JP7271875B2 - 酸化物単結晶基板の製造方法 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照し、単結晶基板Wの製造方法を工程毎に説明する。図1は、第1実施形態に係る単結晶基板Wを製造する方法を工程毎に説明するフロー図である。
本実施形態において、酸化物単結晶は、ニオブ酸リチウムLiNbO3単結晶(LN)、タンタル酸リチウムLiTaO3単結晶(LT)等の圧電性酸化物単結晶である。以下、LT単結晶を酸化物単結晶の代表例として説明する。
続いて、スライス工程(S1)において、LT単結晶は、所望の結晶方位に沿って、所定の厚さの円盤状の単結晶基板Wにスライスされる。スライス加工は、一定ピッチで並行する複数の極細ワイヤー列に被加工物を押し当て、ワイヤーを線方向に送りながら、被加工物とワイヤーとの間に砥粒を含む加工液(スラリーともいう)を供給することによって研磨切断する方式や、ダイヤモンドを電着もしくは接着剤によって固定したワイヤーを線方向に送りながら、被加工物を研磨切断する方式を用いたワイヤーソー(切断装置)等により行われる。しかし、スライスされた円盤状の単結晶基板Wは、外周端部の上下に角部33(図2(C)参照)があるため、割れや欠けが生じやすい。
そのため、ベベル工程(S2)で単結晶基板Wの外周端部に、ベベル加工(ベベリング加工)が施され単結晶基板Wの外周端部が面取りされる。図2に単結晶基板Wの外周端部をベベル加工する工程と外周端部の断面を模式的に示す。図2(A)は、コアディスク30を用いてベベル加工を行う準備段階を模式的に表した断面図、(B)は外周端部の上端をベベル加工している段階の断面図、(C)はベベル加工の前後の単結晶基板Wの外周端部の断面図である。
次に、ベベル工程(S2)でベベル加工した外周端部を鏡面加工するエッジポリッシュ工程(S3)を行う。エッジポリッシュ工程(S3)では、研磨液を供給しながら、粗研磨された単結晶基板Wの傾斜部34を研磨する。
そのため、エッジポリッシュ工程(S3)の後で単結晶基板Wの両面にラッピング加工を施す(S4)。ラッピング工程(S4)は、ラッピング装置40等を用いて表面と裏面をラッピング加工して厚さを揃える工程であり、以下、両面ラップ工程ともいう。例えば、図5(A)のように、ラッピング装置40の下定盤41と上定盤42の間に単結晶基板Wを配置し、間に研磨液を供給して、図5(B)のように、下定盤41と上定盤42を合わせてから回転軸AX3で回転させることで単結晶基板Wをラッピング加工する。
単結晶基板Wは、両面ラッピング工程(S4)により表面と裏面が粗研磨された後、表面・裏面いずれか一方の面を鏡面研磨(ポリッシュ)される(S5)。片面ポリッシュ工程(S5)は、片面ポリッシュ装置50により単結晶基板Wの使用面側(表面)をポリッシュ加工する工程である。片面ポリッシュ装置50は、図8(A)のように、単結晶基板Wの裏面を上定盤52のブロック54に貼り付けるか吸着固定し、研磨布を貼り付けた下定盤51にブロック54を押し当て、単結晶基板Wの表面と研磨布の間に研磨液供給部53から研磨液を供給し、単結晶基板Wと研磨布を回転軸AX4で回転させて単結晶基板Wを鏡面加工する装置である。
次に、第2実施形態の酸化物単結晶基板Wの製造方法について説明する。本実施形態において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。図9は、酸化物単結晶基板Wを製造する第2実施形態の方法を工程毎に説明するフロー図である。
LT単結晶(インゴット)は、前記したように、ポーリング処理後、単結晶の外形を整えるために外周研削された後、スライス工程(S1)、ラッピング工程(S4)、片面ポリッシュ工程(S5)等の機械加工を経て単結晶基板Wとなる。最終的に得られた単結晶基板Wはほぼ無色透明であり、体積抵抗率はおよそ1014~1015Ω・cm程度である。このような単結晶基板Wでは、SAWフィルタの製造プロセスにおいて、LT単結晶の特性である焦電性のために、単結晶基板Wに割れ等が発生し、製造プロセスでの歩留まり低下が起きやすい。
