JP7272393B2 - エレベータ群管理装置及びエレベータ群管理システム - Google Patents

エレベータ群管理装置及びエレベータ群管理システム Download PDF

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Description

本開示は、複数のエレベータを群として運行管理するエレベータ群管理装置及びエレベータ群管理システムに関する。
特許文献1には、エレベータのかご内に設けられたカメラ、マイク等を用いて、発熱や咳などの感染症の兆候がある利用者を検知した場合に、空気清浄装置による空気清浄を実施し、感染拡大のリスクを低減させることが開示されている。
特開2014-240313号公報
ところで、感染症の中にはたとえば新型コロナウイルスのように、症状がある感染者だけでなく、無症状の感染者によっても感染が拡大してしまうものがある。しかし、特許文献1に開示のエレベータ制御装置では、利用者に発熱や咳などの症状がある場合は、空気清浄装置によりかご内の空気清浄を実施する一方、利用者が無症状である場合は、空気清浄を実施しない。このため、利用者が無症状の感染者であった場合は、一定期間かご内に感染空気が留まり、他の利用者にまで感染を拡大させてしまう場合があり、問題となる。
そこで、本開示の目的は、複数のかごを有するエレベータにおいて、先にかごを利用した利用者に感染症の症状があるか否かに関わらず、その利用者に起因した感染症の感染拡大のリスクを低下させることができるエレベータ群管理装置及びエレベータ群管理システムを提供することを目的とする。
本開示に係るエレベータ群管理装置は、乗場呼びを受け付ける呼び受付手段と、呼び受付手段により乗場呼びが受け付けられたときに、複数のかごから乗車呼びに割り当てるかごを決定する割当かご決定手段とを備えたエレベータ群管理装置であって、かご毎に、直近の過去一定期間内にそのかごを利用した利用者の乗車時間の合計に基づいて感染症の感染リスク値を算出する感染リスク算出手段をさらに備え、割当かご決定手段は、算出された感染リスク値に基づいて乗車呼びに割り当てるかごを決定するものである。
本開示に係るエレベータ群管理システムは、上記本開示に係るエレベータ群管理装置と、複数のかごと、割当かご決定手段による割り当てるかごの決定に従って複数のかごの運行を制御する運行制御手段とを備えたものである。
本開示に係るエレベータ群管理装置及びエレベータ群管理システムによれば、複数のかごを有するエレベータにおいて、先にかごを利用した利用者に感染症の症状があるか否かに関わらず、その利用者に起因した感染症の感染拡大のリスクを低下させることができる。
第1の実施の形態に係るエレベータ群管理システムの概略構成を示す図である。 感染リスクを算出する処理及び割当かごを決定する処理の具体例を説明するための図である。 第1の実施の形態に係るエレベータ群管理装置のハードウェア構成図である。 第2の実施の形態に係るエレベータ群管理システムの概略構成を示す図である。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態に係るエレベータ群管理システム1について説明する。図1は、エレベータ群管理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、エレベータ群管理システム1は、複数(この例では2つ)のエレベータ装置E1、E2と、それらのエレベータ装置E1、E2を一つの群として運行管理するエレベータ群管理装置20とを備える。
各エレベータ装置Ek(k=1,2)は、昇降路を昇降して利用者を搬送するかごCk(k=1,2)と、エレベータ装置Ekの各部を制御する運行制御部12を備えている。また、各かごCkには、空気浄化装置13が設けられている。空気浄化装置13は、かごCkの内部の空気を外部の空気と入れ替える換気扇、かごCkの内部の空気に対してウイルス除去等の浄化処理を施す空気清浄機等である。
