JP7275501B2 - 助手席用エアバッグ - Google Patents

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Description

本発明は助手席用エアバッグに係り、特に膨張完了状態において乗員対向面に上下に延在する凹部を有する助手席用エアバッグに関する。なお、以下の説明において、前後、左右及び上下方向はそれぞれ助手席用エアバッグを搭載した自動車の前後、左右及び上下方向と合致する。
膨張完了状態において、乗員対向面を上下に延在する凹部及び該凹部の左右両側の凸部を有する助手席用エアバッグとして、特許文献1には、膨張完了状態の助手席用エアバッグの上面から乗員対向面を経てエアバッグ下面に至る周面パネルと、エアバッグの左右両側面を構成する1対の側面パネルとを有するエアバッグが記載されている。乗員対向面とエアバッグ前部とを結ぶようにテザーが設けられることにより、乗員対向面の中央部を上下に延在する凹部が形成され、凹部の両側に凸部が形成される。
特許文献2には、乗員対向面の左右両側縁にそれぞれ上下方向の第1凸条が設けられ、該第1凸条同士の間の乗員対向面に、3条の上下方向の第2凸条を設けた助手席用エアバッグが記載されている。第2凸条の乗員方向への突出高さは、第1凸条よりも低いものとなっている。各凸条同士の間は、上下方向に延在する凹条となっている。
特開2012-56371号公報 米国特許公開US2018/0126946 A1号公報
本発明は、小柄乗員を拘束したときに該小柄乗員が受ける反力が小さく、大柄乗員を拘束したときに該大柄乗員が受ける反力が大きい助手席用エアバッグを提供することを目的とする。
本発明の助手席用エアバッグは、膨張展開した状態において乗員に対面する乗員対向面を有する助手席用エアバッグにおいて、膨張展開した状態において該乗員対向面の左側部分及び右側部分に、それぞれ上下方向に延在する第1凹部と第2凹部を有し、該第1及び第2凹部同士の間は第1凸部となっていることを特徴とする。
本発明の一態様では、前記乗員対向面のうち、前記第1凹部よりも左側が第2凸部となっており、第2凹部よりも右側が第3凸部となっており、第1凸部は第2及び第3凸部と面一状か又はそれよりも前方に後退している。
本発明の一態様では、前記乗員対向面を前方に引っ張ることにより前記凹部を形成するテザーを有する。
本発明の一態様では、前記テザーは、前記凹部の上位側に連なる上側テザーと、凹部の下位側に連なる下側テザーとを有する。
本発明の一態様では、前記助手席用エアバッグは、前記乗員対向面を構成するパネルを備えており、該パネルにタック部が設けられており、該タック部に前記テザーの後端が接続されている。
本発明の一態様では、前記タック部の折り込み幅が上下にわたって均等である。
本発明の一態様では、前記タック部の折り込み幅が上下方向の少なくとも一部において、他の部分と異なっている。
本発明の一態様では、前記パネルは、前記乗員対向面の上部に沿って左右方向に延在する上辺を有しており、該上辺のうち、前記第1凹部よりも左側及び第2凹部よりも右側の少なくとも一方に切り込み部が設けられており、該切り込み部の左側縁と右側縁同士が逢着されている。
本発明の一態様では、前記第1凹部と第2凹部同士が平行に延在している。
本発明の一態様では、前記第1凹部と第2凹部同士の間隔が下方ほど小さくなっている。
本発明の一態様では、前記助手席用エアバッグが膨張展開した状態において、前記乗員対向面の上下方向中間部分における第1凹部と第2凹部同士の間隔が150~350mmであり、該中間部分における該第1凹部及び第2凹部の深さが100~200mmである。
本発明の一態様では、前記テザーにミシン目のスリットが設けられており、膨張がいったん完了した後、テザーが該スリットに沿って破断し、テザー長が長くなる。
本発明の一態様では、前記第1凹部と第2凹部との間に前記第1凸部が1条のみ存在する。
本発明の助手席用エアバッグが膨張完了した状態にあっては、乗員対向面の左右両側部分に、それぞれ上下方向に延在する凹部が形成され、凹部同士の間に第1凸部が形成される。該第1凸部が乗員の頭部を拘束した場合、頭部は該第1凸部に押し込まれる。
乗員が小柄乗員の場合、頭部の押し込み深さは小さく、前記凹部が残存する程度であり、乗員頭部がエアバッグから受ける反力が小さい。乗員が大柄乗員の場合、頭部の押し込みが深くなり、頭部は凹部の最深部よりも前方にまで押し込まれる。これにより、乗員対向面に凹部が残存しないようになり、乗員頭部が当っているパネルの張力が大きくなり、乗員頭部がエアバッグから受ける反力が大きなものとなる。
