JP7279771B2 - 電子機器及びウェアラブル機器 - Google Patents

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本発明は、電子機器及びウェアラブル機器に関する。
従来、気圧センサーを有し、当該気圧センサーによって検出された気圧に基づいて海抜高度を算出する電子機器が知られている。このような電子機器をスマートウォッチ等のウェアラブル機器に搭載することで、当該ウェアラブル機器の海抜高度などの位置情報を取得してユーザーにフィードバックすることができる。
電子機器には、スピーカーが発する音声によってユーザーへの各種通知を行うものもあるが、スピーカーが故障すると、音声再生処理を行っているにもかかわらず音声が発せられないという不具合が生じる。これに対し、特許文献1には、マイクロフォンを用いてスピーカーが発した音声を検出することでスピーカーの故障を診断する装置が開示されている。
特開2009-253399号公報
しかしながら、機器によってはマイクロフォンを必要としないものもあり、この様な機器においてスピーカー故障の診断の目的でマイクロフォンを追加すると高コスト化してしまう。
本発明の課題は高コスト化することなく音出力機能の不具合を検出することである。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、円筒状のスペーサーにおける前記円筒の一方の開口を塞ぐ防水膜又は防塵膜と、前記円筒の内部に向けて音を出力する向きで配置されるとともに前記円筒の他方の開口を振動によって塞ぐスピーカーと、前記円筒の内部の気圧データを出力するセンサーと、前記スピーカーを動作させたときに前記センサーが出力した前記円筒の内部の気圧データを用いて、前記スピーカーの異常を検出する状態検出制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るウェアラブル機器は、所定のセンサーから出力される気圧データに基づいて海抜高度を導出可能なウェアラブル機器であって、円筒状のスペーサーにおける前記円筒の一方の開口を塞ぐ保護部材と、前記円筒の内部に向けて音を出力する向きで配置されるとともに前記円筒の他方の開口を振動板によって塞ぐスピーカーと、前記スピーカーを動作させたときに前記センサーが出力した前記円筒の内部の気圧データを用いて、前記スピーカーの異常を検出する状態検出制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば高コスト化することなく音出力機能の不具合を検出することができる。
本発明を適用した電子機器の一実施形態を示す図である。 本発明を適用したサブユニット部の一実施形態の構成を示すもので、サブユニット部の斜視図(a)とサブユニット部の正面図(b)と、を表す。 図1のサブユニット部の断面図であり、構成部品を組み立てた図(a)と構成部品ごとに分解した分解図(b)と、を表す。 第1の実施形態に係る電子機器の機能的構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る電子機器の機能的構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る電子機器の動作の一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
[電子機器の構成]
以下、本発明に係る電子機器100について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明に係る電子機器100の構成を示す図である。
図1に示すように、電子機器100は、メインユニット部100aと、サブユニット部100bと、を備えて構成されている。メインユニット部100aは、例えばスマートフォン等の外部の情報端末であり、メインユニット部100aとサブユニット部100bは無線通信接続されている。また、ユーザー装着型の活動量計等の様に、メインユニット部100aとサブユニット部100bとが一体となった構成であってもよい。
図2は、サブユニット部100bの外観図であり、図2(a)は斜視図を、図2(b)は正面図を示す。
図3は、図2(b)のIIa-IIa切断線から見たサブユニット部100bの断面図であり、図3(a)は構成部品を組み立てた図、図3(b)は構成部品ごとに分解した分解図である。
