JP7281114B1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の昇降駆動装置を上下に並べて配置しても索体と昇降駆動装置との干渉を防止できるエレベータ装置を提供することを課題とする。【解決手段】昇降路R1内に配置される複数の乗りかご2と、前記乗りかご2が連結可能に構成される複数の昇降駆動装置3であって、上下方向に並べて配置された状態で前記昇降路R1内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置3と、前記昇降駆動装置3に接続され且つ前記昇降駆動装置3から上方に延出する上側索体4を備え、前記上側索体4は、接続されている前記昇降駆動装置3よりも上方に位置する前記昇降駆動装置3の背面又は内部を通過するように構成される、エレベータ装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、1つの昇降路内で複数の乗りかごが移動するエレベータ装置に関する。
上記エレベータ装置として、例えば特許文献1に開示されているような、ネットワークエレベータが知られている。
このネットワークエレベータは、同じ昇降路内に配置されている複数の乗りかごと、乗りかごが連結された状態で昇降路内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置と、を備えている。
特開2016-121021号公報
ところで、上記従来のネットワークエレベータの昇降駆動装置には、吊ロープ等の索体類が接続されることがあるが、この場合、複数の昇降駆動装置を上下方向に並べて配置すると、索体類が昇降駆動装置に干渉してしまう問題があった。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、複数の昇降駆動装置を上下に並べて配置しても索体と昇降駆動装置との干渉を防止できるエレベータ装置の提供を課題とする。
本発明のエレベータ装置は、
昇降路内に配置される複数の乗りかごと、
前記乗りかごが連結可能に構成される複数の昇降駆動装置であって、上下方向に並べて配置された状態で前記昇降路内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置と、
前記昇降駆動装置に接続され且つ前記昇降駆動装置から上方に延出する上側索体を備え、
前記上側索体は、接続されている前記昇降駆動装置よりも上方に位置する前記昇降駆動装置の背面又は内部を通過するように構成される。
上記構成のエレベータによれば、上側索体は、該上側索体が接続されている昇降駆動装置よりも上方に位置する昇降駆動装置の背面又は内部を通るように構成されているため、複数の昇降駆動装置を上下に並べて配置しても上側索体が別の駆動昇降装置(接続されている駆動昇降装置とは別の昇降駆動装置)に干渉してしまうことを防止できる。
本発明のエレベータ装置において、
昇降路内に配置される複数の乗りかごと、
前記乗りかごが連結可能に構成される複数の昇降駆動装置であって、上下方向に並べて配置された状態で前記昇降路内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置と、
前記昇降駆動装置に接続され且つ前記昇降駆動装置から下方に延出する下側索体を備え、
前記下側索体は、接続されている前記昇降駆動装置よりも下方に位置する前記昇降駆動装置の背面又は内部を通過する。
上記構成のエレベータによれば、下側索体は、該下側索体が接続されている昇降駆動装置よりも下方に位置する昇降駆動装置の背面又は内部を通るように構成されているため、複数の昇降駆動装置を上下に並べて配置してもした側索体が別の駆動昇降装置(接続されている駆動昇降装置とは別の昇降駆動装置)に干渉してしまうことを防止できる。
以上のように、本発明のエレベータ装置は、複数の昇降駆動装置を上下に並べて配置しても索体と昇降駆動装置との干渉を防止できるという優れた効果を奏し得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベータ装置の概要図である。 図2は、同実施形態に係るエレベータ装置における上方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトに対する上側索体、下側索体の接続状態の説明図である。 図3は、同実施形態に係るエレベータ装置に下方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトに対する上側索体、下側索体の接続状態の説明図である。 図4は、同実施形態に係るエレベータ装置の上方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトの説明図である。 図5は、同実施形態に係るエレベータ装置の下方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトの説明図である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るエレベータ装置の上方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトの説明図である。 図7は、同実施形態に係るエレベータ装置の下方の乗りかごと昇降駆動装置、及び該昇降駆動装置につながるカウンターウエイトの説明図である。
