JP7286581B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
半導体装置は、電源線が延びる方向と、これと交差する方向とに複数のセルが配列された構成を取ることがある。このとき、電源線と交差する方向のセル寸法は、例えばセルハイトと呼ばれる。このような半導体装置において、スタンダードセル方式と呼ばれる方式では、隣り合う電源線間の距離の整数倍となるよう、各セルのセルハイトが標準化されている。
しかしながら、スタンダードセル方式の半導体装置に、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルを組み込む場合、容量セルもまた、スタンダードセル方式の規格に則って構成されなければならず、容量セルのゲート電極が拡散領域と重なる領域である容量領域を広くとることが困難である。
特開2005-051037号公報
一つの実施形態は、1つの容量セルあたりの容量領域の比率を高めることができる半導体装置を提供することを目的とする。
実施形態の半導体装置は、第1の方向に延びる複数の電源線と、前記第1の方向および前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配列され、前記第2の方向における寸法であるセルハイトが、前記第2の方向に互いに隣接する前記電源線間の距離の整数倍となっている複数のセルと、を備える半導体装置であって、前記複数のセルは、前記半導体装置としての機能に寄与する機能セルと、第1の導電型の拡散領域および前記拡散領域の上方に積層されるゲート電極を有し、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルと、を含み、前記容量セルは、前記距離の2倍以上のセルハイトを有するマルチハイトセルとして構成され、積層方向において前記拡散領域と重なる前記ゲート電極の領域であって、前記第2の方向に並んだ複数の重なり領域を有し、前記複数の重なり領域は、前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の連続的な1つのウェル内に配置されており、前記容量セルは、前記距離の偶数倍のセルハイトを有し、前記容量セルの前記第2の方向の両端部は共に、前記ウェル内に配置されている
図1は、実施形態にかかる半導体装置の構成の一例を示す平面図である。 図2は、実施形態にかかる容量セルの構成の一例を示す平面図である。 図3は、実施形態にかかる半導体装置のセルレイアウトの一例について説明する模式図である。 図4は、実施形態にかかる容量セルの設計に用いられるテンプレートの一例を示す模式図である。 図5は、実施形態にかかる容量セルにおけるテンプレートの配置場所を詳細に示す模式図である。 図6は、実施形態にかかる容量セルにおけるテンプレートの配置場所を詳細に示す模式図である。 図7は、実施形態にかかる容量セルにおけるテンプレートの配置場所を詳細に示す模式図である。 図8は、実施形態にかかる容量セルにおけるテンプレートの配置場所を詳細に示す模式図である。 図9は、実施形態にかかる容量セルを、テンプレートを用いて組み立てる場合の例を示す模式図である。 図10は、実施形態にかかる半導体装置の容量セルのレイアウトの一例を示す模式図である。 図11は、実施形態にかかる容量セルと比較例にかかる容量セルとの一例を示す平面図である。 図12は、実施形態の変形例にかかる容量セルであって、第1配線層を有する容量セルの構成の一例を示す平面図である。 図13は、実施形態の変形例にかかる容量セルであって、第2配線層を形成するため第1配線層上にビアが形成された容量セルの構成の一例を示す平面図である。 図14は、実施形態の変形例にかかる容量セルであって、第2配線層を有する容量セルの構成の一例を示す平面図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(半導体装置の構成例)
図1は、実施形態にかかる半導体装置1の構成の一例を示す平面図である。図1(a)は半導体装置1の全体構成を示し、図1(b)は半導体装置1の一部拡大図を示す。
図1(a)に示すように、半導体装置1は、複数の電源線VDD,VSS、複数の機能セルCS、及び複数の容量セルCD(CDd,CDt,CDq,CDp)を備える。
複数の電源線VDD,VSSは例えばX方向に延び、電源線VDDと電源線VSSとはX方向と交差するY方向に交互に配置される。半導体装置1において、各々の電源線VDD,VSS間の距離は等しくなるよう設計されている。
個々の電源線VDD及びその周辺の機能セルCSが配置される領域には、電源線VDDに沿って例えばnウェルが配置されている。個々の電源線VSS及びその周辺の機能セルCSが配置される領域には、電源線VSSに沿って例えばpウェルが配置されている。
複数の機能セルCS及び複数の容量セルCDは、X方向およびY方向に沿って配列されている。各々の機能セルCS及び各々の容量セルCDにおいては、Y方向におけるセル寸法であるセルハイトが、互いに隣接する電源線VDD,VSS間の距離の整数倍となっている。
このように、電源線VDD,VSS間の距離を基準として、標準化されたセルハイトを有する機能セルCS及び容量セルCDをスタンダードセルと呼び、スタンダードセルを用いて半導体装置1を構成する方式をスタンダードセル方式と呼ぶことがある。
また、本明細書では、上述のY方向を、機能セルCS及び容量セルCDのハイト方向とも呼ぶ。Y方向の電源線VDD,VSS間の距離の1つ分を1ロウとし、Y方向をロウ方向と呼ぶこともある。また、本明細書では、上述のX方向を、機能セルCS及び容量セルCDの幅方向とも呼ぶ。X方向をカラム方向と呼ぶこともある。
各々の機能セルCSは、半導体装置1としての機能に寄与するセルであり、例えば電源線VDD,VSS間の距離の1倍以上のセルハイトを有する。すなわち、機能セルCSにおける最小のセルハイトは、電源線VDD,VSS間の距離と等しくなるよう設計されている。
各々の機能セルCSは、上述のnウェル内に配置される領域を少なくとも1つ、及び上述のpウェル内に配置される領域を少なくとも1つ有する。すなわち、例えば電源線VDD,VSS間の距離と等しいセルハイトを有するシングルハイトセルであれば、機能セルCSのY方向の一端側がnウェル内に配置され、他端側がpウェル内に配置される。また例えば、電源線VDD,VSS間の距離の2倍のセルハイトを有するダブルハイトセルであれば、機能セルCSのY方向の両端部がnウェルまたはpウェル内に配置され、中央部が両端部と反対の導電型のウェル内に配置される。
各々の容量セルCDは、例えばPMOSトランジスタのゲート電極容量を利用したデカップリングキャパシタとして機能するセルであり、半導体装置1が動作する際に電源の揺らぎ等のノイズが発生するのを抑制するため、例えば機能セルCSの間に挿入される。
