JP7289727B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7289727B2
JP7289727B2 JP2019101148A JP2019101148A JP7289727B2 JP 7289727 B2 JP7289727 B2 JP 7289727B2 JP 2019101148 A JP2019101148 A JP 2019101148A JP 2019101148 A JP2019101148 A JP 2019101148A JP 7289727 B2 JP7289727 B2 JP 7289727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
evaluation
evaluation value
processing apparatus
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019101148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020193930A (ja
Inventor
善宏 眞部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2019101148A priority Critical patent/JP7289727B2/ja
Publication of JP2020193930A publication Critical patent/JP2020193930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7289727B2 publication Critical patent/JP7289727B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、物体の表面の状態を評価するための画像処理技術に関する。
工業デザインの分野において、物体の表面の状態は意匠性に寄与するため、物体の表面の状態を調べることは重要である。特許文献1は、試料に対する一度の撮像動作により得られた画像の情報に基づいて、試料の質感を数値化する方法を開示している。
特開2016-38222号公報
物体の表面の状態を評価する際に、位置ごとに表面の状態が異なる物体を評価対象とする場合がある。この場合、特許文献1の技術は撮像画像の面内を一様の試料として質感の評価値を算出しているため、物体の表面の状態が位置に応じてどの程度変動するかがわからないという課題があった。
そこで、本発明は、物体の表面の状態が位置に応じてどの程度変動するかを特定するための画像処理を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、光源からの光が照射されることによって表面にエッジが生じた物体を、単位領域ごとに撮像して得られる複数の画像データを取得する取得手段と、前記複数の画像データそれぞれが表す画像において前記エッジを検出する検出手段と、画像データごとに、前記検出されたエッジを構成する点を、線を表す関数で近似することによって、関数を導出する第1導出手段と、前記単位領域ごとに、前記検出されたエッジを構成する点と、前記導出された関数が表す線との距離を導出し、導出した前記距離に基づいて、前記物体の表面の粗さを評価するための評価値を導出する第導出手段と、前記単位領域ごとの評価値の変動量を導出する第導出手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、物体の表面の状態が位置に応じてどの程度変動するかを特定することができる。
画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図 画像処理装置の機能構成を示すブロック図 画像処理装置が実行する処理を示すフローチャート 物体の表面の状態を評価する処理を示すフローチャート 物体を撮像する方法の一例を示す図 ゆず肌評価値を導出する方法を説明するための図 表示される評価結果の一例を示す図 表示される評価結果の一例を示す図 表示される評価結果の一例を示す図 画像処理装置が実行する処理を示すフローチャート 物体の表面の状態を評価する処理を示すフローチャート 表示される評価結果の一例を示す図 物体の表面の状態を評価する処理を示すフローチャート 表示される評価結果の一例を示す図 ゆず肌評価値を導出する方法を説明するための図 評価位置を設定する方法を説明するための図 評価位置を設定する方法を説明するための図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本発明を必ずしも限定するものではない。また、本実施形態において説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1実施形態]
本実施形態においては、意匠性に寄与する物体表面の状態の1つである、ゆず肌の評価を行う。ゆず肌は、オレンジピールやガン肌とも呼ばれ、物体の表面に凹凸が生じている状態である。例えば、自動車のボディにスプレーガンなどを用いて塗料が均一で、表面に微細な凹凸のない塗装をする場合について考える。この場合、塗布された塗料がボディ表面において平滑になる前に固まってしまい、ボディの表面に微細な凹凸が生じてしまうことがある。この状態はゆず肌と呼ばれ、ボディの表面は意図していた滑らかな表面とは異なり、本来の自動車の意匠性を低下させてしまう。本実施形態においては、物体表面のゆず肌の度合いを評価し、評価によって得られた評価値をユーザに提示する。これにより、ゆず肌がどの程度発生しているかをユーザに知らせることができる。さらに、自動車のボディにおいては塗料の滑らかさが不均一であると、塗装ムラのように見えたり、質感が異なったりすることもある。そこで、本実施形態においては、物体表面の位置に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかを表す変動量を導出し、ユーザに提示する。これにより、物体表面の位置に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかをユーザに知らせることができる。
