209にそれぞれ補充される。
〈試薬保持部、試薬ボトルの構成〉
図2は、試薬保持部における試薬ラックの設置方法の一例を示す図である。なお、図2では、図1に示される試料容器5は省略されている。図2に示すように、試薬保持部204には、中心部を取り囲むように、複数の試薬ラック31が周方向に沿って設置される。それぞれの試薬ラック31には、複数の試薬ボトル211が設置される。
図3は、試薬ラックの構成の一例を示す斜視図である。試薬ラック31には、試薬ボトル211を保持する試薬ボトル保持部32が複数形成されている。それぞれの試薬ボトル保持部32は、装置の上方から見ると長方形状の開口部を有する構成となっている。試薬ボトル211は、この開口部に挿入されることで試薬ボトル保持部32に保持される。
それぞれの試薬ボトル保持部32は、開口部の長辺が試薬保持部204の中心へ向くように形成される。そして、複数の試薬ボトル保持部32は、試薬保持部204の中心部を取り囲むように周方向に沿って順次形成されている。
図3に示すように、試薬ラック31は、複数の試薬ボトル211を設置可能に構成されている。図3の試薬ラック31は、最大で6個の試薬ボトル211を搭載可能であるが、試薬ボトル211の設置可能個数はこれに限定されない。作業者は、試薬ラック31を設置及び撤去することにより、1又は複数の試薬ボトル211を一括して、装置内の試薬保持部204と装置外の所定の保管場所との間を移動させることが可能である。保管場所としては、例えば、温度等の保管条件が一定に保持可能な保冷庫等が挙げられる。また、湿度等の条件を一定に保持可能な場所も保管場所として適している。
図4は、試薬ボトルの構成の一例を示す図である。図4には、それぞれ異なる方向から見た試薬ボトルの構成が示されている。例えば図4(a)は、試薬ボトル保持部32で保持されたときの開口部の上方から見たときの試薬ボトル211の構成を示している。なお、図4(a)では、図示で右側が試薬保持部204の中心側、左側が試薬保持部204の外側である。図4(b)は、試薬ボトル保持部32で保持されたときの開口部の長辺側から見たときの試薬ボトル211の構成を示している。図4(b)においても、図示で右側が試薬保持部204の中心側、左側が試薬保持部204の外側である。
図4(c)は、試薬ボトル保持部32で保持されたときの試薬保持部204の中心側から見たときの試薬ボトル211の構成を示している。図4(d)は、試薬ボトル保持部32で保持されたときの試薬保持部204の外側から見たときの試薬ボトル211の構成を示している。
試薬ボトル211は、試薬を収容する、例えば3個の試薬容器33、34、35を搭載する。各試薬容器には、輸送中における試薬の喪失を防ぐための蓋36が設けられている。1つの試薬ボトル211に搭載される試薬容器の個数は、3個より多くてもよいし、3個より少なくてもよい。また、試薬ボトル211に搭載される試薬容器の個数は、常に最大個数でなくとも構わない。それぞれの試薬ボトル211には、同一の分析項目で使用される試薬容器が搭載される。そして、1又は複数の試薬ボトル211を用いて1つの分析項目の測定が行われる。
図4(c)に示すように、試薬ボトル211には、ICタグ37が貼り付けられている。ICタグ37には、試薬ボトル211に搭載された試薬容器に収容された試薬に関する試薬情報が保持される。試薬情報には、例えば、試薬の種類、ロット番号、個体識別番号、試薬残量、テスト数量、試薬ボトル又は試薬容器の使用開始日時、試薬の使用期限、装置に当該試薬ボトルが搭載された累積時間である搭載累積時間(オンボード時間、以下OB時間とも呼ぶ)、装置に搭載しても分析結果に影響が出ないと判断される搭載累積時間の上限値である最大搭載時間(オンボートスタビリティ時間、以下OBS時間とも呼ぶ)、OBS時間とOB時間との差分で規定される搭載許容時間(以下残OB時間とも呼ぶ)等が含まれる。
これらの試薬情報は、ICタグ37以外にも、例えば自動分析装置100内の記憶部52に格納されてもよいし、バーコード等で表示されてもよい。バーコードは、試薬情報がコード化されたコード情報である。ICタグ37やバーコードは、図4(c)に示すように、試薬保持部204の中心側の側面に設けられてもよいし、試薬保持部204の外側の側面に設けられてもよい。ただし、すべての試薬ボトル211において、ICタグ37やバーコード等が貼付される面は統一されていることが望ましい。なお、図示は省略しているが、自動分析装置100は、試薬情報を読み取るためのRFIDリーダやバーコードリーダ等の試薬情報読取装置を備えており、試薬情報読取装置を介して試薬ボトル211の試薬情報の読み取り処理が行われる。
