JP7279216B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗のレイアウトを変更すべきか否かを判断するための情報を提供する情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置と、ユーザ端末と、店舗装置とを含む情報処理システムにおいて、情報処理装置1は、店舗に設けられたテーブルを含む店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報を記憶する記憶部12、利用ユーザが店舗で所定のテーブルの利用を開始したことを示す利用開始情報と、利用ユーザが所定のテーブルの利用終了を示すための利用終了情報とを取得する利用情報取得部131、所定の評価期間における利用開始情報に基づく利用開始時刻から利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、レイアウト情報によって特定される少なくともテーブルに関連する店舗のレイアウトを評価する評価部132及び評価部が評価した評価結果を出力する出力部134を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、店舗の予約を管理するシステムが知られている。特許文献1には、ユーザが飲食店のレイアウト図を参照しながら、利用を希望する座席を指定して予約する技術が開示されている。
特開2015-084196号公報
店舗に設けられた複数の座席又は複数のテーブルにおいては、それぞれレイアウト上の特徴(例えば、明るさ、出入口付近、壁際等)が異なり得る。この場合、座席又はテーブルにおいては、ユーザの利用にある程度の偏りが生じ得るが、この偏りが大きくなるほど店舗の売り上げに影響し得る。例えば、ユーザにとって居心地が良い座席又はテーブルにおいては、利用される期間が長くなることによって注文される商品の数が増え得るが、ユーザにとって居心地が良くない座席又はテーブルにおいては、利用が避けられたり、利用される期間が短くなることによって注文される商品の数が少なくなったりすることによって、店舗の売り上げに影響し得る。この場合、店舗は、レイアウトを変更することによってユーザの利用の偏りが少なくなるようにする余地があり得ると考えられるが、店舗にとって、レイアウトを変更した方がよいか否かを判断することが難しい場合があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、店舗のレイアウトを変更すべきか否かを判断するための情報を提供することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる情報処理装置は、店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報を記憶する記憶部と、利用ユーザが前記店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得する利用情報取得部と、所定の評価期間における前記利用開始情報に基づく利用開始時刻から前記利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記レイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウトを評価する評価部と、前記評価部が評価した評価結果を出力する出力部と、を有する。
前記評価部は、前記テーブルの利用度合いが低いほど前記店舗のレイアウトの評価を低くし、前記テーブルの利用度合いが高いほど前記店舗のレイアウトの評価を高くしてもよい。
前記情報処理装置は、予約ユーザが使用するユーザ端末から、前記テーブルの利用を希望する希望日時を示す情報を取得する予約情報取得部をさらに有してもよいし、前記評価部は、前記希望日時において前記予約ユーザが利用可能な前記テーブルが存在しない場合、前記店舗のレイアウトの評価を低くしてもよい。
前記レイアウト情報は、前記テーブルごとにレイアウト上の特徴を示す特徴情報を含んでもよいし、前記評価部は、前記テーブルごとに前記テーブルの利用度合いが高いほど大きい数値を示す評価値を算出し、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴との差異を特定することにより、前記店舗のレイアウトを評価してもよいし、前記出力部は、前記評価結果として、前記評価部が特定した前記差異を示す情報を出力してもよい。
前記評価部は、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される当該テーブルに関連する前記レイアウト上の特徴に含まれる前記テーブルの形態、前記テーブルに設けられた座席の形態、及び前記テーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかと、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴に含まれる前記テーブルの形態、前記テーブルに設けられた座席の形態、及び前記テーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかとの差異を特定することにより、前記店舗のレイアウトを評価してもよい。
前記評価部は、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴を構成する要素であって前記テーブル以外の構成要素と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記構成要素との差異を特定することにより、前記店舗のレイアウトを評価してもよい。
前記評価部は、予約ユーザに対して前記所定のテーブルを利用させるために前記所定のテーブルを確保したことを示す確保情報に基づく確保開始時刻から前記利用開始時刻までの確保期間を含む前記利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗のレイアウトを評価してもよい。
