JP7284667B2 - トラブル情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラブル情報処理装置に関する。
特許文献1には、作業機の通信システムが開示されている。特許文献1に記載の作業機の通信システムでは、作業機(トラクタ)にトラブルが発生した場合に、トラブルが発生したことを示す通信識別子が作業機から携帯端末に送信される。携帯端末は、トラブルが発生したことを示す通信識別子を受信すると、サーバに作業機にトラブルが発生したことを示すトラブル発生情報を送信する。サーバは、携帯端末からのトラブル発生情報を受信すると、サーバに接続されたコンピュータの表示部にトラブル発生時の情報を表示する。例えば、サーバは、トラブル発生位置を示す地図上にトラブル内容が表示されたトラブル発生状況画面を表示部に表示する。
特開2015-192330号公報
特許文献1に記載の発明では、作業機にトラブルが発生したときに、そのことがサーバに通知され、サーバに接続されたコンピュータの表示部にトラブル発生情報が表示されるので、サービス担当者等は、素早くトラブルに対処することができる。しかしながら、将のトラブルを予測するために、トラブルの情報を利用することは開示されていない。
この発明の目的は、将来のトラブルの発生の予測を行いやすくなるトラブル情報処理装置を提供することである。
この発明の一実施形態は、複数の作業車両各々に関するトラブル情報であって、当該作業車両で発生したエラーを表すエラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表す時期・位置情報と、当該作業車両の型式情報とを含むトラブル情報を記憶したトラブル情報記憶部と、前記トラブル情報記憶部に記憶された前記トラブル情報を分析する分析部とを含み、前記分析部は、前記トラブル情報を、少なくとも型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類するように構成されている、トラブル情報処理装置を提供する。
この構成では、分析部の分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域が発生しやすいかを予測することが可能となる。これにより、将来のトラブルの発生の予測を行いやすくなる。
この発明の一実施形態では、前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ時期毎に分類するように構成されている。
この構成では、分析部の分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような時期に発生しやすいかを予測することが可能となる。これにより、将来のトラブルの発生の予測を行いやすくなる。
この発明の一実施形態では、前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ気温毎に分類するように構成されている。
この構成では、分析部の分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような気温において発生しやすいかを予測することが可能となる。これにより、将来のトラブルの発生の予測を行いやすくなる。
この発明の一実施形態では、前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ天候毎に分類するように構成されている。
この構成では、分析部の分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような天候において発生しやすいかを予測することが可能となる。これにより、将来のトラブルの発生の予測を行いやすくなる。
この発明の一実施形態では、前記分析部の分析結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域とトラブル内容を予測する予測部をさらに含む。
この発明の一実施形態では、前記予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する通知部をさらに含む。
この発明の一実施形態では、前記通知部は、発生する可能性が高いトラブルの対処に適したサービスマンの増員を、前記事前対策として通知するように構成されている。
この発明の一実施形態では、前記複数の作業車両各々に関するトラブル情報は、前記複数の作業車両から取得される。
この発明の一実施形態では、前記複数の作業車両で発生したエラーを表すエラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表す時期・位置情報と、当該作業車両の型式情報とを含む第1トラブル情報を取得する第1取得部と、前記複数の作業車両に対して、サービスマンが対処したトラブルに関する第2トラブル情報であって、エラー情報とエラー発生時期と型式とを含む第2トラブル情報を取得する第2取得部と、前記第2トラブル情報に、それに対応する前記第1トラブル情報の位置情報を紐づけることにより、前記複数の作業車両各々に関するトラブル情報を生成するトラブル情報生成部とをさらに含む。
図1は、本発明の一実施形態に係るトラブル情報処理装置が適用されたトラブル情報処理システムの構成を示す模式図である。 図2は、走行機、サービス端末および管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 図3は、分析部の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図4は、分析部の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。 図5は、分析部の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。 図6は、分析部の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るトラブル情報処理装置が適用されたトラブル情報処理システムの構成を示す模式図である。