各々の容量セルCDは、例えば電源線VDD,VSS間の距離の2倍以上のセルハイトを有する。このように、電源線VDD,VSS間の距離の2倍以上のセルハイトを有するセルをマルチハイトセルとも呼ぶ。例えば、図1(a)における容量セルCDd,CDt,CDq,CDpはいずれもマルチハイトセルである。
これらのうち、容量セルCDdは電源線VDD,VSS間の距離の2倍(2ロウ分)のセルハイトを有する。容量セルCDtは電源線VDD,VSS間の距離の3倍(3ロウ分)のセルハイトを有する。容量セルCDqは電源線VDD,VSS間の距離の4倍(4ロウ分)のセルハイトを有する。容量セルCDpは電源線VDD,VSS間の距離の5倍(5ロウ分)のセルハイトを有する。
ただし、これらの容量セルCDd,CDt,CDq,CDpを区別しないときは、単に容量セルCDと記載する。
各々の容量セルCDにおいては、電源線VSSを跨ぐ位置のX方向両端部がpウェル内に配置されている。
また、種々のセルハイトを有する容量セルCDのうち、例えば容量セルCDd,CDq等の電源線VDD,VSS間の距離の偶数倍のセルハイトを有する容量セルCDにおいては、Y方向の一端部から他端部までの両端部が、1つの連続的なnウェル内に配置されている。すなわち、この容量セルCDのX方向中央部において、nウェルはこの容量セルのY方向の一端部から他端部に至るまで連続的に延びる。
また、種々のセルハイトを有する容量セルCDのうち、例えば容量セルCDt,CDp等の電源線VDD,VSS間の距離の奇数倍のセルハイトを有する容量セルCDにおいては、Y方向の一端部がnウェル内に配置され、他端部がpウェルに配置されている。この容量セルCDのX方向中央部において、nウェルはこの容量セルのY方向の一端部から、pウェル内に配置される他端部の近傍に亘って連続的に延びる。
図1(b)は、ダブルハイトセルとして構成される1つの容量セルCDdと、この容量セルCDdに隣接して配置され、シングルハイトセルとして構成される2つの機能セルCSと、を示している。
図1(b)に示すように、1つの機能セルCSのセル領域Acsは、1つの電源線VSSの近傍からY方向片側に延び、セル領域AcsのY方向他端部は、電源線VSSと隣接する電源線VDDの近傍に達している。
機能セルCSのセル領域Acsのうち、Y方向の電源線VDD寄りの領域はnウェルWn内に配置されている。セル領域Acsが配置されるnウェルWn内には、p型の拡散領域Dpが配置されている。拡散領域Dpを取り囲む点線の領域は、pインプラ領域MRpである。pインプラ領域MRpに対して、nウェルWnは充分な面積が確保されていなければならない。
機能セルCSのセル領域Acsのうち、Y方向の電源線VSS寄りの領域はpウェルWp内に配置されている。セル領域Acsが配置されるpウェルWp内には、n型の拡散領域Dnが配置されている。拡散領域Dnを取り囲む点線の領域は、nインプラ領域MRnである。nインプラ領域MRnに対して、pウェルWpは充分な面積が確保されていなければならない。
機能セルCSは、拡散領域Dp,Dnに跨るゲート電極GEsを有する。ゲート電極GEsは例えばポリシリコン等から構成される。ゲート電極GEsは、図示しないゲート酸化膜を介して、拡散領域Dp,Dn上に亘って配置される。
機能セルCSは、このほか、例えばゲート電極GEsまたは拡散領域Dp,Dn等に接続されるコンタクトCTs及びコンタクトCTsの上端部に接続される配線層WRs等を有していてもよい。
一方、容量セルCDdのセル領域Acdは、1つの電源線VSSの近傍からY方向両側に延び、セル領域AcdのY方向両端部は、それぞれ電源線VSSと隣接する電源線VDDの近傍に達している。
容量セルCDdのセル領域Acdのうち、Y方向の中央部分である電源線VSSを含む領域であって、X方向の両端部は、pウェルWp内に配置されている。このpウェルWpは、上述の機能セルCSのセル領域Acsの一部、及び容量セルCDdのセル領域Acdの一部を含んで、X方向に連続的に延びている。
容量セルCDdのセル領域Acdのうち、pウェルWp内に配置される領域以外の領域であるX方向の中央部分は、Y方向の一端部から他端部に至るまで、連続的な1つのnウェルWn内に配置されている。このnウェルWnの電源線VDD寄りの領域は、上述の機能セルCSのセル領域Acsの一部、及び容量セルCDdのセル領域Acdの一部を含んで、X方向に連続的に延びている。また、このnウェルWnは、Y方向において電源線VDDに隣接する図示しない機能セルの一部をも含んでY方向両側にも延びている。
容量セルCDdのセル領域Acdが配置されるnウェルWn内には、電源線VSSを挟んでY方向両側に、p型の拡散領域Dpが配置されている。容量セルCDdの一部が配置される拡散領域Dpと、上述の機能セルCSの一部が配置される拡散領域Dpとは共有されていない。
なお、容量セルCDdの拡散領域Dpを取り囲む点線の領域は、pインプラ領域MRpである。pウェルWp内の点線で囲まれた領域は、nインプラ領域MRnである。これらのpインプラ領域MRp及びnインプラ領域MRnに対して、nウェルWn及びpウェルWpはそれぞれ充分な面積が確保されていなければならない。
容量セルCDdは、セル領域Acd内のX方向中央部分であって、電源線VSSを挟んでY方向両側に、ゲート電極GEcを有する。ゲート電極GEcは例えばポリシリコン等から構成される。ゲート電極GEcのそれぞれの一端部は、電源線VSSの近傍に位置し、他端部は電源線VSSの両側の電源線VDD近傍にまで達している。これにより、ゲート電極GEcは、図示しないゲート酸化膜を介して、拡散領域Dp上の拡散領域Dpと略重なる位置に配置される。
容量セルCDdは、セル領域Acd内のX方向両端部近傍であって、電源線VSSを挟んでY方向両側に、ゲート電極GEeを有する。ゲート電極GEeは例えばポリシリコン等から構成される。ゲート電極GEeのそれぞれの一端部は、電源線VSSの近傍に位置し、他端部は電源線VSSの両側の電源線VDD近傍にまで達している。すなわち、ゲート電極GEeは、nウェルWn及びpウェルWpに跨って配置される。またこれにより、ゲート電極GEeの電源線VDD寄りの部分は、図示しないゲート酸化膜を介して、拡散領域Dp上の拡散領域Dpと重なる位置に配置される。
これらのゲート電極GEc,GEeの積層方向において、拡散領域Dpと重なるゲート電極GEc,GEeの領域(一点鎖線で囲われた領域)は、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルCDdの容量領域CPである。拡散領域Dpとゲート電極GEc,GEeとの重なり領域としての容量領域CPの面積が大きいほど、容量セルCDdのデカップリングキャパシタとしての機能が高まり、電源の揺らぎ等のノイズを抑制する効果が高まる。