第2実施形態の単結晶基板Wの製造方法では、ラッピング工程(S4)より後、かつポリッシュ工程(S5)より前に、単結晶基板のポリッシュ予定の一方の面を研削して平坦化する平面研削工程(S12)を行うことができる。平面研削とは、支持テーブルに支持された単結晶基板Wの表面に、回転する砥石を押し付けて単結晶基板Wの表面を研削する表面加工方法で、この研削は高速に回転している砥石が、砥粒を切刃として単結晶基板Wの表面を僅かずつ削り取り、精密に仕上げる作業であり、切削速度が非常に速いという利点がある。
単結晶基板Wは、ラッピング加工後、エッチング液に浸漬することで単結晶基板Wの表面をエッチングすることができる。エッチング工程(S13)は、ラッピング工程(S4)後に平面研削工程(S12)を行う場合は、ラッピング工程(S4)の後か、平面研削工程(S12)の後で行うことができ、あるいは、その両方で繰り返し行ってもよい。エッチング液としては、フッ化水素水溶液と硝酸水溶液の混酸であるフッ硝酸を用いることができる。フッ化水素水溶液及び硝酸水溶液は、いずれも50%~60%程度の濃度の水溶液として市販されており、これらの水溶液を、フッ化水素酸水溶液と硝酸水溶液の体積比で1.5:1~1:1.5、通常は1:1となるように混合し、エッチング液とすることができる。このエッチング液に、単結晶基板Wを浸漬することでエッチングを行う。エッチング時間は、エッチング液の温度が高温であればあるほど短くすることができる。
LT単結晶をスライスし、還元処理した後、厚さ400μmで直径6インチ(152.4mm)のLT単結晶基板40枚を用意し、まずベベル工程で、R=200μmのラウンド形状にベベル加工した。
次に、エッジポリッシュ工程で、図3のエッジポリッシュ装置を用いて、LT単結晶基板40枚とスペーサの基板積載体に、弾性ブラシを有する研磨体として互いに回転させ接触させるとともに、コロイダルシリカを掛けながら、研磨体を上下にスライドさせて単結晶基板の直径方向に60μm研磨した。研磨後は外周端部が全面透明になり、Raは100nmであった。また、表面の外周端部付近、裏面の外周端部付近(傾斜部から内側に1mmの範囲)も透明化されていた。
次に、両面ラップ工程で、外周端部が鏡面研磨された単結晶基板をGC#1000の番手の炭化ケイ素砥粒にて厚さが380μmになるまでラップ加工した。GC#1000を用いることで、Raは0.3μmになった。
引き続き、フッ硝酸に浸漬してエッチング後、片面ポリッシュ工程で厚さが350μmになるまで単結晶基板をポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスはゼロ枚(0% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れはゼロ枚(0% n=40)であった。この結果を表1に示す。
実施例1より厚い6インチLN単結晶基板を用いて、両面ラップ工程の際に2段階で、より長時間研磨した以外は実施例1と同様に行った。
すなわち、LN単結晶をスライスし、還元処理した後の厚さ410μmの6インチLN単結晶基板40枚を、まずR=200μmでラウンド形状にベベル加工した。次に、エッジポリッシュ装置を用いて、弾性ブラシを有する研磨体として互いに回転させ接触させるとともに、コロイダルシリカを掛けながら、研磨体を上下にスライドさせて、単結晶基板の直径方向に60μm研磨した。研磨後は外周端部の全面が透明になりRaは、95nmであった。また、表面の外周端部付近、裏面の外周端部付近も傾斜部から内側に1mmまで透明化されていた。次に、両面ラップ工程でGC#1000の番手の炭化ケイ素砥粒、続いてGC#2500の番手の炭化ケイ素砥粒にて380μmまでラップ加工した。GC#1000とGC#2500とを用いることで、Raは0.2μmになった。そして、フッ硝酸によるエッチング後、片面ポリッシュ工程で350μmまでポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスはゼロ枚(0% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れはゼロ枚(0% n=40)であった。この結果を表1に示す。
エッジポリッシュ工程で、単結晶基板の外周端部を実施例1よりも短時間研磨した以外は実施例1と同様に行った。
