JP7279505B2 - プログラム及び、端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークフローを作成可能なプログラム等に関する。
下記特許文献には、ワークフローに関する技術が記載されている。
特開2008-46850号公報
上記特許文献には、ワークフローを管理する技術は記載されているが、ワークフローを自動で作成する技術についての検討はされていない。そこで、本明細書は、ワークフローを自動で好適に作成することを課題とする。
上記課題を解決するために、実施例に開示するプログラムは、表示部を備える端末装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータを、複数の識別子が付与された複数の第1データを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得された複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローを作成する第1作成手段であって、前記第1種ワークフローは、当該第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与される第2データの保存処理に関する保存情報を含む、第1作成手段と、前記第1作成手段により作成された複数の第1種ワークフローに対応する複数の画像を、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの任意の画像に対するユーザ操作を受け付けた場合に、当該ユーザ操作を受け付けた画像に対応する第1種ワークフローに従って第2データを取得し、当該第1種ワークフローに含まれる保存情報に基づいて第2データの保存処理を実行する実行手段と、前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの、前記実行手段においてユーザ操作を受け付けた画像以外の画像を、前記表示部から削除する第1削除手段と、して機能させることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、実施例に開示する端末装置は、表示部と制御部とを備える端末装置であって、前記制御部を、複数の識別子が付与された複数の第1データを取得する第1取得手段と、前記第1取得手段により取得された複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローを作成する第1作成手段であって、前記第1種ワークフローは、当該第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与される第2データの保存処理に関する保存情報を含む、第1作成手段と、前記第1作成手段により作成された複数の第1種ワークフローに対応する複数の画像を、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの任意の画像に対するユーザ操作を受け付けた場合に、当該ユーザ操作を受け付けた画像に対応する第1種ワークフローに従って第2データを取得し、当該第1種ワークフローに含まれる保存情報に基づいて第2データの保存処理を実行する実行手段と、前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの、前記実行手段においてユーザ操作を受け付けた画像以外の画像を、前記表示部から削除する第1削除手段と、して機能させることを特徴とする端末装置。
なお、本明細書に開示された技術は、種々の形態で実現可能であり、例えば、データ作成装置と端末装置とを含むシステム、制御方法、制御プログラムを記録した記録媒体、等の形態で実現することができる。
実施形態に開示する技術では、端末装置において、複数の識別子が付与された複数の第1データが取得される。続いて、それら複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローが作成される。その第1種ワークフローには、当該第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与される第2データの保存処理に関する保存情報が含まれる。そして、それら複数の第1種ワークフローに対応する複数の画像が表示部に表示される。この際、それら複数の画像のうちの任意の画像に対するユーザ操作を受け付けた場合に、当該ユーザ操作を受け付けた画像に対応する第1種ワークフローに従って第2データが取得され、当該第1種ワークフローに含まれる保存情報に基づいて第2データの保存処理が実行される。これにより、ワークフローが自動で好適に作成され、そのワークフローに従った保存処理が実行される。さらに、表示部に表示された複数の画像のうちの、ユーザ操作を受け付けた画像以外の画像が、表示部から削除される。これにより、無駄な画像表示をなくすことができる。
通信システム1のブロック図である。 メイン画面70を示す図である。 設定画面100を示す図である。 第1実施形態のメイン画面70を示す図である。 第1実施形態のメイン画面70を示す図である。 第1実施形態のメイン画面70を示す図である。 第1実施形態のプログラム26のフローチャートを示す図である。 第1実施形態のプログラム26のフローチャートを示す図である。 第1実施形態のプログラム26のフローチャートを示す図である。 第1実施形態のプログラム26のフローチャートを示す図である。 第2実施形態のメイン画面70を示す図である。 第2実施形態のメイン画面70を示す図である。 第2実施形態のメイン画面70を示す図である。 第2実施形態のプログラム26のフローチャートを示す図である。
<第1実施形態>
図1に、本願に係る実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、PC(端末装置の一例)10、MFP50を備える。MFP50は、スキャン処理,印刷処理,ファックスの送受信処理等の各種処理を実行可能な装置である。なお、PC10とMFP50とは、同一ネットワークに接続されており、LANを介して通信可能とされている。
PC10は、CPU(コンピュータ及び制御部の一例)12、メモリ14、LCD(表示部の一例)16、入力I/F18、ネットワークI/F20を主に備えている。これらの構成要素は、バス22を介して互いに通信可能とされている。
CPU12は、メモリ14内のプログラム(プログラムの一例)26に従って処理を実行する。プログラム26は、MFP50によるスキャン処理等を実行するためのアプリケーションプログラムである。なお、プログラム26を実行するCPU12のことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「プログラム26が」という記載は、「プログラム26を実行するCPU12が」ということを意味する場合がある。
