JP7270496B2 - 縦すべり出し窓用ステー - Google Patents

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Description

この発明は、縦すべり出し窓において障子を支持するステーに関するものである。
縦すべり出し窓用ステーとして、下記特許文献1には、平面4節リンク機構の4つの対偶を回り対偶にしたものが記載されている。
図9に示すように、このステーSは、窓枠50の上下の横枠51にそれぞれ取り付けられるものであり、一方の縦枠52に寄せて取り付けられる枠取付部材1と、枠取付部材1に回動自在に連結された短い第1アーム2と、第1アーム2から横方向に間隔をあけて枠取付部材1に回動自在に連結された長い第2アーム3と、第1アーム2及び第2アーム3に回動自在に連結された障子取付部材4とから成る。
そして、第1アーム2及び第2アーム3の揺動に伴い、障子取付部材4に取り付けられた障子53が揺動しつつ屋外側へすべり出し、又は窓枠50に引き寄せられて、障子53が開閉するようになっている。
このようなステーSは、1つの対偶を滑り対偶としたものに比較して、耐久性に優れているが、障子53を開けた状態で、一方の縦枠52と障子53との間に生じる隙間の開口寸法が小さく、その隙間に手が入りにくいことから、障子53の屋外面の汚れを拭き取る清掃が難しい。
その対策として、下記特許文献2では、図10に示すステーSのように、枠取付部材1に長穴41,42を設け、障子53を開けると、枠取付部材1と第1アーム2の連結軸5が横方向の長穴41に沿って移動し、第1アーム2の補助軸9が長穴42の湾曲する弧状部42a及び横方向の直線部42bに沿って移動することにより、第1アーム2が外側へ揺動した後、平行移動するようにして、一方の縦枠52と障子53の間に生じる隙間の開口寸法を拡大するものが提案されている。
特開平11-343764号公報 特開2012-1943号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されたようなステーSでも、一方の縦枠52と障子53の間に生じる隙間の開口寸法の拡大は僅かであり、その隙間に入れた手を自由に動かして、障子53の屋外面の汚れを拭き取ることが難しいという問題がある。
そこで、この発明は、開けた障子と一方の縦枠の間に生じる隙間の開口寸法を十分に拡大して、障子の屋外面を容易に清掃できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、窓枠の横枠に一方の縦枠に寄せて取り付けられる枠取付部材と、前記枠取付部材に回動自在に連結された短い第1アームと、前記第1アームから間隔をあけて前記枠取付部材に回動自在に連結された長い第2アームと、前記第1アーム及び第2アームに回動自在に連結された障子取付部材とから成り、
前記第1アーム及び第2アームの揺動に伴い、前記障子取付部材に取り付けられた障子が揺動しつつ外側へすべり出し、又は、窓枠に引き寄せられて、障子が開閉する縦すべり出し窓用ステーにおいて、
前記枠取付部材は、窓枠の横枠に固定される基板と、前記基板に対して横方向に移動するスライダとを備え、
前記第1アーム及び第2アームは、いずれも前記スライダに連結され、
前記基板に対する前記スライダの横方向への移動に伴い、前記スライダに一体となった前記第1アーム、第2アーム及び障子取付部材が前記基板に対して横方向へ移動し、開かれた障子が窓枠の一方の縦枠に対して第1の位置と第2の位置との間で接離するものとしたのである。
また、前記基板には、横方向に延びる平行な外レールと内レールとが設けられ、前記スライダは、前記外レールと内レールの間に嵌合して移動し、
前記外レールには、障子の第1の位置と第2の位置に対応して切欠部が形成され、
前記スライダには、前記外レールの切欠部に対して係脱するストッパと、前記ストッパを前記外レールの切欠部に対して進退させる切換スイッチとが設けられ、
前記ストッパが前記外レールの切欠部に係合しているとき、前記基板に対して前記スライダが横方向に移動しないように固定され、
前記切換スイッチが室内側に引かれ、前記ストッパが後退して前記外レールの切欠部から離脱すると、前記基板に対する前記スライダの横方向への移動が可能となるものとしたのである。