実施の形態に係る助手席用エアバッグの膨張形状を示す斜視図である。 実施の形態に係る助手席用エアバッグの車室内における膨張状態を示す側面図である。 図2のIII-III線断面図である。 実施の形態に係る助手席用エアバッグの分解斜視図である。 実施の形態に係る助手席用エアバッグのパネルの構成図である。 図6a,6bは実施の形態に係る助手席用エアバッグのAF05拘束を示す平面図である。 図7a,7bは実施の形態に係る助手席用エアバッグのAM50拘束を示す平面図である。 図7a,7bは実施の形態に係る助手席用エアバッグのAM50拘束を示す平面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
この実施の形態に係る助手席用エアバッグ1は、図2の通り、インパネ(インストルメントパネル)PとウィンドシールドWとの間に膨張展開する。
膨張完了状態の助手席用エアバッグ1は、乗員対向面2と、左右のサイド面3,4と、上面5と、下面6とを有する。サイド面3,4にはそれぞれベントホール7(図1)が設けられている。膨張完了状態の乗員対向面2には、該乗員対向面2を上下に縦断するように上下方向に延在する第1凹部8と第2凹部9が形成され、凹部8,9の間には上下に延在する第1凸部として中央凸部10が形成される。この実施の形態では、第1凹部8と第2凹部9との間に1条の中央凸部(第1凸部)10が形成される。
左側の第1凹部8の左側には上下に延在する第2凸部として左側凸部11が形成され、右側の第2凹部9の右側には上下に延在する第3凸部として右側凸部12が形成される。凹部8,9は、テザー13,14によって乗員対向面2を引っ張ることにより形成される。テザー13,14の後端は、凹部8,9に逢着されている。テザー13,14の前端は、パッチクロス15に逢着されている。パッチクロス15はインフレータ用開口35の周縁部に逢着されている。
なお、この実施の形態では、テザー13,14は乗員側が二股状に分かれている。上側に分かれたテザー13A,14A(符号14Aは図示略)は凹部8,9の上位側に連結され、下側に分かれたテザー13B,14B(符号14Bは図示略)は凹部8,9の下位側に連結されている。
この助手席用エアバッグ1は、図4,5の通り、メインパネル20と、ボトムパネル30と、トップパネル40とを縫着したものである。
図5の通り、メインパネル20は、左右方向の中央部分21が乗員対向面2となり、左右のサイド部分22がそれぞれ左右のサイド面3,4となる。中央部分21のうち左右のサイド部分22の近傍には、それぞれ上下方向に第1折り返し線Fが設定されている。
メインパネル20の上辺及び下辺のうち、中央部分21と左右のサイド部分22との境界部付近には、それぞれ略V字状の切り込み部23,24が設けられている。
トップパネル40は、後辺41と、左辺42と、右辺43と、前辺44とを有する。
ボトムパネル30は、後辺31と、左辺32と、右辺33と、前辺34とを有する。ボトムパネル30の前部側には、インフレータ用開口35が設けられている。該インフレータ用開口35の周囲には、前記パッチクロス15が逢着される。パッチクロス15にもインフレータ用開口が設けられている。ボトムパネル30及びパッチクロス15を貫くようにして、インフレータ取付用ボルトを挿通させるための小孔36が複数個(例えば4個)設けられている。
メインパネル20の上辺の切り込み部23の左辺縁23aと右辺縁23b同士を縫合すると共に、下辺の切り込み部24の辺縁24a,24b同士を縫合する。そして、メインパネル20を図4の如く折り返し線F,Fに沿って折る。
メインパネル20の上辺と、トップパネル40の辺41,42,43とを縫合する。
また、メインパネル20の下辺とボトムパネル30の辺31,32,33とを縫合する。さらに、トップパネル40及びボトムパネル30の前辺44,34同士を縫合する。
このように、折り返し線F,Fに沿って折り返すことにより、メインパネル20には図4の通りタック部26,27が乗員対向面2の左右両側部分に形成される。このタック部26,27の折り返し線F付近にテザー13,14の後端が逢着され、テザー13,14の前縁がパッチクロス15に逢着される。
エアバッグ1の膨張時にテザー13,14がタック部26,27を車両前方へ引っ張ることにより、凹部8,9が形成される。