また、メモリ14は、データ記憶領域28を備える。データ記憶領域28は、プログラム26等の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。なお、メモリ14は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。
メモリ14は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、LCD16は、PC10の各種情報を表示する。なお、本願のディスプレイは、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等の他の表示方式のディスプレイでも良い。入力I/F18は、キーボード、マウス等を含み、ユーザ操作を入力するためのインタフェースである。なお、入力I/F18は、キーボード等に限らず、LCD16の表示画面にタッチセンサが重畳されたタッチパネルでも良い。
ネットワークI/F20は、外部装置に信号の送受信を行うためのI/Fであり、携帯電話10とMFP50とは、同一ネットワークに接続されている。これにより、携帯電話10とMFP50とは、ネットワークI/F20及びLANを介して、データの送受信を行うことが可能とされている。
なお、本明細書では、主に、プログラムに記述された命令に従ったCPU12の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU12の処理を表している。CPU12による処理は、OSを介したハードウェア制御も含む。なお「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU12が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU12がデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「命令」「応答」「要求」等の処理は、「命令」「応答」「要求」等を示す情報を通信することにより行われる。また、「設定」等の処理は、入力された設定情報をメモリに記憶することで行われる。
通信システム1では、上述した構成により、PC10のプログラム26からの指令に従って、MFP50において、スキャン処理,印刷処理等の各種処理が実行される。なお、プログラム26では、ユーザ操作により、MFP50での各種処理のワークフローを作成することが可能とされている。ワークフローとは、予め設定された条件に従って各種処理を実行するためのバイナリデータであり、ユーザが各種条件を入力I/F18により入力することで作成される。例えば、ユーザが、スキャン処理を実行するためのスキャン条件,スキャン処理により作成されたスキャンデータの保存先,保存時のファイル名などをユーザが入力することで、スキャン処理のワークフローが作成される。そして、ユーザが作成したワークフローに対応するアイコンがLCD16に表示され、そのアイコンが操作されることで、MFP50において、ユーザが設定したスキャン条件に従ったスキャン処理が実行され、スキャン処理により作成されたスキャンデータが、ユーザが入力した保存先に、ユーザが入力したファイル名で保存される。このように、ワークフローを作成することで、ユーザは、任意の処理をアイコンへの操作のみで実行することが可能となる。
ただし、所定の原稿のスキャン処理時等において、断続的な一連の作業の下で、同じ条件でのスキャン処理が実行される場合がある。具体的には、例えば、備品等の購入時における断続的な一連の処理として、見積書のスキャン処理と、発注書のスキャン処理と、請求書のスキャン処理とがあり、それらの処理は一般的に同じスキャン条件で実行される。また、見積書は、複数の会社から取得し、複数の見積書のうちの任意の見積書に対して、備品等の発注書が作成される。そして、発注書の発行に応じて備品等が購入される場合に、請求書が作成される。このため、例えば、A~C社の見積書があり、B社から備品等が購入される場合に、発注書及び請求書は、B社に対してのみ作成され、B社の見積書と、B社への発注書と、B社への請求書との各々のスキャンデータは、関連付けて保存することが望ましい。しかしながら、このような一連の作業の各々に対して、ユーザがワークフローを作成していては、ユーザの負担が大きい。そこで、プログラム26では、上述した一連の作業に対するワークフローが自動で作成される。
詳しくは、プログラム26は、図2に示すメイン画面70をLCD16に表示する。メイン画面70には、印刷ボタン72とスキャンボタン74とが表示される。印刷ボタン72は、MFP50により印刷処理を実行するためのボタンであり、スキャンボタン74は、MFP50によりスキャン処理を実行するためのボタンである。そして、スキャンボタン74が操作されると、プログラム26は、設定画面(図示しない)をLCD16に表示する。設定画面100には、スキャン処理を実行するためのスキャン条件等を設定するための複数の設定ボタンが表示されている。そして、設定画面において各種設定ボタンへの操作により、スキャン条件(以下、「設定条件」と記載する)(設定情報の一例)が入力された後に、スキャン開始を指示するボタンが操作されることで、プログラム26は、入力された設定条件に従ったスキャン処理の実行指令をMFP50に送信する。これにより、MFP50においてスキャン処理が実行される。
MFP50においてスキャン処理が実行されると、MFP50は、スキャン処理により作成したスキャンデータをPC10に送信し、PC10のプログラム26が、スキャンデータを取得する。そして、プログラム26は、取得したスキャンデータの保存処理を行うための設定画面100(図3参照)を表示する。図3の後方に示す設定画面100では、MFP50から取得したスキャンデータのプレビュー画像を表示する領域と、スキャンデータの保存方法を選択するための各種設定ボタン102を含む設定領域とを含む。設定画面100の設定領域では、スキャンデータの保存方法として、PC保存と、クラウド保存と、アプリ処理と、メール添付とがあり、それら複数の保存方法から任意の1の保存方法が設定される。そして、プログラム26は、スキャンデータの保存方法のうち1の保存方法が選択されることにより、さらに、選択された保存方法に応じた設定処理を行うため各種設定ボタン103を含む設定画面110が、設定画面100より前面に重ねて表示される。設定画面110にて各種設定処理を行い、OKボタン104が入力されることで、スキャンデータの保存処理が実行される。図3では、保存方法としてPC保存が設定ボタン102で設定された場合に設定画面が表示された例を示しており、設定画面には、保存時のデータ形式,保存先のファイルパス,保存時のファイル名等を設定するための設定ボタン103が含まれる。なお、設定ボタン102、103を操作することにより入力される情報も設定情報の一例である。
