JP7284954B2 - 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム - Google Patents

住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7284954B2
JP7284954B2 JP2021005793A JP2021005793A JP7284954B2 JP 7284954 B2 JP7284954 B2 JP 7284954B2 JP 2021005793 A JP2021005793 A JP 2021005793A JP 2021005793 A JP2021005793 A JP 2021005793A JP 7284954 B2 JP7284954 B2 JP 7284954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
input
address data
notation
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021005793A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022110403A (ja
Inventor
泰代 福井
Original Assignee
株式会社ナビット
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナビット filed Critical 株式会社ナビット
Priority to JP2021005793A priority Critical patent/JP7284954B2/ja
Publication of JP2022110403A publication Critical patent/JP2022110403A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7284954B2 publication Critical patent/JP7284954B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、住所を表す住所データをチェックする住所チェックシステムに関する。
住所データをチェックしたり変換したりする技術として、例えば、特許文献1が開示されている。特許文献1に記載された技術は、都道府県市区郡などの複数階層構成の住所表記を一連の文字列で保持した住所録における住所表記について、各階層に分割して保持する住所録に変換する住所録変換方法などである。
特開2000-29873号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、予め定められた階層区分表現語により変換元住所録にある住所表記を分割してチェックし、変換するものであり、様々な利用目的に合わせてチェックし、変換する内容を設定することができなかった。
そこで、本発明は、様々な利用目的に合わせて住所データをチェックすることのできる住所チェックシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下によって把握される。
(1)本発明の住所チェックシステムは、住所を表す住所データをチェックする住所チェックシステムであって、前記住所データを入力する入力手段と、前記入力された住所データを最新の住所データに正規化する正規化手段と、前記正規化された住所データを出力する出力手段と、前記正規化手段が正規化する際のオプション設定を受け付ける受付手段と、を有し、前記入力手段は、前記受付手段による前記オプション設定の受け付け後に、前記住所データの入力を許可する。
(2)上記(1)において、前記受付手段は、前記住所データをチェックする意思確認を受け付けた後に、前記オプション設定を受け付ける。
(3)上記(1)又は(2)において、前記オプション設定は、現存しない住所の手動による正規化、住所の分割処理、住所コードの付与及び住所表記のゆらぎの処理の少なくとも一つを含む。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、前記オプション設定は、住所の分割処理を含み、前記入力された住所データを複数の要素に分割する分割手段と、前記分割手段が分割する前記要素の数を入力する分割数入力手段と、を有し、前記正規化手段は、前記複数の要素に分割された住所データを前記最新の住所表記に正規化する。
(5)上記(1)から(4)のいずれかにおいて、前記正規化手段が前記住所データを正規化する前に、前記入力手段が入力した住所データの数及び前記オプション設定の内容を含む確認画面を表示する制御を行う表示制御手段を有する。
(6)上記(5)において、前記表示制御手段は、前記確認画面の表示後に、ユーザーの操作指示に従って作成した見積内容を表示する制御を行う。
(7)上記(1)から(6)のいずれかにおいて、前記受付手段は、前記出力手段が前記正規化された住所データを出力した後に、前記オプション設定の変更を受け付け、前記正規化手段は、前記変更されたオプション設定に従って前記住所データを前記最新の住所データに正規化する。