なお、上記のように各パネル20,30,40同士を縫着した後、インフレータ用開口35を通してエアバッグ1を表裏反転させることにより、パネル同士の縫合代及びタック部をエアバッグ1内に配置させて製品形態のエアバッグ1とする。
この助手席用エアバッグ1は、パネル構成が簡易であり、縫製が容易であると共に、パネル総重量を小さくすることができる。また、エアバッグ1内を左右に区画する隔壁がないので、インフレータからのガスがエアバッグ1内の全体に速やかに流れる。
このエアバッグ1は、インフレータが取り付けられ、折り畳まれ、箱状のケースC(図2)内に設置され、インフレータ取付用ボルトによってケースに取り付けられる。インパネPには、エアバッグ1の折り畳み体を覆うようにリッド(図示略)が設けられる。折り畳まれたエアバッグ1と、インフレータと、ケースCとによって助手席用エアバッグ装置が構成される。このリッドはインパネの一部として設けられてもよく、インパネとは別体の蓋状部材として設けられてもよい。後者の場合、リッドはケースに連結される。
インフレータが作動した場合、エアバッグ1はリッドを押し開け、図1~3の通り、助手席乗員の前方においてインパネPとウィンドシールドWとの間に展開し、該乗員を拘束する。
このエアバッグ1は、膨張完了状態にあっては、乗員対向面2は、助手席用エアバッグ1の後面視において、略方形となる。そして、テザー13によって引っ張られることにより、この乗員対向面2に上下方向の凹部8,9が形成され、凹部8,9間、凹部8の左側及び凹部9の右側にそれぞれ上下方向に延在する凸部10,11,12が形成される。
図6a,6b又は図7a,7bの通り、車両衝突時に、乗員の上半身の左肩部分及び右肩部分がそれぞれ凸部11,12によって拘束される。乗員の頭部及び胸部は凸部10に拘束される。
また、このエアバッグ1にあっては、車両の右斜突(車両に対し右前方から衝撃が加えられる衝突形態。オフセット衝突を含む。)時には図8のように右側の凸部12に受承され、左斜突時には乗員が左側の凸部11に受承される。
図6bの通り、この助手席用エアバッグ1が小柄乗員(典型的にはAF05)を拘束する場合、乗員の頭部は凸部10によって受け止められ、該頭部は、乗員対向面を前方に押し込むようにして移動する。肩は凸部11,12によって拘束される。
小柄乗員の場合、頭部及び肩が凸部10,11,12を押し込む深さは凹部8,9の初期深さよりも小さく、図6bの通り、小柄乗員が凸部10,11,12を押し込んだ状態でも乗員対向面2に凹部8,9が残存する。また、凸部10にあっては、頭部の左右の両サイド部分10a,10bが、後方に向って凸となるように湾曲する。この結果、乗員の頭部がエアバッグ1から受ける反力が比較的小さいものとなる。なお、このように凹部8,9が残存するところから、小柄乗員の頭部がエアバッグ1から受ける反力は、凹部8,9を有しない従来のエアバッグから小柄乗員頭部が受ける反力よりも小さい。
図7bの通り、この助手席用エアバッグ1が大柄乗員(典型的にはAM50)を拘束する場合、乗員の頭部は凸部10を深く押し込み、また、乗員の肩は凸部11,12を深く押し込むようにして乗員が拘束される。
この場合、乗員頭部が凸部10を押し込む深さ及び肩が凸部11,12を押し込む深さは、凹部8,9の初期深さよりも大きく、乗員対向面2から凹部8,9が消失する。そして、乗員頭部が凸部10を押し込む深さは、肩が凸部11,12を押し込む深さよりも大きいものとなり、乗員対向面2は、図7bの通り、その左右方向中央の頭部拘束領域から左右の肩拘束領域にかけてピンと張った高張力状態となる。これによって、乗員の頭部が乗員対向面2から受ける反力が大きいものとなる。
このように、この助手席用エアバッグ1によると、エアバッグの内圧を変えることなく、乗員の体格が大きいほど乗員の頭部がエアバッグから受ける反力が大きくなる。
なお、乗員を拘束する前の膨張完了状態における凹部8,9間の間隔(凹部8,9の最深部同士の間の平均距離)は、150~380mm特に250~380mm程度が好ましい。また、この状態の上下方向中間付近における凹部8,9の深さは100~200mm特に150~200mm程度が好ましい。
凹部8,9の深さは上下にわたって略均等であってもよく、略均等でなくてもよい。例えば、上部及び下部の一方が他方よりも深くなるように凹部8,9が形成されてもよい。
上記実施の形態では、凹部8,9が乗員対向面2に上下方向に平行に延在するように設けられているが、凹部8,9の間隔が乗員対向面2の下部側ほど小さくなるように設けられてもよい。
