JP7290526B2 - ボトム上げ機構及びベッド装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ボトム上げ機構及びベッド装置に関する。
例えば、ベッドなどにおいて、背ボトムなどのボトムの角度が可変なボトム上げ機構が設けられる。より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構が望まれる。
特開2005-87652号公報
本発明の実施形態は、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構及びベッド装置を提供する。
実施形態によれば、ボトム上げ機構は、長さ変更部、起動リンク、及び、構造体を含む。前記長さ変更部は、第1ピンを含む端部を含み、長さが可変である。前記起動リンクは、ボトムと連結された第1プレート部を含む。前記第1プレート部は、第1孔及び第2孔を含む。前記構造体は、第3孔を有する第1片部と、前記第1片部と接続された第1突起と、を含む。前記第1ピンは、前記第3孔及び前記第1孔に挿入される。前記第1突起は、前記第2孔に挿入される。前記第1突起の下端部が前記第2孔に接したときに、前記第1ピンの下端部は前記第1孔から離れている。
本発明の実施形態は、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構及びベッド装置を提供できる。
図1は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。 図2は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部を拡大して示す模式的斜視図である。 図3は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部を拡大して示す模式図である。 図4は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部の模式的斜視図である。 図5は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部の模式図である。 図6は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部の模式図である。 図7(a)~図7(c)は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の動作を例示する模式的側面図である。 図8(a)及び図8(b)は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の動作を例示する模式的側面図である。 図9(a)及び図9(b)は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の動作を例示する模式的側面図である。 図10は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。 図11は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。 図12は、第2実施形態に係るベッド装置を例示する模式的斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものである。本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。
図2は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部を拡大して示す模式的斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部を拡大して示す模式図である。
図4は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部の模式的斜視図である。
図5及び図6は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の一部の模式図である。
図1~図3に示すように、第1実施形態に係るボトム上げ機構110は、長さ変更部50、起動リンク10及び構造体30を含む。
長さ変更部50は、端部53を含む。端部53は、第1ピン51を含む。この例では、端部53は、第2ピン52(図3参照)をさらに含む。長さ変更部50の長さは、長さ変更方向DL(図1参照)に沿って変化する。例えば、駆動部50Mが設けられる。駆動部50Mは、長さ変更部50の一部に接続される。駆動部50Mは、例えば、モータを含む。駆動部50Mの動作により、長さ変更部50の長さが変化する。長さ変更部50は、例えば、アクチュエータを含む。実施形態において、長さ変更部50の長さは、手動により変更可能でも良い。