以下、本発明の一実施形態にかかるエレベータ装置(以下、エレベータ装置と称する)について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るエレベータ装置1は、図1に示すように、昇降路R1内に配置される複数の乗りかご2と、上下方向に並べて配置され、且つ前記乗りかご2が連結された状態で前記昇降路R1内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置3と、前記昇降駆動装置3に接続され且つ前記昇降駆動装置3から上方に延出する上側索体4と、前記昇降駆動装置3に接続され且つ前記昇降駆動装置3から下方に延出する下側索体5と、上側索体4を介して昇降駆動装置3に連結される複数のカウンターウエイト6と、を備えている。
上側索体4とは、主策のことであり、下側索体5とは、コンペンセーションロープ50や、トラベリングケーブル51のことである。
なお、本実施形態では、上下に並べて2つの乗りかご2と、2つの昇降駆動装置3と、2つのカウンターウエイト6が配置されている場合を一例に挙げてエレベータ装置1の説明を行う。
また、2つの乗りかご2のうち、上側に配置されているものには符号「2U」を付し、下側に配置されているものには符号「2D」を付している。そして、2つの昇降駆動装置3のうち、上側に配置されているものには符号「3U」を付し、下側に配置されているものには符号「3D」を付している。また、2つのカウンターウエイト6のうち、上側の昇降駆動装置3に接続されてるものには符号「6U」を付し、下側の昇降駆動装置3に接続されてるものには符号「6D」を付している。
昇降駆動装置3は、図4及び図5に示すように、乗りかご2が連結可能な前面及び昇降路R1の内壁面側に向けて配置される背面を含む本体部30と、上側索体4を取り付ける上側索体取付部31と、下側索体5を取り付ける下側索体取付部32と、本体部30に対して背面から後方側に張り出すように取り付けられる干渉防止ローラー33と、を有する。
本体部30は、乗りかご2を水平方向に案内する案内部(図示しない)と、昇降路R1内に立設されるガイドレールG1が嵌合するガイド用嵌合部300と、を有する。
なお、乗りかご2は、例えば、別の昇降駆動装置3に移る場合や、別の昇降駆動装置3に移る場合に水平方向での移動を行うようになっている。
上側索体取付部31は、本体部30の上端部に取り付けられており、上側索体4の端部が取り付けられる(固定される)ように構成されている。
また、上側索体取付部31は、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の上方に別の昇降駆動装置3が配置されていない場合、上側索体4の取付位置が本体部30の前面と背面の間に設定され(図4参照)、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の上方に別の昇降駆動装置3が配置されている場合、上側索体4の取付位置が本体部30の背面よりも後ろ側に設定される(図5参照)。
このように、複数の昇降駆動装置3のうち下側に配置されているものであるほど、上側索体取付部31に対する上側索体4の取付位置が後方側(本体部30の背面から離れた位置)に設定される。
なお、上側索体取付部31は、本体部30の横幅方向における中央部に取り付けられていることが好ましい。
下側索体取付部32は、本体部30の下端部に取り付けられており、下側索体5の端部が取り付けられる(固定される)ように構成されている。
また、下側索体取付部32は、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の下方に別の昇降駆動装置3が配置されていない場合、上側索体4の取付位置が本体部30の前面と背面の間、若しくは背面に隣接する位置に設定され(図5参照)、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の下方に別の昇降駆動装置3が配置されている場合、上側索体4の取付位置が本体部30の背面よりも後ろ側に設定される(図4参照)。
