JP7276781B1 - 電熱式マフラー - Google Patents

電熱式マフラー Download PDF

Info

Publication number
JP7276781B1
JP7276781B1 JP2021176358A JP2021176358A JP7276781B1 JP 7276781 B1 JP7276781 B1 JP 7276781B1 JP 2021176358 A JP2021176358 A JP 2021176358A JP 2021176358 A JP2021176358 A JP 2021176358A JP 7276781 B1 JP7276781 B1 JP 7276781B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
battery
electrothermal
circuit board
operation switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021176358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023073530A (ja
Inventor
明鶴 薛
Original Assignee
株式会社創通メディカル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社創通メディカル filed Critical 株式会社創通メディカル
Priority to JP2021176358A priority Critical patent/JP7276781B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7276781B1 publication Critical patent/JP7276781B1/ja
Publication of JP2023073530A publication Critical patent/JP2023073530A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】使用中であってもマフラーから蓄電池(二次電池)を取り外すことなく、容易に蓄電池に充電することができ、蓄電池(二次電池)の充電状態および電熱式マフラーの温度を使用者が目視により容易に確認できる電熱式マフラーを提供する。【解決手段】電熱式マフラー10は、表地10Fおよび裏地10B相互間に区画された複数のチャンバ10af、10ab、10a~10e内にそれぞれ保温材とヒーター部を有し、ヒーター部に電力を供給する充電可能なバッテリーがマフラーの本体部の円筒状の端部の内部に設けられる。制御回路基板と制御回路基板をオンオフ操作する操作スイッチ部12が円筒状の端部の外周部に設けられ、操作スイッチ部12は、電力を供給するためのUSBプラグが接続されるUSBレセプタクルを、操作スイッチ部12の外郭部に備えている。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 令和3年10月20日以下のウェブサイトにて公開https://mytrex.jp/https://mytrex.jp/powermuf/https://mytrex.jp/release-powermuf/https://mytrex.jp/support/pm/
本発明は、蓄電池(二次電池)および加温用ヒーターを備えた電熱式マフラーに関する。
防寒具、例えば、マフラー等においては、例えば、特許文献1および特許文献2に示されるように、発熱体としてのヒーターを備えるものが提案されている。引用文献1において、ヒーター(発熱体)の一端には、電池または商用電源に接続するACアダプターに接続するための接続端子が設けられている。電池がヒーター(発熱体)の一端に接続される場合、引用文献1における第4図に示されるように、電池は、マフラーを装着している使用者の服のポケット内に入れられる。
また、首の加温具においては、例えば、特許文献3に示されるように、充電可能なリチウムイオン電池を内蔵する電池ユニットを備えたものが提案されている。電池ユニットは、引用文献3における図3および図5に示されるように、加温具のアウターカバーの内側の前部に設けられた収納袋に収納される。このような電池ユニットのケースは、ヒーターに連結しているリード線の先端に設けられているUSB(Universal Serial Bus)コネクタのプラグを脱着できるUSBコネクタのレセプタクルが設けられている。そのような電池ユニットのケースには、加えて、電源用のスイッチボタン、および、ヒーターの通電状態を表示するパイロットランプが設けられている。