(8)上記(1)から(7)のいずれかにおいて、前記正規化手段は、前記住所データが、複数の部分に分割された形式又は1つに統合された形式の少なくとも一方である場合に前記正規化を行う。
(9)上記(1)から(8)のいずれかにおいて、精度情報を入力する精度情報入力手段と、前記精度情報に基づき前記住所データから緯度経度情報を算出する算出手段と、前記緯度経度情報を前記住所データに付与する付与手段と、を有する。
(10)上記(9)において、前記算出手段は、複数種類の測地系により前記緯度経度情報を算出する。
(11)本発明の住所チェック方法は、住所を表す住所データをチェックする住所チェック方法であって、前記住所データを入力する入力ステップと、前記入力された住所データを最新の住所データに正規化する正規化ステップと、前記正規化された住所データを出力する出力ステップと、前記正規化ステップにより正規化する際のオプション設定を受け付ける受付ステップと、を有し、前記入力ステップは、前記受付ステップによる前記オプション設定の受け付け後に、前記住所データの入力を許可する。
本発明によれば、様々な利用目的に合わせて住所データをチェックすることのできる住所チェックシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る住所チェックシステムのブロック図である。 本発明の実施形態に係る住所チェックシステムの処理フロー図である。 本発明の実施形態に係る住所チェックシステムの処理メニューの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る住所チェックシステムの緯度経度情報の処理メニューの例を示す図である。 入力用住所データのファイル指定画面の例を示す図である。 入力用住所データの例を示す図である。 入力用住所データの例を示す図である。 入力・設定内容の確認画面の例を示す図である。 見積内容の確認画面の例を示す図である。 正規化された住所データの出力例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1は、本実施形態に係る住所チェックシステム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る住所チェックシステム1は、管理サーバ2と、この管理サーバ2に接続される端末3とを備えている。住所チェックシステム1は、登録された住所データ123aのチェックを行うものである。そして、この管理サーバ2と端末3とは、ネットワーク5により接続される。端末3としては、一般にパソコンを利用できるが、タブレットやスマートホンなどの情報携帯端末を利用してもよい。
管理サーバ2は、通信部100と、処理部101と、記憶部102と、を少なくとも有する。処理部101には、例えば、マイクロプロセッサが実装され、マイクロプロセッサが、内蔵するか又は記憶部102のプログラム領域121に格納されるアプリケーションプログラムを逐次読み出して実行することにより、住所チェックシステム1の機能を実現する。
記憶部102には、ROM、RAM、あるいはフラッシュメモリ等の半導体メモリや、光、磁気ディスク等のメモリデバイスが実装される。記憶部102には、アプリケーションプログラムが格納されるプログラム領域121と、処理部101が参照するデータがデータ領域122に割り当てられ、それぞれ記憶されている。データ領域122には、住所録123、住所DB125などが格納されている。
住所録123は、1つの住所を表すデータである住所データ123aの集合を1つのファイルにしたものである。住所録123には、住所データ123aを1つだけ含む場合もあり、住所データ123aを複数含む場合もある。
住所DB125は、所定範囲の住所を含むデータベースである。所定範囲は、使用する目的により適宜選定される。例えば、全国、関東地方、東京都などである。例えば、東京都の場合には、東京都内の全ての住所が含まれる。住所DB125は、所定の期間で最新の情報に更新される。更新した場合でも、更新する前の情報を併せて保有し、履歴情報を保有するようにしてもよい。
通信部100は、端末3との間の通信インタフェースとして動作し、ネットワーク5を介して管理サーバ2と端末3を接続する。ネットワーク5は、例えば、IP(Internet Protocol)ネットワークであり、この場合、通信部100は、端末3との間でTCP/IP(Transmission Control/Internet Protocol)に準拠した通信規約/通信手順で通信を行う。
処理部101は、入力手段105、正規化手段106、受付手段107、分割手段108、分割数入力手段109、表示制御手段110、出力手段111、精度情報入力手段112、算出手段113及び付与手段114などを有している。
入力手段105は、ネットワーク5及び通信部100を介して端末3から送信される情報を住所チェックシステム1に入力し、必要な情報を記憶部102に記憶させる。
正規化手段106は、入力手段105により入力され記憶部102に記憶された住所データ123aを住所DB125と比較し、最新の情報と一致するか否かを確認する。住所データ123aが、最新の情報と一致しない場合には、住所データ123aを最新の住所表記に正規化する。
