JP7269118B2 - 回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラム - Google Patents

回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、ワイヤハーネスの回路設計データの妥当性を判定する回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラムに関する。
従来、ワイヤハーネスの回路の設計においては、回路設計データとチェック用データの比較を作業者が手作業で行っていた。また、特許文献1には、半導体集積回路の設計に用いられ、装置の配置配線ツールとレイアウト検証ツールとを備えた回路設計支援装置について、配置配線ツールで用いる第1の制約と、レイアウト検証ツールで用いる第2の制約とを、共通のアサーションを含むものとして自動生成する構成が記載されている。
特開2010-39683号公報
しかしながら、上述したように、設計データとチェック用データとの比較を手作業で行う場合、手作業でのチェックには時間を要する。そのため、設計データとチェック用データとの比較は、全ての設計データについて行うことが困難であり、必須と思われるチェック項目を絞って比較判定処理を行う必要があった。また、設計データとチェック用データとの比較を手作業で行う場合、チェック漏れやチェックミスが発生しやすいという問題がある。さらに、ワイヤハーネスの製造業者が設計依頼者から設計データの提供を受ける前にチェックができなかった項目は、設計完了後にチェックが行われることから、回路中の妥当でない箇所が発見された場合に、修正のためのフィードバックに時間を要するという問題がある。他方、ワイヤハーネスの回路の構成要素は、例えば半導体回路などの他の回路の構成要素と比して数や種類や組み合わせが多く、特許文献1にも、構成要素全体を考慮したチェックについては何ら検討されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、ワイヤハーネスの回路設計データにおいて、圧着や設計要件などの回路条件の妥当性を正確かつ容易に判定することができる回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る回路設計データ判定装置は、ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データに含まれる前記回路に関するデータに対して判定を行う回路設計データ判定装置であって、データが検索可能に格納され、前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースが記憶された記憶手段と、前記ワイヤハーネスの回路設計データが入力されると、前記回路設計データを前記記憶手段に格納する制御手段と、前記制御手段から出力された情報を外部に報知する出力手段と、を備え、前記制御手段は、前記入力された回路設計データを前記回路情報データベースと比較判定する比較判定処理を実行する比較判定部を有し、前記比較判定部は、前記比較判定処理によって得られた結果の情報を前記出力手段に出力することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段に外部から情報を入力可能な入力部をさらに備え、前記制御手段は、前記出力部に、前記比較判定処理を実行する際のチェック項目を少なくとも1項目出力し、前記入力部によって、前記複数のチェック項目に関する前記比較判定処理の実行の要否の入力を選択可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、回路設計データと回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるコネクタ品番に基づいて、キャビティサイズ、性別、防水性、およびゴム栓サイズの内の少なくとも1つのパラメータを導出することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、コネクタ品番が存在するか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、登録されているコネクタ品番のコネクタにおいて未登録の色が存在するか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれる電線にコネクタのキャビティサイズに対応した端子を圧着できるか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるジョイントの電線の本数および種類が条件を満たしているか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、組電線の線種が組電線として登録されているか否か、および組電線以外の線種が組電線として登録されているか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、ジョイント回路とシールド線のドレイン線以外でコネクタ番号が設定されていないコネクタが存在するか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報にリンクしたハイパーリンクを前記出力部に出力することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定装置は、上記の発明において、前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報を前記出力部から報知することを特徴とする。