前記評価部は、前記利用期間において前記テーブルを利用する利用人数に関わらず、前記テーブルが利用されている場合に、前記店舗のレイアウトの評価を高くしてもよい。
前記利用情報取得部は、前記所定のテーブルを同時に利用する利用人数を特定するための情報をさらに取得してもよいし、前記評価部は、前記利用人数と前記テーブルに設けられた座席の数との差が小さいほど前記店舗のレイアウトの評価を高く、前記利用人数と前記テーブルに設けられた座席の数との差が大きいほど前記店舗のレイアウトの評価を低くしてもよい。
前記評価部は、前記所定の評価期間における前記店舗の売り上げが所定の閾値以上である場合、前記店舗のレイアウトの評価を高くし、前記所定の評価期間における前記店舗の売り上げが前記所定の閾値未満である場合、前記店舗のレイアウトの評価を低くしてもよい。
前記評価部は、前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗の勤務体制をさらに評価してもよい。
前記評価部は、前記所定の評価期間における前記利用期間と、前記利用期間以外の期間である未利用期間とに基づいて、前記テーブルの利用度合いを特定してもよい。
本発明の第2の態様にかかる情報処理方法は、コンピュータが実行する、利用ユーザが店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得するステップと、所定の評価期間における前記利用開始情報に基づく利用開始時刻から前記利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウトを評価するステップと、評価した評価結果を出力するステップと、を有する。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、コンピュータを、利用ユーザが店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得する利用情報取得部、所定の評価期間における前記利用開始情報に基づく利用開始時刻から前記利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウトを評価する評価部、及び前記評価部が評価した評価結果を出力する出力部、として機能させる。
本発明によれば、店舗のレイアウトを変更すべきか否かを判断するための情報を提供することができるという効果を奏する。
情報処理システムの概要を示す図である。 本実施の形態における情報処理システムの概要を示す図である。 情報処理装置の構成を示す図である。 レイアウト管理データベースの構成の一例を示す図である。 店舗のレイアウトを模式的に表した図である。 報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
[情報処理システムSの概要]
図1は、情報処理システムSの概要を示す図である。情報処理システムSは、情報処理装置1と、ユーザ端末2と、店舗装置3と、を含む。情報処理システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
情報処理装置1は、店舗における商品の注文に関する情報を処理するためのコンピュータである。情報処理装置1は、例えば、一又は複数のサーバである。店舗は、来店したユーザが注文した商品を当該ユーザに対して提供するための場所である。商品は、ユーザに対して提供される物品と、ユーザに対して提供されるサービスと、の少なくとも一方を含む。
ユーザ端末2は、ユーザが利用するコンピュータである。ユーザ端末2は、ユーザによる入力を受け付けるとともに、情報処理装置1から受信した情報をユーザに対して出力する。ユーザ端末2は、ユーザによって店舗に持ち込まれ、又は店舗に配置されている。ユーザは、店舗において商品の提供を受ける人間である。ユーザ端末2は、当該ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザ識別情報(以下、「ユーザID」という。)に関連付けられている。
ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末2は、ユーザによる操作を受け付けるためのタッチパネルやキーボード等の操作部と、情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部と、撮像をするための撮像素子を含む撮像部と、を有する。ユーザ端末2は、有線通信又は無線通信の少なくとも一方によって、情報処理装置1と通信する。
店舗装置3は、店舗の従業員が利用するコンピュータである。店舗装置3は、情報処理装置1から受信した情報を店舗の従業員に対して出力する。店舗装置3は、店舗を識別するための店舗識別情報(以下、「店舗ID」という。)に関連付けられている。店舗装置3は、例えば、POS(Point of Sales)装置、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータである。店舗装置3は、情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部を有する。店舗装置3は、有線通信又は無線通信の少なくとも一方によって、情報処理装置1と通信する。
以下、図1を参照しながら、決済が完了するまでの流れを説明する。ユーザ端末2は、例えば、店舗においてユーザが着席した場所(ダイニングテーブル、カウンターテーブル等)に配置されたコードCを読み取ることによって、店舗を識別するための店舗IDと、ユーザが商品の提供を受ける場所を識別するための場所識別情報(以下、「場所ID」という。)と、を取得する。コードCは、例えば、バーコード又は2次元コードである。ユーザ端末2は、店舗IDと、場所IDと、ユーザ端末2を利用するユーザを識別するためのユーザIDと、を情報処理装置1に送信する(図1における(1))。