実開昭63-192425号公報 実開昭56-57193号公報 特開2011-32609号公報
上述の引用文献3に示される首の加温具においては、加温具の使用者が電池ユニットのパイロットランプの表示を確認するためには、その都度、使用者が上述の収納袋の下部の脱着具を外し、アウターカバーの下部を上に折り返すように裏返すことにより、収納袋の裏面側を使用者の前面に向ける必要がある。また、電池ユニットのケースのスイッチボタンを操作する必要が生じた場合、あるいは、加温具を使用中、電池ユニットのリチウムイオン電池に充電する必要な事態が生じた場合においても、加温具のアウターカバーの内側の前部に設けられた収納袋から電池ユニットを取り出すために煩わしい取り出し作業が必要となる。
以上の問題点を考慮し、本発明は、蓄電池(二次電池)および加温用ヒーターを備えた電熱式マフラーであって、電熱式マフラーを使用中であってもマフラーから蓄電池(二次電池)を取り外すことなく、容易に蓄電池に充電することができ、しかも、蓄電池(二次電池)の充電状態および電熱式マフラーの温度を使用者が目視により容易に確認できる電熱式マフラーを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る電熱式マフラーは、表地および裏地相互間に区画された複数のチャンバ内にそれぞれ保温材と、ヒーター部とを有するとともに、該ヒーター部に電力を供給する充電可能なバッテリーが収容されるバッテリー収容部を円筒状の端部の内部に有するマフラー本体部と、マフラー本体部の円筒状の端部の外周部に設けられ、ヒーター部に電気的に接続される制御回路基板と、制御回路基板の開閉接点部をオンオフ操作させる操作部とを有する操作スイッチ部と、を備え、操作スイッチ部は、防水構造を有し、操作部の周囲にバッテリー収容部内に収容されたバッテリーに制御回路基板を介して電力を選択的に供給するためのUSBプラグが接続されるUSBレセプタクルを、前記操作スイッチ部のアウターカバーに備え、操作スイッチ部が制御回路基板の開閉接点部をオン状態とした場合、USBプラグが操作スイッチ部のUSBレセプタクルに接続されることにより、バッテリーが制御回路基板を介して充電されることを特徴とする。
操作スイッチ部のアウターカバーは、制御回路基板により点灯制御され、ヒーター部の温度状態、または、バッテリーの充電状態をあらわす表示部を備えてもよく、表示部は、ヒーター部の温度状態が変化するにつれて点灯色が変化するものでもよい。
示部は、操作スイッチ部のアウターカバーにおいてUSBレセプタクルに対向してUSBレセプタクルの位置よりも電熱式マフラーの使用者により近い位置に設けられてもよい。マフラー本体部のバッテリー収容部が、円筒状の端部の内部であって操作スイッチ部の真下となる位置に形成されてもよい。
本発明に係る電熱式マフラーによれば、操作スイッチ部は、操作部の周囲にバッテリー収容部内に収容されたバッテリーに制御回路基板を介して電力を選択的に供給するためのUSBプラグが接続されるUSBレセプタクルを、操作スイッチ部のアウターカバーに備えるので
電熱式マフラーを使用中であってもマフラーから蓄電池(二次電池)を取り外すことなく、容易に充電することができ、しかも、操作スイッチ部の外郭部が制御回路基板により点灯制御され、ヒーター部の温度状態、または、バッテリーの充電状態をあらわす表示部を備えた場合、蓄電池(二次電池)の充電状態を使用者が目視により容易に確認できる。
(A)は、本発明に係る電熱式マフラーの一例を示す平面図であり、(B)は、(A)に示される電熱式マフラーの側面図である。 図1(A)に示される電熱式マフラーの一例を、電熱式マフラーに設けられるヒーター部およびUSBプラグとともに示す平面図である。 電熱式マフラーにおけるヒーター部の横断面の一部を分解して示す分解斜視図である。 (A)は、本発明に係る電熱式マフラーの一例に設けられるバッテリー収容部をバッテリーとともに示す図であり、(B)は、バッテリーとUSBプラグとを示す図である。 (A)は、図1(A)に示される電熱式マフラーの操作スイッチ部の一例の外観を示す斜視図であり、(B)は、(A)に示される例における右側面図であり、(C)は、(A)に示される例における下面図であり、(D)は、操作スイッチ部の一部を構成するインナーシール部材を示す斜視図であり、(E)は、操作部およびロアカバーを取り外した状態で操作スイッチ部のアウターカバーおよびインナーシール部材を示す斜視図であり、(F)は、(E)に示されるアウターカバーおよびインナーシール部材の内側をロアカバーから見た斜視図であり、(G)は、(F)に示される密封型LEDユニット部をLEDユニット用シール部材で覆った状態を示す斜視図である。 図5(A)に示される例において、アウターカバーの凹部を塞ぐ栓とともに示す斜視図である。 図5(A)に示される操作スイッチ部に内蔵されたプリント回路基板の回路図である。 本発明に係る電熱式マフラーの一例の外観を示す外観図である。 本発明に係る電熱式マフラーの一例の使用状態を示す図である。 (A)は、電熱式マフラーにおける円筒状の一端部の貫通孔に、他端部を挿入する以前の状態を示し、(B)は、電熱式マフラーにおける円筒状の一端部の貫通孔に、他端部を貫通させ交差した状態を示す図である。