エレベータ群管理装置20は、乗場呼びを受け付ける呼び受付部21と、かごCk毎に感染症の感染リスク値を算出する感染リスク算出部22と、複数のかごから乗車呼びに割り当てるかごを決定する割当かご決定部23を備えている。また、エレベータ群管理装置20は、割当かご決定部23による割り当てるかごの決定に従って各かごCkの運行が制御されるように、各エレベータ装置Ekの運行制御部12にかごCkの運行の制御を指示する制御指示部24を備えている。また、エレベータ群管理装置20は、各種データが記憶される記憶部29を備えている。記憶部29には、乗場呼びが登録される呼び登録テーブルT1、各かごCkの運行情報91、各かごCkにおける利用者の乗車履歴92、各かごCkの感染リスク値Rk等が記憶される。
エレベータ装置Ekの運行制御部12は、制御指示部24からの指示に従って、かごCkの運行を制御する。運行制御部12は、かごCkを昇降路内で昇降させたり、所定の階床に停車させ、ドアを開閉させたりする。また、運行制御部12は、空気浄化装置13の稼働を制御する。
呼び受付部21は、各階の乗場に設けられた乗場操作部17において入力された利用者からの乗場呼びを受け付ける。乗場呼びは、乗場階を指定したかごの呼びを意味する。呼び受付部21は、各乗場呼びに係る乗場階(乗車階)等の情報を記憶部29に記憶された呼び登録テーブルT1に登録し管理する。なお、呼び受付部21は、利用希望者が携帯する携帯端末から乗場呼びに係る情報を受信し、受信した情報に係る乗場呼びを受け付ける機能をさらに有するものであってもよい。
感染リスク算出部22は、呼び受付部21に乗場呼びが受け付けられたときに、かごCk毎に、直近の過去一定期間内にそのかごを利用した利用者の乗車時間の合計等の情報に基づいて感染症の感染リスク値Rkを算出する。感染リスク算出部22により算出された感染リスク値Rkは記憶部29に記憶される。感染症は、インフルエンザ、新型コロナウイルスなど、病原体が体に侵入して、症状が出る病気を広く意味する。感染リスク算出部22は、たとえば下記の式(1)によって各かごCk(k=1,2)の感染リスク値Rkを算出する。
Figure 0007272393000001
上記の式(1)において、Rrk(k=1,2)は、かごCkの乗車履歴評価値であり、下記の式(2)によって算出される。Rvk(k=1,2)は、かごCkの換気履歴評価値であり、下記の式(3)によって算出される。aは、正の値を有する係数であり、任意の値を設定することができる。係数aには、たとえば乗車履歴評価値Rkrが感染リスクに影響する度合いが大きいほど高い値を設定することができる。bは、正の値を有する係数であり、任意の値を設定することができる。係数bには、たとえば換気履歴評価値Rkvが感染リスクに影響する度合いが大きいほど高い値を設定することができる。
Figure 0007272393000002
上記の式(2)において、Trkj(k=1,2)は、直近の過去一定期間内にかごCkを利用した各利用者(j=1,2,・・・)の乗車時間である。直近の過去一定期間内にかごCkを利用した利用者がいない場合は、乗車履歴評価値Rrkの値は0となる。
Figure 0007272393000003
上記の式(3)において、Tdkm(k=1,2)は、直近の過去一定期間内の、かごCkにおけるm回目の戸開時間である。Tpkn(k=1,2)は、直近の過去一定期間内の、かごCkにおける空気浄化装置13のn回目の稼働時間である。cは、正の値を有する係数であり、任意の値を設定することができる。係数cには、たとえば戸開け時間Tdkmが感染リスクに影響する度合いが大きいほど高い値を設定することができる。dは、正の値を有する係数であり、任意の値を設定することができる。係数dには、たとえば空気浄化装置13の稼働時間Tpknが感染リスクに影響する度合いが相対的に大きいほど高い値を設定することができる。なお、かごCkに空気浄化装置が設置されていない場合や、空気浄化装置が稼働しない場合、Tpknの値は0となる
割当かご決定部23は、呼び受付部21に乗場呼びが受け付けられたときに、かごCk毎に、感染リスク値Rkとそのかごが乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間とに基づいて評価を行い、その評価が最良のかごを割り当てるかごに決定する。割当かご決定部23は、記憶部29に記憶された呼び登録テーブルT1を随時参照して乗場呼びがあった階床等の情報を取得する。また、割当かご決定部23は、記憶部29に記憶された各かごCkの運行情報91、各かごCkの感染リスク値Rk等の情報を参照して、上記評価を行う。