受付手段107は、正規化手段106が正規化する際のオプション設定を受け付ける。このオプション設定は、現存しない住所の手動による正規化、住所の分割処理、住所コードの付与及び住所表記のゆらぎの処理の少なくとも一つを含む。
分割手段108は、分割数入力手段109により入力された分割する要素の数に基づいて、住所データ123aを複数の要素に分割する。
表示制御手段110は、正規化手段106が住所データ123aを正規化する前に、入力手段105が入力した住所データ123aの数及びオプション設定の内容を含む確認画面を表示する制御を行う。また、表示制御手段110は、確認画面の表示後に、ユーザーの操作指示に従って作成した見積内容を表示する制御を行う。
出力手段111は、正規化手段106により正規化された住所データ123aを出力する。また、出力手段111は、分割手段108により分割された住所データ123aの複数の要素を所定の順序に並べて出力するようにしてもよい。出力の具体的な方法は、住所録123を更新して新たなファイルを作成し、このファイルを記憶部102に記憶させるようにしてもよい。
精度情報入力手段112は、住所データ123aについて緯度経度情報を算出する際に、住所のどの階層までに基づくかについての精度情報を住所チェックシステム1に入力する。精度情報は、例えば、住所データ123aの番地までを参照するか、ビル名まで参照するか、階数及び部屋番号まで細かく全て参照するか、などである。
算出手段113は、精度情報入力手段112が入力した精度情報に基づいて住所データ123aから緯度経度情報を算出する。算出手段113は、例えば、「東京都港区麻布台二丁目十八番一」との住所データ123aについて、「番地まで」との精度情報に基づいて、緯度経度情報として、「経度(東経)139度44分28秒8869/緯度(北緯)35度39分29秒1572」を算出する。単位は、度分秒単位で算出しているが、度単位、あるいは、ミリ秒単位で算出するようにしてもよく、これらの各単位での算出結果を併記するようにしてもよい。
付与手段114は、算出手段113が算出した緯度経度情報を正規化された住所データ123aに付与する。この場合、出力手段111は、正規化手段106により正規化された住所データ123aに算出手段113が算出した緯度経度情報を付与した形式で出力する。
図2は、本発明の実施形態に係る住所チェックシステム1の処理フロー図である。図2においては、受付手段107が受け付ける、正規化手段106が正規化する際のオプション設定は、現存しない住所の手動による正規化、住所の分割処理、住所コードの付与及び住所表記のゆらぎの処理のうち、住所の分割処理のみについて具体的に表現されているが、これ以外のオプション設定がある場合も同様に処理される。
図2に示すとおり、住所チェックシステム1による住所データ123aのチェックは、住所チェックシステム1のユーザーの操作指示に従って、住所データ123aのチェックの意思確認(ステップS1)を行う。意思確認後、住所データ正規化のオプション設定(ステップS2)を行い、受付手段107がユーザーの操作指示に従ってオプション設定の入力を受け付ける受付ステップを行う。
入力手段105が、ユーザーの操作指示に従って住所データ123aの入力(ステップS3)の入力ステップの処理を行う。すなわち、入力手段105は、受付手段107によるオプション設定の受け付け後に、住所データ123aの入力を許可する。
表示制御手段110が、入力手段105が入力した住所データ123aの数及びオプション設定の内容を含む確認画面を表示し、入力・設定内容確認画面の表示・確認(ステップS4)を行う。
表示制御手段110が、ユーザーの操作指示に従って作成した見積内容を表示する制御を行い、見積内容の表示(ステップS5)を行う。ユーザーが見積内容を確認して、その内容で住所チェックを行うと判断し場合には、ユーザーの操作指示に従って、正規化処理の指示入力(ステップS6)を行う。
オプション設定の内容において、住所データの分割処理要求なし(ステップS7)が「YES」の場合には、そのまま、正規化手段106が、最新の住所データに正規化(ステップS8)の正規化ステップを行う。
オプション設定の内容において、住所データの分割処理要求なし(ステップS7)が「NO]の場合には、分割数入力手段109が、ユーザーの操作指示に従って、住所データ123aを分割する要素の数を入力し、分割手段108が、住所データを入力された数の要素に分割(ステップS9)を行う。そして、正規化手段106が、複数の要素に分割された住所データ123aについて最新の住所データ(住所表記)に正規化(ステップS8)を行う。
オプション設定の内容において、緯度経度情報付与の要求なし(ステップS10)が「YES」の場合には、そのまま、出力手段111が、正規化された住所データの出力(ステップS11)の出力ステップを行う。
オプション設定の内容において、緯度経度情報付与の要求なし(ステップS10)が「NO]の場合には、ユーザーの操作指示に従って、精度情報入力手段112が、精度情報の入力(ステップS12)を行う。そして、算出手段113が、入力された精度情報に基づき住所データ123aから緯度経度情報を算出し、算出した緯度経度情報を住所データ123aに付与し、緯度経度情報の算出・付与(ステップS13)を行う。