図5は、試薬ボトルを搭載したときの試薬ラックの構成を例示する図である。図5では、複数の試薬ボトル211が試薬ラック31に搭載されているが、必ずしもこのような構成に限られない。また、図5では、試薬の取り出しを行うためにすべての蓋36が解放された状態となっているが、自動分析装置100に蓋36の開閉を行う機構を備えている場合には、試薬容器の蓋36は解放されていなくてもよい。1つの試薬ラック31には、装置と保冷庫等の所定の保管場所との間を同じタイミングで移動させる試薬ボトル211のみが搭載される(詳細は後述)。
図6は、複数の試薬ラックが搭載されたときの試薬保持部の構成の一例を示す図である。試薬保持部204に搭載された各試薬ボトル211の試薬情報は、試薬保持部204が回転する間に、図示しない試薬情報読取装置によって読み取られる。また、読み取られた試薬情報は、試薬保持部204や試薬ボトル211の回転角等の位置情報と関連付けて記憶部52に格納される。図6では、最大で6個の試薬ラック31が試薬保持部204に搭載可能な例が示されているが、搭載可能な試薬ラック31の個数はこれに限定されるものではない。
<試薬ボトルの設置場所についての判定処理>
次に、本実施の形態における試薬ボトルの設置場所についての判定処理について説明する。以下の判定処理では、各試薬ボトル211を試薬保持部204(すなわち自動分析装置100)に搭載するか、外部の保冷庫等の所定の保管場所に保管するかが判定される。本実施の形態では、ある種類の試薬が1つの試薬ボトル211から供給される場合について説明する。
図7は、実施の形態1に係る試薬ボトルの設置場所についての判定処理の一例を示すフロー図である。
作業者は、例えば毎夕等の分析作業終了後、すべての試薬ボトルを装置から取り出し、保冷庫等の安定した環境が保持される装置外の所定の保管場所に試薬ボトル211を移動し保管する。そして、毎朝等の装置立ち上げ時、必要な試薬を判断して、装置に試薬ボトル211を搭載する準備作業を行う。
判定処理の説明に先立ち、試薬を使用する時間帯(分析項目を実行する時間帯)についての定義を行う。まず、時間帯1(第1時間帯)は、試薬の設置場所の判定処理を行った直後に各分析項目を実行する時間帯である。一方、時間帯2(第2時間帯)は、時間帯1の後に続いて、作業者が追加で試薬を補充した後に各分析項目を実行する時間帯である。なお、作業者が追加で試薬を補充する際に、試薬の設置場所の判定処理を行ってもよい。
具体的な例に当てはめると、時間帯1は、主に入院患者の検体に対して分析を行う時間帯であり、限られた分析項目を大量に測定することが多い午前中などの時間帯に該当する。一方、時間帯2は、外来患者の検体等の測定を行う時間帯であり、個別に必要な多種の分析項目を測定することが多いお昼以降の時間帯に該当する。これに対し、お昼から夕方の時間帯に試薬の設置箇所の判定を行う場合、上記の具体例とは状況が異なり、時間帯1は単に試薬ボトル211の設置場所の判定後に速やかに実施される分析項目の測定を行う時間帯を指す。
図7では、例えば分析項目Aの試薬を収容する試薬容器が搭載された試薬ボトル211Aに対する判定処理について示されている。図7の判定処理には、ステップS1-S10の処理が含まれる。各ステップにおける主要な判定処理は制御部51で実行されるが、その他の各処理は制御部51以外の機能ブロックで実行されてもよい。
まず、ステップS1では、ICタグ37や記憶部52等に格納された試薬ボトル211Aの試薬情報と、記憶部52に格納された分析項目Aの使用実績の読み出しが行われる。ICタグ37やバーコードからの試薬情報の読み出しには、試薬情報読取装置が用いられる。また、記憶部52からの各種情報の読み出しは、制御部51で実行される。
ステップS2では、試薬ボトル211Aの試薬容器に収容されている試薬(例えば試薬a)の残量、分析項目Aの残テスト数、分析項目Aに用いられる試薬aのこれまでの使用実績(以下「分析項目Aの使用実績」とも呼ぶ)に基づき、試薬ボトル211A内の試薬aを使い切るまでにかかる時間(以下、「所要時間」とも呼ぶ)を算出する。分析項目Aの使用実績は、例えば、分析項目Aの実施回数及び試薬aの使用量から算出される。使用実績は、これらの情報に基づき、例えば1回あたりの試薬aの平均使用量として算出される。
次に、ステップS2で算出された試薬ボトル211Aの試薬aを使い切るまでの所要時間と、試薬ボトル211Aの搭載許容時間(残OB時間)とが比較される(ステップS3)。ステップS3において、該所要時間が残OB時間以下である場合(NO)、制御部51は、試薬ボトル211Aを装置に搭載したままでよいと判定する(ステップS8)。ステップS8に対応する判定結果を「判定結果2」とする。
