JP7278324B2 - 電子地図の地図検索のテスト方法、装置、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

Description

本開示は、データ処理分野に関し、特に、スマート交通、データ検索等の分野に関する。

電子地図のテストは、主に電子地図のアップグレードシナリオに適用される。テストデータを用いてアップグレード前後の異なるバージョンの電子地図をテストし、テスト結果を取得する。従来技術において、電子地図のテストデータは、固有単語テーブルに依存していた。しかしながら、上記テストデータは、テストシナリオのカバーを行うことができず、テストの完全性の欠如をもたらす。

本開示は、地図検索のテスト方法、装置、デバイス及び記憶媒体を提供する。

本開示の１つの態様は、地図検索のテスト方法を提供し、該方法は、
ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを解析して、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果を取得することと、
インタラクション履歴データと、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果とを関連付けて、関連データを取得することと、
関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、テストデータを生成することと、
テストデータを利用して電子地図の検索をテストして、テスト結果を取得することとを含む。

本開示の他の態様は、インタラクションデータ解析モジュールと、データ関連付けモジュールと、テストデータ生成モジュールと、地図検索テストモジュールと、を備える地図検索のテスト装置を提供し、
インタラクションデータ解析モジュールは、ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを解析して、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果を取得するように構成され、
データ関連付けモジュールは、インタラクション履歴データと、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果と、を関連付けて、関連データを取得するように構成され、
テストデータ生成モジュールは、関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、テストデータを生成するように構成され、
地図検索テストモジュールは、テストデータを利用して電子地図の検索をテストして、テスト結果を取得するように構成される。

第３の態様として、本開示の実施形態は、少なくとも１つのプロセッサと、少なくとも１つのプロセッサに通信接続されるメモリと、を備える電子デバイスを提供し、
メモリは、少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶し、命令は、少なくとも１つのプロセッサによって実行されると、少なくとも１つのプロセッサに本開示のいずれかの実施形態に記載の方法を実行させる。
第４の態様として、本開示の実施形態は、コンピュータ命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供し、コンピュータ命令は、コンピュータに本開示のいずれかの実施形態に記載の方法を実行させる。

通常、電子地図の検索のアップグレードは、異なる次元のロジックに従って行うことができ、例えば、検索結果の表示からアップグレードされ、ユーザーから入力された検索内容の応答からアップグレードされる。本開示の目的は、インタラクション履歴データを豊かにし、その多次元での特徴付けを可能にする。インタラクション履歴データおよびその多次元での特徴付けを使用して、地図の検索をテストし、それによって、電子地図のアップグレードのロジックにヒットし、最適なテスト効果を達成する。

なお、ここで記載された内容は、本開示の実施形態の主要な特徴又は重要な特徴を識別することを意図したものではなく、また、本開示の範囲を限定することを意図したものでもない。本開示のその他の特徴は以下の明細書によって容易に理解されるであろう。

図面は、本開示の技術案をよりよく理解するためのものであり、本開示を限定するものではない。
本開示に係る地図検索のテスト方法のフローチャートである。 本開示に係る地図検索のテスト方法のフローチャートである。 本開示に係る電子地図のテスト結果のフローチャートである。 本開示に係るインタラクション履歴データの解析の模式図である。 本開示に係る地図検索のテスト方法のフローチャートである。 本開示に係る地図検索のテスト装置の模式図である。 本開示の実施形態における地図検索のテスト方法を実現する電子デバイスのブロック図である。

本開示の例示的な実施形態は、理解を容易にするために本開示の実施形態の様々な詳細を含む添付の図面と関連して以下に説明され、それらは単に例示的なものとみなされるべきである。したがって、当業者は、本開示の範囲および精神から逸脱することなく、本明細書に記載された実施形態に対して様々な変更および修正を行うことができることを認識するであろう。また、以下の説明では、説明の明確化のため、周知の機能及び構成についての記載は省略する。

図１に示すように、一実施形態において、本開示は、地図検索のテスト方法を提供し、該方法は、以下のステップを含み、
Ｓ１０１において、ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを解析して、解析結果を取得し、解析結果は、多次元でインタラクション履歴データを表すために使用され、
Ｓ１０２において、インタラクション履歴データと、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果とを関連付けて、関連データを取得し、
Ｓ１０３において、関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、テストデータを生成し、
Ｓ１０４において、テストデータを利用して電子地図の検索をテストして、テスト結果を取得する。