ユーザーの操作指示において、オプション設定の変更要求なし(ステップS14)が「YES」の場合には、住所チェックの処理を終了する。
ユーザーの操作指示において、オプション設定の変更要求なし(ステップS14)が「NO」の場合には、再度、住所データ正規化のオプション設定(ステップS2)に戻り、変更したオプション設定に基づいて、住所チェックの処理を行う。
すなわち、受付手段107は、出力手段111が正規化された住所データ123aを出力した後に、オプション設定の変更を受け付け、正規化手段106は、変更されたオプション設定に従って住所データ123aを最新の住所データ123aに正規化する。
図3は、本発明の実施形態に係る住所チェックシステム1の処理メニュー10の例を示す図である。住所チェックシステム1にネットワーク5を介して接続し、所定のログイン操作をすることで、ユーザーの使用する端末3に処理メニュー10が表示される。受付手段107が受け付けるオプション設定の内容を示す例である。
処理メニュー10において、「住所データをチェックする」のチェックボックスB10にチェックすることで、図2の、住所データ123aのチェックの意思確認(ステップS1)についてユーザーの操作指示を行うことになる。
処理メニュー10のオプション設定において、現存しない住所の手動による正規化、住所表記の分割、住所コードを付与する及び住所表記のゆらぎの処理のチェックボックスB11からB14にチェックすることで、これらのオプションを設定することができる。
「現存しない住所の手動による正規化」は、正規化手段106が、チェックする住所データ123aを住所DB125と比較して該当するものがない場合に、現存しない住所として記憶部102に記憶させて管理し、これを別途手動で最新の住所表記に変換する作業を行うものである。
「住所表記の分割処理」は、図2のステップS9の住所データ123aを入力された数の要素に分割する処理である。すなわち、分割数入力手段109が、ユーザーの操作指示に従って、住所データ123aを分割する要素の数を入力し、分割手段108が、入力された数の要素に住所データ123aを分割する処理である。
図3に示すように、要素の数は、例えば、2分割から5分割を選択することができる。選択はチェックボックスB121からB124にチェックすることで行う。チェックボックスB121にチェックした場合、2分割の処理が行われ、住所表記は都道府県とその他に分割される。
「住所コードの付与」は、住所データ123aに、住所をコード化した住所コードを付与する処理である。住所コードとしては、例えば、都道府県コード(2桁)、市町村コード(3桁)、町・大字コード(3桁)、丁目・字コード(3桁)の11桁の数字で表記するコード構成が使用される。
「住所表記のゆらぎの処理」は、住所表記に複数の異なる文字が使用されている場合に、これを統一する処理であり、例えば、住所表記中の「の」と「ノ」を「ノ」に統一するものである。具体的には、「伏見区竹田西桶の井町」と「山科区東野中井ノ上町」との住所表記を、「伏見区竹田西桶ノ井町」と「山科区東野中井ノ上町」に統一するものである。
図4は、本発明の実施形態に係る住所チェックシステム1の緯度経度情報の処理メニュー20の例を示す図である。
処理メニュー10のオプション設定において、チェックボックスB15をチェックすることで、緯度経度情報を付与する(世界測地、日本測地)がオプションとして設定され、ユーザーの端末3に緯度経度情報の処理メニュー20が表示される。この場合、チェックボックスB20には、既にチェックがされているようにしてもよい。
緯度経度情報の処理メニュー20において、緯度経度の付与形式の選択として、「日本測地・度分秒」から「世界測地・ミリ秒単位」までの6つの付与形式が選択できる。チェックボックスB21からB26にチェックすることで選択する。チェックボックスB21からB26は複数選択することができ、これにより、複数種類の測地系及び単位により緯度経度情報を算出して付与することができる。
緯度経度情報の処理メニュー20において、緯度経度情報のマッチレベルの選択として、レベル5からレベル7までの3つのマッチレベル、すなわち、精度情報が選択できる。マッチレベルは、チェックボックスB27からB29にチェックすることで選択する。
緯度経度情報の処理メニュー20において設定することで、図2の精度情報の入力(ステップS12)及び緯度経度情報の算出・付与(ステップS13)が行われる。
図5は、入力用住所データのファイル指定画面30の例を示す図である。
処理メニュー10及び緯度経度情報の処理メニュー20においてオプションの設定及び住所チェックの意思確認の結果が入力されると、ユーザーの端末3に、入力用住所データのファイル指定画面30が表示される。
データ指定欄31において、チェックする住所録123のデータファイルを入力する。所定の表になっている住所録123において、ヘッダー(タイトル行)がある場合には、チェックボックスB31にチェックする。これにより、タイトルと住所データ123aを区分することができる。この処理により、住所録123のファイルは、ネットワーク5を介して管理サーバ2に送信され、入力手段105により入力されて、記憶部102に格納される。
図6は、入力用住所データ40の例を示す図である。入力用住所データ40では、住所表記が1つにまとまっている場合を示している。