割当かご決定部23は、たとえば下記の式(4)によって各かごCkの割当評価値Vkを算出し、割当評価値Vkが最も低いかごを割り当てるかご(以下、「割当かご」と称する場合がある)に決定する。
Figure 0007272393000004
上記の式(4)において、Tk(k=1,2)は、かごCkが乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間(秒)である。Rk(k=1,2)は、感染リスク算出部22により算出された各かごCkの感染リスク値である。
ここで、図2を参照して、乗場呼びが受け付けられたときに、感染リスク値Rkを算出し、その感染リスク値Rk基づいて割当かごを決定する処理の具体例を説明する。図2には、乗場呼びが受け付けられた時点(t=TC)から直近の過去一定期間TX(この例ではTX=30秒)内に、かごC1を利用者A,Bが利用し、かごC2を利用者Cが利用している場合が示されている。直近の過去一定期間TX内における、かごC1の1番目の利用者Aの乗車時間Tr11は5秒であり、かごC1の2目の利用者Bの乗車時間Tr12は10秒であり、かごC2の1番目の利用者Cの乗車時間Tr21は5秒であるとする。また、かごC1が乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間は10秒であり(T1=10)、かごC2が乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間は30秒であるとする(T2=30)。
また、直近の過去一定期間TX内において、かごC1では、戸開けが10秒ずつ2回発生し(Td11=10、Td12=10)、空気浄化装置13は稼働し続けられているとする(Tp11=30)。かごC2でも、戸開けが10秒ずつ2回発生し(Td21=10、Td22=10秒)、空気浄化装置13は稼働し続けられているとする(Tp21=30秒)。そして、係数aは1であり、係数bは1であり、係数cは0.1であり、係数dは0.1であるとする。
感染リスク算出部22は、まず、式(2)を用いて、各かごCkの乗車履歴評価値Rrkを算出し、且つ、式(3)を用いて、各かごCkの換気履歴評価値Rvkを算出する。これにより、かごC1の乗車履歴評価値Rr1は15であり(=Tr11+Tr12=5+10)、かごC2の乗車履歴評価値Rr2は5である(=Tr21=5)という算出結果が得られる。また、かごC1の換気履歴評価値Rv1は5であり(=(0.1×ΣTd1m)+(0.1×ΣTp1n)=(0.1×(10+10))+(0.1×30))、かごC2の換気履歴評価値Rv2は5である(=(0.1×ΣTd2m)+(0.1×ΣTp2n)=(0.1×(10+10))+(0.1×30))という算出結果が得られる。
次いで、感染リスク算出部22は、式(1)を用いて、各かごCkの感染リスク値Rkを算出する。これにより、かごC1の感染リスク値R1は10であり(=Rr1-Rv1=15-5)、かごC2の感染リスク値R2は0である(=Rr2-Rv2=5-5)という算出結果が得られる。
次いで、割当かご決定部23は、式(4)を用いて、各かごCkの割当評価値Vkを算出する。これにより、かごC1の割当評価値V1は20であり(=T1+R1=10+10)、かごC2の感染リスク値R2は30である(=T2+R2=30+0)という算出結果が得られる。そして、割当かご決定部23は、かごC1、C2のうち、割当評価値Vkがより低い値をとるかごC1を乗車呼びに割り当てるかごに決定する。
以上説明したエレベータ群管理装置20の各構成は、図3に示す、プロセッサ51、メモリ52及び信号入出力部53を備えたコンピュータにより構成されている。呼び受付部21、感染リスク算出部22、割当かご決定部23、及び制御指示部24の各機能は、このコンピュータにより実現される。即ち、コンピュータのメモリ52には、呼び受付部21、感染リスク算出部22、割当かご決定部23、及び制御指示部24の各機能を実現するためのプログラム(エレベータ群管理プログラム)が格納されている。また、記憶部29に記憶される各種情報は、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に格納されたプログラムに基づいて、エレベータ群管理装置20の動きを制御するための演算処理を実行する。