<画像処理装置のハードウェア構成>
図1は、画像処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。画像処理装置1は、CPU101、ROM102、RAM103を備える。また、画像処理装置1は、VC(ビデオカード)104、汎用I/F(インターフェース)105、SATA(シリアルATA)I/F106、NIC(ネットワークインターフェースカード)107を備える。CPU101は、RAM103をワークメモリとして、ROM102、HDD(ハードディスクドライブ)114などに格納されたOS(オペレーティングシステム)や各種プログラムを実行する。また、CPU101は、システムバス108を介して各構成を制御する。尚、後述するフローチャートによる処理は、ROM102やHDD114などに格納されたプログラムコードがRAM103に展開され、CPU101によって実行される。VC104には、ディスプレイ116が接続される。汎用I/F105には、シリアルバス109を介して、マウスやキーボードなどの入力デバイス110や撮像装置111、移動装置112が接続される。SATAI/F106には、シリアルバス113を介して、HDD114や各種記録メディアの読み書きを行う汎用ドライブ115が接続される。NIC107は、外部装置との間で情報の入力及び出力を行う。CPU101は、HDD114や汎用ドライブ115にマウントされた各種記録メディアを各種データの格納場所として使用する。CPU101は、プログラムによって提供されるGUI(グラフィカルユーザインターフェース)をディスプレイ116に表示し、入力デバイス110を介して受け付けるユーザ指示などの入力を受信する。
<画像処理装置の機能構成>
図2は、画像処理装置1の機能構成を示す図である。CPU101は、RAM103をワークメモリとして、ROM102又はHDD114に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、図2に示す機能構成として機能する。尚、以下に示す処理の全てがCPU101によって実行される必要はなく、処理の一部または全てがCPU101以外の一つまたは複数の処理回路によって行われるように画像処理装置1が構成されていてもよい。
画像処理装置1は、評価部200と、出力部205と、制御部206と、を有する。評価部200は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する。評価部200は、画像取得部201と、範囲取得部202と、評価値導出部203と、変動量導出部204と、を有する。画像取得部201は、制御部206が光源や撮像装置111、移動装置112を制御することによって得られる画像データを取得する。
図5は、評価対象の物体の撮像方法を模式的に示す図である。物体501の上方であり、かつ、物体501に接しないように一定距離離れた位置に、遮蔽板502を設置する。尚、遮蔽板502の縁(エッジ)は直線であるものとする。さらに、遮蔽板502の上方に光源503を設置する。光源503は、光源503から物体501への垂線よりも遮蔽板502寄りの位置(図5の左側)に設置する。この配置の条件において、光源503から照射される光の一部は遮蔽板502により遮蔽されるため、物体501の表面に遮蔽板502のエッジの影504が生成される。本実施形態においては、この影504を含む物体501を撮像することによって得られた画像データを評価に用いる。物体501の表面が平滑である場合は、影504は直線になるが、物体501の表面に凹凸がある場合は、影504は直線にならずにガタついた線となる。本実施形態においては、この物体501における影504のガタつきの度合いをゆず肌の度合いとして評価する。ここで、ゆず肌の度合いは、物体表面の粗さである。尚、本実施形態における評価対象の物体は塗装前の形状が平面である物体とし、画像データを得るための撮像は塗装により生じるゆず肌を評価するために塗装後に行われる。尚、塗装後に生じるゆず肌の評価に影響がない程度であれば、評価対象の物体は塗装前に完全に平面である必要はなく、表面に微細な凹凸を有する略平面であってもよい。また、物体の形状は平面に限られず、所定の曲率を有する曲面であってもよい。尚、本実施形態における光源503には、照度ムラを低減するために、遮蔽板502のエッジの方向に平行に設置された線光源を用いるが、点光源など他の光源を用いてもよい。
本実施形態においては、上述した影504を生成する位置(以下、評価位置と呼ぶ)を評価対象の範囲内において移動させながら複数回撮像を行う。画像取得部201は、この複数の撮像により得られる複数の画像データを撮像装置111から取得する。尚、画像取得部201は、予めHDD114に保持させておいた複数の画像データを、HDD114から取得してもよい。本実施形態における評価位置の移動は、移動装置112が物体501を移動させることにより行われる。尚、評価位置の移動は、移動装置112が光源503を移動させることにより行ってもよい。
図16は、物体上の評価対象範囲において評価位置を設定する方法を説明するための図である。マーカー1601は、物体501上の評価対象範囲1602の4つの頂点の位置を示すマーカーである。移動装置112は、評価位置を初期の評価位置1603から評価位置1604になるまで所定の間隔で物体501を移動させる。この移動の度に評価位置の撮像を行うことにより、評価対象範囲1602内の複数の評価位置それぞれに対応する画像データを得ることができる。