本発明の一態様に係る回路設計データ判定方法は、記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置が実行する回路設計データ判定方法であって、前記記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込むデータベース読み込みステップと、前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力される回路設計データ読み込みステップと、前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて得られた結果の情報を外部に報知する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置に実行させるプログラムであって、記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込み、前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力されると、前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較判定し、前記比較判定によって得られた結果の情報を外部に報知することを特徴とする。
本発明に係る回路設計データ判定装置、回路設計データ判定方法、およびプログラムによれば、ワイヤハーネスの回路設計データにおいて、圧着や設計要件などの回路条件の妥当性を正確かつ容易に確認することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態による回路設計データ判定装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態による回路設計データ判定方法を実行する際の表示画面の一例を示す図である。 図3は、本発明の一実施形態による回路設計データ判定方法を説明するためのフローチャートである。 図4は、本発明の一実施形態による回路設計データ判定方法における比較判定処理の完了後のチェック結果をまとめた表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の一実施形態の全図においては、同一または対応する部分には同一の符号を付す。また、本発明は以下に説明する実施形態によって限定されるものではない。
(回路設計データ判定装置)
まず、本発明の一実施形態によるワイヤハーネスの回路設計データ判定装置について説明する。なお、ワイヤハーネスとは、電線のほか、端子やハウジングなどのコネクタ、ジョイント、ジャンクブロック、ヒューズなどの保護装置、テープやコルゲートチューブなどの外装品を収束し組み上げた電線の束であり、電力供給や電子部品間の信号伝達を可能とする部材である。
図1は、この一実施形態による回路設計データ判定装置(以下、判定装置1)を示すブロック図である。図1に示すように、判定装置1は、互いに通信可能に接続された、制御部11、記憶部12、通信部13、出力部14、および入力部15を備える。なお、本一実施形態による判定装置1によって比較判定されるデータは、ワイヤハーネスの回路設計の情報が含まれるデータ(以下、回路設計データ)である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなるマイクロコンピュータを主要構成部品として構成される。制御部11は、記憶部12に格納された各種アプリケーションプログラム(図示せず)の実行により、記憶部12、通信部13、出力部14、および入力部15の動作を統括的に制御する。
制御手段としての制御部11は、比較判定部11aおよびデータベース生成部11bを有する。比較判定部11aおよびデータベース生成部11bは、制御部11が後述するチェックアプリケーション121を読み出して実行することによって実現される処理部である。具体的に比較判定部11aは、あらかじめ生成されたデータベースと判定対象となる回路設計データとを比較して判定する処理部である。データベース生成部11bは、回路設計データとの比較対象となるデータベースを生成する処理部である。
記憶手段としての記憶部12は、ハードディスクや半導体メモリなどの記録媒体、およびこれらの記録媒体のドライブ装置を有して構成され、各種プログラムおよび各種データが書き込みおよび読み出し可能に格納されている。記憶部12は、オペレーティングシステム120、チェックアプリケーション121を含む各種アプリケーションプログラム、および各種データを記憶する。オペレーティングシステム120は、制御部11が判定装置1の動作を統括的に制御するためプログラムである。チェックアプリケーション121は、本実施形態による回路設計データ判定方法を実行するためのプログラムである。記憶部12は、チェックアプリケーション121の実行に必要な各種情報を検索可能に格納した回路情報データベース(回路情報DB)122を有する。回路情報DB122は、ワイヤハーネスに関する回路設計データに関連して付随する各種情報が検索可能に格納されている。