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るエレベータ群管理システム1において、エレベータ群管理装置20は、乗場呼びを受け付ける呼び受付部21と、呼び受付部21により乗場呼びが受け付けられたときに、複数のかごCkから乗車呼びに割り当てるかごを決定する割当かご決定部23を備えている。また、エレベータ群管理装置20は、かごCk毎に、直近の過去一定期間内にそのかごを利用した利用者の乗車時間の合計に基づいて感染症の感染リスク値Rkを算出する感染リスク算出部22をさらに備えている。また、割当かご決定部23は、算出された感染リスク値Rkに基づいて乗車呼びに割り当てるかごを決定する。これにより、直近の過去一定期間内に利用者による乗車時間の合計が大きいほど、すなわちより長い時間又はより混雑した状態で利用者に使用されたかごであるほど、新たな乗車呼びに割り当てられにくくすることができる。このため、複数のかごを有するエレベータにおいて、先にかごを利用した利用者に感染症の症状があるか否かに関わらず、その利用者に起因した感染症の感染拡大のリスクを低下させることができる。
なお、上記実施の形態では、感染リスク算出部22が、利用者の乗車時間と、かごCkの戸開時間と、空気浄化装置13の稼働時間とを考慮して感染リスク値Rkを算出する場合について説明したが、少なくとも利用者の乗車時間を考慮して感染リスク値Rkを算出すればよく、かごCkの戸開時間と空気浄化装置13の稼働時間は適宜省略してもよい。たとえば上記の式(1)において、換気履歴評価値Rvkの項を省略してもよいし、上記の式(3)において、戸開時間Tdkmに関する項、又は空気浄化装置13の稼働時間Tpknに関する項を省略してもよい。以下に示す各実施の形態において同じ。
また、上記実施の形態では、理解を容易にするため、かごが2台である場合(k=1,2)を例示して説明したが、3台以上であってもよい。たとえば、かごが3台である場合は、k=1,2,3となる。以下に示す各実施の形態において同じ。
また、上記実施の形態では、割当かご決定部23が、かご毎に、感染リスク値とそのかごが乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間とに基づく上記の式(4)により評価を行い、評価が最良のかごを割り当てるかごに決定する場合について説明したが、これに限定されない。割当かご決定部23は、たとえば、感染リスク値が最も低いかごを割り当てるかごに決定することができる。これにより、利用者は、感染リスクが比較的低いかごに乗車することができる。また、割当かご決定部23は、乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間が予め定められた閾値以下であるかごを割当候補のかごに選定し、その割当候補のかごのうち、感染リスク値が最も低いかごを割り当てるかごに決定することができる。また、割当かご決定部23は、感染リスク値が予め設定された許容リスク値以下であるかごを割当候補のかごに選定し、その割当候補のかごの中から割り当てるかごに決定することができる。これにより、利用者は、感染リスク値が許容リスク値を超えるかごへの乗車を回避することができる。以下に示す各実施の形態において同じ。
また、上記実施の形態では、感染リスク算出部22が、呼び受付部21に乗場呼びが受け付けられたときに感染リスク値を算出する場合について説明したが、これに限定されない。感染リスク算出部22は、乗場呼びが受け付けられたときに加えて、又はそれに代えて、定期的又は非定期的に感染リスク値を算出するものであってもよい。このとき、割当かご決定部23は、乗場呼びが受け付けられたときに最も近いタイミングで算出された感染リスク値を参照して割り当てるかごを決定することができる。以下に示す各実施の形態において同じ。