起動リンク10は、第1プレート部11を含む。起動リンク10は、第2プレート部12(図2参照)を含んでも良い。起動リンク10は、例えば、金属材料などを含む。
第1プレート部11は、ボトム75と連結されている。第2プレート部12は、ボトム75と連結されている。ボトム75は、例えば、背ボトムである。ボトム75は、膝ボトム、足ボトムまたは頭ボトムなどでも良い。
図1に示すように、ボトム75は、第1接続部分75a及び第2接続部分75bを含む。第1接続部分75aは、第1プレート部11と接続される。第2接続部分75bは、第1ボトム接続部材78の一部(例えば、一端)と接続される。第1ボトム接続部材78の別の一部(例えば、他端)は、ベッドのフレーム70Fと接続される。長さ変更部50の一部は、フレーム70Fと接続される。例えば、第1ボトム接続部材78の一部(例えば、一端)は、ピン部78Qにより、ボトム75と回動可能に接続される。例えば、第1ボトム接続部材78の別の一部(例えば、他端)は、ピン部78Pにより、フレーム70Fと回動可能に接続される。
例えば、ボトム75は、第3接続部分75cをさらに含んでも良い。第3接続部分75cは、第2ボトム接続部材79の一部と接続される。第2ボトム接続部材79の別の一部は、フレーム70Fと接続される。例えば、第2ボトム接続部材79の一部(例えば、一端)は、ピン部79Qによりボトム75と接続される。例えば、第2ボトム接続部材79の別の一部(例えば、他端)は、ピン部79Pにより、フレーム70Fと回動可能に接続される。
例えば、第1接続部分75aは、第2接続部分75bと第3接続部分75cとの間にある。第1ボトム接続部材78及び第2ボトム接続部材79は、例えば、ベッド装置に含まれる。
フレーム70Fの延びる方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。X軸方向は、ベッドの左右方向(例えば短手方向)に対応する。Y軸方向は、ベッドの上下方向(例えば長手方向)に対応する。Z軸方向は、高さ方向に対応する。
この例では、長さ変更方向DL(図1参照)は、Y軸方向に沿っている。
図5に示すように、第1プレート部11は、第1孔11a及び第2孔11bを含む。第1孔11aは、長孔である。第1方向D1に沿う第1孔11aの長さ11aLは、第1方向D1と交差する第1交差方向Dx1に沿う第1孔11aの長さ11aWよりも長い。第1交差方向Dx1は、例えば、第1方向D1に対して垂直である。長さ11aLは、第1孔11aの長軸方向の長さである。長さ11aWは、端軸方向の長さである。
第2孔11bは、第1孔部分hp1及び第2孔部分hp2を含む。第1孔部分hp1は、第2方向D2に沿って延びる。第2孔部分hp2は、第2方向D2と交差する第3方向D3に沿って延びる。第3方向D3は、例えば、第2方向D2に対して傾斜する。例えば、第1孔部分hp1と第2孔部分hp2との接続部分と、第1孔11aと、の間の距離(例えば最短距離)は、第1孔部分hp1と第1孔11aと、の間の距離(例えば最短距離)よりも長く、第2孔部分hp2と第1孔11aとの間の距離(例えば最短距離)よりも長い。
例えば、第2方向D2は、第1方向D1に沿っている。第3方向D3は、第1方向D1に対して傾斜している。
図4に示すように、構造体30は、第1片部31及び第1突起31pを含む。第1片部31は、第3孔31cを有する。第1突起31pは、第1片部31と接続される。例えば、第1突起31pは、第1片部31と連続する。1つのプレートが折り曲げられることにより、第1片部31及び第1突起31pが形成できる。
図3及び図5に示すように、第1ピン51は、第3孔31c及び第1孔11aに挿入される。第1突起31pは、第2孔11bに挿入される。
図3に示すように、この例では、端部53は、第2ピン52をさらに含む。第1ピン51から第2ピン52への方向は、長さ変更部50の長さが変化する方向(長さ変更方向DL)と交差する。例えば、第1ピン51から第2ピン52への方向は、X軸方向に沿う。第2ピン52は、第1ピン51と連続しても良い。第1ピン51及び第2ピン52の少なくともいずれかは、端部53に設けられる孔などに挿入されて固定される。
図2及び図3に示すように、この例では、起動リンク10は、第2プレート部12をさらに含む。
図6に示すように、第2プレート部12は、第4孔12d及び第5孔12eを含む。第4孔12dは、例えば、長孔である。第1方向D1に沿う第4孔12dの長さ12dLは、第1交差方向Dx1に沿う第4孔12dの長さ12dWよりも長い。