範囲取得部202は、画像取得部201が取得した画像データが表す画像において評価位置を含む範囲を特定するための範囲情報を取得する。図6(a)は、画像取得部201が取得した画像データが表す画像が表示されたUIの一例を示す。範囲取得部202は、ディスプレイ116に表示された画像601において、ユーザによって指定された直線の情報を受け付ける。具体的には、ユーザによって指定された直線の始点602及び終点603の座標値を受け付ける。始点602及び終点603の指定は、入力デバイス110を用いた画像における座標値の入力により行われる。評価値を導出するための評価位置を含む範囲は、始点602と終点603とを結んだ直線から左にw画素、右にw画素を含む範囲604とする。範囲604に囲まれた領域は、評価値を導出する単位領域である。範囲取得部202は、範囲604を表す範囲情報を、画像取得部201が取得した画像データそれぞれについて取得する。
評価値導出部203は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する評価値を導出する。以下に、評価値導出部203の具体的な処理を説明する。まず、評価値導出部203は、画像データが表す画像において、範囲情報が表す範囲の平均輝度値を導出する。次に、評価値導出部203は、導出した平均輝度値を閾値として、画像データが表す画像の画素値を二値化する。この二値化処理は、画素値が閾値以上である場合は画素値を1(黒)とし、画素値が閾値未満である場合は画素値を0(白)とする。図6(b)は、二値化処理後の画像を示しており、画素値が1の黒画素605と画素値が0の白画素606とが含まれている。次に、評価値導出部203は、画素値が二値化された画像においてエッジを検出する。ここで、始点602及び終点603の座標(x,y)を(xst,yst)及び(xed,yed)とする。具体的に、評価値導出部203は、ystからyedまでのy値それぞれに対して、x値がxstからxedまでの画素を探索し、隣の画素と画素値が異なる画素をエッジを構成する点(以下、エッジ点と呼ぶ)と決定する。ここで、隣の画素は、x方向に隣り合った画素であり、例えば、座標(X,Y)の画素の隣の画素は、座標が(X-1,Y-1)の画素と座標が(X+1,Y+1)の画素である。尚、同一のy値に対して、エッジ点が複数存在する場合には、始点と終点とを結ぶ直線との距離が小さい方をエッジ点として決定する。これにより、画像データが表す画像において、エッジ点によって構成されるエッジを検出することができる。
次に、評価値導出部203は、検出したエッジ(エッジ点の集合)を直線の関数で近似することによって、近似直線を導出する。本実施形態においては、公知の最小二乗法により近似直線を導出する。次に、評価値導出部203は、検出したエッジと、導出した近似直線と、の距離を導出する。次に、評価値導出部203は、エッジと近似直線との距離に基づいて、ゆず肌の度合いを評価する評価値を導出する。物体のゆず肌の度合いが小さい場合には、エッジ点の空間的なばらつきは小さくなる。そこで、評価値導出部203は、エッジ点の全てが近似直線上に位置する場合に値が0となり、近似直線からエッジ点までの距離が大きい点が多くなるほど値が大きくなるゆず肌評価値Eを導出する。ゆず肌評価値Eは、式(1)に基づいて導出される。
Figure 0007289727000001
ここで、dは、近似直線と、y座標がjである場合に検出されたエッジ点と、の距離である。評価値導出部203は、以上の処理を各画像データについて行うことにより、複数のゆず肌評価値Eを導出する。
変動量導出部204は、物体表面の位置に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかを表す変動量を導出する。具体的には、変動量導出部204は、式(2)に従い、変動量Pとして、ゆず肌評価値Eの最大値と最小値との差を導出する。
Figure 0007289727000002
ここで、max(E)はゆず肌評価値Eの最大値であり、min(E)はゆず肌評価値Eの最小値である。尚、ゆず肌評価値Eの最大値と最小値との差ではなく、ゆず肌評価値Eの標準偏差を変動量Pとして導出してもよい。また、ゆず肌評価値Eの平均値と最大値との差を変動量Pとして導出してもよいし、ゆず肌評価値Eの平均値と最小値との差を変動量Pとして導出してもよい。
出力部205は、物体表面のゆず肌の度合いに関する評価結果をユーザに提示する。具体的には、出力部205は、ディスプレイ116に評価結果を表示させる。図7は、表示される評価結果の一例を示す図である。グラフ701は、縦軸がゆず肌評価値E、横軸が評価位置のグラフであり、ゆず肌評価値Eの分布を示している。領域702は、ゆず肌評価値Eの変動量Pが表示される領域である。領域703は、ゆず肌評価値Eの平均値が表示される領域である。この表示方法により、評価位置に応じたゆず肌評価値の変動を可視化することができる。自動車の塗装など高い意匠性が求められる製品を評価する場合、各評価位置のゆず肌評価値が所定の閾値以下であり、かつ、ゆず肌評価値の変動も所定の閾値以下である、という厳しい条件をユーザが設定することが想定される。そこで、図7のように表示することにより、ユーザは、各評価位置におけるゆず肌評価値及び全体的なゆず肌評価値の変動を、視覚的に確認することができる。あるいは、一部のゆず肌評価値が所定の閾値を超えていても、全体として平均値が低く、かつ、変動量も小さい場合には、許容できる場合もある。このような場合においても、図7のように各評価位置のゆず肌評価値に加えて、ゆず肌評価値の平均値及び変動量を表示することにより、ユーザは製品の表面の状態が許容できるか否かを視覚的に確認することができる。尚、評価位置とゆず肌評価値Eとの対応関係を表す情報であれば、表示の方法はグラフに限られず、例えばリストなどでもよい。