また、上記実施の形態において、運行制御部12は、感染リスク値に基づいて空気浄化装置13の稼働を制御する機能を有するものであってもよい。運行制御部12は、たとえば、感染リスク算出部22により算出される感染リスク値が予め定められた閾値を超えるか否かを判定し、閾値を超えると判定された場合に空気浄化装置13を稼働させることができる。また、運行制御部12は、感染リスク値が大きいほど空気浄化装置13を長く稼働させたり、その出力を強くしたりすることもできる。この運行制御部12は本開示の稼働制御手段に相当する。以下に示す各実施の形態において同じ。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態に係るエレベータ群管理システム100について説明する。図4は、エレベータ群管理システム100の概略構成を示す図である。図4に示すように、エレベータ群管理システム100は、利用者が携帯するカードキー等から利用者を識別可能な情報を取得する情報取得装置18をさらに有している点、記憶部129に、利用者関連情報96と、年齢階級別の感染状況に関する情報97と、エリア別の感染状況に関する情報98とがさらに記憶されている点、感染リスク算出部122が、利用者に関する情報をさらに考慮して各かごCkの感染リスク値Rkを算出する点で、第1の実施の形態と相違する。以下の説明ではこれらの相違点を中心に説明し、第1の実施の形態と同様の構成については説明を省略する。
情報取得装置18は、各階の乗場又は各かごCk内に設けられ、利用者が携帯するカードキー、携帯端末、無線タグ等からその利用者を識別可能な情報(利用者の識別情報)を接触又は非接触で取得するものであり、たとえばカードリーダ等である。
記憶部129には、利用者に関する情報の集合である利用者関連情報96が記憶されている。たとえば、下記の表1に示すような、利用者の年齢、住所、勤務地の情報と、その利用者の識別情報とが対応付けられたデータベースが、利用者関連情報96として記憶されている。
Figure 0007272393000005
また、記憶部129には、年齢階級別の感染状況に関する情報97が記憶されている。たとえば、下記の表2に示すような、年齢階級毎に感染の拡大度合いを数値で示した第1の指標が、年齢階級別の感染状況に関する情報97として記憶されている。ここで、第1の指数は、たとえば厚生労働省が公表している年齢階級別の感染症の陽性者数等の情報を参照して、年齢階級毎の感染の拡大度合いを所定の計算式により数値化したものである。第1の指数は、その年齢階級における感染の拡大度合いが大きいほど高い値となる。この記憶部129は、本開示の第1の記憶手段に相当する。
Figure 0007272393000006
また、記憶部129には、エリア別の感染状況に関する情報98が記憶されている。たとえば、下記の表3に示すような、エリア毎に感染の拡大度合いを数値で示した第2の指標が、エリア別の感染状況に関する情報98として記憶されている。ここで、第2の指数は、たとえば厚生労働省が公表している都道府県別の感染症の陽性者数等の情報を参照して、エリア毎の感染の拡大度合いを所定の計算式により数値化したものである。第2の指数は、そのエリアにおける感染の拡大度合いが大きいほど高い値となる。この記憶部129は、本開示の第2の記憶手段にも相当する。
Figure 0007272393000007
感染リスク算出部122は、呼び受付部21に乗場呼びが受け付けられたときに、各かごCk(k=1,2)の感染リスク値Rkを算出する。このとき、感染リスク算出部122は、直近の過去一定期間内にそのかごを利用した利用者の乗車時間の合計等の情報に加えて、その各利用者の年齢等の情報をさらに考慮して感染リスク値Rkを算出する。具体的には、感染リスク算出部122は、下記の式(5)によって各かごCkの乗車履歴評価値Rrkを算出し、その算出された値を上記の式(1)に入力して感染リスク値Rkを算出する。下記の式(5)は、第1の実施の形態において乗車履歴評価値Rrkの算出に用いられる上記の式(2)に、各利用者の年齢等の情報に基づいて求められる変数Qkj(k=1,2)が追加されたものである。
Figure 0007272393000008
上記の式(5)において、Trkj(k=1,2)は、直近の過去一定期間内にかごCkを利用した各利用者(j=1,2,・・・)の乗車時間であり、Qkjは、かごCkを利用した各利用者(j=1,2,・・・)の年齢等の情報に基づいてその利用者が感染症を伝播させるリスクを評価した個人リスク評価値である。この個人リスク評価値Qkjは、利用者の年齢を含む年齢階級の感染状況に関する情報、利用者が生活するエリア(住所、勤務地等)の感染状況に関する情報等に基づいて算出することができる。