情報処理装置1は、店舗で提供される一又は複数の商品を示す商品情報(メニューともいう)をユーザ端末2に送信する(図1における(2))。ユーザ端末2は、情報処理装置1から商品情報を受信し、表示部上に表示する。ユーザ端末2は、商品情報が示す一又は複数の商品のうちユーザが注文する一又は複数の商品の指定を受け付ける。ユーザ端末2は、ユーザが注文する一又は複数の商品を示す注文情報と、場所IDと、を情報処理装置1に送信する(図1における(3))。
情報処理装置1は、ユーザ端末2から、注文情報及び場所IDを受信する。情報処理装置1は、店舗IDに関連付けられた店舗装置3に、注文情報及び場所IDを送信する(図1における(4))。店舗装置3は、情報処理装置1から注文情報及び場所IDを受信し、表示部上に表示する。店舗は、注文情報が示す一又は複数の商品を、場所IDに対応する場所にいるユーザに提供する。
ユーザ端末2は、ユーザが注文した一又は複数の商品に対する決済要求を、情報処理装置1に送信する(図1における(5))。情報処理装置1は、ユーザ端末2から決済要求を受信する。情報処理装置1は、決済要求を受信したことに応じて、注文情報に対応する決済を行う。
[本実施の形態における情報処理システムS1の概要]
続いて、本実施の形態における情報処理システムS1の概要について説明する。図2は、本実施の形態における情報処理システムS1の概要を示す図である。情報処理システムS1は、店舗のレイアウトを評価するシステムである。本実施の形態においては、場所をテーブルと称して説明する。
本実施の形態における情報処理装置1は、店舗のレイアウト情報を記憶している。レイアウト情報は、店舗に設けられたテーブルを含む店舗のレイアウトを特定するための情報である。レイアウト情報は、テーブルごとにレイアウト上の特徴を示す特徴情報を含む。特徴情報は、テーブル及び座席自体の構成を示す情報(例えば、テーブルの形態、座席の形態等)と、テーブル及び座席以外の構成要素を示す情報(例えば、テーブルの明るさ、出入口の近さ、窓際であるか否か等)を含む。
以下において、情報処理システムS1が店舗のレイアウトを評価する処理について説明する。まず、情報処理装置1は、ユーザ端末2から利用開始情報と利用終了情報とを取得する(図2における(1))。利用開始情報は、利用ユーザが店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための情報である。利用終了情報は、利用ユーザが店舗において所定のテーブルの利用を終了したことを示すための情報である。所定のテーブルは、利用ユーザが予約時に指定したテーブル、又は利用ユーザが来店して複数のテーブルの中から選択したテーブルである。なお、利用開始情報の詳細と利用終了情報の詳細とについては後述する。
情報処理装置1は、所定の評価期間におけるテーブルの利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、レイアウト情報によって特定される少なくともテーブルに関連する店舗のレイアウトを評価する(図2における(2))。所定の評価期間は、予め定められた期間であり、例えば、1日、1週間、1か月等である。テーブルの利用期間は、利用開始情報に基づく利用開始時刻から利用終了情報に基づく利用終了時刻までの期間である。なお、利用開始時刻の詳細と利用終了時刻の詳細とについては後述する。
そして、情報処理装置1は、店舗のレイアウトを評価した評価結果を店舗装置3に送信する(図2における(3))。評価結果は、例えば、店舗のレイアウトを変更すべきか否かを示すための情報である。このようにすることで、情報処理システムS1は、店舗のレイアウトを変更すべきか否かを判断するための情報を提供することができる。
以下、情報処理装置1の構成について説明する。
[情報処理装置1の構成]
図3は、情報処理装置1の構成を示す図である。情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。制御部13は、利用情報取得部131と、評価部132と、予約情報取得部133と、出力部134とを有する。
通信部11は、ネットワークに接続するためのインターフェイスであり、例えば通信コントローラを含んで構成されている。記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶している。記憶部12は、店舗のレイアウト情報を管理するレイアウト管理データベースを記憶している。
図4は、レイアウト管理データベースの構成の一例を示す図である。図4に示すように、レイアウト管理データベースは、店舗IDと、テーブルIDと、席数と、特徴情報(テーブル形態、座席形態、明るさ、出入口付近及び窓際等)とを関連付けて記憶している。特徴情報は、図4に示す例に限らず、特徴情報は、テーブルの位置、他のテーブル又はテーブル以外の店舗構成要素との位置関係、例えばトイレ付近、レジ付近及び壁際等の位置情報をさらに含んでもよい。
特徴情報に含まれる明るさは、例えば、スポットライトによって照らされているテーブルの場合に「明るい」と定められ、スポットライトによって照らされていないテーブルの場合に「暗い」と定められる。特徴情報に含まれる明るさは、これに限らず、テーブル付近の明度が所定の閾値以上である場合に「明るい」と定められ、テーブル付近の明度が所定の閾値未満である場合に「暗い」と定められてもよい。
特徴情報に含まれる出入口付近は、例えば、出入口からテーブルまでの距離が所定の閾値以内であるか否かによって定められる。特徴情報に含まれる出入口付近は、これに限らず、複数のテーブルのうち出入口に相対的に近いテーブル(例えば出入口に最も近いテーブル)であるか否かによって定められてもよい。
図3に戻り、制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、利用情報取得部131、評価部132、予約情報取得部133及び出力部134として機能する。
利用情報取得部131は、利用開始情報をユーザ端末2から取得する。具体的には、まず、ユーザ端末2は、店舗において複数のテーブルの中から利用ユーザが選択したテーブルに配置されたコードCを読み取ることによって取得した店舗IDと場所IDとユーザIDとを情報処理装置1に送信する。そして、利用情報取得部131は、ユーザ端末2が送信した店舗IDと場所IDとユーザIDとを、利用開始情報として取得する。
