JP7273536B2 - バイト工具 - Google Patents

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本発明は、被加工物に溝を形成するバイト工具に関する。
被加工物を保持する保持テーブルには、例えば、同心円状に吸引溝を形成したチャックテーブルや、被加工物を保持する保持面がポーラス部材で形成されるポーラスチャックテーブルがある。ポーラスチャックテーブルは、ポーラス板と、ポーラス板を囲繞する枠体とから構成される。ポーラスチャックテーブルでは、ポーラス板を収容するために枠体に備える凹部の底面に形成された同心円状の吸引溝に、吸引源から吸引路を通じて枠体の凹部に伝達された吸引力が作用することにより、凹部に収容されたポーラス板の保持面の全面に対して均等に伝達されている。
従来、枠体に上記の同心円状の溝を形成するときには、1つのバイトチップを備えたバイト切削装置等を用いて枠体の凹部を切削加工して、溝を1本ずつ形成していた(特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2014-046430号公報 特開2013-056397号公報 特開2010-274397号公報
しかし、上記のような1つのバイトチップを備えたバイト切削装置による溝形成では、多くの加工時間がかかっており、また、同心円状でなく直線状に複数の平行な溝を形成するときにも、溝を1本ずつ形成しており、多くの時間がかかっていた。したがって、バイト工具を用いて複数の溝を形成する場合においては、加工時間を短縮するという解決すべき課題がある。
本発明は、被加工物に複数の溝を形成するバイト工具であって、バイトチップが装着されるチップホルダと、一方向に複数の該チップホルダを密接させ該バイトチップを所定の間隔で配列させるガイドユニットと、を備え、該ガイドユニットは、該チップホルダを該一方向に摺動可能とし該一方向に対し直交する方向に該チップホルダを支持する支持部と、該支持部の一方の端側に配設されるストッパと、該支持部に支持される複数の該チップホルダのうち、該支持部の他方の端側の該チップホルダに接触し該ストッパに向かって押す押さえ手段と、を備え、該チップホルダは、該支持部の断面形状に対応した形状の被支持部を備え、該支持部に支持される複数の該チップホルダを該押さえ手段により該ストッパに向かって押しつけ、該複数の該チップホルダを密着させ、複数の該バイトチップを所定の間隔で配列した状態で、個々の該バイトチップを該チップホルダに対して脱着可能とするバイト工具である。
本発明によれば、複数のバイトチップが等間隔に配列された加工具を用いて、被加工物に所定の間隔をあけて複数の溝を同時に加工することができるので、加工時間の短縮が可能になった。
また、チップホルダの交換を行うことによってバイトチップを交換するため、バイトチップの交換の際にバイトチップに触れることを要さず、バイトチップを安全に交換できるようになった。
例えば、1回目の溝加工を行った後、バイトチップの間隔の半分の距
離だけ径方向に被加工物を移動させて2回目の溝加工を行うことより、溝の間隔がバイトチップの間隔の半分の大きさであるような溝を被加工物に形成することができる。同様にして複数回の溝加工を行い、バイトチップの間隔よりも小さな間隔を有する溝を形成することができる。
バイト工具の全体を表す斜視図である。 バイト工具を構成する各構成要素を説明するためのバイト工具の斜視図であり、(a)は、ホルダユニット及びその構成要素を表す分解斜視図であり、(b)は、チップホルダ及びその構成要素を表す分解斜視図である。 バイト工具を備えるバイト切削装置を用いた被加工物のバイト切削加工の様子を表す側面図であり、(a)は、バイト工具が被加工物の上方に位置付けられている状態を表す側面図であり、(b)は、バイト工具が被加工物に向かって下降して、バイトチップが被加工物に切り込んでいる様子を表す側面図である。 摩耗したバイトチップが装着されているチップホルダと新しいチップホルダとを交換する様子を経過ごとに表した側面図であり、(a)は、チップホルダを交換する前のバイト工具を表し、(b)は、新しいチップホルダが挿入されたバイト工具を表し、(c)は、摩耗したバイトチップが取り外されたバイト工具の様子を表し、(d)は、チップホルダの交換が完了したバイト工具を表す。
