JP7286941B2 - 踏み間違い加速抑制装置及び踏み間違い加速抑制システム - Google Patents
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Description
<1.システム構成>
まず、踏み間違い加速抑制システム100(以下、加速抑制システム100)の構成について、図1~3を参照して説明する。
第1接点71は、信号線42を介してアクセル信号入力端子22に接続されている。第2接点72は、信号線44を介して第2信号生成部63に接続されている。出力側接点73は、信号線46を介してアクセル信号出力端子34に接続されている。
<2.状態遷移>
図6に示すように、パーキング状態において、車速が閾値以下、または、パーキングブレーキがオフになると、スタンバイ状態に移行する。スタンバイ状態では、障害物の探索を行う。スタンバイ状態において、車速が閾値以上またはパーキングブレーキがオンになると、パーキング状態に移行する。
次に、制御部50が実行する車両制御状態の移行を判断する判断処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。制御部50は、所定周期で繰り返し判断処理を実行する。判断処理の実行前の初期状態では、コイル75は非通電状態であり、可動片74は第1位置に位置している。すなわち、第1アクセル開度を示す第1信号が駆動力制御部200へ出力されている。
続いて、S20では、障害物検出部53が、前方監視センサ13及び後方監視センサ14から出力されたセンサ信号から、車両の前方に存在する障害物及び車両の後方に存在する障害物を検出する。
続いて、S40では、進行方向検出部55が、バックランプ16から出力されたバックランプ信号から、車両の進行方向を検出する。すなわち、進行方向検出部55は、バックランプ信号がオンの場合には後進を検出し、バックランプ信号がオフの場合には前進を検出する。車両制御装置20は、CANネットワークに接続できないため、シフトセンサからシフト信号を取得することができない。そのため、進行方向検出部55は、バックランプ信号から車両の進行方向を検出している。
S60では、出力制御部57が、S10~S40における検出結果に基づいて、抑制条件Aに含まれる条件A1、A2、A3がすべて成立するか否かを判定する。
条件A2は、車両の進行方向に存在する障害物が検出されていることである。車両の進行方向に存在する障害物とは、車両が前進している場合は、車両の前方に存在する障害物であり、車両が後進している場合は、車両の後方に存在する障害物である。
条件A1,A2,A3がすべて成立する場合はS70の処理へ進み、条件A1,A2,A3の少なくとも一つが成立しない場合は本処理を終了する。
S90では、出力制御部57は、加速抑制処理の実行を停止し、車両制御状態を、加速抑制制御状態から通常制御状態へ移行させる処理を行う。具体的には、出力制御部57は、コイル75を通電状態から非通電状態へ切替え、可動片74を第2位置から第1位置へ移動させる処理を行う。以上で本処理を終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)車両制御装置20は、センサ信号入力端子27,28、車速信号入力端子29、及びランプ信号入力端子30を備える。そのため、車両制御装置20は、出荷後の車両に搭載しても、アクセルペダルセンサ11,12、前方監視センサ13、後方監視センサ14、及び車速センサのそれぞれからの信号と、バックランプ信号を取得することができる。また、車両制御装置20は、アクセル信号出力端子34を備えるため、出荷後の車両に搭載しても、第1信号又は第2信号を駆動力制御部200へ出力することができる。さらに、取得した各種信号に基づいて抑制条件Aが成立するか否か判断され、抑制条件Aが成立した場合には、加速抑制処理が実行される。したがって、車両制御装置20を出荷後の車両に搭載することによって、アクセルペダルを踏み間違った場合に、加速を抑制することができる。
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(b)機能オフスイッチ91は、表示部92と一体的に形成されたタッチスイッチでもよい。
(f)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
Claims (10)
- 車両のアクセルペダルの踏み間違いによる加速を抑制する踏み間違い加速抑制装置(20,90)であって、
筐体と、
前記筐体の側面に設けられており、アクセルペダルセンサ(11)に第1ワイヤーハーネスで直接接続され、前記アクセルペダルセンサにより検出された第1アクセル開度を示す第1信号が入力されるアクセル信号入力端子(22)と、
前記筐体の側面に設けられており、前方監視センサ(13)及び後方監視センサ(14)に第2及び第3ワイヤーハーネスで直接接続され、前記前方監視センサ及び前記後方監視センサにより検出されたセンサ信号が入力されるセンサ信号入力端子(27,28)と、
前記筐体の側面に設けられており、バックランプ(16)に第4ワイヤーハーネスで直接接続され、前記バックランプのオンオフを示すバックランプ信号が入力されるランプ信号入力端子(30)と、