本開示の実施形態において、ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データは、過去の半年、１年のデータであってもよい。インタラクション履歴データは、ユーザーの検索記録及びユーザーの検索記録に基づいて電子地図に表示される検索結果等のデータを解析したデータを含んでもよい。解析されないデータについては、本開示に係る方法に従って解析を行い、最終的にテストデータを生成することができる。

例えば、検索記録は、ユーザーが注目点検索を行う精度要件を含んでもよい。この要件は、具体的な注目点（ＸＸビル）を直接入力すること、ユーザーが「駐車場」の広い注目点を入力すること、ユーザーが「ＸＸ（ブランド）チェーン店」のブランド注目点を入力することなどを含むことができる。

また、例えば、検索記録は、ユーザーが注目点を入力する方式を含んでもよい。この方式は、単一の検索ボックスにおいて注目点の名称を入力すること、２つの検索ボックスにおいて始点および注目点の名称をそれぞれ入力すること、連想機能またはデフォルト注目点プッシュ機能を用いて注目点の名称を入力すること、電子地図から注目点をクリックして選択することなどを含むことができる。

また、例えば、検索記録は、ユーザーが最終的に決定した注目点の属性を含むことができる。この属性は、例えば、観光地、ホテル、ガソリンスタンドなどの注目点の種類を含むことができる。又は、この属性は、注目点が位置する地理的位置も含むことができ、この地理的位置は、行政エリア、都市、ビジネスエリア、街路などによって範囲が画定され得る。

ユーザーの検索記録に基づいて電子地図に表示される検索結果は、検索結果の表示方式を含むことができる。例えば、検索結果の一覧ページにおける単一に表示され、検索結果の一覧ページにおける複数に表示され、図エリアの形式で表示される。

上記のデータを取得した場合、データを解析し、解析結果を取得する。該解析結果は、複数の次元でインタラクション履歴データを表すことができる。例えば、ユーザー操作の次元、ユーザー検索要件の次元、電子地図に検索結果が表示される次元等である。

解析結果を決定した場合、インタラクション履歴データ及び解析結果に基づいて、テストデータを生成することができる。解析結果は、その中から、履歴データを表す１つ以上の次元を任意に選択することができる。具体的に、テストされる電子地図に基づいて決定されてもよい。

テストデータは、地図テストに応用されるコードであってもよく、インタラクション履歴データ及び解析結果をコンパイルすることにより、テストデータを生成することができる。インタラクション履歴データのコンパイルは、異なるフィールド、たとえばユーザーＩＤに対応するフィールド、注目点に対応するフィールドなどが、インタラクション履歴データから抽出されてもよい。

テストデータを異なるバージョンの電子地図に入力し、電子地図のテスト結果を取得することができる。テスト結果は、対比形式で表示されることができる。例えば、表示内容は、テストデータと、異なるバージョンの電子地図が返す結果を含んでもよい。異なるバージョンの電子地図が返す結果は、例えば、注目点の名称、地理的位置、タイプ、電子地図における表示方式などの注目点に関する複数のタイプの情報を含むことができる。これにより、テスト者が異なるバージョンの電子地図の差分をより直感的に比べて理解することが容易となる。

一般的に、電子地図のアップグレードは、異なるロジックに従って行うことができ、例えば、検索結果の表示からアップグレードされ、ユーザーにより入力された検索内容の応答からアップグレードされる。上記のインタラクション履歴データの解析により、インタラクション履歴データを豊富にすることができる。従来技術において固有単語テーブルのみを用いてテストを行うよりも、インタラクション履歴データを解析した後、より多くの次元の情報を用いて電子地図の検索の注目点の検索結果をテストすることができる。電子地図のアップグレードのロジックをヒットさせることができる。

一実施形態において、ステップＳ１０２においてインタラクション履歴データと解析結果との関連付けることは、具体的に、
インタラクション履歴データにおける特徴情報を取得し、特徴情報を利用してインタラクション履歴データと解析結果とを関連付けて、関連データを取得することを含む。

