JP7274196B2 - 制御装置、透析システム、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
定量ポンプを用いた場合で説明する。以下、流速とは平均流速を意味する。
制御装置2は、脱血ポンプ14および再循環ポンプ15の送液速度を制御することにより、透析システム100における流体速度を制御する。制御装置2は、ポンプごとに設けられていてもよい。図3は、制御装置2の機能ブロック図である。図3に示すように、制御装置2は、主制御部21、表示部27、入力部28および記憶部29を備えている。
(検査結果に基づく制御)
図4は、透析システム100における処理の流れの一例を示すフローチャートである。ここでは、検査装置40から送信された検査情報に基づいて再循環ポンプ15を制御する場合の処理の流れについて説明する。
カラム情報に基づいて制御値を算出する場合には、第2算出部26は、上述の処理と概ね同様の処理の流れで再循環ポンプ15の制御値を算出する。図5は、透析システム100における処理の流れの別の例を示すフローチャートである。
透析液情報に基づいて制御値を算出する場合には、第3算出部44は、上述のカラム状態に基づく制御と概ね同様の処理の流れで再循環ポンプ15の制御値を算出する。図11は、透析システム100における処理の流れの別の例を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の第3の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の第4の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本発明の第5の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(1)第3流路13を形成するチューブに再循環ポンプ15を取付ける工程と、
(2)第3流路13を形成するチューブの一端と第1三方活栓81とを接続する工程と、
(3)第3流路13を形成するチューブの他端と第2三方活栓82とを接続する工程と、
(4)第1三方活栓81と第1流路11を形成するチューブとを接続する工程と、
(5)第2三方活栓82と第2流路12を形成するチューブとを接続する工程と、
を経て、透析装置1Dが完成する。上記(1)~(5)の工程の順序は問わない。透析装置1、1Aおよび1Bについても、上記工程を経て完成する。
本発明の第6の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(6)第1流路11(および11A)を形成するチューブに第1逆止弁83を接続する工程と、
(7)第2流路12(および12A)を形成するチューブに第2逆止弁84を接続する工程と、
が含まれる。上記(1)~(7)の工程の順序は問わない。透析装置1、1A、1Bおよび1Dについても、上記工程を経て完成する。
本発明の実施形態1に係る透析システム100の実施例について、図15を用いて説明する。図15の(a)は、第3流路13を備えない比較例の透析システムで透析を行った場合の、透析カラム10における膜間差圧(TMP:Trans Membrane Pressure)の経時的変化を示すグラフである。図15の(b)は、実施形態1の透析システム100で透析を行った場合の、上記膜間差圧の経時的変化を示すグラフである。
制御装置2の制御ブロック(特に第1算出部25、第2算出部26、第3算出部44、およびポンプ制御部24)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
2 制御装置(流量調節部)
3、3b 透析液供給装置
10 透析カラム
10A 透析膜
11、11A 第1流路
12、12A 第2流路
13、13A 第3流路
14 脱血ポンプ
15、15A 再循環ポンプ
16A カニューレ
16B カニューレ
17 血管
18、20 貯留槽
19 流入ポンプ
21 主制御部
22 モニタリング部
23 制御値算出部
24 ポンプ制御部
25 第1算出部
26 第2算出部
27 表示部
28 入力部
29 記憶部
31 供給路
32 透析排液路
40 検査装置
41 カラム状態測定装置
42 タンク
43 透析液状態測定装置
44 第3算出部
50 透析液ポンプ
60 圧力逃し弁
70 透析液供給ポンプ
80、80A 流路構造体
81 第1三方活栓
82 第2三方活栓
83 第1逆止弁
84 第2逆止弁
91、96、97、98 圧力計
92 第4流路
100、200、300、400、500、600 透析システム
Claims (14)
- 血液を透析する透析カラムと、
患者の血液を前記透析カラムに供給する第1流路と、
前記透析カラムによって透析された透析後血液を前記患者に還流させる第2流路と、
流体を前記透析カラムに供給する第3流路とを備えている透析装置において、前記第3流路の終端は、前記第1流路に連通されており、前記第3流路には、前記透析カラムに向けて前記流体を送り出すポンプが設けられており、
前記透析装置が備えている前記ポンプを制御する制御装置であって、
前記透析カラムの状態を反映した数値を示すカラム情報を取得し、取得したカラム情報が示す数値に対応する、前記ポンプの制御値を算出する第2算出部と、