1 バイト工具の構成
被加工物Wに同心円状等の複数の溝を同時に形成することができるバイト工具10の構成について、以下に説明する。図1に示すように、バイト工具10には、バイトチップ22が装着されるチップホルダ2と、一方向(例えば、図1~4におけるY軸方向)に複数のチップホルダ2を密接させてバイトチップ22を所定の間隔Dをあけて等間隔に配列させるガイドユニット3とが備えられている。
図2(a)に示すように、ガイドユニット3には、Y軸方向に延設された大きな直方体から同軸方向に延設された小さな直方体を取り除いて形成された切り欠きを有する基台30が備えられている。基台30の-Y方向側に備えられたL字状の前面30aには3つのネジ穴300が形成されている。
基台30の上には、チップホルダ2をX軸方向から挟み込むようにして、Y軸方向に摺動可能に支持するレール状の支持部31が配設されている。支持部31の形状は、例えば、図2(a)に示すような、横倒しになった円柱の上、左及び右の3部分に略直方体形状の凸部を付加した形状となっており、これに従い、支持部31の断面31dの形状は、円の上、左及び右の三部分に略長方形形状の凸部を付加した形状となっている。
支持部31の-Y方向側には、基台30の前面30aに配設された3つのネジ穴300に対応する位置に3つの穴320を備えた板状のストッパ32が配設されている。ストッパ32の穴320と基台30の前面30aのネジ穴300とが一致するようにストッパ32と基台30とを当接させて、ネジ穴300に対応するネジ33をネジ穴300に螺合させることにより、ストッパ32を基台30に固定することができる。
支持部31の+Y方向側には、支持部31に支持されている複数のチップホルダ2を、ストッパ32に向かって-Y方向に押す押さえ手段34が備えられている。押さえ手段34には、Y軸方向に延設された筒状の軸35と、軸35の側面を囲繞するように同じくY軸方向に延設されたバネ37とが備えられている。軸35は、基台30の後面30bを貫通しており、その+Y方向側の端にあたる一端にはつまみ38が接続されている。軸35において、つまみ38と軸35とが接着している部分の付近には、図3に示すように、他の部分よりも大きな筒径を有する大筒部350が備えられており、大筒部350は、軸35が-Y方向に過剰に移動するのを防いでバネ37が伸びすぎないようにする役割を担っている。軸35の-Y方向側の他端には、直方体形状の押さえプレート36が接続されており、つまみ38に対してY軸方向へと押引する力等がかかっていないときには、押さえプレート36の前面36aと支持部31の背面31bとは当接している。
図2(b)に示すように、チップホルダ2は、直方体から支持部31の断面31dの形状に対応する形状の部分を取り除いた略ブリッジ形状を有している。上記の支持部31の断面31dの形状の部分を取り除いた空間は、ガイドユニット3の支持部31に篏合する被支持部21となっている。
チップホルダ2の上面2aには、バイトチップ22が収容される凹部20が形成されており、凹部20にはネジ穴200が設けられている。バイトチップ22は、例えば、超硬合金等により形成された刃部22aを備える薄板形状のバイト切削用チップであり、バイトチップ22の中央付近には、チップホルダ2のネジ穴200に対応した穴220が形成されている。バイトチップ22の穴220とチップホルダ2のネジ穴200とを一致させて、なおかつ、刃部22aをチップホルダ2の上面2aから突出させるようにしてバイトチップ22を凹部20の上に載置してから、ネジ穴200に対応するネジ23をネジ穴200に螺合させることによって、バイトチップ22をチップホルダ2に固定することができる。
