JP7271996B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置設定等のメニュー画面を表示する情報処理装置に関するものである。
近年、プリンタ装置、複合機等、更には携帯端末などの情報処理装置において、機能の向上に伴い所望の装置設定等を行なうためのメニューが複雑化する傾向にある。このように複雑化したメニューは複数の階層のメニュー画面から構成され、その操作に際しては、各階層のメニュー画面に配置されるメニュー項目を参照しながら所望のメニューを探す必要がある。それ故、所望のメニューを探すために時間がかかるという問題がある。
この問題を解決するための従来の情報処理装置として、装置設定を行う際にメニュー項目を選択したルートを遷移履歴情報として記憶しておき、その後の装置設定の際に、過去の遷移履歴情報を表示して、所望のメニュー項目に到達する時間を短くするという情報処理装置が提案されている(例えば、特開2008-293243号公報(特許文献1)参照)。
特開2008-293243号公報
しかしながら、上記従来の情報処理装置では、過去に選択したものとは別のメニュー項目を探すときには、所望のメニュー項目がいずれの階層のどこにあるかなどは分からず、所望のメニュー項目に到達するまでの時間を短縮することができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、複数階層における上層メニュー画面から未選択の下層メニュー項目を容易に探すことができる情報処理装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明に関する情報処理装置は、複数階層のメニュー画面を表示する表示部と、前記メニュー画面に配置された複数のメニュー項目のいずれかを選択可能とする操作部と、選択された前記メニュー項目の数を示す選択履歴情報を記憶する選択履歴情報記憶部と、前記操作部において上層メニュー画面に配置された上層メニュー項目が選択されると、前記上層メニュー項目に連結する直下の下層メニュー画面を前記表示部に表示させる制御部とを有し、更に、前記制御部は、前記選択履歴情報記憶部に記憶された前記選択履歴情報に基づいて、前記下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目に対して、選択された前記下層メニュー項目の数と、未だ選択されていない前記下層メニュー項目の数とのいずれか一方を示す選択度表示情報を判別可能に前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、以上のように構成し、選択履歴情報記憶部に記憶された選択履歴情報に基づいて、下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを示す選択度表示情報を判別可能に表示するようにしたので、複数階層における上層メニュー画面から未選択の下層メニュー項目を容易に探すことができる。
第1の実施の形態に関する情報処理装置の外観説明図である。 第1の実施の形態に関する情報処理装置のメニュー画面の系統図である。 第1の実施の形態に関する情報処理装置のブロック図である。 第1の実施の形態に関するメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。 第1の実施の形態に関する主記憶部及び選択履歴情報記憶部の説明図である。 第1の実施の形態に関する最上層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。 第1の実施の形態に関する中間層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。 第1の実施の形態に関する最下層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。 第1の実施の形態に関する最下層の別のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。 第1の実施の形態に関する選択度表示情報の表示動作のフローチャート図である。 第1の実施の形態に関するメニュー画面表示動作のフローチャート図である。 第1の実施の形態に関する1回目の「トップ画面」以降のメニュー画面の説明図である。 第1の実施の形態に関する2回目の「オプション設定」以降のメニュー画面の説明図である。 第1の実施の形態に関する2回目の「トップ画面」以降のメニュー画面の説明図である。 第1の実施の形態に関する2回目の「管理者による設定」以降のメニュー画面の説明図である。 変形例5のメニュー画面の説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。
最初に、第1の実施の形態に関する情報処理装置1の構成を説明する。図1は、第1の実施の形態に関する情報処理装置の外観説明図である。情報処理装置1は、装置設定等に関するメニュー項目を表示し、操作者による所望のメニュー項目の選択操作により装置設定等を行うものである。更に、情報処理装置1は設定された装置設定等に基づいて印刷媒体Pに印刷を行う画像形成装置として機能する。なお、図1においては、便宜上、情報処理装置1において印刷媒体Pをセットする側を「装置背面側」といい、印刷媒体Pが排出される側を「装置正面側」という。
図1に示すように、第1の実施の形態に関する情報処理装置1は、装置正面側に操作表示装置2を備え、装置設定等に関するメニュー項目を表示し、所望のメニュー項目の選択操作により装置設定等が可能となる。装置背面側には、操作者により所定の印刷媒体Pがセットされる用紙セット部3を備える。セットされた印刷媒体Pは矢印Aに示す方向に一枚ごとに給紙される。一方、装置正面側には、引き出し可能なテーブルを備えた排出トレイ4を備える。排出トレイ4は、印刷されて矢印Bに示す方向に排出される印刷媒体Pを載置する。また、情報処理装置1の装置内部には、印刷媒体Pに印刷を行う印刷機構5を備える。このような構成により情報処理装置1は操作表示装置2により設定された装置設定等に基づいて印刷媒体Pに印刷を行う。
(最上層、中間層、最下層のメニュー画面)
次に、第1の実施の形態に関する情報処理装置1において表示されるメニュー画面を説明する。図2は、第1の実施の形態に関する情報処理装置のメニュー画面の系統図である。図2に示すように第1の実施の形態に関する情報処理装置1のメニュー画面は、最上層40、中間層41及び最下層42のメニュー画面から構成される。上層のメニュー画面に配置された上層のメニュー項目は下層のメニュー画面に連結することにより、各階層のメニュー画面は、メニュー項目により下層へと連結される。メニュー画面は、3階層より多い階層の構成であってもよい。3階層より多い階層の場合は、中間層41が複数階層となる。
以下、便宜上、メニュー項目の選択操作により表示される下層のメニュー画面及びそこに配置されたメニュー項目はそれぞれ「下層メニュー画面」及び「下層メニュー項目」という。また、上層のメニュー画面及びそこに配置されたメニュー項目はそれぞれ「上層メニュー画面」及び「上層メニュー項目」という。また、最上層40のメニュー画面は「最上層メニュー画面」といい、中間層41のメニュー画面は「中間層メニュー画面」という。また、最下層42のメニュー画面は「最下層メニュー画面」という。最上層メニュー画面と中間層メニュー画面には、最下層メニュー画面へ導くために選択を行わせる複数の上層メニュー項目が配置される。一方、最下層メニュー画面は情報処理装置1の各種設定を行うための設定画面であり、各種設定を行う下層メニュー項目が配置される。
最上層40は、情報処理装置1が起動され、後に図11に示すメニュー画面表示動作を開始したときに最初に表示される最上層メニュー画面としてのトップ画面G11並びに下層より戻ってきたときのトップ画面G17及びG21の階層である。
中間層41は、最上層40と最下層42間に配置される階層であり、最上層40の上層メニュー項目が選択されたときに表示され、且つ最下層メニュー画面を表示させるためのメニュー項目を配置するメニュー画面G12などの階層である。即ち、3階層の場合、上層メニュー画面は、最下層メニュー画面を表示させる上層メニュー項目を配置する。
最下層42は、末端の階層であり、最下層42の一つ前の中間層41のメニュー項目が選択されたときに表示される階層である。
図2に示すように、最上層メニュー画面としてのトップ画面G11が、後に図3に示す表示部12に表示される。トップ画面G11には、「一般設定」、「オプション設定」及び「管理者による設定」のメニュー項目が配置される。トップ画面G11は、一旦メニュー項目が選択されて下層メニュー画面が表示された後、再び戻って図14(a)に示すトップ画面G17及び図15(b)に示すトップ画面G21として表示される場合がある。
中間層メニュー画面の一つには、「オプション設定」のメニュー画面G12が設けられている。トップ画面G11に配置されるメニュー項目である「オプション設定」の選択操作により、「オプション設定」のメニュー画面G12が表示される。「オプション設定」のメニュー画面G12には、「トレイ構成設定」及び「省電力設定」のメニュー項目が配置される。「オプション設定」のメニュー画面G12は、一旦メニュー項目が選択されて最下層メニュー画面を表示した後、再びメニュー画面G14及びG16として表示される場合がある。
また、中間層メニュー画面の他の一つには、「管理者による設定」のメニュー画面G18が設けられている。トップ画面G11に配置されるメニュー項目である「管理者による設定」の選択操作により、「管理者による設定」のメニュー画面G18が表示される。「管理者による設定」のメニュー画面G18には、「ネットワーク設定」、「印刷設定」、「時刻設定」及び「電源設定」のメニュー項目が配置される。「管理者による設定」のメニュー画面G18は、一旦メニュー項目が選択されて最下層メニュー画面を表示した後、再びメニュー画面G20として表示される場合がある。
中間層41における「オプション設定」のメニュー画面G12の下層には、最下層メニュー画面として情報処理装置1の設定を行うための設定画面である「トレイ構成設定」のメニュー画面G13及び「省電力設定」のメニュー画面G15が設けられている。「オプション設定」のメニュー画面G12に配置されたメニュー項目である「トレイ構成設定」又は「省電力設定」の選択操作により、「トレイ構成設定」のメニュー画面G13又は「省電力設定」のメニュー画面G15が表示される。「トレイ構成設定」のメニュー画面G13には、「用紙サイズ」、「用紙の種類」及び「給紙方法」の設定のためのメニュー項目が配置される。また、「省電力設定」のメニュー画面G15には、「パワーセーブ時間」、「スリープ時間」及び「オートパワーオフ時間」の設定のためのメニュー項目が配置される。
また、中間層41における「管理者による設定」のメニュー画面G18の下層には、最下層メニュー画面として同じく情報処理装置1の設定を行うための設定画面である「ネットワーク設定」のメニュー画面G19が設けられている。「管理者による設定」のメニュー画面G18に配置されたメニュー項目である「ネットワーク設定」の選択操作により「ネットワーク設定」のメニュー画面G19が表示される。
「ネットワーク設定」のメニュー画面G19には、「TCP/IP」、「IPアドレス」、「IPv4アドレス」及び「サブネットマスク」の設定のためのメニュー項目が配置される。便宜上、図示していないが最下層メニュー画面として「印刷設定」のメニュー画面、「時刻設定」のメニュー画面及び「電源設定」のメニュー画面にも同様に設定のための複数のメニュー項目が配置される。
(情報処理装置の内部構成)
次に、情報処理装置1の構成を更に詳細に説明する。図3は、第1の実施の形態に関する情報処理装置のブロック図である。図3に示すように、情報処理装置1は、操作表示装置2及び印刷機構5を備える。操作表示装置2は、制御部10、操作表示部11、メニュー表示制御部14、選択履歴情報更新部15及びリセット指示部16を有する。更に、情報処理装置1は、主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30を備える。
操作表示部11は、表示部12及び操作部13からなる。表示部12は、メニュー項目により連結される複数階層のメニュー画面を表示するものである。操作部13はメニュー画面に配置された複数のメニュー項目のいずれかを選択可能とするものである。操作表示部11は、表示部12として機能するLCD(Liquid Crystal Display)上に、操作部13として機能する透明タッチパネルを積載して構成される。操作部13として図示しない「0」~「9」からなるテンキー、記号キー及びカーソル移動キー、決定キー等の操作ボタンを設けるようにしてもよい。
制御部としてのメニュー表示制御部14は、操作部13を介して操作者により選択されるメニュー項目に関する後述する画面データDsを画面データ記憶部21から読み出して表示部12に表示させる。即ち、メニュー表示制御部14は、操作部13において上層メニュー画面に配置された上層メニュー項目が選択されると、上層メニュー項目に連結する下層メニュー画面を表示部12に表示させる。また、メニュー表示制御部14は、後述するように選択履歴情報記憶部30から選択履歴情報Srを読み出し、表示部12に表示させる。