なお、下側索体取付部32は、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の下方に別の昇降駆動装置3が配置されている場合は、本体部30の横幅方向における中央部から一方側又は他方側にずれた位置に取り付けられていることが好ましい。また、下側索体取付部32は、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の下方に別の昇降駆動装置3が配置されおり、且つ上側索体4の取付位置が本体部30の背面に隣接する位置に設定される場合も、本体部30の横幅方向における中央部から一方側又は他方側にずれた位置に取り付けられていることが好ましい。そして、下側索体取付部32のうち、上記のように上側索体4の取付位置が本体部30の背面よりも後ろ側に設定されるものと、上側索体4の取付位置が本体部30の背面に隣接する位置に設定されるものとは、横幅方向における位置が異なるように構成されていることが好ましい(すなわち、上下方向で重ならないように構成されていることが好ましい)。
干渉防止ローラー33は、軸線が水平方向に沿う姿勢で本体部30に固定されている回転軸(図示しない)に対して回転可能に取り付けられている。また、本実施形態の昇降駆動装置3では、2つの干渉防止ローラー33が本体部30に取り付けられている。
カウンターウエイト6は、昇降路R1の内側に向けて配置される前面及び昇降路R1の内壁面に向けて配置される背面を含む錘本体部60と、上側索体4を取り付ける錘用上側索体取付部61と、下側索体5を取り付ける錘用下側索体取付部62と、錘本体部60に対して背面から後方側に張り出すように取り付けられる錘用干渉防止ローラー63と、を有する。
錘本体部60は、昇降路R1内に設置されているガイドレールG2によって案内される被ガイド部600を有する。
錘用上側索体取付部61は、錘本体部60の上端部に取り付けられており、上側索体4の端部が取り付けられる(固定される)ように構成されている。
また、錘用上側索体取付部61は、自身が取り付けられているカウンターウエイト6の上方に別のカウンターウエイト6が配置されていない場合、上側索体4の取付位置が錘本体部60の前面と背面の間に設定され(図5参照)、自身が取り付けられているカウンターウエイト6の上方に別のカウンターウエイト6が配置されている場合、上側索体4の取付位置が錘本体部60の背面よりも後ろ側に設定される(図4参照)。
このように、複数のカウンターウエイト6のうち下側に配置されているものであるほど、錘用上側索体取付部61に対する上側索体4の取付位置が後方側(錘本体部60の背面から離れた位置)に設定される。
なお、錘用上側索体取付部61は、錘本体部60の横幅方向における中央部に取り付けられていることが好ましい。
錘用下側索体取付部62は、錘本体部60の下端部に取り付けられており、下側索体5の端部が取り付けられる(固定される)ように構成されている。
また、錘用下側索体取付部62は、自身が取り付けられているカウンターウエイト6の下方に別のカウンターウエイト6が配置されていない場合、下側索体5の取付位置が錘本体部60の前面と背面の間、若しくは背面に隣接する位置に設定され、自身が取り付けられているカウンターウエイト6の下方に別のカウンターウエイト6が配置されている場合、下側索体5の取付位置が錘本体部60の背面よりも後ろ側に設定される。
なお、錘用下側取付部は、自身が取り付けられているカウンターウエイト6の下方に別のカウンターウエイト6が配置されている場合は、錘用本体部60の横幅方向における中央部から一方側又は他方側にずれた位置に取り付けられていることが好ましい。
錘用干渉防止ローラー63は、軸線が水平方向に沿う姿勢で錘本体部60に固定されている回転軸(図示しない)に対して回転可能に取り付けられている。また、本実施形態のカウンターウエイト6では、2つの錘用干渉防止ローラー63が錘本体部60に取り付けられている。
本実施形態のエレベータ装置1の構成は以上の通りである。
本実施形態に係るエレベータ装置1によれば、上側索体4は、該上側索体4が接続されている昇降駆動装置3よりも上方に位置する昇降駆動装置3の背面を通るように構成されているため(図3参照)、複数の昇降駆動装置3を上下に並べて配置しても上側索体4が別の駆動昇降装置(接続されている駆動昇降装置とは別の昇降駆動装置3)に干渉してしまうことを防止できる。
また、下側索体5については、該下側索体5が接続されている昇降駆動装置3よりも下方に位置する昇降駆動装置3の背面又は内部を通るように構成されているため(図2参照)、複数の昇降駆動装置3を上下に並べて配置しても下側索体5が別の昇降駆動装置3(接続されている昇降駆動装置3とは別の昇降駆動装置3)に干渉してしまうことを防止できる。
さらに、本実施形態のエレベータ装置1は、上側索体4も下側索体5も別の昇降駆動装置3の背面を通るように構成されているため、乗りかご2が本体部30のガイドレールG1に案内されて動く方向(水平方向で動く方向)が開放されており、乗りかご2の水平方向での移動が妨げられないようになっている。
従って、本実施形態のエレベータ装置1は、複数の昇降駆動装置3を上下に並べて配置しても、乗りかご2の水平方向への移動を妨げずに、索体(上側索体4や、下側索体5)と昇降駆動装置3との干渉を防止できるという優れた効果を奏し得る。