また、利用情報取得部131は、利用終了情報をユーザ端末2から取得する。具体的には、まず、利用ユーザがユーザ端末2において決済を行うための決済操作を行うと、ユーザ端末2は、決済要求を情報処理装置1に送信する。決済要求には、ユーザIDが含まれるが、これに限らず、金額等が含まれてもよい。そして、利用情報取得部131は、ユーザ端末2が送信した決済要求を、利用終了情報として取得する。
上記において、利用情報取得部131は、ユーザ端末2から利用開始情報と利用終了情報とを取得する例を説明したが、これに限らない。例えば、利用情報取得部131は、店舗装置3から利用開始情報及び利用終了情報のうちの少なくともいずれかを取得してもよい。例えば、まず、店舗の従業員が、店舗装置3において、テーブルに着席したユーザによる注文内容を入力すると、店舗装置3は、入力された入力情報(例えば、テーブルID、注文商品等)を情報処理装置1に送信する。そして、利用情報取得部131は、店舗装置3が送信した入力情報を、利用開始情報として取得する。また、例えば、まず、店舗の従業員が、店舗装置3においてユーザの会計を処理するための会計操作(例えば、クレジットカード決済、現金決済を行うための操作等)を行うと、店舗装置3は、少なくともテーブルIDを含む情報であって会計操作を示す会計情報を情報処理装置1に送信する。そして、利用情報取得部131は、店舗装置3が送信した会計情報を、利用終了情報として取得する。
評価部132は、所定の評価期間におけるテーブルの利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、レイアウト管理データベースに記憶されているレイアウト情報によって特定される少なくともテーブルに関連する店舗のレイアウトを評価する。具体的には、評価部132は、所定の評価期間におけるテーブルの利用度合いが低いほど店舗のレイアウトの評価を低くし、所定の評価期間におけるテーブルの利用度合いが高いほど店舗のレイアウトの評価を高くする。
上記のとおり、テーブルの利用期間は、利用開始時刻から利用終了時刻までの期間である。利用開始時刻は、例えば、ユーザ端末2がコードCを読み取った時刻、ユーザ端末2が店舗IDと場所IDとユーザIDとを情報処理装置1に送信した時刻、情報処理装置1がユーザ端末2から店舗IDと場所IDとユーザIDとを取得した時刻である。利用開始時刻は、利用開始情報が店舗装置3から取得された情報である場合、店舗の従業員が店舗装置3に入力情報を入力した時刻、店舗装置3が入力情報を情報処理装置1に送信した時刻、又は利用情報取得部131が店舗装置3から入力情報を取得した時刻であってもよい。利用終了時刻は、例えば、ユーザがユーザ端末2において決済操作を行った時刻、ユーザ端末2が決済要求を情報処理装置1に送信した時刻、又は利用情報取得部131が決済要求を取得した時刻である。利用終了時刻は、利用終了情報が店舗装置3から取得された情報である場合、店舗の従業員が店舗装置3において会計操作を行った時刻、店舗装置3が決済情報を情報処理装置1に送信した時刻、又は利用情報取得部131が店舗装置3から決済情報を取得した時刻であってもよい。
評価部132は、例えば、以下の第1のステップから第3のステップまでの処理を実行することにより、店舗のレイアウトを評価する。第1に、評価部132は、利用情報取得部131が所定の評価期間に取得した利用開始情報及び利用終了情報に基づいて、各テーブルの利用期間を算出する。例えば、まず、評価部132は、利用ユーザの組ごと(利用開始情報及び当該利用開始情報に対応する利用終了情報の組み合わせごと)に、利用開始時刻から利用終了時刻までの滞在期間を算出する。利用開始情報に対応する利用終了情報は、利用開始情報に含まれるユーザIDと同一のユーザIDを含む利用終了情報である。そして、評価部132は、テーブルごとに、算出した各組の滞在期間を集計することにより、各テーブルの利用期間を算出する。
第2に、評価部132は、算出した各テーブルの利用期間に基づいて、各テーブルの利用度合いを特定する。具体的には、評価部132は、テーブルごとに、当該テーブルの利用期間に基づいて、テーブルの利用度合いを示すためのテーブル評価値を算出することにより、テーブルの利用度合いを特定する。テーブル評価値は、例えば、テーブルの利用度合いが高いほど大きくなる数値を示し、テーブルの利用度合いが低いほど小さくなる数値を示す。
評価部132は、例えば、所定の評価期間に対するテーブルの利用期間の割り合いを、テーブル評価値として算出する。これに限らず、例えば、評価部132は、テーブルの利用期間を点数化することにより、テーブル評価値を算出してもよい。具体的には、評価部132は、テーブルの利用期間を予め定められた単位期間(例えば1分、10分、60分等)で除算した数値を、テーブル評価値として算出する。
なお、評価部132は、利用ユーザの組ごとに、所定の評価期間に対する当該組の滞在時間の割り合いを示す組評価値を算出し、算出した各組の組評価値を合計することにより、テーブル評価値を算出してもよい。この場合、評価部132は、利用ユーザの滞在期間が長いほど組評価値を指数的に大きくしてもよい。
評価部132は、例えば、所定の評価期間に対して、利用ユーザの滞在期間が長いほど数値が指数的に大きくなる所定の関数を適用した利用ユーザの滞在期間の割り合いを、組評価値として算出する。このようにすることで、情報処理装置1は、所定の評価期間において、あるテーブルにおける利用ユーザの組数は多いが、各組の滞在時間が短い場合における店舗のレイアウトの評価より、あるテーブルにおける利用ユーザの組数は少ないが、各組の滞在時間が長い場合における店舗のレイアウトの評価を高くすることができる。
評価部132は、所定の評価期間における利用期間と未利用期間とに基づいて、テーブルの利用度合いを特定してもよい。未利用期間は、所定の評価期間における利用期間以外の期間である。例えば、まず、評価部132は、所定の評価期間において利用ユーザがテーブルを利用していない一以上の未滞在期間を算出し、算出した一以上の未滞在期間を集計することにより、各テーブルの未利用期間を算出する。未滞在期間は、例えば、所定の評価期間が開始した時刻から最初の利用開始時刻までの期間、利用終了時刻から次の利用開始時刻までの期間、最後の利用終了時刻から所定の評価期間が終了した時刻までの期間等である。そして、評価部132は、利用期間と未利用期間との比率を、テーブル評価値として算出する。