次に、プログラム26は、取得したスキャンデータは見積書のデータであるか否かを判断する。具体的には、例えば、プログラム26は、OCR(Optical character recognitionの略)を利用して、スキャンデータに基づく画像に、「見積書」の文字があるか否かを判断する。なお、見積書に記載されている「見積書」の文字では、文字と文字との間に比較的大きなスペースが挿入されている場合もあるため、文字と文字との間のスペースを考慮して、「見積書」の文字の有無を判断することが好ましい。また、プログラム26は、例えば、設定条件に含まれるスキャンデータの保存時のファイル名に、「見積書」の文字があるか否かを判断してもよい。
そして、プログラム26は、取得したスキャンデータが見積書のデータであると判断すると、発注書のスキャン処理のワークフロー(以下、「発注書ワークフロー」と記載する)を作成する。詳しくは、取得したスキャンデータが見積書のデータであると判断されると、プログラム26は、確認画面(図示省略)をLCD16に表示する。確認画面には、ワークフローを自動で作成する旨のコメントが記されている。そして、プログラム26は、先に設定画面100において入力された各種条件、つまり、設定条件に従ったスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを、設定条件に従って保存するための発注書ワークフローを、プログラム26は作成する。つまり、見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを、見積書のスキャンデータと同じ形式で、見積書のスキャンデータと同じ保存先に、見積書のスキャンデータと略同じファイル名で保存するための発注書ワークフローを、プログラム26は作成する。
なお、発注書のスキャンデータを、見積書のスキャンデータと同じ保存先に、見積書のスキャンデータと同じファイル名で保存することはできないため、見積書のファイル名のうちの、複数の見積書から任意の見積書を識別可能な識別子のみを共通とするファイル名で、発注書のスキャンデータを保存するための発注書ワークフローが作成される。例えば、設定条件においてファイル名が「A社見積書」と設定されており、見積書のスキャンデータが「A社見積書」のファイル名で保存される場合には、「A社」を識別子として、「A社発注書」のファイル名で発注書のスキャンデータを保存するための発注書ワークフローが作成される。
そして、プログラム26は、発注書ワークフローを作成すると、図4に示すように、その発注書ワークフローに対応するアイコン(以下、「発注書アイコン」と記載する)76を、メイン画面70に表示する。なお、その発注書アイコン76には、発注書ワークフローで設定されたファイル名が付される。つまり、「A社発注書」と付された発注書アイコン76がLCD16に表示される。これにより、A社の発注書ワークフローが自動で作成され、その発注書ワークフローに従ったスキャン処理を実行するための発注書アイコン76が、自動でメイン画面70に表示される。
さらに、プログラム26は、発注書ワークフローだけでなく、請求書のスキャン処理のワークフロー(以下、「請求書ワークフロー」と記載する)も作成する。つまり、見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを、見積書のスキャンデータと同じ形式で、見積書のスキャンデータと同じ保存先に、見積書のスキャンデータと略同じファイル名で保存するための請求書ワークフローを、プログラム26は作成する。なお、請求書ワークフローにおいても、発注書ワークフローと同様に、「A社」を識別子として、「A社請求書」のファイル名で請求書のスキャンデータを保存するための請求書ワークフローが作成される。
そして、プログラム26は、請求書ワークフローを作成すると、図4に示すように、その請求書ワークフローに対応するアイコン(以下、「請求書アイコン」と記載する)78を、メイン画面70に表示する。なお、その請求書アイコン78には、請求書ワークフローで設定されたファイル名が付される。つまり、「A社請求書」と付された請求書アイコン78がLCD16に表示される。これにより、A社の請求書ワークフローが自動で作成され、その請求書ワークフローに従ったスキャン処理を実行するための請求書アイコン78が、自動でメイン画面70に表示される。
このように、A社の見積書をMFP50においてスキャンするべく、ユーザが設定条件を入力するだけで、A社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローが自動で作成され、それらのワークフローの各々を実行するための発注書アイコン76及び請求書アイコン78が自動でメイン画面70に表示される。また、例えば、ユーザが、更にB社から見積書を取得した場合に、ユーザは、そのB社の見積書をスキャンするべく、メイン画面70においてスキャンボタン74を操作し、設定画面100において設定条件を入力する。そして、設定画面100のOKボタン104が操作されることで、MFP50においてB社の見積書が設定条件に応じてスキャンされ、スキャンデータが設定条件に応じてデータ記憶領域28に記憶される。つまり、例えば、設定条件においてファイル名が「B社見積書」と設定されている場合に、B社の見積書のスキャンデータが「B社見積書」のファイル名で保存される。
また、プログラム26は、スキャンデータを保存すると、そのスキャンデータが見積書のスキャンデータであるか否かを判断するが、この際、プログラム26は、そのスキャンデータを、当然、見積書のスキャンデータであると判断する。このため、プログラム26は、上述した手順に従って、B社見積書のスキャン時に入力された設定条件に従って、B社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローを作成し、図5に示すように、それらのワークフローの各々を実行するための発注書アイコン80及び請求書アイコン82をメイン画面70に表示する。
更に、例えば、ユーザが、C社から見積書を取得した場合に、ユーザは、そのC社の見積書をスキャンするべく、メイン画面70においてスキャンボタン74を操作し、設定画面100において設定条件を入力する。そして、設定画面100のOKボタン104が操作されることで、MFP50においてC社の見積書が設定条件に応じてスキャンされ、スキャンデータが設定条件に応じてデータ記憶領域28に記憶される。つまり、例えば、設定条件においてファイル名が「C社見積書」と設定されている場合に、C社の見積書のスキャンデータが「C社見積書」のファイル名で保存される。そして、プログラム26は、そのスキャンデータが見積書のスキャンデータであるか否かの判断において、そのスキャンデータを、当然、見積書のスキャンデータであると判断する。このため、プログラム26は、C社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローを作成し、図5に示すように、それらのワークフローの各々を実行するための発注書アイコン84及び請求書アイコン86をメイン画面70に表示する。