さらに、下側索体取付部32は、自身が取り付けられている昇降駆動装置3の下方に別の昇降駆動装置3が配置されている場合においても、本体部30の横幅方向における中央部から一方側又は他方側にずれた位置に取り付けられているため、前記別の昇降駆動装置3(下方に位置する昇降駆動装置3)の上側索体取付部31を本体部30の横幅方向における中央部に取り付けることができる。
また、上下に並べて配置されている昇降駆動装置3の上側索体取付部31は、上側索体4の取付位置が前後方向にずれているため、本体部30に対する取付位置を中央部に揃えていても別の昇降駆動装置3への上側索体4の干渉を防止できるようになっている。
また、上側索体4(主策)の取付場所を昇降駆動装置3の横幅方向における中央部に確保できると、上側索体4を複数本用いる場合は、昇降駆動装置3の横幅方向における中央部を基準として複数の上側索体4を対称配置し易くなる。このようにすると、上側索体4を介して昇降駆動装置3を真っ直ぐに引き上げやすくなるため、昇降駆動装置3や乗りかご2に起きる振動を抑えやすくなる。
さらに、本実施形態の昇降駆動装置3では、干渉防止ローラー33が本体部30に対して背面から後方側に張り出すようにして取り付けられているため、本体部30の背面側を通る上側索体4や下側索体5が前後方向に揺れて本体部30側に接近しても、上側索体4や下側索体5が本体部30に干渉して互いの動きが妨げられてしまうことを防止できる。
カウンターウエイト6についても、上側索体4は、該上側索体4が接続されているカウンターウエイト6よりも上方に位置するカウンターウエイト6の背面を通るように構成されているため、複数のカウンターウエイト6を上下に並べて配置しても上側索体4が別のカウンターウエイト6(接続されているカウンターウエイト6とは別のカウンターウエイト6)に干渉してしまうことを防止できる。
また、下側索体5についても、該下側索体5が接続されているカウンターウエイト6よりも下方に位置するカウンターウエイト6の背面を通るように構成されているため、複数のカウンターウエイト6を上下に並べて配置しても下側索体5が別のカウンターウエイト6(接続されているカウンターウエイト6とは別のカウンターウエイト6)に干渉してしまうことを防止できる。さらに、本体部60には錘用干渉防止ローラー63が背面から後方側に張り出すように取り付けられているため、本体部60の背面側を通る上側索体4や下側索体5が前後方向に揺れて本体部60側に接近しても、上側索体4や下側索体5が本体部60に干渉して互いの動きが妨げられてしまうことを防止できる。
なお、本発明に係るエレベータ装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態では、2つの昇降駆動装置3が上下に並べて配置される態様を一例に挙げてエレベータ装置1の説明を行ったが、この構成に限定されない。例えば、3つ以上の昇降駆動装置3が上下に並べて配置されていてもよい。このようにする場合においても、複数の昇降駆動装置3のうち下側に配置されているものであるほど、上側索体取付部31に対する上側索体4の取付位置が後方側(本体部30の背面から離れた位置)に設定され、複数の昇降駆動装置3のうち上側に配置されているものであるほど、下側索体取付部32に対する下側索体5の取付位置が後方側(本体部30の背面から離れた位置)に設定されていればよい。
上記実施形態において上側索体4は、自身が接続されている昇降駆動装置3よりも上方に位置する昇降駆動装置3がある場合、該昇降駆動装置3(本体部30)の背面を通過するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、上側索体4は、自身が接続されている昇降駆動装置3よりも上方に位置する昇降駆動装置3(本体部30)の内部を通過するように構成されていてもよい。この場合、内部に上側索体4を通す昇降駆動装置3では、干渉防止ローラー33が上側索体4よりも内側に配置されていればよいし、さらには、上側索体4に対して外側に配置される規制ローラーを有するように構成されていてもよい。このようにすると、上側索体4が干渉防止ローラー33と規制ローラーとの間に配置されるため、上側索体4の揺れを防止でき、また、上側索体4と本体部30とが干渉して互いの動きが妨げられてしまうことを防止できる。
カウンターウエイト6においても同様に、上側索体4は、自身が接続されているカウンターウエイト6よりも上方に位置するカウンターウエイト6がある場合、該カウンターウエイト6(錘本体部60)の背面を通過するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、上側索体4は、自身が接続されているカウンターウエイト6よりも上方に位置するカウンターウエイト6(錘本体部60)の内部を通過するように構成されていてもよい。この場合、内部に上側索体4を通すカウンターウエイト6では、錘用干渉防止ローラー63が上側索体4よりも内側に配置されていればよいし、さらには、上側索体4に対して外側に配置される錘用規制ローラーを有するように構成されていてもよい。このようにすると、上側索体4が錘用干渉防止ローラー63と錘用規制ローラーとの間に配置されるため、上側索体4の揺れを防止でき、また、上側索体4と錘本体部60とが干渉して互いの動きが妨げられてしまうことを防止できる。