トラブル情報処理システム1は、複数の作業車両2と、複数のサービス拠点に設置された複数のサービス端末3と、トラブル情報処理装置としての管理サーバ4とを含む。図1では、説明の便宜上、作業車両2およびサービス端末3はそれぞれ1つのみしか図示されていないが、作業車両2およびサービス端末3は、実際はそれぞれ複数存在している。管理サーバ4は、管理センター5内に設けられている。作業車両2およびサービス端末3は、通信網6を介して管理サーバ4と通信可能である。
この明細書において、作業車両2は、走行機と走行機に牽引される作業機とからなる作業車両や、走行部と作業部とが一体となっている作業車両を含む。図1に例示された作業車両2は、走行機2Aと、走行機2Aに牽引される作業機2Bとからなる。図1の例では、走行機2Aは、トラクタである。作業機2Bの種類には、例えば、植え付け機、肥料散布機、農薬散布機、ロールベーラ、耕耘機、プラウ、レベラー、草刈機、播種機、収穫機等がある。なお、走行部と作業部とが一体となっている作業車両としては、例えば、田植機、コンバイン等を挙げることができる。
走行機2Aは、測位衛星7を利用して走行機2A(作業車両2)の位置を測位する機能を備えている。走行機2Aは、型式情報と、位置情報と、稼働情報とを含む車両側情報を管理サーバ4に送信する。稼働情報には、エラー情報(エラー検知情報)が含まれる。
サービス端末3からは、サービスマンが対処した作業車両2のトラブルに関する情報(後述する第2トラブル情報)が管理サーバ4に送信される。
管理サーバ4は、走行機2Aから送信されてきた車両側情報を受信して、記憶部に記憶する。また、管理サーバ4は、サービス端末3から送信されてきたトラブルに関する情報を受信して、記憶部に記憶する。
図2は、走行機2A、サービス端末3および管理サーバ4の電気的構成を示すブロック図である。
走行機2Aは、走行機制御部10を含む。走行機制御部10は、CPUおよびメモリ(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)11を備えたマイクロコンピュータを含む。
走行機制御部10は、走行機2Aの動作(前進、後進、停止、旋回等の動作)と、作業機2Bの動作とを制御する。走行機制御部10には、走行機2Aの各部を制御するためのコントローラ類21が電気的に接続されている。コントローラ類21は、エンジンの回転数等を制御するエンジンコントローラ、走行機2Aの車速を制御する車速コントローラ、走行機2Aの前輪の転舵角を制御する操向コントローラ、PTO軸の回転を制御するPTO軸コントローラ等を含む。
走行機制御部10には、さらに、位置情報算出部22、通信部23、表示部24、操作部25、記憶部26等が接続されている。
位置情報算出部22には、衛星信号受信用アンテナ29が電気的に接続されている。衛星信号受信用アンテナ29は、衛星測位システムを構成する測位衛星7(図1参照)からの信号を受信するものである。衛星測位システムは、たとえば、GNSS(Global Navigation Satellite System)である。位置情報算出部22は、衛星信号受信用アンテナ29で受信された測位信号に基づいて、走行機2A(厳密には、衛星信号受信用アンテナ29)の位置を算出する。具体的には、位置情報算出部22は、時刻情報(時期情報)と位置情報とを含む測位情報を生成する。位置情報は、例えば、緯度情報と経度情報とからなる。
通信部23は、走行機制御部10が通信網6を介して管理サーバ4と通信するための通信インタフェースである。表示部24は、例えば液晶表示器からなる。操作部25には、複数のレバーやスイッチ等が設けられている。
記憶部26は、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。記憶部26には、位置情報記憶部27、稼働情報記憶部28等が設けられている。
走行機制御部10は、情報取得処理部12を含んでいる。情報取得処理部12は、位置情報算出部22によって算出される時刻毎の位置情報を取得して位置情報記憶部27に記憶する。また、情報取得処理部12は、走行機制御部10から時刻毎に与えられる稼働情報を取得して稼働情報記憶部28に記憶する。稼働情報には、車速、エンジン回転数等の他、エラー情報(エラー検知情報)が含まれる。
情報取得処理部12は、位置情報記憶部27に記憶された時刻毎の位置情報と、稼働情報記憶部28に記憶された時刻毎の稼働情報と、走行機2Aの型式情報とを所定のタイミング(例えば、電源キーがオフ操作されたタイミング)で管理サーバ4に送信する。以下において、管理サーバ4に送信される「時刻毎の位置情報および稼働情報ならびに型式情報」を、「車両側情報」という。以下において、「車両側情報」に含まれている、エラー情報と、当該エラーが発生した時期(時刻)および位置を表す時期・位置情報と、当該エラーが発生した作業車両2の型式情報とを、第1トラブル情報という。
サービス端末3は、パーソナルコンピュータ(PC)からなり、制御装置(PC本体)31と、ディスプレイ32と、マウス、キーボード等の操作機器33と、通信部34とを含む。通信部34は、制御装置31が通信網6を介して管理サーバ4と通信するための通信インタフェースである。
制御装置31は、図示しないが、CPU、メモリ、ハードディスク等を含む。ハードディスクには、OS(オペレーションシステム)の他、ウェブページを閲覧するためのブラウザ(browser)等のプログラム、その他必要なデータが格納されている。