このように、A~C社の3社から見積書を取得し、それら3社の見積書のスキャン処理を実行することで、それら3社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローが作成され、それらのワークフローの各々を実行するための発注書アイコン76,80,84及び請求書アイコン78,82,86がメイン画面70に表示される。そして、例えば、A~C社の3社のうちのB社から備品等が購入される場合に、ユーザは、B社への発注書を作成し、その発注書のスキャン処理を実行するべく、メイン画面70において発注書アイコン80を操作する。これにより、プログラム26は、B社の発注書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する。そして、プログラム26は、指令の送信に応じてスキャンデータを、MFP50から受信すると、そのスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像として表示する。また、プログラム26は、受信したスキャンデータを、B社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「B社発注書」のファイル名で保存する。これにより、ユーザは、自動で作成されたB社の発注書アイコン80を操作するだけで、B社の発注書のスキャンデータを、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に保存することができる。つまり、ユーザは、自動で作成されたB社の発注書アイコン80を操作するだけで、B社の発注書のスキャンデータと、B社の見積書のスキャンデータとを関連付けて保存することができる。
そして、B社から備品等が納品されると、ユーザは、B社への請求書を作成し、その請求書のスキャン処理を実行するべく、メイン画面70において請求書アイコン82を操作する。これにより、プログラム26は、B社の請求書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する。そして、プログラム26は、指令の送信に応じてスキャンデータを、MFP50から受信すると、そのスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像として表示する。また、プログラム26は、受信したスキャンデータを、B社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「B社請求書」のファイル名で保存する。これにより、ユーザは、自動で作成されたB社の請求書アイコン82を操作するだけで、B社の請求書のスキャンデータを、B社の見積書及び発注書のスキャンデータと同じ保存先に保存することができる。つまり、ユーザは、自動で作成されたB社の請求書アイコン82を操作するだけで、B社の請求書のスキャンデータと、B社の見積書のスキャンデータと、B社の発注書のスキャンデータとを関連付けて保存することができる。
また、複数の会社から見積書を取得しても、それら複数の会社のうちの、通常、1社のみから備品等を購入するため、複数社の見積書のうちの、操作された発注書アイコン80の識別子、つまり、「B社」以外の見積書に対して、発注書及び請求書が作成される可能性は低く、「B社」以外の会社の発注書及び請求書のスキャン処理が実行される可能性も低い。このため、プログラム26は、図6に示すように、自動で作成されたアイコンのうちの、操作されたB社の発注書アイコン80及び、その発注書アイコン80の識別子、つまり、「B社」を含む請求書アイコン82のみを残して、発注書アイコン80及び請求書アイコン82以外のアイコンを非表示とする。つまり、プログラム26は、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78と、C社の発注書アイコン84及び請求書アイコン86とを、メイン画面70から削除する。また、プログラム26は、自動で作成されたワークフローのうちの、B社の発注書アイコン80及び請求書アイコン82に対応するB社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフロー以外のワークフロー、具体的には、A社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローと、C社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローとを削除する。これにより、無駄なアイコンのメイン画面70への表示および、無駄なワークフローによる記憶領域の圧迫を防止することができる。
また、備品等の購入を目的として、見積書を取得しても、備品等の購入まで至らない場合もある。そこで、自動で作成された発注書アイコン76,80,84のうちの任意のものが操作されなくても、それらのアイコンが表示されてから所定の期間が経過した場合に、その所定の期間が経過したアイコンが非表示とされ、そのアイコンに応じたワークフローが削除される。つまり、例えば、A社の見積書のスキャン処理が実行されると、上述したように、A社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローが自動で作成され、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78が自動でメイン画面70に表示される。この際、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78のメイン画面70への表示日時が記憶され、その表示日時からの経過期間がカウントされている。そして、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78の表示日時からの経過期間が、それらのアイコンへのユーザ操作が無い状態で、所定期間を超えた場合に、プログラム26は、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78を、メイン画面70において非表示とする。また、A社の発注書アイコン76及び請求書アイコン78の非表示に伴って、A社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローを削除する。これにより、備品等の購入まで至らない場合のいても、無駄なアイコンのメイン画面70への表示および、無駄なワークフローによる記憶領域の圧迫を防止することができる。
