JP2017175284A - 電子機器 - Google Patents

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坂本 康之
Yasuyuki Sakamoto
康之 坂本
俊 岩▲崎▼
Shun Iwasaki
俊 岩▲崎▼
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【課題】防水の電子機器の構造を提供する。【解決手段】電子機器は、筐体2Cと、音を集音するマイク7Bと、音を出力するスピーカ7Cと、を有する電子機器である。前記筐体は、筐体内に位置する、音を集音するマイクへ筐体の外部の音を導くためのマイク孔13Bと、筐体内に位置する、音響素子からの音を筐体の外部へ放出するためのスピーカ13Cと、を有する。スピーカ孔の壁面には、マイク孔に通じる開口18Eがあり、マイク孔に溜まった水を排出することが可能である。【選択図】図5

Description

本出願は、電子機器に関する。
従来、筐体の開口に水が浸入しても音響特性を維持できる電子機器があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−193183号公報
防水の電子機器の構造には改良の余地がある。
一つの態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体内に音を出力する第1の音響素子と、を有する電子機器であって、前記筐体は、第1の孔と、前記第1の音響素子からの音を前記筐体の外部に放出するための第2の孔と、を有し、前記第2の孔の壁面には、前記第1の孔に通じる開口がある。
前記第1の孔は、前記筐体内にある、音を集音する第2の音響素子に前記筐体の外部の音を導くための孔であってもよい。
前記開口の面積は、前記第2の孔の断面積より小さくてもよい。
前記電子機器は、水を検知する検知部を更に有し、前記検知部が水を検知すると、所定の条件に基づいて前記第1の音響素子の鳴動を行ってもよい。
前記所定の条件は、前記検知部が水を検知しなくなり、所定の時間が経過することであってもよい。
前記所定の時間が経過する前に、前記電子機器がシャットダウンされるとき、シャットダウンする前に前記第1の音響素子の鳴動を行ってもよい。
前記所定の条件は、前記電子機器に対するユーザによる所定の入力であってもよい。
前記鳴動は、1.2kHzから600Hzの周波数の音声データに基づいて行われてもよい。
前記鳴動は、20kHz以上の周波数の音声データに基づいて行われてもよい。
前記開口は、前記第2の孔の壁面へ通じる第3の孔へ通じていてもよい。
前記第3の孔は、前記第1の孔側では細く、前記第2の孔側では太くてもよい。
前記第1の孔は、前記筐体の外部に繋がる2つの開口を有していてもよい。
前記2つの開口は、前記電子機器の面の内、隣接する別の面にそれぞれが設けられており、前記第1の孔は前記2つの開口の間を最短距離で結んでもよい。
前記電子機器は、音響を出力する外部機器を接続する接続部を更に有し、前記接続部に前記外部機器が接続されている場合であっても、前記第1の音響素子による鳴動を行ってもよい。
本出願によれば、水に濡れた後の電子機器の動作の不具合を改善できる。
図1は、第1の実施例に係るスマートフォンのある一方向からの外観図である。 図2は、第1の実施例に係るスマートフォンの異なる一方向からの外観図である。 図3は、第1の実施例に係るスマートフォンの機能構成を示すブロック図である。 図4は、スピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図5は、第1の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図6は、第1の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図7は、第1の実施例に係る画面の表示を示す図である。 図8は、第2の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図9は、第2の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図10は、第2の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図11は、第2の実施例に係るスピーカおよびマイク周辺の構造図の一例である。 図12は、第2の実施例に係るスマートフォンの外観図である。
本出願に係る電子機器、制御方法及び制御プログラムを実施するための複数の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、本出願に係る電子機器の一例として、スマートフォン1を取り上げて説明する。
<第1の実施例>