図7は、入力用住所データ50の例を示す図である。入力用住所データ50では、住所表記が複数に分かれている場合を示している。区切り位置の限定を設けず、住所のどこで区切られていても入力可能にしてもよい。入力用住所データ50において、Aの住所表記は、住所1から住所5の5つに分かれている。同様に、Bの住所表記は3つ、Cの住所表記は2つに分かれている。Dの住所表記はAの住所表記と同様に5つに分かれているが、Aの住所表記とは、区切り位置が異なっている。
このように、本実施形態に係る住所チェックシステム1は、正規化手段106を、住所データ123aが、複数の部分に分割された形式又は1つに統合された形式の少なくとも一方である場合に正規化を行うことができるようにしてもよい。
図8は、入力・設定内容の確認画面60の例を示す図である。
住所録123のファイルが、ネットワーク5を介して管理サーバ2に送信され、入力手段105により入力されると、入力手段105が入力した住所データ123aの数及びオプション設定の内容を含む入力・設定内容の確認画面60がユーザーの端末3に表示可能になる。ユーザーが表示された内容で妥当であると判断した場合には、ボタンB61をクリックすることで見積が依頼され、内容が妥当でないと判断した場合には、ボタンB62をクリックすることで入力内容の変更が可能となる。
このように、表示制御手段110は、正規化手段106が住所データ123aを正規化する前に、入力手段105が入力した住所データ123aの数及び受付手段107が受け付けたオプション設定の内容を含む確認画面60を表示するように制御している。
図9は、見積内容の確認画面70の例を示す図である。
ユーザーが図8に示す確認画面60でボタンB61をクリックして見積が依頼されると、ユーザーが依頼した内容に関する見積を算出し、表示制御手段110が、見積内容の確認画面70をユーザーの端末3に表示可能にする。
このように、表示制御手段110は、確認画面60の表示後に、ユーザーの操作指示に従って作成した見積内容を表示する制御を行うものである。
ユーザーが、見積内容の確認画面70に表示された見積を確認し、住所チェックを依頼すると判断した場合には、ボタンB71をクリックすることで、入力された住所録123のチェックが依頼される。依頼しないと判断した場合には、ボタンB72をクリックすることで、依頼が取り消される。
ユーザーが、見積内容の確認画面70においてボタンB71をクリックすることで、入力された住所録123のチェックが依頼され、依頼された内容により出力手段111が出力する正規化された住所データ123aをダウンロードすることができる。ダウンロードすることで、見積に表示されたポイントの支払いが行われる。住所データ123aのダウンロードは、更新された住所録123の新たなファイルをダウンロードするようにしてもよい。
図10は、正規化された住所データ123aの出力例80を示す図である。
図10に示す例では、管理番号、郵便番号、住所コード、住所1から住所5に5分割した住所表記及び緯度経度情報が含まれている。このように、様々な住所表記であった住所データ123aが、統一された形式の住所表記として出力されている。また、管理番号、郵便番号、住所コード、緯度経度情報が付加されている。
以上説明したように、本発明によれば、様々な利用目的に合わせて住所データ123aをチェックすることのできる住所チェックシステム1及び住所チェック方法を提供することできる。
本発明に係る住所チェックシステム1は、正規化手段106が住所データ123aを最新の住所データ123aに正規化する際のオプション設定を受け付ける受付手段107を有しており、正規化の際に様々なオプションの設定ができる。
具体的には、図3に示す処理メニュー10におけるオプション設定及び図4に示す緯度経度情報の処理メニュー20におけるオプション設定のとおり、様々なオプションの設定が容易に行える。
例えば、処理メニュー10において「現存しない住所の手動による正規化」を選択することで、現存しない住所表記であって機械化された正規化の処理に適しない住所データ123aを、最新の住所表記に確実に正規化することができる。また、古い住所表記から新しい住所表記に変換する際に、候補が複数ある場合や、住所が分割されていて、候補が複数ある場合においても、最新の住所表記に確実に正規化することができる。
処理メニュー10において「住所表記の分割処理」を選択することで、ユーザーの操作指示に従って入力される分割する要素の数に基づいて、住所データ123aを分割することができる。これによって、ユーザーのデータ管理ルールに合わせて住所を切り分け、出力することができる。ユーザーの住所データ123aの管理ルールは、例えば、ひとつながりの住所表記、都道府県/それ以降に分割した住所表記、都道府県/市区町村/それ以降に分割した住所表記、など様々である。このようにユーザーの多様な管理ルールに適合した住所表記による住所データ123aを提供することができる。
ユーザーの多様な管理ルールに適合するために、分割するだけでなく、分割された住所表記をひとつながりの住所表記に統合したり、分割する数を減らしたりする処理を行うようにしてもよい。
