JP7268514B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二層構造のトレンチゲート構造を有する半導体スイッチング素子を備えた半導体装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるような二層構造のトレンチゲート構造を有するMOSFETを備えた半導体装置が知られている。この半導体装置では、n型基板の上にn型ドリフト層を形成した半導体基板の表層部に、二層構造のトレンチゲートが形成される。トレンチゲート構造は、ゲートトレンチの底部側にシールド絶縁膜を介してソース電位とされるシールド電極が配置されると共に、トレンチ内におけるシールド電極の上側にゲート絶縁膜を介してゲート電極層が配置されることで二層構造とされる。シールド電極とゲート電極層との間には層間絶縁膜(以下、中間絶縁膜という)が形成され、中間絶縁膜によってシールド電極とゲート電極層とが絶縁されている。
また、ゲートトレンチは、一方向を長手方向とするライン状で構成され、ゲートトレンチに沿ってシールド電極およびゲート電極層が形成されている。そして、シールド電極とのコンタクトが取れるように、ゲートトレンチの先端部ではゲート電極層よりもシールド電極の方がトレンチの先端部まで延設されており、その部分においてシールド電極が半導体基板の表面まで形成されている。
米国特許第00930618号明細書
上記のような構造とする場合、下層側に位置するシールド電極をソース電位に固定するために、シールド電極を構成するポリシリコンを半導体基板の表面から引き上げてシールドライナーを形成する必要がある。シールド電極とゲート電極層との間の中間絶縁膜は、通常ゲート酸化膜を形成する際に用いられる熱酸化膜やCVD(chemical vapor deposition)法によるデポ酸化膜により構成されている。そして、シールドライナーとゲート電極層の先端との間にも、中間絶縁膜が形成される。
しかしながら、ゲートトレンチの先端部において、シールド電極のうちのゲートトレンチの深さ方向に沿う側壁上での中間絶縁膜のカバレッジは、製法にかかわらずトレンチ内における底部上に形成される部分よりも悪い傾向にある。また、製造方法や工程バラツキによってもカバレッジが悪化する可能性がある。このため、トレンチゲート構造の長手方向の先端において、該長手方向における内側の位置よりも中間絶縁膜の絶縁耐圧が低くなり、狙った信頼性が得られなくなることがある。さらに、トレンチの先端において、トレンチの入口側よりも底部側の方のカバレッジが悪いために、トレンチの入口側で中間絶縁膜が埋め込まれ尽くしても底部側で埋込不足が生じてしまう。このため、トレンチの底部側において、“す”と呼ばれる空洞が形成され、底部側を厚膜化できなくなる。
また、上記のように二層構造のトレンチゲート構造を有する半導体装置の場合、絶縁膜にバイアスが加わる構造体が多数存在する。このような構造の場合、例えば、スクリーニング用の電圧をそれぞれの絶縁膜、すなわちシールド絶縁膜や中間絶縁膜、ゲート絶縁膜などに対して印加し、所望する絶縁耐圧が得られないものを不良品として除外するという工程が行われる。このことからも、中間絶縁膜を十分に厚く形成する必要があり、中間絶縁膜の絶縁耐圧が低くなることを抑制することが必要となる。
本発明は上記点に鑑みて、二層構造のトレンチゲート構造における中間絶縁膜の絶縁耐圧を確保できる構造の半導体スイッチング素子を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1および3に記載の発明は、二層構造のトレンチゲート構造を有する半導体スイッチング素子を備えた半導体装置であって、半導体スイッチング素子は、第1導電型のドリフト層(2)と、ドリフト層上に形成された第2導電型のボディ領域(3)と、ボディ領域内における該ボディ領域の表層部に形成され、ドリフト層より高不純物濃度とされた第1導電型の第1不純物領域(4)と、一方向を長手方向とすると共に第1不純物領域からボディ領域を貫通してドリフト層に達するストライプ状に配置された複数のゲートトレンチ(5)内それぞれに、絶縁膜(6)を介して、シールド電極(7)と中間絶縁膜(9)およびゲート電極層(8)が順に積層されて二層構造とされた複数のトレンチゲート構造と、ドリフト層を挟んでボディ領域と反対側に形成され、ドリフト層よりも高不純物濃度とされた第1または第2導電型の高濃度層(1)と、トレンチゲート構造とボディ領域および第1不純物領域の上に配置され、ボディ領域や第1不純物領域に繋がるコンタクトホール(11a)が形成された層間絶縁膜(11)と、コンタクトホールを通じて第1不純物領域およびボディ領域と電気的に接続される上部電極(10)と、高濃度層と電気的に接続された下部電極(15)と、を有している。