図1〜3を参照しつつ、本実施例に係るスマートフォン1の構成の一例を説明する。図1および2はスマートフォン1の外観図である。スマートフォン1は、タッチパネル2Aと、ディスプレイ2Bと、筐体2Cと、ボタン3と、電源4と、照度センサ5Aと、近接センサ5Bと、加速度センサ5Cと、ジャイロセンサ5D、方位センサ5Eと、気圧センサ5Fと、通信ユニット6と、レシーバ7Aと、マイク7Bと、スピーカ7Cと、インカメラ8Aと、アウトカメラ8Bと、ストレージ9と、プロセッサ10と、コネクタ11と、イヤホンジャック12と、を備える。
なお、本明細書中においてスマートフォン1の上部や下部と表現するが、スマートフォン1の上部とは図1および図2の紙面奥側を指し、スマートフォン1の下部とは図1およ
び図2の紙面手前側を指す。なお、図1において示されているディスプレイ2Bを備える面を前面、図2において示されているスピーカ孔13Cの開口18Cを有する面を背面と呼称する。
タッチパネル2Aは、静電容量方式、電磁誘導方式、表面弾性波方式、感圧方式、液抵抗膜方式、赤外線方式などの方式が任意で用いられ、指またはスタイラスペンなどの接触および近接を検知する。これによりスマートフォン1に対するユーザの操作を識別し、プロセッサ10に送る。静電容量方式のタッチパネル2Aを採用する場合は静電容量の変化を測定することで水中であることを検知できる。具体的にいうと、静電容量がある一定の値の近傍でタッチパネル2Aの全面にわたって均一となったとき、水没したと判定できる。またタッチパネルが検出する領域のうち、一部の領域において、静電容量が均一となった場合もその領域が水に覆われていることがわかる。表面弾性波方式のタッチパネル2Aを採用した場合はタッチパネル2Aが検出する表面弾性波の減衰の測定により水に接触していることを検出できる。また感圧方式のタッチパネル2Aを採用した場合は水圧の検出によって、赤外線方式のタッチパネル2Aを採用した場合は赤外線の減衰を利用することで水に接触していることを検出できる。以上のことから、タッチパネル2Aは水検知部として利用できる。
ディスプレイ2Bは、画像を表示できる。ユーザはディスプレイ2Bの表示に基づいて端末の状態を確認することができる。ディスプレイ2Bは、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、電子ペーパー等の表示デバイスが用いられる。ディスプレイ2Bはスマートフォン1における表示部として機能する。
タッチパネル2Aとディスプレイ2Bは重ねて配置されてもよいし、別の場所に設けられてもよい。またタッチパネル2Aとディスプレイ2Bのそれぞれが別の面に設けられても良いし、それぞれが複数設けられてもよい。また入力機能と表示機能とを併せ持ったインセル型ディスプレイであってもよい。タッチパネル2Aおよびディスプレイ2Bはガラスによって保護されている。保護するためのガラスには対傷性が高い化学強化ガラスやサファイアガラス等が用いられる。また樹脂であってもよい。
筐体2Cは、本実施例では、樹脂材料により形成され、前面パネルと背面パネルを接合して構成される。前面パネルはスマートフォン1の前面を構成する部材であり、背面パネルはスマートフォン1の背面を構成する部材である。なお金属等の種々の材料であってもよいし、複数の材料を用いて構成されてもよい。また前面パネルと背面パネルの組み合わせでなく、一つの部材で構成されてもよいし、全面パネルおよび背面パネルの2つの部材でなく、更に多くの部材が用いられても良い。また後述するディスプレイ2A等を保護するガラス面を合わせて筐体2Cと考えてもよい。
ボタン3は押下されることでスマートフォン1の電源をoffにするシャットダウン操作または電源をonにするブート操作、スリープモードへの切り替えまたはスリープモードの解除、音量調整などを含むユーザからの種々の入力を受け付ける。ボタン3の数は単数でも複数でもよいし、タスクスイッチやメンブレンスイッチを使った物理キーであっても、タッチパネル2Aの一部を使い設けられたソフトキーであってもよい。また静電容量方式や感圧方式等により入力を検出する構造でもよい。物理キーである場合には、水中での使用時にも入力が可能であり、更に静電容量方式や感圧方式のセンサを有していれば、水を検知することも可能である。つまりそれらのセンサを搭載した物理キーも水検知部としての機能を有しうる。
電源4は、スマートフォン1の各部に電力を供給する。電源4には例えばバッテリが用いられる。
照度センサ5Aは周囲の照度を検出し、ディスプレイ2Bの明るさを制御するために用いられる。照度センサ5Aが検出する照度が高くなるほど、ディスプレイ2Bの視認性向上のため、プロセッサ10は、ディスプレイ2Bを明るく設定する。照度センサは照度検出部として利用できる。
近接センサ5Bは静電容量方式、超音波方式、光電方式、磁気方式、誘導方式などの方式が任意で用いられ、近接センサ5Bに対する物体の近接を検出する。静電容量方式の場合は静電容量の変化を利用して、超音波方式や光電方式などでは水中での減衰を利用して、水の検出が可能である。つまり近接センサも水を検知する検知部としての機能を有しうる。