図7とは異なる評価結果の表示方法を図8に示す。グラフ801は、縦軸がゆず肌評価値Eの平均値、横軸がゆず肌評価値Eの変動量Pのグラフである。ゆず肌評価値Eの平均値が大きい場合は、物体の評価対象範囲は粗い表面を有し、ゆず肌評価値Eの平均値が小さい場合は、物体の評価対象範囲は均一な表面を有する。点802は、物体上のある評価対象範囲におけるゆず肌評価値Eの平均値と変動量Pとの関係を表している。範囲803は、ゆず肌評価値Eの平均値と変動量Pとの関係を表す点を含めたい目標の範囲である。範囲803は、物体表面の状態の許容範囲と捉えることもできる。範囲803は、塗装に用いる塗料の種類や要求される品質などに応じて任意に設定される。この表示方法により、物体表面の状態が目標の範囲(許容範囲)に含まれているか否かをユーザに知らせることができる。
図7、図8とは異なる評価結果の表示方法を図9に示す。図9は、評価対象の物体の表面の状態を検査する場合の表示例である。検査結果がOKであるか、もしくはNGであるかの判定は、図7に示す評価結果と図8に示す評価結果とに基づいて行われる。検査結果がNGである場合は、製品の品質が十分でないことを示す警告を表示してもよい。この表示方法により、予め決められた基準に対して物体の検査結果がOKかNGかをユーザが容易に知ることができる。
<画像処理装置が実行する処理>
図3は、画像処理装置1が実行する処理を示すフローチャートである。以下、図3を参照して画像処理装置1の処理の詳細を説明する。図3のフローチャートが示す処理は、ユーザによって入力デバイス110を介して指示が入力され、CPU101が入力された指示を受け付けることにより開始する。以下、各ステップ(工程)は符号の前にSをつけて表す。
S301において、制御部206は、光源を制御して、物体に光を照射する。S302において、制御部206は、移動装置112を制御して、物体を予め決められた初期位置に移動させる。S303において、制御部206は、撮像装置111を制御して、光源からの光が照射された物体を撮像する。この撮像の範囲は、上述した評価位置を含む範囲である。S304において、制御部206は、物体の評価範囲内の全ての位置において撮像が行われたか否かを判定する。物体の評価範囲内の全ての位置において撮像が行われたと判定した場合、S306に進む。物体の評価範囲内の全ての位置において撮像が行われていないと判定した場合、S305に進む。S305において、制御部206は、移動装置112を制御して、物体を所定の距離だけ移動させ、S303に戻る。S306において、評価部200は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する。物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理の詳細は後述する。S307において、出力部205は、物体表面のゆず肌の度合いに関する評価結果をユーザに提示する。
<物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理>
S306における、物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理について説明する。図4は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理を示すフローチャートである。
S401において、画像取得部201は、S301~S305の処理により得られる複数の画像データを撮像装置111から取得する。S401において取得される画像データが表す画像の各画素には、画素値として16ビットで表わされる輝度値が記録されている。撮像方法は上述したため説明を省略する。S402において、範囲取得部202は、S401において取得される画像データが表す画像をディスプレイに表示する。さらに、範囲取得部202は、表示された画像において、入力デバイス110を介してユーザに指定された範囲を表す範囲情報を取得する。範囲取得部202は、S401において取得される画像データそれぞれについて範囲情報を取得するまで、画像の表示と範囲指定の受付けを行う。
S403において、評価値導出部203は、画像データと範囲情報とに基づいて、画像データが表す画像における評価対象範囲の平均輝度値を導出する。S404において、評価値導出部203は、S403において導出した平均輝度値を閾値として、画像データが表す画像の画素値を二値化する。S405において、評価値導出部203は、画素値を二値化した画像においてエッジを検出する。S406において、評価値導出部203は、検出したエッジを直線の関数で近似することによって、近似直線を導出する。S407において、評価値導出部203は、検出したエッジと、導出した近似直線と、の距離を導出する。S408において、評価値導出部203は、エッジと近似直線との距離に基づいて、ゆず肌を評価する評価値を導出する。
S409において、変動量導出部204は、評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出したか否かを判定する。評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出したと判定した場合は、S410に進む。評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出していないと判定した場合は、S401に戻り、未処理の画像データに対して処理を行う。S410において、変動量導出部204は、物体表面の位置に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかを表す変動量を導出する。