そして、シールド電極がゲート電極層の先端部よりも外側まで延設されており、該シールド電極とゲート電極層の底面との間に加えてゲート電極層の先端部との間においても中間絶縁膜の先端部(9a)が形成されており、ゲートトレンチは、該ゲートトレンチの長手方向の両端位置よりも内側において、部分的に幅広とされた幅広部(5c)を有し、中間絶縁膜の先端部が該幅広部内に配置されている。
このように、ゲートトレンチのうち両端位置よりも内側に幅広部を設けるようにしている。このため、ゲートトレンチの幅方向両側から生成された絶縁膜が繋り難くなり、空洞部が発生しないようにできる。これにより、中間絶縁膜をゲートトレンチの入口側だけでなく底部側においても十分に厚く形成でき、絶縁耐圧を確保できる。よって、二層構造のトレンチゲート構造における中間絶縁膜の絶縁耐圧を確保できる構造の半導体スイッチング素子を備えた半導体装置とすることが可能となる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる半導体装置のセル部の上面レイアウト図である。 図1中のII-II断面図である。 図1中のIII-III断面図である。 図1中の領域Rを拡大した図である。 ゲートトレンチ内にシールド絶縁膜およびシールド電極を形成したときのトレンチゲート構造の先端部の近傍を拡大した図である。 第1実施形態にかかる半導体装置の製造工程中の断面図であって、図2に対応する断面での製造工程を示した図である。 図6Aに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Bに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Cに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Dに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Eに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Fに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Gに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Hに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Iに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図6Jに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 第1実施形態にかかる半導体装置の製造工程中の断面図であって、図3に対応する断面での製造工程を示した図である。 図7Aに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Bに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Cに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Dに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Eに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Fに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Gに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Hに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Iに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図7Jに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 第1実施形態にかかる半導体装置の製造工程中のセル部の上面レイアウト図である。 