なお照度センサ5Aと近接センサ5Bは別個に備えるのではなく、近接センサ5Bは照度センサ5Aの機能を兼ねていてもよいし、照度センサ5Aを近接センサ5Bの代替として用いてもよい。つまり、近接センサ5Bが照度検出部として用いられても良い。
加速度センサ5Cは、スマートフォン1に作用する加速度の方向や大きさを検出する。
ジャイロセンサ5Dは、スマートフォン1の角速度を検出する。
方位センサ5Eは、地磁気の向きを検出し、スマートフォン1の向く方位を検出する。
気圧センサ5Fは、スマートフォン1に作用する気圧を検出する。気圧センサ5Fは、筐体2Cの開口に貼付けられた空気を通し且つ水を通さない防水シートに保護された領域に配置され、外部の気圧を測定する。この防水シートは、水に濡れると空気を通さなくなる。つまり水に濡れた状態では、気圧センサ5F周辺での空気の流入および排出がなくなるため、気圧センサ5Fの示す気圧情報の変化は小さくなる。つまり気圧センサ5Fは、気圧の変化を測定することによってスマートフォン1が水中にあるかを判定する水の検知部としても利用できる。
通信ユニット6は、通信のための信号を変換する回路や送受信するためのアンテナを備える。通信ユニット6が使用する通信規格は無線通信であり、例えば2G、3G、LTE(Long Term Evolution)、4G、WiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11、NFC(Near Field Communication)、IrDA(Infrared Data Association)、Zigbee(登録商標)等であり、またこれに限られず種々の無線通信方式を含む。これはスマートフォン1における通信部として機能する。通信ユニット6はインターネット通信を利用することで天気情報や日時情報を含む種々の情報の取得ができる。また3GやLTE等の通信方式での通信機能を有する場合、接続している基地局を元に位置情報を推測できる。
レシーバ7Aはレシーバ孔13Aを通し、音を出力する。レシーバ7Aはユーザがスマートフォン1を手に把持して耳に当てて通話する際の音声の出力に用いられるが、音楽、アラーム、通知音等の種々の音声データ9Eに基づく音響であっても出力することができる。レシーバ7Aは前面パネルのタッチパネル2Aを備える面に開設されたレシーバ孔13Aの内側に設けられている。
スピーカ7Cはスピーカ孔13Cを通し、音響を出力する。スピーカ7Cは、振動板を振動させることにより、主に動画の音声、音楽、アラーム等の種々の音声データ9Eに基
づく音響を出力することができる。またハンズフリー通話時の相手側の通話音声の出力にも用いられる。一般的にスピーカ7Cの出力できる音量はレシーバ7Aより大きい。スピーカ孔13Cは、本実施例においては、図2に示すように、背面パネル側に設けられているが、前面パネル側や側面等を含むスマートフォン1のどの面にあってもよい。つまりディスプレイ2Bおよびタッチパネル2Aを保護するガラスに設けられていてもよいし、ボタン3の間の隙間を大きくとり、スピーカ孔13Cとしてもよい。またスピーカ7Cおよびスピーカ孔13Cが複数あってもよい。
なおレシーバ7Aとスピーカ7Cは、どちらか一方のみが設けられ、他方の機能を兼ねてもよい。
マイク7Bはマイク孔13Bおよびマイク7B前面に配置された防水シート16およびクッション17を経て、筐体2C内へ侵入した音響を集音する。ユーザの声や周囲の環境音等はマイク7Bによって音声信号へ変換される。マイク7Bは一つとは限らず複数設けられても良い。なお、一般的にデザイン上および強度上の観点から、マイク孔13Bは細い。本実施例においてもマイク孔13Bはスピーカ孔13Cより小さい径を有する。
なお、複数の部材を接合して筐体2Cを構成しているときには、スピーカ孔13Cおよびマイク孔13Bは単体の部材に設けられた孔ではなく、複数の部材を接合したとき初めて形成されてもよい。またスピーカ孔13Cは複数の小さい孔の集合であってもよい。
インカメラ8Aおよびアウトカメラ8Bは、撮影した画像を電気信号に変換する。インカメラ8Aはスマートフォン1のディスプレイ2Bを備える面に設けられ、アウトカメラ8Bはインカメラ8Aとは反対側の面に設けられる。
ストレージ9は、例えばフラッシュメモリ、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、RAM等の記憶媒体によって構成され、プログラムやデータを記憶する。ストレージ9は複数の種類の記憶媒体の組み合わせであってもよいし、記憶媒体に加えてそれら記憶媒体から情報を読み取る読み取り装置まで含めてもよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムは、スマートフォン1の動作を制御する制御プログラム9Aと、アプリケーション9Bと、とを含む。制御プログラム9Aには、例えばOSが含まれる。アプリケーション9Bとは、対応するアイコンに入力を受け付けたとき、フォアグラウンドで実行され、当該アプリケーションへの操作が可能な画面がディスプレイ2Bに表示されるものである。またはバックグラウンドで実行されてもよい。アプリケーション9Bはユーザがインストールするものも含む。またストレージ9に記憶されるデータには、種々の設定情報9C、種々のセンサからの信号の履歴情報等を含むセンサ情報9D、センサ情報9Dから判定された結果や音声データ9E等が保存される。