感染リスク算出部122は、記憶部129に記憶されている利用者関連情報96を参照して、情報取得装置18により取得された利用者の識別情報に対応付けられた、利用者の年齢、住所、勤務地の情報を取得する。この感染リスク算出部122は、本開示の第1の情報取得手段及び第2の情報取得手段に相当する。
次いで、感染リスク算出部122は、記憶部29に記憶されている年齢階級別の感染状況に関する情報97と、エリア別の感染状況に関する情報98を参照して、利用者の年齢に対応する第1の指標の値と、利用者の住所に対応する第2の指標の値と、利用者の勤務地に対応する第2の指標の値とを取得し、それらの値の合計をその利用者の個人リスク評価値Qkjとする。
ここで、図2に示す状況において、この第2の実施の形態により、感染リスク値Rkを算出し、その感染リスク値Rk基づいて割当かごを決定する処理の具体例を説明する。このとき、かごC1を利用した利用者A,Bの識別情報と、かごC2を利用した利用者Cの識別情報とが、情報取得装置18により予め取得されているものとする。
感染リスク算出部122は、乗場呼びが受け付けられたときに、まず、記憶部129に記憶されている利用者関連情報96(表1)を参照して、情報取得装置18により取得された各利用者の識別情報にそれぞれ対応付けられた、年齢、住所、勤務地の情報を取得する。利用者Aについては、年齢=42才、住所=愛知、勤務地=愛知という情報が取得される。利用者Bについては、年齢=26才、住所=東京、勤務地=東京という情報が取得される。利用者Cについては、年齢=35才、住所=大阪、勤務地=愛知という情報が取得される。
次いで、感染リスク算出部122は、記憶部129に記憶されている、年齢階級別の感染状況に関する情報97(表2)と、エリア別の感染状況に関する情報98(表3)を参照して、各利用者の、年齢に対応する第1の指標の値と、住所に対応する第2の指標の値と、勤務地に対応する第2の指標の値とを取得する。利用者Aについては、年齢に対応する第1の指標=1、住所に対応する第2の指標=1、勤務地に対応する第2の指標=1という情報が取得される。利用者Bについては、年齢に対応する第1の指標=3、住所に対応する第2の指標=3、勤務地に対応する第2の指標=3という情報が取得される。利用者Cについては、年齢に対応する第1の指標=2、住所に対応する第2の指標=2、勤務地に対応する第2の指標=1という情報が取得される。
次いで、感染リスク算出部122は、各利用者について、上記取得された指標の値を合計して個人リスク評価値Qkjを算出する。かごC1の1番目の利用者Aの個人リスク評価値Q11は3であり(=1+1+1)、かごC1の2番目の利用者Bの個人リスク評価値Q12は9であり(=3+3+3)、かごC2の1番目の利用者Cの個人リスク評価値Q21は5である(=2+2+1)という算出結果が得られる。
次いで、感染リスク算出部22は、式(5)を用いて、各かごCkの乗車履歴評価値Rrkを算出する。これにより、かごC1の乗車履歴評価値Rr1は105であり(=(Q11×Tr11)+(Q12×Tr12)=(3×5)+(9×10))、かごC2の乗車履歴評価値Rr2は25である(=Q21×Tr21=5×5)という算出結果が得られる。また、感染リスク算出部22は、式(3)を用いて、各かごCkの換気履歴評価値Rvkを算出する。これについては、第1の実施の形態と同様、かごC1に関する換気履歴評価値Rv1は5であり、かごC2に関する換気履歴評価値Rv2は5であるという算出結果が得られる。
次いで、感染リスク算出部22は、式(1)を用いて、各かごCkの感染リスク値Rkを算出する。これにより、かごC1の感染リスク値R1は100であり(=Rr1-Rv1=105-5)、かごC2の感染リスク値R2は20である(=Rr2-Rv2=25-5)という算出結果が得られる。
次いで、割当かご決定部23は、式(4)を用いて、各かごCkの割当評価値Vkを算出する。これにより、かごC1の割当評価値V1は110であり(=T1+R1=10+100)、かごC2の割当評価値V2は50である(=T2+R2=30+20)という算出結果が得られる。そして、割当かご決定部23は、かごC1、C2のうち、割当評価値Vkがより低い値をとるかごC2を乗車呼びに割り当てるかごに決定する。