図8Aに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図8Bに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 図8Cに続く半導体装置の製造工程中の断面図である。 比較例として示したトレンチゲート構造のうちの幅広部の近傍を拡大した図である。 第2実施形態にかかる半導体装置におけるトレンチゲート構造の先端部の拡大図である。 他の実施形態で説明する半導体装置におけるトレンチゲート構造の先端部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態では、二層構造のトレンチゲート構造を有するnチャネルタイプのMOSFETが備えられた半導体装置を例に挙げて説明する。以下、図1~図3に基づいて本実施形態にかかる半導体装置の構造について説明する。
なお、これらの図に示すMOSFETは、半導体装置のうちのセル領域に形成されている。実際には、半導体装置は、図1に示した部分を囲むように外周領域も設けられるが、ここではMOSFETのみ図示してある。以下では、図1~図3に示すように、MOSFETの幅方向をx方向、x方向に対して交差するMOSFETの奥行方向をy方向、MOSFETの厚み方向もしくは深さ方向、つまりxy平面に対する法線方向をz方向として説明する。
図2に示すように、本実施形態にかかる半導体装置は、不純物濃度が高濃度とされたシリコン等の半導体材料によって構成されたn型の半導体基板1を用いて形成されている。n型の半導体基板1の表面上には、n型の半導体基板1よりも不純物濃度が低濃度とされたn型ドリフト層2が形成されている。
また、n型ドリフト層2の表層部の所望位置には、比較的不純物濃度が低く設定されたp型ボディ領域3が形成されている。p型ボディ領域3は、例えばn型ドリフト層2に対してp型不純物をイオン注入することなどによって形成され、チャネル領域を形成するチャネル層としても機能する。p型ボディ領域3は、図1に示すように、後述する複数のトレンチゲート構造の間において、y方向を長手方向として形成されている。
p型ボディ領域3の表層部には、n型ドリフト層2よりも不純物濃度が高濃度とされたソース領域に相当するn型不純物領域4が備えられている。また、n型不純物領域4には、コンタクトトレンチ4aが形成されており、このコンタクトトレンチ4aの底面においてp型ボディ領域3が露出した状態となっている。なお、ここでは図示しないが、p型ボディ領域3のうちの露出した部分に、ボディコンタクトとなるp型コンタクト領域を形成することもできる。さらに、n型不純物領域4のうちのコンタクトトレンチ4aの側面に、ソースコンタクトとなるn型コンタクト領域を形成することもできる。
また、n型ドリフト層2の表層部のうち各p型ボディ領域3や各n型不純物領域4の間には、一方向を長手方向とする複数本のゲートトレンチ5が形成されている。このゲートトレンチ5はトレンチゲート構造を形成するためのトレンチであり、本実施形態では、各ゲートトレンチ5が等間隔に平行に並べられることでストライプ状のレイアウトとされている。
ゲートトレンチ5は、p型ボディ領域3よりも深い位置まで、つまり基板表面側からn型不純物領域4およびp型ボディ領域3を貫通してn型ドリフト層2まで達する深さとされている。また、本実施形態では、ゲートトレンチ5は、底部に向かうほど徐々に幅が狭くなり、底部が丸まった形状とされている。
ゲートトレンチ5の内壁面は、絶縁膜6によって覆われている。絶縁膜6については、単独の膜で構成されていても良いが、本実施形態の場合は、ゲートトレンチ5のうちの下方部分を覆っているシールド絶縁膜6aと上方部分を覆っているゲート絶縁膜6bとによって構成している。シールド絶縁膜6aは、ゲートトレンチ5の底部から下方部分の側面を覆い、ゲート絶縁膜6bは、ゲートトレンチ5の上方部分の側面を覆っている。本実施形態では、シールド絶縁膜6aをゲート絶縁膜6bよりも厚く形成してある。