プロセッサ10は、制御部の一例である。スマートフォン1は少なくとも一つのプロセッサを含み、以下で述べる各種の機能を実現するための制御と処理能力を提供する。種々の実施例によると、プロセッサ10はIC(Integrated Circuit)または複数の通信可能に接続されたICおよび/またはディスクリート回路を実装していてもよい。プロセッサ10は様々な既知の技術によって実現されてもよい。一つの実施例では、プロセッサ10は1以上のデータ計算手段またはデータ計算処理を可能とする1以上の回路またはユニットを有する。例えばプロセッサ10は、1以上のプロセッサ、コントローラ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC(Application specific integrated circuit)、デジタル信号プロセッサ、プログラマブルロジックデバイス、FPGA(Field programmable gate array)か、またはこれらのデバイス、構造、その他のデバイスや
構造の組み合わせによって構成され、本明細書で示す機能を果たす。
プロセッサ10は判定ユニットとハンドオフユニットを含む。いくつかの実施例では、判定ユニットとハンドオフユニットは、プロセッサ10に含まれる処理回路によって実行されるときに、メモリに保存された実行可能な命令として実現され、本明細書で説明するそれぞれのプロセスを実行する。もう一つの実施例では、本明細書で示すそれぞれの機能を果たすために、判定ユニットおよび/またはハンドオフユニットはプロセッサ10と通信可能に接続されたセパレートICまたはディスクリート回路によって実現されてもよい。
アプリケーション9Bや制御プログラム9Aはプロセッサ10によって実行され、スマートフォン1の動作はプロセッサ10によって統括的に制御され、各種の機能が実現される。
スマートフォン1は上記の各機能部の他、GPS(Global Positioning System)受信機やバイブレータを設けていてもよい。GPS受信機により受信したGPS衛星からの信号を用いて、プロセッサ10は現在位置を検出できる。これにより、通信ユニット6だけでなく、プロセッサ10もまた位置情報取得部としての機能を有する。バイブレータは偏心モータや圧電素子等を有し、スマートフォン1全体を振動させることでユーザに対する報知等に用いられる。
なお、上記のスマートフォン1は防水機能を備えており、図示しないが防水パッキンや接着剤等による封止など各所に筐体2C内部への水の浸入を防ぐための機構を更に備えている。しかしながら筐体2Cに対して必要上設けられたスピーカ孔13Cおよびマイク孔13B等の開口18Bの内部には、水が残留することがある。
図4〜6は、図2のA−A'断面を拡大した断面図である。特に、図4に示す構造の場
合、マイク孔は細く、一度水が浸入してしまうと表面張力の大きな水は、マイク孔13Bの内部に残留しやすい。更に筐体2C内部から外部へ押し出す方向への空気の流れも生じないことから、取り除くことが困難となる。そしてこれらの残留した水が原因となり、スマートフォン1が備える機能を十分に発揮できない場合がある。その例の一つとして、マイク孔13Bに水が残留し、音響がマイク7Bに届くことを阻害することが挙げられる。例えば水に濡れる環境下で使用した後、表面の水を拭き取り通話を開始したとしても、マイク孔13Bに水が残留していると、水により音が伝達しづらくなり、通話の相手に伝わる声は著しく小さくなる。またユーザが当該不具合の原因がマイク孔13Bに残留した水であると気付く可能性は低く、例え原因に気づいたとしてもスマートフォン1を振る程度では取り除けず、通話中に即座に改善しづらい。
それに対して、図5や図6に示す構成では、スマートフォン1の筐体2Cには、スピーカ孔13Cとマイク孔13Bが設けられ、マイク孔13Bはスピーカ孔13Cと通じている。
上記の構成において、スピーカ7Cが鳴動すると音響が発生する。スピーカ7Cは振動板を振動させ音響を発生させるが、同時にその振動によって、空気の流動が発生する。このとき流動した空気は、大部分がスピーカ7Cの前方に開設されたスピーカ孔13Cの開口18Cから放出されるが、一部は開口18Eからマイク孔13Bへ進む。そしてマイク孔13Bに残留した水があるとき、流動した空気は水を押し出し、マイク孔13Bの筐体2C外面側のマイク孔の開口18Bからその空気と水がともに排出される。つまりスピーカ7Cの鳴動に伴って、マイク孔13B内に残留した水が取り除かれる。またスピーカ7Cの鳴動がなくとも、スピーカ孔13Cと通じることで空気の流路が確保されるため、開