ここで画面データDsは、後に図4に示すように、メニュー画面構造体51、及びメニュー項目構造体52の項目インデックスsyID、項目画面インデックスsyMenu及び項目表示文字列syStrから構成される。
選択履歴情報更新部15は、未選択の下層メニュー項目が選択されたときに、該下層メニュー項目を配置する下層メニュー画面を選択した上層メニュー項目の選択履歴情報Srを更新する。
選択履歴情報Srとは、後述する第1の選択履歴情報Sr1としての選択済み項目数nSL及び第2の選択履歴情報Sr2としての全項目選択済みフラッグfSuvのことをいう。そして、第1の選択履歴情報Sr1としての選択済み項目数nSLとは、例えば、上層メニュー項目の選択により、これと連結する下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目のうち、選択済みとなっている下層メニュー項目の数をいう。また、第2の選択履歴情報Sr2としての全項目選択済みフラッグfSuvとは、同じく、上層メニュー項目の選択により表示される下層メニュー画面に配置される下層メニュー項目の数の全てが選択済みとなっているか否かの情報をいう。選択履歴情報Srは、第1の選択済み項目数nSLのみとしてもよい。以下、第1の選択履歴情報Sr1及び第2の選択履歴情報Sr2を総称するときは、単に「選択履歴情報Sr」という。
リセット指示部16は、選択履歴情報記憶部30に記憶した全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化するものである。具体的には、後述する選択済み項目数記憶部31の選択済み項目数nSL及び後述する全選択済み情報記憶部32の全項目選択済みフラッグfSuvを全て初期化する。
主記憶部20は、画面データ記憶部21及び設定データ記憶部22を備える。画面データ記憶部21は、メニュー画面の画面データDsを記憶するものである。設定データ記憶部22は、装置設定のメニュー画面により設定された装置設定内容を記憶するものである。
選択履歴情報記憶部30は、選択履歴情報更新部15により更新された選択履歴情報Srを記憶する。選択履歴情報記憶部30は、選択済み項目数記憶部31及び全選択済み情報記憶部32を備える。
選択済み項目数記憶部31は、選択済みの下層メニュー項目数、即ち選択済み項目数nSLを第1の選択履歴情報Sr1として記憶する。即ち、選択済み項目数nSLとは、下層メニュー画面において下層メニュー項目のうち選択のあったメニュー項目の数をいう。選択済み項目数nSLは、未選択の下層メニュー項目が選択済みとなったときに選択履歴情報更新部15により更新される。
なお、下層メニュー画面が最下層42のときは、最下層42は各種設定のためのメニュー画面であるため、もはやそれより先の下層メニュー画面を選択する余地がない。従って、当該下層メニュー画面に連結する上層メニュー項目が選択されるときに、当該下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目全てが一時に設定のための選択がされたとして下層メニュー項目の数を選択済み項目数nSLとする。
全選択済み情報記憶部32は、下層メニュー項目全てが選択済みか否かの情報、即ち第2の選択履歴情報Sr2としての全項目選択済みフラッグfSuvを記憶するものである。ここで、全項目選択済みフラッグfSuvは、下層メニュー画面における下層メニュー項目全てが選択済みとなったときに「True」にセットされる。全項目選択済みフラッグfSuvは、未選択の下層メニュー項目が選択済みとなったときに選択履歴情報更新部15により更新される。
上記選択履歴情報Srとしての前記選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvに基づいて、選択度表示情報Sdgが生成される。ここで、選択度表示情報Sdgとは、下層メニュー画面に配置する下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを示す情報をいう。例えば、下層メニュー画面に配置された4つの下層メニュー項目のうち、2つが選択済みとなっている場合、選択度表示情報Sdgは(2/4)であり、この数字が全てが選択済みか否かを示すことになる。選択度表示情報Sdgは上層メニュー項目ごとに判別可能に表示される。
また、選択度表示情報Sdgは2種類ある。第1の選択度表示情報Sdg1は、前記選択済み項目数nSLに基づいて(2/4)のように表示される。そして、第2の選択度表示情報Sdg2は、下層メニュー画面に配置する全ての下層メニュー項目が選択済みの場合に、上層メニュー項目に強調表示された文字列が表示される。第2の選択度表示情報Sdg2は、前記全項目選択済みフラッグfSuvに基づいて表示される。また、第2の選択度表示情報Sdg2は、(4/4)のように第1の選択度表示情報Sdg1と併せて表示される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等で構成され、上記各部を制御する。制御部10は、後に図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作におけるカウンタとして機能する処理カウンタ10aを有する。制御部10は、メニュー表示制御部14により、画面データ記憶部21の画面データDsを読み出して表示する。そして、選択履歴情報記憶部30に記憶された選択履歴情報Srに基づいて、下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを示す選択度表示情報Sdgを上層メニュー項目ごとに表示部12に表示させる。
印刷機構5は、情報処理装置1により設定される装置設定に基づき図1に示す印刷媒体Pに印刷を行う。
(メニュー画面及びメニュー項目の構造体の構成)
次に、主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶されるメニュー画面構造体51及びメニュー項目構造体52の構成を説明する。図4は、第1の実施の形態に関するメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。
メニュー画面構造体51は、メニュー画面ごとに設けられ、画面インデックスszID、上層画面インデックスszMenu及びメニュー項目数nMenuから構成される。
画面インデックスszIDは、メニュー画面を識別する識別子である。上層画面インデックスszMenuは、上層メニュー画面を識別する識別子である。メニュー項目数nMenuは、メニュー画面において該メニュー画面に配置するメニュー項目の数である。
メニュー項目構造体52は、メニュー画面構造体51とともにメニュー画面ごとに設けられる。メニュー項目構造体52は、項目インデックスsyID、項目画面インデックスsyMenu及び項目表示文字列syStrから構成される。更に、メニュー項目構造体52は、選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvを有する。メニュー項目構造体52は、メニュー画面構造体51のメニュー項目数nMenu個分配置される。
項目インデックスsyIDは、メニュー項目を識別する識別子である。項目画面インデックスsyMenuは、メニュー項目によって表示される下層メニュー画面を識別する識別子であり、メニュー画面構造体51の画面インデックスszIDで記述される。この項目画面インデックスsyMenuが空白の場合は、メニュー項目の選択によって表示される下層メニュー画面が存在せず、このメニュー画面が最下層42のメニュー画面(最下層メニュー画面)であることを示す。項目表示文字列syStrは、メニュー項目に表示される文字列である。
以上の画面インデックスszID、上層画面インデックスszMenu、メニュー項目数nMenu、項目インデックスsyID、項目画面インデックスsyMenu及び項目表示文字列syStrは、画面データDsとして後に図5に示す主記憶部20の画面データ記憶部21に記憶される。
選択済み項目数nSLは、下層メニュー項目のうち選択済みとなったメニュー項目の数である。初期値は「0」である。選択済み項目数nSLは、選択履歴情報記憶部30の選択済み項目数記憶部31に記憶される。
全項目選択済みフラッグfSuvは、下層メニュー画面における、下層メニュー項目全てが選択済みとなったときに「True」にセットされるフラッグである。初期値は「False」であり、セットされたときは「True」となる。全項目選択済みフラッグfSuvは、選択履歴情報記憶部30の全選択済み情報記憶部32に記憶される。
(記憶部の構成)
次に、メニュー画面構造体51及びメニュー項目構造体52を記憶する主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30の構成を説明する。図5は、第1の実施の形態に関する主記憶部及び選択履歴情報記憶部の説明図である。図5に示すように、主記憶部20は、画面データ記憶部21及び設定データ記憶部22を備える。また、選択履歴情報記憶部30は、選択済み項目数記憶部31及び全選択済み情報記憶部32を備える。
画面データ記憶部21には、画面インデックスszID、上層画面インデックスszMenu及びメニュー項目数nMenuが記憶される。画面データ記憶部21には、更にメニュー項目数nMenu個分の項目インデックスsyID、項目画面インデックスsyMenu及び項目表示文字列syStrが記憶される。これらが画面データDsとして画面データ記憶部21に記憶される。また、設定データ記憶部22には、最下層42のメニュー画面において設定された装置設定内容が記憶され、この記憶された装置設定内容に基づいて印刷媒体Pへの印刷が行われる。
一方、選択履歴情報記憶部30には、画面データDsのメニュー項目と関連づけてメニュー項目ごとに選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvが記憶される。選択済み項目数nSLは選択済み項目数記憶部31に記憶され、全項目選択済みフラッグfSuvは全選択済み情報記憶部32に記憶される。
また、便宜上図示していないが、後に図12等に示す操作ガイダンス111等のガイダンス及び終了ボタン115等の操作ボタンを表示するその他画面データについても、画面インデックスszIDを識別子として主記憶部20に別途記憶する。
(最上層、中間層、最下層のメニュー画面及びメニュー項目の構造体)
次に、メニュー画面構造体51及びメニュー項目構造体52の具体例を階層ごとに説明する。
図6は、第1の実施の形態に関する最上層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。最上層メニュー画面としてのトップ画面G11のメニュー画面構造体51aは、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図6上欄に示すようにこのメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_1」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子としてその画面インデックスszIDを上層画面インデックスszMenuに記述する。この場合、メニュー画面が最上層40のメニュー画面であるので、上層画面インデックスszMenuは空白とする。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「3」をメニュー項目数nMenuに記述する。
トップ画面G11のメニュー項目構造体52aは、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図6下欄に示すようにメニュー項目#1を識別する識別子として、項目インデックスsyIDに「MenuGamen_1#0」を記述する。また、メニュー項目#1によって表示される下層メニュー画面を識別する識別子として項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_2」を記述する。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「一般設定」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として、「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに 「MenuGamen_1#1」を記述し、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_3」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「オプション設定」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#3の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_1#2」を記述し、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_4」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「管理者による設定」を項目表示文字列syStrに記述する。