チップホルダ22は、例えば、Y軸方向に大きさDの厚みを有しており、図1に示すように、複数の同一のチップホルダ22をガイドユニット3に密着して装着することにより、バイトチップ22が間隔Dをあけて等間隔に配列されることとなる。チップホルダ22の厚みを変えることによって、チップホルダ22の間隔Dを制御することができる。
上記のバイト工具10を備えるバイト切削装置1の構成について以下に示す。バイト切削装置1には、図3(a)に示すように、バイト工具10を着脱可能に保持するホルダ保持部11と、ホルダ保持部11をZ軸方向に昇降させる昇降手段4とが配設されている。また、バイト切削装置1には、被加工物Wを保持する保持手段5や、保持手段5を回転させる回転手段6が配設されている。
なお、上記には昇降手段4がホルダ保持部11を昇降させているが、ホルダ保持部11を昇降させないで、保持手段5を昇降させてもよい。
昇降手段4には、Z軸方向の回転軸45をもつボールネジ40と、ボールネジ40を回転軸45のまわりに回動させるモータ42と、ボールネジ40に螺合するナット44と、ナット44に接続された可動板43とが備えられており、可動板43と基台30とがホルダ保持部11を介して連結されている。
モータ42によってボールネジ40が駆動されて回転軸45のまわりに回転すると、ナット44がボールネジ40に螺合しながらZ軸方向に昇降移動する。これに伴って、ナット44に接続している可動板43が昇降移動して、可動板43に接続されたホルダ保持部11及びホルダ保持部11に保持されているバイト工具10が可動板43と一体的に昇降移動する構成となっている。
図3(a)に示すように、保持手段5は支持部材52を備えており、その下方には回転手段6が配設されている。回転手段6を用いて保持手段5を駆動することにより、保持手段5をZ軸方向の回転軸65のまわりに回転させることができる。また、保持手段5の下方には吸引源56が配設されており、吸引源56は、支持部材52の内部を通る吸引路54に接続されている。吸引源56によって発揮される吸引力を、支持部材52の内部を通る吸引路54を通じて被加工物Wまで伝えることにより、支持部材52に下から吸引保持している。
2 バイト工具の動作
上記の構成のバイト工具10を備えるバイト切削装置1を用いて被加工物Wを切削する際のバイト工具10の動作について、以下に説明する。
まず、ガイドユニット3にチップホルダ2を配列する。図2(a)に示すように、例えば、オペレータ等がつまみ38を+Y方向に引っ張ると、バネ37の収縮とともに、軸35と押さえプレート36とが一体的に+Y方向に移動して、押さえプレート36の前面36aと支持部31の背面31bとの間に隙間Sが形成される。
形成された隙間Sに+X方向側もしくは+Z方向側からチップホルダ2を挿入して、チップホルダ2の被支持部21と支持部31の背面31bとを嵌合させる。そして、チップホルダ2を-Y方向にスライドさせて、支持部31の-Y方向側の端部まで移動させる。これにより、1つ目のチップホルダ2がガイドユニット3に配設される。
同様にして、2つ目のチップホルダ2をガイドユニット3に配設する。このとき、2つ目のチップホルダ2は、支持部31の-Y方向側の端部に配設されている1つ目のチップホルダ2の+Y方向側の隣に配設される。同様の工程を繰り返し行うことにより、複数のチップホルダ2がガイドユニット3の支持部31の上に密接した状態で配設されていく。これにより、各々のチップホルダ2に備えるバイトチップ22が所定の間隔Dをあけて等間隔に、ガイドユニット3に配列される。
所定の数のチップホルダ2をガイドユニット3に配列したのち、ストッパ32をその穴320の位置とネジ穴300の位置とが一致するように基台30の前面30aに当接させる。そして、ネジ33をネジ穴300に螺合させてストッパ32を基台30に固定する。このようにして、図1に示すようなバイト工具10を形成することができる。
なお、所定の数の複数のチップホルダ2をガイドユニット3の支持部31に密接した状態で配設するために、支持部31の前面31aから嵌入させた後、ストッパ32を基台30に固定させてもよい。
次に、図3(a)に示すように、ホルダ保持部11を用いてガイドユニット3を保持して、ホルダ保持部11の-Y方向側の端部を昇降手段4の可動板43に連結する。
