JP7287060B2 - セラミックスボール - Google Patents
セラミックスボール Download PDFInfo
- Publication number
- JP7287060B2 JP7287060B2 JP2019066796A JP2019066796A JP7287060B2 JP 7287060 B2 JP7287060 B2 JP 7287060B2 JP 2019066796 A JP2019066796 A JP 2019066796A JP 2019066796 A JP2019066796 A JP 2019066796A JP 7287060 B2 JP7287060 B2 JP 7287060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- cross
- less
- ceramic ball
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
本発明のセラミックスボールは、略中心を通る断面をデジタルマイクロスコープのハイダイナミックレンジモードで撮影した画像において、RGBカラーモデル各要素全ての値が断面全体の平均値に対して10以上低い低発色領域の面積が、前記断面の断面積の1/50以下であるセラミックスボールである。ここで「ハイダイナミックレンジモード」とは、シャッタースピードを変化させるなどして異なる明るさの画像データを二以上取得し、一枚の画像に合成することで、ダイナミックレンジ(輝度の階調)を拡大する撮影モードをいう。
本発明のセラミックスボールは、例えば転動造粒法によりセラミックス成形体を作製し、かかるセラミックス成形体から水分を除去した後に脱脂・焼結し、表面を研磨することにより製造することができる。
本発明のセラミックスボール断面の密度差の評価方法は、デジタルマイクロスコープのハイダイナミックレンジモードでセラミックスボールの略中心を通る断面を撮影した画像に対して、RGBカラーモデル各要素の値を算出し、その値の差によって密度差を評価するものである。本評価方法により、上述した通り、セラミックスボール内部の欠陥や緻密さにムラがある領域(密度差)を容易に認識することができ、セラミックスボール断面の密度差を定量的に評価することができる。結果として、空隙がなく緻密化が十分な圧壊強度の高い良品と、空隙があったり緻密化が不十分であったりすることにより圧壊強度の低い不良品とを容易に判別することができる。
セラミックスボールの表面をレーザー顕微鏡VK-X100(Keyence製)を用いて表面観察を行った。解析は解析アプリケーションソフトVK-H1Wを用い、カットオフ値は0.25μmとした。セラミックスボール試料をテープ状に固定し、ボールの頂点を含む部分を測定し、この頂点の中央部分において、球状の傾きや湾曲を取り除く処理を行った上で粗さを算出した。該ソフトにおいて、100μmの長さを指定して表面粗さRaを求めた。測定は3回行い、平均値を表面粗さRaとした。
セラミックスボールを直径20mmのジルコニア製の円柱状冶具で挟み、電子式万能試験機CATY-2000YD(米倉製作所製)で0.5mm/minの速度で圧縮荷重をセラミックスボールにかけ、破壊したときの荷重値を測定した。1水準につき30回測定し、得られた値の平均値を圧壊強度とした。圧壊強度はボール径に依存するためボール断面積で除した値を評価した。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.38wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0002 wt.%
TiO2の含有量 :0.001 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0011 wt.%
比表面積 :9.8m2/g
50%粒径 :42μm
かさ密度 :1.01g/cm3
次に上記粉末を用いて転動造粒法で造粒を行った。液体バインダーの調製は水分の他に架橋剤としてポリビニルアルコール、分散剤としてアクリル系分散剤を用い、目的径が5.0mmとなるように造粒し成形球体を得た。得られた成形球体を篩い分けした後、水分の減少速度0.8重量%/hで乾燥させ、その後、大気中にて1380℃で2時間焼結した。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.37wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0002 wt.%
TiO2の含有量 :0.001 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0010 wt.%
比表面積 :9.6m2/g
50%粒径 :45μm
かさ密度 :1.06g/cm3
次に上記粉末を用いて転動造粒法で造粒を行い、目的径が4.0mmとなるように造粒し成形球体を得た。焼結・バレル研磨は実施例1と同条件を用い、平均径4.0mmのセラミックスボールを得た。このセラミックスボールの表面粗さRaは0.28μmであった。得られたセラミックスボールを100個樹脂に貼付け、研削機で2.0mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率30倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整29、テクスチャ強調75、コントラスト28、色彩調整16に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、円弧状の低発色領域が観察された。この低発色領域は、円弧の長さが0.45mmのものが1つあり、領域面積の割合は1.8%であった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均60.6kgf/mm2(594N/mm2)であった。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.39wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0001 wt.%
TiO2の含有量 :0.0009 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0011 wt.%
比表面積 :9.9m2/g
50%粒径 :68μm
かさ密度 :1.14g/cm3
