JP7270492B2 - ルーバー及びルーバーを備える構造物 - Google Patents
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Description
前記外壁面に対向する基部と、
前記基部の反対側に位置する先端部と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、太陽光が直接的に入射する入射面と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、前記入射面の反対側に位置する出射面と、
前記入射面から前記出射面に至るように前記ルーバーを貫通する貫通孔と、を備え、
前記貫通孔は、前記入射面から前記出射面に至るよう広がる側面を含む、ルーバーである。
前記第2入射面の傾斜角度は、前記第1入射面の傾斜角度よりも小さくてもよい。
前記建物の外壁面と組み合わされている複数のルーバーと、を備え、
前記ルーバーは、
前記外壁面に対向する基部と、
前記基部の反対側に位置する先端部と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、太陽光が直接的に入射する入射面と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、前記入射面の反対側に位置する出射面と、
前記入射面から前記出射面に至るように前記ルーバーを貫通する貫通孔と、を備え、
前記貫通孔は、前記入射面から前記出射面に至るよう広がる側面を含む、構造物である。
図1は、本実施の形態による構造物を示す図である。構造物は、建物1と、建物1の外壁面2と組み合わされている複数のルーバー10と、を備える。ルーバー10は、建物1の外壁面2に取り付けられていてもよい。若しくは、ルーバー10は、建物1の外壁面2に沿って自立するように、建物1以外の構造に、例えば地面に固定されていてもよい。
以下、ルーバー10について詳細に説明する。図2は、図1の構造物をII-II線に沿って見た場合を示す横断面図である。ルーバー10は、窓3が設けられている外壁面2に対向する基部11と、基部11の反対側に位置する先端部12と、基部11と先端部12との間に広がる入射面13及び出射面14と、を備える。入射面13は、太陽光が直接的に入射する側に位置しており、出射面14は、入射面13の反対側に位置している。外壁面2が南西面である場合、入射面13は南側を向いており、出射面14は北側を向いている。また、ルーバー10は、入射面13から出射面14に至るようにルーバー10を貫通する貫通孔15を備えている。貫通孔15は、入射面13から出射面14に至るように広がる側面を含んでいる。
次に、ルーバー10の作用について、図5及び図6を参照して説明する。図5及び図6はいずれも、ルーバー10を図2に示す矢印Aに沿って建物1の室内4から見た場合を示す図である。図5は、貫通孔15が形成されているルーバー10を室内4から見た場合の例を示している。図6は、比較のため、貫通孔15が形成されていないルーバー10を室内4から見た場合の例を示している。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
2 外壁面
3 窓
4 室内
5 内壁面
10 ルーバー
11 基部
12 先端部
13 入射面
131 第1入射面
132 第2入射面
14 出射面
15 貫通孔
151 第1側面
152 第2側面
153 第1貫通孔
154 第2貫通孔
Claims (7)
- 建物の外壁面と組み合わされるルーバーであって、
前記外壁面に対向する基部と、
前記基部の反対側に位置する先端部と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、太陽光が直接的に入射する入射面と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、前記入射面の反対側に位置する出射面と、
前記入射面から前記出射面に至るように前記ルーバーを貫通する貫通孔と、を備え、
前記貫通孔は、前記入射面から前記出射面に至るよう広がる側面を含み、
前記ルーバーの間を通って前記建物の前記外壁面に直接的に到達できる太陽光の傾斜角度の最大値を臨界傾斜角度と称する場合、前記臨界傾斜角度で前記貫通孔に入射した光が前記貫通孔の側面によって少なくとも1回は反射されるように、前記ルーバーの貫通孔が構成されるとともに前記ルーバーが前記建物の前記外壁面に組み合わされ、
前記貫通孔の側面は、前記先端部側に位置する第1側面と、前記基部側に位置する第2側面と、を含み、
前記第2側面の前記入射面側の端部と前記第1側面の前記出射面側の端部とを結ぶ直線の傾斜角度が、前記臨界傾斜角度よりも小さい、ルーバー。 - 前記貫通孔の側面の長さは、前記貫通孔の開口の幅よりも大きい、請求項1に記載のルーバー。
- 前記入射面は、前記貫通孔が形成されている第1入射面と、前記第1入射面と前記基部との間に位置する第2入射面と、を含み、
前記第2入射面の傾斜角度は、前記第1入射面の傾斜角度よりも小さい、請求項1又は2に記載のルーバー。 - 前記出射面の傾斜角度は、前記第1入射面の傾斜角度よりも小さい、請求項3に記載のルーバー。
- 前記貫通孔は、前記基部側から前記先端部側に向かって凸となる開口形状を有する第1貫通孔と、前記先端部側から前記基部側に向かって凸となる開口形状を有する第2貫通孔と、を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のルーバー。
- ステンレス、アルミニウム、ガラス繊維補強セメント又はプレキャストコンクリートを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のルーバー。
- 建物と、
前記建物の外壁面と組み合わされている複数のルーバーと、を備え、
前記ルーバーは、
前記外壁面に対向する基部と、
前記基部の反対側に位置する先端部と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、太陽光が直接的に入射する入射面と、
前記基部と前記先端部との間に広がり、前記入射面の反対側に位置する出射面と、
前記入射面から前記出射面に至るように前記ルーバーを貫通する貫通孔と、を備え、
前記貫通孔は、前記入射面から前記出射面に至るよう広がる側面を含み、
複数の前記ルーバーの間を通って前記建物の前記外壁面に直接的に到達できる太陽光の傾斜角度の最大値を臨界傾斜角度と称する場合、前記ルーバーの貫通孔は、前記臨界傾斜角度で前記貫通孔に入射した光が前記貫通孔の側面によって少なくとも1回は反射されるよう構成されており、
前記貫通孔の側面は、前記先端部側に位置する第1側面と、前記基部側に位置する第2側面と、を含み、
前記第2側面の前記入射面側の端部と前記第1側面の前記出射面側の端部とを結ぶ直線の傾斜角度が、前記臨界傾斜角度よりも小さい、構造物。
Priority Applications (1)
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JP2019134008A JP7270492B2 (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | ルーバー及びルーバーを備える構造物 |
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JP2019134008A JP7270492B2 (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | ルーバー及びルーバーを備える構造物 |
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JP2021017736A JP2021017736A (ja) | 2021-02-15 |
JP7270492B2 true JP7270492B2 (ja) | 2023-05-10 |
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ID=74564218
Family Applications (1)
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JP2019134008A Active JP7270492B2 (ja) | 2019-07-19 | 2019-07-19 | ルーバー及びルーバーを備える構造物 |
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JP2002242551A (ja) | 2001-02-22 | 2002-08-28 | Inax Corp | 日除け用建材及び建物 |
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JP2015007365A (ja) | 2013-05-29 | 2015-01-15 | 理研軽金属工業株式会社 | 建築用ルーバーパネルの取付構造 |
JP2015017448A (ja) | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 理研軽金属工業株式会社 | 建築用ルーバーパネル |
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2019
- 2019-07-19 JP JP2019134008A patent/JP7270492B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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