容量セルCDdは、上記構成のほか、例えばゲート電極GEeまたは拡散領域Dp等に接続されるコンタクトCT及びコンタクトCTの上端部に接続される配線層WR等を有していてもよい。
ここで、図2に、電源線VDD,VSS間の距離の奇数倍のセルハイトを有する容量セルCDの構成を示す。
図2は、実施形態にかかる容量セルCDの構成の一例を示す平面図である。より具体的には、図2には、電源線VDD,VSS間の距離の3倍のセルハイトを有するトリプルハイトセルとして構成される1つの容量セルCDtと、この容量セルCDtに隣接して配置され、シングルハイトセルとして構成される3つの機能セルCSと、が示されている。
図2に示すように、容量セルCDtのセル領域Acdは、その一端部が配置される1つの電源線VDDの近傍からY方向に延び、隣接する電源線VSS、及びその電源線VSSに隣接する電源線VDDを経て、これらの電源線VSS,VDDを隔てた電源線VSSの近傍に達している。
なお、このようなセル領域Acdのうち、容量セルCDtの一端部近傍の電源線VDD及びこれに隣接する電源線VSSの間の領域、この電源線VSS及びこれにY方向のもう一方側で隣接する電源線DDの間の領域、並びにこの電源線VDD及び容量セルCDtの他端部近傍の電源線VSSの間の領域を、それぞれロウR1,R2,R3とも呼ぶ。
上記構成により、容量セルCDtのセル領域Acdのうち、セル領域AcdのY方向他端部近傍に位置する電源線VSS寄りの領域は、pウェルWp内に配置されることとなる。また、セル領域AcdのY方向中央部に位置する電源線VSSを含む領域であって、X方向の両端部は、pウェルWp内に配置されている。
これらの領域以外の容量セルCDtのセル領域Acdは、nウェルWn内に配置されている。すなわち、セル領域AcdのX方向の中央部分は、容量セルCDtの一端部近傍の電源線VDD及びこれに隣接する電源線VSSの間の領域(ロウR1)と、この電源線VSS及びこれにY方向のもう一方側で隣接する電源線DDの間の領域(ロウR2)と、この電源線VDD及び容量セルCDtの他端部近傍の電源線VSSの間の領域(ロウ3)の一部と、が連続的な1つのnウェルWn内に配置されている。
このnウェルWn内には、Y方向に並んで、各々の電源線VDD,VSS間に、それぞれp型の拡散領域Dpが配置される。この拡散領域Dp上には、図示しないゲート酸化膜を介して、複数のゲート電極GEc,GEeが配置され、拡散領域Dpと積層方向に重なる位置に容量領域CPを有する。
より具体的には、ロウR1において、容量セルCDtは、上述の容量セルCDdの電源線VSSの片側領域と同一の構成を有する。
また、ロウR2において、容量セルCDtは、上述の容量セルCDdの電源線VSSの片側領域と略同一の構成を有する。ただし、容量セルCDtのセル領域AcdのY方向中央部分にあたるロウR2においては、上述の容量セルCDdが、Y方向で隣接する図示しない機能セルの拡散領域およびゲート電極等の構成から一定以上の距離をとる必要があるのとは異なり、Y方向における拡散領域Dp及びゲート電極GEcの寸法を長くすることができ、これらの重なり領域である容量領域CPの面積も広くすることができる。
また、ロウR3において、容量セルCDtのY方向の電源線VDD寄りの部分は、ロウR2から延びるnウェルWn内に配置されている。このnウェルWnの電源線VDD寄りの一部の領域は、容量セルCDtに隣接する機能セルCSのセル領域Acsの一部、及びロウR3内の容量セルCDtの一部を含んで、X方向に連続的に延びている。
ロウR3において、容量セルCDtが配置されるnウェルWn内には、p型の拡散領域Dpが配置されている。ロウR3内の容量セルCDtの一部が配置される拡散領域Dpと、これに隣接する機能セルCSの一部が配置される拡散領域Dpとは共有されていない。
ロウR3において、容量セルCDtのY方向の電源線VSS寄りの部分は、pウェルWp内に配置される。このpウェルWpは、容量セルCDtに隣接する機能セルCSのセル領域Acsの一部、及びロウR3内の容量セルCDtの一部を含んで、X方向に連続的に延びている。また、このpウェルWpは、Y方向においてロウR3に隣接する図示しない機能セルの一部をも含んでY方向にも延びている。
なお、拡散領域Dpを取り囲む点線の領域は、pインプラ領域MRpである。pウェルWp内の点線で囲まれた領域は、nインプラ領域MRnである。これらのpインプラ領域MRp及びnインプラ領域MRnに対して、nウェルWn及びpウェルWpはそれぞれ充分な面積が確保されていなければならない。
ロウR3において、容量セルCDtは、X方向中央部分にゲート電極GEcを有する。ゲート電極GEcは例えばポリシリコン等から構成される。ゲート電極GEcの一端部は、電源線VDDの近傍に位置し、他端部は電源線VSSの近傍にまで達している。すなわち、ロウR3内の容量セルCDtのゲート電極GEcは、nウェルWn及びpウェルWpに跨って配置される。またこれにより、ゲート電極GEcは、図示しないゲート酸化膜を介して、拡散領域Dp上の拡散領域Dpと略重なる位置に配置される。
ロウR3において、容量セルCDtは、X方向両端部近傍にゲート電極GEeを有する。ゲート電極GEeは例えばポリシリコン等から構成される。ゲート電極GEeのそれぞれの一端部は、電源線VDDの近傍に位置し、他端部は電源線VSSの近傍にまで達している。すなわち、ロウR3内の容量セルCDtのゲート電極GEeは、nウェルWn及びpウェルWpに跨って配置される。これにより、ゲート電極GEeの電源線VDD寄りの部分は、図示しないゲート酸化膜を介して、拡散領域Dp上の拡散領域Dpと重なる位置に配置される。
これらのゲート電極GEc,GEeの積層方向において、拡散領域Dpと重なるゲート電極GEc,GEeの領域(一点鎖線で囲われた領域)は、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルCDdの容量領域CPである。
なお、容量セルCDtのもう一方の端部であるロウ3においても、Y方向で隣接する図示しない機能セルのゲート電極等の構成から一定以上の距離をとる必要があるため、Y方向におけるゲート電極GEcの寸法は、ロウR2におけるゲート電極GEcよりも短く、ロウR11におけるゲート電極GEcと同程度である。
また、Y方向の端部にpウェルWpを有するロウR3においては、Y方向における拡散領域Dpの寸法は、ロウR1,R2の拡散領域Dpよりも短く、ゲート電極GEcの拡散領域Dpとの重なり領域である容量領域CPの面積は、ロウR1,R2の容量領域CPの面積よりも小さくなっている。
ロウR3において、容量セルCDtは、上記構成のほか、例えばゲート電極GEeまたは拡散領域Dp等に接続されるコンタクトCT及びコンタクトCTの上端部に接続される配線層WR等を有していてもよい。
(半導体装置の製造方法)
次に、図3~図10を用いて、実施形態の半導体装置1の製造方法について説明する。図3は、実施形態にかかる半導体装置1のセルレイアウトの一例について説明する模式図である。