インタラクション履歴データにおける特徴情報は、ユーザーのＩＤ情報であってもよい。例えば、ユーザーの登録情報、地図にアクセスするデバイスＩＤ等に基づいて、該ユーザーのＩＤ情報を生成することができる。該ユーザーと地図とのインタラクションごとに、該ユーザーのＩＤ情報をロードする。該ユーザーのＩＤ情報をインタラクション履歴データ及び解析結果に含めて、同じＩＤ情報を有するインタラクション履歴データと解析結果とを関連付けることができる。

または、インタラクション履歴データにおける特徴情報はまた、ユーザーが検索した注目点であってもよく、例えば、注目点はＸＸビルであってもよい。この場合、同じ注目点に基づいて、インタラクション履歴データと解析結果とを関連付けることができる。

上記の技術案によれば、膨大なデータベースにおいて、特徴情報に基づいてインタラクション履歴データと解析結果との関連付けを確立ことができ、テストデータを生成する時に、インタラクション履歴データに関連付けられた解析結果に速やかに照会して、テストデータの生成を行うことができる。

図２に示すように、一実施形態において、インタラクション履歴データがＵＲＬに記載され、この場合、本開示の方法は、以下のステップを含み、
Ｓ１０５において、ＵＲＬからインタラクション履歴データを取得し、
Ｓ１０６において、インタラクション履歴データにおける特徴情報を利用して、それに関連付ける解析結果を再取得し、
Ｓ１０７において、関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、電子地図をテストするためのテストデータを再生成する。

解析されたインタラクション履歴データは、ＵＲＬに記載される。これにより、ＵＲＬを利用してインタラクション履歴データを再現することができる。そして、同じ履歴データを利用してテストし、テスト結果をより直感的にすることができる。

テストデータを生成する時に、インタラクション履歴データは、ＵＲＬから取得されることができる。インタラクション履歴データを取得した場合、インタラクション履歴データにおける特徴情報から、インタラクション履歴データに関連する解析結果を直接取得することができる。これにより、解析により解析結果を得る過程を省略することができる。

取得されたインタラクション履歴データ及び解析結果に基づいてコンパイルを行うことで、テストデータを生成することができる。この過程では、解析結果に対して、その中から、履歴データを表す任意の１つ以上の次元を選択することができる。具体的な選択は、テストされる電子地図から決定されてもよい。

なお、一実施形態において、インタラクション履歴データおよび解析結果をコンパイルすることにより、テストデータを生成することができる。テストデータを得る場合、インタラクション履歴データをＵＲＬに記載し、インタラクション履歴データにおける特徴情報に基づいて、インタラクション履歴データ、解析結果、及びテストデータの３つを関連付けてもよい。地図テストを行う際には、必要な解析結果を選択することができる。関連付けに基づいて、解析結果に関連付けられたインタラクション履歴データを検索して見つけることができる。さらに、関連付けに基づいて、電子地図をテストするテストデータを直接取得する。

上記の技術案により、ＵＲＬとインタラクション履歴データにおける特徴情報に基づいて、インタラクション履歴データと解析結果を取得することができ、これにより、コンパイルによりテストデータを取得することができる。さらに、インタラクション履歴データは再現可能であるため、同じデータに対して複数回のテストを行うことでテスト結果を豊かにすることができる。

図３に示すように、一実施形態において、ステップＳ１０４は、さらに、以下のステップを含み、
Ｓ１０４１において、テストデータを異なるバージョンの電子地図にそれぞれ入力し、第１の結果及び第２の結果を取得し、第１の結果と第２の結果とが、それぞれ、少なくとも１つの注目点情報を含む結果であり、
Ｓ１０４２において、第１の結果と第２の結果との注目点情報の差分を電子地図のテスト結果とする。

例えば、第１のバージョンと第２のバージョンの２つのバージョンの電子地図がある。ここで、第１のバージョンの電子地図がアップグレード前の電子地図であり、第２のバージョンの電子地図がアップグレード後の電子地図である。

テストデータを異なるバージョンの電子地図に入力し、第１のバージョンの電子地図から第１の結果を取得し、第２のバージョンの電子地図から第２の結果を取得する。

ここで、第１の結果と第２の結果の両方は、少なくとも１つの注目点情報を取得する。該注目点情報は、注目点の名称、地理的位置、属する行政エリア、注目点に対する電子地図の表示形態等を含むことができる。