一方、該所要時間が残OB時間より長い場合(YES)、ステップS5の判定処理が実行される。ステップS5では、分析項目Aにおける試薬aの使用実績に基づき、試薬ボトル211Aに収容された試薬aを用いた分析項目Aの測定を時間帯1に実行するかどうかが判定される。時間帯1に分析項目Aの測定を行わないと判定した場合(NO)、制御部51は、時間帯2になるまで保冷庫等の装置外の所定の保管場所に試薬ボトル211Aを保管する必要があると判断する(ステップS9)。ステップS9に対応する判定結果を「判定結果3」とする。一方、ステップS5において、時間帯1に分析項目Aの測定を行うと判定した場合(YES)、ステップS6の判定処理が実行される。
ステップS6では、分析項目Aの使用実績に基づき、時間帯2においても試薬aを用いた分析項目Aの測定を実行するかどうかが判定される。時間帯2では試薬aを用いた分析項目Aの測定を行わないと判定した場合(NO)、制御部51は、時間帯1のみ試薬ボトル211Aを装置に搭載する必要があると判定する(ステップS10)。ステップS10に対応する判定結果を「判定結果4」とする。判定結果4と判定された試薬ボトル211Aは、時間帯1における分析項目の分析が終了すると、作業者により保冷庫等の所定の保管場所に移動されることとなる。このように、使用しない時間帯、試薬ボトル211Aは、保冷庫等の所定の保管場所に保管され、OB時間が累積しないようにする。
一方、時間帯2においても試薬aを用いた分析項目Aの測定を行うと判定した場合(YES)、制御部51は、試薬ボトル211Aを終日装置に搭載しておく必要があると判定する(ステップS7)。ステップS7に対応する判定結果を「判定結果1」とする。なお、ここで言う「終日装置に搭載しておく」とは、例えば1日の分析オペレーションの開始から終了までの間、装置に搭載しておくことを言い、1日の分析オペレーションが終了すると、試薬ボトル211は、所定の保管場所に移動される。
ここでは、1つの分析項目Aに用いる試薬aを収容する試薬ボトル211を例に挙げて判定処理を説明したが、実際には、複数の分析項目に対応する試薬ボトル211の設置場所についての判定処理が実行される。
<判定結果の表示、判定結果に基づく試薬ボトル及び試薬ラックの配置方法>
次に、判定処理後の作業等について説明する。図8、図9は、判定結果に応じた試薬ラックの配置方法の一例を示す図である。図8は時間帯1における試薬ラックの配置方法を示し、図9は時間帯2における試薬ラックの配置方法を示している。図8、図9には、試薬保持部204に搭載された試薬ラック、所定の保管場所300に配置された試薬ラックがそれぞれ示されている。
図7のフローによる、各試薬ボトル211に対する判定結果は、表示部54にそれぞれ表示される。作業者は、表示部54に表示された判定結果を参照しながら、各試薬ボトル211を試薬ラック31へ搭載する。具体的に述べると、各試薬ラック31は、いずれかの判定結果と対応している。そして、各試薬ラック31には、対応する判定結果となった試薬ボトル211のみが搭載される。例えば、判定結果1に対応する試薬ラック31_1には、判定結果1となった試薬ボトル211のみが搭載される。判定結果2-4に対応する試薬ラック31_2、31_3、31_4についても同様である。図8、図9には、判定結果1に対応する3個の試薬ラック31_1、判定結果2に対応する2個の試薬ラック31_2、判定結果3に対応する1個の試薬ラック31_3、判定結果4に対応する2個の試薬ラック31_4がそれぞれ示されている。
次に、試薬ラック31の設置方法について説明する。判定結果1の試薬ボトル211は、1日の分析オペレーションが終了するまで試薬保持部204に搭載される。このため、分析オペレーションの実行中、判定結果1に対応する試薬ラック31_1は試薬保持部204に搭載されることとなる。
判定結果2の試薬ボトル211は、試薬保持部204に搭載したままでよい。このため、図8では、判定結果2に対応する一方の試薬ラック31_2は、試薬保持部204に搭載されている。また、判定結果2に対応する他方の試薬ラック31_2は、保管場所300に保管されている。この他方の試薬ラック31_2は、試薬aの予備の試薬ラック、あるいは、試薬aとは異なる他の試薬の試薬ラック等である。
判定結果3の試薬ボトル211は、時間帯2になるまで保冷庫等の装置外の所定の保管場所300に保管される。このため、時間帯1の構成を示す図8では、判定結果3に対応する試薬ラック31_3は、保管場所300に保管される。
判定結果4の試薬ボトル211は、時間帯1のみ試薬保持部204に搭載される。このため、図8では、判定結果4に対応する試薬ラック31_4は、試薬保持部204に搭載される。