実施形態の半導体装置1を製造するにあたり、半導体装置1に搭載される機能セルCSの仕様等から、ノイズを抑制するために必要な容量を見積もる。この見積もり値に基づき、半導体装置1に組み込まれるべき容量セルCDの個数、各々の容量セルCDのセルハイト、及びその他の仕様が決定される。
図3は、必要な容量セルCDを半導体装置1に組み込むために決定された容量セルCDのレイアウトの一例である。図3中の太枠が、容量セルCDが配置される見込みの領域Aprである。図3の例によれば、半導体装置1には、2つの容量セルCDd、1つの容量セルCDt、1つの容量セルCDq、及び1つの容量セルCDpが組み込まれることが決定されている。容量セルCDd,CDt,CDq,CDpのセル幅(X方向の寸法)は、それぞれ異なっている。
このような種々のサイズ及び構成を有する容量セルCDd,CDt,CDq,CDpは、例えば複数種類のテンプレートを組み合わせることで設計される。図4に、そのようなテンプレートの例を示す。
図4は、実施形態にかかる容量セルCDの設計に用いられるテンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpの一例を示す模式図である。これらのテンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpに対しては、適宜、テンプレート面内での回転操作、及びY方向またはX方向を軸とする鏡映反転操作を行って、容量セルCDを設計することができる。
図4に示すように、テンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpのうち、テンプレートTEEn,TEC,TEEpは、容量セルCDの幅方向(X方向)の端部に配置するためのテンプレートである。
また、テンプレートTEEn,TEC,TEEpのうち、テンプレートTEEnは、容量セルCDのハイト方向(Y方向)におけるnウェルWn側の端部に配置するためのテンプレートである。また、テンプレートTECは、容量セルCDのハイト方向の中央部に配置するためのテンプレートである。また、テンプレートTEEpは、容量セルCDのハイト方向におけるpウェルWp側の端部に配置するためのテンプレートである。
テンプレートTEEnは、長方形のハイト方向に向かい合う2辺のうち、容量セルCDの端部となる辺とは反対側の辺の一隅にpウェルWpを有し、それ以外の領域がnウェルWnとなるようデザインされている。nウェルWn内には、幅方向に分割された拡散領域Dpの端部がデザインされている。
テンプレートTEEnの拡散領域Dp上には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの端部がデザインされている。ゲート電極GEcのハイト方向の両端部のうち、後述するように、容量セルCDのハイト方向内側を向くこととなる一端側は、長方形のテンプレートTEEnの1辺から若干突出するようデザインされている。また、テンプレートTEEnには、pウェルWpとnウェルWnとに跨ってゲート電極GEeがデザインされている。
テンプレートTEEnに、コンタクト及び配線層等が更にデザインされていてもよい。
テンプレートTECは長方形の一隅にpウェルWpを有し、それ以外の領域がnウェルWnとなるようデザインされている。nウェルWn内には、幅方向に分割された拡散領域Dpの端部がデザインされている。
テンプレートTECの拡散領域Dp上には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの端部がデザインされている。ゲート電極GEcのハイト方向の両端部のうち、pウェルWpが配置された側の一端側は、長方形のテンプレートTECの1辺から若干突出するようデザインされている。また、テンプレートTECには、pウェルWpとnウェルWnとに跨ってゲート電極GEeがデザインされている。
テンプレートTECに、コンタクト及び配線層等が更にデザインされていてもよい。
テンプレートTEEpは長方形のハイト方向に向かい合う2辺のうち、容量セルCDの端部となる辺を含む領域にL字型のpウェルWpを有し、それ以外の領域がnウェルWnとなるようデザインされている。nウェルWn内には、幅方向に分割された拡散領域Dpの端部がデザインされている。
テンプレートTEEpの拡散領域Dp上には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの端部がデザインされている。また、テンプレートTEEpには、pウェルWpとnウェルWnとに跨ってゲート電極GEeがデザインされている。
テンプレートTEEpに、コンタクト及び配線層等が更にデザインされていてもよい。
一方、テンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpのうち、残りのテンプレートTCEn,TCC,TCEpは、容量セルCDの幅方向の中央部に配置するためのテンプレートである。
これらのテンプレートTCEn,TCC,TCEpのうち、テンプレートTCEnは、容量セルCDのハイト方向におけるnウェルWn側の端部に配置するためのテンプレートである。また、テンプレートTCCは、容量セルCDのハイト方向の中央部に配置するためのテンプレートである。また、テンプレートTCEpは、容量セルCDのハイト方向におけるpウェルWp側の端部に配置するためのテンプレートである。
テンプレートTCEnは、テンプレートTEEn,TEC,TEEp等よりも幅方向の寸法が小さい短冊状で、全面がnウェルWnとなるようデザインされている。テンプレートTCEn両端部を除くnウェルWn内の領域には、幅方向に分割された拡散領域Dpの一部がデザインされている。
テンプレートTCEnの拡散領域Dpと重なり、拡散領域Dpよりもハイト方向両側に広がった領域には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの一部がデザインされている。ゲート電極GEcのハイト方向の両端部のうち、後述するように、容量セルCDのハイト方向内側を向くこととなる一端側は、短冊状のテンプレートTCEnの1辺から若干突出するようデザインされている。テンプレートTCEnが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さは、テンプレートTEEnが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さと等しくなるようデザインされている。
テンプレートTCEnに配線層等が更にデザインされていてもよい。
テンプレートTCCは、テンプレートTCEnと同様、幅方向の寸法が小さい短冊状で、全面がnウェルWnとなるようデザインされている。テンプレートTCC両端部を除くnウェルWn内の領域には、幅方向に分割された拡散領域Dpの一部がデザインされている。