図1(A)および(B)は、それぞれ、本発明に係る電熱式マフラーの一例を示す図である。
図1(A)および(B)において、電熱式マフラー10のマフラー本体部は、後述するポリエステル製繊維からなる撥水性のある表地10Fおよび裏地10B(外装)との間の閉空間を形成するように、左端から右端に向かって順次、例えば、チャンバ10afおよびチャンバ10abからなる筒状の第1のチャンバ10a、第2のチャンバ10b、第3のチャンバ10c、第4のチャンバ10d、および、第5のチャンバ10eを内側に有している。チャンバ10afの両端およびチャンバ10abの両端は、それぞれ、内側に貫通孔10H(図10(A)参照)が形成される円筒状となるように、結合されている。表地10Fおよび裏地10Bとの間のチャンバ10afおよびチャンバ10ab内、および、第2のチャンバ10b、第3のチャンバ10c、第4のチャンバ10d、および、第5のチャンバ10e内には、それぞれ、例えば、マフラーの中身(保温材)として人工羽毛と呼ばれるSUSTANS(化学繊維)が充填されている。
隣接する第1のチャンバ10aおよび第2のチャンバ10b相互間、第2のチャンバ10bおよび第3のチャンバ10c相互間、第3のチャンバ10cおよび第4のチャンバ10d相互間、第4のチャンバ10dおよび第5のチャンバ10e相互間は、それぞれ、各バッファ(仕切壁)10Baにより、仕切られている。
電熱式マフラー10における左端の第1のチャンバ10aにおけるチャンバ10afを形成する外側の表地10Fの略中央部には、後述するプリント回路基板(PCB)44を内部に有する操作スイッチ部12が、チャンバ10afの防水性を担保するように密封し設けられている。操作スイッチ部12は、操作スイッチ部12のアウターカバー32(図5(A)参照)における長手方向の側面部が電熱式マフラー10の短辺に対し平行となるように外側の表地10Fに取り付けられている。
チャンバ10afを形成する内側となる表地10Fの内方には、図4(A)に示されるように、後述するバッテリー(二次電池)14を取り出し可能に収容するポケット10POが形成されている。ポケット10POの開口端には、開閉可能なファスナー(ジッパー)17が形成されている。バッテリー14は、図4(B)に示されるように、例えば、リチウムイオン電池(定格入力:5V 2A 容量:3.7V 4000mAh)とされ、操作スイッチ部12に接続されるUSBプラグ16(TYPE-C)が接続されるポート14Pを一端部に有している。バッテリー14は、内部電圧が常に一定となるように制御する内部昇圧回路(不図示)を備えている。バッテリー14の充電状態は、バッテリー14内部に流れる電流の方向および電流の大きさに基づいて後述する制御ユニット50により判断される。例えば、電熱式マフラー10全体の洗濯が必要とされる場合、バッテリー14がポケット10POから取り出された状態で、電熱式マフラー10全体が洗濯可能とされる。
操作スイッチ部12に接続されているヒーター部20が、図2に示されるように、第3のチャンバ10c内に設けられている。第3のチャンバ10cにおける表地10FSおよび裏地10BS(外装)の相互間において、所定のヒーター容量を有しているヒーター部20の上面には、例えば、図3に示されるように、順次、絶縁シート26、中間材22、SUSTANS(化学繊維)24、中間材22が積層されている。
防水型操作スイッチ部12は、例えば、図5(A)~(G)に拡大して示されるように、樹脂製のアウターカバー32と、アウターカバー32の上部開口部32UOに移動可能に配され後述するプリント回路基板(PCB)44(図7参照)における接点部55を後述するシリコンゴム製のインナーシール部材41を介してオンオフ制御する樹脂製の操作部30と、アウターカバー32の下部開口部32LOを塞ぐ樹脂製のロアカバー34と、アウターカバー32における長手方向の一方の側面部に形成される凹部32Hbにインナーシール部材41を介して設けられるTYPE-C型USB(Universal Serial Bus)レセプタクル36(図5(B)参照)と、アウターカバー32における長手方向の他方の側面部にUSBレセプタクル36に対向して設けられるスリット32Haを介して光ビームを外方に向けて照射する密封型LEDユニット部38と、プリント回路基板(PCB)44と、を含んで構成されている。
