JP7289637B2 - 水系接着剤 - Google Patents
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Description
さらに、特許文献1~2の組成物は、硬化速度が遅いので成形材の生産効率を低下させ、粘度上昇が早いので塗布が困難となり、成形材の物性(せん断強度、引張強度)を低下させる可能性がある。さらに、製造された成形材は、空気中の水分を吸収し易くなることがあり、成形材の耐水性も低くなり得る。
該糖類及び該多価アルコールの総重量100重量部(固形分換算)に対し、多価アルコールが5.0~30.0重量部(固形分換算)である、水系接着剤を提供する。
本発明は、一の態様において、上記多価アルコールは、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコールから選ばれる少なくとも1種を含む、上述の水系接着剤を提供する。
本発明は、他の態様において、更に、無機酸塩を含む、上述の水系接着剤を提供する。
本発明は、好ましい態様において、無機酸塩が無機酸アンモニウム塩を含む、上述の水系接着剤を提供する。
本発明は、他の要旨において、上述の水系接着剤の硬化物を有する成形材を提供する。
本発明の実施形態の水系接着剤の均一な塗布や散布によって、得られる成形材(成形体又は成形品)のせん断強度、引張強度及び引張弾性率が向上し、成形材の耐水性が向上し、空気中の水分を成形材が吸収し難くなる。
本明細書における糖類は、(a)一般的な糖類(未変性糖)、及び後述する(A)変性糖から選択される少なくとも1種を含み、本発明が目的とする水系接着剤を得られる限り、特に限定されることはない。
グルコース、プシコース、フルクトース、ソルボース、タガトース、アロース、アルトロース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース、フコース、フクロース及びラムノース等のヘキソース;
ケトトリオース(ジヒドロキシアセトン)及びアルドトリオース(グリセルアルデヒド)等のトリオース;
エリトリロース、エリトロース及びトレオース等のテトロース;及び
リブロース、キシルロース、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース及びデオキシリボース等のペントース。
「三糖類」として、例えば、ラフィノース、メレジトース、マルトトリオース及び1-ケストース(GF2)を例示できる。
「四糖類」として、例えば、アカルボース、スタキオース及びニストース(GF3)を例示できる。
「その他のオリゴ糖」として、例えば、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖及びマンナンオリゴ糖を例示できる。
これらの「糖類」は、単独で又は組み合わせて用いることができる。
糖蜜は、廃糖蜜、氷糖蜜及び粗糖から選ばれる少なくとも1種を含むことが好ましい。
ラジカル開始剤は、本発明の目的を損なわない限り、特に制限されることはなく、例えば、アゾ化合物及び過酸化物等が該当する。
過酸化物は、有機過酸化物、無機過酸化物、過酸化水素に大別される。
無機過酸化物は、過酸化物イオン(O2 2-)を含む化合物であり、具体的には、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等が挙げられる。
過酸化水素とは、化学式H2O2で表される化合物である。
本明細書では、(c)アミン類は、アンモニア及びアミンを含む総称とする。
アンモニアとは、分子式がNH3で表される無機化合物であり、常温常圧で無色の気体である。
アミンは、脂肪族アミン、芳香族アミン、複素環式アミンに大別される。
芳香族アミンとして、アニリン、フェネチルアミン、トルイジン、カテコールアミン等が挙げられる。
本明細書において、(B)沸点が200~285℃の多価アルコールとは、2以上の水酸基を有し、200~285℃の沸点を有するアルコールであって、本発明が目的とする水系接着剤を得られる限り、特に制限されることはない。
(B)多価アルコールの沸点は、200℃~285℃であり、200~280℃が好ましく、220~260℃が最も望ましい。