前記第2算出部が算出した制御値に基づいて前記ポンプの送液能力を変化させるポンプ制御部とを備えている、制御装置。 - 血液を透析する透析カラムと、
患者の血液を前記透析カラムに供給する第1流路と、
前記透析カラムによって透析された透析後血液を前記患者に還流させる第2流路と、
流体を前記透析カラムに供給する第3流路とを備えている透析装置において、前記第3流路の終端は、前記第1流路に連通されており、前記第3流路の終端と前記透析カラムとの間には、流体を貯留する貯留槽が設けられており、前記第3流路には、前記透析カラムに向けて前記流体を送り出すポンプが設けられており、
前記透析装置が備えている前記ポンプを制御する制御装置であって、
前記患者の検査結果を取得し、取得した検査結果に対応する、前記ポンプの制御値を算出する第1算出部と、
前記第1算出部が算出した制御値に基づいて前記ポンプの送液能力を変化させるポンプ制御部とを備えている、制御装置。 - 前記流体は、前記透析後血液の一部を含む、請求項1または2に記載の制御装置。
- 前記流体は、生理食塩水、透析液、および生体適合性を有する液体からなる群から選ばれる少なくとも一つを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記透析装置と、請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置とを備える透析システムであって、
前記透析装置が、前記ポンプの送液能力を変化させることにより、前記透析カラムに供給される前記流体の量を調節する流量調節部をさらに備えている、透析システム。 - 前記透析装置と、請求項1に記載の制御装置とを備える透析システムであって、
前記透析装置において、
前記第3流路の終端と前記透析カラムとの間には、流体を貯留する貯留槽が設けられている、透析システム。 - 前記透析装置と、請求項2に記載の制御装置とを備える透析システム。
- 透析装置と、制御装置とを備える透析システムであって、
前記透析装置は、
血液を透析する透析カラムと、
患者の血液を前記透析カラムに供給する第1流路と、
前記透析カラムによって透析された透析後血液を前記患者に還流させる第2流路と、
流体を前記透析カラムに供給する第3流路とを備え、前記第3流路には、前記透析カラムに向けて前記流体を送り出すポンプが設けられており、
前記制御装置は、
前記透析装置が備えている前記ポンプを制御する制御装置であって、
前記透析カラムの状態を反映した数値を示すカラム情報を取得し、取得したカラム情報が示す数値に対応する、前記ポンプの制御値を算出する第2算出部と、
前記第2算出部が算出した制御値に基づいて前記ポンプの送液能力を変化させるポンプ制御部とを備えており、
前記透析システムは、
前記透析装置の一部を構成する流路構造体を備え、
前記流路構造体が、
前記第3流路を形成するチューブと、
前記チューブの一端を、前記第1流路の途中に接続するための第1三方活栓と、
前記チューブの他端を、前記第2流路の途中に接続するための第2三方活栓とを備えている、透析システム。 - 透析装置と、制御装置とを備える透析システムであって、
前記透析装置は、
血液を透析する透析カラムと、
患者の血液を前記透析カラムに供給する第1流路と、
前記透析カラムによって透析された透析後血液を前記患者に還流させる第2流路と、
流体を前記透析カラムに供給する第3流路とを備え、前記第3流路には、前記透析カラムに向けて前記流体を送り出すポンプが設けられており、
前記制御装置は、
前記透析装置が備えている前記ポンプを制御する制御装置であって、
前記患者の検査結果を取得し、取得した検査結果に対応する、前記ポンプの制御値を算出する第1算出部と、
前記第1算出部が算出した制御値に基づいて前記ポンプの送液能力を変化させるポンプ制御部とを備えており、
前記透析システムは、
前記透析装置の一部を構成する流路構造体を備え、
前記流路構造体が、
前記第3流路を形成するチューブと、
前記チューブの一端を、前記第1流路の途中に接続するための第1三方活栓と、
前記チューブの他端を、前記第2流路の途中に接続するための第2三方活栓とを備えている、透析システム。 - 前記流路構造体が、前記チューブ内の流体を送り出すポンプをさらに備える、請求項8または9に記載の透析システム。
- 前記流路構造体が、前記第1流路における前記流体の逆流を防止する第1逆止弁、または前記第2流路への前記血液の流入を防止する第2逆止弁を備えている、請求項8から10のいずれか1項に記載の透析システム。
- 請求項1に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記第2算出部、および前記ポンプ制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 請求項2に記載の制御装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記第1算出部、および前記ポンプ制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 請求項12または13に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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