サブユニット部100bは、フロント部材10a及びリア部材10bから構成される筐体10と、フロント部材10aに設けられた、スピーカー4から発せられる発信音を筐体10の外部に発するための開口部としての音孔11と、を備える。また、音孔11の内側には、筐体10の内部の部材を保護するための保護部材11aが設けられている。
筐体10の内部には、フロント部材10a側からネット12、防水膜13、スペーサー14、スピーカー4の順に配置されている。各部材は、防水性及び気密性を担保できる両面接着テープや接着剤などで固定され、フロント部材10a及びリア部材10bはネジ(図示略)によって固定されている。
ネット12は、音孔11の外径に沿った略円形状の外周形状を有し、フロント部材10aの壁面に音孔11を覆うように貼り付けられ、筐体10の内部へのごみの侵入を防止する。
防水膜13は、音孔11の外径に沿った略円形状の外周形状を有し、吸水性が低く水を通さない構造となっており、筐体10の防水性を担保する防水部材として機能する。また、防水膜13は、例えば剛性が高くかつ通音性が良く振動を伝えられる膜によって形成され、後述するように、スピーカー4からの発信音による空気の振動に伴って振動する。
スペーサー14は、防水膜13と接する面が音孔11の外径に沿った形となる円筒状の部材であり、防水膜13とスピーカー4の振動板との間に空間Aを形成する。
スピーカー4は、振動板を有し、当該振動板が音孔11に対向する向きとなるように配置され、音孔11に向けて発信音を発する。
なお、スピーカー4は、音出力手段として機能する。
また、スペーサー14の壁面には空洞14aが貫設され、空洞14aの内部には気圧センサー31が配置されている。気圧センサー31は、フレキシブルプリント基板(FPC)を有し、密閉性を担保できる両面接着テープや接着剤などでスペーサー14の壁面に固定されている。
即ち、気圧センサー31は、準閉空間である空間Aの気圧を検出するため、筐体10の内部の閉空間(筐体10の内壁、スピーカー4及びスペーサー14で囲まれた空間:空間B)の気圧の変動に影響されない。したがって、例えばサブユニット部100bに何らかの負荷がかかり、筐体10が変形した場合にも、気圧センサー31はこれに影響されることなく正確に外気圧を測定することが可能である。
なお、気圧センサー31は、気圧検出手段として機能する。
図4は、第1の実施形態に係る電子機器100の主制御構成を示すブロック図である。
図4に示すように、メインユニット部100aは、中央制御部1Aと、メモリー2と、メイン通信部5aと、メイン電源部6aと、操作入力部7と、表示部8と、を備え、中央制御部1A、メモリー2、メイン通信部5a、メイン電源部6aと、操作入力部7と、表示部8は、バスライン9aを介して接続されている。
また、サブユニット部100bは、センサー部3と、スピーカー4と、サブ通信部5bと、サブ電源部6bと、を備え、センサー部3と、スピーカー4と、サブ通信部5bと、サブ電源部6bは、バスライン9bを介して接続されている。
中央制御部1Aは、電子機器100の各部を統括的に制御する。
具体的には、中央制御部1Aは、電子機器100の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え(何れも図示略)、電子機器100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
なお、中央制御部1Aは、状態検出制御手段及び通知制御手段として機能する。
メモリー2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1Aの他、電子機器100の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶する。
センサー部3は、気圧センサー31を備える。気圧センサー31は、上記したようにスペーサー14に形成された空洞14aの内部に配置されており、空間Aの気圧を、ダイヤフラムを介して感圧素子で検出し、電気信号に変換して中央制御部1Aに出力する。
また、センサー部3は、電子機器100の位置情報を取得可能なGPS受信機、3軸加速度センサー、ジャイロセンサー等の電子機器100の動きを検出可能なモーションセンサー32などを備え、測定結果を中央制御部1Aに出力する。
スピーカー4は、D/Aコンバータ(図示略)、スピーカー素子(図示略)、振動板(図示略)等を備え、中央制御部1Aからの指示に従って音声データをD/Aコンバータによりアナログ信号に変換後、このアナログ音声信号を振動板により所定の音量に増幅して、音孔11を介して電子機器100の外部に向けて発信音を発する。