テンプレートTCCの拡散領域Dpと重なり、拡散領域Dpよりもハイト方向両側に広がった領域には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの一部がデザインされている。ゲート電極GEcのハイト方向の一端側は、短冊状のテンプレートTCCの1辺から若干突出するようデザインされている。テンプレートTCCが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さは、テンプレートTECが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さと等しくなるようデザインされている。それぞれのゲート電極GEcが突出する側も同じである。
テンプレートTCCに配線層等が更にデザインされていてもよい。
テンプレートTCEpは、テンプレートTCEn,TCCと同様、幅方向の寸法が小さい短冊状で、ハイト方向の一端部にpウェルWpを有し、それ以外の領域がnウェルWnとなるようデザインされている。nウェルWn内には、幅方向に分割された拡散領域Dpの一部がデザインされている。
テンプレートTCEpの拡散領域Dpと重なり、拡散領域Dpよりもハイト方向両側に広がった領域には、幅方向に分割されたゲート電極GEcの一部がデザインされている。テンプレートTCEpが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さは、テンプレートTEEpが有するゲート電極GEcのハイト方向の長さと等しくなるようデザインされている。
テンプレートTCEnに、コンタクト及び配線層等が更にデザインされていてもよい。
図5は、実施形態にかかる容量セルCDにおけるテンプレートTEEn,TECの配置場所を詳細に示す模式図である。
図5には、これらのテンプレートTEEn,TECを、ロウRt~Rms,Rmd~Rbを有する容量セルCDeに配置する場合について示す。容量セルCDeは、電源線VDD,VSS間距離の偶数倍のセルハイトを有する容量セルCDであるものとする。
各々のロウRt~Rms,Rmd~Rbは電源線VDD,VSSの間の領域を示し、ロウRtは容量セルCDeの一端側であり、ロウRbは他端側である。ロウRms,Rmdは、ロウRt~Rbまでの間のいずれかの位置で互いに隣接する電源線VDD,VSSの間の領域である。
図5の例では、ロウRtのハイト方向側の端部、及びロウRbのハイト方向側の端部は共にnウェル側端部となる。また、ロウRb側からロウRt側を見たときに、容量セルCDeの右手側の端部をE側端部と呼び、左手側の端部をW側端部と呼ぶ。
図5に示すように、テンプレートTEEnは、容量セルCDeのロウRtのW側端部に配置することができる。また、テンプレートTEEnは、図5中に示す向きを180°回転させることで、ロウRbのE側端部に配置することができる。また、テンプレートTEEnは、例えばY方向を軸として鏡映反転させることで、ロウRtのE側端部およびロウRbのW側端部に配置することができる。
テンプレートTECは、容量セルCDeのハイト方向内側に位置するロウRmsのW側端部に配置することができる。また、テンプレートTECは、図5中に示す向きを180°回転させることで、ロウRmdのE側端部に配置することができる。また、テンプレートTECは、例えばY方向を軸として鏡映反転させることで、ロウRmsのE側端部およびロウRmdのW側端部に配置することができる。
図6は、実施形態にかかる容量セルCDにおけるテンプレートTCEn,TCCの配置場所を詳細に示す模式図である。
図6には、これらのテンプレートTCEn,TCCを、上述の図5に示す例と同様、ロウRt~Rms,Rmd~Rbを有する容量セルCDeに配置する場合について示す。
図6に示すように、テンプレートTCEnは、容量セルCDeのロウRtの幅方向中央部の領域に配置することができる。なお、ロウRt~Rms,Rmd~Rbの幅方向中央部の領域は、上述のテンプレートTEEn,TECが配置される場所以外の領域である。また、テンプレートTCEnは、図6中における向きを180°回転させることで、容量セルCDeのロウRbの幅方向中央部の領域に配置することができる。
テンプレートTCCは、容量セルCDeのロウRmsの幅方向中央部の領域に配置することができる。また、テンプレートTCCは、図6中における向きを180°回転させることで、容量セルCDeのロウRmdの幅方向中央部の領域に配置することができる。
上述の図5及び図6の操作により、容量セルCDeを組み立てて設計することができる。
図7は、実施形態にかかる容量セルCDにおけるテンプレートTEEn,TEC,TEEpの配置場所を詳細に示す模式図である。
図7には、これらのテンプレートTEEn,TEC,TEEpを、ロウRt~Rms,Rmd~Rbを有する容量セルCDoに配置する場合について示す。容量セルCDoは、電源線VDD,VSS間距離の奇数倍のセルハイトを有する容量セルCDであるものとする。図7の例では、ロウRbのハイト方向側の端部はpウェル側端部となる。
図7に示すように、テンプレートTEEnは、容量セルCDoのロウRtのE側端部およびW側端部に配置することができる。テンプレートTECは、容量セルCDoのロウRmsのE側端部およびW側端部に配置することができ、また、ロウRmdのE側端部およびW側端部に配置することができる。これらは上述の図5で説明したとおりである。
テンプレートTEEpは、容量セルCDoのロウRbのW側端部に配置することができる。また、テンプレートTEEpは、例えばY方向を軸として鏡映反転させることで、ロウRbのE側端部に配置することができる。
図8は、実施形態にかかる容量セルCDにおけるテンプレートTCEn,TCC,TCEpの配置場所を詳細に示す模式図である。
図8には、これらのテンプレートTCEn,TCC,TCEpを、上述の図7に示す例と同様、ロウRt~Rms,Rmd~Rbを有する容量セルCDoに配置する場合について示す。
図8に示すように、テンプレートTCEnは、容量セルCDoのロウRtの幅方向中央部の領域に配置することができる。テンプレートTCCは、容量セルCDoのロウRms,ロウRmdの幅方向中央部の領域に配置することができる。これらは上述の図6で説明したとおりである。
テンプレートTCEpは、容量セルCDoのRbの幅方向中央部の領域に配置することができる。
上述の図7及び図8の操作により、容量セルCDeを組み立てて設計することができる。
図9は、実施形態にかかる容量セルCDを、テンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpを用いて組み立てる場合の例を示す模式図である。