すなわち、まずLT単結晶をスライス、還元処理した後の厚さ400μmの6インチLT単結晶基板40枚をR=200μmでラウンド形状にベベル加工した。次に、エッジポリッシュ装置に設置した弾性ブラシを有する研磨体として互いに回転させ接触させるとともに、コロイダルシリカを掛けながら、研磨体を上下にスライドさせて、単結晶基板の直径方向に30μm研磨した。研磨後の外周端部は、一部透明とはなっておらず、透明となっていない部分のRaは、200nmであった。また、表面の外周端部付近、裏面の外周端部付近は透明化されていなかった。次に、両面ラップ工程でGC#1000にて380μmまでラップ加工し、GC#1000を用いることで、Raは0.3μmになった。フッ硝酸によるエッチング後、片面ポリッシュ工程で350μmまでポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスはゼロ枚(0% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れが3枚(7.5% n=40)生じた。この結果を表1に示す。
エッジポリッシュ工程で、単結晶基板の外周端部を実施例2よりも短時間研磨した以外は実施例2と同様に行った。
まずLN単結晶をスライス、還元処理した後、厚さ410μmの6インチLN単結晶基板40枚をR=200μmでラウンド形状にベベル加工した。次に、エッジポリッシュ装置を用いて、弾性ブラシを有する研磨体として互いに回転させ接触させるとともに、コロイダルシリカを掛けながら、研磨体を上下にスライドさせて、単結晶基板の直径方向に30μm研磨した。研磨後の外周端部は、一部透明とはなっておらず、透明となっていない部分のRaは、150nmであった。また、表面と裏面の外周端部から内側の領域は透明化されていなかった。
次に、両面ラップ工程でGC#1000、続いてGC#2500にて380μmまでラップ加工した。GC#1000とGC#2500とを用いることで、Raは0.2μmになった。引き続き、フッ硝酸によるエッチング後、片面ポリッシュ工程で350μmまでポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスはゼロ枚(0% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れが2枚(5.0% n=40)生じた。この結果を表1に示す。
実施例1に対して、エッジポリッシュ工程より先に両面ラップ工程を行って、LT単結晶基板を研磨し、それ以外は実施例1と同様に行った。
まずLT単結晶をスライス、還元処理した後の厚さ400μmの6インチLT単結晶基板40枚をR=200μmでラウンド形状にベベル加工した。次に、両面ラップ工程でGC#1000にて380μmまでラップ加工した。GC#1000を用いることで、Raは0.3μmになった。
フッ硝酸によるエッチング後、エッジポリッシュ装置を用いて弾性ブラシを有する研磨体にコロイダルシリカを掛けながら単結晶基板の直径方向に60μm研磨した。研磨後は外周端部の全面が透明になりRaは、100nmであった。また、表面と裏面の外周端部から内側は1mmまで透明化されていた。次に、片面ポリッシュ工程で350μmまでポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスは3枚(7.5% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れはゼロ枚(0% n=37)であった。この結果を表1に示す。
実施例2に対して、エッジポリッシュ工程より先に両面ラップ工程を行って、LN単結晶基板を研磨し、それ以外は実施例2と同様に行った。
まずLN単結晶をスライス、還元処理した後、厚さ410μmの6インチLN単結晶基板40枚をR=200μmでラウンド形状にベベル加工した。
次に、両面ラップ工程でGC#1000、続いてGC#2500にて380μmまでラップ加工した。GC#1000とGC#2500とを用いることで、Raは0.2μmになった。フッ硝酸によるエッチング後、エッジポリッシュ装置を用いて、弾性ブラシを有する研磨体として互いに回転させ接触させるとともに、コロイダルシリカを掛けながら、研磨体を上下にスライドさせて、コロイダルシリカを掛けながら単結晶基板の直径方向に60μm研磨した。研磨後は外周端部の全面が透明でRaは、90nmであった。また、表面と裏面は外周端部から内側に1mmまで透明化されていた。その後、片面ポリッシュ工程で厚さ350μmまでポリッシュ加工した。