一方、時間帯2では、図9に示すように、判定結果3に対応する試薬ラック31_3は、試薬保持部204に搭載される。また、判定結果4に対応する試薬ラック31_4は、保管場所300に保管される。なお、図9では、判定結果2に対応する2個の試薬ラック31_2は、保管場所300に保管されている。なお、図9では、試薬保持部204の一部に試薬ラックの設置スペースが残っているが、このような状態で分析オペレーションを行うことも当然ながら可能である。
試薬保持部204と保管場所300との間における試薬ラック31の移動は、作業者によって行われる。
<本実施の形態による主な効果>
本実施の形態によれば、試薬ボトル211の試薬情報と、分析項目における試薬の使用実績とに基づき、試薬ボトル211を試薬保持部204に搭載するか、外部の所定の保管場所300に保管するかの判定処理が行われる。そして、制御部51の判定結果が表示部54に表示される。この構成によれば、作業者は、表示部54に表示された判定結果を見ながら、試薬ボトル211の設置場所を確認することができるので、特定の試薬容器の試薬を効率的に使用するために、作業者が容易に必要な試薬を判断することが可能となる。これにより、準備作業に要する時間が短縮される。
また、本実施の形態によれば、試薬ボトルの試薬を使い切るまでの時間と、試薬ボトルの搭載許容時間(残OB時間)との比較、時間帯1における試薬の使用の有無、時間帯2における試薬の使用の有無をそれぞれ判定する。この構成によれば、時間帯ごとに試薬ボトルの設置場所を判定することができ、より正確に試薬の管理を行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、複数種類のそれぞれの試薬について、判定処理がそれぞれ実行される。この構成によれば、複数種類の試薬に対する管理を行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、保管場所300は、保冷庫である。この構成によれば、安定した温度環境下で試薬を保管することが可能となる。
また、試薬ボトルには、試薬情報を格納するICタグ、試薬情報がコード化されたコード情報(バーコード等)が設けられている。この構成によれば、試薬ボトルごとの管理を効率的に行うことが可能となる。また、自動分析装置100内の記憶部52の負荷が軽減される。
なお、制御部51は、図7のフローによる判定結果のほか、試薬ラック31ごとに搭載される試薬ボトル211の組み合わせの一覧を表示部54に表示させるようにしてもよい。この構成によれば、作業者は、試薬ラック31ごとの試薬ボトル211の組み合わせを検討する必要がないので、準備作業に要する時間がより短縮される。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、同一種類の試薬が入った複数の試薬ボトル211に対する判定処理が行われる場合について説明する。
図10は、実施の形態2に係る試薬ボトルの設置場所についての判定処理の一例を示すフロー図である。なお、以下では、説明を簡略化するために分析項目Aに対して用いられる試薬aが2つの試薬ボトル211A_1、211A_2により供給されるものとして説明するが、3つ以上の試薬ボトルにより試薬a供給される場合も同様の処理が実行される。図8の判定処理には、ステップS21-S32が含まれる。なお、本実施の形態においても、各ステップにおける主要な判定処理は制御部51で実行される。
ステップS21では、ICタグ37や記憶部52等に格納された試薬ボトル211A_1、211A_2の試薬情報と、記憶部52に格納された分析項目Aの使用実績の読み出しが行われる。ステップS21は、図7のステップS1と類似している。
ステップS22では、分析項目Aにおける試薬aの使用実績に基づき、試薬aを用いた分析項目Aの測定を時間帯1に実行するかどうかが判定される。ステップ22は、図7のステップS5と類似している。ステップS22において、時間帯1に分析項目Aの測定を行わないと判定した場合(NO)、ステップS23の処理が実行される。
ステップS23では、分析項目Aの使用実績に基づき、時間帯2において試薬aを用いた分析項目Aの測定を実行するかどうかが判定される。ステップS23において、時間帯2において試薬aを用いた分析項目Aの測定を実行すると判断した場合(YES)、制御部51は、時間帯2になるまで保冷庫等の装置外の所定の保管場所に試薬ボトル211A_1、211A_2を保管する必要があると判断する(ステップS24)。ステップS24に対応する判定結果を「判定結果3」とする。一方、ステップS23において、時間帯2においても分析項目Aの測定を行わないと判定した場合(NO)、制御部51は、装置外の所定の保管場所に試薬ボトル211A_1、211A_2を終日保管してする必要があると判断する(ステップS25)。ステップS25に対応する判定結果を「判定結果5」とする。