そして、図示しない水平方向への移動手段等を用いて、保持手段5をバイト工具10に対して水平方向に移動させることにより、図3(a)に示すように、バイト工具10に備えるバイトチップ22のうち最も+Y方向側に位置するバイトチップ22Bが被加工物Wの中心Woよりも-Y方向側に位置するように両者の位置関係を調整する。
保持手段5は回転手段6によって駆動されて回転軸65のまわりに回転している。その状態で昇降手段4のモータ42を用いてボールネジ40を駆動させて、ボールネジ40を回転軸45のまわりに回動させることにより、可動板43を-Z方向に降下させる。すると、図3(b)に示すように、可動板43にホルダ保持部11を介して保持されているバイト工具10が-Z方向に降下して、間隔Dを有する複数のバイトチップ22の刃部22aが回転する被加工物Wの表面Waを切削する。このとき、バイト工具10を-Z方向に降下させる距離を制御して、被加工物Wの表面Waに形成される溝の深さを制御している。
被加工物Wに対してバイトチップ22の刃部22aが切り込んでいる状態で、保持手段5が一周回転すると、バイトチップ22の間隔Dの大きさと同じ間隔を等間隔に有する複数の同心円状の溝Gを同時に形成することができ、これにより、加工時間を短縮することができる。
例えば、上記のようにバイト切削を行った後に、保持手段5をバイトチップ22の間隔Dの大きさよりも小さな距離だけY軸方向に水平移動させてから、再びバイト切削を行うことによって、バイトチップ22の間隔Dよりも狭い間隔を有する溝を形成することもできる。
このとき、バイトチップ22の間隔Dを2等分した間隔を有する溝を形成したいならば、上記のように1回目の切削を行った後に、保持手段5をバイトチップ22の間隔Dの2分の1の距離だけ径方向(+Y方向)に移動させて2回目の切削を行えばよい。
また、バイトチップ22の間隔Dを3等分した間隔を有する溝を形成したいならば、1回目の切削を行った後に、保持手段5をバイトチップ22の間隔Dの3分の1の距離だけ径方向(+Y方向)に移動させて、2回目の切削を行う。そして、再び保持手段5を同じくバイトチップ22の間隔Dの3分の1の距離だけ径方向(+Y方向)に移動させてから、3回目の切削を行うことによって、バイトチップ22の間隔Dを3等分した間隔を有する溝を形成することができる。
被加工物Wに形成する溝の間隔を予め定めて、上記のように、バイト切削と保持手段5の水平移動とを交互に実施することによって、バイトチップ22の間隔Dを4等分した間隔を有する溝、5等分した間隔を有する溝、といったような所望の間隔を有する複数の溝を形成することが可能となる。
3 バイトチップの交換
上記のバイト工具10を用いてバイト切削を行うと、バイトチップ22の刃部22aが次第に摩耗していく。そこで、加工精度を維持するために、加工により摩耗したバイトチップ22が装着されているチップホルダ2をガイドユニット3から取り外して、摩耗していないバイトチップ22が装着されているチップホルダ2をガイドユニット3に新たに取り付ける必要がある。以下、チップホルダ2の交換方法について説明する。
バイト切削においては、図3(a)及び図3(b)に示すガイドユニット3に支持されている複数のチップホルダ2のバイトチップ22の中でも、ストッパ32の近くに配列されているものほど、保持手段5が一周回転した際に、バイトチップ22の刃部22aと被加工物Wの表面Waとが当接する距離が長くなり摩耗しやすい。
そこで、図4(a)に示すように、バイト切削によって、例えば、ガイドユニット3に支持された複数のチップホルダ2のうち、最もストッパ32に近い位置に配置されているチップホルダ2Aに装着されたバイトチップ22Aの刃部22aが、ガイドユニット3に支持されている他のチップホルダ2に装着されたバイトチップ22の刃部22aよりも相対的に大きく摩耗したと仮定する。以下、摩耗したバイトチップ22Aを取り外して新たなバイトチップ22Cを取り付ける方法について記す。