アウターカバー32の上部開口部32UOと下部開口部32LOとの間の内側部分には、図5(E)および(F)に示されるように、プリント回路基板(PCB)44、および、密封型LEDユニット部38と、プリント回路基板(PCB)44および密封型LEDユニット部38を封止するためのシリコンゴム製のインナーシール部材41と、プリント回路基板(PCB)44上に実装される密封型LEDユニット部38を密封するシリコンゴム製のLEDユニット用シール部材43(図5(G)参照)とが配置されている。
図5(D)に示されるように、インナーシール部材41の外周部は、上述の操作部30の内周部(不図示)の形状に対応した形状を有している。インナーシール部材41の外周部は、操作部30の内周部に密着されている。インナーシール部材41は、密封型LEDユニット部38の一部が圧入されるスリットと、後述する栓40とを有している。インナーシール部材41の内周部には、図5(F)に示されるように、プリント回路基板(PCB)44の一方の実装面が封止され配されるとともに、プリント回路基板(PCB)44の他方の実装面の中央部に実装される密封型LEDユニット部38が配されている。密封型LEDユニット部38の一部は、インナーシール部材41のスリット、および、アウターカバー32のスリット32Haに圧入されるとともに、密封型LEDユニット部38の他の残りの部分は、LEDユニット用シール部材43により、図5(G)に示されるように、密封されている。これにより、インナーシール部材41およびLEDユニット用シール部材43によって防水構造が形成され、操作スイッチ部12のプリント回路基板(PCB)44は、密封型LEDユニット部38と一緒に密封されることとなる。
密封型LEDユニット部38は、スリット32Haの長手方向に沿って互いに離隔した2個のLED52およびLED54(図7参照)を有している。LED52およびLED54は、それぞれ、例えば、緑色(G)、青色(B)、赤色(R)の光ビームを照射するものとされる。LED52およびLED54は、それぞれ、後述するプリント回路基板(PCB)44の制御ユニット50により点灯制御される。
板状のロアカバー34は、中央部に穴34Hを有するとともに、穴34Hから離隔した両端に近い部分に、それぞれ、貫通穴を有している。これにより、操作スイッチ部12は、防錆処理された止ねじMS1およびMS2が、上述の電熱式マフラー10のチャンバ10afを形成する表地を介して上述の貫通穴に対応したアウターカバー32の雌ねじ穴FS1およびFS2(図5(F)、(G)参照)にねじ込まれることにより、表地に固定される。
アウターカバー32におけるUSBレセプタクル36が配置される凹部32Hbは、例えば、電熱式マフラー10の洗濯の際、USBレセプタクル36の内部に外部から水が浸入しないように上述のインナーシール部材41と一体に成形された栓40により塞がれる。
図7に示されるように、プリント回路基板(PCB)44に形成される制御回路においては、例えば、パソコンの電源ラインに接続されるUSBプラグ(TYPE-C)(不図示)が着脱可能に接続されるUSBレセプタクル36は、例えば、16ピンをポートとして備えている。なお、USBプラグおよびUSBレセプタクル36は、例えば、TYPE-Cに対応したUSB PD(Power Delivery)規格に準拠したものでもよい。
USBレセプタクル36におけるポートCC1ラインA5およびCC2ラインB5は、それぞれ、所定の値を有する抵抗R8およびR9を介して接地されている。これにより、
USBプラグおよびUSBレセプタクル36が接続されるとき、ネゴシエーション(給電前の給電側と受電側との間の特定の通信)により、ポートCC1ラインA5およびCC2ラインB5における電圧が検知され、所定のプロトコルでバッテリー14に充電可能かどうか判断される。そして、USBレセプタクル36におけるポートVBUSラインA4が、自動的にオン状態となり、給電が開始される。なお、USBレセプタクル36におけるポートGNDラインA1,B12,B1,A12は、接地されている。
USBレセプタクル36におけるポートVBUSラインA4に接続される電力ライン51には、MOSFET56およびMOSFET57、ならびに、トランジスタ58のベースが抵抗R2を介して接続されている。そのベースは、並列に配列されるコンデンサC1および抵抗R3を介して接地されている。電力ライン51の接続端には、入出力端子62c(5v)が設けられている。なお、USBレセプタクル36におけるポートVBUSラインB9,B4,および、A9も、それぞれ、ポートVBUSラインA4に接続される電力ライン51に接続されている。
MOSFET56および57のゲートは、それぞれ、トランジスタ58のコレクタに接続されるとともに、電力ライン51に抵抗を介して接続されている。MOSFET57のソースには、入出力端子62cが接続されている。トランジスタ58のエミッタは、接地されている。