第3に、評価部132は、特定した各テーブルの利用度合いに基づいて、店舗のレイアウトを評価する。具体的には、評価部132は、各テーブルのテーブル評価値に基づく店舗評価値に基づいて、店舗のレイアウトを評価する。店舗評価値は、例えば、各テーブルのテーブル評価値を合計した合計値、又は各テーブルのテーブル評価値の平均値等である。
例えば、記憶部12には、店舗評価値の範囲ごとに、当該範囲と店舗のレイアウトの評価の高さを示す指標値(例えば、数値又はアルファベットで表されるレベル等)とが関連付けて記憶されている。この場合において、評価部132は、記憶部12に記憶されている複数の指標値のうち、算出した店舗評価値を含む範囲に関連付けて記憶部12に記憶されている指標値を特定することにより、店舗のレイアウトを評価する。
評価部132は、予約ユーザに所定のテーブルを利用させるために確保された確保期間を考慮して、店舗のレイアウトを評価してもよい。具体的には、評価部132は、予約ユーザに対して所定のテーブルを利用させるために所定のテーブルを確保したことを示す確保情報に基づく確保開始時刻から利用開始時刻までの確保期間を含む利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、店舗のレイアウトを評価する。確保開始時刻は、例えば、店舗の従業員が店舗装置3においてテーブルを確保したことを設定した時刻、店舗装置3が確保情報を情報処理装置1に送信した時刻、又は利用情報取得部131が店舗装置3から確保情報を取得した時刻である。
より具体的には、まず、店舗の従業員が、予約ユーザに利用させるために所定のテーブルを確保した後に、店舗装置3において所定のテーブルを確保したことを設定すると、店舗装置3は、確保されたテーブルに対応するテーブルIDと確保情報とを情報処理装置1に送信する。そして、利用情報取得部131がテーブルIDと確保情報とを取得すると、評価部132は、利用情報取得部131において確保開始時刻から利用開始時刻までの確保期間を含む利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、店舗のレイアウトを評価する。このようにすることで、情報処理装置1は、確保期間が考慮されないことによって、店舗のレイアウトを低く評価してしまう事態を防ぐことができる。
評価部132は、テーブルの利用期間において当該テーブルを利用する利用人数に関わらず、テーブルが利用されている場合に、店舗のレイアウトの評価を高くしてもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、テーブルの利用に着目して店舗のレイアウトを評価することができる。
評価部132は、テーブルの利用期間におけるテーブルの利用人数に応じて、店舗のレイアウトを評価してもよい。具体的には、まず、利用情報取得部131は、所定のテーブルを同時に利用する利用人数を特定するための情報をさらに取得する。そして、評価部132は、利用人数とテーブルに設けられた座席の数との差が小さいほど、店舗のレイアウトの評価を高くし、利用人数とテーブルに設けられた座席の数との差が大きいほど、店舗のレイアウトの評価を低くする。
例えば、まず、利用情報取得部131は、第1のユーザ端末2から利用開始情報(店舗ID及び場所ID)を取得してから利用終了情報(決済要求)を取得するまでの間において、第2のユーザ端末2から、第1のユーザ端末2から取得した店舗IDと場所IDとが同一である店舗IDと場所IDとを取得する。評価部132は、第1のユーザ端末2から取得した店舗IDと場所IDとが同一である店舗IDと場所IDとが取得された第2のユーザ端末2の数に基づいて、第1のユーザ端末2の利用ユーザが利用しているテーブルの利用人数を特定する。そして、評価部132は、利用人数とテーブルに設けられた座席の数との差が小さいほど、店舗のレイアウトの評価を高くし、利用人数とテーブルに設けられた座席の数との差が大きいほど、店舗のレイアウトの評価を低くする。
例えば、記憶部12には、利用人数と座席の数との差分ごとに、当該差分を示す差分値と、当該差分値が大きいほど組評価値が小さくなる係数とが関連付けて記憶されている。この場合において、評価部132は、テーブルの設けられた座席の数と利用人数との差分を示す差分値に関連付けて記憶部12に記憶されている係数を適用した組評価値に基づいて、評価値を算出する。このようにすることで、情報処理装置1は、テーブルだけではなく、テーブルに設けられた座席の利用に着目して店舗のレイアウトを評価することができる。
評価部132は、所定の評価期間における店舗の売り上げを考慮して店舗のレイアウトを評価してもよい。具体的には、評価部132は、所定の評価期間における店舗の売り上げが所定の閾値以上である場合、店舗のレイアウトの評価を高くし、所定の評価期間における店舗の売り上げが所定の閾値未満である場合、店舗のレイアウトの評価を低くする。所定の閾値は、例えば、店舗ごとに定められた値である。例えば、記憶部12には、店舗の売り上げが所定の閾値以上である場合に用いる第1係数と、店舗の売り上げが所定の閾値未満である場合に用いる第2係数とが記憶されている。第1係数は、店舗評価値を大きくするための数値であり、第2係数は、店舗評価値を小さくするための数値である。
この場合において、まず、評価部132は、所定の評価期間において利用情報取得部131が利用終了情報として取得した決済要求に含まれる金額を集計することにより、店舗の売上額を算出する。そして、評価部132は、所定の評価期間における店舗の売上額が当該店舗に対応する所定の閾値以上である場合に、店舗評価値に第1係数を適用し、店舗の売上額が当該店舗に対応する所定の閾値未満である場合に、店舗評価値に第2係数を適用する。このようにすることで、情報処理装置1は、店舗の売り上げが高いにも関わらず、店舗のレイアウトの評価を低くしてしまう事態の発生を低減することができる。