選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2及びメニュー項目#3についても最初は初期値が記述される。
後に図12(a)に示す最上層メニュー画面としてのトップ画面G11は、以上のように記述され主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶されたメニュー画面構造体51a及びメニュー項目構造体52aによって表示される。
図7は、第1の実施の形態に関する中間層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。なお、図7(a)は、中間層41の一つである「オプション設定」のメニュー画面G12のメニュー画面構造体51b(1)及びメニュー項目構造体52b(1)を示す。また、図7(b)は、中間層41のもう一つの「管理者による設定」のメニュー画面G18のメニュー画面構造体51b(2)及びメニュー項目構造体52b(2)を示す。
「オプション設定」のメニュー画面G12のメニュー画面構造体51b(1)は、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図7(a)上欄に示すように、このメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_3」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_1#1」を上層画面インデックスszMenuに記述する。「#1」は、このメニュー画面が上層メニュー画面に配置されるメニュー項目#2の選択により表示されるメニュー画面であることを示す。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「2」をメニュー項目数nMenuに記述する。
「オプション設定」のメニュー画面G12のメニュー項目構造体52b(1)は、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図7(a)下欄に示すように、メニュー項目#1を識別する識別子として項目インデックスsyIDに「MenuGamen_3#0」を記述する。また、メニュー項目#1によって表示される下層メニュー画面を識別する識別子として項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_7」を記述する。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「トレイ構成設定」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_3#1」を記述し、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_8」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「省電力設定」を項目表示文字列syStrに記述する。選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2についても最初は初期値が記述される。
後に図12(b)に示す「オプション設定」のメニュー画面G12は、以上のように記述されたメニュー画面構造体51b(1)及びメニュー項目構造体52b(1)により表示される。
「管理者による設定」のメニュー画面G18のメニュー画面構造体51b(2)は、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図7(b)上欄に示すように、このメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_4」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_1#2」を上層画面インデックスszMenuに記述する。「#2」は、このメニュー画面が上層メニュー画面に配置されるメニュー項目#3の選択により表示されるメニュー画面であることを示す。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「4」をメニュー項目数nMenuに記述する。
「管理者による設定」のメニュー画面G18のメニュー項目構造体52b(2)は、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図7(b)下欄に示すように、メニュー項目#1を識別する識別子として、項目インデックスsyIDに「MenuGamen_4#0」を記述する。また、メニュー項目#1によって表示される下層メニュー画面を識別する識別子として項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_9」を記述する。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「ネットワーク設定」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_4#1」を記述し、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_10」を項目画面インデックスsyMenuに記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「印刷設定」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#3の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_4#2」を記述し、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_11」を項目画面インデックスsyMenuに記述する。また、メニュー項目#3に表示する文字列「時刻設定」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#4の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_4#3」、項目画面インデックスsyMenuに「MenuGamen_12」を項目画面インデックスsyMenuに記述する。また、メニュー項目#4に表示する文字列「電源設定」を項目表示文字列syStrに記述する。
選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2乃至メニュー項目#4についても最初は初期値が記述される。
後に図14(b)に示す「管理者による設定」のメニュー画面G18は、以上のように記述されたメニュー画面構造体51b(2)及びメニュー項目構造体52b(2)により表示される。
図8は、第1の実施の形態に関する最下層のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。なお、図8(a)は、最下層42の一つである「トレイ構成設定」のメニュー画面G13のメニュー画面構造体51c(1)及びメニュー項目構造体52c(1)である。図8(b)は、最下層42のもう一つの「省電力設定」のメニュー画面G15のメニュー画面構造体51c(2)及びメニュー項目構造体52c(2)である。
「トレイ構成設定」のメニュー画面G13のメニュー画面構造体51c(1)は、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図8(a)上欄に示すように、最下層42のメニュー画面構造体51c(1)は、このメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_7」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_3#0」を上層画面インデックスszMenuに記述する。「#0」は、このメニュー画面が上層メニュー画面に配置されるメニュー項目#1の選択により表示されるメニュー画面であることを示す。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「3」をメニュー項目数nMenuに記述する。
「トレイ構成設定」のメニュー画面G13のメニュー項目構造体52c(1)は、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図8(a)下欄に示すように、メニュー項目#1を識別する識別子として項目インデックスsyIDに「MenuGamen_7#0」を記述する。また、最下層42のメニュー画面のときは項目画面インデックスsyMenuを空白とする。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「用紙サイズ」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_7#1」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「用紙の種類」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#3の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_7#2」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「給紙方法」を項目表示文字列syStrに記述する。
項目画面インデックスsyMenuは、メニュー項目#2及びメニュー項目#3についても空白とする。選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2及びメニュー項目#3についても初期値を記述しておく。
後に図12(c)に示す「トレイ構成設定」のメニュー画面G13は、以上のように記述されたメニュー画面構造体51c(1)及びメニュー項目構造体52c(1)により表示される。
「省電力設定」のメニュー画面G15のメニュー画面構造体51c(2)は、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図8(b)上欄に示すようにこのメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_8」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_3#1」を上層画面インデックスszMenuに記述する。「#1」は、このメニュー画面が上層メニュー画面に配置されるメニュー項目#2の選択により表示されるメニュー画面であることを示す。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「3」をメニュー項目数nMenuに記述する。
「省電力設定」のメニュー画面G15のメニュー項目構造体52c(2)は、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図8(b)下欄に示すように、メニュー項目#1を識別する識別子として、項目インデックスsyIDに「MenuGamen_8#0」を記述する。また、最下層42のメニュー画面のときは項目画面インデックスsyMenuを空白とする。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「パワーセーブ時間」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として、「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として、「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_8#1」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「スリープ時間」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#3の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_8#2」を記述する。また、メニュー項目#3に表示する文字列「オートパワーオフ時間」を項目表示文字列syStrに記述する。
項目画面インデックスsyMenuは、メニュー項目#2及びメニュー項目#3についても空白とする。選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2及びメニュー項目#3についても初期値を記述しておく。
