JP7285102B2 - ハイサイドトランジスタの駆動回路、それを用いたdc/dcコンバータの制御回路、dc/dcコンバータ - Google Patents

ハイサイドトランジスタの駆動回路、それを用いたdc/dcコンバータの制御回路、dc/dcコンバータ Download PDF

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本発明は、ハイサイドトランジスタの駆動回路(ハイサイドドライバ)に関する。
DC/DCコンバータ、AC/DCコンバータ、モータドライバ、インバータ回路は、直流電圧を受け、矩形電圧あるいは交流電圧を発生するスイッチング回路を備える。図1は、スイッチング回路の回路図である。スイッチング回路2Rは、パワートランジスタであるハイサイドトランジスタMおよびローサイドトランジスタMと、ハイサイドドライバ12およびローサイドドライバ14と、コントローラ16と、を備える。ハイサイドドライバ12およびローサイドドライバ14は、コントローラ16からのパルス信号S,Sに応じて、ハイサイドトランジスタMおよびローサイドトランジスタMを駆動する。これにより、スイッチングライン20にスイッチング電圧Vが発生する。スイッチング電圧Vは、入力電圧VINと接地電圧0Vの間をスイングする。
高電圧アプリケーションや大電流アプリケーションでは、ハイサイドトランジスタMとして、オン抵抗が小さいNチャンネルあるいはNPN型のトランジスタが用いられる。ハイサイドトランジスタMをオンするためには、ハイサイドトランジスタMのゲートソース間に、しきい値電圧VGS(th)を超えるゲート電圧を印加する必要がある。ハイサイドトランジスタMのソース電圧は、入力電圧VINまで上昇するから、入力電圧VINより高いゲート電圧を生成するためにブートストラップ回路が設けられる。ブートストラップ回路は、スイッチングVよりもVCCだけ高い電圧V=V+VCCを生成し、ハイサイドドライバ12に供給する。
図2は、本発明者が検討したハイサイドドライバ100Rの回路図である。ハイサイドドライバ100Rは、レベルシフト回路110R、ドライバ120、ブートストラップ回路130、UVLO(Under Voltage Lock Out)回路140を備える。
ブートストラップ回路130は、ダイオードD11とキャパシタC11を含み、ブートストラップライン104に、V+VCCとなるブートストラップ電圧Vを発生させる。
レベルシフト回路110Rは、VCCと0Vの間でスイングする入力信号Sを、VとVの間でスイッチングする信号LVSFT_OUTにレベルシフトする。レベルシフト回路110Rは、差動変換回路112およびラッチ回路114を備える。差動変換回路112は、オープンドレイン形式であり入力信号Sを差動信号Sp,Snに変換する。ラッチ回路114は、差動変換回路112の差動出力Sp,Snをトリガとして状態遷移する。
ドライバ120は、レベルシフト回路110の出力LVSFT_OUTに応じて、ハイサイドトランジスタMを駆動する。ドライバ120の上側電源端子121は、ブートストラップライン104と接続されており、ブートストラップ電圧VBが供給され、ドライバ120の下側電源端子122は、スイッチングライン102と接続されており、スイッチング電圧Vが供給される。
ブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの電位差が、ハイサイドトランジスタMのしきい値電圧VGS(th)より小さくなると、ハイサイドトランジスタMをターンオンできなくなる。そこでUVLO回路140は、ブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの電位差ΔVを監視し、電位差ΔVが所定のしきい値VUVLOより低いとき、異常検出信号(UVLO信号)をアサート(たとえばロー)する。
ロジック回路116は、レベルシフト後の駆動信号LVSFT_OUTと、UVLO信号を論理合成し、出力信号OUTをドライバ120に供給する。これにより、UVLO信号がアサートされるとき、ロジック回路116の出力OUTはローに固定され、ハイサイドトランジスタMのゲート電圧VGHもロー(V)となり、ハイサイドトランジスタMがオフに固定される。
特開2012-70333号公報
本発明者は、図2のハイサイドドライバ100Rについて検討した結果、以下の課題を認識するに至った。図3は、図2のハイサイドドライバ100Rの問題を説明する波形図である。ここでは理解の容易化のため、各電圧波形の基準をVにとる。