なお、上述した見積書のスキャン処理、ワークフローの自動作成及び削除、アイコンの自動表示及び削除等は、CPU12においてプログラム26が実行されることによって行われる。以下に、図7乃至図10を用いて、プログラム26のフローが実行される際の処理を説明する。
まず、プログラム26は、メイン画面70においてスキャンボタン74が操作されると、図7に示すように、設定画面100をLCD16に表示する(S100)。次に、プログラム26は、設定画面100のOKボタン104が操作されたことに応じて、設定条件に従ってスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する(S102)。
続いて、プログラム26は、スキャン処理を実行するための指令の送信に応じて、スキャンデータをMFP50から受信する(S106)。そして、プログラム26は、受信したスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像としてLCD16に表示する(S108)。次に、プログラム26は、受信したスキャンデータを設定条件に従ってデータ記憶領域28に保存する(S110)。続いて、プログラム26は、図8に示すように、受信したスキャンデータが見積書のデータであるか否かを判断する(S112)。そして、受信したスキャンデータが見積書のデータでない場合(S112:NO)に、本フローが終了する。
一方、受信したスキャンデータが見積書のデータである場合(S112:YES)に、プログラム26は、確認画面をLCD16に表示する(S114)。そして、プログラム26は、設定条件に従って発注書ワークフローを作成し(S116)、設定条件に従って請求書ワークフローを作成する(S118)。続いて、プログラム26は、作成した発注書ワークフローに応じた発注書アイコンをLCD16に表示し(S120)、作成した請求書ワークフローに応じた請求書アイコンをLCD16に表示する(S122)。これにより、本フローが終了する。
また、プログラム26は、発注書アイコンが操作されると、図9に示すように、操作された発注書アイコンに応じた発注書ワークフローに従ったスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する(S200)。次に、プログラム26は、スキャン処理を実行するための指令の送信に応じて、発注書のスキャンデータをMFP50から受信する(S202)。そして、プログラム26は、受信したスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像としてLCD16に表示する(S206)。次に、プログラム26は、操作された発注書アイコンに応じた発注書ワークフローに従って、受信したスキャンデータをデータ記憶領域28に保存する(S208)。
続いて、プログラム26は、自動で作成された発注書アイコンのうちの、操作された発注書アイコン以外の発注書アイコンをメイン画面70において非表示にする(S210)。そして、プログラム26は、非表示とされた発注書アイコンに対応する発注書ワークフローを削除する(S212)。また、プログラム26は、自動で作成された請求書アイコンのうちの、操作された発注書アイコンと関連する請求書アイコン、つまり、操作された発注書アイコンの識別子を含む請求書アイコン以外の請求書アイコンをメイン画面70において非表示にする(S214)。そして、プログラム26は、非表示とされた請求書アイコンに対応する請求書ワークフローを削除する(S216)。これにより、本フローが終了する。
また、プログラム26は、図10に示すように、メイン画面70に表示されているアイコンに、自動で表示されたアイコンがあるか否かを判断する(S300)。この際、自動で表示されたアイコンがない場合(S300:NO)に、本フローが終了する。一方、自動で表示されたアイコンがある場合(S300:YES)に、プログラム26は、自動で表示されたアイコンの表示日時から、操作のされない状態で所定期間、例えば、1ヶ月経過しているか否かを判断する(S302)。
そして、自動で表示されたアイコンの表示日時から、操作のされない状態で1ヶ月経過していない場合(S302:NO)に、本フローが終了する。一方、自動で表示されたアイコンの表示日時から、操作のされない状態で1ヶ月経過している場合(S302:YES)に、プログラム26は、アイコンの表示日時から、操作のされない状態で1ヶ月経過しているアイコンを、メイン画面70において非表示とする(S304)。続いて、プログラム26は、非表示としたアイコンに応じたワークフローを削除する(S306)。これにより、本フローが終了する。
なお、S106を実行するCPU12は、第1取得手段の一例である。S112を実行するCPU12は、判断手段の一例である。S116を実行するCPU12は、第1作成手段の一例である。S118を実行するCPU12は、第2作成手段の一例である。S120を実行するCPU12は、第1表示制御手段の一例である。S122,S214を実行するCPU12は、第2表示制御手段の一例である。S202,S208を実行するCPU12は、実行手段の一例である。S210を実行するCPU12は、第1削除手段の一例である。S306を実行するCPU12は、第2削除手段の一例である。
<第2実施形態>
第1実施形態のPC10では、ユーザが、見積書のスキャン処理を実行するべく、設定条件を入力し、その設定条件に従ってスキャン処理が実行されると、自動で発注書ワークフローと請求書ワークフローとが一括して作成されている。一方、第2実施形態のPC10では、見積書のスキャン処理の後に、まず、自動で発注書ワークフローが作成される。そして、その発注書ワークフローに従ったスキャン処理が実行された後に、自動で請求書ワークフローが作成される。つまり、第2実施形態のPC10では、発注書ワークフローと請求書ワークフローとが逐次、自動で作成される。
詳しくは、第2実施形態のPC10においても、第1実施形態のPC10と同様に、ユーザが、例えば、A社の見積書のスキャン処理を実行するべく、メイン画面70において、スキャンボタン74を操作すると、プログラム26は、設定画面100をLCD16に表示する。そして、設定画面100において設定条件が入力され、OKボタン104が操作されることで、プログラム26は、設定条件に従ったスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する。これにより、MFP50においてA社の見積書が設定条件に応じてスキャンされる。そして、プログラム26は、A社の見積書のスキャンデータをMFP50から取得し、そのスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像としてLCD16に表示する。また、プログラム26は、そのスキャンデータを設定条件に応じてデータ記憶領域28に保存する。この際、例えば、設定条件においてファイル名が「A社見積書」と設定されている場合に、A社の見積書のスキャンデータが「A社見積書」のファイル名で保存される。