従来技術においてテスト結果が得られる際に、テスト結果が同じである内容である数、異なる内容である数だけ表示される。本開示は、注目点の情報を表示することにより、より直感的に異なるバージョンの電子地図の差分を表示することができる。テスト者がテスト結果を迅速、正確、直感に取得することを容易にする。

一実施形態において、次元は、
ユーザーが検索結果に対する精度要件、ユーザーが検索結果を決定する方式、検索結果の地理的位置及び業界カテゴリ、及び電子地図に表示される検索結果のうちの少なくとも１つを含む。

図４に示すように、フィールドを分析することによって、異なる次元でインタラクション履歴データを表すことができる。例を挙げて説明する。

ユーザーが検索結果に対する精度要件（あるいは、ユーザーが検索結果に求める精度に関する要件）である。
スマートフォン、カーナビゲーションデバイスの画面上で行われる操作は、ユーザー側での動作と考えることができる。この動作には、検索、ページ送り、ドラッグ、クリックなどの操作が含まれる。検索操作は、さらに、精密検索、パン検索、ブランド検索等のカテゴリに分類することができる。ユーザー側の動作により、ユーザーが検索結果に対する精度要件を決定することができる。

ユーザーが検索結果を決定する方式である。
ユーザーが注目点を入力する方式は、シングルボックス検索、マルチボックス検索、スタンプポイント検索、ブックマーク検索、視野内検索などを含むことができる。
ここで、シングルボックス検索とは、１つの入力ボックスで注目点を検索することを意味する。シングルボックス検索は、以下のものを含む。
履歴語検索は、履歴検索記録を援用する的検索である。
履歴検索語連想は、ユーザーの非最初に入力した注目点を、履歴記録によって連想語補足を行う検索である。
ボックスホットワードは、ユーザーが注目点を入力していない場合に、他のユーザーの検索のホットに応じてユーザーに推薦する検索である。
ホットワードは、ユーザーが注目点を入力しない場合に、運営の必要性に従ってユーザーに推奨される検索である。
マルチボックス検索は、ユーザーが開始点、注目点、及び途中点を入力する検索を含むことができる。
スタンプポイント検索は、ユーザーが地図においてポイントクリックで注目点を選定する検索を含むことができる。
ブックマーク検索は、ユーザーが複数の選択対象から選定する検索を含むことができる。
視野内検索は、ユーザーが地図表示範囲内において注目点を選択する検索を含むことができる。
また、注目点を最終に決定前にユーザーの事前操作を決定することを含むことができる。例えば、事前操作は、ユーザーが地図をドラッグすること、シングルボックス検索をマルチボックス検索に変更する動作を含んでもよい。
また、注目点のソースを決定することを含んでもよく、例えば、そのソースは、ユーザーが能動的に入力しても良いし、推奨に従って選択しても良い。

検索結果の地理的位置及び業界カテゴリである。
ユーザーによって決定された注目点を分析して、この注目点の地理的位置および業種カテゴリを取得することができる。ここで、業界カテゴリは、グルメ類、ホテル類などを含むことができる。

電子地図に表示される検索結果である。
ユーザーが注目点を決定した後、電子地図に検索結果が表示される。表示方式としては、例えば、図エリア（サムネイル、象形図）での表示を含む。表示の数は、一覧ページで単一のオブジェクトで表示すること、または一覧ページで複数のオブジェクトで表示することを含む。表示エリアは、注目点に対応する都市の一覧での展示を含む。

以上の技術案によれば、インタラクション履歴データを解析し、異なる次元でインタラクション履歴データを表す結果を取得することができる。

図５に示すように、本開示は、地図検索のテスト方法を提供し、該方法は、以下のステップを含む。
Ｓ５０１において、解析結果を取得する。
ここで、解析結果は、上記の実施形態と同様、ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを解析して取得したものである。ここで説明を省略する。以上の処理はオフラインで行うことができる。
Ｓ５０２において、情報を入庫し、タスクを構築する。
情報は、タスクを構築するためのトリガー情報であってもよい。タスクは、テストデータを生成するタスクであってもよい。
Ｓ５０３において、解析結果に基づいてインタラクション履歴データを選択する。
解析結果に対応する特徴情報に基づいて、ＵＲＬを利用し、解析結果に関連付けるインタラクション履歴データを選定することができる。
Ｓ５０４において、インタラクション履歴データを生成する位置を記録する。
インタラクション履歴データを選定した後、現在のテストタスクにおいてインタラクション履歴データに関する位置を記録することができる。
Ｓ５０５において、特徴情報に基づいて、テストデータを選択する。
インタラクション履歴データにおける特徴情報を利用して、インタラクション履歴データに関連するテストデータを選定することができる。
Ｓ５０６において、テストデータを生成する位置を記録する。
テストデータを選定した後、テストデータの位置を記録することができる。
Ｓ５０７において、テストデータを利用して地図検索をテストする。
このステップ、ステップＳ５０３及びステップＳ５０５は、オンラインで実行しても良い。
Ｓ５０８において、タスク状態を更新する。