次に上記粉末を用いて転動造粒法で造粒を行い、目的径が12.0mmとなるように造粒し成形球体を得た。焼結・バレル研磨は実施例1と同条件を用い、平均径12.0mmのセラミックスボールを得た。このセラミックスボールの表面粗さRaは0.22μmであった。得られたセラミックスボールを20個樹脂に貼付け、研削機で6.0mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率10倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整29、テクスチャ強調75、コントラスト28、色彩調整16に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、赤・青・緑の各要素全てが断面全体の平均値より10以上低くなる低発色領域が観察された。この領域の長さは0.65mmのものが1つあり、領域面積の割合は0.8%であった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均48.6kgf/mm2(476N/mm2)であった。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.377wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0003 wt.%
TiO2の含有量 :0.001 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0011 wt.%
比表面積 :9.1m2/g
50%粒径 :45μm
かさ密度 :1.02g/cm3
次に上記粉末を用いて転動造粒法で造粒を行い、目的径が4.0mmとなるように成形球体を得た。焼結・バレル研磨は実施例1と同条件を用い、平均径4.0mmのセラミックスボールを得た。このセラミックスボールの表面粗さRaは0.38μmであった。得られたセラミックスボールを100個樹脂に貼付け、研削機で2.0mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率30倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整29、テクスチャ強調75、コントラスト28、色彩調整16に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、低発色領域は観察されなかった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均55.6kgf/mm2(545N/mm2)であった。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.40wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0002 wt.%
TiO2の含有量 :0.001 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0011 wt.%
SO4の含有量 :0.006 wt.%
比表面積 :11.8m2/g
50%粒径 :44μm
かさ密度 :1.442g/cm3
得られたジルコニア粉末を用い転動造粒法で造粒を行った。液体バインダーの調製は水分の他に架橋剤としてポリビニルアルコール、分散剤としてアクリル系分散剤を用い、目的径が2.0mmとなるように造粒し成形球体を得た。焼結・バレル研磨は実施例1と同条件を用い、平均径2.0mmのセラミックスボールを得た。このセラミックスボールの表面粗さRaは0.28μmであった。得られたセラミックスボールを100個樹脂に貼付け、研削機で1.0mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率100倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整34、テクスチャ強調81、コントラスト28、色彩調整16に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、赤・青・緑の各要素全てが断面全体の平均値より10以上低くなる低発色領域は観察されなかった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均42.6kgf/mm2(417N/mm2)であった。
オキシ塩化ジルコニウムに塩化イットリウムを加えて共沈法でジルコニア粉末を作製した。得られた粉末の諸元は以下の通りであった。
Al2O3の含有量 :0.41wt.%
Fe2O3の含有量 :0.0004 wt.%
TiO2の含有量 :0.0010 wt.%
Na2Oの含有量 :0.0014 wt.%
比表面積 :10.9m2/g
50%粒径 :91μm
かさ密度 :1.41g/cm3
次に上記粉末を用いて転動造粒法で造粒を行い、目的径が5.0mmとなるように造粒し成形球体を得た。焼結・バレル研磨は実施例1と同条件を用い、平均径5.0mmのセラミックスボールを得た。このセラミックスボールの表面粗さRaは0.28μmであった。得られたセラミックスボールを100個樹脂に貼付け、研削機で2.5mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率30倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整29、テクスチャ強調75、コントラスト28、色彩調整16に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、赤・青・緑の各要素全てが断面全体の平均値より10以上低くなる低発色領域が観察された。この領域の長さは2.5mmのものが1つあり、領域面積の割合は4.8%であった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均25.6kgf/mm2(251N/mm2)であった。
実施例2で作製した試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率30倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジをOFFにした状態で観察し、得られた画像を確認したところ、円弧状の低発色領域が観察されなかったものの、圧壊強度は実施例1よりも低かった。
実施例1において、篩い分けした後の成形球体を、水分の減少速度4.4重量%/hで乾燥させたこと以外は同様の方法により平均径5.0mmのセラミックスボールを得た。得られたセラミックスボールを100個樹脂に貼付け、研削機で2.5mm研磨し、その後ダイヤモンドスラリーで仕上げ研磨することで断面観察用の試料を得た。試料をデジタルマイクロスコープ顕微鏡VHX-2000(Keyence製)を用いて倍率30倍、照明方法は拡散照明アダプタOP-74985を用い、観察モードはハイダイナミックレンジ観察で観察し、得られた画像を明るさ調整30、テクスチャ強調80、コントラスト30、色彩調整15に画質調整した。調整後の画像をRGBカラーモデルで表したところ、赤・青・緑の各要素全てが断面全体の平均値より10以上低くなる低発色領域が観察された。この低発色領域は、円周の長さが3.1mmのものが1つあり、領域面積の割合は6.0%であった。またこの圧壊荷重を測定したところ圧壊強度は平均20.3kgf/mm2(199N/mm2)であった。