また、プログラム26は、スキャンデータを保存すると、そのスキャンデータが見積書のスキャンデータであるか否かを判断するが、この際、プログラム26は、そのスキャンデータを、当然、見積書のスキャンデータであると判断する。このため、プログラム26は、第1実施形態と同様に、A社見積書のスキャン時に入力された設定条件に従って、A社の発注書ワークフローを作成する。つまり、A社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを、A社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、A社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「A社発注書」のファイル名で保存するための発注書ワークフローを、プログラム26は作成する。そして、プログラム26は、図11に示すように、A社の発注書ワークフローを実行するための発注書アイコン76をメイン画面70に表示する。
また、B社の見積書のスキャン処理が実行されることで、プログラム26は、B社の見積書のスキャン処理時に入力された設定条件に従って、B社の発注書ワークフローを作成し、C社の見積書のスキャン処理が実行されることで、プログラム26は、C社の見積書のスキャン処理時に入力された設定条件に従って、C社の発注書ワークフローを作成する。この際、プログラム26は、図12に示すように、B社の発注書アイコン80とC社の発注書アイコン84とを、LCD16に表示する。
そして、例えば、A~C社の3社のうちのB社から備品等が購入される場合に、ユーザは、B社への発注書を作成し、その発注書のスキャン処理を実行するべく、メイン画面70において発注書アイコン80を操作する。これにより、プログラム26は、B社の発注書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する。そして、プログラム26は、指令の送信に応じてスキャンデータを、MFP50から受信すると、そのスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像として表示する。また、プログラム26は、受信したスキャンデータを、B社の発注書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「B社発注書」のファイル名で保存する。
そして、プログラム26は、B社の発注書のスキャンデータを保存すると、B社の請求書ワークフローを作成する。つまり、B社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行し、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータを、B社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「B社請求書」のファイル名で保存するための請求書ワークフローを、プログラム26は作成する。そして、プログラム26は、図13に示すように、B社の請求書ワークフローを実行するための請求書アイコン82をメイン画面70に表示する。
また、第2実施形態においても、発注書アイコンが操作され、操作された発注書アイコンに応じた発注書ワークフローに従ったスキャン処理が実行されると、自動で作成された発注書アイコンのうちの、操作された発注書アイコン以外のアイコンが、メイン画面70において非表示とされる。このため、B社の発注書アイコン80が操作され、B社の発注書ワークフローに従ったスキャン処理が実行されると、図13に示すように、自動で作成された発注書アイコンのうちの、B社の発注書アイコン80のみがメイン画面70に表示され、A社の発注書アイコン76及びC社の発注書アイコン84が、メイン画面70において非表示とされる。
そして、B社から備品等が納品されると、ユーザは、B社への請求書を作成し、その請求書のスキャン処理を実行するべく、メイン画面70において請求書アイコン82を操作する。これにより、プログラム26は、B社の請求書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャン処理と同じスキャン条件に従ってスキャン処理を実行するための指令をMFP50に送信する。そして、プログラム26は、指令の送信に応じてスキャンデータを、MFP50から受信すると、そのスキャンデータに基づく画像をプレビュー画像として表示する。また、プログラム26は、受信したスキャンデータを、B社の請求書ワークフローに従って、B社の見積書のスキャンデータと同じ形式で、B社の見積書のスキャンデータと同じ保存先に、「B社請求書」のファイル名で保存する。これにより、B社の請求書のスキャンデータと、B社の見積書のスキャンデータと、B社の発注書のスキャンデータとを関連付けて保存することができる。
また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、自動で作成された発注書アイコン及び請求書アイコンが、表示されてから、操作されない状態で所定期間経過した場合に、メイン画面70において非表示とされるとともに、非表示とされたアイコンに応じたワークフローが削除される。
なお、第2実施形態での発注書ワークフローの自動作成及び、発注書アイコンの自動表示は、先に説明した図7及び図8に示すフローチャートのS100~S116,S120に従って実行される。また、第2実施形態での所定期間経過に伴うアイコンの非表示及びワークフローの削除は、先に説明した図10に示すフローチャートに従って実行される。また、第2実施形態でのアイコンの操作に伴うアイコンの非表示及びワークフローの削除と、請求書ワークフローの自動作成及び、請求書アイコンの自動表示は、以下に説明する図14に示すフローチャートに従って実行される。
図14に示すフローチャートでは、まず、S400~S408の処理が実行されるが、それらの処理は、図9に示すフローチャートでのS200~S208の処理と同じである。そして、S408において、発注書のスキャンデータが保存されると、プログラム26は、S400で操作された発注書アイコンに応じた請求書ワークフローを作成する(S410)。つまり、B社の発注書アイコン80が操作された場合に、プログラム26は、B社の請求書ワークフローを作成する。次に、プログラム26は、作成した請求書ワークフローに対応する請求書アイコンをメイン画面70に表示する(S412)。