図６に示すように、本開示は、地図検索のテスト装置を提供し、該装置は、インタラクションデータ解析モジュール６０１と、データ関連付けモジュール６０２と、テストデータ生成モジュール６０３と、地図検索テストモジュール６０４と、を備え、
インタラクションデータ解析モジュール６０１は、ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを解析し、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果を取得するように構成され、
データ関連付けモジュール６０２は、インタラクション履歴データと、多次元でインタラクション履歴データを表すための解析結果と、を関連付け、関連データを取得するように構成され、
テストデータ生成モジュール６０３は、関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、テストデータを生成するように構成され、
地図検索テストモジュール６０４は、テストデータを利用して電子地図の検索をテストし、テスト結果を取得するように構成される。

一実施形態において、データ関連付けモジュール６０２は、特徴情報取得サブモジュールと、データ関連付け実行サブモジュールと、を備え、
特徴情報取得サブモジュールは、インタラクション履歴データにおける特徴情報を取得するように構成され、
データ関連付け実行サブモジュールは、特徴情報を利用して、インタラクション履歴データと解析結果とを関連付け、関連データを取得するように構成される。

一実施形態において、インタラクション履歴データは、ＵＲＬに記載され、
これに基づいて、地図検索のテスト装置は、さらに、インタラクション履歴データ取得モジュールと、解析結果取得モジュールと、テストデータ再生成モジュールとを備え、
インタラクション履歴データ取得モジュールは、ＵＲＬからインタラクション履歴データを取得するように構成され、
解析結果取得モジュールは、インタラクション履歴データにおける特徴情報を利用して、それに関連する解析結果を再取得するように構成され、
テストデータ再生成モジュールは、関連データにおけるインタラクション履歴データ及び少なくとも１つの次元でインタラクション履歴データを表す解析結果に基づいて、電子地図をテストするためのテストデータを再生成するように構成される。

一実施形態において、地図検索テストモジュール６０４は、さらに、結果取得サブモジュールと、テスト結果生成サブモジュールとを備え、
結果取得サブモジュールは、テストデータを異なるバージョンの電子地図にそれぞれ入力し、第１の結果及び第２の結果を取得するように構成され、第１の結果と第２の結果とは、それぞれ、少なくとも１つの注目点情報を含む結果であり、
テスト結果生成サブモジュールは、第１の結果と第２の結果との注目点情報の差分を電子地図のテスト結果とするよう構成される。

一実施形態において、次元は、
ユーザーが検索結果に対する精度要件、ユーザーが検索結果を決定する方式、検索結果の地理的位置及び業界カテゴリ、及び電子地図に表示される検索結果のうちの少なくとも１つを含む。

本開示の実施形態によれば、本開示は、電子デバイス及び可読記憶媒体を提供する。
図７に示すように、本開示の実施形態による地図検索のテスト方法による電子デバイスのブロック図である。電子デバイスは、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、携帯情報端末、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことが意図される。電子デバイスはまた、パーソナルデジタルプロセッシング、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、及び他の同様のコンピューティングデバイス等、様々な形態のモバイルデバイスを表し得る。本明細書に示される構成要素、それらの接続及び関係、並びにそれらの機能は、単なる例であり、本明細書に記載及び／又は請求される本開示の実施を限定することを意図していない。