図9に示すように、例えばダブルハイトセルとして構成される容量セルCDdを構成するには、容量セルCDd用の領域Aprの4隅に、テンプレートTEEnを適宜配置する。そして、2組のテンプレートTEEnの間に、容量セルCDd用の領域Aprの幅に応じた数のテンプレートTCEnであって、互いに同数のテンプレートTCEnをそれぞれ配置する。
また、例えばトリプルハイトセルとして構成される容量セルCDtを構成するには、容量セルCDt用の領域Aprの電源線VDD側の2隅にテンプレートTEEnを配置する。また、容量セルCDt用の領域Aprのハイト方向の中央部であって幅方向の両端部に、テンプレートTECを配置する。また、容量セルCDt用の領域Aprの電源線VSS側の2隅に、テンプレートTEEpを配置する。
そして、電源線VDD側の2隅のテンプレートTEEn間に、容量セルCDt用の領域Aprの幅に応じた数のテンプレートTCEnを配置する。また、ハイト方向の中央部であって幅方向の両端部のテンプレートTECの間に、容量セルCDt用の領域Aprの幅に応じた数のテンプレートTCCであって、テンプレートTEEn間に配置されるテンプレートTCEnと同数のテンプレートTCCを配置する。また、電源線VSS側の2隅のテンプレートTEEp間に、容量セルCDt用の領域Aprの幅に応じた数のテンプレートTCEpであって、テンプレートTEEn間およびテンプレートTEC間にそれぞれ配置されるテンプレートTCEn,TCCと同数のテンプレートTCEpを配置する。
そのほかの容量セルCDq,CDp用の領域Aprにも、同様の手順で適宜、テンプレートTEEn,TEC,TEEp,TCEn,TCC,TCEpを配置していくことで、これらの容量セルCDq,CDpを組み立てて設計することができる。図10に、このようにして得られた容量セルCDd,CDt,CDq,CDpが、半導体装置1内の所定の領域に配置された様子を示す。
図10は、実施形態にかかる半導体装置1の容量セルCDd,CDt,CDq,CDpのレイアウトの一例を示す模式図である。
この後、容量セルCDd,CDt,CDq,CDp間のスペースに、半導体装置1に搭載される機能セルCSを適宜、配置していくことで、半導体装置1の全体のレイアウトが得られる。
実施形態の半導体装置1においては、組み込まれる容量セルCDが、いずれも電源線VDD,VSS間距離の2倍以上のセルハイトを有するマルチハイトセルとして構成される。このため、上記に説明したように、半導体装置1における容量セルCDのレイアウトを先に決定し、各々の容量セルCDを配置可能なまとまった領域を確保しておくことが好ましい。このように、実施形態の半導体装置1では、容量セルCDを、例えばシングルハイトセルとして個々に孤立させて配置するのではなく、マルチハイトセルとして集合配置させる様式を採っている。
ただし、上述の例に依らず、半導体装置1における機能セルCSのレイアウトを先に決定し、空いたスペースに、マルチハイトセルとして構成される容量セルCDを集合配置していくことも可能である。
(比較例)
次に、図11を用いて、比較例の容量セルCD’と実施形態の容量セルCDtとの比較を行う。図11は、実施形態にかかる容量セルCDtと比較例にかかる容量セルCD’との一例を示す平面図である。
図11(a)に示す比較例の容量セルCD’は単一のセル構造を有し、半導体装置内の空きスペースに合わせて、所定数が組み合わされて用いられる。より具体的には、比較例の容量セルCD’は、例えばシングルハイトセルとして構成され、また、セル幅を表すグリッドと呼ばれる標準単位で、例えば20グリッド版セルとして構成されている。
図11(a)中、太枠で示す領域が1つの容量セルCD’に相当する。図11(a)の例では、したがって、縦3列×横2列の合計6つの容量セルCD’が組み合わされた様子を示している。図11(a)に示すように、1つの容量セルCD’は、ハイト方向の上部がnウェルWn’内に配置され、下部がpウェルWp’内に配置されている。
これにより、比較例の容量セルCD’は、隣接する機能セルの様々な構成に適応することができる。換言すれば、容量セルCD’のnウェルWn’及びpウェルWp’の面積は、隣接する機能セルに対して維持すべき境界上の制約によって定められている。
しかしながら、例えば複数の容量セルCD’を集合配置させ、組み合わせて用いる場合、各々の容量セルCD’間に必ずpウェルWp’が介在することとなるため、nウェルWn’及びnウェルWn’内に配置される拡散領域を連続的な広い面積で確保することが困難である。これにより、ゲート電極と拡散領域とが重なり合う容量領域CP’の面積も影響を受け、比較例の容量セルCD’の容量セルCD’全体の面積に対する容量面積の比率が、一例として35%程度となってしまう。
例えば、マルチコアプロセッサ、画像処理装置、及びマイコン等の高速処理を行う半導体装置、並びに大電力を扱う半導体装置においては、ノイズ低減のための容量セルの配置スペースが逼迫しており、より高い容量効率の容量セルが求められている。
一方、実施形態の容量セルCDは例えばマルチハイトセルとして構成され、容量セルCD内に介在するpウェルWpを、少なくともハイト方向において極力、排している。
図11(b)に示す実施形態の容量セルCDtは、トリプルハイトセルとして構成され、セル幅を上述の比較例の容量セルCD’が有する20グリッド版セルのセル幅と同一としている。図11(b)に示すように、容量セルCDtは、ハイト方向の一端部を除き、ハイト方向に連続的に延びる1つのnウェルWn内に配置されている。このため、ゲート電極と拡散領域とが重なり合う容量領域CPの面積を、少なくともハイト方向に広く確保することができ、実施形態の容量セルCDtの容量セルCDt全体の面積に対する容量面積の比率を、一例として62%にまで高めることができた。
上述の容量セルCDd,CDq等の電源線VDD,VSS間距離の偶数倍のセルハイトを有する容量セルCDであれば、容量セルCDの幅方向中央部にはハイト方向に介在するpウェルを有さず、容量面積の比率はより高まる。
実施形態の半導体装置1によれば、容量セルCDはマルチハイトセルとして構成され、拡散領域Dpと重なるゲート電極GEc,GEeの容量領域CPは、連続的な1つのnウェルWn内に配置されている。これにより、1つの容量セルCDあたりの容量領域CPの比率を高めることができる。
実施形態の半導体装置1によれば、容量セルCDが、電源線VDD,VSS間の距離の偶数倍のセルハイトを有する場合には、容量セルCDのハイト方向の両端部が共に、連続的な1つのnウェルWn内に配置される。これにより、容量セルCDの容量面積を更に増大させて、容量効率を更に高めることができる。
実施形態の半導体装置1によれば、容量セルCDが、電源線VDD,VSS間の距離の奇数倍のセルハイトを有する場合には、容量セルCDのハイト方向の一端部はpウェルWp内に配置される。これにより、容量セルCDは、隣接する機能セルCSの様々な構成に適応することができる。