回路情報DB122は、キャビティサイズデータベース(キャビティサイズDB)122a、電線置換データベース(電線置換DB)122b、端子圧着データベース(端子圧着DB)122c、および接続状態データベース(接続状態DB)122dを含む。
キャビティサイズDB122aは、回路設計データに含まれる所定の規則によって設定されたコネクタ品番データやコネクタ色データやキャビティ番号データなどが、キャビティサイズデータや端子サイズデータと関連付けされて検索可能に格納されている。なお、コネクタ品番とは、コネクタの種別などを識別するための固有の番号であり、キャビティサイズとは、コネクタに設けられた端子を挿入し固定するための空洞部の寸法であり、端子サイズとは、端子の電気的接続部分の幅寸法である。また、コネクタは、互いに識別可能とするために着色されている場合があるが、コネクタ色データは、着色されているコネクタの色の情報である。
電線置換DB122bは、圧着置換データが、回路設計データに含まれる線種データや線径データと関連付けされて格納されている。なお、圧着置換データとは、組電線、シールド電線などの複数の電線から構成される電線を実際に圧着するコア線へ置換するためのデータである。
端子圧着DB122cには、キャビティサイズDB122aから取得した端子サイズと、電線置換DB122bから取得した圧着置換データとが、圧着状態データと関連付けて検索可能に格納される。接続状態DB122dは、端子サイズデータやコネクタ品番データ、および線種データや線径データと、圧着関連データおよびジョイント関連データとを関連付けて検索可能に格納される。ここで、圧着関連データとしては、圧着可否データ、ダブル圧着データ、およびアース圧着データなどが挙げられる。圧着可否データは、各種の端子に対して電線が圧着可能かを判別するためのデータである。ダブル圧着データは、端子に対して過去に2本の電線を圧着(ダブル圧着)した実績がある電線の組合せを含むデータであり、3本以上の電線を圧着する場合には、それに対応したデータを採用してもよい。アース圧着データは、アース接続に使用する端子と過去に使用した実績のある電線の組合せを含むデータである。また、ジョイント関連データとしては、突合せジョイントデータおよびジョイント基礎データなどが挙げられる。突合せジョイントデータは、過去に突合せジョイントを行った実績のある電線の組合せを含むデータである。ジョイント基礎データは、端末ジョイントに使用される複数の電線を集合させた状態での外径とジョイントで使用する銅管や絶縁キャップの組合せからジョイント可否を判定するためのデータである。
なお、上述したキャビティサイズDB122a、電線置換DB122bは、制御部11によって自在に読み出し可能である一方、所定の更新方法以外での書き込みができないように設定することが可能である。一方、端子圧着DB122c、および接続状態DB122dは、制御部11によって自在に読み出し可能かつ更新可能に設定することが可能である。
入力手段の一部または通信手段としての通信部13は、外部の機器と相互間で通信可能な、インターネット回線や携帯電話回線などから構成されるネットワーク(図示せず)に有線または無線で接続され、外部の機器との間で各種情報を送受信する。出力手段としての出力部14は、文字や図形などを出力する例えば液晶パネルやプリンタなどからなり、文字や図形などを表示パネルや印刷物に表示することによって、情報を外部に報知する。入力手段としての入力部15は、例えば、キーボード、マウス、出力部14のパネルに対するタッチ操作を検出するタッチパネル、または音声による入力が可能な音声入力デバイスなどから構成される。なお、出力部14および入力部15を一体とした入出力部としてもよい。この場合、入出力部は、例えばタッチパネルディスプレイやスピーカマイクロホンなどから構成される。また、通信部13が外部から信号やデータなどの情報を受信した場合、通信部13は制御部11に対して情報を入力可能に構成され、入力部15と同様に機能させることができる。すなわち、通信部13は、ネットワークを介して情報が入力される入力手段として機能する。以上の判定装置1は、具体的に、パーソナルコンピュータやタブレット型などの情報端末であるが、ネットワークに接続されたサーバや、スマートフォンなどの携帯電話などでもよい。
(回路設計データ判定方法)
次に、一実施形態による回路設計データ判定方法について説明する。図2は、本実施形態による回路設計データ判定方法を実行する際の表示画面の一例を示す図である。本実施形態においては回路設計データ判定方法を実行する際に、図2に示すように、出力部14に表示画面2が表示される。表示画面2は、標題表示部20、フォルダパス設定部21、読み込みファイル一覧表示部22、一覧更新ボタン23、チェック項目選択部24、チェック開始ボタン25、作業ステータス表示部26、データベース更新チェックボックス27、および実行時間ボックス28を有する。