図７に示すように、この電子デバイスは、１つ以上のプロセッサ７１０と、メモリ７２０と、高速インターフェース及び低速インターフェースを含む構成要素を接続するためのインターフェースとを含む。各構成要素は、異なるバスで接続され、共通のマザーボード上に実装されてもよいし、必要に応じて実装されてもよい。プロセッサは、命令を含む電子デバイス内で実行される命令を処理してもよく、この命令は、メモリに記憶された命令、又はインターフェースに結合されたディスプレイデバイスなどの外部入出力デバイス上にＧＵＩグラフィック情報を表示する命令を含む。他の実施形態では、複数のプロセッサおよび／または複数のバスが、必要に応じて複数のメモリおよび複数のメモリと共に使用され得る。また、複数の電子デバイスを接続し、各デバイスが必要な動作の一部（例えば、サーバーアレイ、ブレードサーバのセット、マルチプロセッサシステムなど）を提供するようにしてもよい。図７では、１つのプロセッサ７１０を例にとる。

メモリ７２０は、本開示に提供される非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。ここで、このメモリは、少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶し、少なくとも１つのプロセッサに、本開示で提供される地図検索のテスト方法を実行させる。本開示の非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、本開示で提供される地図検索のテスト方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ命令を記憶する。

メモリ７２０は、非一時的ソフトウェアプログラム、非一時的コンピュータ実行可能プログラム、およびモジュール、例えば、本開示の実施形態における地図検索のテスト方法に対応するプログラム命令／モジュール（例えば、図６に示すインタラクションデータ解析モジュール６０１、データ関連付けモジュール６０２、テストデータ生成モジュールモジュール６０３、および地図検索テストモジュール６０４）を格納するために使用可能な非一時的コンピュータ可読記憶媒体として機能する。プロセッサ７１０は、メモリ７２０に格納された非一時的ソフトウェアプログラム、命令、及びモジュールを実行することにより、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち、上記方法の実施形態における地図検索のテスト方法を実現する。

メモリ７２０は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーションを記憶することができるプログラム記憶領域、及び、地図検索のテスト方法に応じて電子デバイスの使用により作成されたデータ等を記憶するデータ記憶領域を有する。また、メモリ７２０は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも１つのディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の非一時的固体記憶デバイスなどの非一時的メモリを含んでもよい。一部の実施形態において、メモリ７２０は、プロセッサ７１０から遠隔に配置されたメモリを任意選択で含み、このメモリは、地図検索のテスト方法の電子デバイスにネットワークを介して接続されてもよい。上記ネットワークの例としては、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動体通信ネットワーク、及びそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。

地図検索のテスト方法の電子デバイスは、入力装置７３０及び出力装置７４０をさらに含むことができる。プロセッサ７１０、メモリ７２０、入力装置７３０、及び出力装置７４０は、バス又は他の方式を介して接続されてもよく、又は、図７では例としてバスを介して接続されている。

入力装置７３０は、数字または文字情報の入力を受けることができ、また、地図検索のテスト方法の電子デバイスの設定および機能制御に関するキー信号入力を生成し、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、一つ以上のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置７４０は、ディスプレイデバイス、補助照明デバイス（例えば、ＬＥＤ）、触覚フィードバックデバイス（例えば、振動モータ）などを含み得る。ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含み得るが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスはタッチスクリーンであってもよい。

本明細書に記載のシステムおよび技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けＡＳＩＣ （特定用途向け集積回路）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および／またはそれらの組合せで実装され得る。これらの様々な実施形態は、専用または汎用のプログラマブルプロセッサであり得る少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行および／または解釈され得る１つまたは複数のコンピュータプログラム内で実施されること、ならびに、記憶システム、少なくとも１つの入力デバイス、および少なくとも１つの出力デバイスからデータおよび命令を受信し、記憶システム、少なくとも１つの入力デバイス、および少なくとも１つの出力デバイスにデータおよび命令を送信することを含み得る。

プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、またはコードとしても知られるこれらの計算プログラムは、プログラム可能なプロセッサの機械命令を含み、高度な手続き型および／もしくはオブジェクト指向プログラミング言語、ならびに／またはアセンブリ／機械言語で実装され得る。本明細書で使用される場合、用語「機械可読媒体」および「コンピュータ可読媒体」は、機械命令を機械可読信号として受信する機械可読媒体を含む、機械命令および／またはデータをプログラマブルプロセッサ（例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ））に提供するための任意のコンピュータプログラム製品、デバイス、および／またはデバイスを指す。「機械可読信号」という用語は、機械命令および／またはデータをプログラム可能なプロセッサに提供するために使用される任意の信号を指す。