メイン通信部5aは、サブユニット部100bのサブ通信部5bと無線通信接続され、サブユニット部100bからデータを取得する一方、取得したデータを中央制御部1Aによる制御に基づいて、外部の情報端末に出力するものであり、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格を採用した通信部である。
サブ通信部5bは、メインユニット部100aのメイン通信部5aと無線通信接続され、センサー部3により取得したデータを中央制御部1Aによる制御に基づいて、メインユニット部100aに出力するものであり、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格を採用した通信部である。
なお、メインユニット部100aとサブユニット部100bとが一体となった構成の場合、サブ通信部5bは必ずしも備える必要はない。
メイン電源部6aは、メインユニット部100aの動作に係る電力を所定の電圧で供給する。メイン電源部6aは、例えば、各種方式の電池(リチウム電池、ニッケル・水素充電池等)を具備している。
サブ電源部6bは、サブユニット部100bの動作に係る電力を所定の電圧で供給する。サブ電源部6bは、例えば、各種方式の電池(リチウム電池、ニッケル・水素充電池等)を具備している。
操作入力部7は、電源のON/OFFを切り替える電源ボタン(図示略)、データ取得の開始/停止を指示する開始/停止ボタン(図示略)等を備えており、この操作入力部9からの指示に基づいて中央制御部1Aは各部を制御するようになっている。
表示部8は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD)で構成され、中央制御部1Aから入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、各機能の動作状況等の表示を行う。
なお、表示部8は、後述するように電子機器100の異常状態をユーザーへ通知する通知部として機能する。
その他、電子機器100は、ユーザーへの情報通知のため通知部として、発光ダイオードやバイブレーションモーター等(何れも図示略)を備えていてもよい。
[スピーカーの異常状態の検出方法]
次に、第1の実施形態に係る電子機器100における、スピーカー4の異常の検出方法について説明する。
本実施形態に係る電子機器100は、スピーカー4が音声再生の指示を受けているにもかかわらず音声を発していない、又は音声は発しているが設定音量より小さい、等のスピーカー4の異常を検出し、電子機器100が異常状態にあることをユーザーに通知する。
電子機器100は、定期的に現在の海抜高度を気圧センサー31の検出結果から算出し、ユーザーに通知する機能を有する。
気圧センサー31は、上述したように空間Aの気圧を検出し、検出結果を中央制御部1Aへ伝達する。中央制御部1Aは、気圧センサー31の検出結果に基づいて、海抜高度を算出し、スピーカー4を制御して通知用の音声を再生させる。通知用の音声とは、現在の海抜高度をユーザーに通知するものであり、中央制御部1Aの制御下で定期的に再生される。
一方で、電子機器100は、通知用の音声の再生時の気圧センサー31の値から、スピーカー4の不具合を検出する機能を有する。
気圧センサー31は、スピーカー4が発する音声に起因する空間Aにおける空気の振動を、空間Aにおける気圧の変化として検出することが可能である。即ち、通知用の音声の再生時の気圧センサー31への入力情報(気圧データ)と、予めメモリー2に記憶された、同じ気圧条件下で音声を再生した場合における気圧センサー31への入力情報(第1の基準データ)との相関を取ることで、スピーカー4が正しく音声を発しているか否かを判断することができる。例えば、第1の基準データ(波形、周波数、音圧等)と通知用の音声の再生時の気圧データとの第1の相関係数を算出し、当該第1の相関係数の値が所定の範囲外(第1の数値範囲外)である場合、即ち、通知用の音声の再生時の気圧データと第1の基準データの類似性が高い場合には、音声が正常に再生されていると判断する。逆に、第1の相関係数が第1の数値範囲内である場合には、音声再生処理を行っているにもかかわらず音声が再生されていない等の、スピーカー4の不具合が生じていると判断する。
なお、相関係数は気圧センサー31の感度や筐体10の設計などに影響されるため、電子機器100毎に調整する必要がある。また、より的確な相関を得るため、事前の基準データを再生音声ごとに用意する必要があるが、この場合には再生音声が多種類であると基準データ量が膨大になってしまう。