また、ゲートトレンチ5内には、絶縁膜6を介してドープトPoly-Siによって構成されたシールド電極7およびゲート電極層8が積層されて二層構造となっている。シールド電極7は、ソース電位に固定されることで、ゲート-ドレイン間の容量を小さくし、縦型MOSFETの電気特性の向上を図るために形成されている。ゲート電極層8は、縦型MOSFETのスイッチング動作を行うもので、ゲート電圧印加時にゲートトレンチ5の側面のp型ボディ領域3にチャネル領域を形成する。
シールド電極7とゲート電極層8との間には中間絶縁膜9が形成されており、中間絶縁膜9によってシールド電極7とゲート電極層8とが絶縁されている。これらゲートトレンチ5、絶縁膜6、シールド電極7、ゲート電極層8および中間絶縁膜9によってトレンチゲート構造が構成されている。このトレンチゲート構造は、例えば図1の紙面左右方向を長手方向として、図1の紙面上下方向、図2で言えば紙面左右方向に複数本が並べられることでストライプ状のレイアウトとされている。そして、トレンチゲート構造のうちの長手方向の内側の部分にn型不純物領域4等が形成され、その部分においてMOSFETとして機能させられるようになっている。ただし、図4に示すように、トレンチゲート構造は、MOSFETとして機能させる部分および両端位置において一定幅で構成されているが、両端位置から所定距離内側の位置でそれ以外の部分よりも幅広とされている。このトレンチゲート構造のうちの長手方向の両端位置での構造の詳細については後述する。
さらに、図3に示すように、ゲートトレンチ5の長手方向の両端部、すなわち図2の紙面手前側および紙面向こう側の端部において、シールド電極7は、ゲート電極層8よりも外側まで延設されている。そして、それらの部分が引き上げられ、シールドライナー7aとして半導体の上、具体的にはn型ドリフト層2やp型ボディ領域3およびn型不純物領域4の表面側から露出させられている。なお、このゲートトレンチ5の長手方向の両端部において、シールド電極7のうちゲート電極層8よりも外側に延設された部分とゲート電極層8の先端との間も中間絶縁膜9によって絶縁されている。以下、中間絶縁膜9のうちシールド電極7とゲート電極層8の先端との間に位置している部分、つまりz方向に沿う部分を先端部9aと言う。
また、ゲート電極層8を覆うように酸化膜などで構成された層間絶縁膜11が形成され、この層間絶縁膜11の上にソース電極に相当する上部電極10やゲート配線12およびシールド配線13が形成されている。上部電極10は、図2に示すように、層間絶縁膜11に形成されたコンタクトホール11a内に埋め込まれたタングステン(W)プラグなどの接続部10aを通じてp型ボディ領域3やn型不純物領域4と接触させられている。これにより、上部電極10がn型不純物領域4およびp型ボディ領域3に電気的に接続されている。
図3に示すように、ゲート配線12も、層間絶縁膜11に形成されたコンタクトホール11b内のWプラグなどの接続部12aを通じて、ゲート電極層8に電気的に接続されている。また、シールド配線13も、層間絶縁膜11に形成されたコンタクトホール11c内のWプラグなどの接続部13aを通じて、シールド電極7に電気的に接続されている。
また、n型の半導体基板1のうちn型ドリフト層2とは反対側の面にドレイン電極に相当する下部電極15が形成されている。このような構成により、縦型MOSFETの基本構造が構成されている。そして、縦型MOSFETが複数セル集まって形成されることで、セル領域が構成されている。
以上のようにして、縦型MOSFETを有する半導体装置が構成されている。続いて、上記したトレンチゲート構造のうちの長手方向の両端位置での構造の詳細について、図4~図5を参照して説明する。
図4に示すように、トレンチゲート構造は、両端位置から所定距離内側の位置でそれ以外の部分よりも幅広とされている。具体的には、ゲートトレンチ5は、ゲートトレンチ5の長手方向において、幅広とされる部分よりも内側の位置を第1領域5a、先端側の位置を第2領域5bとして、これら第1領域5a、第2領域5bでは一定幅とされている。第1領域5aは、側面にMOSFETとして機能させられる各部が配置される部分であり、第2領域5bは、シールドライナー7aが配置される部分である。そして、これら第1領域5aと第2領域5bとの間が幅広部5cとされ、幅広部5c内に、中間絶縁膜9のうちの先端部9aが位置している。本実施形態の場合、第1領域5aや第2領域5bと幅広部5cとの境界位置は徐々に幅が変化させられており、幅広部5cから第1領域5aもしくは第2領域5bに向かって徐々に先細りとなるテーパ状とされている。