さらに、前記ストッパは、前記外レールへの前進方向にばねで付勢され、
前記ばねの付勢力に抗して前記切換スイッチが室内側に引かれると、前記ストッパが後退して、前記外レールの切欠部から離脱し、
前記ストッパが前記外レールの切欠部からずれると、前記ストッパは、前記外レールの切欠部から離脱した状態のまま保持され、
障子が第2の位置又は第1の位置に達したとき、前記ストッパが前記ばねの付勢力で前進して自動的に前記外レールの切欠部に係合し、前記基板に対して前記スライダが横方向に移動しないように固定されるものとしたのである。
そして、前記切換スイッチには、前記内レールへ向けて突き出す上下方向の係止爪が設けられ、
前記内レールには、横方向に延びる係止突条が設けられると共に、前記係止突条に、障子の第1の位置から僅かに第2の位置の方向へ離れた位置と、第2の位置から僅かに第1の位置の方向へ離れた位置とに切欠部が形成され、
障子が第2の位置又は第1の位置にあるとき、前記切換スイッチが室内側へ引かれて、前記係止爪が前記係止突条を内側から外側へ乗り越えると、前記切換スイッチが室内側に引かれた状態に一時保持され、
障子の第2の位置又は第1の位置からの移動に伴い、前記スライダが前記基板に対して横方向へ移動し、前記係止爪が前記係止突条の切欠部に達したとき、前記ストッパが前記外レールの切欠部からずれて離脱した状態のまま、前記係止爪が前記ばねの付勢力により前記係止突条の切欠部を介して前記係止突条の内側へ復帰し、前記係止爪の一時保持が解除されるものとしたのである。
この発明に係る縦すべり出し窓用ステーでは、障子を開いて第1の位置から第2の位置へ移動させると、基板に対するスライダの横方向への移動に伴い、第1アーム、第2アーム及び障子取付部材が一体に横方向へ移動するので、障子と一方の縦枠間に生じる隙間の開口寸法を十分に拡大して、障子の屋外面の清掃作業性を改善することができる。また、多数枚の障子が連装された縦すべり出し窓に適用すると、障子を開いた状態で移動させることにより、窓の開口幅を大きくとることができる。
また、障子が第1の位置又は第2の位置にあるとき、スライダのストッパが基板の外レールの切欠部に係合して、基板にスライダが固定されるので、障子が強風に煽られて不意に移動することがなく、切換スイッチを室内側へ引くと、外レールの切欠部からストッパが離脱し、基板に対するスライダの移動が許容され、障子を移動させることができる。
さらに、ストッパを外レールへの前進方向にばねで付勢し、障子が第1の位置又は第2の位置に達したとき、ストッパがばねの付勢力で自動的に外レールの切欠部に係合するので、切換スイッチを手動で操作しなくても、基板にスライダが確実に固定されて、障子の移動が規制され、安全性が向上する。
また、障子が第1の位置又は第2の位置にあるとき、切換スイッチが室内側へ引かれた状態で一時保持され、スライダが基板に対して移動すると、ストッパが外レールの切欠部からずれて離脱した状態のまま、係止爪の一時保持が解除されるので、切換スイッチから手を離しても、障子を移動させることができる。
この発明に係る縦すべり出し窓用ステーの実施形態を示す斜視図 同上のステーによる障子の開閉態様を示す平面図 同上の枠取付部材の主要部材を示す分解斜視図 同上のステーの使用態様を示す平面図 同上の障子が通常位置にあるとき(a)ストッパが外レールの切欠部に係合した状態を示す部分平面図及びそのX-X断面図、(b)切換スイッチの一時保持状態を示す部分平面図及びそのX-X断面図 同上の(a)切換スイッチの一時保持が解除された状態を示す部分平面図及びそのX-X断面図、(b)障子が掃除位置に達してストッパが外レールの切欠部に自動係合した状態を示す部分平面図及びそのX-X断面図 同上の掃除位置にある障子の屋外面の清掃作業を示す平面図 同上のステーを4枚の障子を連装した縦すべり出し窓に適用した場合における(a)全ての障子が開かれて内側の2枚の障子が第1の位置にある状態を示す平面図、(b)内側の2枚の障子が第2の位置へ移動した状態を示す平面図 特許文献1に記載の縦すべり窓及びそのステーを示す斜視図 特許文献2に記載の縦すべり窓用ステーを示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、この説明において、図9に示す縦すべり出し窓用ステーの平面4節リンク機構の各要素に対応する部分には、同一の符号を使用する。