ステップS22において、時間帯1に分析項目Aの測定を行うと判定した場合(YES)、制御部51は、試薬ボトル211A_1、211A_2それぞれの残OB時間の比較を行う(ステップS26)。ステップS26は、図7のステップS3と類似している。制御部51は、それぞれの試薬ボトル211A_1、211A_2に貼付されたICタグ37又は記憶部52に格納されたそれぞれの試薬情報に基づき、2つの試薬ボトル211A_1、211A_2の残OB時間を比較する。
ステップS27では、時間帯1において残OB時間が短い方の試薬ボトルの試薬aを使い切るかどうかが判断される。時間帯1において試薬aを使い切れないと判断すると(NO)、制御部51は、残OB時間が長い方の試薬ボトルについては、装置外の保管場所に保管する必要があると判断する(ステップS31)。また、残OB時間が短い方の試薬ボトルについては、装置に搭載する必要があると判定する(ステップS31)。すなわち、ステップS31では、残OB時間が長い方の試薬ボトルと、残OB時間が短い方の試薬ボトルとでそれぞれ異なる判定結果となる。残OB時間が長い方の試薬ボトルに対応する判定結果を「判定結果3」とし、残OB時間が短い方の試薬ボトルに対応する判定結果を「判定結果1」とする。このように、残OB時間が短い方の試薬ボトルの試薬aが使い切れない場合、残OB時間が異なる複数の試薬ボトル間で異なる判定結果となる。
ステップS27において、時間帯1において試薬aを使い切れると判断すると(YES)、制御部51は、残OB時間が長い方の試薬ボトル、及び残OB時間が短い方の試薬ボトルの両方を装置へ搭載すべきであると判定する(ステップS28)。
ステップS29では、分析項目Aの使用実績に基づき、時間帯2において試薬aを用いた分析項目Aの測定を実行するかどうかが判定される。ステップS29は、図7のステップS6、及び図1のステップS23と類似している。ステップS29において、時間帯2では試薬aを用いた分析項目Aの測定を行わないと判定した場合(NO)、制御部51は、時間帯1のみ試薬ボトル211A_1、211A_2を試薬保持部204に搭載する必要があると判定する(ステップS32)。ステップS32は、図7のステップS10に対応しており、判定結果を「判定結果4」とする。
一方、ステップS29において、時間帯2においても試薬aを用いた分析項目Aの測定を行うと判定した場合(YES)、制御部51は、試薬ボトル211A_1、211A_2を終日装置に搭載しておく必要があると判定する(ステップS30)。ステップS30は、図7のステップS7と対応しており、判定結果を「判定結果1」とする。
<本実施の形態による主な効果>
本実施の形態によれば、同一種類の試薬が入った複数の試薬ボトル211を用いる場合でも、試薬を効率的に使用することが可能となる。また、各試薬ボトル211の試薬の管理を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。なお、図面に記載した各部材や相対的なサイズは、本発明を分かりやすく説明するため簡素化・理想化しており、実装上はより複雑な形状となる場合がある。
31…試薬ラック、37…ICタグ、50…制御装置、51…制御部、52…記憶部、54…表示部、100…自動分析装置、204…試薬保持部、211…試薬ボトル、300…保管場所

Claims (9)

  1. 試薬が入った試薬容器を搭載する試薬ボトルと
    前記試薬ボトルを搭載する試薬保持部と、
    分析項目における前記試薬の使用実績を格納する記憶装置と、
    前記試薬ボトルの試薬情報、及び、前記試薬の使用実績に基づいて、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載するか、外部の所定の保管場所に保管するかの判定処理を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記試薬ボトルの前記試薬を使い切るまでにかかる所要時間、及び、前記試薬保持部に前記試薬ボトルを搭載しても分析結果に影響が出ないと判断される搭載許容時間に基づいて、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載したままでよいか否かを判定し、
    前記搭載許容時間は、前記試薬保持部に前記試薬ボトルが搭載された搭載累積時間の上限値である最大搭載時間、及び、該搭載累積時間との差分で規定され、