フォルダパス設定部21は、回路設計データファイル格納フォルダパス表示部(以下、格納パス表示部21a)、格納フォルダ選択ボタン21b、チェック結果ファイル保存先フォルダパス表示部(以下、保存パス表示部21c)、保存フォルダ選択ボタン21d、および規定チェックボックス21eを有する。チェック項目選択部24には、チェック項目が少なくとも1項目出力されている。チェック項目選択部24は、チェック項目ごとのチェックボックスを有し、ユーザが所望とする比較判定処理の要否を、ユーザの所望のチェック項目としてユーザが入力部15を用いて選択可能に表示されている。
ユーザが入力部15によって格納フォルダ選択ボタン21bを押下(以下、クリック)して、チェック対象となる回路設計データが含まれる記憶領域であるフォルダを選択する。これにより、格納パス表示部21aには、少なくとも1つの回路設計データのファイル(回路設計ファイルともいう)が含まれるフォルダのパスが表示される。同様に、ユーザが入力部15によって保存フォルダ選択ボタン21dをクリックして、チェック結果のデータのファイル(以下、チェック結果ファイル)を保存するフォルダを選択することにより、保存パス表示部21cには、チェック結果ファイルが保存されるフォルダのパスが表示される。なお、規定チェックボックス21eがチェックされると、選択したフォルダは、次回以降の回路設計データ判定処理において、制御部11によりチェック結果ファイルを保存するフォルダとして設定される。
読み込みファイル一覧表示部22には、記憶部12などから読み出した回路設計データのファイル名、データベースのチェックの判定結果(図2中、DB欄)、および回路設計データのチェックの判定結果(図2中、CHK欄)が表示される。ユーザが入力部15によって一覧更新ボタン23をクリックすると、読み込みファイル一覧表示部22に表示される回路設計データのファイル名の一覧が更新される。チェック項目選択部24は、ユーザが入力部15によってチェックボックスを選択することにより、回路設計データにおいて回路の判定を行うチェック項目を選択する選択部である。チェック開始ボタン25は、回路設計データに対する判定処理の実行を入力するためのボタンである。ユーザが入力部15によってチェック開始ボタン25をクリックすると、クリックした信号が出力部14および入力部15から制御部11に供給されて、読み込みファイル一覧表示部22に表示された回路設計データのファイルに対する判定処理が開始される。作業ステータス表示部26は、判定処理を行っている回路設計データのファイル名などを表示して、判定処理の開始から完了までのプロセスを表示する。データベース更新チェックボックス27は、ユーザが入力部15によって選択することにより、回路設計データに対して判定処理を行う際に、所定のデータベースの更新を行うか否かを選択する。実行時間ボックス28は、判定処理の対象となる少なくとも1ファイルの回路設計データに対する判定処理の開始から完了までの時間を計測して表示する部分である。
ユーザが入力部15によってチェック開始ボタン25をクリックすることにより、読み込みファイル一覧表示部22に表示されている少なくとも1つの回路設計データのファイルに対して、本実施形態による回路設計データ判定処理が開始される。図3は、本実施形態による回路設計データ判定方法を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、まず、ステップST1において制御部11は、エラーチェックを行う。具体的に制御部11は、回路情報DB122の状態をチェックする一方、表示画面2におけるチェック項目選択部24において、チェックがされているチェックボックスを検出する。ステップST2において制御部11は、回路情報DB122の状態が正常であるか否か、チェック項目選択部24において少なくとも1つのチェックボックスにチェックがされているか否かを判定する。制御部11が、回路情報DB122の状態が正常ではない、またはチェック項目選択部24においていずれのチェックボックスにもチェックがされていないと判定した場合(ステップST2:Yes)、エラーが存在すると判定して、回路設計データ判定処理を終了する。ここで、回路情報DB122の状態が正常ではないとは、データベースの形式が後述する比較判定処理に適合しない状態であることを意味する。一方、制御部11が、回路情報DB122のデータベースに異常がなく、かつチェック項目選択部24において少なくとも1つのチェックボックスにチェックがされていると判定した場合(ステップST2:No)、エラーが存在しないと判定して、ステップST3に移行する。なお、制御部11によるエラーチェックにおいて、エラーがあると判定された場合、出力部14にエラーメッセージを表示してもよい。
ステップST3において制御部11は、チェック結果ファイルを保存するフォルダを作成する。なお、チェック結果ファイルを保存するフォルダが存在していた場合は、ステップST3を実行しなくてもよい。その後、ステップST4に移行する。この状態において、ユーザが入力部15によってキャンセルボタン(図示せず)をクリックすると(ステップST4:Yes)、回路設計データ判定処理を終了する。ステップST4においてユーザが入力部15によってキャンセルをクリックしなかった場合(ステップST5:No)、ステップST5に移行する。
