JP7269077B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部へ供給される液体を収容する液体収容容器と、前記液体収容容器に液体を補給するための液体補給容器と、を備える液体吐出装置であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する液体収容室と、前記液体補給容器のノズルを挿入するためのノズル挿入孔と、該ノズル挿入孔の底部に位置し、前記液体収容室に連通する液体注入口と、前記液体注入口を閉塞および開口させるための開閉部材と、前記開閉部材に連結された開閉機構と、第1嵌合部を有し、
前記液体補給容器は、液体を貯留する補給容器本体と、液体を注出するための液体注出口が形成された前記ノズルと、前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部を有し、
前記第1嵌合部は、前記ノズル挿入孔の周りに設けられた凹部により形成されるとともに、
前記第2嵌合部は、前記ノズルの側面に突出する凸部により形成されており、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合しないときは、前記開閉機構に前記ノズルが当接せずに前記液体注入口が閉塞され、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときは、前記開閉機構に前記ノズルの側部が当接することにより前記開閉部材が移動して、前記液体注出口が前記開閉部材に当接せずに前記液体注入口を開口させる、液体吐出装置が提供される。
液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部へ供給される液体を収容する液体収容容器と、を備え、液体補給容器から前記液体収容容器に液体を補給することができる液体吐出装置であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する液体収容室と、前記液体補給容器のノズルを挿入するためのノズル挿入孔と、該ノズル挿入孔の底部に位置し、前記液体収容室に連通する液体注入口と、前記液体注入口を閉塞および開口させるための開閉部材と、前記開閉部材に連結された開閉機構と、第1嵌合部を有し、
前記液体補給容器は、液体を貯留する補給容器本体と、液体を注出するための液体注出口が形成された前記ノズルと、前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部を有し、
前記第1嵌合部は、前記ノズル挿入孔の周りに設けられた凹部により形成されるとともに、
前記第2嵌合部は、前記ノズルの側面に突出する凸部により形成されており、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合しないときは、前記開閉機構に前記ノズルが当接せずに前記液体注入口が閉塞され、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときは、前記開閉機構に前記ノズルの側部が当接することにより前記開閉部材が移動して、前記液体注出口が前記開閉部材に当接せずに前記液体注入口を開口させる、液体吐出装置が提供される。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。図1は本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置1000(以下、「記録装置」とも称する)の機構部を示す斜視図、図2はこの記録装置1000の要部構成を模式的に示す縦断側面図である。なお、本明細書において、用語「インク」は、記録液、定着処理液、レジストなどの液体の総称として用いる。
本実施形態では、インクタンク160に適合しない色のインクが補給されてインクの混色が生じることをより確実に防止することができる。このために、インクの種類(色)ごとに異なる嵌合形状(第1および第2嵌合部の形状)を有するインクタンクおよびインク補給容器を用いる。インクタンクが収容するインクと同一種類のインクを貯留するインク補給容器の第2嵌合部のみが、そのインクタンクの第1嵌合部と嵌合する。第1嵌合部は、インクタンクに収容される液体の種類に応じて定められた形状を有し、第2嵌合部は、インク補給容器に貯留される液体の種類に応じて定められた形状を有する。
フタ部材168を開く際に、開閉機構171の当接部材169が当接する部材(ノズル222の側部)として、第1の実施形態ではノズル222の連結部223の側面、特には当該側面が連結部223の上底面と交わる角部を用いている。第2の実施形態では、連結部223に設けられた第2凸部213、特にはその側端部を用いている。本実施形態では、ノズル部224の側面241を、当接部材169に当接させて、フタ部材を開く。
第1から第3の実施形態では、フタ部材168が閉状態を維持している状態であっても、ユーザがインク補給容器200を押圧してしまうと、インク補給容器から流出したインクがインクタンク160を汚す恐れがある。そこで第4の実施形態では、インク注出口230からのインクの流出を避けるための手段として、ノズル部224に図10に示すような弁220を内蔵させている。弁220は、インク補給容器200に貯留された液体が流出するのを阻止するために注出口230を閉塞すると共に、押圧部材(ピン172)で押圧されることにより注出口230を開口させる。
インクタンク160内を加圧することでインクを記録ヘッド15へインクを供給する記録装置では、インクの補給時にインクタンク160内を加圧する必要があるため、インクタンク160に大気連通孔102を設けない。このような場合にインクをよりスムーズに補給するために、ノズル挿入孔167とノズル222との間に隙間を設け、当該隙間によってインクタンク160内部の大気連通を促進することができる。例えばノズル222の側面に凸部を設け、口元部164に凹部を設け、当該凸部が当該凹部に嵌合して突き当たった際に、ノズル挿入孔167とノズル222との間に隙間が形成されるような構成を採用することができる。
160 インクタンク(液体収容容器)
162 第1凹部
163 第2凹部
164 口元部
166 注入口
167 ノズル挿入孔
168 フタ部材(開閉部材)
169 当接部材
170 ばね
171 開閉機構
172 ピン
200 インク補給容器(液体補給容器)
212 第1凸部
213 第2凸部
218 弁体
219 ばね
220 弁
221 補給容器本体
222 ノズル
223 連結部
224 ノズル部
230 液体注出口
240 連結部の側面
1000 インクジェット記録装置
Claims (14)