MOSFET60のドレインおよびソースは、それぞれ、接続端子62a、および、電力ライン51に接続されている。また、MOSFET60のソースは、後述する制御ユニット50のポート1にも接続されている。上述のUSBプラグ16がバッテリー14に接続される場合、接続端子62a、接続端子62b、および、入出力端子62cは、それぞれ、上述のUSBプラグ16を介してバッテリー14、ならびに、アースラインに接続されている。その際、接続端子62a および62bは、それぞれ、上述のヒーター部20の両極部にも接続されている。
MOSFET60のゲートは、抵抗R12を介して後述する制御ユニット(マイコン)50のポート4に接続されている。MOSFET60のゲートは、制御ユニット(マイコン)50から供給されるPWM(Pulse Width Modulation)制御信号に基づいて制御される。これにより、ヒーター部20の温度が、例えば、三段階(低温、中温、高温)で温度調整制御される。
プリント回路基板(PCB)44における制御回路においては、制御ユニット(マイコン)50を備えている。制御ユニット(マイコン)50は、ヒーター部20におけるPWM制御信号のデューティ比(ON/OFFとなる時間の割合)をあらわすデータ、および、所定の温度制御およびLED変光制御(ハイ・ローモード)のプログラムのデータ等が格納される記憶部(不図示)を有している。制御ユニット(マイコン)50には、上述の操作スイッチ部12の操作部30の1回目の押圧操作によって、押圧制御される接点部55からのオン状態をあらわす1番目のスタート信号が制御ユニット(マイコン)50のポート3に供給される。上述のトランジスタ58のベースが電力ライン51に接続されるとともに、電力ライン51が、所定の抵抗、ならびに、並列に配列される抵抗およびコンデンサを介して制御ユニット(マイコン)50のポート6に接続されている。
制御ユニット(マイコン)50は、接点部55からのオン状態をあらわす1番目のスタート信号に基づいてバッテリ14からの電力によりヒーター部20が作動開始するとともに、所定の温度制御のプログラムデータに従いPWM制御信号CPを形成し、それをMOSFET60のゲートに供給する。これにより、ヒーター部20の温度は、先ず、所定のデューティ比(100%)に応じた高温で温度制御される。次に、接点部55からの2回目の押圧操作に基づくオン状態をあらわす2番目のスタート信号に基づいて所定のデューティ比(75%)に応じた中温で温度制御される。続いて、接点部55からの3回目の押圧操作に基づくオン状態をあらわす3番目のスタート信号に基づいて所定のデューティ比(50%)に応じた低温で温度制御される。従って、ヒーター部20の温度は、所定のデューティ比(50%、75%、100%)に応じた三段階(低温、中温、高温)で温度調整制御される。
また、制御ユニット(マイコン)50は、上述の1番目、2番目、3番目のスタート信号に基づいてLED変光制御(ハイ・ローモード)のプログラムのデータに従い制御信号CLを形成し、それをポート2,5,7からLED52および54に供給する。これにより、LED52および54は、LED変光制御され、例えば、1番目のスタート信号に基づいて赤色に点灯し、次に、2番目スタート信号に基づいて青色に点灯し、そして、3番目のスタート信号に基づいて緑色に点灯する。
さらに、例えば、パソコンの電源ラインに接続されるUSBプラグ(不図示)がUSBレセプタクル36に接続され、例えば、パソコンの電源ラインからの電力がバッテリー14に供給される場合、USBプラグ(不図示)のソース側のプルアップ抵抗値およびUSBレセプタクル36のシンク側のプルダウン抵抗値がポートCC1ラインおよびCC2ラインの電圧に基づいて検知され、所定のプロトコルでバッテリー14に充電可能かどうか判断された後、バッテリー14への充電が開始される。
バッテリー14が充電中である場合、制御ユニット(マイコン)50は、所定のプログラムのデータに従い制御信号CLを形成し、それをポート2,5,7からLED52および54に供給する。これにより、LED52および54が赤色で所定のタイミングで点滅される。そして、制御ユニット(マイコン)50は、バッテリー14の充電が完了したと判断した場合、制御信号CLの供給を停止する。これにより、LED52および54が消灯される。