上記実施の形態では、メインパネル20の上辺及び下辺にそれぞれ切り込み部23,24を設けているが、上辺にのみ切り込み部を設けてもよい。また、左右の一方にのみ切り込み部を設けてもよい。
図6a,7aでは、膨張完了状態において、中央の凸部10と左右の凸部11,12とは略々面一状となっているが、凸部10が凸部11,12よりも車両前方に後退してもよい。また、凸部11,12の一方が他方よりも車両前方に後退し、中央の凸部10がそれよりも更に車両前方に後退する構成とされてもよい。
本発明では、ベントホールの開度をエアバッグの膨張状態に対応して変更したり、エアバッグが乗員を拘束すると、ベントホールの開度を大きくしたりする機構を設けてもよい。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、上記実施の形態では、メインパネル20が左端側から右端側まで連続した1枚のパネルにて構成されているが、2枚以上のパネルを縫合などにより繋ぎ合わせてメインパネルを構成してもよい。
本発明では、前記テザーにミシン目のスリットが設けられており、膨張がいったん完了した後、テザーが該スリットに沿って破断し、テザー長が長くなるように構成してもよい。
1 エアバッグ
2 乗員対向面
3,4 サイド面
5 上面
6 下面
8 第1凹部
9 第2凹部
10 第1凸部
11 第2凸部
12 第3凸部
10,11,12 凸部
13,13A,13B テザー
20 メインパネル
23,24 切り込み部
30 ボトムパネル
35 インフレータ用開口
40 トップパネル

Claims (10)

  1. 膨張展開した状態において乗員に対面する乗員対向面を有する助手席用エアバッグであって、
    膨張展開した状態において該乗員対向面の左側部分及び右側部分に、それぞれ上下方向に沿っている第1凹部と第2凹部を有し、該第1及び第2凹部同士の間は第1凸部となっており、
    前記乗員対向面を前方に引っ張ることにより前記第1凹部及び前記第2凹部を形成するテザーを有し、
    前記乗員対向面を構成するパネルを備えており、該パネルにタック部が設けられており、該タック部に前記テザーの後端が接続されており、
    前記パネルは、前記乗員対向面の上部に沿っ上辺を有しており、
    該上辺のうち、前記第1凹部よりも左側及び第2凹部よりも右側の少なくとも一方に切り込み部が設けられており、
    該切り込み部の左側縁と右側縁同士が逢着されていることを特徴とする助手席用エアバッグ。
  2. 前記乗員対向面のうち、前記第1凹部よりも左側が第2凸部となっており、第2凹部よりも右側が第3凸部となっており、第1凸部は第2及び第3凸部と面一状か又はそれよりも前方に後退していることを特徴とする請求項1の助手席用エアバッグ。
  3. 前記テザーは、前記凹部の上位側に連なる上側テザーと、凹部の下位側に連なる下側テザーとを有する請求項1又は2の助手席用エアバッグ。
  4. 前記タック部の折り込み幅が上下にわたって均等であることを特徴とする請求項1~3のいずれかの助手席用エアバッグ。
  5. 前記タック部の折り込み幅が上下方向の少なくとも一部において、他の部分と異なっていることを特徴とする請求項1~3のいずれかの助手席用エアバッグ。
  6. 前記第1凹部と第2凹部同士が平行であることを特徴とする請求項1~5のいずれかの助手席用エアバッグ。
  7. 前記第1凹部と第2凹部同士の間隔が下方ほど小さくなっていることを特徴とする請求項1~のいずれかの助手席用エアバッグ。
  8. 前記助手席用エアバッグが膨張展開した状態において、前記乗員対向面の上下方向中間部分における第1凹部と第2凹部同士の間隔が150~350mmであり、
    該中間部分における該第1凹部及び第2凹部の深さが100~200mmであることを特徴とする請求項1~7のいずれかの助手席用エアバッグ。
  9. 前記テザーにミシン目のスリットが設けられており、膨張がいったん完了した後、テザーが該スリットに沿って破断し、テザー長が長くなることを特徴とする請求項1~8のいずれかの助手席用エアバッグ。
  10. 前記第1凹部と第2凹部との間に前記第1凸部が1条のみ存在することを特徴とする請求項1~9のいずれかの助手席用エアバッグ。
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