後に図13(b)に示す「省電力設定」のメニュー画面G15は、以上のように記述されたメニュー画面構造体51c(2)及びメニュー項目構造体52c(2)により表示される。
図9は、第1の実施の形態に関する最下層の別のメニュー画面構造体及びメニュー項目構造体の説明図である。最下層42の一つである「ネットワーク設定」のメニュー画面G19のメニュー画面構造体51c(3)は、例えば以下のように記述して主記憶部20に記憶する。即ち、図9上欄に示すように最下層42のメニュー画面構造体51c(3)は、このメニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_9」を画面インデックスszIDに記述する。更に、上層メニュー画面を識別する識別子として「MenuGamen_4#0」を上層画面インデックスszMenuに記述する。「#0」は、このメニュー画面が上層メニュー画面に配置されるメニュー項目#1の選択により表示されるメニュー画面であることを示す。加えて、メニュー画面に配置するメニュー項目数、例えば「4」をメニュー項目数nMenuに記述する。
「ネットワーク設定」のメニュー画面G19のメニュー項目構造体52c(3)は、例えば以下のように記述して主記憶部20及び選択履歴情報記憶部30に記憶する。即ち、図9下欄に示すように、メニュー項目#1を識別する識別子として項目インデックスsyIDに「MenuGamen_9#0」を記述する。また、最下層42のメニュー画面のときは項目画面インデックスsyMenuを空白とする。更に、メニュー項目#1に表示する文字列として「TCP/IP」を項目表示文字列syStrに記述する。加えて、選択済み項目数nSLの初期値として「0」を記述し、全項目選択済みフラッグfSuvの初期値として「False」を記述する。
同様に、メニュー項目#2の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_9#1」を記述する。また、メニュー項目#2に表示する文字列「IPアドレス」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#3の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_9#2」を記述する。また、メニュー項目#3に表示する文字列「IPv4アドレス」を項目表示文字列syStrに記述する。
同様に、メニュー項目#4の項目インデックスsyIDに「MenuGamen_9#3」を記述する。また、メニュー項目#4に表示する文字列「サブネットマスク」を項目表示文字列syStrに記述する。
項目画面インデックスsyMenuは、メニュー項目#2乃至メニュー項目#4についても空白とする。選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvは、メニュー項目#2乃至メニュー項目#4についても初期値を記述しておく。
後に図13(b)に示す「ネットワーク設定」のメニュー画面G19は、以上のように記述されたメニュー画面構造体51c(3)及びメニュー項目構造体52c(3)により表示される。
(選択度表示情報の表示動作)
以上の構成により、第1の実施の形態に関する情報処理装置1は以下のように動作する。最初に、下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを示す選択度表示情報Sdgを生成し表示させる動作を説明する。この選択度表示情報Sdgは、選択された下層のメニュー項目数nMenuの情報を含んだ選択履歴情報Srに基づいて生成される。先ず、各メニュー画面を表示するときに、画面データ記憶部21及び選択履歴情報記憶部30から読み出す画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて選択度表示情報Sdgを生成する。更に、生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の項目表示文字列syStrに付加する。図10は、第1の実施の形態に関する選択度表示情報の表示動作のフローチャート図である。
ステップS1:先ず、制御部10は、制御部としてのメニュー表示制御部14により画面データ記憶部21から読み出した画面データDsからメニュー項目数nMenuを取得する。同時に図3に示す制御部10の処理カウンタ10aの値Nを「0」に初期化する。
ステップS2:制御部10は、選択済み項目数記憶部31から読み出した第1の選択履歴情報Sr1から処理カウンタ10aの値N+1番目の選択済み項目数nSLを取得する。例えば、N=「0」のときは、メニュー項目#1の選択済み項目数nSLを取得する。
ステップS3:制御部10は、取得した選択済み項目数nSLと、ステップS1において取得したメニュー項目数nMenuを用いて、N+1番号の項目表示文字列syStrの末尾に更に第1の選択度表示情報Sdg1を付加する。例えば、選択済み項目数nSLが「2」でメニュー項目数nMenu=「2」の場合は、項目表示文字列syStrに (2/2)を付加する。
このようにして第1の選択度表示情報Sdg1としての(n/n)が付加された文字列が、該当するメニュー項目ボタンに表示される。なお、メニュー項目数nMenuは用いずに選択済み項目数nSLのみを付加するようにしてもよい。また、選択済み項目数nSLとメニュー項目数nMenuから未選択の下層メニュー項目数nNSLを算出し、未選択の下層メニュー項目数nNSLを第1の選択度表示情報Sdg1として付加するようにしてもよい。
言い換えれば、制御部10は、メニュー表示制御部14により、表示する上層メニュー画面に配置される上層メニュー項目ごとに、選択済み項目数記憶部31に記憶した第1の選択履歴情報Sr1に基づいた第1の選択度表示情報Sdg1を、表示部12に表示させる。具体的には、制御部10は、メニュー表示制御部14により、第1の選択度表示情報Sdg1として選択済みの下層メニュー項目数を表示部12の上層メニュー項目に表示させる。又は、制御部10は、メニュー表示制御部14により、第1の選択度表示情報Sdg1として未選択の下層メニュー項目数nNSLを表示部12の上層メニュー項目に表示させることもできる。
ステップS4:制御部10は、メニュー表示制御部14により全選択済み情報記憶部32から読み出した第2の選択履歴情報Sr2からN+1番目のメニュー項の全項目選択済みフラッグfSuvを取得する。この場合、N=「0」であるので、1番目のメニュー項目、即ちメニュー項目#1の全項目選択済みフラッグfSuvを取得する。
ステップS5:制御部10は、取得した全項目選択済みフラッグfSuvが「True」であるか否かを判定する。全項目選択済みフラッグfSuvが「True」であるときは、次のステップS4に進み、強調表示の処理を行う。全項目選択済みフラッグfSuvが「True」でないときは、強調表示の処理は行わず、ステップS7に進む。
ステップS6:制御部10は、全項目選択済みフラッグfSuvが「True」であるときは、N+1番号の項目表示文字列syStrを強調表示させるという第2の選択度表示情報Sdg2を付加する。例えば、項目表示文字列syStrを太字で表示する。更に項目表示文字列syStrにアンダーラインを付加するようにしてもよい。
このようにして第1の選択度表示情報Sdg1が付加された文字列に第2の選択度表示情報Sdg2が付加され、該当するメニュー項目ボタンに表示される。
言い換えれば、制御部10は、メニュー表示制御部14により、表示するメニュー画面に配置されるメニュー項目ごとに、全選択済み情報記憶部32に記憶した第2の選択履歴情報Sr2に基づいた第2の選択度表示情報Sdg2を、表示部12に表示させる。具体的には、制御部10は、メニュー表示制御部14により、第2の選択度表示情報Sdg2として、下層メニュー項目全てが選択済みとなったメニュー項目の文字列を強調表示させて表示部12に表示する。
ステップS7:制御部10は、処理カウンタ10aの値Nを「1」加算する。
ステップS8:制御部10は、処理カウンタ10aの値Nがメニュー項目数nMenuと等しいか否かを判定する。この判定により処理カウンタ10aの値Nがメニュー項目数nMenuより少なく、等しくないときは、未処理のメニュー項目があると判定し、ステップS2に戻り、同様に次のメニュー項目について同様の動作を行う。
一方、処理カウンタ10aの値Nがメニュー項目数nMenuと等しいときは、ステップS4の強調表示処理及びステップS6の選択済み項目数nSLによる表示処理がメニュー項目数nMenu回行われたと判定し、本動作を終了する。
このようにして第1の実施の形態に関する情報処理装置1では、表示するメニュー画面に配置されるメニュー項目ごとに、選択履歴情報Srに基づいて選択度表示情報Sdgが生成される。生成された選択度表示情報Sdgは、各メニュー項目の項目表示文字列syStrに付加され、メニュー表示制御部14により表示部12に表示される。
(メニュー画面表示動作)(メニュー画面表示順序その1)
次に、第1の実施の形態に関するメニュー画面表示動作を説明する。図11は、第1の実施の形態に関するメニュー画面表示動作のフローチャート図である。
最初に、図11を用いてメニュー画面表示順序その1を例にメニュー画面表示動作を説明する。メニュー画面表示順序その1は、図2に示す最上層40のトップ画面G11、中間層41の「オプション設定」のメニュー画面G12、最下層42の「トレイ構成設定」のメニュー画面G13及び「省電力設定」のメニュー画面G15の順序で表示される。
先ず、情報処理装置1によりメニュー画面表示動作が開始されると、図3に示す制御部10は、以下のように動作を開始する。
ステップS11:制御部10は、リセット指示部16により全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化する。具体的には、図3に示す選択履歴情報記憶部30の選択済み項目数記憶部31に記憶された全てのメニュー画面の選択済み項目数nSLを「0」とする。更に、全選択済み情報記憶部32に記憶された全てのメニュー画面の全項目選択済みフラッグfSuvを「False」とする。言い換えれば、制御部10は、メニュー画面表示動作開始時にリセット指示部16により全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化する。
(順序その1;最上層のトップ画面G11)
ステップS12:制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された最上層メニュー画面としてのトップ画面G11の画面データDsを読み出す。
同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から最上層40のトップ画面G11の選択履歴情報Srを読み出す。具体的には、制御部10は、選択履歴情報記憶部30に記憶されたトップ画面G11の選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvを選択履歴情報Srとして読み出す。
この場合、図6に示すトップ画面G11のメニュー画面構造体51a及びメニュー項目構造体52aを読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS13:制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいてトップ画面G11を表示部12に表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図12は、第1の実施の形態に関する1回目の「トップ画面」以降のメニュー画面の説明図である。図12(a)乃至図12(c)は、順に表示される。図12(a)は、第1の実施の形態に関する1回目の「トップ画面」の説明図である。
図12(a)に示すように、最上層40のトップ画面G11には、メニュー画面の名称110として「トップ画面」を表示する。更に所望のメニュー項目を選択する旨及び終了する場合は終了ボタン115を押下する旨の操作ガイダンス111を表示する。
更に、ステップS12において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいて、メニュー項目#1乃至メニュー項目#3として「一般設定」ボタン112、「オプション設定」ボタン113及び「管理者による設定」ボタン114を表示する。更に、その近傍に終了ボタン115を表示する。
各ボタンの文字列には、選択履歴情報Srに基づいて生成される選択度表示情報Sdgを付加して表示する。例えば、「一般設定」ボタン112の文字列には、選択度表示情報Sdgである(0/4)を付加情報112aとして判別可能に表示する。同様に「オプション設定」ボタン113及び「管理者による設定」ボタン114の文字列にも、選択度表示情報Sdgである(0/2)及び(0/4)を付加情報113a及び付加情報114aとして判別可能に表示する。
ステップS14:制御部10は、表示されたメニュー項目#1乃至メニュー項目#3のいずれかが選択されたときはステップS15(1回目)に進み、終了ボタン115が押下されたときはメニュー画面表示動作を終了する。