したがって、基準データ量を抑えるためには、再生音声ごとにその音声の特徴となる再生箇所を特定し、その前後の一定感における気圧データを基準データとして保持しておくことが望ましい。あるいは、例えば再生音声を「高度○○メートルです。」といった海抜高度の読み上げに限定する場合には、『メートルです。』の部分が始まる時間をテーブル化して保持しておき、その時間から一定時間の音声再生時の気圧データとして保持しておくことが有効である。
中央制御部1Aは、電子機器100が異常状態にあると判断すると、通知制御手段として機能し、異常状態である旨の通知を行う。異常状態である旨の通知には、例えば、メインユニット部100aに設けられた通知部としての表示部8に警告表示を行う。あるいは、サブユニット部100bが発光ダイオードやバイブレーションモーターを備える場合には、これらを制御して異常状態に応じた発光や振動を行ったりすることも可能である。
即ち、電子機器100はユーザーに海抜高度を通知する「音声再生処理」とは別に、音声の再生開始時にスピーカー4の不具合を検出する「音声再生チェック処理」を実行する。なお、両処理は連続的な処理ではなく、並列的な処理である。
次に、図5のフローチャートを用いて、第1の実施形態に係る電子機器100の音声再生処理及び音声再生チェック処理について説明する。
中央制御部1Aは、音声再生処理を開始すると、音声再生チェック処理を起動させる(ステップS101)。音声再生処理は、中央制御部1Aの制御下で、一定の間隔を空けて定期的に実行される。続いて、中央制御部1Aは、スピーカー4を制御して音声を再生させる(ステップS102)。ここで、音声とは、気圧センサー31によって検出された気圧に基づいて算出された海抜高度を通知するものであるが、必ずしも海抜高度の通知に限られない。
中央制御部1Aは、音声の再生が完了すると、音声再生処理を終了する。
一方で、音声再生チェック処理が起動されると、中央制御部1Aは、気圧センサー31によって所定の時間だけ気圧を検知させる(ステップS103)。気圧センサー31は、筐体10の内部の空間Aの気圧を検出するが、この時、ステップS102の処理によってスピーカー4から発せられる音声に起因する空間Aの気圧の変動を検出する。気圧センサー31は、検出した気圧データを中央制御部1Aに伝達する。
続いて、中央制御部1Aは、ステップS103において検出された気圧データと、上述した予めサンプルされた第1の基準データとの第1の相関係数を算出する(ステップS104)。ここで、気圧データと第1の基準データとの第1の相関係数の算出には、例えば波形、周波数、音圧等の数値を用いることができる。
続いて、中央制御部1Aは、ステップS104において算出された第1の相関係数が、第1の数値範囲外であるか否かを判断する(ステップS105)。中央制御部1Aは、第1の相関係数が第1の数値範囲外であると判断すると(ステップS105:YES)、スピーカー4が正常に音声を発していると判断し、音声再生チェック処理を終了する。
一方で、中央制御部1Aは、第1の相関係数が第1の数値範囲内であると判断すると(ステップS105:NO)、ユーザーにスピーカー4が異常状態であることを通知する(ステップS106)。ここでスピーカー4の異常状態の通知として、中央制御部1Aは、メインユニット部100aの表示部8にユーザーへの通知を表示させたり、あるいは発光ダイオードやバイブレーションモーターを制御して、ユーザーへの通知を行ったりすることが可能である。中央制御部1Aは、ユーザーへの通知を完了すると、音声再生チェック処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施形態に係る電子機器100は、筐体10と、筐体10の内部に配置され、音を出力するスピーカー4(音出力手段)と、筐体10の内部に配置され、気圧を検出する気圧センサー31(気圧検出手段)と、状態検出制御手段としての中央制御部1Aと、を備え、中央制御部1Aは、スピーカー4を動作させた時の気圧センサー31が検出した筐体10の内部の気圧データを用いて、スピーカー4の異常を検出する。したがって、マイクロフォン等の構成を追加することなく、電子機器100に既存の気圧センサー31及びスピーカー4を用いて異常検出を行うため、低コストでスピーカー4の不具合を検出することが可能である。