ステップST5において制御部11のデータベース生成部11bは、キャビティサイズDB122aや、電線置換DB122bや、あらかじめ作成されたデータベースに基づいて、回路設計データのフォーマットに適合した端子圧着DB122cを作成する。制御部11は、作成した端子圧着DB122cを記憶部12の回路情報DB122に格納することにより、端子圧着DB122cを更新する。ステップST6に移行して制御部11のデータベース生成部11bは、キャビティサイズDB122aや、電線置換DB122bや、あらかじめ作成されたデータベースに基づいて、回路設計データのフォーマットに適合した接続状態DB122dを作成する。制御部11は作成した接続状態DB122dを、記憶部12の回路情報DB122に格納することにより、接続状態DB122dを更新する。なお、ステップST5,ST6は、並行して実行しても逆順に実行してもよい。
ステップST7に移行して制御部11の比較判定部11aは、記憶部12から回路情報DB122を読み込む(データベース読み込みステップ)。これにより、比較判定部11aは、少なくともキャビティサイズDB122a、端子圧着DB122c、および接続状態DB122dを読み込んで、これらのデータベースに格納された各種データを読み込む。
その後、ステップST8に移行して比較判定部11aは、読み込みファイル一覧表示部22に表示されている回路設計データを順に1ファイル分だけ読み込む(回路設計データ読み込みステップ)。これにより、比較判定部11aは、1ファイルの回路設計データに含まれている各種データを読み込む。比較判定部11aは、読み込んだ回路設計データを記憶部12の所定部分に格納する。その後、ステップST9に移行する。
ステップST9において比較判定部11aは、回路情報DB122に対して、回路設計データに含まれる各種データに対応した比較用のデータが含まれているか否かを比較判定する。一方で比較判定部11aは、読み込みファイル一覧表示部22のチェック判定欄のDB欄にチェック結果を表示する(出力ステップ)。
ステップST10に移行すると比較判定部11aは、上述のように読み込んだ回路情報DB122と読み込んだ回路設計データの各種データとを、それぞれの対応したデータごとに比較する。この際、比較判定部11aは、チェック項目選択部24において選択されたチェック項目に関して、回路設計データと回路情報DB122のデータとを比較する比較判定処理を行う(比較判定ステップ)。
具体的に、比較判定部11aによる第1の比較判定処理は、回路設計データに含まれるコネクタ品番に基づいて、キャビティサイズ、性別、防水性、およびゴム栓サイズの内の少なくとも1つのパラメータを導出する。なお、ゴム栓サイズとは、コネクタと電線との間を止水するシールゴムの寸法である。比較判定部11aによる第2の比較判定処理は、コネクタ品番が存在するか否か、および登録されているコネクタ品番のコネクタにおいて未登録の色が存在するか否かを判定する。比較判定部11aによる第3の比較判定処理は、回路設計データに含まれる電線にコネクタのキャビティサイズに対応した端子を圧着できるか否かを判定する。比較判定部11aによる第4の比較判定処理は、回路設計データに含まれるジョイントの電線の本数および種類が条件を満たしているか否かを判定する。比較判定部11aによる第5の比較判定処理は、組電線の線種が組電線として登録されているか否か、および組電線以外の線種が組電線として登録されているか否かを判定する。比較判定部11aによる第6の比較判定処理は、ジョイント回路とシールド線のドレイン線以外でコネクタ番号に設定されていないコネクタが存在するか否かを判定する。比較判定部11aによる第7の比較判定処理は、ワイヤハーネスの回路設計において考慮すべき、あらかじめ設定された所定の製造要件を満たしているか否かを判定する。比較判定部11aによる第8の比較判定処理は、ジョイントの部分において電線の金属が同種どうしであるか異種どうしであるかを判定する。以上の第1~第8の比較判定処理は、チェック項目選択部24において選択されたチェック項目に基づいて、選択的に実行される。
一方で比較判定部11aは、読み込みファイル一覧表示部22のチェック判定欄のCHK欄にチェック結果を表示する(出力ステップ)。なお、比較判定が行われている回路設計データのファイル名は、作業ステータス表示部26に表示される。また、上述したステップST9,ST10は、並行して実行しても逆順に実行してもよい。
チェック結果の表示において、図2に示す例では、ファイルの読み込みエラーの場合に「#FILE」が表示される。回路情報DB122に関しては、比較用のデータが含まれていない場合にDB欄に例えば「未登録」が表示され、比較用のデータが全て含まれている場合に問題ないという意味で例えば「OK」が表示される。回路設計データに関しては、回路設計データに、ワイヤハーネスの回路として妥当でない部分が含まれる場合にCHK欄に例えば「NG」が表示され、妥当でない部分が含まれない場合に問題ないという意味で例えば「OK」が表示される。なお、チェック結果が未登録またはNGの場合には、ファイル名に対して、後述するチェック結果ファイルにリンクされたハイパーリンクを設定してもよい。
次に、図3に戻り、ステップST11に移行すると、上述したステップST9に基づいて、比較判定部11aは、回路設計データに対する比較判定を行ったチェック結果を含むチェック結果ファイルを作成して、記憶部12に検索可能に格納する。一方で、ステップST10に基づいて、比較判定部11aは、回路情報DB122に対する比較判定を行った結果の情報を含むチェック結果ファイルを作成し、記憶部12に検索可能に格納する。
なお、以上のステップST8~ST11において、処理対象のファイルが存在しない場合や、ファイルがソフトウェアとして破損している場合などにおいては、ステップの処理ごとに比較判定部11aからエラーの信号を出力してもよい。
その後、ステップST12に移行して比較判定部11aは、読み込みファイル一覧表示部22に表示されている全ての回路設計ファイルに対してチェックを行ったか否かを判定する。比較判定部11aが全ての回路設計ファイルに対してチェックを行っていないと判定した場合(ステップST12:No)、ステップST8に移行する。ステップST8において比較判定部11aは、読み込みファイル一覧表示部22に表示されている回路設計データを順次読み込み、ステップST9~ST11の比較判定処理を実行する。
図4は、本発明の一実施形態による回路設計データ判定方法の完了後におけるチェック結果をまとめた表示画面の一例を示す図である。図4に示すように、チェック結果をまとめて表示画面においては、ファイル品番に関連付けされて、チェック項目、種別、判定、件数、および詳細データが表形式で表示されている。詳細データ欄においては、チェック結果の詳細なデータの集合からなるチェック結果ファイルにリンクされた情報が表示される。図4に示す例においては、回路情報データベースに関しては、判定結果が「未登録」または「OK」のいずれかである。第1~第8チェック項目については、判定結果は「未登録」、「NG」、または「OK」のいずれかである。なお、特別に注意を要する場合には、「条件確認」などの注意事項が表示される。
図4に示す表示例における具体的な一例について説明すると、新規のコネクタのデータであって、回路情報DB122に登録されていない件数が3件あることが表示されている。さらに、比較判定部11aによって、どのような新規のコネクタが未登録であるかの詳細なデータを含むチェック結果ファイル[新規コネクタ情報]が作成され、記憶部12に格納されている。詳細データの欄においては、チェック結果ファイル[新規コネクタ情報]のファイルやデータにリンクされた情報が表示される。なお、図4に示す例はあくまでもチェック結果をまとめた表示画面の一例であって、制御部11の比較判定部11aによって作成されたチェック結果ファイルを表出していれば、種々の表示形式を採用することが可能である。
図4に示す例において、各チェック項目は以下のチェック項目とすることができる。
第1チェック項目:「圧着判定」、第1-1種別:単一電線圧着判定、第1-2種別:複数電線圧着判定
第2チェック項目:ジョイント本数
第3チェック項目:組電線判定
第4チェック項目:コネクタ番号の空白判定
第5チェック項目:アルミニウム電線の防食指示
第6チェック項目:第1製造要件、第6-1種別:一端がアース、他端が防水キャビティ、第6-2種別:両側が同じキャビティで一方の端子が特別な端子
第7チェック項目:第2製造要件、第7-1種別:設計要件を満たさないジョイント(悪性ジョイント)、同じジョイントから同一のコネクタに同色で異なる径の電線を配線、第7-2種別:アルミニウム電線の防食指示
第8チェック項目:第3製造要件、第8-1種別:特殊な端子を適用、第8-2種別:溶接箇所数、第8-3種別:複数本の圧着端子適用
第9チェック項目:異種金属間のジョイント(例えば、銅電線とアルミニウム電線とのジョイント)
以上説明した本発明の一実施形態によれば、ワイヤハーネスの回路を設計している間に回路設計データを容易に比較判定してチェックできる。そのため、回路設計データの妥当性を回路の設計中にフィードバックすることが可能になるので、回路設計の品質を向上できる。また、従来においては、工数の制限上、実施が困難であった比較判定のチェックを実行できるので、回路設計の品質をさらに向上できる。また、従来に比して、回路設計データや比較するためのデータベースの用意、および実際に比較判定を行うチェック工程などの回路設計データのチェックに要する工数を低減できる。さらに、チェック結果の確認から回路設計へのフィードバックまでの工数も低減できる。
(記録媒体)