第5孔12eは、第3孔部分hp3及び第4孔部分hp4を含む。第3孔部分hp3は、第2方向D2に沿って延びる。第4孔部分hp4は、第3方向D3に沿って延びる。
図3に示すように、構造体30は、第2片部32及び第2突起32pを含む。第2片部32は、第6孔32fを有する。第2突起32pは、第2片部32と接続される。
この例では、構造体30は、第3片部33をさらに含む。第3片部33は、第1片部31の一部と、第2片部32の一部との間にある。第3片部33は、第1片部31を第2片部32と接続する。1つのプレートが折り曲げられることにより、第1突起31p、第1片部31、第3片部33、第2片部32及び第2突起32pが形成できる。
図3及び図6に示すように、第2ピン52は、第6孔32f及び第4孔12dに挿入される。第2突起32pは、第5孔12eに挿入される。
図3に示すように、第1プレート部11と第2プレート部12との間に端部53がある。第1プレート部11と端部53との間に第1片部31がある。第2プレート部12と端部53との間に第2片部32がある。
第2プレート部12は、第1プレート部11と連動する。第2片部32は、第1片部31と連動する。第2突起32pは、第1突起31pと連動する。
既に説明したように、長さ変更部50の長さが変化する。長さの変化に応じて、ボトム75の角度が変化する。ボトム75が背ボトムである場合、長さ変更部50の長さの変化に応じて、背上げ動作または背下げ動作が行われる。以下、長さ変更部50の長さの変化に応じたボトム75の角度の変化の例について説明する。ボトム75の角度は、例えば、フレーム70Fを基準にしたときの角度である。ボトム75の角度は、例えば、水平面(X-Y平面)を基準にした角度である。
図7(a)、図7(b)、図7(c)、図8(a)及び図8(b)、図9(a)及び図9(b)は、第1実施形態に係るボトム上げ機構の動作を例示する模式的側面図である。
図7(a)、図7(b)、及び図7(c)は、ボトム上げ機構110における第1状態ST1に対応する。図8(a)及び図8(b)は、ボトム上げ機構110における第2状態ST2に対応する。図9(a)及び図9(b)は、ボトム上げ機構110における第3状態ST3に対応する。この例では、第1状態ST1における長さ変更部50の長さは、第2状態ST2における長さ変更部50の長さよりも短い。第3状態ST3における長さ変更部50の長さは、第2状態ST2における長さ変更部50の長さと同じである。第3状態ST3における第1ピン51の第1孔11aの位置は、第2状態ST2における第1ピン51の第1孔11aの位置とは異なる。
図7(b)及び図7(c)は、図7(a)の一部の拡大図である。図8(b)は、図8(a)の一部の拡大図である。図9(b)は、図9(a)の一部の拡大図である。
図7(a)に示すように、第1状態ST1において、ボトム75は、実質的に水平である。ボトム75とフレーム70Fとの間の角度は実質的に0である。
図7(b)に示すように、第1状態ST1において、第1突起31pは、第2孔11bの第1孔部分hp1中にある。第2突起32pは、第1突起31pと連動するので、第1状態ST1において、第2突起32pは、第5孔12eの第3孔部分hp3中にある。
図8(a)に示すように、第2状態ST2において、ボトム75とフレーム70Fとの間の角度は、大きくなる。第2状態ST2におけるボトム75とフレーム70Fとの間の角度は、第1状態ST1におけるボトム75とフレーム70Fとの間の角度よりも大きい。
例えば、ボトム75が背ボトムである場合、第2状態ST2において、背上げ状態が得られる。例えば、ボトム75が膝ボトムである場合、第2状態ST2において、膝上げ状態が得られる。
図8(b)に示すように、第2状態ST2において、第1突起31pは、第2孔11bの第2孔部分hp2中にある。第2突起32pは、第1突起31pと連動するので、第2状態ST2において、第2突起32pは、第5孔12eの第4孔部分hp4中にある。
長さ変更部50の長さが短くなると、第2状態ST2から第1状態ST1へ向けた変化が生じる。長さ変更部50の長さが長くなると、第1状態ST1から第2状態ST2へ向けた変化が生じる。この時、図7(c)に示すように、第1ピン51は第3孔31cの右端に接している。そして、ボトム75が実質的に水平になった時、すなわち、ボトム75とフレーム70Fとの間の角度が実質的に0になった時は、第1ピン51は第1孔11aの右端に接していない。さらに長さ変更部50の長さを短くするように動作させた時には、第1ピン51は、第1孔11aの右端に向けて動く。そして、図7(c)に示すように、第1ピン51が第1孔11aの右端に接すると、長さ変更部50の長さはさらに短くはならない。図7(c)において、第1孔11aの右端は、図8(b)または図9(b)における第1孔11aの下端に該当する。長さ変更部50の長さが長くなると、第1状態ST1から第2状態ST2へ向けた変化が生じる。この時、図7(b)に示すように第1ピン51が第1孔11aの左端に接し、ボトム75が実質的に水平状態から、ボトム75とフレーム70Fとの間の角度が広がっていき、図8(a)に示すように、第2状態ST2でボトム75は止まる。