また、第1の実施形態に係る電子機器100においては、中央制御部1Aは、スピーカー4が正常な状態において、スピーカー4を動作させた時の気圧センサー31が検出する筐体10内部の気圧データを第1の基準データとして、スピーカー4を動作させた時の気圧センサー31が検出した筐体10内部の気圧データと第1の基準データとを用いて、スピーカー4の状態を検出する。また、中央制御部1Aは、気圧データと第1の基準データとの第1の相関係数を算出し、当該第1の相関係数が第1の数値範囲内の場合、即ち、通知用の音声の再生時の気圧データと第1の基準データの類似性が高い場合には、スピーカー4に異常があると判断する。したがって、信頼性の高い基準データに基づいて検出するため、誤検知の可能性が低く、異常状態を確実に検出することができる。
また、第1の実施形態に係る電子機器100においては、中央制御部1Aは、通知部としての表示部8を備え、通知制御手段としての中央制御部1Aは、スピーカー4の異常が検知された場合に、スピーカー4の異常を表示部8等により通知させる。したがって、ユーザーに異常状態の解除を促すことができる。
<第2の実施形態>
[スピーカー及び筐体の異常状態の検出方法]
次に、第2の実施形態に係る電子機器200における、スピーカー4の異常及び防水膜13の異常の検出方法について説明する。図6は、第2の実施形態に係る電子機器200の主制御構成を示すブロック図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る電子機器200は、第1の実施形態と同様に、スピーカー4の異常状態を検出する一方で、防水膜13に破損が生じているなど、音孔11(開口部)に付帯する部品としての防水膜13が破損した異常状態を検出し、当該異常状態をユーザーに通知する点と、当該処理を実行する状態検出制御手段としての中央制御部1Bを備える点で、第1の実施形態に係る電子機器100と相違する。
防水膜13に破損が生じると、筐体10の内部に水が浸入した場合に内部の部品が故障するおそれがある。また、防水膜13にごみや水滴等が付着すると、スピーカー4による発信音がユーザーに届きにくくなるなどの不具合が生じる。
上記したように、気圧センサー31は、スピーカー4が発する発信音に起因する空間Aにおける空気の振動を気圧の変化として検出する。この時、防水膜13が空気の振動に伴って振動するが、防水膜13の状態によって振動の仕方が変動するため、気圧センサー31によって検出される空間Aの気圧が変動することとなる。
防水膜13に破損等が生じていない場合を防水膜13の正常状態、防水膜13に破れ等の破損が生じている場合や、防水膜13に水滴やごみ等の付着物が存在する場合などを防水膜13の異常状態とすると、異常状態においては防水膜13の振動具合が変化するため、防水膜13が十分に振動せず、気圧センサー31によって検出される空間Aにおける空気の振動パターン(波形、周波数、音圧等の特徴)は、正常状態とは異なったものとなる。
したがって、第2の実施形態に係る電子機器200は、防水膜13の異常状態における気圧センサーの値の変動を検出することによって、防水膜13が異常状態であることを検知する。
即ち、電子機器200は、スピーカー4が異常状態であり、防水膜13が正常状態である場合において、スピーカー4による音声を発したときの気圧センサー31が検出する気圧を第2の基準データ、スピーカー4が正常状態であり、防水膜13が異常状態である場合において、スピーカー4による音声を発したときの気圧センサー31が検出する気圧を第3の基準データ、スピーカー4及び防水膜13が正常状態である場合において、スピーカー4による音声を発したときの気圧センサー31が検出する気圧を第4の基準データとして、のメモリー2内に保持する。
中央制御部1Bは、通知用の音声の再生時の気圧センサー31への入力情報(気圧データ)と、予めメモリー2に記憶された、同じ気圧条件下で音声を再生した場合における気圧センサー31への入力情報(第2の基準データ、第3の基準データ、第4の基準データ)との相関を取ることで、スピーカー4及び防水膜13の異常状態を検出する。例えば、第4の基準データと気圧データとの第4の相関係数を算出し、当該第4の相関係数の値が所定範囲外(第4の数値範囲外)、即ち第4の基準データと気圧データとの類似性が高い場合には、スピーカー4及び防水膜13が正常状態であると判断できる。また、第2の相関係数が所定範囲外(第2の数値範囲外)である場合には、第2の基準データと気圧データとの類似性が高いため、スピーカー4が異常状態であり、第3の相関係数が所定範囲外(第3の数値範囲外)である場合には、第3の基準データと気圧データとの類似性が高いため、防水膜13が異常状態であることが示唆される。
即ち、第2の実施形態に係る電子機器200は、ユーザーに海抜高度を通知する「音声再生処理」とは別に、スピーカー4又は防水膜13の異常状態を検出する「音声再生・防水膜状態チェック処理」を実行する。なお、両処理は連続的な処理ではなく、並列的な処理である。