「無機酸アンモニウム塩」として、例えば、硫酸アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、ハロゲン化アンモニウム塩(例えば、塩化アンモニウム、フッ化アンモニウム、臭化アンモニウム及びヨウ化アンモニウム)、リン酸アンモニウム、リン酸水素アンモニウム及びリン酸二水素アンモニウムを例示することができる。
「(C)無機酸アンモニウム塩」が、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、リン酸水素アンモニウム及びリン酸二水素アンモニウムから選択される一種である場合、本発明の実施形態の水系接着剤は、より優れた硬化性を有し、成形材の物性(引張強度及び引張弾性率等の力学的特性)をより向上させることができる。
「無機酸アンモニウム塩」として、市販品を使用することができる。
本発明では、(C)無機酸塩は、「無機酸アンモニウム塩」の他に、無機酸金属塩を含むことができ、例えば、カリウム塩、カルシウム塩、ナトリウム塩及びマグネシウム塩から選択される少なくとも1種を含むことができる。
硫酸カリウム、硫酸水素カリウム、ハロゲン化カリウム(例えば、フッ化カリウム、塩化カリウム、臭化カリウム及びヨウ化カリウム)、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム及びリン酸二水素カリウム等のカリウム塩;
硫酸カルシウム、硫酸水素カルシウム、ハロゲン化カルシウム(例えば、フッ化カルシウム、塩化カルシウム、臭化カルシウム及びヨウ化カルシウム)、リン酸カルシウム、リン酸水素カルシウム及びリン酸二水素カルシウム等のカルシウム塩;
硫酸ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、ハロゲン化ナトリウム(例えば、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、臭化ナトリウム及びヨウ化ナトリウム)、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム及びリン酸二水素ナトリウム等のナトリウム塩;及び
硫酸マグネシウム、硫酸水素マグネシウム、ハロゲン化マグネシウム(例えば、フッ化マグネシウム、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム及びヨウ化マグネシウム)、リン酸マグネシウム、リン酸水素マグネシウム及びリン酸二水素マグネシウム等のマグネシウム塩
などを例示できる。
力学特性改良剤として、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、(メタ)アクリル酸アミド、アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、フルフリルアルコール、(メタ)アクリル酸グリシジル等の側鎖に反応性を有するビニル系重合性モノマーを例示できる。
無機系増粘剤として、例えば、クレイ、タルク及びシリカなどを例示できる。
これらの増粘剤は、単独で又は組み合わせて使用することができる。
水系接着剤の製造方法は、
工程(i):(a)糖類(未変性)及び(b)ラジカル開始剤を反応させて、(A)変性糖を製造すること
を含む。
工程(ii):(c)アミン類の存在下、(a)糖類(未変性)及び(b)ラジカル開始剤を反応させて、(A)変性糖を製造すること
を含む。
(A)変性糖、成分(B)、及び水を混合すること
を含む、水系接着剤の製造方法を提供する。
本発明は、工程(i)及び
工程(iii):(A)変性糖、成分(B)、成分(C)及び水を混合すること
を含む、水系接着剤の製造方法を提供する。
本発明では、これら無機繊維のいずれか1種を単独で用いるか、2種以上を組み合わせて用いて、無機繊維成形材を製造することが好ましい。無機繊維としては、汎用性、断熱性、防音性等の観点から、グラスウール又はロックウールを用いることが好ましい。
木質材として、例えば、木質要素が接着剤によって接着されて得られる、集成材、合板、パーティクルボード、繊維板及び中密度繊維板(MDF)等を例示できる。
上述のようにして得られる成形材は、従来と同様に、例えば、建築資材及び家具等、種々の用途に使用することができる。
(a-1)スクロース(和光純薬(株)社製)
(a-2)グルコース(和光純薬(株)社製)
(a-3)ガラクトース(和光純薬(株)社製)
(a-4)マンノース(和光純薬(株)社製)
(a-5)フルクトース(和光純薬(株)社製)