電熱式マフラー10を装着するにあたっては、図8および図9に示されるように、先ず、上述のマフラー本体部の第3のチャンバ10cに対応する裏地10B(外装)部分が、使用者Huの首筋Hnあたりに当接され首回りに巻き付けられた後、次に、図10(A)および(B)に示されるように、電熱式マフラー10の第5のチャンバ10eに対応する一端部が、他端部の貫通孔10Hを貫通するように挿入される。これにより、電熱式マフラー10の第5のチャンバ10eに対応する一端部が、他端部に交差するように電熱式マフラー10が使用者Huに装着されることとなる。その際、図9から明らかなように、使用者Huは、使用中、操作スイッチ部12のスリット32Haを介して密封型LEDユニット部38から照射された赤色、青色、緑色等の光ビームを容易に目視することができ、しかも、ヒーター部20がオン状態で電熱式マフラー10を装着した状態でUSBレセプタクル36およびUSBプラグ(不図示)により、例えば、パソコンからの電力をバッテリー14に充電することが可能となる。即ち、電熱式マフラー10を充電しながら、電熱式マフラー10を使用することが可能となる。
10 電熱式マフラー
10H 貫通孔
10a 第1のチャンバ
10af、10ab チャンバ
10PO ポケット
12 操作スイッチ部
14 バッテリー
20 ヒーター部
36 USBレセプタクル
44 プリント回路基板

Claims (5)

  1. 表地および裏地相互間に区画された複数のチャンバ内にそれぞれ保温材と、ヒーター部とを有するとともに、該ヒーター部に電力を供給する充電可能なバッテリーが収容されるバッテリー収容部を円筒状の端部の内部に有するマフラー本体部と、
    前記マフラー本体部の前記円筒状の端部の外周部に設けられ、前記ヒーター部に電気的に接続される制御回路基板と、該制御回路基板の開閉接点部をオンオフ操作させる操作部とを有する操作スイッチ部と、を備え、
    前記操作スイッチ部は、防水構造を有し、前記操作部の周囲に前記バッテリー収容部内に収容された前記バッテリーに前記制御回路基板を介して電力を選択的に供給するためのUSBプラグが接続されるUSBレセプタクルを、前記操作スイッチ部のアウターカバーに備え、
    前記操作スイッチ部が制御回路基板の開閉接点部をオン状態とした場合、前記USBプラグが前記操作スイッチ部の前記USBレセプタクルに接続されることにより、前記バッテリーが前記制御回路基板を介して充電されることを特徴とする電熱式マフラー。
  2. 前記操作スイッチ部のアウターカバーは、前記制御回路基板により点灯制御され、前記ヒーター部の温度状態、または、前記バッテリーの充電状態をあらわす表示部を備えることを特徴とする請求項1記載の電熱式マフラー。
  3. 前記表示部は、前記ヒーター部の温度状態が変化するにつれて点灯色が変化することを特徴とする請求項2記載の電熱式マフラー。
  4. 前記表示部は、前記操作スイッチ部のアウターカバーにおいて、前記USBレセプタクルに対向して前記USBレセプタクルの位置よりも電熱式マフラーの使用者により近い位置に設けられることを特徴とする請求項2記載の電熱式マフラー。
  5. 前記マフラー本体部の前記バッテリー収容部が、前記円筒状の端部の内部であって前記操作スイッチ部の真下となる位置に形成されることを特徴とする請求項1記載の電熱式マフラー。
JP2021176358A 2021-10-28 2021-10-28 電熱式マフラー Active JP7276781B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021176358A JP7276781B1 (ja) 2021-10-28 2021-10-28 電熱式マフラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021176358A JP7276781B1 (ja) 2021-10-28 2021-10-28 電熱式マフラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7276781B1 true JP7276781B1 (ja) 2023-05-18
JP2023073530A JP2023073530A (ja) 2023-05-26

Family

ID=86378101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021176358A Active JP7276781B1 (ja) 2021-10-28 2021-10-28 電熱式マフラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7276781B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072793A2 (en) 2007-12-07 2009-06-11 Woo-Suk Kye Neck muffler having heating function
US20180352877A1 (en) 2017-06-08 2018-12-13 Carmming International Heatable wear device
CN213247114U (zh) 2020-10-12 2021-05-25 朱伟杰 一种发热围巾