評価部132は、予約ユーザによる予約を受け付けたか否かに応じて、店舗のレイアウトを評価してもよい。例えば、記憶部12には、予約ユーザによる予約に関する情報が記憶されている。予約に関する情報は、指定されたテーブルのテーブルIDと、当該テーブルが利用される予定の予定期間とを含む。
具体的には、まず、予約情報取得部133は、予約ユーザが使用するユーザ端末2から、テーブルの利用を希望する希望日時を示す情報を取得する。そして、評価部132は、記憶部12に記憶されている予約に関する情報を参照し、予約ユーザの希望日時において予約ユーザが利用可能なテーブルが存在しない場合、店舗のレイアウトの評価を低くする。
評価部132は、例えば、予約を受け付けることができない予約ユーザの数が多いほど、店舗のレイアウトの評価を低くする。例えば、記憶部12には、予約を受け付けることができない予約ユーザの数が多いほど数値が大きくなる係数が記憶されており、評価部132は、予約を受け付けることができない予約ユーザの数に基づく係数を店舗評価値に適用(例えば、予約を受け付けることができない予約ユーザの数と係数とを乗算した乗算値で評価値を減算)することにより、店舗評価値を算出する。このようにすることで、情報処理装置1は、テーブルの数が足りているか否かを評価することができる。
出力部134は、評価部132が評価した評価結果を出力する。具体的には、出力部134は、評価部132が評価した評価結果を店舗装置3に表示させる。出力部134は、例えば、評価部132が特定した評価指標に対応する情報(例えば、「店舗のレイアウトを変更する必要がありません」、「店舗のレイアウトを変更した方がよいです」、「店舗のレイアウトを変更すべきです」等のようなメッセージ)を店舗装置3に表示させる。
上記において、評価部132は、店舗のレイアウト全体を評価する例を説明したが、これに限らない。例えば、評価部132は、テーブルごとに店舗のレイアウトを評価してもよい。
具体的には、評価部132は、店舗に設けられた複数のテーブルのうち、利用度合いが低いテーブルを特定し、特定したテーブルに関連する店舗のレイアウトを評価する。評価部132は、例えば、店舗に設けられた複数のテーブルのうち、相対的にテーブル評価値小さいテーブル(例えば、最もテーブル評価値が小さいテーブル、又はテーブル評価値が小さい順に所定の数のテーブル)を特定してもよいし、複数のテーブルのうち、テーブル評価値が予め定められた所定の閾値以下であるテーブルを特定してもよい。
利用度合いが低いテーブルを評価部132が特定すると、出力部134は、例えば、特定されたテーブルを示す情報(例えば、テーブルID)と、テーブルを削減できる旨のメッセージとを、評価結果として出力する。評価部132は、利用度合いが低いテーブルを利用した複数の利用ユーザの組のうち、当該テーブルの座席数より少ない利用人数で当該テーブルを利用した利用ユーザの組が相対的に多い場合、テーブルの座席数を削減できる旨、又はテーブル及び座席を分割できる旨のメッセージを、評価結果として出力してもよい。なお、評価部132は、算出した店舗評価値が予め定められた所定の閾値以下である場合に、テーブルごとに店舗のレイアウトを評価してもよい。
出力部134は、利用度合いが高いテーブルに関連するレイアウト上の特徴と、利用度合いが低いテーブルに関連するレイアウト上の特徴とを比較した比較結果を、評価結果として出力してもよい。具体的には、まず、評価部132は、テーブル評価値が相対的に大きいテーブル(例えば、最もテーブル評価値が大きいテーブル、又はテーブル評価値が大きい順に所定の数のテーブル)に対応する特徴情報によって示されるレイアウト上の特徴と、テーブル評価値が相対的に小さいテーブルに対応する特徴情報によって示されるレイアウト上の特徴との差異を特定することにより、店舗のレイアウトを評価する。そして、出力部134は、評価部132が特定した差異を示す情報を、評価結果として出力する。
より具体的には、まず、評価部132は、テーブル評価値が相対的に高いテーブルに対応する特徴情報によって示される当該テーブルに関連するレイアウト上の特徴に含まれるテーブルの形態、テーブルに設けられた座席の形態、及びテーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかと、テーブル評価値が相対的に低いテーブルに対応する特徴情報によって示されるレイアウト上の特徴に含まれるテーブルの形態、テーブルに設けられた座席の形態、及びテーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかとの差異を特定することにより、店舗のレイアウトを評価する。テーブルの形態は、例えば、カウンターテーブル、ダイニングテーブル等である。座席の形態は、例えば、イス、ソファ、座敷等である。テーブルを含む空間の形態は、例えば、個室であるか否かである。そして、出力部134は、評価部132が特定した差異を示す情報を出力する。
図5は、店舗のレイアウトを模式的に表した図である。図5に示す例においては、テーブルT1、T2、T4、T5、T7にライトLが設けられている。例えば、テーブルT4が、評価値が相対的に大きいテーブルであり、テーブルT2が、評価値が相対的に小さいテーブルであるとする。テーブルT4の座席の形態はソファであり、テーブルT2の座席の形態はイスである。
この場合において、評価部132は、テーブルT4の座席の形態と、テーブルT2の座席の形態とに差異を特定する。そして、出力部134は、テーブルT2のテーブルIDと、評価部132が特定した差異(座席の形態がイスであること、又は座席の形態をソファに変更した方がよいこと)を示す情報とを関連付けて店舗装置3に表示させる。このようにすることで、情報処理装置1は、店舗のレイアウトにおいて、どこをどのように変更すればよいかを提示することができる。