次に、図7のフローチャートを用いて、第2の実施形態に係る電子機器200の音声再生処理及び音声再生・防水膜状態チェック処理について説明する。
中央制御部1Bは、音声再生処理を開始すると、音声再生・防水膜状態チェック処理を起動させる(ステップS201)。なお音声再生処理は、中央制御部1Bの制御下で、一定の間隔を空けて定期的に実行される。続いて、中央制御部1Bは、スピーカー4を制御して音声を再生させる(ステップS202)。
中央制御部1Bは、音声の再生が完了すると、音声再生処理を終了する。
一方で、音声再生・防水膜状態チェック処理が起動されると、中央制御部1Bは、気圧センサー31によって所定の時間だけ気圧を検知させる(ステップS203)。気圧センサー31は、検出された気圧データを中央制御部1Bに伝達する。
続いて、中央制御部1Bは、ステップS203において、上述した予めサンプルされた第2の基準データ、第3の基準データ、及び第4の基準データを用いて、検出された気圧データと第2の基準データとの第2の相関係数、気圧データと第3の基準データとの第3の相関係数及び気圧データと第4の基準データとの第4の相関係数を算出する(ステップS204)。ここで、第2相関係数、第3の相関係数及び第4の相関係数の算出には、例えば波形、周波数、音圧等の数値を用いることができる。
続いて、中央制御部1Bは、ステップS204において算出された第4の相関係数が、第4の数値範囲外であるか否かを判断する(ステップS205)。中央制御部1Bは、第4の相関係数が第4の数値範囲内であると判断すると(ステップS205:NO)、ステップS206へと移行する。中央制御部1Bは、第4の相関係数が第4の数値範囲外であると判断すると(ステップS205:YES)、スピーカー4及び筐体10が正常状態であると判断し、音声再生・防水膜状態チェック処理を終了する。
ステップS206では、中央制御部1Bは、ステップS204において算出された第2の相関係数が、第2の数値範囲外であるか否かを判断する。中央制御部1Bは、第2の相関係数が第2の数値範囲外であると判断すると(ステップS206:YES)、スピーカー4が異常状態であると判断し、ユーザーにスピーカー4の異常状態を表示部8により通知し(ステップS207)、音声再生・防水膜状態チェック処理を終了する。
中央制御部1Bは、第2の相関係数が第2の数値範囲内であると判断すると(ステップS206:NO)、ステップS208へと移行する。
ステップS208では、中央制御部1Bは、ステップS204において算出された第3の相関係数が、第3の数値範囲外であるか否かを判断する。中央制御部1Bは、第3の相関係数が第3の数値範囲外であると判断すると(ステップS208:YES)、防水膜13が異常状態であると判断し、ユーザーに防水膜13の異常状態を表示部8により通知し(ステップS209)、音声再生・防水膜状態チェック処理を終了する。
中央制御部1Bは、第3の相関係数が第3の数値範囲内であると判断すると(ステップS208:NO)、スピーカー4及び防水膜13が異常状態であると判断し、ユーザーにスピーカー4及び防水膜13の異常状態を表示部8により通知し(ステップS210)、音声再生・防水膜状態チェック処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る電子機器200は、開口部としての音孔11と、開口部に付帯する部品としての防水膜13を、を備え、中央制御部1Bは、スピーカー4を動作させた時の気圧センサー31が検出した筐体10内部の気圧データを用いて、スピーカー4及び防水膜13の状態を検出する。したがって、電子機器200に既存の気圧センサー31及びスピーカー4を用いて状態検出を行うため、低コストでスピーカー4及び防水膜13の不具合を検出することが可能である。
また、第2の実施形態に係る電子機器200においては、中央制御部1Bは、スピーカー4に異常があり、かつ防水膜13が正常な状態において、スピーカー4を動作させた時の気圧センサーが検出する筐体10内部の気圧データを第2の基準データ、防水膜13に異常があり、かつスピーカー4が正常な状態において、スピーカー4を動作させた時の気圧センサー31が検出する筐体10内部の気圧データを第3の基準データ、として、気圧データと、第2の基準データと第3の基準データとを用いて、スピーカー4及び防水膜13の状態を検出する。また、中央制御部1Bは、気圧データと第2の基準データとの第2の相関係数を算出し、当該第2の相関係数が第2の数値範囲外の場合、スピーカー4に異常があると判断する。また、中央制御部1Bは、気圧データと第3の基準データとの第3の相関係数を算出し、当該第3の相関係数が第3の数値範囲外の場合、防水膜13に異常があると判断する。したがって、スピーカー4と防水膜13の異常状態を個別に検出することができる。
