JP7274406B2 - 荷物情報登録装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、地図上に各種情報を登録する技術に関する。
配達効率を高める機能を搭載した配達アプリがある(例えば、非特許文献1参照)。この配達アプリは、配達先の荷物情報を地図上から登録するだけで、地図上で荷物情報を検索したり閲覧したりすることができる。
"配達アプリ"、[online]、[2019年12月19日検索]、インターネット<URL:https://godoor.jp/>
本発明は、地図上から情報を容易に登録することを課題とする。
本発明の一態様にかかる荷物情報登録装置は、
地図上から荷物情報を登録する荷物情報登録装置であって、
前記地図上において建物データがない地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける登録手段を有する。
そのほか、本発明は、以下の形態としても実現可能である。
本発明の一態様にかかる荷物情報登録装置は、地図上から荷物情報を登録する荷物情報登録装置であって、前記地図上において建物データがない地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける登録手段を有し、前記登録手段は、前記地点から所定範囲内に既に荷物情報を登録した登録済地点がある場合は、前記登録済地点の一覧を表示手段に表示し、前記一覧を表示した後に、前記地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける。
配達管理システムの構成例を示す図である。 配達先情報記憶部のデータ構成例を示す図である。 荷物情報記憶部のデータ構成例を示す図である。 配達管理システムの処理動作例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第1の実施形態の画面表示例を示す図である。 第2の実施形態の画面表示例を示す図である。 第2の実施形態の画面表示例を示す図である。 配達管理システムの別の処理動作例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
(第1の実施形態)
<配達管理システムの構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態にかかる配達管理システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態にかかる配達管理システムの構成例を示す図である。
本実施形態にかかる配達管理システムは、利用者端末1と、配達管理装置2と、がネットワークNWを介して接続して構成する。ネットワークNWは、基本的に無線ネットワークを想定しているが、有線ネットワークが含まれていてもよい。
本実施形態の配達管理システムは、配達先情報(例えば、配達先の住所、宅配ボックスの有無など)、荷物情報(例えば、配達時間、配達状況など)などを配達管理装置2に記憶しておく。そして、利用者端末1は、配達管理装置2に記憶した配達先情報、荷物情報などを参照して利用者端末1に表示する。これにより、利用者端末1の利用者は、配達先や配達スケジュールを把握することができる。
<利用者端末1の構成例>
利用者端末1は、利用者が使用する端末である。利用者端末1としては、例えば、スマートフォン、タブレットPCなど、利用者が移動しながら使用できる各種機器があげられる。利用者としては、例えば、荷物を配達する人などがあげられる。
本実施形態の利用者端末1は、地図上から荷物情報を登録する荷物情報登録装置として機能する。利用者端末1は、記憶部11、制御部12、表示部13、入力部14、位置情報取得部15を有して構成する。
記憶部11は、各種情報を記憶する。記憶部11は、例えば、配達管理装置2から取得した各種情報を記憶する。
制御部12は、利用者端末1を制御する。本実施形態の制御部12は、表示制御部121、情報登録部122を有して構成する。表示制御部121は、表示部13に各種情報を表示する。例えば、利用者端末1が配達管理装置2から取得した地図情報、配達先情報、荷物情報などを表示部13に表示する。また、位置情報取得部15で取得した利用者端末1の現在位置を表示部13に表示する。情報登録部122は、配達管理装置2に各種情報を登録する。例えば、利用者端末1に入力された配達先情報、荷物情報などを配達管理装置2に登録する。
表示部13は、各種情報を表示する。表示部13としては、例えば、液晶パネルなどがあげられる。
入力部14は、各種情報を入力する。入力部14としては、例えば、タッチパネル、操作ボタン、マイクなどがあげられる。
位置情報取得部15は、利用者端末1の現在位置を取得する。位置情報取得部15は、利用者端末1の位置を特定することが可能であれば、特に限定せず、例えば、GPS(Global Positioning System)などが適用可能である。
<配達管理装置2の構成例>
配達管理装置2は、配達先情報や、荷物情報を管理する装置である。本実施形態の配達管理装置2は、記憶部21、制御部22を有して構成する。
記憶部21は、各種情報を記憶する。本実施形態の記憶部21は、地図記憶部211、配達先情報記憶部212、荷物情報記憶部213を有して構成する。
地図記憶部211は、地図情報を記憶する。例えば、表示用の地図情報を1/1500、1/3000、1/8000、1/21000、1/75000、1/15万、1/30万、1/90万、広域(例えば、1/150万)、全国(例えば、1/780万)の表示縮尺に対応付けて記憶する。これにより、例えば、表示縮尺に応じて、広域図、道路図、市街図、住宅地図などを切り替えて利用者端末1の表示部13に表示することができる。地図情報には、背景地図を構成するために必要な地形、建物、道路、施設、注記などの情報が含まれており、その情報は表示縮尺毎に異なっている。例えば、住所ポイントを例に説明すると、表示縮尺が小さい場合には都道府県名や市区町村名などを地図情報に含めて表示し、表示縮尺が中程度である場合には町・大字、町丁目などを地図情報に含めて表示し、表示縮尺が大きい場合には番地や号、居住者名称(表札名称)を地図情報に含めて表示する。本実施形態の地図情報には、建物データが含まれている。建物データは、住宅、ビル、マンション、アパートなどの建物一軒一軒の情報を収録したデータであり、建物の所在地の緯度・経度情報、住所情報、建物名、階数、テナント名/部屋番号などの情報を含んで構成している。