<第1実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態における画像処理装置は、光が照射された物体を単位領域ごとに撮像して得られる複数の画像データを取得する。複数の画像データに基づいて、単位領域ごとに、物体の表面の粗さを評価するための評価値を導出し、単位領域ごとの評価値の変動量を導出する。これにより、物体の表面の状態が位置に応じてどの程度変動するかを特定することができる。また、評価位置に応じた評価値がどのように変動するかを表示することにより、ユーザに物体表面の状態が評価位置に応じてどのように変動するかを知らせることができる。特に、評価対象の物体が塗装された物体である場合は、塗装のムラがどのように分布しているかを特定することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態においては、物体上の位置に応じたゆず肌評価値の変動量を導出した。本実施形態においては、物体上に生成する遮蔽板のエッジの影の角度を変化させ、その角度変化に応じたゆず肌評価値の変動量を導出する。尚、本実施形態における画像処理装置1のハードウェア構成及び機能構成は第1実施形態のものと同等であるため、説明を省略する。以下において、本実施形態と第1実施形態とで異なる部分を主に説明する。尚、画像処理装置1には、光源を回転させる回転装置が接続されているものとする。
<画像処理装置が実行する処理>
図10は、画像処理装置1が実行する処理を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、画像処理装置1の処理の詳細を説明する。尚、図10のフローチャートが示す処理は、CPU101がユーザにより入力デバイス110を介して入力された情報を受け付けることにより開始する。
S1001において、制御部206は、移動装置112を制御して、物体を予め決められた位置に移動させる。図17は、物体上の評価対象範囲において評価位置を設定する方法を説明するための図である。制御部206は、評価対象範囲1602の中心に遮蔽板のエッジの影が生成されるように、物体を移動させる。S1002において、制御部206は、回転装置を制御して、光源を初期角度になるまで回転させる。S1003において、制御部206は、撮像装置111を制御して、光源からの光が照射された物体を撮像する。S1004において、制御部206は、光源の全ての角度において撮像が行われたか否かを判定する。光源の全ての角度において撮像が行われたと判定した場合、S1006に進む。光源の全ての角度において撮像が行われていないと判定した場合、S1005に進む。S1005において、制御部206は、回転装置を制御して、光源を所定の角度だけ回転させ、S1003に戻る。S1003からS1005の処理において、光源の初期角度1701から所定の角度単位で光源を回転させることにより、角度1702、角度1703、角度1704となるように光源の角度を変更し、回転の度に撮像が行われる。
S1006において、評価部200は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する。物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理の詳細は後述する。S1007において、出力部205は、物体表面のゆず肌の度合いに関する評価結果をユーザに提示する。図12は、表示される評価結果の一例を示す図である。グラフ1201は、縦軸がゆず肌評価値E、横軸が光源角度のグラフであり、ゆず肌評価値Eの分布を示している。領域1202は、ゆず肌評価値Eの変動量Pが表示される領域である。領域1203は、ゆず肌評価値Eの平均値が表示される領域である。この表示方法により、光源角度に応じたゆず肌評価値の変動を可視化することができる。
<物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理>
S1006における、物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理について説明する。図11は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理を示すフローチャートである。尚、S1101からS1108の処理は、第1実施形態におけるS401からS408の処理と同じであるため説明を省略する。
S1109において、変動量導出部204は、全ての角度の光源に対応する評価値を導出したか否かを判定する。全ての角度の光源に対応する評価値を導出したと判定した場合は、S1110に進む。全ての角度の光源に対応する評価値を導出していないと判定した場合は、S1101に戻り、未処理の画像データに対して処理を行う。S1110において、変動量導出部204は、光源の角度に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかを表す変動量を導出する。変動量は、第1実施形態と同様に、ゆず肌評価値Eの最大値と最小値との差とする。
<第2実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態における画像処理装置は、物体上に影を生成するための光源の角度ごとにゆず肌評価値を導出し、ゆず肌評価値の変動量を導出する。これにより、物体の表面の状態が光源の角度に応じてどの程度変動するかを特定することができる。
[第3実施形態]