ハードディスクには、サービス端末3が設置されているサービス拠点のサービスマンが対処した作業車両2のトラブルに関する情報(以下、「第2トラブル情報」という。)が記憶される。第2トラブル情報は、エラー情報(エラー内容、エラー原因、対処内容等)、エラー発生時期(エラー発生日)、エラーが発生した作業車両2の型式情報等を含んでいる。第2トラブル情報に含まれるエラー情報は、第1トラブル情報に含まれるエラー情報に比べて、より詳細な情報が含まれている。ハードディスクに記憶された第2トラブル情報は、任意のタイミングで、管理サーバ4に送信される。
管理サーバ4は、サーバ制御部40を備えている。サーバ制御部40には、通信部51、操作表示部52、操作部53、記憶部54等が接続されている。通信部51は、サーバ制御部40が通信網6を介して作業車両2の走行機制御部10やサービス端末3と通信するための通信インタフェースである。操作表示部52は、例えば、タッチパネル式ディスプレイからなる。操作部53は、例えば、キーボード、マウス等を含む。記憶部54は、ハードディスク、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。
記憶部54には、車両側情報記憶部55、第1トラブル情報記憶部56、第2トラブル情報記憶部57、分析用トラブル情報記憶部58等が設けられている。
車両側情報記憶部55には、複数の作業車両2から取得される車両側情報が記憶される。第1トラブル情報記憶部56には、車両側情報から抽出された第1トラブル情報が記憶される。第2トラブル情報記憶部57には、サービス端末3から取得される第2トラブル情報が記憶される。分析用トラブル情報記憶部58には、後述する分析用トラブル情報が記憶される。
サーバ制御部40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)41を備えたマイクロコンピュータを含む。サーバ制御部40は、情報取得部42と、第1トラブル情報抽出部43と、分析用トラブル情報生成部44と、分析部45と、予測部46と、通知部47とを含む。
情報取得部42は、走行機2Aから車両側情報を受信したときに、受信した車両側情報を車両側情報記憶部55に記憶する。また、情報取得部42は、サービス端末3から第2トラブル情報を受信したときに、受信した第2トラブル情報を第2トラブル情報記憶部57に記憶する。情報取得部42は、本発明の「第1取得部」および「第2取得部」の一例である。
第1トラブル情報抽出部43は、車両側情報記憶部55に記憶された車両側情報から第1トラブル情報を抽出して、第1トラブル情報記憶部56に記憶する。第1トラブル情報は、前述したように、エラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表する時期・位置情報と、当該エラーが発生した作業車両2の型式情報とからなる。
分析用トラブル情報生成部44は、第2トラブル情報にそれに対応する第1トラブル情報の位置情報(エラー発生位置情報)を紐づけることにより、分析用トラブル情報を生成して、分析用トラブル情報記憶部58に記憶する。したがって、分析用トラブル情報は、第2トラブル情報にエラー発生位置情報が加えられた情報からなる。この実施形態では、分析用トラブル情報が本発明の「トラブル情報」に相当し、分析用トラブル情報記憶部58が本発明の「トラブル情報記憶部」に相当する。
具体的には、分析用トラブル情報生成部44は、ある第2トラブル情報を注目第2トラブル情報とすると、まず、注目第2トラブル情報に含まれている型式と同じ型式が含まれている第1トラブル情報を抽出する。そして、分析用トラブル情報生成部44は、抽出された第1トラブル情報に含まれているエラー発生位置情報のうち、エラー発生時期が注目第2トラブル情報に含まれているエラー発生時期に最も近いエラー発生位置情報を、注目第2トラブル情報のエラー発生位置として第2トラブル情報に紐づける。
分析部45は、分析用トラブル情報を、少なくとも型式毎かつエラー種類毎かつ地域毎に分類する。予測部46は、分析部の分析結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域とトラブル内容を予測する。
通知部47は、予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末3に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する。通知部47は、例えば、発生する可能性が高いトラブルの対処に適したサービスマンの増員を、事前対策として通知してもよい。通知部47は、例えば、発生する可能性が高いトラブルの対処に必要な部品の補充を、事前対策として通知してもよい。
図3は、分析部45の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
分析部45は、まず、分析用トラブル情報を型式毎に分類する(ステップS1)。
次に、分析部45は、型式毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー種別毎に分類する(ステップS2)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎に分類された分析用トラブル情報を、地域毎に分類する(ステップS3)。これにより、分析用トラブル情報は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類される。
予測部46は、この分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域が発生しやすいかを予測する。通知部47は、予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末3に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する。