口18Bから、あるいは開口18Eからマイク孔13Bに残留した水が排出される。
図5には、マイク孔13Bの形状がスピーカ7Cに近づくように曲がった形状である場合を示したが、当該構成によるとマイク孔13Bのスピーカ孔13C側の開口18Eはスピーカ7Cの振動板の振動により発生した空気の流れをより多く取り込む構造となっており、マイク孔13Bに導かれる空気の流量は増加する。図6にはマイク孔13Bの形状を直線とした場合を示したが、当該構成によると、設計および製造が容易となる。
ここでは図5と図6の構成のみを示したが、それぞれの孔の形状や位置関係はこれに限られない。例えば、他の電子部品とのスペース上の兼ね合いから、他の電子部品をよける形状であってもよい。また複数のスピーカを有していれば、マイク孔13Bは複数のスピーカ孔と接続する構成であってもよい。当該構成によれば、より多くの空気がマイク孔13Bへ導かれることにより、より水を排出する能力が高くなる。また一つのスピーカ孔が複数のマイク孔へ通じていてもよい。当該構成によれば、一つのスピーカを鳴動させることで、複数のマイクの機能を回復することができる。
またここまで、マイク孔13Bはスピーカ孔13Cと接続する構成を挙げたが、別の構成であってもよい。スマートフォン1では下部に設けられたマイク7Bが主に用いられるが、ノイズキャンセリング等の用途のため、スマートフォン1の上部にマイク7D(不図示)およびマイク孔13D(不図示)が設けられていることがある。スマートフォン1の上部に設けられたマイク孔13Dの水を排出するダクトは、より近い距離にあるレシーバ孔13Aとの間に形成することが望ましい。よって、例えばスマートフォン1の上部において、レシーバ孔13Aとマイク孔13Bとを繋ぐものであってもよい。レシーバ7Aもスピーカ7Cと同様に音響を出力する機能を有するため、レシーバ孔13Aとマイク孔13Bを繋ぐダクト13Eを形成することで、同様に水を排除することができる。
図1および2では、マイク孔13Bの開口18Bは円形であることが示されているが、必ずしも断面の形状は円形に限られない。スピーカ孔13Cの開口18Cにおいても同様である。空気の流れを阻害しないため、なめらかな曲面形状であることが望ましいが、三角形や矩形、半円形、楕円形、扇型などどのような形状でも構わないし、経路中を通して形状および太さが一定でなくてもよい。またスピーカ孔13やマイク孔13Bの設けられる筐体2Cは、本実施例においては樹脂材料であることを上述したが、疎水性材料で構成するか、それぞれの孔の壁面に対して化学的な処置を加えて表面を改質し疎水性にすれば、より濡れにくくなり、水が排出されやすくなる。
ここまでスマートフォン1の構成を説明し、スピーカ7Cの鳴動に伴って自動的に水が排出されることを説明したが、スマートフォン1が水に濡れたとき、能動的にスピーカ7Cを鳴動させ、水を排出してもよい。具体的にはタッチパネル2Aが一度水を検知し、その後、水を検知しなくなった状態が所定の時間、続いた状態等が挙げられる。当該状態では、マイク孔13Bに水が浸入した可能性があり、且つ水を一定時間検知していないことから、水に濡れる環境下での使用を終了したと考えられ、再度水に濡れる可能性は低いと判断できる。
また水を検知した後、スピーカ7Cが鳴動する前にスマートフォン1がシャットダウン状態へ移行すると、スピーカ7Cの鳴動による水の排出が行われることなく、マイク孔13Bの内部に水が長時間溜まることが予想される。水が長時間溜まると、水による金属部分の腐食や、海水など真水ではなかった場合にはそのまま乾燥し、防水シート16上等に塩が析出し、防水シートの通気性を奪うなど種々の機能障害を引き起こすことが懸念される。これは洗剤等の他の不純物を含んだ水等であっても同様である。従って水に濡れる環境下での使用後は速やかに溜まった水を排出することが望ましい。このため、直前に水を
検出した場合には、その後のシャットダウンの処理の間にスピーカ7Cを鳴らす構成としてもよい。
上記の処理を行わずシャットダウン状態へ移行したときは、経過した時間によっては浸入した水が乾燥し、水に溶けていた塩等が析出している可能性がある。よって次回の起動時に、真水で洗浄する旨のポップアップ14を表示し、OKボタン15へのユーザの操作を受けた後に水を検出したあとスピーカ7Cの鳴動を行っても良い。