物体上の評価対象範囲に互いに材質が異なる領域が含まれていると、ゆず肌評価値が大きく変動する場合がある。そこで、本実施形態においては、互いに材質が異なる領域間の境界を特定し、各材質に対応するゆず肌評価値の変動量を導出する。これにより、物体上の評価対象範囲に互いに材質が異なる領域が含まれていたとしても、物体の表面の状態が位置に応じてどの程度変動するかを材質ごとに特定することができる。尚、本実施形態における画像処理装置1のハードウェア構成及び機能構成は第1実施形態のものと同等であるため、説明を省略する。以下において、本実施形態と第1実施形態とで異なる部分を主に説明する。
<物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理>
本実施形態における画像処理装置1が実行する処理は、第1実施形態における画像処理装置1が実行する処理とS306が異なるため、以下にS306の処理の詳細を説明する。図13は、物体表面のゆず肌の度合いを評価する処理を示すフローチャートである。尚、S1301からS1308の処理は、第1実施形態におけるS401からS408の処理と同じであるため説明を省略する。
S1309において、変動量導出部204は、現在の評価位置について導出された近似直線の傾きと、1つ前の評価位置について導出された近似直線の傾きと、を比較する。つまり、現在の評価位置をiとすると、比較対象の評価位置はi-1である。尚、現在の評価位置が初期位置である場合、S1309における処理は行わない。具体的に、変動量導出部204は、式(3)に従い、近似直線の傾きの差の絶対値Qを導出する。現在の評価位置について導出された近似直線の傾きをAとし、1つ前の評価位置について導出された近似直線の傾きをAi―1とする。
Figure 0007289727000003
隣接する領域間において近似直線の傾きの変化が大きい場合、評価位置の材質が変動したと考えられる。尚、材質の変動を評価する値は、近似直線の傾きの差の絶対値ではなく、近似直線とエッジ点との平均二乗誤差の差や、エッジ点に対して最も近似精度が高い近似曲線の次数の差としてもよい。S1310において、変動量導出部204は、評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出したか否かを判定する。評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出したと判定した場合は、S1311に進む。評価対象範囲内の全ての位置において評価値を導出していないと判定した場合は、S1301に戻り、未処理の画像データに対して処理を行う。S1311において、変動量導出部204は、物体表面の位置に応じてゆず肌の度合いがどの程度変動するかを表す変動量を導出する。
<評価結果の表示>
ここでは、本実施形態における評価結果の表示例を示す。図14は、評価対象範囲内において材質が変動する物体に対する評価結果の一例である。グラフ1401は、縦軸がゆず肌評価値E、横軸が評価位置のグラフであり、ゆず肌評価値Eの分布を示している。グラフ1401における点1405は、ゆず肌評価値Eが大きく変動している位置を示している。グラフ1402は、縦軸が材質変動評価値Q、横軸が評価位置のグラフである。ここで、グラフ1402において点Uの位置で評価値Qが大きく変動していることがわかる。図14のように、グラフ1401とグラフ1402とを同時に表示することにより、ゆず肌評価値Eの大きな変動が材質の変動によるものであったことを視覚的に示すことができる。領域1403と領域1404とは、材質が大きく変動した位置U付近のデータを除き、位置U前後の変動量Pをそれぞれ示す領域である。材質変動が生じた位置を除いて変動量Pを表示することにより、材質変動によるゆず肌評価値の変動と塗装ムラによるゆず肌評価値の変動とを分離してユーザに提示することができる。
<第3実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態における画像処理装置は、評価対象範囲内において材質が変動しているか否かを評価する値を導出し、導出した材質変動評価値とゆず肌評価値の変動量とを併せてユーザに提示する。これにより、ゆず肌評価値の変動が材質変動によるものか、塗装ムラによるものかを特定することができる。
[変形例]
上述した実施形態においては近似直線とエッジ点との距離に基づいてゆず肌評価値を導出したが、図15(a)に示すパターン光1501が投影された物体を撮像して得られる画像に基づいてゆず肌評価値を導出してもよい。まず、図15(a)に示すパターン光が投影された物体を撮像して得られる画像を、評価位置に対する輝度値に変換する。図15(b)に示すグラフ1502は評価位置と輝度値との関係を示している。変換により得られる輝度値のうち最大値aと最小値bとを用いて、式(4)に従い、ゆず肌評価値としてコントラスト比Cを導出する。
Figure 0007289727000004
コントラスト比Cは、物体のゆず肌の度合いが大きい場合、物体に投影されたパターン光の像がぼけ、小さい値となる。
上述した実施形態においては画像処理装置1が制御部206を有していたが、画像処理装置1が制御部206を有さずに、制御部206を有する他の装置が光源や撮像装置111などを制御してもよい。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 画像処理装置
201 画像取得部
203 評価値導出部
204 変動量導出部

Claims (16)

  1. 光源からの光が照射されることによって表面にエッジが生じた物体を、単位領域ごとに撮像して得られる複数の画像データを取得する取得手段と、
    前記複数の画像データそれぞれが表す画像において前記エッジを検出する検出手段と、
    画像データごとに、前記検出されたエッジを構成する点を、線を表す関数で近似することによって、関数を導出する第1導出手段と、