(b-1)過硫酸アンモニウム(三菱ガス化学(株)社製)
(b-2)32.5%過酸化水素水(和光純薬(株)社製)
(c-1)25%アンモニア水(和光純薬(株)社製)
(c-2)ヘキサメチレンジアミン(和光純薬(株)社製)
(c-3)ピペラジン6水和物(和光純薬(株)社製)
(B-1)ジエチレングリコール(沸点:245℃)(和光純薬(株)社製)
(B-2)ジプロピレングリコール(沸点:232℃)(和光純薬(株)社製)
(B-3)トリエチレングリコール(沸点:285℃)(和光純薬(株)社製)
(B-4)トリプロピレングリコール(沸点:270℃)(和光純薬(株)社製)
(B’-5)グリセロール(沸点:290℃)(和光純薬(株)社製)
(B’-6)エチレングリコール(沸点:198℃)(和光純薬(株)社製)
(B’-7)プロピレングリコール(沸点:189℃)(和光純薬(株)社製)
(C-1)硫酸アンモニウム(和光純薬工業(株))
(C-2)リン酸水素二アンモニウム(和光純薬工業(株))
(C-3)リン酸二水素アンモニウム(和光純薬工業(株))
(A-1)変性糖の製造
338gの水、926gの(a-1)スクロース、36gの(c-1)25%アンモニア水を2リットルの反応容器に入れた。
攪拌翼、還流管及び温度計等を反応容器へ取り付けた後、同反応容器を95℃の温浴につけ、混合物を加熱しながら攪拌し、(a-1)スクロースを溶解させて、スクロース溶液を得た。
次に65gの(b-1)過硫酸アンモニウムと、106gの水を別の容器に入れて、(b-1)を溶解させ、ラジカル開始剤溶液(38重量%)を調製した。そのラジカル開始剤溶液を、滴下漏斗に入れ、この滴下漏斗を反応容器に取り付けた。
変性糖の溶液は、ラジカル開始剤を含み、固形分濃度が68.0重量%であった。尚、固形分濃度とは、水溶液中に溶解している(A-1)変性糖と(b-1)過硫酸アンモニウムの総量から算出される。
表1に示される組成に基づき、(a)、(b)及び(c)の各々を表1に記載の量で使用したことを除き、(A-1)変性糖の製造方法と同様の方法を用いて各変性糖(A-2)~(A-5)及び(A-7)を製造した。
表1に示される組成に基づき、(a-1)の代わりに(a-2)を表1記載の量で用いたこと、(b-1)の代わりに(b-2)33%過酸化水素水を用いてラジカル開始剤溶液を調製したこと、(c-1)を表1記載の量で用いたことを除き、(A-1)変性糖の製造方法と同様の方法を用いて(A-6)変性糖を製造した。
[実施例1]
(a-2)グルコース、(B-1)ジエチレングリコール及び(C-1)硫酸アンモニウムを表2に示される割合で蒸留水に加え、常温で攪拌して溶解し、アンモニア水でpHを6.0~9.0に調整し、実施例1の水系接着剤を得た。(a-2)、(B-1)、(C-1)及び蒸留水の割合は表2に示されるとおりである。表2に示される配合割合は重量部であり、(a-2)の重量部数は固形分換算値である。
実施例2~19及び、比較例1~9の水系接着剤の組成を表2~4に示す。
表2~4に示された組成及び配合に基づき、糖類、(B)、(C)及び水を表2~4に記載の量で用いたことを除いて、実施例1と同様の方法を用いて、実施例2~19及び比較例1~19の水系接着剤を製造した。
実施例、比較例で調整した水系接着剤を1gアルミカップにとり105℃で20分間乾燥後、190℃の電気炉の中で15分間硬化させた。硬化後固形分濃度は以下の計算式で求めた。
硬化後固形分濃度(%)= 硬化後の重量×100/乾燥・硬化前の樹脂量
JIS6910 B法に準じ、160℃のゲルタイムと、180℃のゲルタイムを測定した。評価基準を以下に示す。
160℃及び、180℃に加熱したホットプレート上に0.2mlのサンプル液を垂らし、サンプル液をスプーンでかき混ぜながら測定をおこなった。ゲルタイムの判定基準は、樹脂が硬化して糸が引かなくなった時点をゲルタイムとした。
◎・・・・・・160秒未満
○・・・・・・160秒以上190秒未満
△・・・・・・190秒以上220秒未満
×・・・・・・220秒以上
◎・・・・・・80秒未満
○・・・・・・80秒以上90秒未満
△・・・・・・90秒以上100秒未満
×・・・・・・100秒以上
ゲルタイム測定で用いた160℃に加熱したホットプレートにサンプル液0.2mlを垂らし、10秒後、20秒後、30秒後、40秒後にスプーンでサンプル液を掬いとり、コピー紙(幅:10mm、長さ:50mm)に塗りつけた。その直後に、サンプル液を介し、このコピー用紙と、別のコピー紙1枚を重ね合わせた。1分後、重ね合わせたコピー紙を手で剥がし、コピー紙が破れるか否かで水系接着剤(サンプル液)の付着性(被着体への付着性)を評価した。