下側の電源電圧VCCが低くなると、差動変換回路112の入力レベルが確定せずに、差動変換回路112の状態、すなわち差動信号Sp,Snが不定(両方ともハイインピーダンス)となる。図3は、この状況において、電位差ΔV=V-Vが0Vから5Vに上昇したときの動作を示す。なお図3の波形図は、問題点を説明するための図であって、実際の動作中に、ΔVがそのようにスイープされるわけではない。
時刻t~tの間は、ΔVがしきい値VUVLOより低く、UVLO信号がアサート(ローレベル)されている(UVLO期間)。時刻t以降は、ΔVはしきい値VUVLOより高く、UVLO信号はネゲート(ハイレベル)されており、UVLO解除期間である。
UVLO期間t~tの間、差動変換回路112およびラッチ回路114の状態は不定である。したがって、時刻tに示すように、ラッチ回路114が、LVSFT_OUTがロー(すなわちハイサイドトランジスタMがオン)となる状態に転ぶ可能性がある。UVLO期間の間は、ロジック回路116によって出力OUTがローに固定されるため、ハイサイドトランジスタMはローを維持できる。
ところが、その後、ΔVが上昇して、時刻 にUVLOが解除されると、ロジック回路116による出力OUTのロー固定が解除される。UVLOの解除後も、ラッチ回路114は、LVSFT_OUTがローに転んだ状態が維持される。ローのLVSFT_OUTがロジック回路116によって反転され、ハイレベルの出力OUTがドライバ120に入力されると、オンすべきでないハイサイドトランジスタMが誤ってオンする。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、ハイサイドトランジスタの誤動作を防止可能な駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、ソース、エミッタがスイッチングラインと接続されるNチャンネルまたはNPN型のハイサイドトランジスタの駆動回路に関する。駆動回路は、入力信号を差動信号に変換するオープンドレイン型の差動変換回路と、差動変換回路の差動出力をトリガとして状態遷移するラッチ回路と、を含むレベルシフト回路と、レベルシフト回路の出力に応じて、ハイサイドトランジスタを駆動するドライバと、ブートストラップラインに、スイッチングラインより所定電圧高いブートストラップ電圧を発生させるブートストラップ回路と、ブートストラップ電圧とスイッチングラインの電圧の差分が、しきい値より低いとき、異常検出信号をアサートする低電圧検出回路と、を備える。ラッチ回路は、それぞれのソースがブートストラップラインと接続され、互いのゲートとドレインがクロスカップルされるPチャンネルの第1トランジスタおよび第2トランジスタと、ソースが第1トランジスタのドレインと接続され、ドレインが差動変換回路の第1出力と接続され、ゲートにスイッチングラインの電圧が印加される第3トランジスタと、ソースが第2トランジスタのドレインと接続され、ドレインが差動変換回路の第2出力と接続され、ゲートにスイッチングラインの電圧が印加される第4トランジスタと、第1トランジスタと並列に接続され、異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となるPチャンネルの第5トランジスタと、を備える。
ブートストラップ電圧が不足している低電圧状態において、第5トランジスタがオンとなることで、第1トランジスタと第3トランジスタの接続ノードの電位を、ハイレベル(ブートストラップラインの電圧)にプルアップされる。これにより、ラッチ回路をハイサイドトランジスタがオフとなる状態に確定しておくことができ、その後、低電圧状態が解除されたときに、ハイサイドトランジスタが誤ってオンとなるのを防止できる。
ラッチ回路は、異常検出信号がアサートされるとき、第3トランジスタが強制的にオフとなるように構成されてもよい。これにより、第3トランジスタと第5トランジスタを含む経路で、貫通電流が流れるのを防止できる。
ラッチ回路は、異常検出信号がアサートされるとき、第3トランジスタと第4トランジスタが強制的にオフとなるように構成されてもよい。
異常検出信号のアサートはローであってもよい。ラッチ回路は、異常検出信号を反転し、第3トランジスタのゲートに印加するインバータを含んでもよい。
ラッチ回路は、第4トランジスタと並列に接続され、異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となる第6トランジスタをさらに備えてもよい。これにより低電圧状態において、第2トランジスタと第4トランジスタの接続ノードの電位が、ローレベル(スイッチングラインの電圧)にプルダウンされる。これにより、より強固に、ラッチ回路をハイサイドトランジスタがオフとなる状態に固定できる。