その後、こうして得られた単結晶基板をSAWフィルタの製造プロセスに投入し、単結晶基板の外周端部にレーザー光を当て、オリフラ検出を行ったところ、検出ミスは2枚(5.0% n=40)であった。また、櫛形電極の形成に伴う温度変化により、基板の外周端部が起点となって単結晶基板に発生する割れはゼロ枚(0% n=38)であった。この結果を表1に示す。
以上の結果を示す表1から明らかなように、実施例1、2では、エッジポリッシュ工程(S3)の後で両面ラップ工程(S4)を行ったことで、透明になっていた表面・裏面の外周端部から内側の領域が不透明化されて、製造プロセスで単結晶基板のオリフラ検出ミスがなく、櫛形電極の形成時に単結晶基板の割れもなかった。また、実施例3,4でも、エッジポリッシュ工程(S3)の後で両面ラップ工程(S4)を行ったことで、透明になっていた表面・裏面の外周端部から内側の領域が不透明化されて、製造プロセスで単結晶基板のオリフラ検出ミスがなかった。エッジポリッシュ工程(S3)の研磨が不足していたので、櫛形電極の形成時に単結晶基板の割れが生じたが、エッジポリッシュ工程(S3)の研磨を十分に行うことで解消できる。
W 酸化物単結晶(基板)
OF オリフラ
T1、T2 透明化部分
U1、U2 粗研磨面
R 有機樹脂弾性体
B レーザービーム
1 エッジポリッシュ装置
2 基板クランプ治具
3 研磨液供給機構
4 ステージ部
5、6 回転駆動機構
7 上下駆動機構
10 基板積載体
11 スペーサ
20 研磨体
22 接触部
30 コアディスク
31 基板保持台
32 面取り用砥石
33 外周端部(角部)
34 外周端部(傾斜部)
40 ラッピング装置
41 下定盤
42 上定盤
43 キャリアプレート
50 片面ポリッシュ装置
51 下定盤
52 上定盤
53 研磨液供給部
54 ブロック
Claims (7)
- 酸化物単結晶から生成された単結晶基板の外周端部を面取りするベベル工程と、前記単結晶基板の表面と裏面を粗研磨するラッピング工程と、前記単結晶基板の外周端部を鏡面研磨するエッジポリッシュ工程とを少なくとも含む酸化物単結晶基板の製造方法であって、
前記エッジポリッシュ工程は、前記ラッピング工程より先に行い、前記ベベル工程で加工された前記外周端部を鏡面研磨する工程であり、
前記エッジポリッシュ工程の後に前記ラッピング工程を行って、前記単結晶基板の表面と裏面を粗研磨することを特徴とする酸化物単結晶基板の製造方法。 - 前記酸化物単結晶が、タンタル酸リチウム単結晶、又はニオブ酸リチウム単結晶のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
- 前記エッジポリッシュ工程では、前記単結晶基板の前記外周端部の表面粗さRaを100nm以下とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
- 前記ラッピング工程では、前記単結晶基板の表面と裏面の表面粗さRaを0.2~0.5μmとすることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
- 前記ラッピング工程の後に、前記単結晶基板の表面か裏面のいずれか一方を鏡面研磨するポリッシュ工程を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
- 前記ラッピング工程後であって前記ポリッシュ工程より前に、前記単結晶基板のポリッシュされる側の面を研削する平面研削工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
- 前記ラッピング工程の後に、前記単結晶基板をエッチング液に浸漬するエッチング工程を含むことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の酸化物単結晶基板の製造方法。
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