続いて、プログラム26は、自動で作成された発注書アイコンのうちの、操作された発注書アイコン以外の発注書アイコンをメイン画面70において非表示にする(S414)。そして、プログラム26は、非表示とされた発注書アイコンに対応する発注書ワークフローを削除する(S416)。これにより、本フローが終了する。
なお、S404,S408を実行するCPU12は、実行手段の一例である。S410を実行するCPU12は、第2作成手段の一例である。S414を実行するCPU12は、第1削除手段の一例である。
<実施形態の効果>
上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
上記実施形態では、PC10において、任意の原稿のスキャン処理が実行された場合に、当該スキャン処理により作成されたスキャンデータを識別するための識別子、例えば、原稿がA社の見積書である場合には、「A社」を含むファイル名でスキャンデータを保存するための発注書のワークフローが自動で作成される。さらに、そのワークフローに従ったスキャン処理を実行するためのアイコンが自動でLCD16に表示される。そして、そのアイコンが操作されることで、自動で作成されたワークフローに従ってスキャン処理が実行され、そのスキャン処理により作成された発注書のスキャンデータが、「A社」を含むファイル名で保存される。これにより、自動で表示されたアイコンを、ユーザが操作するだけで、自動で作成されたワークフローに従って発注書のスキャンデータが作成され、その発注書のスキャンデータと、先に作成された見積書のスキャンデータとを関連付けて保存することができる。また、自動で複数のアイコンが表示されている場合に、それら複数のアイコンのうちの、操作されたアイコン以外のアイコンが非表示とされる。これにより、無駄なアイコンの表示を防止することができる。
また、上記実施形態では、任意の原稿がスキャンされた場合に、その原稿が見積書であるか否かが判断され、原稿が見積書である場合に、発注書のワークフローが自動で作成されるとともに、発注書アイコンが自動でLCD16に表示される。これにより、断続的な一連の作業が実行される場合に、ワークフローの自動作成及び、そのワークフローを実行するためのアイコンの自動表示が実行される。
また、上記実施形態では、見積書の原稿のスキャン処理が実行された場合に、当該スキャン処理を実行するために設定された設定条件に従って、発注書のワークフローが自動で作成される。これにより、例えば、スキャン条件,スキャンデータの保存先等を、見積書のスキャンデータと発注書のスキャンデータとで同じにすることができる。
また、上記第1実施形態では、見積書の原稿のスキャン処理が実行された場合に、発注書のワークフローだけでなく、請求書のワークフローも自動で作成される。つまり、発注書のワークフローと請求書のワークフローとが一括で作成される。また、自動で作成された発注書のワークフロー及び請求書のワークフローに対応して、発注書アイコン及び請求書アイコンが自動で表示される。これにより、発注書のスキャン処理だけでなく、請求書のスキャン処理をも容易に実行し、請求書のスキャンデータと発注書のスキャンデータと見積書のスキャンデータとを関連付けて保存することができる。なお、複数の発注書アイコン及び請求書アイコンが表示された状態において、任意の発注書アイコンが操作された場合に、複数の発注書アイコン及び請求書アイコンのうちの、操作された発注書アイコン及び、操作された発注書アイコンと関連する請求書アイコン以外の発注書アイコン及び請求書アイコンが非表示とされる。これにより、無駄なアイコンの表示を防止することができる。
また、上記第2実施形態では、見積書の原稿のスキャン処理が実行された場合に、発注書のワークフローが自動で作成され、その発注書のワークフローに従ってスキャン処理が実行された後に、請求書のワークフローが自動で作成される。つまり、発注書のワークフローと請求書のワークフローとが逐次、作成される。これにより、必要な発注書のワークフローのみを作成することができる。
また、上記実施形態では、自動で表示されたアイコンのうちの、表示されてから操作されない状態で所定期間経過したアイコンが非表示とされる。これにより、操作される可能性の低いアイコンの表示を防止することができる。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、ユーザが、メイン画面70においてスキャンボタン74を操作し、設定画面100に設定条件を入力することで、見積書のスキャン処理が実行されるとともに、その設定条件に従って、発注書のワークフローが自動で作成されるが、例えば、ユーザが手動で見積書のワークフローを作成し、その見積書のワークフローに従ったスキャン処理が実行されることで、発注書のワークフローが自動で作成されてもよい。つまり、ユーザが、見積書のワークフローを作成するべく、所定の画面において、設定条件を入力する。これにより、見積書のワークフローが、ユーザ操作により作成され、その見積書のワークフローを実行するためのアイコンがメイン画面70に表示される。そして、そのアイコンが操作されることで、見積書のワークフローの作成時に入力された設定条件に従って、発注書のワークフローが自動で作成されてもよい。
また、上記実施形態では、発注書アイコンが操作された場合に、複数の発注書アイコンのうちの、操作された発注書アイコン以外のアイコンが非表示とされているが、複数の発注書アイコンのうちの、操作された発注書アイコンを含む全てのアイコンが表示されてもよい。これにより、操作の完了したアイコンをも非表示として、無駄なアイコンの表示を防止することができる。
また、第1実施形態では、A~C社の見積書のスキャン処理の実行に伴って、A~C社の発注書ワークフロー及び請求書ワークフローが作成され、A~C社の発注書アイコン及び請求書アイコンが表示されるが、A~C社の発注書アイコンが表示され、A~C社の請求書アイコンは表示されなくてもよい。そして、A~C社の発注書アイコンのうちのB社の発注書アイコンが操作された場合に、B社の請求書アイコンが表示されてもよい。つまり、見積書のスキャン処理に伴って、発注書ワークフロー及び請求書ワークフローが自動で作成され、発注書アイコンが表示されるが、その発注書アイコンが操作された後に、請求書アイコンが表示されてもよい。
また、上記実施形態では、見積書のスキャン処理が実行され、そのスキャン処理により作成されたスキャンデータをプログラム26が取得したことに応じて、発注書ワークフローが作成されているが、任意の原稿のスキャンデータをプログラム26が取得したことに応じて、別の任意の原稿のスキャンデータを保存するためのワークフローが作成されてもよい。また、スキャンデータに限定されず、文書データ,写真データ等の種々のデータに本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、CPU12によって図7乃至図10,図14に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