(順序その1;中間層のメニュー画面G12)
ステップS15(1回目):ステップS14において、メニュー項目としての例えば、「オプション設定」ボタン113が選択されたときは、制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21の「オプション設定」のメニュー画面G12の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「オプション設定」のメニュー画面G12の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー画面G12のメニュー画面構造体51b(1)及びメニュー項目構造体52b(1)を読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS16(1回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この判定は、読み出した図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー項目構造体52b(1)の全てのメニュー項目の項目画面インデックスsyMenuが空白であるときに、最下層42のメニュー画面であると判定する。この場合、項目画面インデックスsyMenuはいずれも空白ではないので、制御部10は、最下層42ではないと判定しステップS17に進む。
ステップS17:制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて「オプション設定」のメニュー画面G12を表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図12(b)は第1の実施の形態に関する「オプション設定」のメニュー画面の説明図である。図12(b)に示すように、「オプション設定」のメニュー画面G12には、メニュー画面の名称120として、前記トップ画面G11において選択された「オプション設定」ボタン113の文字列である「オプション設定」を表示する。即ち図6に示すメニュー項目#2の項目表示文字列syStrを表示する。また、操作ガイダンス121を表示する。更に、ステップS15(1回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいてメニュー項目#1及びメニュー項目#2として「トレイ構成設定」ボタン122及び「省電力設定」ボタン123を表示する。その近傍に戻るボタン124を表示する。
各ボタンの文字列には、選択履歴情報Srに基づいて生成される選択度表示情報Sdgを付加して表示する。即ち、「トレイ構成設定」ボタン122の文字列には、選択度表示情報Sdgである(0/3)を付加情報122aとして判別可能に表示する。同様に、「省電力設定」ボタン123には、選択度表示情報Sdgである(0/3)を付加情報123aとして判別可能に表示する。
ステップS18:制御部10は、メニュー項目としての「トレイ構成設定」ボタン122及び「省電力設定」ボタン123のいずれかが選択されたときは、ステップS15(2回目)に進み、選択されたメニュー画面を表示する処理に移行する。一方、戻るボタン124が押下されたときは、ステップS19に進み、上層へと戻る処理を行う。例えば、「トレイ構成設定」ボタン122が選択されたときは、再びステップS15(2回目)へ移行する。
(順序その1;最下層のメニュー画面G13)
ステップS15(2回目):前記ステップS18において、「トレイ構成設定」ボタン122が選択されたときは、制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21の「トレイ構成設定」のメニュー画面G13の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「トレイ構成設定」のメニュー画面G13の選択履歴情報Srを読み出す。
この場合、図8(a)に示す「トレイ構成設定」のメニュー画面G13のメニュー画面構造体51c(1)及びメニュー項目構造体52c(1)を読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS16(2回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図8(a)に示す「トレイ構成設定」のメニュー項目構造体52c(1)の項目画面インデックスsyMenuの全てのメニュー項目が空白であるので、表示するメニュー画面が最下層42であると判定し、ステップS20に進む。
ステップS20:制御部10は、最下層42のメニュー項目としての「トレイ構成設定」のメニュー画面G13を表示する。具体的には、制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した図8(a)に示すメニュー画面構造体51c(1)及びメニュー項目構造体52c(1)に基づいた画面データDsにより表示部12に表示する。
図12(c)は第1の実施の形態に関する「トレイ構成設定」のメニュー画面の説明図である。図12(c)に示すように、「トレイ構成設定」のメニュー画面G13には、メニュー画面の名称130として、前記メニュー画面G12において選択された「トレイ構成設定」ボタン122の文字列の「トレイ構成設定」を表示する。即ち図7(a)に示すメニュー項目#1の項目表示文字列syStrを表示する。更に、所望のメニュー項目を選択して設定する旨及び設定をキャンセルする場合はキャンセルボタン136を押下する旨の操作ガイダンス131を表示する。
更に、ステップS15(2回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいて、メニュー項目#1乃至メニュー項目#3として「用紙サイズ」132、「用紙の種類」133及び「給紙方法」134をトレイ構成設定のために表示する。また、各メニュー項目には、例えばプルダウンボタン132a、133a及び134aをそれぞれ表示し容易に設定できるようにする。更に、この最下層42の設定画面としてのメニュー画面G13による設定を完了したときに押下するOKボタン135及び設定した内容をキャンセルする場合に押下するキャンセルボタン136を表示する。
なお、最下層42のメニュー画面の場合は、選択履歴情報Srに基づく選択度表示情報Sdgを付加することなく項目表示文字列syStrを表示すればよい。
この図12(c)に示す「トレイ構成設定」のメニュー画面G13において、操作者によって「トレイ構成設定」に関して「用紙サイズ」、「用紙の種類」及び「給紙方法」の設定が行われる。
ステップS21:制御部10は、ステップS16(2回目)において、表示するメニュー画面が最下層42であると判定したときは、中間層41の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「トレイ構成設定」のメニュー画面G13が最下層42のメニュー画面であるので、表示されたメニュー項目が一時に全て選択されたものとする。それ故、制御部10は、「トレイ構成設定」の選択済み項目数nSLを「トレイ構成設定」のメニュー画面G13に表示される項目数である「3」とする。なお、このように選択済み項目数nSLを、加算ではなく、メニュー項目数nMenuの「3」とするのは、仮に最上層40と最下層42を何度も遷移すると、「nSL/nMenu」が(6/3)及び(9/3)になってしまうのを防ぐためである。更に、「トレイ構成設定」の全項目選択済みフラッグfSuvをセットし、「True」とする。
具体的には、制御部10は、図7(a)に示すメニュー項目構造体52b(1)のメニュー項目#1(「トレイ構成設定」)の選択済み項目数nSLを「3」とし、全項目選択済みフラッグfSuvを「True」とする。
更に、制御部10は、中間層41のメニュー項目が初めて選択済みとされ全項目選択済みフラッグfSuvがセットされたときは、最上層40の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「トレイ構成設定」が初めて選択済みとされ、「トレイ構成設定」の全項目選択済みフラッグfSuvがセットされる。それ故、制御部10は、上層メニュー画面となるトップ画面G11の「オプション設定」のメニュー項目の選択済み項目数nSLを「1」加算する。一方、「オプション設定」の全項目選択済みフラッグfSuvについては、もう一つのメニュー項目の「省電力設定」が選択済みではないので、「False」のままとする。
具体的には、制御部10は、図6に示すメニュー項目構造体52aのメニュー項目#2(「オプション設定」)の選択済み項目数nSLのみを「1」加算し、「1」とする。
ステップS22:制御部10は、図12(c)に示す「トレイ構成設定」のメニュー画面G13において、操作部13によりOKボタン135が押下されたか、キャンセルボタン136が押下されたかを判定する。制御部10は、OKボタン135が押下されたと判定するとステップS23に進む。キャンセルボタン136が押下されたと判定したときは、次のステップによる設定内容の記憶は行わずステップS15(3回目)に進む。
ステップS23:制御部10は、OKボタン135が押下されたと判定すると、設定された内容を主記憶部20の設定データ記憶部22に記憶する。その後、ステップS15(3回目)に進み、上層メニュー画面である「オプション設定」のメニュー画面G14を表示する処理に移行する。言い換えれば、制御部10は、メニュー画面が最下層42のときに、メニュー表示制御部14により装置設定のメニュー画面を表示部12に表示し、操作部13により設定された装置設定内容を設定データ記憶部22に記憶させる。
(順序その1;中間層のメニュー画面G14)
ステップS15(3回目):制御部10は、ステップS15(1回目)と同様に、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された中間層41の「オプション設定」のメニュー画面G14の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「オプション設定」のメニュー画面G14の更新された選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー画面G14のメニュー項目構造体52b(1)が読み出される。即ち、ステップS21において更新され記憶された「トレイ構成設定」の選択済み項目数nSL=「3」、全項目選択済みフラッグfSuv=「True」が読み出される。
ステップS16(3回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー項目構造体52b(1)の項目画面インデックスsyMenuのいずれのメニュー項目も空白ではないので、表示するメニュー画面は最下層42ではないと判定し、ステップS17に進む。
ステップS17(2回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて「オプション設定」のメニュー画面G14を表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図13は、第1の実施の形態に関する2回目の「オプション設定」以降のメニュー画面の説明図である。以下の動作により、図13(a)乃至図13(c)が順に表示される。
図13(a)は、第1の実施の形態に関する2回目の「オプション設定」のメニュー画面の説明図である。図13(a)に示すようにメニュー画面G14には、図12(b)に示す1回目の「オプション設定」のメニュー画面G12と同様に、メニュー画面の名称120等を表示する。
加えて、ステップS15(3回目)において読み出した「トレイ構成設定」の全項目選択済みフラッグfSuvが「True」であるので、「トレイ構成設定」の文字列を強調表示としての太字での表示とする。更に、「トレイ構成設定」の選択済み項目数nSLが「3」であり、図8(a)の51c(1)のメニュー項目数nMenuは「3」である。それ故、強調表示された「トレイ構成設定」の文字列に「nSL/nMenu」を(3/3)と表して選択度表示情報Sdgを付加情報122aとして表示する。このように選択履歴情報Srに基づく選択度表示情報Sdgを付加して表示する。
このように表示される図13(a)に示す「オプション設定」のメニュー画面G14によれば、メニュー項目「トレイ構成設定」については選択度表示情報Sdgが(3/3)であるので、3個ある下層メニュー項目のうち3個を選択済みであることが視認することができる。更に、文字列が強調表示であるので、全てのメニュー項目が選択済みであることを容易に視認することができる。一方、「省電力設定」のメニュー項目については、選択度表示情報Sdgが(0/3)であるので、3個のメニュー項目のいずれも未選択であることを容易に視認することができる。それ故、次の操作として「省電力設定」のメニュー項目の選択を誘導させることができる。
ステップS18(2回目):制御部10は、未選択の「省電力設定」ボタン123が選択されると、ステップS15(4回目)に進み、選択された「省電力設定」のメニュー画面を表示する処理に移行する。