また、第2の実施形態に係る電子機器200においては、中央制御部1Bは、通知部としての表示部8を備え、通知制御手段としての中央制御部1Bは、スピーカー4と防水膜13の少なくとも一方の異常が検知された場合に、当該異常を表示部8等により通知させる。したがって、ユーザーに異常状態の解除を促すことができる。
なお、上記実施形態においては、第2の相関係数、第3の相関係数及び第4の相関係数を用いて音声再生・防水膜状態チェック処理を行うものとしたが、これに限定されない。
例えば、電子機器200は、スピーカー4及び防水膜13が異常状態である場合において、スピーカー4による音声を発したときの気圧センサー31が検出する気圧を第5の基準データとして保持する場合、中央制御部1Bは、第5の相関係数が所定範囲外(第5の数値範囲外)である場合、即ち第5の基準データと気圧データとの類似性が高い場合には、スピーカー4及び防水膜13が異常状態であることが示唆される。したがって、第2の相関係数、第3の相関係数、第4の相関係数及び第5の相関係数を適宜組み合わせることによって音声再生・防水膜状態チェック処理を行うことが可能である。
なお、上記実施形態において、気圧データと基準データの類似性を判定する手法として相関係数を用いたが、相関係数以外の手法を用いてもよい。
また、上記実施形態において、音孔11(開口部)に付帯する部品としての膜を、防水性の構造の防水膜13としたが、必ずしも防水性の構造を備える必要はない。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲は、その均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
筐体と、
前記筐体内部に配置され、音を出力する音出力手段と、
前記筐体内部に配置され、気圧を検出する気圧検出手段と、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データを用いて、前記音出力手段の異常を検出する状態検出制御手段と、を備える
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記状態検出制御手段は、
前記音出力手段が正常な状態において、前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出する前記筐体内部の気圧データを第1の基準データとして、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データと前記第1の基準データとを用いて、前記音出力手段の異常を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記状態検出制御手段は、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データと前記第1の基準データとの第1の類似性を求め、当該第1の類似性が所定以上の類似性を持たないと判断した場合、前記音出力手段に異常があると判断する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記筐体は開口部を有し、当該電子機器は前記開口部に付帯する部品を備え、
前記状態検出制御手段は、前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データを用いて、前記音出力手段及び前記部品の異常を検出する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記状態検出制御手段は、
前記音出力手段に異常があり、かつ前記部品が正常な状態において、前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出する前記筐体内部の気圧データを第2の基準データ、
前記部品に異常があり、かつ前記音出力手段が正常な状態において、前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出する前記筐体内部の気圧データを第3の基準データ、として、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データと、前記第2の基準データと前記第3の基準データとを用いて、前記音出力手段及び前記部品の異常を検出する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