まず、基台30のネジ穴300に螺嵌しているネジ33を取り外して、ストッパ32を基台30の前面30aから取り外す(図1及び図2参照)。その後、図4(b)に示すように、つまみ38を+Y方向に引っ張って、最も押さえプレート36に近い位置に配設されているチップホルダ2Bと押さえプレート36との間に、チップホルダ2を1つ挿入することができる大きさのスペースをあける。そして、該スペースに新しいチップホルダ2Cを挿入する。次いで、チップホルダ2Cを-Y方向にスライドさせることにより、隣に配設されているチップホルダ2Bに密接させる。
その後、つまみ38を+Y方向に引っ張る力を弱めることにより、つまみ38、つまみ38に連結されている軸35、及び軸35に連結されている押さえプレート36がバネ37の反発力で-Y方向に移動する。押さえプレート36が-Y方向に移動すると、これに伴ってガイドユニット3に支持されている各々のチップホルダ2が押さえプレート36により-Y方向に押し込まれていく。これにより、図4(c)に示すように、最も-Y方向側に位置しているチップホルダ2Aが、支持部31の上から-Y方向に押し出される。このようにして、摩耗したバイトチップ22Aが装着されたチップホルダ2Aを容易に取り外すことができる。
なお、もっとも-Y方向側に位置している押し出されたチップホルダ2Aは、支持部31から脱落しない位置で-Y方向に飛び出されることで、容易に取り外すことができる。
最後に、図4(d)に示すように、ストッパ32を基台30の前面30aにネジ止めすることにより、隣り合うチップホルダ2が互いに密接した状態でガイドユニット3の支持部31に配列される。
上記のような、チップホルダ2とガイドユニット3とを備えるバイト工具10を用いることによって、バイトチップ22の刃部22aが摩耗した際のバイトチップ22の交換がスムーズになり、加工時間を短縮することができる。
また、本発明においては、バイトチップ22の交換の際にチップホルダ2を着脱するため、交換時にオペレータ等がバイトチップ22に直接触れる必要がなく、バイトチップ22の刃部22aとの接触事故を防ぐことができる。
1:バイト切削装置 10:バイト工具 11:ホルダ支持部
2、2A~2C:チップホルダ 2a:チップホルダ上部
20:凹部 200:ネジ穴
21:被支持部 22、22A~22C:バイトチップ 22a:刃部 220:穴
23:ネジ
3:ガイドユニット 30:基台 30a:基台の上面 30b:基台の背面
300:ネジ穴
31:支持部 31a:支持部の上面 31b:支持部の背面 31d:支持部の断面
32:ストッパ 320:穴 33:ネジ 34:押さえ手段 35:軸
350:大筒部
36:押さえプレート 37:バネ 38:つまみ
4:昇降手段 40:ボールネジ 42:モータ 43:可動板 44:ナット
45:回転軸
5:チャックテーブル 52:支持部材 54:吸引路 56:吸引源
6:回転手段 65:回転軸
W:被加工物 Wa:被加工物の上面 D:バイトチップの間隔
S:支持部と押さえプレートとの隙間

Claims (1)

  1. 被加工物に複数の溝を形成するバイト工具であって、
    バイトチップが装着されるチップホルダと、一方向に複数の該チップホルダを密接させ該バイトチップを所定の間隔で配列させるガイドユニットと、を備え、
    該ガイドユニットは、
    該チップホルダを該一方向に摺動可能とし該一方向に対し直交する方向に該チップホルダを支持する支持部と、
    該支持部の一方の端側に配設されるストッパと、
    該支持部に支持される複数の該チップホルダのうち、該支持部の他方の端側の該チップホルダに接触し該ストッパに向かって押す押さえ手段と、を備え、
    該チップホルダは、該支持部の断面形状に対応した形状の被支持部を備え、
    該支持部に支持される複数の該チップホルダを該押さえ手段により該ストッパに向かって押しつけ、該複数の該チップホルダを密接させ、複数の該バイトチップを所定の間隔で配列した状態で、個々の該バイトチップを該チップホルダに対して脱着可能とするバイト工具。
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