また上記の例では水の検出手段としてタッチパネル2Aを用いた例を説明したが、マイク孔13Bに水が溜まっていることを推測する手段として気圧センサ5Fを用いてもよい。気圧センサ5Fは、水の浸入を防ぎ、空気は通す防水シート16を通して外部の気圧を測定する。しかしながら、この防水シート16は水に濡れたとき、空気の出入りを阻害するため、正確な気圧を測定できなくなる。具体的には防水シート16が濡れた状態では、気圧センサ5Fが示す値の変化は小さくなる。つまり、気圧センサ5Fが示す値がほとんど変化しないとき、スマートフォン1は濡れた後であると予想でき、マイク孔13Bについても水が溜まっている可能性が高い。よって同様にスピーカ7Cを鳴動させることで、マイク7Bの機能の回復を試みても良い。気圧センサ5Fを用いた判断の場合、シャットダウン状態やスリープ状態などタッチパネル2Aを初めとする各種の機能が停止している状態において、スマートフォン1が水に濡れ、その後タッチパネル2Aに水が付着していない状態で起動された場合であっても気圧センサ5Fによる判定であれば、事後的に判断が可能である。ちなみに気圧は、スマートフォン1が静止状態であったとしても天候の変化に応じて変化するため、気圧センサ5Fが示す気圧情報がほとんど変化しなくなったとき、高い確率で濡れている状態であるという判定が可能となる。そのほか、スマートフォン1が備える種々のセンサのいずれかによって、水に濡れたことを検出することができれば、当該センサの情報を判断に用いても良い。
また通知音等がスピーカ7Cから出力されない設定が行われていれば、図7のようなポップアップ14をディスプレイ2Bに表示し、OKボタン15への入力を検知したとき、ユーザの承認を得たとしてスピーカ7Cの鳴動を行ってもよい。スピーカ7Cを鳴動させる際には、スマートフォン1の設定に関わらず、ある程度以上大きな音量であることが望ましい。出力する音響は種々の通知音、メッセージ、音楽のいずれであってもよい。スピーカ7Cは固有の共振周波数を有しており、その共振周波数の音響を出力することで、振動板を最大の大きさで振動させることが可能である。よって端末毎のスピーカ7Cに合わせた共振周波数の周辺の音声データ9Eをストレージ9に保存しておき、マイク孔13B内の水の排出の為に用いても良い。スマートフォンに用いられるスピーカは一般的に1kHz前後に共振周波数を有するため、スマートフォン全般に適用できる音声データ9Eとして1kHz周辺のデータを用いても良い。なお大きめのスピーカでは共振周波数は800Hz〜700Hz周辺となるため、スマートフォンに備えられるスピーカの大部分に適用できる音声データ9Eとして1.2kHz〜600kHz程度の範囲で時間毎に変化する汎用的に使用できる音声データ9Eであってもよいし、スピーカに合わせた固有の音声データ9Eを有していてもよい。周波数が変化することで、どのようなスピーカ7Cが備えられていても、より効率的な水の排出が可能となる。
しかしながら上記の周波数は、人の耳の可聴領域に属するため、ユーザに不快感を与える恐れや周囲の迷惑となる恐れがある。よって人の耳の可聴領域外である超音波(20kHz以上)を用いてもよい。また超音波の音声データ9Eと共振周波数周辺の音声データ9Eのうち、どちらを選ぶかポップアップでユーザに選択させてもよい。またマナーモード等の設定により決定してもよい。
またポップアップを表示する際に、スピーカ7Cを指で塞ぐ旨のメッセージを表示して
もよい。当該メッセージにユーザが従い、スピーカ孔13Cが指で抑えられたとき、スピーカ7Cの振動板によって発生した空気の流れは開口18Eからマイク7B方向へより多く進む。すなわち、より確実にマイク孔13Bに残留した水を取り除くことができる。
スマートフォン1のイヤホンジャック12やコネクタ11、通信ユニット6等を利用し、音響を出力する外部機器が接続されている時、一般的に音響はその外部機器から出力され、スピーカ7Cからは出力されない。つまりマイク孔13Bに水が残留することとなるため、外部機器が接続されている場合であっても、スピーカ7Cから音響を出力してもよい。または外部機器との接続を切るよう、音声あるいはディスプレイ2Bでの表示によって、ユーザに指示してもよい。なおここで述べた外部機器とは、音響を出力する機器であり、イヤホン、ヘッドセット、外部スピーカ等であるが、映像も併せて送るメガネ型デバイス等でもよい。また通知情報をユーザに報知する腕時計型デバイス等が接続されている場合であっても通知音をスピーカ7Cから出力してもよいし、外部機器およびスピーカ7Cの両方で音響を出力してもよい。
<第2の実施例>
第2の実施例に基づくスマートフォン1の構成について説明する。なお構成については異なる点のみ説明する。本実施例では、図8〜11に示すように、2つの開口(18B、18D)を有するマイク孔13Bに対して、スピーカ孔13Cから伸びるダクト13Eを有する。
当該構成によると、開口18Bもしくは開口18Dからマイク孔13Bに空気が流入しやすくなる。これによりスピーカ7Cの鳴動がなくとも、残留した水の排出が可能となるほか、マイク7Bの前に設置された防水シート16が乾燥しやすくなる。また、どちらか一方の開口から流水を流すことで、マイク孔13B内の洗浄が可能となる。洗浄が可能となることで、防水シート16上への塩等の析出を防止、または析出してしまった塩を取り除くことが可能となる。
またダクト13Eの直径が太い場合や、複数のダクト13Eが形成されている場合、より多くの空気が流れることから水を排出する能力が向上する。