このように、長さ変更部50の長さの変化に応じて、第1突起31pは、第1孔部分hp1と第2孔部分hp2との間を移動可能である。長さ変更部50の長さの変化に応じて、第2突起32pは、第3孔部分hp3と第4孔部分hp4との間を移動可能である。
この例では、長さ変更部50の長さが第1長さのとき(第1状態ST1)に、第1突起31pは、第1孔部分hp1にある。長さ変更部50の長さが第1長さよりも長い第2長さのとき(第2状態ST2)に、第1突起31pは、第2孔部分hp2にある。
例えば、長さ変更部50の長さが第1長さのとき(第1状態ST1)に、第2突起32pは、第3孔部分hp3にある。長さ変更部50の長さが第1長さよりも長い第2長さのとき(第2状態ST2)に、第2突起32pは、第4孔部分hp4にある。
既に説明したように、第1孔11a及び第4孔12dは、長孔である。これにより、第1ピン51と第1孔11aとの間に隙間が生じる。例えば、この隙間は、バックラッシュとなる。長孔による隙間により、例えば、長さ変更部50の動きに余裕が形成でき、長さ変更部50の正常な動きを維持できる。隙間の長さは、バックラッシュとして機能するために必要な値以上であり、過度に小さくできない。
図8(b)に示すように、第2状態ST2において、第1孔11aの長孔の長軸方向(第1方向D1)は、Y軸方向と交差する。第1方向D1は、Z軸方向(高さ方向)に沿う。このため、第1突起31pを有しない参考例においては、ボトム75などに高さ方向の力が加わったときに、ボトム75と接続された起動リンク10が高さ方向に動き易い。
図9(a)及び図9(b)に示す第3状態ST3は、長さ変更部50が動いていないときに、第2状態ST2においてボトム75に高さ方向の力が加わっている。図8(b)及び図9(b)に示すように、実施形態においては、第1突起31pが第2孔部分hp2にある。このため、起動リンク10が高さ方向に動こうとしたときに、第1突起31pの高さ方向の動きが、第1突起31pが第2孔部分hp2に接触することにより制限される。
例えば、第1プレート部11を基準にしたときに、第1突起31pは、高さ方向に動く範囲が小さい。第1突起31pの動きが小さいため、第1プレート部11に接続されたボトム75の上下方向の動きも小さくできる。実施形態によれば、ボトム75の動きを安定できる。実施形態によれば、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構を提供できる。
例えば、第1突起31pを含む構造体30が設けられない参考例においては、起動リンク10が高さ方向に動こうとしたときに、第1ピン51と、長孔の第1孔11aの長さと、の差(隙間)だけ、第1プレート部11が高さ方向に動く。このため、大きなずれが生じ易く、安定した姿勢を形成することが困難である。
図9(b)に示すように、第1突起31pは、下端部31pbを含む。第1ピン51は、下端部51bを含む。第1突起31pの下端部31pbが第2孔11bに接したときに、第1ピン51の下端部51bは第1孔11aから離れている。
実施形態によれば、適正なバックラッシュを得つつ、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構を提供できる。
図10は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。
図10に示すように、第1突起31pが第2孔部分hp2にあるときの、第3方向D3と交差する第3交差方向Dx3に沿う第1突起31pの長さを第1突起31pの厚さ31tとする。
第3交差方向Dx3に沿う第2孔部分hp2の長さhp2Wと、第1突起31pの厚さ31tと、の差が、第2孔部分hp2と第1突起31pとの間の隙間の長さに対応する。第1方向D1に沿う第1孔11aの長さ11aLと、第1方向D1に沿う第1ピン51の長さ51Lと、の差が、第1孔11aと第1ピン51との間の隙間の長さdf1に対応する。実施形態においては、例えば、長さhp2Wと厚さ31tとの差は、長さdf1よりも小さいことが望ましい。これにより、第1突起31pが第2孔部分hp2中にあるときの、第1プレート部11を基準にしたときの、第1突起31pの動きの量が、第1孔11aと第1ピン51との間の隙間の長さdf1よりも小さくでき、より安定した姿勢が得られる。