<請求項6>
前記状態検出制御手段は、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データと前記第2の基準データとの第2の類似性を求め、当該第2の類似性が所定以上の類似性を持つと判断した場合、前記音出力手段に異常があると判断する
ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
<請求項7>
前記状態検出制御手段は、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データと前記第3の基準データとの第3の類似性を求め、当該第3の類似性が所定以上の類似性を持つと判断した場合、前記部品に異常があると判断する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の電子機器。
<請求項8>
通知部と、
前記状態検出制御手段によって異常が検出された場合に、当該異常を前記通知部により通知させる通知制御手段と、を備える
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項9>
前記気圧検出手段が検出する気圧データは、前記状態検出手段とは別の処理を行う手段に用いられることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項10>
筐体を備えた電子機器の状態検出方法であって、
前記筐体内部に配置された音出力手段により、音を出力する工程と、
前記筐体内部に配置された気圧検出手段により、気圧を検出する工程と、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データを用いて、前記音出力手段の異常を検出する工程と、を備える
ことを特徴とする電子機器の状態検出方法。
<請求項11>
筐体を備えた電子機器のコンピューターを、
前記筐体内部に配置され、音を出力する音出力手段、
前記筐体内部に配置され、気圧を検出する気圧検出手段、
前記音出力手段を動作させた時の前記気圧検出手段が検出した前記筐体内部の気圧データを用いて、前記音出力手段の異常を検出する状態検出制御手段、
として機能させるためのプログラム。
100,200 電子機器
100a メインユニット部
100b サブユニット部
1A、1B 中央制御部(状態検出制御手段、通知制御手段)
2 メモリー
3 センサー部
31 気圧センサー(気圧検出手段)
32 モーションセンサー
4 スピーカー(音出力手段)
5a メイン通信部
5b サブ通信部
6a メイン電源部
6b サブ電源部
7 操作入力部
8 表示部(通知部)
9a、9b バスライン
10 筐体
10a フロント部材
10b リア部材
11 音孔(開口部)
11a 保護部材
12 ネット
13 防水膜(部品)
14 スペーサー

Claims (3)

  1. 円筒状のスペーサーにおける前記円筒の一方の開口を塞ぐ防水膜又は防塵膜と、
    前記円筒の内部に向けて音を出力する向きで配置されるとともに前記円筒の他方の開口を振動によって塞ぐスピーカーと、
    前記円筒の内部の気圧データを出力するセンサーと、
    前記スピーカーを動作させたときに前記センサーが出力した前記円筒の内部の気圧データを用いて、前記スピーカーの異常を検出する状態検出制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記センサーは、前記円筒の壁面に設けられた空洞に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 所定のセンサーから出力される気圧データに基づいて海抜高度を導出可能なウェアラブル機器であって、
    円筒状のスペーサーにおける前記円筒の一方の開口を塞ぐ保護部材と、
    前記円筒の内部に向けて音を出力する向きで配置されるとともに前記円筒の他方の開口を振動板によって塞ぐスピーカーと、
    前記スピーカーを動作させたときに前記センサーが出力した前記円筒の内部の気圧データを用いて、前記スピーカーの異常を検出する状態検出制御手段と、
    を備えることを特徴とするウェアラブル機器。
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