駆動回路は、第1トランジスタのドレインまたは第2トランジスタのドレインの一方と、異常検出信号を論理合成した信号をドライバに出力するロジック回路をさらに備えてもよい。これにより、低電圧状態において、より確実にハイサイドトランジスタをオフに固定することができる。
本発明の別の態様もまた、ソース、エミッタがスイッチングラインと接続されるNチャンネルまたはNPN型のハイサイドトランジスタの駆動回路に関する。駆動回路は、入力信号を差動信号に変換するオープンドレイン型の差動変換回路と、差動変換回路の差動出力をトリガとして状態遷移するラッチ回路と、を含むレベルシフト回路と、レベルシフト回路の出力に応じて、ハイサイドトランジスタを駆動するドライバと、ブートストラップラインに、スイッチングラインより所定電圧高いブートストラップ電圧を発生させるブートストラップ回路と、ブートストラップ電圧とスイッチングラインの電圧の差分が、しきい値より低いとき、異常検出信号をアサートする低電圧検出回路と、を備える。ラッチ回路は、それぞれのソースがブートストラップラインと接続され、互いのゲートとドレインがクロスカップルされるPチャンネルの第1トランジスタおよび第2トランジスタと、ソースが第1トランジスタのドレインと接続され、ドレインが差動変換回路の第1出力と接続され、ゲートにスイッチングラインの電圧が印加される第3トランジスタと、ソースが第2トランジスタのドレインと接続され、ドレインが差動変換回路の第2出力と接続され、ゲートにスイッチングラインの電圧が印加される第4トランジスタと、第4トランジスタと並列に接続され、異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となる第6トランジスタと、を備える。
ブートストラップ電圧が不足している低電圧状態において、第6トランジスタがオンとなることで、第2トランジスタと第4トランジスタの接続ノードの電位が、ローレベル(スイッチングラインの電圧)にプルダウンされる。これにより、ラッチ回路をハイサイドトランジスタがオフとなる状態に確定しておくことができ、その後、低電圧状態が解除されたときに、ハイサイドトランジスタが誤ってオンとなるのを防止できる。
ラッチ回路は、異常検出信号がアサートされるとき、第3トランジスタが強制的にオフとなるように構成されてもよい。低電圧状態において、第6トランジスタがオンすると、第1トランジスタがオンとなる。このときに、第3トランジスタを強制的にオフしておくことで、第1トランジスタと第3トランジスタを含む経路で、貫通電流が流れるのを防止できる。
ラッチ回路は、異常検出信号がアサートされるとき、第3トランジスタと第4トランジスタが強制的にオフとなるように構成されてもよい。
異常検出信号のアサートはローであってもよい。ラッチ回路は、異常検出信号を反転し、第3トランジスタのゲートに印加するインバータを含んでもよい。
ラッチ回路は、第1トランジスタのドレインまたは第2トランジスタのドレインの一方と、異常検出信号を論理合成した信号を、ドライバに出力してもよい。
本発明の別の態様は、DC/DCコンバータの制御回路に関する。制御回路は、DC/DCコンバータまたはその負荷が目標とする状態に近づくようにパルス信号を生成するパルス発生器と、パルス信号を入力として受け、ハイサイドトランジスタを駆動する駆動回路と、を備えてもよい。
駆動回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、低電圧状態およびそれが解除されたときの誤動作を防止できる。
スイッチング回路の回路図である。 本発明者が検討したハイサイドドライバの回路図である。 図2のハイサイドドライバの問題を説明する波形図である。 実施例1に係る駆動回路を備えるスイッチング回路の回路図である。 実施例2に係る駆動回路の回路図である。 図5の駆動回路の動作波形図である。 実施例3に係る駆動回路の回路図である。 実施例4に係る駆動回路の回路図である。 実施例5に係る駆動回路の回路図である。 図10(a)~(d)は、駆動回路およびスイッチング回路の用途を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また、「信号A(電圧、電流)が信号B(電圧、電流)に応じている」とは、信号Aが信号Bと相関を有することを意味し、具体的には、(i)信号Aが信号Bである場合、(ii)信号Aが信号Bに比例する場合、(iii)信号Aが信号Bをレベルシフトして得られる場合、(iv)信号Aが信号Bを増幅して得られる場合、(v)信号Aが信号Bを反転して得られる場合、(vi)あるいはそれらの任意の組み合わせ、等を意味する。「応じて」の範囲は、信号A、Bの種類、用途に応じて定まることが当業者には理解される。
(実施例1)