実施形態の半導体装置1によれば、容量セルCDは、幅方向の両端部が、それぞれpウェルWp内に配置されている。これにより、容量セルCDを、隣接する機能セルに対する境界上の制約にしたがうセル構成とすることができる。
なお、上述の実施形態の半導体装置1は、PMOSトランジスタのゲート電極容量を利用した容量セルCDを備えることとしたが、半導体装置の容量セルは、NMOSトランジスタとして構成されていてもよい。その場合、上述の構成におけるn型とp型との導電型を適宜、入れ替えた構成とすればよい。
(変形例)
次に、図12~図14を用いて、実施形態の変形例の半導体装置の構成について説明する。変形例では、容量効率を更に高めることができる容量セルの構成を示す。
図12は、実施形態の変形例にかかる容量セルCDmであって、第1配線層WRmを有する容量セルCDmの構成の一例を示す平面図である。図12に示すように、変形例の容量セルCDmは、上述の実施形態の容量セルCDdと同様の構成を含み、主にゲート電極上に第1配線層WRmをさらに備える。第1配線層WRmは、上述のコンタクトCT等により、拡散領域Dpまたはゲート電極と接続されている。
また、第1配線層WRmは、例えばハイト方向に延びる複数の櫛歯CBmを備え、各々の櫛歯CBm間には図示しない絶縁層が埋め込まれている。これにより、絶縁層を介する櫛歯CBmによる配線間容量を利用したMOM(Metal-Oxide-Metal)キャパシタを構成することができる。したがって、容量セルCDmにおいては、上述のゲート電極容量を利用したMOSキャパシタに加え、さらにMOMキャパシタを有することとなり、より容量効率が向上する。
図13は、実施形態の変形例にかかる容量セルCDvであって、第2配線層WRmmを形成するため第1配線層WRm上にビアVAmが形成された容量セルCDvの構成の一例を示す平面図である。図13に示すように、変形例の容量セルCDvは、上述の容量セルCDmの第1配線層WRm上に複数のビアVAmを備える。複数のビアVAmはそれぞれが、図示しない絶縁層に設けられた貫通孔内に充填され、第1配線層WRmに接続されている。
図14は、実施形態の変形例にかかる容量セルCDmmであって、第2配線層WRmmを有する容量セルCDmmの構成の一例を示す平面図である。図14に示すように、変形例の容量セルCDmmは、上述の容量セルCDmの第1配線層WRm上に、複数のビアVAmを介して第2配線層WRmmを備える。つまり、第1配線層WRmと第2配線層WRmmとはビアVAmにより接続されている。
また、第2配線層WRmmは、例えばハイト方向に延びる複数の櫛歯CBmmを備え、各々の櫛歯CBmm間には図示しない絶縁層が埋め込まれている。これにより、絶縁層を介する櫛歯CBmmによる配線間容量を利用したMOMキャパシタを構成することができる。したがって、容量セルCDmmにおいては、上述のゲート電極容量を利用したMOSキャパシタ、及び第1配線層WRmによるMOMキャパシタに加え、さらにMOMキャパシタを有することとなり、よりいっそう容量効率が向上する。
加えて4、第1配線層WRmと第2配線層WRmmとを接続するビアVAmによるビア容量も考慮すれば、容量セルCDmmの容量効率は更に高まっているといえる。
なお、容量セルCDmmが、第2配線層WRmm上に更にビアVAmm等を有していてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…半導体装置、CD…容量セル、CP…容量領域、CS…機能セル、Dp…拡散領域、GEc,GEe…ゲート電極、VDD,VSS…電源線、Wn…nウェル、Wp…pウェル。

Claims (16)

  1. 第1の方向に延びる複数の電源線と、
    前記第1の方向および前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配列され、前記第2の方向における寸法であるセルハイトが、前記第2の方向に互いに隣接する前記電源線間の距離の整数倍となっている複数のセルと、を備える半導体装置であって、
    前記複数のセルは、
    前記半導体装置としての機能に寄与する機能セルと、
    第1の導電型の拡散領域および前記拡散領域の上方に積層されるゲート電極を有し、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルと、を含み、
    前記容量セルは、
    前記距離の2倍以上のセルハイトを有するマルチハイトセルとして構成され、
    積層方向において前記拡散領域と重なる前記ゲート電極の領域であって、前記第2の方向に並んだ複数の重なり領域を有し、
    前記複数の重なり領域は、
    前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の連続的な1つのウェル内に配置されており、
    前記容量セルは、前記距離の偶数倍のセルハイトを有し、
    前記容量セルの前記第2の方向の両端部は共に、前記ウェル内に配置されている、
    半導体装置。
  2. 前記容量セルは、
    前記第1の方向の端部であり、かつ、前記第2の方向の端部である前記容量セルの領域に配置される第1のテンプレート、及び、
    前記第1の方向の端部より内側であり、かつ、前記第2の方向の端部である前記容量セルの領域に配置される第2のテンプレート、
    の少なくとも2種類のテンプレートを組み合わせて設計されている、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記容量セルは、
    前記第2のテンプレートの組み合わせ数を調整することにより、前記第1の方向における寸法を調整可能に設計されている、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記容量セルは、
    前記距離の4倍以上のセルハイトを有し、
    前記第1のテンプレート、
    前記第2のテンプレート、
    前記第1の方向の端部であり、かつ、前記第2の方向の端部より内側の前記容量セルの領域に配置される第3のテンプレート、及び、
    前記第1の方向の端部より内側であり、かつ、前記第2の方向の端部より内側の前記容量セルの領域に配置される第4のテンプレート、
    の4種類のテンプレートを組み合わせて設計されている、
    請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記容量セルは、
    前記第2のテンプレートの組み合わせ数、及び前記第4のテンプレートの組み合わせ数をそれぞれ調整することにより、前記第1の方向における寸法を調整可能に設計されている、
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 第1の方向に延びる複数の電源線と、