図1及び図2に示すように、このステーSは、窓枠50の横枠51に一方の縦枠52に寄せて取り付けられる枠取付部材1と、枠取付部材1にピン5を軸として回動自在に連結された短い第1アーム2と、第1アーム2から横方向に間隔をあけ枠取付部材1にピン6を軸として回動自在に連結された長い第2アーム3と、第1アーム2及び第2アーム3にそれぞれピン7,8を軸として回動自在に連結された障子取付部材4とから成る。
そして、第1アーム2及び第2アーム3の揺動に伴い、障子取付部材4に取り付けられた障子53が揺動しつつ屋外側へすべり出し、又は、窓枠50に引き寄せられて、障子53が開閉するようになっている。
枠取付部材1は、窓枠50の横枠51に固定される基板11と、基板11に対して横方向に移動するスライダ21とを備えており、第1アーム2及び第2アーム3は、いずれもスライダ21に連結されている。
スライダ21の表面には、第1アーム2の揺動範囲を規制する制止突起22a,22bが突設され、障子53を閉じたとき、第1アーム2が制止突起22aに当接し、障子53を90°開いたとき、第1アーム2が制止突起22bに当接するようになっている。
図3及び図4に示すように、基板11には、横方向に延びる平行な外レール12と内レール13とが設けられ、スライダ21は、外レール12と内レール13の間に嵌合して横方向に移動する。
外レール12と内レール13は、それぞれ基板11の底部から立ち上がるウェブ部にフランジ部が連設された形状とされ、内レール13のフランジ部には、横方向に延びる係止突条14が設けられている。
外レール12には、障子53の通常位置(第1の位置)と掃除位置(第2の位置)に対応して切欠部12a,12bが形成されている。また、係止突条14には、障子53の通常位置から僅かに掃除位置の方向へ離れた位置に切欠部14aが形成され、掃除位置から僅かに通常位置の方向へ離れた位置に切欠部14bが形成されている。
スライダ21は、図1及び図3に示すように、金属製の芯板21aにプラスチック製の表板21bを重ね、芯板21aの基板11に摺接する両側部に細長い滑材21cを取り付けたものとされている。
そして、スライダ21には、外レール12の切欠部12a,12bに対して係脱するストッパ23と、外レール12の切欠部12a,12bに対してストッパ23を進退させる切換スイッチ24とが設けられている。
ストッパ23は、舌片状の金属部品であり、スライダ21と基板11の間から出没し、スライダ21と基板11の間に介在するばね25により、外レール12に対して前進方向に付勢されている。
切換スイッチ24は、弾力性を有するプラスチック製であり、操作部がスライダ21の表面に突出し、スライダ21の穴を介してストッパ23に係合することにより、ストッパ23と切換スイッチ24とが一体に進退するようになっている。
切換スイッチ24には、内レール13へ向けて上下方向に突き出す係止爪24aが設けられている。係止爪24a及び係止突条14には、図5に示すように、テーパー状の傾斜面が形成され、切換スイッチ24を室内側へ引いたとき、撓みながら係止爪24aが係止突条14を内側から外側へ乗り越え、その状態に一時保持されるようになっている。
上記のようなステーSを用いた縦すべり窓では、図4及び図5(a)に示すように、障子53の屋外面の掃除を行わない通常時、障子53が通常位置(図4では左寄り)にあって、ストッパ23がばね25の付勢力により外レール12の切欠部12aに係合し、基板11に対してスライダ21が横方向に移動しないように固定されている。
一方、障子53の屋外面を清掃するには、図4に示すように、障子53を90°開けた状態で、掃除位置の方向(図4では右方向)へ移動させる。
その際、図5(b)に示すように、切換スイッチ24を室内側へ引くと、ばね25が圧縮され、ストッパ23が後退して外レール12の切欠部12aから離脱し、基板11に対するスライダ21の横方向への移動が可能となる。
また、切換スイッチ24の係止爪24aが内レール13の係止突条14を内側から外側(室内側)へ乗り越えて、切換スイッチ24が室内側に引かれた状態に一時保持されるので、切換スイッチ24から手を離しても、切換スイッチ24及びストッパ23が戻ることがなく、図4に示すように、スライダ21と共に障子53を移動させることができる。