Claims (4)
- 略中心を通る断面をデジタルマイクロスコープのハイダイナミックレンジモードで撮影した画像において、RGBカラーモデル各要素全ての値が断面全体の平均値に対して10以上低い低発色領域の面積が、前記断面の断面積の1/50以下であり、ジルコニアの比率が全成分の93wt.%以上であるセラミックスボール。
- 前記低発色領域の長さがボール直径の1/10以下である、請求項1に記載のセラミックスボール。
- 表面粗さRaが0.30μm以下である、請求項1または2に記載のセラミックスボール。
- イットリアを含有し、イットリアの比率が4.5wt.%以上5.5wt.%以下である、請求項1~3のいずれかに記載のセラミックスボール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018064026 | 2018-03-29 | ||
JP2018064026 | 2018-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019172569A JP2019172569A (ja) | 2019-10-10 |
JP7287060B2 true JP7287060B2 (ja) | 2023-06-06 |
Family
ID=68170477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019066796A Active JP7287060B2 (ja) | 2018-03-29 | 2019-03-29 | セラミックスボール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7287060B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004315246A (ja) | 2003-04-11 | 2004-11-11 | Toray Ind Inc | 部分安定化ZrO2球体およびその製造方法 |
JP2006298711A (ja) | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Toray Ind Inc | ZrO2質焼結体およびその製造方法、粉砕機用部材、粉砕機 |
WO2018038031A1 (ja) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 旭硝子株式会社 | セラミックス材料の成形方法、セラミックス物品の製造方法及びセラミックス物品 |
-
2019
- 2019-03-29 JP JP2019066796A patent/JP7287060B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004315246A (ja) | 2003-04-11 | 2004-11-11 | Toray Ind Inc | 部分安定化ZrO2球体およびその製造方法 |
JP2006298711A (ja) | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Toray Ind Inc | ZrO2質焼結体およびその製造方法、粉砕機用部材、粉砕機 |
WO2018038031A1 (ja) | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 旭硝子株式会社 | セラミックス材料の成形方法、セラミックス物品の製造方法及びセラミックス物品 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
久米,デジタルマイクロスコープ,大阪府立産業技術総合研究所 Technical Sheet,日本,2010年,No.10003 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019172569A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109790047B (zh) | 氧化锆组合物、预煅烧体和烧结体以及它们的制造方法、以及层叠体 | |
JP2022162005A (ja) | ジルコニア組成物及び仮焼体 | |
US6814917B1 (en) | Alumina sintered body and process for producing the same | |
JP3080873B2 (ja) | 耐摩耗性アルミナ質セラミックス及びその製造方法 | |
JP2512061B2 (ja) | 均質窒化珪素焼結体およびその製造方法 | |
JP6100556B2 (ja) | セラミックボール素球 | |
JP7287060B2 (ja) | セラミックスボール | |
JP2020075236A (ja) | 粉砕用メディアの製造方法および粉砕用メディア | |
JP2021155328A (ja) | セラミックス球形体 | |
JP2001146479A (ja) | 窒化珪素質セラミックボール及びそれを用いたセラミックボールベアリング | |
WO2022044983A1 (ja) | セラミックス球形体 | |
KR20020092215A (ko) | 개선된 연마 매질 | |
JP2006193345A (ja) | セラミックス微小球およびその製造方法 | |
JP4370626B2 (ja) | アルミナ焼結体の製造方法 | |
JP3853197B2 (ja) | セラミックボール素球及びその製造方法 | |
WO2024070689A1 (ja) | セラミックス球形体およびセラミックス球形体の製造方法 | |
JP2001261446A (ja) | 窒化珪素質焼結体とその製造方法、及び窒化珪素質部品の製造方法 | |
KR102197802B1 (ko) | 알루미나 소결체, 숫돌 입자 및 숫돌 | |
JP2900118B2 (ja) | 耐摩耗性アルミナ質セラミックス | |
JP2003321270A (ja) | 優れた耐摩耗性および耐食性を有するアルミナ質セラミックスおよびその成形物の製造方法 | |
JP3380703B2 (ja) | セラミックボールの製造方法 | |
TW202415638A (zh) | 陶瓷球形體及陶瓷球形體的製造方法 | |
JP2021187736A (ja) | セラミックス球形体 | |
KR100729542B1 (ko) | 알루미나 소결체 및 이의 제조 방법 | |
WO2023210268A1 (ja) | ジルコニア質メディア、ベアリングボール及びそれらの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7287060 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |