JP7269118B2 - 回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の一実施形態によるワイヤハーネスの回路設計データ判定装置について説明する。なお、ワイヤハーネスとは、電線のほか、端子やハウジングなどのコネクタ、ジョイント、ジャンクブロック、ヒューズなどの保護装置、テープやコルゲートチューブなどの外装品を収束し組み上げた電線の束であり、電力供給や電子部品間の信号伝達を可能とする部材である。
次に、一実施形態による回路設計データ判定方法について説明する。図2は、本実施形態による回路設計データ判定方法を実行する際の表示画面の一例を示す図である。本実施形態においては回路設計データ判定方法を実行する際に、図2に示すように、出力部14に表示画面2が表示される。表示画面2は、標題表示部20、フォルダパス設定部21、読み込みファイル一覧表示部22、一覧更新ボタン23、チェック項目選択部24、チェック開始ボタン25、作業ステータス表示部26、データベース更新チェックボックス27、および実行時間ボックス28を有する。
第1チェック項目:「圧着判定」、第1-1種別:単一電線圧着判定、第1-2種別:複数電線圧着判定
第2チェック項目:ジョイント本数
第3チェック項目:組電線判定
第4チェック項目:コネクタ番号の空白判定
第5チェック項目:アルミニウム電線の防食指示
第6チェック項目:第1製造要件、第6-1種別:一端がアース、他端が防水キャビティ、第6-2種別:両側が同じキャビティで一方の端子が特別な端子
第7チェック項目:第2製造要件、第7-1種別:設計要件を満たさないジョイント(悪性ジョイント)、同じジョイントから同一のコネクタに同色で異なる径の電線を配線、第7-2種別:アルミニウム電線の防食指示
第8チェック項目:第3製造要件、第8-1種別:特殊な端子を適用、第8-2種別:溶接箇所数、第8-3種別:複数本の圧着端子適用
第9チェック項目:異種金属間のジョイント(例えば、銅電線とアルミニウム電線とのジョイント)
上述の一実施形態において、回路設計データ判定方法を実行可能なプログラムを、ハードウェアを有するコンピュータその他の機械や装置(以下、コンピュータなど、という)が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータなどに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、当該コンピュータなどが回路設計データ判定装置1として機能する。ここで、コンピュータなどが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラムなどの情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータなどから読み取ることができる非一時的な記録媒体をいう。このような記録媒体のうちのコンピュータなどから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク(FD)、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disk)、BD、DAT、磁気テープ、フラッシュメモリなどのメモリカードなどがある。また、コンピュータなどに固定された記録媒体としてハードディスク、ROMなどがある。さらに、SSDは、コンピュータなどから取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータなどに固定された記録媒体としても利用可能である。
また、一実施形態による回路設計データ判定装置1では、上述してきた「部」は、「回路」などに読み替えることができる。例えば、通信部は、通信回路に読み替えることができる。
2 表示画面
11 制御部
11a 比較判定部
11b データベース生成部
12 記憶部
13 通信部
14 出力部
15 入力部
20 標題表示部
21 フォルダパス設定部
21a 格納パス表示部
21b 格納フォルダ選択ボタン
21c 保存パス表示部
21d 保存フォルダ選択ボタン
21e 規定チェックボックス
22 読み込みファイル一覧表示部
23 一覧更新ボタン
24 チェック項目選択部
25 チェック開始ボタン
26 作業ステータス表示部
27 データベース更新チェックボックス
28 実行時間ボックス
120 オペレーティングシステム
121 チェックアプリケーション
122 回路情報DB
122a キャビティサイズDB
122b 電線置換DB
122c 端子圧着DB
122d 接続状態DB
Claims (13)
- ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データに含まれる前記回路に関するデータに対して前記ワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かの判定を行う回路設計データ判定装置であって、
データが検索可能に格納され、前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースが記憶された記憶手段と、
前記ワイヤハーネスの回路設計データが入力されると、前記回路設計データを前記記憶手段に格納する制御手段と、
前記制御手段から出力された情報を外部に報知する出力手段と、を備え、
前記制御手段は、前記入力された回路設計データを前記回路情報データベースと比較判定する比較判定処理を実行する比較判定部を有し、
前記比較判定部は、比較判定処理として前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定し、前記比較判定処理によって得られた結果の情報を前記出力手段に出力する
ことを特徴とする回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段に外部から情報を入力可能な入力部をさらに備え、
前記制御手段は、前記出力部に、前記比較判定処理を実行する際のチェック項目を少なくとも1項目出力し、
前記入力部によって、前記複数のチェック項目に関する前記比較判定処理の実行の要否の入力を選択可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、回路設計データと回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるコネクタ品番に基づいて、キャビティサイズ、性別、防水性、およびゴム栓サイズの内の少なくとも1つのパラメータを導出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、コネクタ品番が存在するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、登録されているコネクタ品番のコネクタにおいて未登録の色が存在するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれる電線にコネクタのキャビティサイズに対応した端子を圧着できるか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるジョイントの電線の本数および種類が条件を満たしているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、組電線の線種が組電線として登録されているか否か、および組電線以外の線種が組電線として登録されているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、ジョイント回路とシールド線のドレイン線以外でコネクタ番号が設定されていないコネクタが存在するか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報にリンクしたハイパーリンクを前記出力部に出力する
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報を前記出力部から報知する
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。 - 記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置が実行する、ワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かを判定する回路設計データ判定方法であって、
前記記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込むデータベース読み込みステップと、
前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力される回路設計データ読み込みステップと、
前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較判定する比較判定ステップと、
前記比較判定ステップにおいて得られた結果の情報を外部に報知する出力ステップと、
を含み、
前記比較判定ステップにおいて、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定する
ことを特徴とする回路設計データ判定方法。 - 記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置にワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かの判定を実行させるプログラムであって、
記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込み、
前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力されると、前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定し、
前記比較判定によって得られた結果の情報を外部に報知する
ことを特徴とするプログラム。
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JP2019126385A JP7269118B2 (ja) | 2019-07-05 | 2019-07-05 | 回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラム |
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