図8ではマイク7Bとスピーカ7Cが並行に位置することから、両者を回路基板に配置しやすく、ダクト13Eの中心軸はマイク孔13Bの中心軸と同一の直線上にあり、設計および製造が容易である。ここではダクト13Eは、スピーカ孔13Cからマイク孔13Bに向かうにつれて細くなっていくテーパー状の形状として図示したが、当該形状によると、スピーカ7Cの振動板から発せられた空気の流動はダクト13E中で流路が狭くなることで加速され、マイク孔13Bに至ったとき、より強く水を排出させる効果がある。また当該形状に限られず、太さが一定であり、且つマイク孔13Bと同じ太さとすることで、より設計および製造は容易となる。
図9および図10では、マイク孔13Bの形状は2つの開口の間を最短距離で結ぶ開口18Bから18Dまで、曲がらず、まっすぐな形状の孔とすることで、空気の流れが阻害されず、流入しやすいという利点がある。図9および図10もダクト13Eの形状が直線のみで構成され簡単であるため図8と同様に製造・設計が容易であるという利点を有する。また図11の構成によると、ダクト13Eのスピーカ孔13C側の開口は、スピーカ7Cの振動板の方向へ向けて開設されているため、図8の形状より多くの空気がマイク孔13Bに導かれる。
なおダクト13Eやマイク孔13Bの形状は図8〜11の構成に限られず、異なる形状もしくは異なる配置、またそれぞれの孔が複数設けられていてもよい。
なお図9〜11には、斜めの形状のマイク孔18Bを図示した。仮に、マイク孔13Bが紙面左側から右側へまっすぐに伸びる形状、つまりスマートフォン1の背面および前面に開口を有するストレート形状である場合、平面上にスマートフォン1を置くと、2つの開口のいずれかが塞がれ、空気が流れにくいという課題が生じる。
しかしながら斜めの形状にし、隣り合う異なる面にそれぞれの開口(18B、18D)を有した図9〜11に示す構造によると、開口のいずれも塞がれることのないスマートフォン1の置き方が可能となり、空気の流路が確保されることで内部を乾燥させやすくなる。且つ、重力方向に傾きがあることで水の排出が促進される。本実施例においては、ディスプレイ2Bを備える面を下側にした置き方が該当する。なお、図12のように、スマートフォンの側面にそれぞれマイク孔の開口18Bと開口18Dを設けてもよい。その場合にはディスプレイを備える面を上側に静置した場合にも、下側に静置した場合にも、空気の流路が確保される。
また第1の実施例と同様に、より多くの空気をマイク孔13Bへ導くため、ダクト13Eのスピーカ孔13C側の開口18Eはできるだけスピーカ7Cの振動板の方向へ向けることが望ましい。複数の部材を接合して筐体2Cを構成しているときには、スピーカ孔13Cおよびマイク孔13Bは単体の部材に設けられた孔ではなく、複数の部材を接合したとき初めて形成される形状であってもよい。これはダクト13Eに関しても同様であり、一つの部材にダクト13Eが形成されるのではなく、部材同士の接合面に溝を設ける構造とし、合わせたときにダクト13Eが形成されてもよい。またダクト13Eの経路の全てを筐体2Cの樹脂材料中に設けるのではなく、一部が別の部材によって形成されてもよい。例えば、一部をチューブ等によって形成してもよい。
また、第1の実施例と同様、複数のスピーカ孔13Cと一つのマイク孔13Bがダクト13Eによって接続されてもよいし、一つのスピーカ孔と複数のマイク孔が接続されていてもよい。
またここまで、ダクト13Eはスピーカ孔13Cとマイク孔13Bとを繋ぐよう構成されているものとしたが、別の構成であってもよい。例えばレシーバ孔13Aとスマートフォン1の上部に設けられたマイク孔13Dとを繋ぐものであってもよい。レシーバ7Aもスピーカ7Cと同様に音響を出力する機能を有するため、レシーバ孔13Aとマイク孔13Dを繋ぐダクトを形成することで、同様に水を排除することができる。スマートフォン1では下部に設けられたマイク7Bが主に用いられるが、ノイズキャンセリング等の用途に用いるため、上部に別のマイクが設けられていることがある。スマートフォン1の上部に設けられたマイク孔13Dの水を排出するダクトは、より近い距離にあるレシーバ孔13Aとの間に形成することが望ましい。
またダクト13E、スピーカ孔13Cおよびマイク孔13Bの断面の形状は円形に限られない。空気の流れを阻害しないため、なめらかな形状であることが望ましいが、三角形や矩形、半円形、扇型などどのような形状でも構わないし、経路中を通して太さが一定でなくてもよい。
更に本実施例においても第1の実施例と同様に、音声を能動的に出力し、マイク孔13Bに残留した水の排出に用いても良い。
上記の通り、本発明における実施例の一つとして、スマートフォン1を例とした説明を行ったが、スマートフォン1以外にも、他の電子機器についても同様に適用できる。例えばフィーチャーフォン、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、ゲ
ーム機、腕時計型デバイスなどが挙げられる。