ユーザーとのインタラクションを提供するために、本明細書に記載されるシステムおよび方法は、ユーザーに情報を表示するための表示デバイス（たとえば、ＣＲＴ（陰極線管）またはＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、ユーザーがコンピュータに入力を提供し得るキーボードおよびポインティングデバイス（たとえば、マウスまたはトラックボール）とを有するコンピュータ上で実装され得る。他の種類の装置も、ユーザーとのインタラクションを提供するために使用され、例えば、ユーザーに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚フィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であり、ユーザーからの入力は、音声入力、または触覚入力を含む、任意の形態で受信され得る。

本明細書で説明されるシステムおよび技術は、バックグランド構成要素（例えば、データサーバとして）を含むコンピューティングシステム、またはミドルウェア構成要素（例えば、アプリケーションサーバ）を含むコンピューティングシステム、またはフロントエンド構成要素（例えば、ユーザーが本明細書で説明されるシステムおよび技術の実装とインタラクションすることができるグラフィカルユーザーインターフェースまたはウェブブラウザを有するユーザーコンピュータ）、またはそのようなバックエンド構成要素、ミドルウェア構成要素、もしくはフロントエンド構成要素の任意の組合せを含むコンピューティングシステムにおいて実装され得る。システムの構成要素は、デジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）の任意の形態または媒体を介して互いに接続され得る。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）、およびインターネットが含まれる。

コンピュータシステムは、クライアントおよびサーバを含み得る。クライアントおよびサーバは、一般に、互いから離れており、通常、通信ネットワークを介してインタラクションする。クライアントとサーバの関係は、それぞれのコンピュータ上で動作し、互いにクライアント－サーバ関係を有するコンピュータプログラムによって生成される。サーバは、クラウドサーバーまたはクラウドホストとも称されるクラウドサーバーであり得、従来の物理ホストおよび仮想専用サーバ（ＶＰＳ）サービスの管理の困難さ、および弱いサービス拡張性の欠点を解決するために、クラウドコンピューティングサービス体系におけるホスト製品の１つである。サーバは、分散システムのサーバ、または、ブロックチェーンを結合したサーバであってもよい。

上記に示された様々な形態のフローを用いて、ステップを並べ替え、追加、または削除することができることを理解されたい。例えば、本開示に記載された各ステップは、並列的に実行されてもよく、順番に実行されてもよく、異なる順番で実行されてもよく、本開示において開示された技術的解決策の所望の結果を達成することができる限り、ここで制限されない。

上記の詳細な説明は、特許請求の範囲における発明を限定するものではない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。本開示の思想及び原理の範囲内で行われる任意の修正、均等物及び改良物は、本開示の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (9)

1. 少なくとも１つのプロセッサと、前記少なくとも１つのプロセッサに通信可能に接続され、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令を記憶するメモリとを備える電子デバイスに実行させる、電子地図の地図検索のテスト方法であって、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、ユーザーと前記電子地図とのインタラクション履歴データを、当該インタラクション履歴データが有するフィールドが属する次元を用いて、複数の次元により表現し、当該表現したデータを解析結果として取得するステップと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記インタラクション履歴データにおける特徴情報を、前記インタラクション履歴データと前記解析結果とに関連付けるステップと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記特徴情報に関連付けられた前記インタラクション履歴データと、前記特徴情報に関連付けられた前記解析結果に含まれる複数の次元のうち少なくとも１つ以上の次元とを、前記電子地図が地図検索に適用可能な形式のコードにコンパイルして、コンパイル結果のコードをテストデータとして生成するステップと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、生成した前記テストデータを前記電子地図の地図検索に適用させることにより、前記電子地図の地図検索をテストするステップと、
   を含む
   電子地図の地図検索のテスト方法。
2. 請求項１に記載の電子地図の地図検索のテスト方法であって、
   前記インタラクション履歴データは、ＵＲＬに記載されており、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記ＵＲＬから前記インタラクション履歴データを抽出するステップと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記特徴情報に関連付けられた前記解析結果を再取得するステップと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、抽出された前記インタラクション履歴データと、再取得された前記解析結果に含まれる複数の次元のうち少なくとも１つ以上の次元とを、前記電子地図が地図検索に適用可能な形式のコードにコンパイルして、コンパイル結果のコードをテストデータとして再生成するステップと、
   をさらに含む
   電子地図の地図検索のテスト方法。
3. 請求項１に記載の電子地図の地図検索のテスト方法であって、
   前記テストするステップは、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記テストデータを異なるバージョンの前記電子地図にそれぞれ入力して、両者とも少なくとも１つの注目点情報を含む結果である第１の結果及び第２の結果を取得することと、
   前記少なくとも１つのプロセッサが、前記第１の結果と前記第２の結果との注目点情報の差分を前記電子地図のテスト結果とすることとを含む
   電子地図の地図検索のテスト方法。
4. 請求項１から３のいずれかに記載の電子地図の地図検索のテスト方法であって、
   前記次元は、ユーザーが要求した検索結果に対する精度要件、ユーザーが検索結果を決定する方式、前記検索結果の地理的位置及び業界カテゴリ、及び電子地図に表示される検索結果のうちの少なくとも１つを含む
   電子地図の地図検索のテスト方法。
5. 電子地図の地図検索のテスト装置であって、
   ユーザーと前記電子地図とのインタラクション履歴データを、当該インタラクション履歴データが有するフィールドが属する次元を用いて、複数の次元により表現し、当該表現したデータを解析結果として取得するように構成されるインタラクションデータ解析モジュールと、
   前記インタラクション履歴データにおける特徴情報を、前記インタラクション履歴データと前記解析結果とに関連付けるように構成されるデータ関連付けモジュールと、
   前記特徴情報に関連付けられた前記インタラクション履歴データと、前記特徴情報に関連付けられた前記解析結果に含まれる複数の次元のうち少なくとも１つ以上の次元とを、前記電子地図が地図検索に適用可能な形式のコードにコンパイルして、コンパイル結果のコードをテストデータとして生成するように構成されるテストデータ生成モジュールと、
   生成した前記テストデータを前記電子地図の地図検索に適用させることにより、前記電子地図の地図検索をテストするように構成される地図検索テストモジュールと、
   を備える
   電子地図の地図検索のテスト装置。
6. 請求項５に記載の電子地図の地図検索のテスト装置であって、
   前記インタラクション履歴データは、ＵＲＬに記載されており、
   前記ＵＲＬから前記インタラクション履歴データを抽出するように構成されるインタラクション履歴データ取得モジュールと、
   前記特徴情報に関連付けられた前記解析結果を再取得するように構成される解析結果取得モジュールと、
   抽出された前記インタラクション履歴データと、再取得された前記解析結果に含まれる複数の次元のうち少なくとも１つ以上の次元とを、前記電子地図が地図検索に適用可能な形式のコードにコンパイルして、コンパイル結果のコードをテストデータとして再生成するように構成されるテストデータ再生成モジュールと、
   をさらに備える
   電子地図の地図検索のテスト装置。
7. 請求項５又は６に記載の電子地図の地図検索のテスト装置であって、
   前記次元は、
   ユーザーが要求した検索結果に対する精度要件、ユーザーが検索結果を決定する方式、前記検索結果の地理的位置及び業界カテゴリ、及び電子地図に表示される検索結果のうちの少なくとも１つを含む
   電子地図の地図検索のテスト装置。
8. コンピュータに請求項１～４のいずれか１項に記載の電子地図の地図検索のテスト方法を実行させる命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
9. コンピュータに、
   ユーザーと電子地図とのインタラクション履歴データを、当該インタラクション履歴データが有するフィールドが属する次元を用いて、複数の次元により表現し、当該表現したデータを解析結果として取得するステップと、
   前記インタラクション履歴データにおける特徴情報を、前記インタラクション履歴データと前記解析結果とに関連付けるステップと、
   前記特徴情報に関連付けられた前記インタラクション履歴データと、前記特徴情報に関連付けられた前記解析結果に含まれる複数の次元のうち少なくとも１つ以上の次元とを、前記電子地図が地図検索に適用可能な形式のコードにコンパイルして、コンパイル結果のコードをテストデータとして生成するステップと、
   生成した前記テストデータを前記電子地図の地図検索に適用させることにより、前記電子地図の地図検索をテストするステップと、
   を実行させるための
   プログラム。

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