図4は、分析部45の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。図4において、図3と同じステップには、図3と同じステップ番号を付して示す。
分析部45は、まず、分析用トラブル情報を型式毎に分類する(ステップS1)。
次に、分析部45は、型式毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー種別毎に分類する(ステップS2)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎に分類された分析用トラブル情報を、地域毎に分類する(ステップS3)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、時期毎に分類する(ステップS4)。例えば、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー発生時期に応じて、10日間隔の期間毎に分類する。これにより、分析用トラブル情報は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ時期毎に分類される。
予測部46は、この分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような時期に発生しやすいかを予測する。通知部47は、予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末3に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する。
図2に一点鎖線で示すように、管理サーバ4の記憶部54に、地域毎の過去の天候データおよび気温データを記憶した天候・気温データ記憶部59が設けられているものとする。この場合には、分析部45は、天候・気温データ記憶部59に記憶されている天候や気温に基づいて、エラー発生時期に対応する天候や気温を特定することができるので、エラー発生時期に対応する天候や気温を用いて、分析用トラブル情報を分析することが可能となる。
以下、管理サーバ4の記憶部54に天候・気温データ記憶部59が設けられている場合の分析部45の動作例について説明する。
図5は、分析部45の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。図5において、図3と同じステップには、図3と同じステップ番号を付して示す。
分析部45は、まず、分析用トラブル情報を型式毎に分類する(ステップS1)。
次に、分析部45は、型式毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー種別毎に分類する(ステップS2)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎に分類された分析用トラブル情報を、地域毎に分類する(ステップS3)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、気温毎に分類する(ステップS5)。例えば、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー発生時期の気温に応じて、例えば、5℃間隔の気温毎に分類する。これにより、分析用トラブル情報は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ気温毎に分類される。
予測部46は、この分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような気温において発生しやすいかを予測する。通知部47は、予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末3に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する。
図6は、分析部45の動作のさらに他の例を説明するためのフローチャートである。図6において、図3と同じステップには、図3と同じステップ番号を付して示す。
分析部45は、まず、分析用トラブル情報を型式毎に分類する(ステップS1)。
次に、分析部45は、型式毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー種別毎に分類する(ステップS2)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎に分類された分析用トラブル情報を、地域毎に分類する(ステップS3)。
次に、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、天候毎に分類する(ステップS6)。例えば、分析部45は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類された分析用トラブル情報を、エラー発生時期の天候に応じて、例えば、晴れ、曇り、雨等の天候毎に分類する。これにより、分析用トラブル情報は、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ天候毎に分類される。
予測部46は、この分析結果に基づいて、型式毎に、どのような種類のエラーが、どのような地域に、どのような天候において発生しやすいかを予測する。通知部47は、予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域を管轄するサービス拠点に設置されたサービス端末3に対して、発生する可能性が高いトラブルに対する事前対策を通知する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。