配達先情報記憶部212は、荷物の配達先に関する情報を記憶する。配達先情報は、例えば、図2に示すように記憶する。図2は、配達先情報記憶部212のデータ構成例を示しており、配達先ID、位置情報、建物データ有無、住所情報、建物名、階層、テナント名/部屋番号、宅配ボックス有無、表札、メモを紐づけて記憶している。
配達先IDは、配達先を識別するIDである。配達先IDは、配達先を一意に識別することが可能であればあらゆる情報を適用することが可能である。例えば、英数字などの文字列があげられる。
位置情報は、配達先の位置を特定する情報である。位置情報は、例えば、緯度、経度の情報、マップコードなどがあげられる。位置情報は、荷物情報の配達先の位置を地図上に表示する際に使用する。このため、配達先情報を登録する対象地点に建物データがある場合は、その建物データに紐づく位置情報を記憶する。この場合の位置情報は、例えば、建物の中心位置、建物の出入口、建物形状の端点の位置などがあげられる。また、配達先情報を登録する対象地点に建物データがない場合は、その対象地点の位置情報を記憶する。
建物データ有無は、登録地点に建物データがあるか否かを特定する情報である。図2では、建物データがある場合は、有となっており、建物データがない場合は、無となっている。
住所情報は、配達先の住所を特定する情報である。例えば、配達先情報を登録する対象地点に建物データがある場合は、その建物データに紐づく住所情報を記憶する。また、配達先情報を登録する対象地点に建物データがない場合は、その対象地点の位置情報(例えば、緯度、経度)を逆ジオコーディングして変換した住所情報などを記憶する。住所情報の粒度は特に限定せず、例えば、枝番まで含めるようにしてもよく、枝番より上位の区分(例えば、地番、街区、字丁目など)まで含めるようにしてもよい。
建物名は、建物データの建物名を特定する情報である。階層は、階層を特定する情報である。テナント名/部屋番号は、テナント名や部屋番号を特定する情報である。建物名、階層、テナント名/部屋番号は、例えば、登録地点に存在する建物データに紐づいた情報を使って記憶する。
宅配ボックス有無は、宅配ボックスがあるか否かを特定する情報である。図2では、宅配ボックスがある場合は、有となっており、宅配ボックスがない場合は、無となっている。宅配ボックス有無は、例えば、利用者端末1から入力された情報を使って記憶する。
表札は、配達先の表札に関する情報である。メモは、配達先の特記事項などに関する情報である。表札、メモは、例えば、利用者端末1から入力された情報を使って記憶する。
荷物情報記憶部213は、荷物情報を記憶する。荷物情報は、例えば、図3に示すように記憶する。図3は、荷物情報記憶部213のデータ構成例を示しており、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況を紐づけて記憶している。
利用者IDは、利用者を識別するIDである。利用者IDは、利用者を一意に識別することが可能であればあらゆる情報を適用することが可能である。例えば、メールアドレス、ログインIDなどが適用可能である。
荷物IDは、荷物を識別するIDである。荷物IDは、荷物を一意に識別することが可能であればあらゆる情報を適用することが可能である。例えば、荷物を配達する際に使用する伝票の番号、英数字などの文字列などが適用可能である。
配達先住所情報は、荷物の配達先の住所を特定する情報である。
配達先IDは、配達先を識別するIDである。配達先IDは、荷物情報を荷物情報記憶部213に登録する際に、配達先情報記憶部212に登録済の配達先情報を利用した場合は、その登録済の配達先情報の配達先IDを荷物情報記憶部213に登録する。また、配達先情報記憶部212に未登録の配達先情報を利用した場合は、その未登録の配達先情報を配達先情報記憶部212に新規登録し、その新規登録された配達先情報の配達先IDを荷物情報記憶部213に登録する。
時間指定は、荷物の配達時間を特定する情報である。時間指定は、荷物の配達時間を特定することが可能であればあらゆる情報が適用可能である。例えば、なし(配達時間の指定なし)、午前中、12-14時、14-16時、、、19-21時などがあげられる。時間指定は、例えば、利用者端末1から入力された情報を使って記憶する。
宅配ボックス利用可否は、宅配ボックスの利用の可否を特定する情報である。図3では、宅配ボックス利用可の場合は、可となっており、宅配ボックス利用不可の場合は、不可となっている。宅配ボックス利用可否は、例えば、利用者端末1から入力された情報を使って記憶する。
配達状況は、荷物の配達状況を特定する情報である。配達状況は、荷物の配達状況を特定することが可能であればあらゆる情報が適用可能である。例えば、配達中を示す配達、配達完了を示す完了、不在であったことを示す不在などがあげられる。配達状況は、新規の荷物情報が荷物情報記憶部213に登録された際は、配達中を示す配達の状態を登録し、その後、利用者端末1から配達状況の更新操作が行われた場合に、その更新操作に応じて、配達の状態を完了、不在などに更新する。
制御部22は、配達管理装置2を制御する。本実施形態の制御部22は、情報出力部221、情報登録部222を有して構成する。
情報出力部221は、利用者端末1から出力要求された情報を記憶部21から取得し、利用者端末1に出力する。例えば、利用者端末1から出力要求された地図情報、配達先情報、荷物情報などを地図記憶部211、配達先情報記憶部212、荷物情報記憶部213から取得し、利用者端末1に出力する。
情報登録部222は、利用者端末1から登録要求された情報を記憶部21に登録する。例えば、利用者端末1から登録要求された配達先情報、荷物情報などを配達先情報記憶部212、荷物情報記憶部213に登録する。
本実施形態の配達管理システムを構成する利用者端末1は、配達管理装置2の地図記憶部211に記憶されている地図を取得し、利用者端末1の表示部13に表示する。利用者は、表示部13に表示された地図上で荷物情報の登録地点を長押しすることで、その長押しした地点への荷物情報の登録要求を開始する。利用者端末1は、長押しした地点への荷物情報の登録要求を受け付けると、その地点への荷物情報の登録処理を開始し、配達管理装置2の配達先情報記憶部212、荷物情報記憶部213に配達先情報、荷物情報を登録する。具体的には、利用者端末1は、荷物情報を登録する地点に建物データがある場合は、図2に示すように、配達先情報として、配達先ID、建物データの位置情報、建物データ有、建物データの住所情報、建物名、階層、テナント名/部屋番号、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を配達先情報記憶部212に登録する。また、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に登録する。
また、利用者端末1は、荷物情報を登録する地点に建物データがない場合は、図2に示すように、配達先情報として、配達先ID、長押しした地点の位置情報、建物データ無、長押しした地点の住所情報、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を配達先情報記憶部212に登録する。また、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に登録する。
更に、本実施形態の利用者端末1は、荷物情報を登録する地点周辺に登録済地点データがある場合は、その登録済地点データの一覧を表示部13に表示する。例えば、利用者端末1は、荷物情報を登録する地点の位置情報を基に、配達先情報記憶部212を参照し、荷物情報を登録する地点の位置情報から所定範囲内(例えば、半径50m以内)のエリアに該当する位置情報があるか否かを判定する。該当する位置情報がある場合は、その該当する位置情報の配達先情報の一覧を表示部13に表示する。利用者端末1は、一覧の中から荷物情報を登録する地点が選択された場合は、配達先情報記憶部212に記憶されている配達先情報を利用し、選択された地点への荷物情報の登録処理を開始し、配達管理装置2の荷物情報記憶部213に荷物情報を登録する。本実施形態の利用者端末1は、荷物情報を登録したい地点が登録済地点とずれてしまった場合でも、登録済地点データの一覧を表示部13に表示するため、登録済地点に含まれる配達先情報を再利用して荷物情報を登録することができる。例えば、各々の荷物情報を個別に地図上に登録する場合は、配達先が同じであっても、各々の荷物情報毎に配達先情報をその都度登録する手間が発生する。これに対し、本実施形態では、登録済地点データに含まれる配達先情報を再利用して荷物情報を登録するため、配達先が同じ場合は、配達先情報を登録する手間を省くことができる。
なお、荷物情報を登録する地点周辺に登録済地点データがあるか否かの判定方法は、上述した方法に限定するものではなく、例えば、以下の方法であってもよい。利用者端末1は、荷物情報を登録する地点の位置情報を基に、配達先情報記憶部212を参照し、荷物情報を登録する地点が含まれる所定メッシュ(例えば、100mメッシュ)内に位置する位置情報があるか否かを判定する。所定メッシュ内に位置する位置情報がある場合は、その位置情報の配達先情報の一覧を表示部13に表示する。このような方法であっても、荷物情報を登録する地点周辺に登録済地点データがあるか否かを判定することができる。なお、登録済地点データがあるか否かを判定する際に使用する所定範囲、所定メッシュは、利用者端末1の表示部13に表示した地図の表示縮尺に応じて変更してもよい。例えば、利用者端末1の表示部13に表示した地図の表示縮尺が大縮尺(例えば、1/1500など)の場合は、所定範囲を半径50m、所定メッシュを100mメッシュなどに設定し、表示部13に表示した地図の表示縮尺が小縮尺(例えば、1/21000など)の場合は、所定範囲を半径250m、所定メッシュを500mメッシュなどに設定する。更に、登録済地点データがあるか否かを判定する際に使用する所定範囲、所定メッシュは、利用者が利用者端末1から任意に変更するようにしてもよい。
また、本実施形態の利用者端末1は、配達管理装置2の配達先情報記憶部212、荷物情報記憶部213に記憶されている配達先情報、荷物情報を取得し、利用者端末1の表示部13に表示された地図上に荷物情報を表示する。例えば、図3に示す荷物IDN1、IDN2、IDN3の位置情報は、図2を参照すると、位置情報Aであるため、その位置情報Aの地点に荷物アイコンを表示する。更に、その荷物アイコンを表示する際は、荷物IDN1、IDN2、IDN3の3つの荷物情報が登録されていることを示す『3』などの情報も付与する。これにより、利用者は、地図上に表示された荷物アイコンを見るだけで、荷物情報を登録した地点を把握すると共に、その地点に3つの荷物情報が登録されていることも把握できる。そして、地図上に表示された荷物アイコンをタップすることで、荷物IDN1、IDN2、IDN3の各々の荷物情報を表示部13に表示する。これにより、利用者は、個々の荷物情報も把握できる。また、地図上に表示する荷物アイコンは、荷物情報の内容に応じて異なる表示態様で表示してもよい。例えば、配達指定時間毎に異なる色で荷物アイコンを地図上に表示してもよい。これにより、荷物アイコンの表示態様を見るだけで、荷物情報の内容を把握できる。また、地図上に表示する荷物アイコンは、荷物情報の内容に応じて選択できるようにしてもよい。例えば、地図上に表示する荷物アイコンの配達指定時間(例えば、午前中)を選択し、その選択した配達指定時間に該当する荷物アイコンのみを地図上に表示する。これにより、利用者が希望する条件に該当する荷物アイコンのみを地図上に表示することができる。
<配達管理システムの処理動作例>
次に、図4を参照しながら、配達管理システムの処理動作例について説明する。図4の処理動作例は、利用者端末1の表示部13に表示された地図上で荷物情報を登録する際の処理動作例を示す。
利用者端末1は、表示部13に表示された地図上での長押し操作が行われた場合に(ステップS1)、荷物情報の登録操作が行われたと判断し、地図記憶部211に記憶されている地図情報を基に、長押しした地点に建物データが登録されているか否かを判定する(ステップS2)。
長押しした地点に建物データが登録されている場合は(ステップS2/Yes)、例えば、図5に示す画面を表示部13に表示し、長押しした地点の建物データの情報を表示する(ステップS3)。図5に示す画面は、長押しした地点の建物データの位置に荷物アイコン500を表示すると共に、その建物データの住所情報501を表示している。荷物アイコン500は、長押しした地点に登録されている建物データの位置情報を基に表示する。住所情報501は、長押しした地点に登録されている建物データの住所情報を基に表示する。また、図5に示す画面は、建物データへの荷物登録を行うための登録ボタン502を表示している。
利用者端末1は、図5に示す登録ボタン502への操作が行われた場合に、例えば、図6に示す画面を表示部13に表示し、建物データへの荷物登録処理を開始する(ステップS4)。図6に示す画面は、建物データの住所情報600を表示すると共に、宅配ボックスの有無を特定する選択ボタン601を表示している。また、表札情報を入力できる入力欄602、メモを入力できる入力欄603を表示している。また、荷物の配達時間を選択できる選択欄604、宅配ボックスの利用可否を選択できる選択ボタン605を表示している。この図6に示す画面から各種情報を入力し、登録ボタン606を操作することで、建物データに対して荷物情報を登録することができる。図6に示す画面において、選択ボタン601、入力欄602には、建物データに紐づいた情報を反映させてもよい。例えば、建物データに紐づいた情報の中に、宅配ボックスの有無を特定できる情報が含まれている場合は、その情報を基に、宅配ボックスの有無を特定した状態で表示してもよい。また、建物データに紐づいた情報の中に、居住者氏名などの表札を特定できる情報が含まれている場合は、その情報を反映した状態で表示してもよい。利用者端末1は、登録ボタン606が操作されると、配達先情報を配達管理装置2の配達先情報記憶部212に登録する。また、荷物情報を配達管理装置2の荷物情報記憶部213に登録する。これにより、図2に示すように、配達先情報として、配達先ID、建物データの位置情報、建物データ有、建物データの住所情報、建物名、階層、テナント名/部屋番号、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を配達先情報記憶部212に記憶することができる。また、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に記憶することができる。
利用者端末1は、ステップS2において、長押しした地点に建物データが登録されていない場合は(ステップS2/No)、長押しした地点周辺に登録済地点データがあるか否かを判定する(ステップS5)。例えば、利用者端末1は、長押しした地点の位置情報を基に、配達先情報記憶部212を参照し、長押しした地点の位置情報から所定範囲内(例えば、半径50m以内)のエリアに該当する位置情報があるか否かを判定する。該当する位置情報がある場合は、長押しした地点周辺に登録済地点データがあると判定し、該当する位置情報がない場合は、長押しした地点周辺に登録済地点データがないと判定する。
利用者端末1は、長押しした地点周辺に登録済地点データがない場合は(ステップS5/No)、例えば、図7に示す画面を表示部13に表示し、地図上で長押しした地点の情報を表示する(ステップS6)。図7に示す画面は、地図上で長押しした地点の位置に荷物アイコン700を表示している。また、長押しした地点への荷物登録を行うための登録ボタン701を表示している。この登録ボタン701への操作が行われた場合に、長押しした地点への荷物登録操作を受け付けることになる。
利用者端末1は、図7に示す画面の登録ボタン701への操作が行われた場合に、例えば、図8に示す画面を表示部13に表示し、長押しした地点への荷物登録処理を開始する(ステップS7)。図8に示す画面は、長押しした地点の住所情報800を表示している。住所情報800は、長押しした地点の位置情報を逆ジオコーディングなどの任意の住所変換方法で変換した後の情報である。変換後の住所情報の粒度は特に限定せず、例えば、枝番まで含めるようにしてもよく、枝番より上位の区分(例えば、地番、街区、字丁目など)まで含めるようにしてもよい。また、図8に示す画面は、宅配ボックスの有無を特定する選択ボタン801を表示している。また、表札情報を入力できる入力欄802、メモを入力できる入力欄803を表示している。また、荷物の配達時間を選択できる選択欄804、宅配ボックスの利用可否を選択できる選択ボタン805を表示している。住所情報800は、図8に示す画面上で利用者が入力できるようにしてもよい。これにより、例えば、地図上で長押しした地点の位置情報を基に作成した住所情報を編集することができる。但し、荷物情報を登録した後は、住所情報の編集はできないようにする。荷物情報の登録後も住所情報の編集ができてしまうと、他の荷物情報の住所情報を誤って登録し、配達時に他の荷物情報と混同させてしまうためである。この図8に示す画面から各種情報を入力し、登録ボタン806を操作することで、長押しした地点に対して荷物情報を登録することができる。利用者端末1は、登録ボタン806が操作されると、建物データ以外への荷物情報の登録であることを示す建物データ無の情報と共に、配達先情報を配達管理装置2の配達先情報記憶部212に登録する。また、荷物情報を配達管理装置2の荷物情報記憶部213に登録する。これにより、図2に示すように、配達先情報として、配達先ID、長押しした地点の位置情報、建物データ無、長押しした地点の住所情報、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を配達先情報記憶部212に記憶することができる。また、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に記憶することができる。
利用者端末1は、ステップS5において、長押しした地点周辺に登録済地点データがある場合は(ステップS5/Yes)、配達先情報記憶部212に記憶されている配達先情報を基に、例えば、図9に示す画面を表示部13に表示し、登録済地点データの住所一覧を表示する(ステップS8)。図9に示す画面は、長押しした地点の位置に荷物アイコン900を表示している。図9に示す画面に表示された地図は、スクロールすることが可能であり、任意の場所の地図を画面上に表示することができる。なお、戻るボタン(図示せず)等を選択することで、図9に示す長押しした地点の地図に戻るようにしてもよい。また、登録済地点の位置に荷物アイコン901を表示すると共に、登録済地点の住所情報の一覧902を表示している。荷物アイコン901は、登録済地点の配達先情報に含まれる位置情報を基に表示する。住所情報の一覧902は、登録済地点の配達先情報に含まれる住所情報、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を基に表示する。住所情報の一覧902は、画面上をスクロールすることで、他の住所情報も画面上に表示することができる。また、図9に示す画面には、荷物登録を行うための登録ボタン904を表示している。図9に示す画面は、住所情報の一覧902の中の特定の住所情報上を選択した際に、その住所情報に対応する荷物アイコン901、900の表示態様を異ならせるようにしている。図9では、符号903の住所情報欄と、符号901の荷物アイコンと、が対になっており、符号903の住所情報欄上を選択した際に、その住所情報欄903に対応する荷物アイコン901の表示態様を異ならせている。これにより、双方の対応関係を目視で識別できる。図9に示す画面において、住所情報の一覧902上をスクロールすることで、例えば、図10に示すように、長押しした地点の欄1003が表示される。また、図10に示すように、長押しした地点の欄1003上を選択した際に、その長押しした地点の欄1003に対応する荷物アイコン1000の表示態様を異ならせている。これにより、双方の対応関係を目視で識別できる。
利用者端末1は、図9に示すように、登録済地点データが選択された状態で登録ボタン904への選択操作が行われた場合に、選択された登録済地点データ住所への荷物登録操作を受け付けることになる。また、図10に示すように、長押しした地点が選択された状態で登録ボタン1004への選択操作が行われた場合に、長押しした地点への荷物登録操作を受け付けることになる。
利用者端末1は、登録済地点データの住所、または、長押しした地点が選択されたか否かを判定する(ステップS9)。例えば、図9に示す画面に含まれる一覧902の中から登録済地点データの住所情報欄903への選択操作が行われた状態で登録ボタン904への操作が行われた場合に、登録済地点データの住所が選択されたと判定する。また、図10に示す画面に含まれる一覧1002の中から長押しした地点データの欄1003への選択操作が行われた状態で登録ボタン1004への操作が行われた場合に、長押しした地点が選択されたと判定する。
利用者端末1は、登録済地点データの住所が選択された場合は(ステップS10/Yes)、図9に示す画面に含まれる一覧902の中から選択された住所情報欄903の情報を基に、例えば、図11に示す画面を表示部13に表示し、登録済地点データ住所への荷物登録処理を開始する(ステップS11)。図11に示す画面は、図9に示す画面に含まれる一覧902の中から住所情報欄903への選択操作が行われた状態で登録ボタン904への操作が行われた際に表示部13に表示される。図11に示す画面は、登録済地点データの住所情報1100を表示すると共に、宅配ボックスの有無を特定する選択ボタン1101を表示している。また、表札情報を入力できる入力欄1102、メモを入力できる入力欄1103を表示している。図11に示す画面では、選択ボタン1101、入力欄1102、1103には、配達先情報記憶部212に記憶されている登録済地点データの情報が反映された状態で表示される。これにより、利用者は、配達先情報記憶部212に記憶されている配達先情報を再利用した状態で荷物情報の登録操作を行うことができる。また、図11に示す画面は、荷物の配達時間を選択できる選択欄1104、宅配ボックスの利用可否を選択できる選択ボタン1105を表示している。この図11に示す画面から各種情報を入力し、登録ボタン1106を操作することで、登録済地点データ住所に対して新たな荷物情報を登録することができる。利用者端末1は、登録ボタン1106が操作されると、荷物情報を配達管理装置2の荷物情報記憶部213に登録する。これにより、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に記憶することができる。なお、図11に示す画面において、選択ボタン1101、入力欄1102、1103に表示されている情報が変更された状態で登録ボタン1106が操作されると、配達管理装置2の配達先情報記憶部212に登録されている情報を更新する。
利用者端末1は、ステップS10において、長押しした地点が選択された場合は(ステップS10/No)、例えば、図8に示す画面と同様な画面を表示部13に表示し、長押しした地点への荷物登録処理を開始する(ステップS7)。これにより、図2に示すように、配達先情報として、配達先ID、長押しした地点の位置情報、建物データ無、長押しした地点の住所情報、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を配達先情報記憶部212に記憶することができる。また、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に記憶することができる。
<本実施形態の配達管理システムの作用・効果>
本実施形態の配達管理システムは、利用者端末1と、配達管理装置2と、を有して構成し、利用者端末1は、配達管理装置2の地図記憶部211に記憶されている地図を取得し、表示部13に表示する。利用者端末1は、表示部13に表示した地図上において建物データがない地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、その地点への荷物情報の登録を受け付け、荷物情報を配達管理装置2の荷物情報記憶部213に登録する。これにより、地図上において建物データが存在しない地点であっても、その地点に荷物情報を登録することができる。
非特許文献1の配達アプリは、地図上において建物データが反映されている地点でのみ、荷物情報を登録することができた。このため、現実世界において新規の建物が建てられた場合であっても、その新規の建物の建物データが地図データに反映されるまでは、その建物に荷物情報を登録することができなかった。
本実施形態の配達管理システムは、地図上において建物データがない地点であっても、その地点に荷物情報を登録することができる。これにより、地図データに反映されていない新規の建物に対しても荷物情報を登録し、荷物を配達することができる。
また、本実施形態の配達管理システムは、地図上で長押しした地点周辺に、過去荷物情報を登録した地点が存在する場合は、その登録済地点の一覧を表示する。これにより、過去荷物情報を登録した地点に再度荷物情報を登録する際に、長押しした地点がずれてしまった場合でも、登録済地点の一覧を基に、過去登録した配達先の情報を再利用して登録済地点に荷物情報を登録することができる。利用者が配達管理装置2に登録した配達先の表札情報やメモ等の参考情報を活用する点を考えると、地図上で長押しした地点が登録済地点とずれてしまうと、異なる地点と判定され、登録済地点に登録した参考情報を利用できなくなってしまう。本実施形態では、地図上で長押しした地点周辺に過去荷物情報を登録した地点が存在する場合は、その登録済地点の一覧を表示する。これにより、長押しした地点がずれてしまった場合でも、登録済地点の一覧を基に、過去登録した配達先の表札情報やメモ等の参考情報を再利用して荷物情報を登録することができる。また、荷物情報記憶部213から荷物情報を削除した場合であっても、配達先情報は、配達先情報記憶部212に記憶された状態で維持されるため、配達先情報記憶部212に記憶された配達先情報を再利用して荷物情報を荷物情報記憶部213に登録することができる。
なお、本実施形態において、荷物情報を登録する際は、利用者端末1の表示部13に住宅地図を表示した状態で行うことが好ましい。住宅地図には、建物形状や、居住者氏名(表札名称)が表示されるため、利用者の所望する地点を容易に特定し、荷物情報を登録することができる。
また、本実施形態の配達管理システムは、利用者端末1の表示部13に住宅地図を表示すると共に、その住宅地図上に利用者端末1の現在位置を表示する。住宅地図には、建物形状や、居住者名称(表札名称)が表示される。これにより、例えば、利用者が配達先に電話をした際に応答せず、配達先の住所に不在票をいれなければならない場合であっても、住宅地図と利用者端末1の現在位置とを参照し、配達先の場所を特定し、その特定した場所に不在票を簡単に入れることができる。また、住宅地図には、建物への出入口情報や、道路の進入方向(例えば、一方通行の矢印など)、車種別の駐車可能位置を表示することが好ましい。これにより、利用者は、住宅地図に表示された出入口情報、道路の進入方向、車種別の駐車可能位置などの情報を基に、配達先の地点に簡単に辿り着くことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
上述した実施形態では、図4に示すステップS5において、長押しした地点周辺に登録済地点データがある場合は(ステップS5/Yes)、図9に示す画面を表示部13に表示することにした。しかし、例えば、図12に示す画面を表示部13に表示するようにしてもよい。図12に示す画面は、長押しした地点の位置に荷物アイコン1200を表示すると共に、長押しした地点の住所情報1201を表示している。図12に示す画面に表示された地図は、スクロールすることが可能であり、任意の場所の地図を画面上に表示することができる。なお、戻るボタン(図示せず)や住所情報1201を選択することで、図12に示す長押しした地点の地図に戻るようにしてもよい。また、登録済地点の位置に荷物アイコン1202を表示すると共に、登録済地点の住所情報の一覧1203を表示している。荷物アイコン1202は、登録済地点の配達先情報に含まれる位置情報を基に表示する。住所情報の一覧1203は、登録済地点の配達先情報に含まれる住所情報、宅配ボックス有無、表札、メモなどの情報を基に表示する。また、登録済地点データの件数1204を表示している。図12では、登録済地点データの件数として5件と表示している。また、長押しした地点への荷物登録を行うための登録ボタン1205を表示している。図12に示す画面において、長押しした地点に表示した荷物アイコン1200と、登録済地点に表示した荷物アイコン1202と、は異なる表示態様で地図上に表示する。これにより、双方の荷物アイコン1200、1202を目視で識別できる。また、図12に示す画面において、登録済地点に表示した荷物アイコン1202と、登録済地点の住所情報の一覧1203に表示した住所情報と、は双方の対応関係が目視で識別できるように番号を付与している。これにより、共通の番号が付与された荷物アイコン1202と住所情報とが関連していると目視で識別できる。なお、登録済地点の住所情報の一覧1203の中の特定の住所情報上を指などで操作した際に、その住所情報に対応する荷物アイコン1202の表示態様を異ならせてもよい。この場合も、双方の対応関係が目視で識別できる。
利用者端末1は、例えば、図12に示す画面に含まれる一覧1203の中から任意の住所情報への選択操作が行われた場合に、その選択操作が行われた登録済地点データ住所への荷物登録操作を受け付けることになる。また、図12に示す画面に含まれる登録ボタン1205への操作が行われた場合に、長押しした地点への荷物登録操作を受け付けることになる。
利用者端末1は、登録済地点データ住所への荷物登録操作が行われた場合は、図12に示す画面に含まれる一覧1203の中から選択された住所情報を基に、例えば、図13に示す画面を表示部13に表示し、登録済地点データ住所への荷物登録処理を開始する。図13に示す画面は、図12に示す画面に含まれる一覧1203の中から1番に該当する『港区港南2丁目15-1』の欄を選択した際に表示部13に表示される。図13に示す画面には、図12に示す画面から選択された住所情報に該当する登録済地点の位置に荷物アイコン1300を表示すると共に、住所情報1301を表示している。また、登録済地点データ住所への荷物登録処理を開始する登録ボタン1302を表示している。利用者端末1は、図13に示す画面に含まれる登録ボタン1302への操作が行われた場合に、図11に示す画面と同様な画面を表示部13に表示し、登録済地点データ住所への新たな荷物登録処理を開始することになる。これにより、図3に示すように、荷物情報として、利用者ID、荷物ID、配達先住所情報、配達先ID、時間指定、宅配ボックス利用可否、配達状況などの情報を荷物情報記憶部213に記憶することができる。
<変形例>
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上述した実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態の図4のステップS5において、長押しした地点周辺に登録済地点データがあるか否かを判定する方法として、住所情報を用いてもよい。例えば、長押しした地点の位置情報を住所情報に変換し、変換後の住所情報と同一住所情報の配達先情報が配達先情報記憶部212に登録されているか否かを判定する。同一住所情報の配達先情報が配達先情報記憶部212に登録されている場合は、長押しした地点周辺に登録済地点データがあると判定する。また、同一住所情報の配達先情報が配達先情報記憶部212に登録されていない場合は、長押しした地点周辺に登録済地点データがないと判定する。なお、同一住所情報が登録されているか否かを判定する際は、枝番まで含めて判定してもよく、枝番より上位の区分(例えば、地番、街区、字丁目など)まで含めて判定してもよい。この場合、どの区分まで含めて判定するかを利用者端末1から設定できるようにしてもよい。
(変形例2)
上述した実施形態において、地図上に表示する荷物アイコンは、建物データのある地点に登録した荷物アイコンか、建物データのない地点に登録した荷物アイコンかを識別できるように異なる表示態様で地図上に表示してもよい。これにより、地図上に表示した荷物アイコンの表示態様を見るだけで、各々を識別することができる。また、地図上に表示する荷物アイコンの種別を絞り込むようにしてもよい。これにより、建物データのある地点に登録した荷物アイコン、または、建物データのない地点に登録した荷物アイコンの何れかを地図上に表示できる。
(変形例3)
上述した実施形態において、地図記憶部211は、道路ネットワークデータを記憶してもよい。道路ネットワークデータを記憶することで、荷物情報を登録した地点までの経路探索や経路案内を行うことができる。この場合、荷物情報を登録した地点に建物データが存在し、その建物データに出入口情報が含まれている場合は、その出入口情報を基に、建物データの出入口地点までの経路探索や経路案内を行うようにしてもよい。道路ネットワークデータには、ノードと、ノード間をつなぐリンクと、が含まれる。各リンクには、そのリンクが表す道路の距離、平均移動時間(旅行時間ともいう)が、リンクコストとして対応付けられている。道路ネットワークデータは、移動手段(例えば、徒歩、自動車、自転車など)別に記憶してもよい。これにより、移動手段に応じた経路探索を行うことができる。また、複数の移動手段を組み合わせて荷物情報を登録した地点までの経路探索を行うことができる。複数の移動手段を組み合わせて経路探索を行う場合は、車種別の駐車可能位置を考慮してもよい。これにより、例えば、大型車で荷物情報を配達する場合は、荷物情報を登録した地点周辺(例えば、半径50m)で大型車を停車可能な位置を特定し、その特定した位置までの経路と、その特定した位置から荷物情報を登録した地点までの経路と、を組み合わせた複合経路を探索することができる。
(変形例4)
上述した実施形態の図4の処理フローは一例であり、例えば、図14に示すように、先に、長押しした地点周辺に登録済地点データがあるか否かを判定し(ステップA2)、登録済地点データがない場合に(ステップA2/No)、長押しした地点に建物データがあるか否かを判定するようにしてもよい(ステップA3)。図14に示す処理動作であっても、図4に示す処理動作と同様な効果を奏することができる。例えば、地図上で長押しした地点周辺に荷物情報を登録した登録済地点データが存在する場合は(ステップA2/Yes)、その登録済地点データの一覧を表示する(ステップA8)。これにより、登録済地点に荷物情報を登録する際に、長押しした地点がずれてしまった場合でも、登録済地点の一覧を基に、過去登録した配達先の情報を再利用して登録済地点に荷物情報を登録することができる。また、地図上において長押しした地点に建物データがない場合は(ステップA3/No)、その長押しした地点の情報を表示部13に表示し(ステップA6)、長押しした地点への荷物登録操作を受け付ける。これにより、地図データに反映されていない新規の建物に対しても荷物情報を登録し、荷物を配達することができる。
(変形例5)