出力部134は、テーブル及び座席以外の特徴を比較した比較結果をテーブルに関する情報として出力してもよい。具体的には、まず、評価部132は、テーブル評価値が相対的に大きいテーブルに対応する特徴情報によって示される構成要素と、テーブル評価値が相対的に小さいテーブルに対応する特徴情報によって示される構成要素との差異を特定することにより、店舗のレイアウトを評価する。構成要素は、レイアウト上の特徴を構成する要素であって、テーブル以外の要素である。構成要素は、例えば、テーブルの明るさ、出入口の近さ、窓際であるか否か等である。そして、出力部134は、評価部132が特定した差異を示す情報を評価結果として出力する。
図5に示す例において、テーブルT6が、利用度合いが高いテーブルであり、テーブルT7が、利用度合いが低いテーブルであるとする。この場合において、評価部132は、テーブルT6の構成要素と、テーブルT7の構成要素との差異として、ライトLの有無に伴う明るさと、トイレ付近であるか否かを特定する。
この場合、出力部134は、利用度合いが低いテーブルT6のテーブルIDと、テーブルT6の利用度合いが低い要因(トイレ付近に設けられていること、テーブルが暗いこと)を示す情報とを関連付けて出力する。出力部134は、テーブルT6の利用度合いが低い要因を示す情報に限らず、テーブルT6の利用度合いを高くするための改善策(例えば、テーブルT6をトイレから遠ざけた位置に設置する、テーブルT6とトイレとの間にパーティション又は観葉植物等のような物を設置する、スポットライトを設ける等)を示す情報を店舗装置3に表示させてもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、店舗のレイアウトにおいて、どこをどのように変更すればよいかを提示することができる。
上記において、評価部132は、店舗のレイアウトを評価する例を説明したが、これに限らない。例えば、評価部132は、テーブルの利用度合いに基づいて、店舗の勤務体制をさらに評価してもよい。例えば、記憶部12には、店舗における各従業員の勤務シフトが記憶されている。
この場合において、評価部132は、店舗のレイアウトの評価として、利用度合いが低いテーブルを削減できると評価した場合において、利用度合いが低いテーブルを削減した後のテーブル数によって定まる店舗において同時に勤務する従業員の勤務人数として許容される許容人数と、店舗における各従業員の勤務シフトによって定まる勤務人数との差に基づいて、店舗の勤務体制をさらに評価する。例えば、情報処理装置1には、1人の従業員が担当するテーブルの数である担当数が設定されており、評価部132は、利用度合いが低いテーブルを削減した後のテーブル数と担当数とを乗算することにより、許容人数を算出する。
評価部132は、例えば、算出した許容人数より勤務人数の方が多い場合、勤務人数を削減できると評価する。このようにすることで、情報処理装置1は、店舗が設定する勤務シフトを見直す機会を提供することができる。
[情報処理装置1の処理]
続いて、情報処理装置1の処理の流れについて説明する。図6は、情報処理装置1の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、利用情報取得部131が、利用開始情報をユーザ端末2から取得したことを契機として開始する(S1)。利用情報取得部131は、利用終了情報をユーザ端末2から取得する(S2)。
評価部132は、現在時刻が所定の評価期間内であるか否かを判定する(S3)。評価部132は、現在時刻が所定の評価期間内であると判定した場合(S3においてYESの場合)、処理をS1に戻す。
一方、評価部132は、現在時刻が所定の評価期間内ではないと判定した場合(S3においてNOの場合)、評価部132は、利用情報取得部131が所定の評価期間に取得した利用開始情報及び利用終了情報に基づいて、各テーブルの利用期間を算出する(S4)。評価部132は、算出した各テーブルの利用期間に基づいて、各テーブルの利用度合いを特定する(S5)。
評価部132は、特定した各テーブルの利用度合いに基づいて、店舗のレイアウトを評価する(S6)。そして、出力部134は、評価部132が評価した評価結果を出力する(S7)。
[本実施の形態における効果]
以上説明したとおり、情報処理装置1は、所定の評価期間におけるテーブルの利用期間によって特定されるテーブルの利用度合いに基づいて、レイアウト情報によって特定される少なくともテーブルに関連する店舗のレイアウトを評価する。このようにすることで、情報処理装置1は、店舗のレイアウトを変更すべきか否かを判断するための情報を提供することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 利用情報取得部
132 評価部
133 予約情報取得部
134 出力部
2 ユーザ端末
3 店舗装置
S 情報処理システム

Claims (12)

  1. 店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報であって、前記テーブルごとにレイアウト上の特徴を示す特徴情報を含む前記レイアウト情報を記憶する記憶部と、
    利用ユーザが前記店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得する利用情報取得部と、
    所定の評価期間における前記利用開始情報に基づく利用開始時刻から前記利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いが低いほど小さい数値を示す評価値を算出し、前記テーブルの利用度合いが高いほど大きい数値を示す前記評価値を算出し、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴との差異を特定することにより、前記レイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウト価する評価部と、
    前記評価部が評価した評価結果を出力する出力部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 予約ユーザが使用するユーザ端末から、前記テーブルの利用を希望する希望日時を示す情報を取得する予約情報取得部をさらに有し、