    前記単位領域ごとに、前記検出されたエッジを構成する点と、前記導出された関数が表す線との距離を導出し、導出した前記距離に基づいて、前記物体の表面の粗さを評価するための評価値を導出する第導出手段と、
    前記単位領域ごとの評価値の変動量を導出する第導出手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記物体上の位置と前記評価値との対応関係を表す情報と、前記変動量と、を併せて表示するように、表示手段を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記物体上の位置と前記評価値との対応関係を表す情報は、前記物体上の位置と前記評価値とをそれぞれ軸としたグラフであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 制御手段は、さらに前記単位領域ごとの評価値の平均値を併せて表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記単位領域ごとの評価値の平均値と前記変動量との対応関係が予め指定された範囲に含まれるか否かを表す情報を表示するように、表示手段を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記予め指定された範囲は、前記単位領域ごとの評価値の平均値が低く、かつ、前記変動量が低い範囲であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記変動量に応じた前記物体の表面の検査結果を表示するように、表示手段を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記第導出手段は、前記評価値の最大値と最小値との差を、前記変動量として導出することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記第導出手段は、前記評価値の標準偏差を、前記変動量として導出することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記複数の画像データを得る撮像の際に、前記物体を移動させる移動手段を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 前記複数の画像データを得る撮像の際に、前記物体に光を照射する光源を回転させる回転手段を制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 前記導出された関数が表す線は直線であって、
    前記第導出手段は、さらに、前記単位領域ごとの前記直線の傾きに基づいて、前記物体上の位置に応じて材質が変動しているか否かを評価する値を導出することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  13. 前記第導出手段は、隣接する領域間における前記直線の傾きの差を、前記物体上の位置に応じて材質が変動しているか否かを評価する値として導出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  14. 前記表面の粗さは、前記物体の表面におけるゆず肌の度合いであることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  15. コンピュータを請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  16. 光源からの光が照射されることによって表面にエッジが生じた物体を、単位領域ごとに撮像して得られる複数の画像データを取得する取得ステップと、
    前記複数の画像データそれぞれが表す画像において前記エッジを検出する検出ステップと、
    画像データごとに、前記検出されたエッジを構成する点を、線を表す関数で近似することによって、関数を導出する第1導出ステップと、
    前記単位領域ごとに、前記検出されたエッジを構成する点と、前記導出された関数が表す線との距離を導出し、導出した前記距離に基づいて、前記物体の表面の粗さを評価するための評価値を導出する第導出ステップと、
    前記単位領域ごとの評価値の変動量を導出する第導出ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
JP2019101148A 2019-05-30 2019-05-30 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Active JP7289727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019101148A JP7289727B2 (ja) 2019-05-30 2019-05-30 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019101148A JP7289727B2 (ja) 2019-05-30 2019-05-30 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020193930A JP2020193930A (ja) 2020-12-03
JP7289727B2 true JP7289727B2 (ja) 2023-06-12

Family