上述した実施形態では、利用者端末1の表示部13に表示された地図上で荷物情報を登録する場合について説明した。しかし、例えば、荷物情報を管理する管理者が使用する管理者端末から配達管理装置2にアクセスし、配達管理装置2の荷物情報記憶部213に荷物情報を登録してもよい。この場合は、荷物を配達する利用者の利用者ID、荷物ID、荷物の配達先住所情報、時間指定、宅配ボックス利用可否などの荷物情報を管理者端末から配達管理装置2の荷物情報記憶部213に登録する。配達管理装置2は、荷物情報記憶部213に新規に登録された荷物情報に含まれる配達先住所情報を基に、配達先住所情報に該当する住所情報が配達先情報記憶部212に登録済か否かを判定する。登録済の場合は、配達先情報記憶部212に登録済の配達先情報の配達先IDを荷物情報記憶部213に登録する。配達管理装置2は、未登録の場合は、地図記憶部211を参照し、配達先住所情報に該当する建物データがあるか否かを判定する。建物データがある場合は、その建物データに紐づく住所情報、位置情報などを基に、配達先情報記憶部212に配達先情報を登録し、その配達先情報の配達先IDを荷物情報記憶部213に登録する。配達管理装置2は、建物データがない場合は、荷物情報の配達先の登録依頼を管理者端末または利用者IDの利用者端末1に通知する。通知を受け付けた管理者端末または利用者端末1は、上述した実施形態と同様に、荷物情報を登録する配達先の位置を地図上で長押しし、その長押しした地点に基づいて配達先情報を配達先情報記憶部212に登録し、その配達先情報の配達先IDを荷物情報記憶部213に登録する。これにより、管理者または利用者の地図上からの人手操作が必要な配達先情報のみを管理者端末または利用者端末1を使って配達先情報記憶部212に登録することができる。この場合、荷物情報記憶部213に登録した荷物情報の配達先情報は、配達先情報記憶部212に登録済の配達先情報なのか、建物データに紐づく住所情報、位置情報などを基に新規に配達先情報記憶部212に登録した配達先情報なのか、地図上からの人手操作により新規に配達先情報記憶部212に登録した配達先情報なのか、を識別する情報を荷物情報記憶部213に登録してもよい。
(変形例6)
上述した本実施形態の配達管理システムを構成する各部の制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に記録しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線で転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もありえる。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もありえる。
(変形例7)
上述した実施形態の配達管理システムを構成する各部は、上述した実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。また、上述した実施形態の配達管理システムの各機能を複数の情報処理装置の協働によって実現してもよく、上述した記憶部11、21に記憶した情報のうちの少なくとも一部は、他の装置の内部/外部記憶装置に記憶されていてもよく、例えばクラウド上に構築されていてもよい。
(変形例8)
以上の実施形態の全部又は一部に記載された態様は、地図上に情報を容易に登録すること、処理速度の向上、処理精度の向上、使い勝手の向上、データを利用した機能の向上又は適切な機能の提供その他の機能向上又は適切な機能の提供、データ及び/又はプログラムの容量の削減、装置及び/又はシステムの小型化等の適切なデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの提供、並びにデータ、プログラム、装置又はシステムの制作・製造コストの削減、制作・製造の容易化、制作・製造時間の短縮等のデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの制作・製造の適切化のいずれか一つの課題を解決する。
1 利用者端末(荷物情報登録装置)
11 記憶部
12 制御部
121 表示制御部
122 情報登録部(登録手段)
13 表示部
14 入力部
15 位置情報取得部
2 配達管理装置
21 記憶部
211 地図記憶部
212 配達先情報記憶部
213 荷物情報記憶部
22 制御部
221 情報出力部
222 情報登録部

Claims (6)

  1. 地図上から荷物情報を登録する荷物情報登録装置であって、
    前記地図上において建物データがない地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける登録手段を有し、
    前記登録手段は、前記地点から所定範囲内に既に荷物情報を登録した登録済地点がある場合は、前記登録済地点の一覧を表示手段に表示し、前記一覧を表示した後に、前記地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける、荷物情報登録装置。
  2. 前記登録手段は、前記一覧を表示した後に、前記登録済地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記登録済地点の情報を反映させた状態で前記登録済地点への荷物情報の登録を受け付ける、請求項記載の荷物情報登録装置。
  3. 前記登録手段は、建物データがない地点への荷物情報の登録であることを示す情報を付与する、請求項1または2に記載の荷物情報登録装置。
  4. 前記登録手段は、前記地図上の任意の地点への荷物情報の登録操作が行われた場合に、前記地点に建物データがあるか否かを判定する、請求項1からの何れかに記載の荷物情報登録装置。
  5. 前記所定範囲は、前記地図の表示縮尺に応じた範囲である、請求項記載の荷物情報登録装置。
  6. 地図上から荷物情報を登録する荷物情報登録装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記地図上において建物データがない地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける登録処理を、前記コンピュータに実行させ
    前記登録処理では、前記地点から所定範囲内に既に荷物情報を登録した登録済地点がある場合は、前記登録済地点の一覧を表示手段に表示し、前記一覧を表示した後に、前記地点への荷物情報の登録要求を受け付けた場合は、前記地点への荷物情報の登録を受け付ける、プログラム。
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