10:PC、12:CPU、16:LCD、26:プログラム

Claims (8)

  1. 表示部を備える端末装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の識別子が付与された複数の第1データを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローを作成する第1作成手段であって、前記第1種ワークフローは、当該第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与される第2データの保存処理に関する保存情報を含む、第1作成手段と、
    前記第1作成手段により作成された複数の第1種ワークフローに対応する複数の画像を、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの任意の画像に対するユーザ操作を受け付けた場合に、当該ユーザ操作を受け付けた画像に対応する第1種ワークフローに従って第2データを取得し、当該第1種ワークフローに含まれる保存情報に基づいて第2データの保存処理を実行する実行手段と、
    前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの、前記実行手段においてユーザ操作を受け付けた画像以外の画像を、前記表示部から削除する第1削除手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記第1データ及び前記第2データは、スキャンデータであることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第1取得手段は、前記第1データ以外のデータである別データも取得するように構成されており、
    前記コンピュータを、
    前記第1取得手段が取得したデータに基づいて、当該データが前記第1データであるか前記別データであるかを判断する判断手段として機能させ、
    前記第1作成手段は、
    前記判断手段により前記第1データであると判断されたデータに対して、そのデータに
    付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記第1取得手段は、
    ユーザ操作により受け付けた設定情報であって、前記第1データの保存処理に関する保存情報を含む前記設定情報に基づいて、前記第1データを取得し、
    前記第1作成手段は、
    前記第1取得手段が前記第1データを取得するために設定された前記設定情報に基づいて、前記第1種ワークフローを作成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    前記第1取得手段により取得された複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第2種ワークフローを作成する第2作成手段として機能させ、
    前記第2種ワークフローは、第3データの保存処理に関する保存情報を含み、
    前記第3データは、前記第2データが取得された後に取得されるべきデータであって、当該第2種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与されるデータであり、
    前記コンピュータを、
    前記第2作成手段により作成された複数の第2種ワークフローに対応する複数の画像のうちの、前記実行手段においてユーザ操作を受け付けた画像と対応する第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子に対応付けられた第2種ワークフローに対応する画像を、前記表示部に表示させ、当該第2種ワークフローに対応する画像以外の画像を、前記表示部に表示させない第2表示制御手段として機能させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記実行手段により前記第2データが取得された後に、当該第2データに付与された識別子に対応付けられた第2種ワークフローを作成する第2作成手段として機能させ、
    前記第2種ワークフローは、第3データの保存処理に関する保存情報を含み、
    前記第3データは、前記第2データが取得された後に取得されるべきデータであって、当該第2種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与されるデータであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータを、
    前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの、当該複数の画像の各々が前記表示部に表示されてから所定期間、ユーザ操作を受け付けなかった画像を、前記表示部から削除する第2削除手段として機能させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のプログラム。
  8. 表示部と制御部とを備える端末装置であって、
    前記制御部を、
    複数の識別子が付与された複数の第1データを取得する第1取得手段と、
    前記第1取得手段により取得された複数の第1データの各々に対して、その各々に付与された識別子に対応付けられた第1種ワークフローを作成する第1作成手段であって、前記第1種ワークフローは、当該第1種ワークフローと対応付けられた識別子と同じ識別子が付与される第2データの保存処理に関する保存情報を含む、第1作成手段と、
    前記第1作成手段により作成された複数の第1種ワークフローに対応する複数の画像を、前記表示部に表示させる第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの任意の画像に対するユーザ操作を受け付けた場合に、当該ユーザ操作を受け付けた画像に対応する第1種ワークフローに従って第2データを取得し、当該第1種ワークフローに含まれる保存情報に基づいて第2データの保存処理を実行する実行手段と、
    前記第1表示制御手段により表示された複数の画像のうちの、前記実行手段においてユーザ操作を受け付けた画像以外の画像を、前記表示部から削除する第1削除手段と、
    して機能させるプログラムを有することを特徴とする端末装置。
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