図4は、実施例1に係る駆動回路400Aを備えるスイッチング回路300の回路図である。スイッチング回路300は、ハイサイドトランジスタ302および駆動回路400Aを備える。ハイサイドトランジスタ302はNチャンネルMOSFETであり、ドレインが入力ライン304と接続され、ソースが出力ライン306と接続される。
駆動回路400Aは、ハイサイドトランジスタ302のオン、オフを指示する入力信号SINにもとづいてハイサイドトランジスタ302を駆動する。たとえば入力信号SINのハイレベルはハイサイドトランジスタ302のオンを指示するオンレベルであり、ローレベルはハイサイドトランジスタ302のオフを指示するオフレベルである。出力ライン306の電気的状態は、入力信号SINに応じて変化する。出力ライン306の電圧をスイッチング電圧Vと称する。
図4では省略しているが、スイッチング回路300は、ハイサイドトランジスタ302に加えて、出力ライン306と接地ラインの間に設けられたローサイドトランジスタおよびその駆動回路を備えてもよい。
駆動回路400Aは、VBピン、VSピン、OUTピン、レベルシフト回路410、ドライバ420、ブートストラップ回路430、UVLO回路440、ロジック回路450を備える。
スイッチングライン402はVSピンと接続され、ブートストラップライン404はVBピンと接続される。
レベルシフト回路410は、差動変換回路412およびラッチ回路414Aを含む。差動変換回路412は、オープンドレイン型(オープンコレクタ側を含む)の出力を有し、入力信号SINを差動信号Sp,Snに変換する。レベルシフト回路410の構成は特に限定されないが、たとえばトランジスタM11,M12およびインバータ413を含む。
差動信号Spは、入力信号SINがハイのときにローとなり、入力信号SINがローのときにハイインピーダンスとなる。また差動信号Snは、入力信号SINがローのときにローとなり、入力信号SINがハイのときにハイインピーダンスとなる。
ラッチ回路414Aは、差動変換回路412の差動出力Sp,Snをトリガとして状態遷移する。たとえばラッチ回路414Aは、差動出力Spのアサート(ロー)に応答して第1状態、差動出力Snのアサート(ロー)に応答して第2状態に遷移するように構成される。
ラッチ回路414Aは、ブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの供給を受けており、その出力信号LVSFT_OUTは、レベルシフトされており、第1状態においてブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの一方となり、第2状態においてブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの他方となる。
以下では、明確化のために、第1状態がハイサイドトランジスタ302のオンに対応し、第2状態がハイサイドトランジスタ302のオフ状態に対応するものとする。またラッチ回路414Aの出力LVSFT_OUTは、第1状態においてブートストラップ電圧Vをとり、第2状態においてスイッチング電圧Vをとるものとする。
ドライバ420もまた、ブートストラップ電圧Vとスイッチング電圧Vの供給を受けている。ドライバ420は、レベルシフト回路410の出力LVSFT_OUTに応じて、ハイサイドトランジスタ302の制御端子(ゲートあるいはベース)に駆動信号SDRVを印加する。駆動信号SDRVは、ハイレベルに相当するブートストラップ電圧Vとローレベルに相当するスイッチング電圧Vの間で遷移する。
ブートストラップ回路430は、ドライバ420の上側電源電圧であるブートストラップ電圧Vを生成する。ブートストラップ回路430は、ブートストラップキャパシタC31と整流素子D31を含む。ブートストラップキャパシタC31の一端は出力ライン306およびVSピンと接続され、その他端は、VBピンと接続される。整流素子D31のアノードには電源電圧Vccが供給され、そのカソードは、ブートストラップライン404を介してVBピンと接続される。ブートストラップ電圧Vは以下の式で表される。スイッチング電圧Vは入力信号SINに応じてスイッチングするから、ブートストラップ電圧Vも、入力信号SINに応じてスイッチングする。
=V+Vcc-V
は整流素子D31の順電圧(電圧降下)である。Vを無視すれば、
=V+Vcc
となる。
UVLO回路440は、スイッチングライン402とブートストラップライン404の電位差ΔV=V-Vを、所定のしきい値電圧VUVLOと比較し、ΔV<VUVLOである低電圧状態において、UVLO信号をアサート(本実施の形態ではロー)する。