そして、障子53と共にスライダ21が移動し、図6(a)に示すように、係止爪24aが係止突条14の切欠部14aに達したとき、ストッパ23が外レール12の切欠部12aからずれて離脱した状態のまま、係止爪24aがばね25の付勢力により切欠部14aを介して係止突条14の内側へ復帰し、係止爪24aの一時保持が解除される。
この状態で、図4に示すように、障子53が引き続き横方向へ移動して掃除位置に達すると、図6(b)に示すように、ストッパ23がばね25の付勢力で前進して、自動的に外レール12の切欠部12bに係合し、基板11に対してスライダ21が横方向へ移動しないように固定される。
このように、障子53を掃除位置へ移動させると、図4に示すように、障子53と一方の縦枠52間に生じる隙間は、通常位置の開口寸法Wから掃除位置の開口寸法Wに拡大する。そして、基板11に対するスライダ21の横方向への移動ストロークを大きく設定することにより、開口寸法Wを大きく設定できるので、図7に示すように、その隙間に手を入れて、障子53の屋外面の汚れを容易に拭き取ることができる。
また、スライダ21が横方向に移動しないように固定されているので、障子53が強風に煽られて不意に移動したりすることもなく、安全に清掃作業を行うことができる。
清掃終了後、障子53を通常位置に戻す際には、上記と同様、切換スイッチ24を室内側へ引いて、障子53を逆方向(図4では左方向)へ移動させる。このとき、掃除位置で室内側へ引かれた状態に一時保持された切換スイッチ24は、係止突条14の切欠部14bに達したとき、切欠部14bを介して係止突条14の内側へ復帰し、係止爪24aの一時保持が解除される。
そのほか、上記のようなステーSは、例えば、図8に示すように、4枚の障子53を連装した縦すべり出し窓に適用してもよい。
このような縦すべり出し窓では、図8(a)に示すように、全ての障子53が開かれて内側の2枚の障子53が第1の位置にある状態から、図8(b)に示すように、内側の2枚の障子53を両側の縦枠52寄りにある外側の障子53に接近した第2の位置へ移動させることにより、窓の開口幅を大きくとることができる。
また、内側の2枚の障子53を支持するステーSの基板11を繋ぐように延長して、3枚の障子53を一方の縦枠52に寄せ、1枚の障子53を他方の縦枠52に寄せるようにしたり、4枚の障子53を全て一方の縦枠52に寄せたりすることもできる。
また、3枚或いは5枚以上の障子53を連装した縦すべり出し窓に適用して、障子53を開いた状態で移動させることにより、窓の開口幅を大きくとることもできる。
ステー
,W 開口寸法
1 枠取付部材
2 第1アーム
3 第2アーム
4 障子取付部材
5,6,7,8 ピン
11 基板
12 外レール
12a,12b 切欠部
13 内レール
14 係止突条
14a,14b 切欠部
21 スライダ
21a 芯板
21b 表板
21c 滑材
22a,22b 制止突起
23 ストッパ
24 切換スイッチ
24a 係止爪
25 ばね
50 窓枠
51 横枠
52 縦枠
53 障子

Claims (3)

  1. 窓枠(50)の横枠(51)に一方の縦枠(52)に寄せて取り付けられる枠取付部材(1)と、前記枠取付部材(1)に回動自在に連結された短い第1アーム(2)と、前記第1アーム(2)から間隔をあけて前記枠取付部材(1)に回動自在に連結された長い第2アーム(3)と、前記第1アーム(2)及び第2アーム(3)に回動自在に連結された障子取付部材(4)とから成り、
    前記第1アーム(2)及び第2アーム(3)の揺動に伴い、前記障子取付部材(4)に取り付けられた障子(53)が揺動しつつ屋外側へすべり出し、又は、窓枠(50)に引き寄せられて、障子(53)が開閉する縦すべり出し窓用ステーにおいて、
    前記枠取付部材(1)は、窓枠(50)の横枠(51)に固定される基板(11)と、前記基板(11)に対して横方向に移動するスライダ(21)とを備え、
    前記第1アーム(2)及び第2アーム(3)は、いずれも前記スライダ(21)に連結され、