    前記評価部は、前記希望日時において前記予約ユーザが利用可能な前記テーブルが存在しない場合、前記店舗のレイアウトの評価を低くする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記評価部は、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される当該テーブルに関連する前記レイアウト上の特徴に含まれる前記テーブルの形態、前記テーブルに設けられた座席の形態、及び前記テーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかと、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴に含まれる前記テーブルの形態、前記テーブルに設けられた座席の形態、及び前記テーブルを含む空間の形態のうちの少なくともいずれかとの差異を特定することにより、前記店舗のレイアウトを評価する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記評価部は、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴を構成する要素であって前記テーブル以外の構成要素と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記構成要素との差異を特定することにより、前記店舗のレイアウトを評価する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記評価部は、予約ユーザに対して前記所定のテーブルを利用させるために前記所定のテーブルを確保したことを示す確保情報に基づく確保開始時刻から前記利用開始時刻までの確保期間を含む前記利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗のレイアウトを評価する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記評価部は、前記利用期間において前記テーブルを利用する利用人数に関わらず、前記テーブルが利用されている場合に、前記店舗のレイアウトの評価を高くする、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記利用情報取得部は、前記所定のテーブルを同時に利用する利用人数を特定するための情報をさらに取得し、
    前記評価部は、前記利用人数と前記テーブルに設けられた座席の数との差が小さいほど前記店舗のレイアウトの評価を高く、前記利用人数と前記テーブルに設けられた座席の数との差が大きいほど前記店舗のレイアウトの評価を低くする、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記評価部は、前記所定の評価期間における前記店舗の売り上げが所定の閾値以上である場合、前記店舗のレイアウトの評価を高くし、前記所定の評価期間における前記店舗の売り上げが前記所定の閾値未満である場合、前記店舗のレイアウトの評価を低くする、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記評価部は、前記テーブルの利用度合いに基づいて、前記店舗の勤務体制をさらに評価する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記評価部は、前記所定の評価期間における前記利用期間と、前記利用期間以外の期間である未利用期間とに基づいて、前記テーブルの利用度合いを特定する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報であって、前記テーブルごとにレイアウト上の特徴を示す特徴情報を含む前記レイアウト情報を記憶する記憶部を有するコンピュータが実行する、
    利用ユーザが前記店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得するステップと、
    小さい数値を示す評価値を算出し、前記テーブルの利用度合いが高いほど大きい数値を示す前記評価値を算出し、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴との差異を特定することにより、前記レイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウト価するステップと、
    評価した評価結果を出力するステップと、
    を有する情報処理方法。
  12. 店舗に設けられたテーブルを含む前記店舗のレイアウトを特定するためのレイアウト情報であって、前記テーブルごとにレイアウト上の特徴を示す特徴情報を含む前記レイアウト情報を記憶する記憶部を有するコンピュータを、
    利用ユーザが前記店舗において所定のテーブルの利用を開始したことを示すための利用開始情報と、前記利用ユーザが前記所定のテーブルの利用を終了したことを示すための利用終了情報とを取得する利用情報取得部、
    所定の評価期間における前記利用開始情報に基づく利用開始時刻から前記利用終了情報に基づく利用終了時刻までの利用期間によって特定される前記テーブルの利用度合いが低いほど小さい数値を示す評価値を算出し、前記テーブルの利用度合いが高いほど大きい数値を示す前記評価値を算出し、前記評価値が相対的に大きい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴と、前記評価値が相対的に小さい前記テーブルに対応する前記特徴情報によって示される前記レイアウト上の特徴との差異を特定することにより、前記レイアウト情報によって特定される少なくとも前記テーブルに関連する前記店舗のレイアウト価する評価部、及び
    前記評価部が評価した評価結果を出力する出力部、
    として機能させるためのプログラム。
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