たとえばUVLO回路440は、電圧コンパレータ442と、電圧源444を含む。電圧源444は、しきい値電圧VUVLOを生成する。電圧コンパレータ442は、ブートストラップ電圧Vを、thvVUVLOと比較し、比較結果に応じたUVLO信号を出力する。
ラッチ回路414Aは、第1トランジスタM21~第5トランジスタM25、ダイオードD21,D22、抵抗R21,R22を含む。
第1トランジスタM21と第2トランジスタM22は、PチャンネルのMOSトランジスタであり、それぞれのソースがブートストラップライン404と接続され、互いのゲートとドレインがクロスカップルされる。
第3トランジスタM23は、PチャンネルのMOSトランジスタであり、ソースが第1トランジスタM21のドレインと接続され、ドレインが差動変換回路412の第1出力と接続される。第3トランジスタM23のゲートには、抵抗R21を介してスイッチング電圧Vが印加される。この実施例では、第1トランジスタM21と第3トランジスタM23の接続ノードN1から、レベルシフト後の出力LVSFT_OUTが取り出されている。
ダイオードD21のカソードは、第3トランジスタM23のドレインと接続され、そのアノードには、抵抗R21を介してスイッチング電圧Vが印加される。
第4トランジスタM24は、PチャンネルのMOSトランジスタであり、ソースが第2トランジスタM22のドレインと接続され、ドレインが差動変換回路412の第2出力と接続される。第4トランジスタM24のゲートには、抵抗R22を介してスイッチング電圧Vが印加される。
ダイオードD22のカソードは、第4トランジスタM24のドレインと接続され、そのアノードには、抵抗R22を介してスイッチング電圧Vが印加される。
高電圧アプリケーションでは、トランジスタM23,M24はDMOS(Double-Diffused MOSFET)構造を有する。トランジスタM23,M24を挿入することで、第1トランジスタM21、第2トランジスタM22、第5トランジスタM25およびインバータ452を過電圧から保護することができる。
第5トランジスタM25は、PMOSトランジスタであり、第1トランジスタM21と並列に設けられ、UVLO信号がアサートされるとき、オン状態となるように接続される。この例では、第5トランジスタM25のゲートにUVLO信号が直接入力されており、低電圧状態において、UVLO信号がローとなると、第5トランジスタM25がオンとなる。
ロジック回路450は、レベルシフト後の駆動信号LVSFT_OUTを反転するインバータ452を含む。
以上が駆動回路400Aの構成である。続いてその動作を説明する。
電源電圧Vccの低下などに起因して、ブートストラップ電圧Vが不足する低電圧状態が発生すると、UVLO信号がローとなり、第5トランジスタM25がオンとなる。これにより、ノードN1の電位が、ブートストラップ電圧Vにプルアップされ、駆動信号LVSFT_OUTがハイ、すなわち、オフレベルとなり、スイッチングトランジスタM302がオフとなる。つまり低電圧状態の間、ラッチ回路414は、ハイサイドトランジスタ302がオフとなる状態に固定される。
その後、電源電圧Vccが復活し、低電圧状態が解除された場合に、ハイサイドトランジスタ302が誤ってオンとなるのを防止できる。
(実施例2)
図5は、実施例2に係る駆動回路400Bの回路図である。図4との相違点を説明する。実施例2において、ラッチ回路414Bは、UVLO信号がアサートされるとき、第3トランジスタM23が強制的にオフとなるように構成される。
たとえばラッチ回路414Bは、抵抗R21の代わりに設けられたインバータ416を含む。インバータ416は、UVLO信号を反転し、第3トランジスタM23のゲートに印加する。
またロジック回路450は、駆動信号LVSFT_OUTと、UVLO信号を論理合成した信号を、後段のドライバ420に供給する。具体的にはロジック回路450は、インバータ452の出力と、UVLO信号の論理積を生成する。これにより、低電圧状態において、ロジック回路450の出力はローに固定される。
以上が駆動回路400Bの構成である。続いてその動作を説明する。
正常状態では、UVLO信号がネゲートつまりハイであるから、第3トランジスタM23のゲートにはロー、すなわちスイッチング電圧Vが印加されており、図2の回路と等価である。
低電圧状態(UVLO信号がアサートつまりロー)のとき、第3トランジスタM23のゲートにはハイが印加され、第3トランジスタM23が強制的にオフとなる。
低電圧状態では、第5トランジスタM25がオンとなる。このときに第3トランジスタM23および差動変換回路412のトランジスタM11がオンしていると、第5トランジスタM25、第3トランジスタM23、トランジスタM11を含む経路に貫通電流が流れるおそれがある。図5の駆動回路400Bによれば、低電圧状態において第3トランジスタM23を強制的にオフすることで、貫通電流を防止できる。