以上説明したように、第2の実施の形態では、感染リスク算出部122が、各利用者の年齢、住所、勤務地にそれぞれ対応する感染状況に関する情報をさらに考慮して各かごCkの感染リスク値Rkを算出するようにしている。これにより、各利用者を経由して感染が拡大するリスクがより適切に反映された感染リスク値Rkを算出することができる。そして、割当かご決定部23が、その算出された感染リスク値Rkに基づいて割り当てるかごを決定することができる。
なお、上記第2の実施の形態では、情報取得装置18が、利用者が携帯するカードキー等から利用者の識別情報を取得するものである場合について説明したが、たとえば各階の乗場又は各かごCk内に設置されたカメラにより利用者を撮影し、画像解析により利用者を識別することによって、利用者の識別情報を取得するようにしてもよい。
また、上記第2の実施の形態では、利用者の年齢、住所、及び勤務地の情報を用いて各かごCkの感染リスク値Rkを算出する場合について説明したが、それらの情報のうち、いずれか1つ又は2つの情報のみを用いるようにしてもよいし、これらの情報に加えて、又はそれに代えて、利用者の別の情報を用いて各かごCkの感染リスク値Rkを算出するようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、情報取得装置18が、乗場呼びを入力した利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方の情報を取得する機能を有している点、割当かご決定部23が、その取得された利用者の年齢等の情報をさらに考慮して割り当てるかごに決定する点で、第2の実施の形態と相違する。以下の説明ではこれらの相違点を中心に説明し、第2の実施の形態と同様の構成については説明を省略する。
情報取得装置18は、各階の乗場に設けられたカードリーダ等であり、乗場呼びを入力した利用者が携帯するカードキー、携帯端末、無線タグ等からその利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方の情報を取得する。この情報取得装置18は、本開示の第3の情報取得手段に相当する。
割当かご決定部23は、情報取得装置18により取得された利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方の情報に基づいて許容リスク値を設定し、感染リスク値Rkがその設定された許容リスク値以下であるかごを割当候補のかごに選定し、割当候補のかごの中から割り当てるかごに決定する。このとき、割当かご決定部23は、乗場呼びを入力した利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方に関する情報に基づいて、その利用者が感染症の感染リスクを許容可能な度合いを評価し、許容可能な度合いが低いほど許容リスク値を低く設定する。これにより、感染症に対する抵抗力が弱い年齢又は基礎疾患を有する利用者が、感染リスク値Rkが許容リスク値を超えるかごに乗車することを回避することができる。
1、100 エレベータ群管理システム
12 運行制御部
13 空気浄化装置
17 乗場操作部
18 情報取得装置
20 エレベータ群管理装置
21 呼び受付部
22、122 感染リスク算出部
23 割当かご決定部
24 制御指示部
29、129 記憶部
51 プロセッサ
52 メモリ
53 信号入出力部
91 かごの運行情報
92 利用者の乗車履歴
96 利用者関連情報
97 年齢階級別の感染状況関連情報
98 エリア別の感染状況関連情報
C1、C2 かご
E1、E2 エレベータ装置
Rk 感染リスク値
T1 呼び登録テーブル
Vk 割当評価値
Qkj 個人リスク評価値
Rrk 乗車履歴評価値
Rvk 換気履歴評価値
Tdkm 戸開時間
Tpkn 空気浄化装置の稼働時間
Trkj 利用者の乗車時間

Claims (12)

  1. 乗場呼びを受け付ける呼び受付手段と、
    前記呼び受付手段により前記乗場呼びが受け付けられたときに、複数のかごから前記乗場呼びに割り当てるかごを決定する割当かご決定手段と
    を備えたエレベータ群管理装置であって、
    前記かご毎に、直近の過去一定期間内に当該かごを利用した利用者の乗車時間の合計に基づいて感染症の感染リスク値を算出する感染リスク算出手段をさらに備え、
    前記割当かご決定手段は、前記算出された感染リスク値に基づいて前記乗場呼びに割り当てるかごを決定するエレベータ群管理装置。