(順序その1;最下層のメニュー画面G15)
ステップS15(4回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された最下層42の「省電力設定」のメニュー画面G15の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「省電力設定」のメニュー画面G15の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図8(b)に示す「省電力設定」のメニュー画面G15のメニュー画面構造体51c(2)及びメニュー項目構造体52c(2)を読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS16(4回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図8(b)に示す「省電力設定」のメニュー項目構造体52c(2)の項目画面インデックスsyMenuの全てのメニュー項目が空白であるので、表示するメニュー画面が最下層42であると判定し、ステップS20に進む。
ステップS20(2回目):制御部10は、ステップS15(4回目)において読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて最下層42の「省電力設定」のメニュー画面G15を表示する。具体的には、制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した図8(b)に示すメニュー画面構造体51c(2)及びメニュー項目構造体52c(2)に基づいた画面データDs及び選択履歴情報Srにより表示部12に表示する。
図13(b)は、第1の実施の形態に関する「省電力設定」のメニュー画面の説明図である。図13(b)に示すように、「省電力設定」のメニュー画面G15には、メニュー画面の名称140として、前記メニュー画面G14において選択された「省電力設定」ボタン123の文字列である「省電力設定」を表示する。即ち図7(a)に示すメニュー項目#2の項目表示文字列syStrを表示する。また、操作ガイダンス141を表示する。
更に、ステップS15(4回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいて、メニュー項目#1乃至メニュー項目#3として「パワーセーブ時間」142、「スリープ時間」143及び「オートパワーオフ時間」144を省電力設定のために表示する。また、各メニュー項目において、例えば、内容を変更できるテキストボックス142a及び143a、選択ボタン144aを表示する。更に、OKボタン145及びキャンセルボタン146を表示する。
なお、メニュー画面G15は最下層42なので、選択履歴情報Srに基づく選択度表示情報Sdgを付加することなく項目表示文字列syStrを表示すればよい。この図13(b)に示す「省電力設定」のメニュー画面G15において、操作者によるメニュー項目「省電力設定」の選択及び設定が行われる。
ステップS21(2回目):制御部10は、ステップS16(4回目)において、表示するメニュー画面が最下層42であると判定したときは、中間層41の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「省電力設定」のメニュー画面G15が最下層42のメニュー画面であるので、表示されたメニュー項目が一時に全て選択されたものする。それ故、制御部10は、「省電力設定」の選択済み項目数nSLを「省電力設定」のメニュー画面G15に表示される項目数である「3」とする。更に、「省電力設定」の全項目選択済みフラッグfSuvをセットし、「True」とする。具体的には、図7(a)に示すメニュー項目構造体52b(1)のメニュー項目#2(「省電力設定」)の選択済み項目数nSLを「3」とし全項目選択済みフラッグfSuvを「True」とする。
更に、更に、制御部10は、中間層41のメニュー項目が初めて選択済みとされ全項目選択済みフラッグfSuvがセットされたときは、最上層40の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「省電力設定」が初めて選択済みとされ、「省電力設定」の全項目選択済みフラッグfSuvがセットされる。それ故、制御部10は、上層メニュー画面となるトップ画面G11の「オプション設定」のメニュー項目の選択済み項目数nSLを「1」加算し、「2」とする。
一方、「オプション設定」の全項目選択済みフラッグfSuvについては、もう一つのメニュー項目の「トレイ構成設定」も選択済みであり、全てのメニュー項目が選択済みとなるので、「True」とする。具体的には、制御部10は、図6に示すメニュー項目構造体52aのメニュー項目#2(「オプション設定」)の選択済み項目数nSLを「2」とし全項目選択済みフラッグfSuvを「True」とする。
ここで、メニュー画面の階層が3階層より多い階層の場合は、最上層40のメニュー画面に至るまで、次のように行う。即ち、下層メニュー項目の全項目選択済みフラッグfSuvが「True」に変化したときに上記最上層40の選択履歴情報Srの更新処理と同様の更新処理を行う。
ステップS22(2回目):制御部10は、図13(b)に示す「省電力設定」のメニュー画面G15において操作部13によりOKボタン145が押下されたか、キャンセルボタン146が押下されたかを判定する。制御部10は、OKボタン145が押下されたと判定するとステップS23に進む。一方、キャンセルボタン146が押下されたと判定したときは装置設定内容の記憶動作は行わずステップS15(5回目)に進む。
ステップS23(2回目):制御部10は、OKボタン145が押下されたと判定すると、設定された内容を主記憶部20の設定データ記憶部22に記憶する。その後、ステップS15(5回目)に進み、上層メニュー画面である「オプション設定」のメニュー画面G16を表示する処理に移行する。
(順序その1;中間層のメニュー画面G16)
ステップS15(5回目):制御部10は、ステップS15(3回目)と同様に、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された中間層41の「オプション設定」のメニュー画面G16の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「オプション設定」のメニュー画面G16の更新された選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー画面G16のメニュー項目構造体52b(1)が読み出される。即ち、ステップS21(2回目)において更新され記憶された「省電力設定」の選択済み項目数nSL=「3」、全項目選択済みフラッグfSuv=「True」が読み出される。
ステップS16(5回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図7(a)に示す「オプション設定」のメニュー項目構造体52b(1)の項目画面インデックスsyMenuのいずれのメニュー項目も空白ではないので、表示するメニュー画面は最下層42ではないと判定し、ステップS17に進む。
ステップS17(3回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて「オプション設定」のメニュー画面G16を表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図13(c)は、第1の実施の形態に関する3回目の「オプション設定」のメニュー画面の説明図である。図13(c)に示すように、メニュー画面G16には、2回目の図13(a)と同様に、メニュー画面の名称120等を表示する。
加えて、ステップS15(5回目)において読み出した図7(a)の52b(1)の「省電力設定」の全項目選択済みフラッグfSuvが「True」となっているので、「省電力設定」の文字列を強調表示としての太字で表示を行う。更に、「省電力設定」の選択済み項目数nSLが「3」であり、図8(b)の51c(2)のメニュー項目数nMenuは「3」である。それ故、強調表示された「省電力設定」の文字列に「nSL/nMenu」を選択度表示情報Sdgとしての(3/3)を判別可能に表示する。このように選択履歴情報Srに基づく選択度表示情報Sdgを付加して表示する。
このように表示される図13(c)に示す「オプション設定」のメニュー画面G16によれば、「省電力設定」についても、選択度表示情報Sdgとしての(3/3)を判別可能に表示するので、3個あるメニュー項目のうち3個を選択済みであること、更に全てのメニュー項目が強調表示されているので、選択済みであることを容易に視認することができる。一方、前述の通り「トレイ構成設定」のメニュー項目についても、選択度表示情報Sdgとしての(3/3)を表示するので、3個のメニュー項目の3個が選択済みであることを容易に視認することができる。それ故、次の操作として最上層メニュー画面としてのトップ画面G17に戻って新たな選択をするように誘導させることができる。
ステップS18(3回目):制御部10は、戻るボタン124が選択されると、ステップS19に進み、上層へと戻る処理を行う。
ステップS19:制御部10は、戻るボタン124が押下されたときは、上層メニュー画面が最上層メニュー画面としてのトップ画面G17か否かを判定する。この判定により上層メニュー画面が最上層40のトップ画面G17であるときは、ステップS12に戻り、最上層40のトップ画面G17を表示する処理に移行する。一方、上層メニュー画面が最上層40のトップ画面G17でないときは、ステップS15に進み、上層メニュー画面を表示する処理に移行する。
なお、上層メニュー画面が最上層40のトップ画面G17であるか否かの判定は、上層画面インデックスszMenuが最上層40のトップ画面G17の画面インデックスszIDとなっているか否かで判定すればよい。本ステップは、メニュー画面が3層の場合は、上層メニュー画面が最上層40のトップ画面G17であるか否かの判定をすることなくステップS12に戻るようにしてもよい。言い換えば、本ステップは、メニュー画面が4層以上、即ち中間層41のメニュー画面が2階層以上ある場合に設けるようにすればよい。
(順序その1;最上層のトップ画面G17)
ステップS12(2回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された最上層40のトップ画面G17の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から更新された最上層40のトップ画面G17の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図6に示すトップ画面G17のメニュー画面構造体51a及び更新されたメニュー項目構造体52aを読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS13(2回目):制御部10は、1回目のステップS13と同様に、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいてトップ画面G17を表示部12に表示する。このとき図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。図14は、第1の実施の形態に関する2回目の「トップ画面」以降のメニュー画面の説明図である。図14(a)乃至図14(c)は、順に表示される。図14(a)は、第1の実施の形態に関する2回目の「トップ画面」の説明図である。
図14(a)に示すように、最上層40のトップ画面G17には、図12(a)と同様に、メニュー画面の名称110等を表示する。更に、ステップS12(2回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいて、各メニュー項目のボタン112、113及び114を表示する。
また、各ボタンの文字列には、読み出した選択履歴情報Srに基づいて生成される選択度表示情報Sdgとしての(0/4),(2/2)及び(0/4)を付加情報112a、113a及び114aとして判別可能に表示する。この場合、ステップS21(2回目)において、図6に示すメニュー項目構造体52aのメニュー項目#2の全項目選択済みフラッグfSuvが「True」とされ、選択済み項目数nSLが「2」とされている。また、図7(a)の51b(1)の「オプション設定」のメニュー項目数nMenuは「2」である。
それ故、「オプション設定」の文字列を強調表示としての太字での表示とし、「nSL/nMenu」を(2/2)と表して「オプション設定」の文字列に付加情報113aとしての(2/2)を付加する。
このようにメニュー画面表示順序その1の動作により表示される図14(a)に示す最上層40のトップ画面G17によれば、「オプション設定」については、付加情報113aが(2/2)であるので、2個あるメニュー項目のうち2個を選択済みで、且つ全てのメニュー項目が選択済みであることが分かる。それ故、操作者による次の操作として「一般設定」ボタン112、又は「管理者による設定」ボタン114の選択操作により所望のメニュー項目の選択に誘導することができる。