またANDゲート454を追加することにより、低電圧状態において、実施例1よりもさらに確実に、ドライバ420の入力をローに固定することができ、ハイサイドトランジスタ302をオフすることができる。
図6は、図5の駆動回路400Bの動作波形図である。図6は、図3と同様に、下側の電源電圧VCCが低く、差動信号Sp,Snが不定(両方ともハイインピーダンス)であるときに、ΔVが変化したときの動作を示す。
時刻t~tの間は、ΔVがしきい値VUVLOより低く、UVLO信号がアサート(ローレベル)されている(UVLO期間)。時刻t以降は、ΔVはしきい値VUVLOより高く、UVLO信号はネゲート(ハイレベル)されており、UVLO解除期間である。
UVLO期間t~tの間、差動変換回路112は不定である。一方、ラッチ回路114は、第5トランジスタM25がオンとなるため、LVSFT_OUTがハイにプルアップされ、状態が確定している。
その後、ΔVが上昇して、時刻 にUVLOが解除されると、ロジック回路116による出力OUTのロー固定が解除される。一方で、UVLOの解除後も、ラッチ回路114は、LVSFT_OUTがハイに転んだ状態が維持される。したがって、ハイのLVSFT_OUTがロジック回路116によって反転され、ローの出力OUTがドライバ120に入力され、ハイサイドトランジスタ302のオフが維持される。
なお、図4のハイサイドドライバ100Aも、図6の波形図と同様に動作する。
(実施例3)
図7は、実施例3に係る駆動回路400Cの回路図である。図5との相違点を説明する。実施例3において、ラッチ回路414Cは低電圧状態において、第3トランジスタM23と第4トランジスタM24が強制的にオフするように構成される。具体的には、抵抗R22が省略され、第4トランジスタM24のゲートは、第3トランジスタM23のゲートと共通に接続される。
(実施例4)
図8は、実施例4に係る駆動回路400Dの回路図である。図8のラッチ回路414Dについて、図5のラッチ回路414Bとの相違点を説明する。ラッチ回路414Dは、ラッチ回路414Bの第5トランジスタM25に代えて、第6トランジスタM26を備える。第6トランジスタM26は、第4トランジスタM24と並列に接続され、UVLO信号がアサート(ロー)されるとき、オン状態となる。
たとえば第6トランジスタM26はNチャンネルMOSトランジスタであり、そのゲートには、インバータ416の出力、すなわち反転されたUVLO信号が入力される。
以上が駆動回路400Dの構成である。この駆動回路400Dでは、低電圧状態においてUVLO信号がアサートされると、第2トランジスタM22と第4トランジスタM24の接続ノードN2の電位が、ローレベル(スイッチング電圧V)にプルダウンされる。これにより、LVSFT_OUTをハイレベルに転ばせることができ、ハイサイドトランジスタがオフとなる状態に固定できる。
また低電圧状態において第3トランジスタM23が強制的にオフとなることで、第1トランジスタM21、第3トランジスタM23、トランジスタM11を含む経路に貫通電流が流れるのを防止できる。
(実施例5)
図9は、実施例5に係る駆動回路400Eの回路図である。図9のラッチ回路414Eは、図8のラッチ回路414Dと図5のラッチ回路414Bの組み合わせであり、第5トランジスタM25と第6トランジスタM26の両方を含む。
これにより、低電圧状態において、ノードN1をプルアップ、ノードN2をプルダウンできるため、LVSFT_OUT信号を、より強力にハイレベルに転ばせることができる。
(用途)
続いて駆動回路400の用途を説明する。続いてスイッチング回路300の用途を説明する。図10(a)~(d)は、駆動回路400およびスイッチング回路300の用途を示す図である。図10(a)は降圧DC/DCコンバータ500であり、トランジスタM,M、インダクタL、キャパシタCO1、コントローラ502、駆動段504を備える。コントローラ502は、負荷の状態(たとえば出力電圧VOUTや出力電流IOUT)がその目標に近づくようにフィードバック制御によりハイサイドパルスSおよびローサイドパルスSを生成する。トランジスタM,Mおよび駆動段504が、スイッチング回路300に相当する。
図10(b)は昇圧DC/DCコンバータ600であり、トランジスタM,M、インダクタL、キャパシタCO2、コントローラ602、駆動段604を備える。コントローラ602は、負荷の状態(たとえば出力電圧VOUTや出力電流IOUT)がその目標に近づくようにフィードバック制御によりハイサイドパルスSおよびローサイドパルスSを生成する。トランジスタM,Mおよび駆動段604が、スイッチング回路300に相当する。スイッチング回路300は、昇降圧コンバータにも使用可能である。