別の形態の電子機器では、スピーカ、レシーバ以外に振動し、空気の流動を発生させる部品が備えられている可能性もあるが、当該部品を本明細書で説明したスピーカ7Cやレシーバ7Aの代替として用いても良い。
なおここまで、スピーカ7Cの鳴動により発生する風で、マイク孔13Bに溜まった水を排出する構成について説明したが、必ずしもマイクのための孔である必要はなく、スマートフォン1に設けられた別の孔であっても同様に水の排出は可能である。
本明細書では、添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記の実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
1 スマートフォン
2A タッチパネル
2B ディスプレイ
2C 筐体
3 ボタン
4 電源
5A 照度センサ
5B 近接センサ
5C 加速度センサ
5D ジャイロセンサ
5E 方位センサ
5F 気圧センサ
6 通信ユニット
7A レシーバ
7B マイク
7C スピーカ
8A インカメラ
8B アウトカメラ
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B アプリケーション
9C 設定情報
9D センサ情報
9E 環境情報
10 プロセッサ
11 コネクタ
12 イヤホンジャック
13A レシーバ孔
13B マイク孔
13C スピーカ孔
13E ダクト
14 ポップアップ
15 OKボタン
18A 開口
18B 開口
18C 開口
18D 開口
18E 開口

Claims (14)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に位置し音を出力する第1の音響素子と、を有する電子機器であって、
    前記筐体は、外部に通じる第1の孔と、前記第1の音響素子からの音を前記筐体の外部に放出するための第2の孔と、を有し、
    前記第2の孔の壁面には、前記第1の孔に通じる第1の開口がある電子機器。
  2. 前記筐体内に位置し音を集音する第2の音響素子をさらに有し、
    前記第1の孔は、前記第2の音響素子に前記筐体の外部の音を導くための孔である、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の開口の面積は、前記第2の孔の断面積より小さい、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 水を検知する検知部を更に有し、
    前記検知部が水を検知すると、所定の条件に基づいて前記第1の音響素子の鳴動を行う、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記所定の条件は、前記検知部が水を検知しなくなり、所定の時間が経過することである、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記所定の時間が経過する前に、
    前記電子機器がシャットダウンされるとき、
    シャットダウンする前に前記第1の音響素子の鳴動を行う、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記所定の条件は、前記電子機器に対するユーザによる所定の入力である、
    請求項4に記載の電子機器。
  8. 前記鳴動は、1.2kHzから600Hzの周波数の音声データに基づいて行われる、
    請求項4乃至7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記鳴動は、20kHz以上の周波数の音声データに基づいて行われる、
    請求項4乃至7のいずれかに記載の電子機器。
  10. 前記第1の開口は、前記第1の孔の壁面へ通じる第3の孔へ通じている、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の電子機器。
  11. 前記第3の孔は、前記第1の孔側では細く、前記第2の孔側では太い、
    請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記第1の孔は、前記筐体の外部に繋がる第2の開口および第3の開口を有する、
    請求項1乃至11のいずれかに記載の電子機器。
  13. 前記第2の開口および前記第3の開口は、前記電子機器の面の内、隣接する別の面にそれぞれが設けられており、前記第1の孔は前記第2の開口および前記第3の開口の間を最短距離で結ぶ、
    請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記電子機器は、音響を出力する外部機器を接続する接続部を更に有し、
    前記接続部に前記外部機器が接続されている場合であっても、前記第1の音響素子による鳴動を行う、
    請求項1乃至13のいずれかに記載の電子機器。
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