CN213604664U (zh) 2020-09-28 2021-07-06 广东摩飞运动用品有限公司 一种符合人体工学的按摩加热围脖

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20090062512A (ko) * 2007-12-13 2009-06-17 김민철 목 보온장치

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009072793A2 (en) 2007-12-07 2009-06-11 Woo-Suk Kye Neck muffler having heating function
US20180352877A1 (en) 2017-06-08 2018-12-13 Carmming International Heatable wear device
CN213604664U (zh) 2020-09-28 2021-07-06 广东摩飞运动用品有限公司 一种符合人体工学的按摩加热围脖
CN213247114U (zh) 2020-10-12 2021-05-25 朱伟杰 一种发热围巾

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023073530A (ja) 2023-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11350491B2 (en) Electrically heated garment
US11477853B2 (en) Electrically heated garment
US8278606B2 (en) Pocketable body warmer
EP2448057B1 (en) Rechargeable battery pack
US6753671B1 (en) Recharger for use with a portable electronic device and which includes a proximally located light emitting device
US20080053979A1 (en) Hand warmer
US9097399B2 (en) Cordless decorative lamp
US20220175058A1 (en) Electrically heated garment with pass-through battery pocket
US20090009991A1 (en) Flashlight with a battery device having plural joined-together batteries
JPH03106272A (ja) ビデオカメラ装置
JP7276781B1 (ja) 電熱式マフラー
US20050194928A1 (en) Power tool capable of charging a rechargeable battery unit that includes at least a standard-sized battery cell
EP4088591A1 (en) Power supply unit of aerosol generating device
CN210203347U (zh) 一种电子烟电池的主机结构
KR200314177Y1 (ko) 휴대용 헤어 아이론
CN208989703U (zh) 奶瓶保温套
JP4104563B2 (ja) ワイヤレスマイク用の充電器
CN218237192U (zh) 一种应急灯
CN218999555U (zh) 附件、供电系统以及气溶胶生成装置
CN220858576U (zh) 一种美容仪的控制装置
KR200252558Y1 (ko) 보온기능을 갖는 가방
KR200433830Y1 (ko) 충전기능을 구비한 멀티탭
KR20020019494A (ko) 유에스비포트를 내장한 다기능 멀티차저 장치
EP4445764A1 (en) Power supply unit for aerosol generating device
JP2003217750A (ja) 電源接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211028

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20211028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7276781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150