図10(c)は三相モータドライバ700であり、U相、V相、W相の各レグが、スイッチング回路300で構成される。
図10(d)は、双方向絶縁型DC/DCコンバータ800であり、1次側のHブリッジ回路802、2次側のHブリッジ回路804の各レグがスイッチング回路300を利用して構成される。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
ラッチ回路414の出力LVSFT_OUTを、第2トランジスタM22と第4トランジスタM24の接続ノードN2から取り出してもよい。ノードN2のLVSFT_OUT\信号(\は論理反転を示す)は、ノードN1のLVSFT_OUT信号の反転論理となるため、ロジック回路450のインバータを、省略し、あるいは非反転のバッファに置換すればよい。
(変形例2)
ラッチ回路414のノードN1,N2の両方から、相補的な差動のLVSFT_OUT信号,LVSFT_OUT\を取り出し、ドライバ420を差動入力としてもよい。
(変形例3)
実施例4(図8)あるいは実施例5(図9)において、抵抗R22を省略し、第4トランジスタM24と第3トランジスタM23のゲートを共通に接続してもよい。またANDゲート454を省略して、インバータ452の出力を、ドライバ420に供給してもよい。
(変形例4)
実施の形態ではハイサイドトランジスタ302をNチャンネルMOSFETとして説明したが、NPN型バイポーラトランジスタであってもよいし、IGBTであってもよい。この場合、ゲート、ソース、ドレインを、ベース、エミッタ、ドレインと読み替えればよい。
(変形例5)
実施の形態では、UVLO信号を負論理信号としたが、アサート時にハイとしてもよい。この場合、ラッチ回路414やロジック回路450において、UVLO信号を適宜反転すればよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
300 スイッチング回路
302 ハイサイドトランジスタ
400 駆動回路
402 スイッチングライン
404 ブートストラップライン
410 レベルシフト回路
412 差動変換回路
414 ラッチ回路
416 インバータ
M21 第1トランジスタ
M22 第2トランジスタ
M23 第3トランジスタ
M24 第4トランジスタ
M25 第5トランジスタ
M26 第6トランジスタ
420 ドライバ
430 ブートストラップ回路
440 異常検出回路
442 電圧コンパレータ
444 電圧源
450 ロジック回路
452 インバータ
454 ANDゲート

Claims (14)

  1. ソース、エミッタがスイッチングラインと接続されるNチャンネルまたはNPN型のハイサイドトランジスタの駆動回路であって、
    入力信号を差動信号に変換するオープンドレイン型の差動変換回路と、前記差動変換回路の差動出力をトリガとして状態遷移するラッチ回路と、を含むレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路の出力に応じて、前記ハイサイドトランジスタを駆動するドライバと、
    ブートストラップラインに、前記スイッチングラインより所定電圧高いブートストラップ電圧を発生させるブートストラップ回路と、
    前記ブートストラップ電圧と前記スイッチングラインの電圧の差分が、しきい値より低いとき、異常検出信号をアサートする低電圧検出回路と、
    を備え、
    前記ラッチ回路は、
    それぞれのソースが前記ブートストラップラインと接続され、互いのゲートとドレインがクロスカップルされるPチャンネルの第1トランジスタおよび第2トランジスタと、
    ソースが前記第1トランジスタのドレインと接続され、ドレインが前記差動変換回路の第1出力と接続され、ゲートに前記スイッチングラインの電圧が印加される第3トランジスタと、
    ソースが前記第2トランジスタのドレインと接続され、ドレインが前記差動変換回路の第2出力と接続され、ゲートに前記スイッチングラインの電圧が印加される第4トランジスタと、
    前記第1トランジスタと並列に接続され、前記異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となるPチャンネルの第5トランジスタと、
    を備えることを特徴とする駆動回路。