上述の一実施形態において、回路設計データ判定方法を実行可能なプログラムを、ハードウェアを有するコンピュータその他の機械や装置(以下、コンピュータなど、という)が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータなどに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、当該コンピュータなどが回路設計データ判定装置1として機能する。ここで、コンピュータなどが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラムなどの情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータなどから読み取ることができる非一時的な記録媒体をいう。このような記録媒体のうちのコンピュータなどから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク(FD)、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD(Digital Versatile Disk)、BD、DAT、磁気テープ、フラッシュメモリなどのメモリカードなどがある。また、コンピュータなどに固定された記録媒体としてハードディスク、ROMなどがある。さらに、SSDは、コンピュータなどから取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータなどに固定された記録媒体としても利用可能である。
以上、本発明の一実施形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げたチェック項目はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なるチェック項目を設定してもよい。
(その他の実施形態)
また、一実施形態による回路設計データ判定装置1では、上述してきた「部」は、「回路」などに読み替えることができる。例えば、通信部は、通信回路に読み替えることができる。
また、一実施形態に係る回路設計データ判定装置1に実行させるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルデータでCD-ROM、フレキシブルディスク、CD-R、DVD、USB媒体、フラッシュメモリなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、一実施形態による回路設計データ判定装置1に実行させるプログラムは、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
なお、上述した図3に示すフローチャートの説明においては、「まず」、「その後」、「続いて」などの表現を用いてステップ間の処理の前後関係を明示したが、本実施形態を実施するために必要な処理の順序は、それらの表現によって一意的に定められるわけではない。すなわち、本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序は、矛盾のない範囲で変更することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 判定装置(回路設計データ判定装置)
2 表示画面
11 制御部
11a 比較判定部
11b データベース生成部
12 記憶部
13 通信部
14 出力部
15 入力部
20 標題表示部
21 フォルダパス設定部
21a 格納パス表示部
21b 格納フォルダ選択ボタン
21c 保存パス表示部
21d 保存フォルダ選択ボタン
21e 規定チェックボックス
22 読み込みファイル一覧表示部
23 一覧更新ボタン
24 チェック項目選択部
25 チェック開始ボタン
26 作業ステータス表示部
27 データベース更新チェックボックス
28 実行時間ボックス
120 オペレーティングシステム
121 チェックアプリケーション
122 回路情報DB
122a キャビティサイズDB
122b 電線置換DB
122c 端子圧着DB
122d 接続状態DB

Claims (13)

  1. ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データに含まれる前記回路に関するデータに対して前記ワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かの判定を行う回路設計データ判定装置であって、
    データが検索可能に格納され、前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースが記憶された記憶手段と、
    前記ワイヤハーネスの回路設計データが入力されると、前記回路設計データを前記記憶手段に格納する制御手段と、
    前記制御手段から出力された情報を外部に報知する出力手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記入力された回路設計データを前記回路情報データベースと比較判定する比較判定処理を実行する比較判定部を有し、
    前記比較判定部は、比較判定処理として前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定し、前記比較判定処理によって得られた結果の情報を前記出力手段に出力する
    ことを特徴とする回路設計データ判定装置。
  2. 前記制御手段に外部から情報を入力可能な入力部をさらに備え、
    前記制御手段は、前記出力部に、前記比較判定処理を実行する際のチェック項目を少なくとも1項目出力し、
    前記入力部によって、前記複数のチェック項目に関する前記比較判定処理の実行の要否の入力を選択可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路設計データ判定装置。