また、緯度経度情報の処理メニュー20において、緯度経度の付与形式の選択として、「日本測地・度分秒」から「世界測地・ミリ秒単位」までの6つの付与形式が選択でき、複数種類の測地系により緯度経度情報を算出して付与することができる。Webにおいて、様々な地図(Web地図)が提供されているが、これらのWeb地図は、それぞれ固有の表記体系(測地系、単位)に沿って展開されている。緯度経度の付与形式及び測地系の組み合わせを多様化することで、より多くのWeb地図に活用可能な緯度経度情報を提供することができる。緯度経度情報の処理メニュー20の6つの付与形式に限定されず、その他の測地系等による付与形式を含めてもよい。
本実施形態において、入力手段105は住所データ123aを入力するように構成されているが、施設を特定する特定コードで入力するようにしてもよい。特定コードは、例えば、学校を表す学校コード、銀行などの金融機関を特定する金融機関コード、病院などの医療機関を特定する医療機関コードなどがある。
入力され記憶部102に記憶された特定コードを、住所を表す住所データ123aに変換する。これにより、全ての処理について、住所データ123aを入力した場合と同様に行える。特定コードの住所データ123aへの変換は、住所DB125と特定コードを相互に関連付けて処理する。例えば、特定コードのデータベースにおける施設と住所DB125における住所を結び付けて管理する相関リストを作成して管理しておき、特定コードを特定コードのデータベースで検索して施設を特定し、この特定された施設の住所を住所DB125に基づいて住所データ123aに変換するようにしてもよい。
このように住所データ123a以外の形式のデータを入力可能にすることで、より多様なデータをチェックする住所チェックシステム1を提供することができる。
以上、具体的な実施形態に基づいて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を実施しても良い。
このように、本発明は、具体的な実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良を施したものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 住所データ正規化装置
2 管理サーバ
3 端末
5 ネットワーク
100 通信部
101 処理部
102 記憶部
105 入力手段
106 正規化手段
107 受付手段
108 分割手段
109 分割数入力手段
110 表示制御手段
111 出力手段
112 精度情報入力手段
113 算出手段
114 付与手段
121 プログラム領域
122 データ領域
123 住所録
123a 住所データ
125 住所DB

Claims (11)

  1. 住所を表す住所データをチェックする住所チェックシステムであって、
    住所データを入力する入力手段と、
    最新の住所表記の住所データベースを記憶する記憶手段と、
    前記入力された住所データと、前記記憶手段にあらかじめ記憶され、住所表記の更新履歴情報を含む最新の住所表記の住所データベースとを比較し、前記入力された住所データを最新の住所データに正規化する正規化手段と、
    前記正規化された住所データを出力する出力手段と、
    前記正規化手段が正規化する際のオプション設定を受け付ける受付手段と、を有し、
    前記入力手段は、前記受付手段による前記オプション設定の受け付け後に、前記住所データの入力を許可し、
    前記オプション設定は、現存しない住所の手動による正規化処理、住所表記の分割処理、住所コードの付与処理、住所表記のゆらぎの処理及び緯度経度情報の付与処理の少なくとも一つを含む、住所チェックシステム。
  2. 前記受付手段は、前記入力された住所データをチェックする意思確認を受け付けた後に、前記オプション設定を受け付ける、請求項1に記載の住所チェックシステム。
  3. 前記オプション設定は、住所表記の分割処理を含み、
    前記入力された住所データを複数の要素に分割する分割手段と、
    前記分割手段が分割する前記要素の数を入力する分割数入力手段と、を有し、
    前記正規化手段は、前記複数の要素に分割された住所データを前記最新の住所表記に正規化する、請求項1又は請求項に記載の住所チェックシステム。
  4. 前記正規化手段が前記入力された住所データを正規化する前に、前記入力手段が入力した住所データの数及び前記オプション設定の内容を含む確認画面を表示する制御を行う表示制御手段を有する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の住所チェックシステム。
  5. 前記表示制御手段は、前記確認画面の表示後に、ユーザーの操作指示に従って作成した見積内容を表示する制御を行う、請求項に記載の住所チェックシステム。
  6. 前記受付手段は、前記出力手段が前記正規化された住所データを出力した後に、前記オプション設定の変更を受け付け、
    前記正規化手段は、前記変更されたオプション設定に従って前記入力された住所データを前記最新の住所データに正規化する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の住所チェックシステム。