  2. 前記ラッチ回路は、前記異常検出信号がアサートされるとき、前記第3トランジスタが強制的にオフとなるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  3. 前記ラッチ回路は、前記異常検出信号がアサートされるとき、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタが強制的にオフとなるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
  4. 前記異常検出信号のアサートはローであり、前記ラッチ回路は、前記異常検出信号を反転し、前記第3トランジスタのゲートに印加するインバータを含むことを特徴とする請求項2または3に記載の駆動回路。
  5. 前記ラッチ回路は、前記第4トランジスタと並列に接続され、前記異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となる第6トランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動回路。
  6. 前記第1トランジスタのドレインまたは前記第2トランジスタのドレインの一方と、前記異常検出信号を論理合成した信号を、前記ドライバに出力するロジック回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動回路。
  7. ソース、エミッタがスイッチングラインと接続されるNチャンネルまたはNPN型のハイサイドトランジスタの駆動回路であって、
    入力信号を差動信号に変換するオープンドレイン型の差動変換回路と、前記差動変換回路の差動出力をトリガとして状態遷移するラッチ回路と、を含むレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路の出力に応じて、前記ハイサイドトランジスタを駆動するドライバと、
    ブートストラップラインに、前記スイッチングラインより所定電圧高いブートストラップ電圧を発生させるブートストラップ回路と、
    前記ブートストラップ電圧と前記スイッチングラインの電圧の差分が、しきい値より低いとき、異常検出信号をアサートする低電圧検出回路と、
    を備え、
    前記ラッチ回路は、
    それぞれのソースが前記ブートストラップラインと接続され、互いのゲートとドレインがクロスカップルされるPチャンネルの第1トランジスタおよび第2トランジスタと、
    ソースが前記第1トランジスタのドレインと接続され、ドレインが前記差動変換回路の第1出力と接続され、ゲートに前記スイッチングラインの電圧が印加される第3トランジスタと、
    ソースが前記第2トランジスタのドレインと接続され、ドレインが前記差動変換回路の第2出力と接続され、ゲートに前記スイッチングラインの電圧が印加される第4トランジスタと、
    前記第4トランジスタと並列に接続され、前記異常検出信号がアサートされるとき、オン状態となる第6トランジスタと、
    を備えることを特徴とする駆動回路。
  8. 前記ラッチ回路は、前記異常検出信号がアサートされるとき、前記第3トランジスタが強制的にオフとなるように構成されることを特徴とする請求項7に記載の駆動回路。
  9. 前記ラッチ回路は、前記異常検出信号がアサートされるとき、前記第3トランジスタと前記第4トランジスタが強制的にオフとなるように構成されることを特徴とする請求項7に記載の駆動回路。
  10. 前記異常検出信号のアサートはローであり、前記ラッチ回路は、前記異常検出信号を反転し、前記第3トランジスタのゲートに印加するインバータを含むことを特徴とする請求項8または9に記載の駆動回路。
  11. 前記第1トランジスタのドレインまたは前記第2トランジスタのドレインの一方と、前記異常検出信号を論理合成した信号を、前記ドライバに出力するロジック回路をさらに備えることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の駆動回路。
  12. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の駆動回路。
  13. DC/DCコンバータの制御回路であって、
    前記DC/DCコンバータまたはその負荷が目標とする状態に近づくようにパルス信号を生成するパルス発生器と、
    前記パルス信号を入力として受け、ハイサイドトランジスタを駆動する請求項1から12のいずれかに記載の駆動回路と、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  14. 請求項13に記載の制御回路を備えることを特徴とするDC/DCコンバータ。
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