ステップS14(2回目):制御部10は、表示されたメニュー項目#1乃至メニュー項目#3のうち、例えば「管理者による設定」ボタン114が選択されたときは、以下説明するステップS15(6回目)に進む。
(メニュー画面表示順序その2)
続いて、メニュー画面表示順序その2を例にメニュー画面表示動作を説明する。メニュー画面表示順序その2は、前述のメニュー画面表示順序その1に続いて、図2に示す最上層40のトップ画面G17、中間層41の「管理者による設定」のメニュー画面G18、最下層42の「ネットワーク設定」のメニュー画面G19の順序で表示される。
(順序その2;中間層のメニュー画面;G18)
ステップS15(6回目):図14(a)に示す最上層40のトップ画面G17におけるメニュー項目の「管理者による設定」ボタン114が選択されると、制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された「管理者による設定」のメニュー画面G18の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「管理者による設定」のメニュー画面G18の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図7(b)に示す「管理者による設定」のメニュー画面G18のメニュー画面構造体51b(2)及びメニュー項目構造体52b(2)を読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS16(6回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図7(b)に示す「管理者による設定」のメニュー項目構造体52b(2)の項目画面インデックスsyMenuのいずれのメニュー項目も空白ではないので、表示するメニュー画面は最下層42ではないと判定し、ステップS17に進む。
ステップS17(4回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて「管理者による設定」のメニュー画面G18を表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図14(b)は第1の実施の形態に関する「管理者による設定」のメニュー画面の説明図である。図14(b)に示すように、「管理者による設定」のメニュー画面G18には、メニュー画面の名称150として、前記トップ画面G17において選択された「管理者による設定」ボタン114の文字列である「管理者による設定」を表示する。即ち図6に示すメニュー項目#3の項目表示文字列syStrを表示する。
また、操作ガイダンス151を表示する。更に、ステップS15(6回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいてメニュー項目#1乃至メニュー項目#4として「ネットワーク設定」ボタン152、「印刷設定」ボタン153、「時刻設定」154及び「電源設定」155を表示する。その近傍に戻るボタン156を表示する。
各ボタンの文字列には、選択履歴情報Srに基づいて生成される選択度表示情報Sdgを付加して表示する。例えば、「ネットワーク設定」ボタン152の文字列には、選択度表示情報Sdgとしての(0/4)を付加情報152aとして判別可能に表示する。同様に、他のボタン153、154及び155には、選択度表示情報Sdgとしての(0/3)、(0/3)及び(0/3)を付加情報153a、154a及び155aとして判別可能に表示する。
ステップS18(4回目):制御部10は、図14(b)に示すメニュー画面G18において、「ネットワーク設定」ボタン152が選択されたときは、ステップS15(7回目)に進み、選択された「ネットワーク設定」のメニュー画面G19を表示する処理に移行する。
(順序その2;最下層のメニュー画面G19)
ステップS15(7回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された最下層42の「ネットワーク設定」のメニュー画面G19の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「ネットワーク設定」のメニュー画面G19の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図9に示す「ネットワーク設定」のメニュー画面G19のメニュー画面構造体51c(3)及びメニュー項目構造体52c(3)を読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS16(7回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、読み出した図9に示す「ネットワーク設定」のメニュー項目構造体52c(3)の項目画面インデックスsyMenuの全てのメニュー項目が空白であるので、表示するメニュー画面が最下層42であると判定し、ステップS20に進む。
ステップS20(3回目):制御部10は、ステップS15(7回目)において読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて最下層42の「ネットワーク設定」のメニュー画面G19を表示する。具体的には、制御部10は、図9に示すメニュー画面構造体51c(3)及びメニュー項目構造体52c(3)に基づいた画面データDs及び選択履歴情報Srにより表示部12に表示する。
図14(c)は、第1の実施の形態に関する「ネットワーク設定」のメニュー画面の説明図である。「ネットワーク設定」のメニュー画面G19には、メニュー画面の名称160として、前メニュー画面において選択された「ネットワーク設定」ボタン152の文字列の「ネットワーク設定」を表示する。即ち図7(b)に示すメニュー項目#1の項目表示文字列syStrを表示する。更に、操作ガイダンス161を表示する。
更に、ステップS15(7回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいてメニュー項目#1乃至メニュー項目#4として「TCP/IP」162、「IPアドレス」163、「IPv4アドレス」164及び「サブネットマスク」165をネットワーク設定のために表示する。
また、各メニュー項目において、例えば、内容を変更できるプルダウンボタン162a、テキストボックス163a、164a及び165aを表示する。更に、OKボタン166及びキャンセルボタン167を表示する。
この図14(c)に示す「ネットワーク設定」のメニュー画面G19において、操作者による「ネットワーク設定」に関する装置設定が行われる。
ステップS21(3回目):制御部10は、ステップS16(7回目)において、表示するメニュー画面が最下層42であると判定したときは、中間層41の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「ネットワーク設定」のメニュー画面G19が最下層42のメニュー画面であるので、表示されたメニュー項目が一時に全て選択されたものとする。それ故、制御部10は、「ネットワーク設定」の選択済み項目数nSLを「ネットワーク設定」のメニュー画面G19に表示される項目数である「4」とする。更に、「ネットワーク設定」の全項目選択済みフラッグfSuvをセットし、「True」とする。
具体的には、制御部10は、図7(b)に示すメニュー項目構造体52b(2)のメニュー項目#1の「ネットワーク設定」の選択済み項目数nSLを「4」とし全項目選択済みフラッグfSuvを「True」とする。
更に、制御部10は、中間層41のメニュー項目が初めて選択済みとされ全項目選択済みフラッグfSuvがセットされたときは、最上層40の選択履歴情報Srの更新処理として選択履歴情報更新部15により選択履歴情報Srを更新する。
この場合、「ネットワーク設定」が初めて選択済みとされ、「ネットワーク設定」の全項目選択済みフラッグfSuvがセットされる。それ故、制御部10は、上層メニュー画面となるトップ画面G11の「管理者による設定」のメニュー項目の選択済み項目数nSLを「1」加算する。一方、「管理者による設定」の全項目選択済みフラッグfSuvについては、別のメニュー項目の「印刷設定」、「時刻設定」及び「電源設定」が選択済みではないので、「False」のままとする。
具体的には、制御部10は、図6に示すメニュー項目構造体52aのメニュー項目#3(「管理者による設定」)の選択済み項目数nSLのみを「1」加算し、「1」とする。
ステップS22(3回目):制御部10は、図14(c)に示す「ネットワーク設定」のメニュー画面G19において、操作部13によりOKボタン166が押下されたか、キャンセルボタン167が押下されたかを判定する。制御部10は、OKボタン166が押下されたと判定するとステップS23に進む。一方、キャンセルボタン167が押下されたと判定したときは装置設定内容の記憶動作は行わずステップS15(8回目)に進む。
ステップS23(3回目):制御部10は、OKボタン166が押下されたと判定すると、設定された内容を主記憶部20の設定データ記憶部22に記憶する。その後、ステップS15に進み、上層メニュー画面である「管理者による設定」のメニュー画面G20を表示する処理に移行する。
(順序その2;中間層のメニュー画面G20)
ステップS15(8回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された中間層41の「管理者による設定」のメニュー画面G20の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から「管理者による設定」のメニュー画面G20の更新された選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図7(b)に示す「管理者による設定」のメニュー画面G20のメニュー項目構造体52b(2)が読み出される。即ち、ステップS21(3回目)において更新され記憶された「ネットワーク設定」の選択済み項目数nSL=「4」、全項目選択済みフラッグfSuv=「True」が読み出される。
ステップS16(8回目):制御部10は、読み出した画面データDsから、表示するメニュー画面が最下層42であるか否かの判定を行う。この場合、制御部10は、図7(b)に示す「管理者による設定」のメニュー項目構造体52b(2)の項目画面インデックスsyMenuのいずれのメニュー項目も空白ではないので、表示するメニュー画面は最下層42ではないと判定し、ステップS17に進む。
ステップS17(5回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいて「管理者による設定」のメニュー画面G20を表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図15は、第1の実施の形態に関する2回目の「管理者による設定」以降のメニュー画面の説明図である。図15(a)は、第1の実施の形態に関する2回目の「管理者による設定」のメニュー画面の説明図である。図15(a)に示すように、メニュー画面G20には、1回目の図14(b)と同様に、メニュー画面の名称150等を表示する。
加えて、ステップS15(8回目)において読み出した図7(b)の52b(2)の「ネットワーク設定」の全項目選択済みフラッグfSuvは「True」となっているので、「ネットワーク設定」の文字列を強調表示としての太字での表示とする。更に、「ネットワーク設定」の選択済み項目数nSLが「4」であり、図9のメニュー画面構造体51c(3)のメニュー項目数nMenuは「4」である。それ故、強調表示された「ネットワーク設定」の文字列に「nSL/nMenu」を(4/4)と表して付加情報152aを表示する。このように選択履歴情報Srに基づく選択度表示情報Sdgとしての(4/4)を付加して表示する。
このように表示される図15(a)に示す「管理者による設定」のメニュー画面G20によれば、「ネットワーク設定」については4個のメニュー項目が選択済みであること、即ち、全てのメニュー項目が選択済みであることが容易に視認することができる。また、他のメニュー項目については、未選択であることが容易に視認することができる。
ステップS18(5回目):制御部10は、戻るボタン124が選択されると、ステップS19に進み、上層へと戻る処理を行う。
ステップS19(5回目):制御部10は、戻るボタン124が押下されたときは、上層メニュー画面が最上層メニュー画面であるか否かを判定し、最上層メニュー画面のときは、ステップS12に戻る。この場合、「管理者による設定」のメニュー画面G20の上層画面インデックスszMenuは、図7(b)に示すように「MenuGamen_1#2」であるので最上層40であると判定し、ステップS12に戻る。
(順序その2;最上層のトップ画面G21)