  7. 前記正規化手段は、前記入力された住所データが、複数の部分に分割された形式又は1つに統合された形式の少なくとも一方である場合に前記正規化を行うことを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の住所チェックシステム。
  8. 前記オプション設定は、緯度経度情報の付与処理を含み
    前記正規化された住所データの住所表記に街区符号、住居番号、建物名、階数、部屋番号の住所表記階層を含む場合に参照する住所表記の階層を精度情報として入力する精度情報入力手段と、
    前記入力された精度情報に基づき前記正規化された住所データから緯度経度情報を算出する算出手段と、
    前記算出された緯度経度情報を前記正規化された住所データに付与する付与手段と、
    を有す、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の住所チェックシステム。
  9. 前記算出手段により算出される緯度経度情報の種類は、複数種類の測地系のうち選択された測地系従う、請求項に記載の住所チェックシステム。
  10. 住所を表す住所データをチェックするためのコンピュータを用いた住所チェック方法であって、
    コンピュータの通信部を介して入力された住所データを、コンピュータの記憶手段に記憶させる入力ステップと、
    コンピュータの処理部により、前記入力された住所データと、前記記憶手段にあらかじめ記憶され、住所表記の更新履歴情報を含む最新の住所表記の住所データベースとを比較し、前記入力された住所データを最新の住所データに正規化する正規化ステップと、
    前記処理部により、前記正規化された住所データを出力する出力ステップと、
    前記正規化ステップにより正規化する際のオプション設定を、前記通信部を介して受け付ける受付ステップと、を有し、
    前記オプション設定は、現存しない住所の手動による正規化処理、住所表記の分割処理、住所コードの付与、住所表記のゆらぎの処理及び緯度経度情報の付与処理の少なくとも一つを含み
    前記処理部は、前記受付ステップによる前記オプション設定の受け付け後に、前記入力ステップにおける前記住所データの入力を許可する、住所チェック方法。
  11. 住所を表す住所データをチェックするコンピュータ用の住所チェックプログラムであって、
    入力された住所データと、記憶手段にあらかじめ記憶され、住所表記の更新履歴情報を含む最新の住所表記の住所データベースとを比較し、前記入力された住所データを最新の住所データに正規化する正規化ステップと、
    前記正規化された住所データを出力する出力ステップと、
    前記正規化ステップにより正規化する際のオプション設定を受け付ける受付ステップと、
    をコンピュータに実行させるものであり、
    前記オプション設定は、現存しない住所の手動による正規化処理、住所表記の分割処理、住所コードの付与処理、住所表記のゆらぎの処理及び緯度経度情報の付与の少なくとも一つを含み、
    前記受付ステップによる前記オプション設定の受け付け後に、前記入力ステップにおける前記住所データの入力を許可する、住所チェックプログラム
JP2021005793A 2021-01-18 2021-01-18 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム Active JP7284954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021005793A JP7284954B2 (ja) 2021-01-18 2021-01-18 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021005793A JP7284954B2 (ja) 2021-01-18 2021-01-18 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022110403A JP2022110403A (ja) 2022-07-29
JP7284954B2 true JP7284954B2 (ja) 2023-06-01

Family

ID=82570271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021005793A Active JP7284954B2 (ja) 2021-01-18 2021-01-18 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7284954B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348489A (ja) 2003-05-22 2004-12-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 顧客データ管理システム、顧客データ管理装置、顧客データ管理方法および顧客データ管理用プログラム
JP2015092314A (ja) 2013-11-08 2015-05-14 株式会社日立製作所 バックアップ管理システムおよびバックアップ管理方法