ID=73546411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019101148A Active JP7289727B2 (ja) 2019-05-30 2019-05-30 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7289727B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003372A (ja) 2005-09-05 2006-01-05 Arc Harima Kk Ccdカメラによる正反射式表面性状測定方法及びその装置
JP2016038222A (ja) 2014-08-05 2016-03-22 株式会社リコー 試料測定装置および試料測定プログラム
WO2017175367A1 (ja) 2016-04-08 2017-10-12 新日鐵住金株式会社 金属体の表面状態監視装置及び金属体の表面状態監視方法
WO2018016102A1 (ja) 2016-07-19 2018-01-25 新日鐵住金株式会社 形状測定装置及び形状測定方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003372A (ja) 2005-09-05 2006-01-05 Arc Harima Kk Ccdカメラによる正反射式表面性状測定方法及びその装置
JP2016038222A (ja) 2014-08-05 2016-03-22 株式会社リコー 試料測定装置および試料測定プログラム
WO2017175367A1 (ja) 2016-04-08 2017-10-12 新日鐵住金株式会社 金属体の表面状態監視装置及び金属体の表面状態監視方法
WO2018016102A1 (ja) 2016-07-19 2018-01-25 新日鐵住金株式会社 形状測定装置及び形状測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020193930A (ja) 2020-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7580560B2 (en) System and method for fast template matching by adaptive template decomposition
JP5923824B2 (ja) 画像処理装置
US6665066B2 (en) Machine vision system and method for analyzing illumination lines in an image to determine characteristics of an object being inspected
JP2008134196A (ja) 線状の欠陥の検出装置および半導体基板の製造装置、線状の欠陥の検出方法および半導体基板の製造方法、コンピュータを当該検出装置または当該製造装置として機能させるためのプログラム、ならびに当該プログラムを格納した記録媒体
JP2018128309A (ja) ひび割れ検出方法
JP2009069866A (ja) 3次元形状検出装置
US11519714B2 (en) Method and system for three-dimensional automatic scan based primitive
US11127132B2 (en) Method and device for multiple edge detection
JP7289727B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
RU2458396C1 (ru) Способ редактирования статических цифровых комбинированных изображений, включающих в себя изображения нескольких объектов
JP2018128315A (ja) ひび割れ検出方法
CN114556416A (zh) 检查系统以及非临时性计算机可读介质
JP7564502B2 (ja) ベルト検査システムおよびベルト検査プログラム
JP5157575B2 (ja) 欠陥検出方法
JP7206207B2 (ja) コーナーを検出する方法および装置
JP7469740B2 (ja) ベルト検査システムおよびベルト検査プログラム
JP6637823B2 (ja) ひび割れ検出方法
KR20180045164A (ko) 다각도 촬영 영상을 이용한 유화 복원 방법
JP7451611B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2022012897A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US20230393080A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2019211457A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2014095961A (ja) 画像分析支援装置及び方法
JP2023154235A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
KR20170094709A (ko) 원형 물체에 대한 특징 검출 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230531

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7289727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151