    前記制御部は、前記所要時間が前記搭載許容時間以下である場合、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載したままでよいと判定し、
    前記制御部は、前記所要時間が前記搭載許容時間より長い場合、前記分析項目の測定が第1時間帯に実行されるか否かを判定し、実行されないと判定した場合、前記第1時間帯より後の第2時間帯まで前記試薬ボトルを前記保管場所で保管すると判定し、
    前記第1時間帯とは、判定処理を行った直後に前記分析項目を実行する時間帯であり、
    前記第2時間帯とは、前記第1時間帯の後に続いて、作業者が追加で試薬を補充した後に前記分析項目を実行する時間帯である、自動分析装置。
  2. 請求項に記載の自動分析装置において、
    前記制御部は、前記分析項目の測定が前記第1時間帯に実行されると判定した場合、前記分析項目の測定が前記第2時間帯に実行されるか否かを判定し、実行されないと判定した場合、前記試薬ボトルを前記第1時間帯のみ前記試薬保持部に搭載すると判定する、自動分析装置。
  3. 請求項に記載の自動分析装置において、
    前記制御部は、前記分析項目の測定が前記第1時間帯に実行されると判定した場合、前記分析項目の測定が前記第2時間帯に実行されるか否かを判定し、実行されると判定した場合、前記試薬ボトルを終日前記試薬保持部に搭載すると判定する、自動分析装置。
  4. 試薬が入った試薬容器を搭載する試薬ボトルと
    前記試薬ボトルを搭載する試薬保持部と、
    分析項目における前記試薬の使用実績を格納する記憶装置と、
    前記試薬ボトルの試薬情報、及び、前記試薬の使用実績に基づいて、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載するか、外部の所定の保管場所に保管するかの判定処理を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記試薬ボトルの前記試薬を使い切るまでにかかる所要時間、及び、前記試薬保持部に前記試薬ボトルを搭載しても分析結果に影響が出ないと判断される搭載許容時間に基づいて、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載したままでよいか否かを判定し、
    前記搭載許容時間は、前記試薬保持部に前記試薬ボトルが搭載された搭載累積時間の上限値である最大搭載時間、及び、該搭載累積時間との差分で規定され、
    前記制御部は、前記所要時間が前記搭載許容時間以下である場合、前記試薬ボトルを前記試薬保持部に搭載したままでよいと判定し、
    前記制御部は、前記試薬と同一種類の試薬が入った複数の試薬ボトルに対する判定処理を行い、前記試薬の使用実績に基づいて、第1時間帯に前記分析項目を実行されないと判定した場合、前記第1時間帯より後の第2時間帯に前記分析項目が実行されるか否かを判定し、前記第2時間帯に前記分析項目が実行されないと判定した場合、前記複数の試薬ボトルを前記保管場所に保管する必要があると判定し、
    前記第1時間帯とは、判定処理を行った直後に前記分析項目を実行する時間帯であり、
    前記第2時間帯とは、前記第1時間帯の後に続いて、作業者が追加で前記試薬を補充した後に前記分析項目を実行する時間帯である、自動分析装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動分析装置において、
    前記試薬ボトルを搭載する試薬ラックを備え、
    前記試薬保持部は、前記試薬ラックを搭載する、自動分析装置。
  6. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動分析装置において、
    前記制御部の判定結果を表示するモニタを備える、自動分析装置。
  7. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動分析装置において、
    前記制御部は、複数種類のそれぞれの前記試薬について、前記判定処理をそれぞれ実行する、自動分析装置。
  8. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動分析装置において、
    前記保管場所は、保冷庫である、自動分析装置。
  9. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の自動分析装置において、
    前記試薬ボトルには、前記試薬情報を格納するICタグが設けられている、自動分析装置。
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