JP2019061492A (ja) 2017-09-26 2019-04-18 株式会社オービック 住所管理装置、住所管理方法、および、住所管理プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004348489A (ja) 2003-05-22 2004-12-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 顧客データ管理システム、顧客データ管理装置、顧客データ管理方法および顧客データ管理用プログラム
JP2015092314A (ja) 2013-11-08 2015-05-14 株式会社日立製作所 バックアップ管理システムおよびバックアップ管理方法
JP2019061492A (ja) 2017-09-26 2019-04-18 株式会社オービック 住所管理装置、住所管理方法、および、住所管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022110403A (ja) 2022-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6192332B1 (en) Adaptive electronic phrase book
US20130055071A1 (en) Systems and methods for creating a customized website
US7933820B2 (en) Method and apparatus for compiling data from property title documents
JP2011107874A (ja) 施設情報提供装置
EP1776645A2 (en) System and method for creating distributed applications utilizing portable devices and physical location of the portable device
EP1288793A1 (en) Translation text management system
US11068321B2 (en) System and method for dynamically delivering content
JP2017215989A (ja) 自動更新されるプロダクトインサートを提供するためのシステム及び方法
JP7284954B2 (ja) 住所チェックシステム、住所チェック方法及び住所チェックプログラム
US10360996B2 (en) Method for selectively associating content items with pre-configured alternatives based upon directed user input
US20020138251A1 (en) Automated astrological data retrieval and analysis
US7251683B1 (en) Information handling system including arrangements for initiating an application in response to usage of cross reference between information and for initiating usage of a workflow flow chart associated with and information work
US7653694B2 (en) E-mail containing a web-based form
JP7445316B2 (ja) 住所表示システム及び情報管理システム
JP2022070655A (ja) 建築物設計支援システム
JP7217096B2 (ja) 広告オプション割当装置、広告オプション割当プログラム、広告オプション割当方法、及び情報提供システム
JP2004070604A (ja) 多言語対応システム
US20110082809A1 (en) Integrated Institution Application Management System
JP2010140163A (ja) ネットワーク共有型権限付き辞書ファイル登録/配布システム
US20160292807A1 (en) System and Method for Selecting a Physician and Other Professional Service Providers
US20080102429A1 (en) Online study abroad office
JP2002245049A (ja) 施設情報表示システム及び施設情報公開方法
JP2003131565A (ja) 地図情報提供システム、および、データ通信方法
KR20230031249A (ko) 온라인 서비스 서버 및 제어 방법
JP3144517U (ja) 雇用情報サービス装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7284954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150