上記実施形態において、特に言及しなかったが、上側索体取付部31に取り付けられる上側索体4の数は、また、1つの上側索体取付部31に複数の上側索体4を取り付ける場合は、複数の昇降駆動装置3のうち下側に配置されているものであるほど、横幅方向における取付間隔が広がるように構成されていてもよい。
上記実施形態において下側索体5は、自身が接続されている昇降駆動装置3よりも下方に位置する昇降駆動装置3がある場合、該昇降駆動装置3の背面を通過するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、下側索体5は、自身が接続されている昇降駆動装置3よりも下方に位置する昇降駆動装置3の内部を通過するように構成されていてもよい。
上記実施形態の上側索体取付部31は、上側索体4の端部を固定するように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、上側索体取付部31は、図6、図7に示すように、上側索体4の両端部の間の中間部を掛けるように構成されていてもよい。
また、カウンターウエイト6の錘用上側索体取付部61も同様に、上側索体4の両端部の間の中間部を掛けるように構成されていてもよい。
この場合、上側索体取付部31と錘用上側索体取付部61は、滑車によって構成されていればよい。
このようにすれば、昇降駆動装置3やカウンターウエイト6を引き上げる際に必要な力を抑えることができるため、例えば、機械室を設置できないような狭小の昇降路R1に対してエレベータ装置1を設置し易くなる。
上記実施形態において、最も上方の昇降駆動装置3には上側索体4が取り付けられていたが、例えば、最も上方の乗りかご2に上側索体4を取り付けるようにしてもよい。
上記実施形態の乗りかご2は、背面を昇降駆動装置3に連結させるように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、乗りかご2は、側面を昇降駆動装置3に連結させるように構成されていてもよい。このようにしても、上側索体4や下側索体5が昇降駆動装置3の背面や内部を通過するように構成されていれば、乗りかご2の水平方向での移動が妨げられず、上側索体4や下側索体5の昇降駆動装置3や乗りかご2への干渉も防止できる。
上記実施形態において、カウンターウエイト6は、上下に並べて配置されていたがこの構成に限定されない。例えば、カウンターウエイト6は、水平方向に並べて配置されていてもよい。
1…エレベータ装置、2…乗りかご、3…昇降駆動装置、4…上側索体、5…下側索体、6…カウンターウエイト、30…本体部、31…上側索体取付部、32…下側索体取付部、33…干渉防止ローラー、50…コンペンセーションロープ、51…トラベリングケーブル、60…錘本体部、61…錘用上側索体取付部、62…錘用下側索体取付部、63…錘用干渉防止ローラー、300…ガイド用嵌合部、600…被ガイド部、G1…ガイドレール、G2…ガイドレール、R1…昇降路

Claims (2)

  1. 昇降路内に配置される複数の乗りかごと、
    前記乗りかごが連結可能に構成される複数の昇降駆動装置であって、上下方向に並べて配置された状態で前記昇降路内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置と、
    前記昇降駆動装置に接続され且つ前記昇降駆動装置から上方に延出する上側索体と、を備え、
    前記上側索体は、接続されている前記昇降駆動装置よりも上方に位置する前記昇降駆動装置の背面を通過するように構成され、
    前記昇降駆動装置は、
    前記乗りかごが連結可能な前面、及び昇降路の内壁面側に向けて配置される背面を含む本体部と、前記本体部に対して背面から後方側に張り出すように取り付けられる干渉防止ローラーと、を有する、
    エレベータ装置。
  2. 昇降路内に配置される複数の乗りかごと、
    前記乗りかごが連結可能に構成される複数の昇降駆動装置であって、上下方向に並べて配置された状態で前記昇降路内を移動可能に構成される複数の昇降駆動装置と、
    前記昇降駆動装置に接続され且つ前記昇降駆動装置から下方に延出する下側索体と、を備え、
    前記下側索体は、接続されている前記昇降駆動装置よりも下方に位置する前記昇降駆動装置の背面を通過するように構成され、
    前記昇降駆動装置は、
    前記乗りかごが連結可能な前面、及び昇降路の内壁面側に向けて配置される背面を含む本体部と、前記本体部に対して背面から後方側に張り出すように取り付けられる干渉防止ローラーと、を有する、
    エレベータ装置。
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