ステップS12(3回目):制御部10は、メニュー表示制御部14により画面データ記憶部21に記憶された最上層メニュー画面としてのトップ画面G21の画面データDsを読み出す。同時に、制御部10は、メニュー表示制御部14により選択履歴情報記憶部30から最上層40のトップ画面G21の選択履歴情報Srを読み出す。この場合、図6に示すトップ画面G21のメニュー画面構造体51a及びメニュー項目構造体52aを読み出し、画面データDs及び選択履歴情報Srとする。
ステップS13(3回目):制御部10は、ステップS13(2回目)と同様に、メニュー表示制御部14により、読み出した画面データDs及び選択履歴情報Srに基づいてトップ画面G21を表示部12に表示する。このとき、図10に示す選択履歴情報Srによる表示動作により生成した選択度表示情報Sdgを各メニュー項目の文字列に付加して表示する。
図15(b)は、第1の実施の形態に関する3回目の「トップ画面」の説明図である。
図15(b)に示すように、最上層40のトップ画面G21には、図14(a)と同様に、メニュー画面の名称110等を表示する。更に、ステップS12(3回目)において読み出した画面データDsの項目表示文字列syStrに基づいて、各メニュー項目のボタン112、113及び114を表示する。
また、各ボタンの文字列には、読み出した選択履歴情報Srに基づいて生成される選択度表示情報Sdgとしての(0/4)、(2/2)及び(1/4)を付加情報112a、113a及び114aとして表示する。この場合、ステップS21(3回目)において、図6に示すメニュー項目構造体52aのメニュー項目#3(「管理者による設定」)の選択済み項目数nSLが「1」とされ、全項目選択済みフラッグfSuvは「False」のままなっている。また、図7(a)の51b(2)の「管理者による設定」のメニュー項目数nMenuは「4」である。それ故、「nSL/nMenu」を(1/4)と表して「管理者による設定」の文字列に(1/4)を付加する。
このようにメニュー画面表示順序その2の動作により表示される図15(b)に示すトップ画面G21によれば、「管理者による設定」については4個あるメニュー項目のうち1個を選択済みで、未選択のメニュー項目が残っていることが容易に視認できる。
以上の動作において、トップ画面G11、G17又はG21において終了ボタン115が押下されると、制御部10は、メニュー画面表示動作を終了する。
その後、制御部10は、主記憶部20の設定データ記憶部22に記憶された装置設定に基づいて図1に示す印刷機構5により印刷媒体Pに印刷を行い、排出トレイ4に排出する。
(第1の実施の形態の効果)
以上のように、第1の実施の形態に関する情報処理装置1によれば、選択履歴情報記憶部30に記憶された選択履歴情報Srに基づいて、下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを示す選択度表示情報Sdgを判別可能に表示するようにしたので、複数階層における上層メニュー画面から未選択の下層メニュー項目を容易に探すことができる。
(変形例1)
本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものでもない。例えば、以上の実施の形態の説明では、情報処理装置1としてプリンタを一例として説明したが、複合機、複写機、ファクシミリ等であってもよい。
(変形例2)
また、以上の実施の形態の説明では、情報処理装置1の操作表示部11にメニュー画面を表示する例を説明したが、情報処理装置1の上位装置にメニュー画面を表示するものにも適用することができる。上位装置は、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC及び携帯端末等のいずれでもよい。
(変形例3)
また、以上の実施の形態の説明では、情報処理装置1にリセット指示部16を設け、メニュー画面表示動作を開始した時に、全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化するように説明したが、以下のようにしてもよい。即ち、情報処理装置1による印刷を終了した時に、全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化するようにしてもよい。このようにすれば、操作者により実施される印刷におけるメニュー画面の選択についてのみ選択履歴情報Srが適用され、他の操作者のメニュー画面の選択に影響を及ぼさない。また、操作部13が所定の時間の間に操作されない時に所望のメニュー画面表示動作を終了したとして、全てのメニュー画面の選択履歴情報Srを初期化するようにしてもよい。
言い換えれば、制御部10は、印刷を終了した時、若しくは操作部13が所定の時間の間に操作されない時にリセット指示部16により選択履歴情報Srを初期化するようにしてもよい。
(変形例4)
また、以上の実施の形態の説明では、選択度表示情報Sdgを、「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」で表示し、下層メニュー項目が全て選択済みとなったときに該選択済みとなったメニュー項目の文字列を強調して表示するように説明したが、以下のようにしてもよい。
即ち、「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」に応じてメニュー項目の文字列の色を変えて表示する。例えば、(2/2)のように下層メニュー項目が全て選択済みのときは緑色でメニュー項目の文字列を表示し、(1/4)のように未選択の下層メニュー項目があるときは黄色で表示し、(0/4)のように下層メニュー項目が全て未選択のときは赤色で表示するなどとしてもよい。また、「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」に応じて、文字列の文字の大きさを変化させるようにしてもよい。
また、下層メニュー項目全てが選択済みとなったときは、全選択済みとなったメニュー項目以外のメニュー項目の方を強調表示するようにしてもよい。言い換えれば、制御部10は、メニュー表示制御部14により、選択度表示情報Sdgとして、下層メニュー項目全てが選択済みとなっていないメニュー項目の文字列を強調表示させて表示部12に表示するようにしてもよい。
また、以上の実施の形態の説明では、選択度表示情報Sdgを、「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」で表示するものであるが、選択済み項目数の代わりに未選択の項目数を表示するようにしてもよい。即ち、未選択の項目数を直接表示する形式として「(メニュー項目数nMenu-選択済み項目数nSL)/メニュー項目数nMenu」を計算した表示及び「この数字は未選択の項目数である」旨を表示する。
(変形例5)
更に、以上の実施の形態の説明では、選択度表示情報Sdgを「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」で表示するように説明したが、複数のチェックボックスで選択度表示情報Sdgを表示するようにしてもよい。
図16は、変形例5のメニュー画面の説明図である。図16に示すように、メニュー画面G22には、第1の実施の形態の図15(b)に示す最上層メニュー画面としてのトップ画面G21と同様に、メニュー画面の名称110及び操作ガイダンス111を表示する。更に、メニュー項目のボタン112乃至114を表示しその近傍に終了ボタン115を表示する。
更に、メニュー項目のボタン112乃至114の文字列には、「選択済み項目数nSL/メニュー項目数nMenu」の選択度表示情報Sdgとしての(0/4)、(2/2)及び(1/4)を付加情報112a乃至114aとして表示する。加えてその近傍に選択度表示情報Sdgを複数のチェックボックス112c乃至114cとして表示する。複数のチェックボックス112c乃至114cは、下層メニュー項目の選択済みの数だけボックスに塗りつぶし又はレ点を表示する。これにより、下層メニュー項目の全てが選択済みか否かを容易に判別可能となる。なお、付加情報112a乃至114aは表示しないで、複数のチェックボックス112c乃至114cのみを表示するようにしてもよい。このように表示された複数のチェックボックス112c乃至114cを見ることにより、未選択の下層メニュー項目の数を更に容易に視認することができる。
(変形例6)
以上の実施の形態の説明では、選択履歴情報Srとして選択済み項目数nSL及び全項目選択済みフラッグfSuvを設けるように説明したが、以下のようにしてもよい。即ち、選択履歴情報Srとして全項目選択済みフラッグfSuvを設けずに、制御部10は、選択済み項目数nSL及びメニュー項目数nMenuを用いて下層メニュー項目が全て選択されたか否かを都度判定するようにしてもよい。この場合、制御部10は、選択済み項目数nSLがメニュー項目数nMenuと同数となったときに下層メニュー項目が全て選択されたと判定し、該当するメニュー項目の文字列の強調表示等を行う。
1 情報処理装置 10 制御部
12 表示部 13 操作部
14 メニュー表示制御部 15 選択履歴情報更新部
16 リセット指示部 21 画面データ記憶部
22 設定データ記憶部 30 選択履歴情報記憶部
31 選択済み項目数記憶部 32 全選択済み情報記憶部
40 最上層 41 中間層
42 最下層 nSL 選択済み項目数
fSuv 全項目選択済みフラッグ Sr 選択履歴情報
Sdg 選択度表示情報

Claims (9)

  1. 複数階層のメニュー画面を表示する表示部と、
    前記メニュー画面に配置された複数のメニュー項目のいずれかを選択可能とする操作部と、
    選択された前記メニュー項目の数を示す選択履歴情報を記憶する選択履歴情報記憶部と、
    前記操作部において上層メニュー画面に配置された上層メニュー項目が選択されると、前記上層メニュー項目に連結する直下の下層メニュー画面を前記表示部に表示させる制御部とを有し、
    更に、前記制御部は、前記選択履歴情報記憶部に記憶された前記選択履歴情報に基づいて、前記下層メニュー画面に配置された下層メニュー項目に対して、選択された前記下層メニュー項目の数と、未だ選択されていない前記下層メニュー項目の数とのいずれか一方を示す選択度表示情報を判別可能に前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記選択度表示情報は、前記上層メニュー画面を表示させるとき、前記上層メニュー画面に配置される前記上層メニュー項目ごとに表示させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記選択度表示情報は、前記下層メニュー画面に配置される前記下層メニュー項目の数に対して、選択された前記下層メニュー項目の数を数字で表すことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記選択度表示情報は、前記下層メニュー画面に配置される前記下層メニュー項目の数に対して、未だ選択されていない前記下層メニュー項目の数を数字で表すことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記選択度表示情報は、前記下層メニュー画面に配置される前記下層メニュー項目の数に対して、選択された前記下層メニュー項目の数を複数のチェックボックスで表すことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. 未選択の前記下層メニュー項目が前記選択済みとなったときに、前記選択済みとなった前記下層メニュー項目の前記選択履歴情報を更新する選択履歴情報更新部を有し、
    前記選択履歴情報記憶部は、前記選択履歴情報更新部により更新された前記下層メニュー項目の前記選択履歴情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記選択履歴情報記憶部に記憶された前記選択履歴情報は、前記下層メニュー画面に配置された前記下層メニュー項目の全てが選択済みであることを示す全項目選択済みフラッグを含み、
    前記制御部は、表示する前記上層メニュー画面に配置される前記上層メニュー項目ごとに、全項目選択済みフラッグに基づいて、前記下層メニュー項目の全てが選択済みであることを示す第2の選択度表示情報を、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第2の選択度表示情報を、前記メニュー項目の文字列を強調表示させて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記選択履歴情報記憶部に記憶した前記メニュー画面の前記選択履歴情報を初期化するリセット指示部を備え、
    前記制御部は、メニュー画面表示動作の開始時又は印刷を終了した時、若しくは前記操作部が所定の時間の間に操作されない時に、前記リセット指示部により全ての前記メニュー画面の前記選択履歴情報を初期化することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
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