前述の実施形態では、分析部45の分析対象となる分析用トラブル情報は、車両側情報から抽出した第1トラブル情報と、サービスマンが対処した作業車両2のトラブルに関する第2トラブル情報とに基づいて生成されている。より具体的には、分析用トラブル情報は、第2トラブル情報にそれに対応する第1トラブル情報の位置情報(エラー発生位置情報)を紐づけることによって生成されている。
しかしながら、車両側情報から抽出した第1トラブル情報を、そのまま分析用トラブル情報として用いてもよい。この場合には、第1トラブル情報が、本発明の「トラブル情報」に相当し、第1トラブル情報記憶部56が本発明の「トラブル情報記憶部」に相当する。この場合には、管理サーバ4は、第2トラブル情報を取得する必要はない。言い換えれば、サービス端末3は、第2トラブル情報を管理サーバ4に送信する必要はない。また、この場合には、分析用トラブル情報生成部44、第2トラブル情報記憶部57および分析用トラブル情報記憶部58を省略することができる。
なお、この発明は、実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことができる。
1 作業圃場特定システム
2 作業車両
2A 走行機
2B 作業機
3 サービス端末
4 管理サーバ
6 通信網
7 測位衛星
10 トラクタ制御部
11 メモリ
12 情報取得処理部
22 位置情報算出部
23 通信部
26 記憶部
27 位置情報記憶部
28 稼働情報記憶部
29 衛星信号受信アンテナ
40 サーバ制御部
41 メモリ
42 情報取得部
43 第1トラブル情報抽出部
44 分析用トラブル情報生成部
45 分析部
46 予測部
47 通知部
51 通信部
52 操作表示部
53 操作部
54 記憶部
55 車両側情報記憶部
56 第1トラブル情報記憶部
57 第2トラブル情報記憶部
58 分析用トラブル情報記憶部
59 天候・気温データ記憶部

Claims (9)

  1. 複数の作業車両各々に関するトラブル情報であって、当該作業車両で発生したエラーを表すエラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表す時期・位置情報と、当該作業車両の型式情報とを含むトラブル情報を記憶したトラブル情報記憶部と、
    前記トラブル情報記憶部に記憶された前記トラブル情報を分析する分析部とを含み、
    前記分析部は、前記トラブル情報を、少なくとも型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類するように構成されており、
    前記分析部の分析結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域とトラブル内容を予測する予測部と、
    前記予測部の予測結果に基づいて、将来的にトラブルが発生する可能性が高い地域でのトラブルに対する事前対策を通知する通知部とをさらに含む、トラブル情報処理装置。
  2. 前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ時期毎に分類するように構成されている、請求項1に記載のトラブル情報処理装置。
  3. 前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ気温毎に分類するように構成されている、請求項1に記載のトラブル情報処理装置。
  4. 前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ天候毎に分類するように構成されている、請求項1に記載のトラブル情報処理装置。
  5. 前記通知部は、発生する可能性が高いトラブルの対処に適したサービスマンの増員を、前記事前対策として通知するように構成されている、請求項に記載のトラブル情報処理装置。
  6. 前記複数の作業車両各々に関するトラブル情報は、前記複数の作業車両から取得される、請求項に記載のトラブル情報処理装置。
  7. 複数の作業車両各々に関するトラブル情報であって、当該作業車両で発生したエラーを表すエラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表す時期・位置情報と、当該作業車両の型式情報とを含むトラブル情報を記憶したトラブル情報記憶部と、
    前記トラブル情報記憶部に記憶された前記トラブル情報を分析する分析部とを含み、
    前記分析部は、前記トラブル情報を、少なくとも型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎に分類するように構成されており、
    前記複数の作業車両で発生したエラーを表すエラー情報と、当該エラーが発生した時期および位置を表す時期・位置情報と、当該作業車両の型式情報とを含む第1トラブル情報を取得する第1取得部と、
    前記複数の作業車両に対して、サービスマンが対処したトラブルに関する第2トラブル情報であって、エラー情報とエラー発生時期と型式とを含む第2トラブル情報を取得する第2取得部と、
    前記第2トラブル情報に、それに対応する前記第1トラブル情報の位置情報を紐づけることにより、前記複数の作業車両各々に関するトラブル情報を生成するトラブル情報生成部とをさらに含む、トラブル情報処理装置。
  8. 前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ時期毎に分類するように構成されている、請求項に記載のトラブル情報処理装置。
  9. 前記分析部は、前記トラブル情報を、型式毎かつエラー種別毎かつ地域毎かつ気温毎に分類するように構成されている、請求項に記載のトラブル情報処理装置。
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