- 液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部へ供給される液体を収容する液体収容容器と、前記液体収容容器に液体を補給するための液体補給容器と、を備える液体吐出装置であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する液体収容室と、前記液体補給容器のノズルを挿入するためのノズル挿入孔と、該ノズル挿入孔の底部に位置し、前記液体収容室に連通する液体注入口と、前記液体注入口を閉塞および開口させるための開閉部材と、前記開閉部材に連結された開閉機構と、第1嵌合部を有し、
前記液体補給容器は、液体を貯留する補給容器本体と、液体を注出するための液体注出口が形成された前記ノズルと、前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部を有し、
前記第1嵌合部は、前記ノズル挿入孔の周りに設けられた凹部により形成されるとともに、
前記第2嵌合部は、前記ノズルの側面に突出する凸部により形成されており、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合しないときは、前記開閉機構に前記ノズルが当接せずに前記液体注入口が閉塞され、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときは、前記開閉機構に前記ノズルの側部が当接することにより前記開閉部材が移動して、前記液体注出口が前記開閉部材に当接せずに前記液体注入口を開口させる、液体吐出装置。 - 前記開閉機構が、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときに少なくとも一部が前記ノズルの側部に当接する面であって前記ノズルの挿入方向に対して傾斜する面を有する当接部材と、前記当接部材を前記ノズル挿入孔に向かう方向に付勢するばねを有する、請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときに、前記液体注出口が前記液体注入口より前記液体収容容器の内部側に位置する、請求項1または2に記載の液体吐出装置。
- 前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときに、前記液体注出口が、前記ノズル挿入孔の中心軸と比べて、前記開閉機構から遠い場所に位置する、請求項1~3のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記液体収容容器が収容する液体と同一種類の液体を貯留する前記液体補給容器の前記第2嵌合部のみが、当該液体収容容器の前記第1嵌合部と嵌合する、請求項1~4のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記第1嵌合部は、前記液体収容容器に収容される液体の種類に応じて定められた形状を有し、
前記第2嵌合部は、前記液体補給容器に貯留される液体の種類に応じて定められた形状を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 - 前記開閉機構が、前記凹部に設けられている、請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記第1嵌合部は、前記液体注入口の周りに設けられた第1形状部と第2形状部とを有し、
前記第2嵌合部は、前記ノズルの側面に設けられ前記第1形状部と嵌合する第3形状部と、前記ノズルの側面に設けられ前記第2形状部と嵌合する第4形状部と、を有し、
前記第4形状部と前記液体注出口との距離は、前記第3形状部と前記液体注出口との距離より長い、請求項1~7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記第1および第2形状部が凹部であり、前記第3および第4形状部が凸部であり、
前記開閉機構が、第2形状部に設けられている、請求項8に記載の液体吐出装置。 - 前記液体補給容器は、前記液体注出口を閉塞させる封止材を有し、
前記液体収容容器は、前記液体注入口より内部側に、前記封止材を押圧可能な押圧部材が設けられている、請求項1~9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。 - 前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したとき、前記押圧部材は前記封止材を押圧して前記液体注出口を開口させる、請求項10に記載の液体吐出装置。
- 前記封止材は、前記液体補給容器に貯留された液体が流出するのを阻止するために前記液体注出口を閉塞すると共に、前記押圧部材で押圧されることにより前記液体注出口を開口させる弁によって構成される、請求項11に記載の液体吐出装置。
- 前記押圧部材は、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したとき、前記封止材を貫通して前記液体注出口を開口させる、請求項10に記載の液体吐出装置。
- 液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部へ供給される液体を収容する液体収容容器と、を備え、液体補給容器から前記液体収容容器に液体を補給することができる液体吐出装置であって、
前記液体収容容器は、液体を収容する液体収容室と、前記液体補給容器のノズルを挿入するためのノズル挿入孔と、該ノズル挿入孔の底部に位置し、前記液体収容室に連通する液体注入口と、前記液体注入口を閉塞および開口させるための開閉部材と、前記開閉部材に連結された開閉機構と、第1嵌合部を有し、
前記液体補給容器は、液体を貯留する補給容器本体と、液体を注出するための液体注出口が形成された前記ノズルと、前記第1嵌合部に嵌合可能な第2嵌合部を有し、
前記第1嵌合部は、前記ノズル挿入孔の周りに設けられた凹部により形成されるとともに、
前記第2嵌合部は、前記ノズルの側面に突出する凸部により形成されており、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合しないときは、前記開閉機構に前記ノズルが当接せずに前記液体注入口が閉塞され、
前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが嵌合したときは、前記開閉機構に前記ノズルの側部が当接することにより前記開閉部材が移動して、前記液体注出口が前記開閉部材に当接せずに前記液体注入口を開口させる、液体吐出装置。
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