第1突起31pの厚さ31tは、第1突起31pが第1孔部分hp1にあるときの、第2方向D2と交差する第2交差方向Dx2に沿う第1突起31pの長さに対応する。第2交差方向Dx2に沿う第1孔部分hp1の長さhp1Wと、第1突起31pの厚さ31tと、の差は、第1方向D1に沿う第1孔11aの長さ11aLと、第1方向D1に沿う第1ピン51の長さ51Lと、の差(長さdf1)よりも小さい。
第2交差方向Dx2は、例えば、第2方向D2に対して垂直である。第3交差方向Dx3は、例えば、第3方向D3に対して垂直である。
図10に示すように、第1突起31pは、上端部31ptを含む。第1ピン51は、上端部51tを含む。第1ピン51の上端部51tが第1孔11aに接したときに、第1突起31pの上端部31ptは第2孔11bから離れている。適正なバックラッシュを得つつ、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構を提供できる。
図11は、第1実施形態に係るボトム上げ機構を例示する模式的側面図である。
図11に示すように、第2突起32pが第4孔部分hp4にあるときの、第3方向D3と交差する第3交差方向Dx3に沿う第2突起32pの長さを第2突起32pの厚さ32tとする。
第3交差方向Dx3に沿う第4孔部分hp4の長さhp4Wと、第2突起32pの厚さ32tと、の差が、第4孔部分hp4と第2突起32pとの間の隙間の長さに対応する。第1方向D1に沿う第4孔12dの長さ12dLと、第1方向D1に沿う第2ピン52の長さ52Lと、の差が、第4孔12dと第2ピン52との間の隙間の長さdf2に対応する。実施形態においては、例えば、長さhp4Wと厚さ32tとの差は、長さdf2よりも小さいことが望ましい。これにより、第2突起32pが第4孔部分hp4中にあるときの、第2プレート部12を基準にしたときの、第2突起32pの動きの量が、第4孔12dと第2ピン52との間の隙間の長さdf2よりも小さくでき、より安定した姿勢が得られる。
第2突起32pの厚さ32tは、第2突起32pが第3孔部分hp3にあるときの、第2交差方向Dx2に沿う第3突起32pの長さに対応する。第2交差方向Dx2に沿う第3孔部分hp3の長さhp3Wと、第2突起32pの厚さ32tと、の差は、第1方向D1に沿う第4孔12dの長さ12dLと、第1方向D1に沿う第2ピン52の長さ52Lと、の差(長さdf2)よりも小さい。
第1突起31pと第1ピン51との関係と同様に、例えば、第2突起32pの下端部が第5孔12eに接したときに、第2ピン52の下端部は第4孔12dから離れている。例えば、第2ピン52の上端部が第4孔12dに接したときに、第2突起32pの上端部は第5孔12eから離れている。適正なバックラッシュを得つつ、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構を提供できる。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態に係るベッド装置を例示する模式的斜視図である。
第1実施形態に係るベッド装置310は、第1実施形態に関して説明したボトム上げ機構110と、ボトム75と、フレーム70Fと、第1ボトム接続部材78(図1参照)と、を含む。フレーム70Fは、例えば、ベースフレーム70BFに支持される。ベッド装置310は、第2ボトム接続部材79をさらに含んでも良い。
この例では、背ボトム70a、腰ボトム70b、膝ボトム70c及び足ボトム70dなどが設けられている。第1実施形態に係るボトム上げ機構110と接続されるボトム75は、背ボトム70a、腰ボトム70b、膝ボトム70c及び足ボトム70dの少なくともいずれかに対応して良い。ベッド装置310は、サイドレール70sを含んでも良い。
図1に示すように、ボトム75は、第1接続部分75a及び第2接続部分75bを含む。図1に関して説明したように、第1プレート部11と接続される。第2接続部分75bは、第1ボトム接続部材78の一部と接続される。第1ボトム接続部材78の別の一部は、フレーム70Fと接続される。長さ変更部50の一部は、フレーム70Fと接続される。
図12に示すように、ボトム75の一部は、ピン部79Pなどにより、フレーム70Fと回動可能に接続される。
第2実施形態によれば、より安定した姿勢を作ることが可能なベッド装置が提供できる。