前記筐体の側面に設けられており、車速センサに第5ワイヤーハーネスで直接接続され、前記車速センサにより検出された車速信号が入力される車速信号入力端子(29)と、
前記筐体の側面に設けられており、アクセル開度に応じて前記車両の駆動力を制御する駆動力制御部(200)へ前記第1信号を出力するアクセル信号出力端子(34)と、
前記筐体に内蔵されており、前記車速信号が予め設定された第1基準速度以下を示し、且つ、前記センサ信号が前記バックランプ信号の示す前記車両の進行方向における障害物の検出を示し、且つ、前記第1信号が予め設定された第1基準開度以上である場合に、前記アクセル信号出力端子から出力する出力信号を、前記第1信号から、前記第1アクセル開度よりも小さい第2アクセル開度を示す第2信号に切り替える加速抑制処理を実行する制御部(50)と、を備える、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、
前記制御部は、
前記出力信号を前記第1信号から前記第2信号に切り替えた後、前記センサ信号が前記車両の進行方向における前記障害物の不検出を示し、且つ、前記第1信号が予め設定された第2基準開度であって、前記第1基準開度よりも小さい第2基準開度以下になった場合に、前記出力信号を前記第2信号から前記第1信号に戻す、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1又は2に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、
前記制御部は、
前記出力信号を前記第1信号から前記第2信号に切り替えた後、前記バックランプ信号がオンからオフ又はオフからオフに変化し、且つ、前記第1信号が予め設定された第2基準開度であって、前記第1基準開度よりも小さい第2基準開度以下になった場合に、前記出力信号を前記第2信号から前記第1信号に戻す、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、
前記制御部は、
前記出力信号を前記第1信号から前記第2信号に切り替えた後、前記バックランプ信号がオンからオフ又はオフからオフに変化し、且つ、前記車速信号が予め設定された第2基準速度であって、前記第1基準速度よりも小さい第2基準速度以下になった場合に、前記出力信号を前記第2信号から前記第1信号に戻す、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、
前記制御部は、
前記出力信号を前記第1信号から前記第2信号に切り替えた後、前記第1信号が予め設定された第2基準開度であって、前記第1基準開度よりも小さい第2基準開度以下になり、且つ、前記車速信号が予め設定された第2基準速度であって、前記第1基準速度よりも
小さい第2基準速度以下になった場合に、前記出力信号を前記第2信号から前記第1信号に戻す、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、さらに、
前記筐体に内蔵されており、前記アクセル信号入力端子と、前記アクセル信号出力端子との間に設けられたリレー回路を備え、
前記リレー回路は、
前記第2信号を生成する信号生成部(63)と、
コイル(75)と、
前記アクセル信号入力端子に信号線(42)を介して接続された第1接点(71)と、
前記信号生成部に信号線(44)を介して接続された第2接点(72)と、
前記アクセル信号出力端子に信号線(46)を介して接続された出力側接点(73)と、
前記コイルが通電状態か非通電状態かに応じて、前記出力側接点を前記第1接点と前記第2接点のいずれかに接続する可動片(74)と、を備え、
前記制御部は、前記コイルの通電を制御する、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、さらに、
前記制御部による前記加速抑制処理の実行時に、前記アクセルペダルを離すことを促す旨の警告を報知するインターフェース装置(90)を備える、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項7に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、
前記インターフェース装置は前記警告を表示する表示部(92)を含む、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置であって、さらに、
ユーザによる操作に応じて、前記制御部による前記加速抑制処理の実行を禁止する、機能オフスイッチ(91)を備える、
踏み間違い加速抑制装置。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の踏み間違い加速抑制装置と、
前記踏み間違い加速抑制装置が備える前記センサ信号入力端子(27,28)にワイヤーハーネスで直接接続される前方監視センサ(13)及び後方監視センサ(14)と、を備える、
踏み間違い加速抑制システム。
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