  3. 前記制御手段は、回路設計データと回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるコネクタ品番に基づいて、キャビティサイズ、性別、防水性、およびゴム栓サイズの内の少なくとも1つのパラメータを導出する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の回路設計データ判定装置。
  4. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、コネクタ品番が存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  5. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、登録されているコネクタ品番のコネクタにおいて未登録の色が存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  6. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれる電線にコネクタのキャビティサイズに対応した端子を圧着できるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  7. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、前記回路設計データに含まれるジョイントの電線の本数および種類が条件を満たしているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  8. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、組電線の線種が組電線として登録されているか否か、および組電線以外の線種が組電線として登録されているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  9. 前記制御手段は、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、ジョイント回路とシールド線のドレイン線以外でコネクタ番号が設定されていないコネクタが存在するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  10. 前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報にリンクしたハイパーリンクを前記出力部に出力する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  11. 前記制御手段は、前記比較判定処理の完了後に、前記回路設計データに対する比較判定処理の結果の情報を前記出力部から報知する
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の回路設計データ判定装置。
  12. 記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置が実行する、ワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かを判定する回路設計データ判定方法であって、
    前記記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込むデータベース読み込みステップと、
    前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力される回路設計データ読み込みステップと、
    前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較判定する比較判定ステップと、
    前記比較判定ステップにおいて得られた結果の情報を外部に報知する出力ステップと、
    を含み、
    前記比較判定ステップにおいて、前記回路設計データと前記回路情報データベースとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定する
    ことを特徴とする回路設計データ判定方法。
  13. 記憶手段とハードウェアを有する制御手段とを備える回路設計データ判定装置にワイヤハーネスの回路を実際に製造できるか否かの判定を実行させるプログラムであって、
    記憶手段に格納された前記ワイヤハーネスの回路に関する回路情報を含む回路情報データベースを読み込み、
    前記ワイヤハーネスの回路の設計に関する複数のデータから構成される回路設計データが入力されると、前記入力された回路設計データに含まれる前記回路に関するそれぞれのデータと、前記データに対応して前記回路情報データベースに含まれるデータとを比較して、所定の製造要件を満たしているか否かを判定し、
    前記比較判定によって得られた結果の情報を外部に報知する
    ことを特徴とするプログラム。
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