    前記基板(11)に対する前記スライダ(21)の横方向への移動に伴い、前記スライダ(21)に一体となった前記第1アーム(2)、第2アーム(3)及び障子取付部材(4)が前記基板(11)に対して横方向へ移動し、開かれた障子(53)が窓枠(50)の一方の縦枠(52)に対して第1の位置と第2の位置との間で接離するものとされ、
    前記基板(11)には、横方向に延びる平行な外レール(12)と内レール(13)とが設けられ、前記スライダ(21)は、前記外レール(12)と内レール(13)の間に嵌合して移動し、
    前記外レール(12)には、障子(53)の第1の位置と第2の位置に対応して切欠部(12a,12b)が形成され、
    前記スライダ(21)には、前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)に対して係脱するストッパ(23)と、前記ストッパ(23)を前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)に対して進退させる切換スイッチ(24)とが設けられ、
    前記ストッパ(23)が前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)に係合しているとき、前記基板(11)に対して前記スライダ(21)が横方向に移動しないように固定され、
    前記切換スイッチ(24)が室内側に引かれ、前記ストッパ(23)が後退して前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)から離脱すると、前記基板(11)に対する前記スライダ(21)の横方向への移動が可能となることを特徴とする縦すべり出し窓用ステー。
  2. 前記ストッパ(23)は、前記外レール(12)への前進方向にばね(25)で付勢され、
    前記ばね(25)の付勢力に抗して前記切換スイッチ(24)が室内側に引かれると、前記ストッパ(23)が後退して、前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)から離脱し、
    前記ストッパ(23)が前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)からずれると、前記ストッパ(23)は、前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)から離脱した状態のまま保持され、
    障子(53)が第2の位置又は第1の位置に達したとき、前記ストッパ(23)が前記ばね(25)の付勢力で前進して自動的に前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)に係合し、前記基板(11)に対して前記スライダ(21)が横方向に移動しないように固定されることを特徴とする請求項1に記載の縦すべり出し窓用ステー。
  3. 前記切換スイッチ(24)には、前記内レール(13)へ向けて突き出す上下方向の係止爪(24a)が設けられ、
    前記内レール(13)には、横方向に延びる係止突条(14)が設けられると共に、前記係止突条(14)に、障子(53)の第1の位置から僅かに第2の位置の方向へ離れた位置と、第2の位置から僅かに第1の位置の方向へ離れた位置とに切欠部(14a,14b)が形成され、
    障子(53)が第2の位置又は第1の位置にあるとき、前記切換スイッチ(24)が室内側へ引かれて、前記係止爪(24a)が前記係止突条(14)を内側から外側へ乗り越えると、前記切換スイッチ(24)が室内側に引かれた状態に一時保持され、
    障子(53)の第2の位置又は第1の位置からの移動に伴い、前記スライダ(21)が前記基板(11)に対して横方向へ移動し、前記係止爪(24a)が前記係止突条(14)の切欠部(14a,14b)に達したとき、前記ストッパ(23)が前記外レール(12)の切欠部(12a,12b)からずれて離脱した状態のまま、前記係止爪(24a)が前記ばね(25)の付勢力により前記係止突条(14)の切欠部(14a,14b)を介して前記係止突条(14)の内側へ復帰し、前記係止爪(24a)の一時保持が解除されることを特徴とする請求項2に記載の縦すべり出し窓用ステー。
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