    前記第1の方向および前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配列され、前記第2の方向における寸法であるセルハイトが、前記第2の方向に互いに隣接する前記電源線間の距離の整数倍となっている複数のセルと、を備える半導体装置であって、
    前記複数のセルは、
    前記半導体装置としての機能に寄与する機能セルと、
    第1の導電型の拡散領域および前記拡散領域の上方に積層されるゲート電極を有し、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルと、を含み、
    前記容量セルは、
    前記距離の2倍以上のセルハイトを有するマルチハイトセルとして構成され、
    積層方向において前記拡散領域と重なる前記ゲート電極の領域であって、前記第2の方向に並んだ複数の重なり領域を有し、
    前記複数の重なり領域は、
    前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の連続的な1つのウェル内に配置されており、
    前記容量セルは、前記距離の奇数倍のセルハイトを有し、
    前記容量セルの前記第2の方向の一端部は前記ウェル内に配置され、
    前記容量セルの前記第2の方向の他端部は、前記第1の導電型の第1のウェル内に配置されている、
    導体装置。
  7. 前記容量セルは、
    前記距離の3倍以上のセルハイトを有し、
    前記第1の方向の端部であり、かつ、前記第2の方向の一端部である前記容量セルの領域に配置される第1のテンプレート、
    前記第1の方向の端部より内側であり、かつ、前記第2の方向の前記一端部である前記容量セルの領域に配置される第2のテンプレート、
    前記第1の方向の端部であり、かつ、前記第2の方向の他端部である前記容量セルの領域に配置される第5のテンプレート、及び、
    前記第1の方向の端部より内側であり、かつ、前記第2の方向の前記他端部である前記容量セルの領域に配置される第6のテンプレート、
    の少なくとも4種類のテンプレートを組み合わせて設計されている、
    請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記容量セルは、
    前記第2のテンプレートの組み合わせ数、及び前記第6のテンプレートの組み合わせ数をそれぞれ調整することにより、前記第1の方向における寸法を調整可能に設計されている、
    請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記容量セルは、
    前記距離の6倍以上のセルハイトを有し、
    前記第1のテンプレート、
    前記第2のテンプレート、
    前記第1の方向の端部であり、かつ、前記第2の方向の端部より内側の前記容量セルの領域に配置される第3のテンプレート、及び、
    前記第1の方向の端部より内側であり、かつ、前記第2の方向の端部より内側の前記容量セルの領域に配置される第4のテンプレート、
    前記第5のテンプレート、及び、
    前記第6のテンプレート、
    の6種類のテンプレートを組み合わせて設計されている、
    請求項7に記載の半導体装置。
  10. 前記容量セルは、
    前記第2のテンプレートの組み合わせ数、前記第4のテンプレートの組み合わせ数、及び前記第6のテンプレートの組み合わせ数をそれぞれ調整することにより、前記第1の方向における寸法を調整可能に設計されている、
    請求項9に記載の半導体装置。
  11. 第1の方向に延びる複数の電源線と、
    前記第1の方向および前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って配列され、前記第2の方向における寸法であるセルハイトが、前記第2の方向に互いに隣接する前記電源線間の距離の整数倍となっている複数のセルと、を備える半導体装置であって、
    前記複数のセルは、
    前記半導体装置としての機能に寄与する機能セルと、
    第1の導電型の拡散領域および前記拡散領域の上方に積層されるゲート電極を有し、デカップリングキャパシタとして機能する容量セルと、を含み、
    前記容量セルは、
    前記距離の2倍以上のセルハイトを有するマルチハイトセルとして構成され、
    積層方向において前記拡散領域と重なる前記ゲート電極の領域であって、前記第2の方向に並んだ複数の重なり領域を有し、
    前記複数の重なり領域は、
    前記第1の導電型とは異なる第2の導電型の連続的な1つのウェル内に配置されており、
    前記容量セルは、
    前記第1の方向の一端部側に、前記第1の導電型の第2のウェル内に配置される第1の領域と、
    前記第1の方向の他端部側に、前記第1の導電型の第3のウェル内に配置される第2の領域と、を有する、
    導体装置。
  12. 前記機能セルは、
    前記第2の導電型の前記ウェル内に配置される第3の領域と、
    前記第1の導電型の前記第2のウェル内に配置され、前記第3の領域に対して前記第2の方向に並ぶ第4の領域と、を有し、
    前記第2のウェルは、
    前記容量セルの前記第1の領域または前記第2の領域から、前記機能セルの前記第4の領域に亘って、前記第1の方向に連続的に配置されている、
    請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記機能セルは、
    第1の機能セルと、前記第2の方向で前記第1の機能セルと隣接する第2の機能セルとを含み、
    前記第1の機能セルは、
    前記第2の方向の一端部側に前記第3の領域を有し、
    前記第2の方向の他端部側に前記第4の領域を有し、
    前記第2の機能セルは、
    前記第2の方向の前記一端部側に前記第4の領域を有し、
    前記第2の方向の前記他端部側に前記第3の領域を有する、
    請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記ゲート電極よりも上の階層に配置され、前記ゲート電極および前記拡散領域の少なくともいずれかに電気的に接続される配線層を更に備える、
    請求項1、請求項6、または請求項11に記載の半導体装置。
  15. 前記配線層は櫛歯状の構造を有する、
    請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記配線層は、それぞれ階層の異なる複数の配線層を含み、
    前記複数の配線層は、ビアを介して互いに接続されている、
    請求項14に記載の半導体装置。
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