実施形態によれば、より安定した姿勢を作ることが可能なボトム上げ機構及びベッド装置を提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、制御装置及びベッドに含まれる受付部、表示部及び可動部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施形態として上述した制御装置及びベッドを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての制御装置及びベッドも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…起動リンク、 11、12…第1、第2プレート部、 11a、11b…第1、第2孔、 11aL、11aW…長さ、 12d、12e…第4、第5孔、 12dL、12dW…長さ、 30…構造体、 31~33…第1~第3片部、 31c…第3孔、 31p…第1突起、 31pb…下端部、 31pt…上端部、 31t…厚さ、 32f…第6孔、 32p…第2突起、 32t…厚さ、 50…長さ変更部、 50M…駆動部、 51、52…第1、第2ピン、 51L、52L…長さ、 51b…下端部、 51t…上端部、 53…端部、 70BF…ベースフレーム、 70F…フレーム、 70a…背ボトム、 70b…腰ボトム、 70c…膝ボトム、 70d…足ボトム、 70s…サイドレール、 75…ボトム、 75a~75c…第1~第3接続部分、 78…第1ボトム接続部材、 78P、78Q…ピン部、 79…第2ボトム接続部材、 79P、79Q…ピン部、 110…ボトム上げ機構、 310…ベッド装置、 D1~D3…第1~第3方向、 DL…長さ変更方向、 Dx1~Dx3…第1~第3交差方向、 ST1~ST3…第1~第3状態、 df1、df2…長さ、 hp1~hp4…第1~第4孔部分、 hp1W~hp4W…長さ

Claims (4)

  1. 第1ピン及び第2ピンを含む端部を含み長さが可変な長さ変更部と、
    ボトムと連結された第1プレート部及び第2プレート部を含む起動リンクであって、前記第1プレート部は、第1孔及び第2孔を含み、前記第2プレートは、第4孔及び第5孔を含む、前記起動リンクと、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第1プレート及び前記第2プレートにより保持された構造体と、
    を備え、
    前記第1ピンから前記第2ピンへの方向は、前記長さ変更部の長さが変化する方向と交差し、
    前記構造体は、第3孔を有する第1片部と、前記第1片部と接続され前記第1ピンと同じ方向に突出した第1突起と、前記第3孔に対向した第6孔を有する第2片部と、前記第2片部と接続され前記第2ピンと同じ方向に突出した第2突起と、を含み、
    前記第1ピンは、前記第3孔及び前記第1孔に挿入され、前記第1突起は、前記第2孔に挿入され、
    前記第2ピンは、前記第6孔及び前記第4孔に挿入され、前記第2突起は、前記第5孔に挿入され、
    第1方向に沿う前記第1孔の長さは、前記第1方向と交差する第1交差方向に沿う前記第1孔の長さよりも長く、前記第2孔は、第1孔部分及び第2孔部分を含み、前記第1孔部分は、第2方向に沿って延び、前記第2孔部分は、前記第2方向と交差する第3方向に沿って延び、
    前記第1方向に沿う前記第4孔の長さは、前記第1交差方向に沿う前記第4孔の長さよりも長く、前記第5孔は、第3孔部分及び第4孔部分を含み、前記第3孔部分は、前記第2方向に沿って延び、前記第4孔部分は、前記第3方向に沿って延び、
    前記第1突起が前記第2孔部分にあるときに、前記第3方向と交差する第3交差方向に沿う前記第2孔部分の長さと、前記第1突起の厚さと、の差は、前記第1方向に沿う前記第1孔の長さと、前記第1方向に沿う前記第1ピンの長さと、の差よりも小さく、
    前記第2突起が前記第4孔部分にあるときに、前記第3交差方向に沿う前記第4孔部分の長さと、前記第2突起の厚さと、の差は、前記第1方向に沿う前記第4孔の長さと、前記第1方向に沿う前記第2ピンの長さと、の差よりも小さく、
    前記第1突起の下端部が前記第2孔に接したときに、前記第1ピンの下端部は前記第1孔から離れている、ボトム上げ機構。
  2. 前記第1ピンの上端部が前記第1孔に接したときに、前記第1突起の上端部は前記第2孔から離れている、請求項1記載のボトム上げ機構。
  3. 前記ボトムは、背ボトムである、請求項1または2に記載のボトム上げ機構。
  4. 請求項1~のいずれか1つに記載のボトム上げ機構と、
    第1接続部分及び第2接続部分を含む前記ボトムと、
    フレームと、
    第1ボトム接続部材と、
    を備え、
    前記第1接続部分は、前記第1プレート部と接続され、
    前記第2接続部分は、前記第1ボトム接続部材の一部と接続され、
    前記第1ボトム接続部材の別の一部は、前記フレームと接続され、
    前記長さ変更部の一部は、前記フレームと接続された、ベッド装置。
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