  2. 前記感染リスク算出手段は、前記直近の過去一定期間内における前記かごの戸開時間にさらに基づいて前記感染リスク値を算出する請求項1記載のエレベータ群管理装置。
  3. 前記感染リスク算出手段は、前記直近の過去一定期間内における、前記かごに設けられた空気浄化装置の稼働時間にさらに基づいて前記感染リスク値を算出する請求項1または2記載のエレベータ群管理装置。
  4. 前記利用者の年齢に関する情報を取得する第1の情報取得手段と、
    感染症の年齢階級別の感染状況に関する情報を記憶する第1の記憶手段とをさらに備え、
    前記感染リスク算出手段は、前記第1の記憶手段に記憶された前記年齢階級別の感染状況に関する情報のうち、前記利用者の年齢に対応する情報にさらに基づいて前記感染リスク値を算出する請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  5. 前記利用者の住所及び勤務地のいずれか一方又は両方に関する情報を取得する第2の情報取得手段と、
    感染症のエリア別の感染状況に関する情報を記憶する第2の記憶手段とをさらに備え、
    前記感染リスク算出手段は、前記第2の記憶手段に記憶された前記エリア別の感染状況に関する情報のうち、前記利用者の住所に対応する情報及び前記利用者の勤務地に対応する情報のいずれか一方又は両方にさらに基づいて前記感染リスク値を算出する請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  6. 前記割当かご決定手段は、前記かご毎に、前記感染リスク値と当該かごが前記乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間とに基づいて評価を行い、当該評価が最良のかごを前記割り当てるかごに決定する請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  7. 前記割当かご決定手段は、前記乗場呼びのあった階床に到着するまでの予想所要時間が予め定められた閾値以下であるかごを割当候補のかごに選定し、前記割当候補のかごのうち、前記感染リスク値が最も低いかごを前記割り当てるかごに決定する請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  8. 前記割当かご決定手段は、前記複数のかごのうち、前記感染リスク値が最も低いかごを前記割り当てるかごに決定する請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  9. 乗場呼びを入力した利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方の情報を取得する第3の情報取得手段をさらに備え、
    前記割当かご決定手段は、前記第3の情報取得手段により取得された利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方の情報に基づいて許容リスク値を設定し、前記感染リスク値が前記設定された許容リスク値以下であるかごを割当候補のかごに選定し、当該割当候補のかごの中から前記割り当てるかごを決定する請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ群管理装置。
  10. 前記割当かご決定手段は、前記乗場呼びを入力した利用者の年齢及び基礎疾患のいずれか一方又は両方に関する情報に基づいて前記感染症の感染リスクを許容可能な度合いを評価し、当該許容可能な度合いが低いほど前記許容リスク値を低く設定する請求項9に記載のエレベータ群管理装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のエレベータ群管理装置と、
    前記複数のかごと、
    前記割当かご決定手段による前記割り当てるかごの決定に従って前記複数のかごの運行を制御する運行制御手段と
    を備えるエレベータ群管理システム。
  12. 前記感染リスク算出手段により算出された感染リスク値に基づいて前記かごに設けられた空気浄化装置の稼働を制御する稼働制御手段をさらに備える請求項11に記載のエレベータ群管理システム。
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