付着性評価基準(水系接着剤が粘度上昇する迄の時間(秒))
◎・・・・・・40秒
○・・・・・・30秒
△・・・・・・20秒
×・・・・・・10秒
30mm×30mmの正方形にカットしたガラス繊維フィルター(ワットマン社 製品名GF/A)重量約0.05gに、サンプル液0.5mlを均一に塗布した。
ガラス繊維フィルターに塗布したサンプル液を105℃で30分間乾燥させた後、190℃のオーブン内に15分間放置し、試験片を得た。
試験片を常温水50mlに24時間浸漬した後、130℃で1時間乾燥した。浸漬した水に、試験片から溶出した接着剤の量を求め、下記式で水の溶出率を求め、耐水性を評価した。
試験片に存する接着剤の割合=[試験片(水に浸漬処理後)-ガラス繊維フィルターの重量]/[試験片(190℃処理後)-ガラス繊維フィルターの重量]
(数式2)
溶出率(%)=(1-試験片に残存する接着剤の割合)×100
溶出率評価基準
◎・・・・・・2.0%未満
○・・・・・・2.0%以上4.5%未満
△・・・・・・4.5%以上6.0%未満
×・・・・・・6.0%以上
20mm×100mmの長方形にカットしたガラス繊維フィルター(ワットマン社 製品名GF/A)重量約0.10gに、サンプル液1.0mlを均一に塗布した。
ガラス繊維フィルターに塗布したサンプル液を105℃で30分間乾燥させた後、190℃のオーブン内に15分間放置し、試験片を得た。
試験片を恒温恒湿器(23℃、湿度50%)に入れ、2時間放置後、引張試験を行った。引張試験機としてインストロン社製モデル5585を用い、引張速度25.4mm/分で引張強度と引張り性率を測定した。引張り強度は破断強度(最大強度)値とした。
引張強度評価基準
◎・・・・・・強度が15MPa以上
○・・・・・・強度が14MPa以上15MPa未満
△・・・・・・強度が12MPa以上14MPa未満
×・・・・・・強度が12MPa未満
引張弾性率(23℃、湿度50%)の評価基準は下記のとおりである。
引張弾性率の評価基準
◎・・・・・・弾性率が1100MPa以上
○・・・・・・弾性率が1000MPa以上1100MPa未満
△・・・・・・弾性率が900MPa以上1000MPa未満
×・・・・・・弾性率が900MPa未満
せん断強度試験はJIS K 6850に準じて実施した。
ゲルタイム測定で用いた160℃に加熱したホットプレートにサンプル液0.2mlを垂らし、サンプル液を20秒後にスプーンで掬いとり、ガラス板(厚み: 幅:25mm、長さ:100mm)に塗りつけた。1分後、このガラス板と別のガラス板1枚を、サンプル液を介して重ね合わせた。重ねられたガラス板を190℃の電気炉で15分間加熱し、サンプル液を硬化させ、ガラス片を貼り合わせることで試験片を得た。
せん断試験を実施する際、試験片のつかみ部に、エポキシ樹脂を介して合板を接着し、つかみ部とした。
せん断試験機としてインストロン社製モデル5585を用い、引張速度2.0mm/分でせん断強度を測定した。最大強度値をせん断強度として評価した。
せん断強度評価基準
◎・・・・・・強度が0.6MPa以上
○・・・・・・強度が0.5MPa以上0.6MPa未満
△・・・・・・強度が0.4MPa以上0.5MPa未満
×・・・・・・強度が0.4MPa未満
Claims (3)
- 糖類と、沸点が200~285℃の多価アルコールと、無機酸塩を含み、
該糖類及び該多価アルコールの総重量100重量部(固形分換算)に対し、多価アルコールが5.0~30.0重量部(固形分換算)であり、
無機酸塩が、無機酸アンモニウム塩を含み、
糖類が、スクロース、グルコース、ガラクトース、マンノース及びフルクトースから選択される少なくとも1種を含む、水系接着剤。 - 上記多価アルコールは、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコールから選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載の水系接着剤。
- 請求項1又は2に記載の水系接着剤の硬化物を有する成形材。
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