ゲートトレンチ5の幅は、第1領域5aおよび第2領域5bでは例えば0.2~1.0μmとされ、幅広部5cではそれよりも例えば0.1μm程度幅が広くされる。例えば第1領域5aおよび第2領域5bの幅が0.4μmとされ、幅広部5cの幅が0.5μmとされる。また、z方向から見て、幅広部5cのうちのテーパ状の部分とゲートトレンチ5の長手方向となるy方向とのなす角度θについては任意であるが、ここでは30°≦θ≦60°としてある。角度θが小さいと、y方向における幅広部5cの長さが長くなり、トレンチゲート構造の全体長さが長くなるため、ある程度の角度があった方が好ましい。このため、30°≦θとしている。また、角度θが大きすぎると、加工の安定性が低下し得る。また、角部においてゲート電極層8を構成するポリシリコンの結晶性の乱れが発生したり、先端部9aを含む中間絶縁膜9の付き周り、つまり成膜量にばらつきが生じたりする。このため、θ≦60°としている。
図5は、トレンチゲート構造のうちのゲート電極層8とゲート絶縁膜6bおよび中間絶縁膜9を取り除いた部分を示している。この図に示すように、シールド絶縁膜6aはゲートトレンチ5の先端部においては基板表面に至るまで残されるが、第2領域5bのみでなく幅広部5cにも入り込むように残されている。ここでは、幅広部5cのうちのテーパ状の部分からさらに最も幅広となる部分に至るようにシールド絶縁膜6aが形成されている。
そして、第2領域5bや幅広部5cの一部を除いて、ゲートトレンチ5のうちシールド電極7よりも上方に位置している部分では、シールド絶縁膜6aが除去されている。その部分に中間絶縁膜9およびゲート絶縁膜6bが形成される。
次に、本実施形態にかかる半導体装置の製造方法について図6A~図6K、図7A~図7Kおよび図8A~図8Dを参照して説明する。図6A~図6Kおよび図7A~図7Kは、半導体装置の製造方法における各工程と対応する断面図である。図8A~図8Dは、各工程と対応するセル部の上面レイアウト図であるが、一部の工程のみについてのみ示してある。
〔図6A、図7Aに示す工程〕
まず、半導体基板1を用意し、半導体基板1の表面上にn型ドリフト層2をエピタキシャル成長させることで、高濃度層に相当する半導体基板1の一面側にn型ドリフト層2が形成された基板を用意する。次に、ゲートトレンチ5の形成予定領域が開口部20aとされたハードマスク20を配置する。このときのハードマスク20の上面レイアウトは図8Aのようになる。その後、ハードマスク20をマスクとして用いたエッチングによりゲートトレンチ5を形成する。なお、本図においても、上面レイアウトとしては、ゲートトレンチ5を単なる直線状として図示してあるが、両端位置よりも所定距離内側において幅広部5cが形成されたものとなる。
〔図6B、図7Bに示す工程〕
続いて、ハードマスク20を除去した後、熱酸化などによってゲートトレンチ5の内壁面を含めてn型ドリフト層2の表面にシールド絶縁膜6aを形成する。
〔図6C、図7Cに示す工程〕
シールド絶縁膜6aの上にドープトポリシリコン21を積む。これにより、ゲートトレンチ5内がドープトポリシリコン21によって埋め込まれる。
〔図6D、図7Dに示す工程〕
ドープトポリシリコン21の上に、シールドライナー7a以外の部分が開口したハードマスク22を配置する。そして、ハードマスク22をマスクとしてドープトポリシリコン21をエッチングし、ゲートトレンチ5の底部やゲートトレンチ5の端部などにドープトポリシリコンを残すことでシールド電極7やシールドライナー7aを形成する。また、最も外側に位置するゲートトレンチ5については、ドープトポリシリコンで埋込まれたままとし、シールドライナー7aとして使用する。なお、このときの上面レイアウトは図8Bのようになる。
〔図6E、図7Eに示す工程〕
シールド絶縁膜6aのうちゲートトレンチ5の上部の側面上やn型ドリフト層2の表面上に形成された部分をエッチングして除去する。ただし、ゲートトレンチ5の先端部においては、シールド絶縁膜6aが基板表面に至るまで残され、第2領域5bのみでなく幅広部5cにも入り込むように残されるようにしている。
そして、プラズマCVD(chemical vapor deposition)などで絶縁膜をデポジションすることでシールドライナー7aを含めたシールド電極7の上やゲートトレンチ5の上部の側面を覆う。その後、マスクを用いてシールド電極7やシールドライナー7aの上に形成された部分、つまり先端部9aが残るようにエッチングする。これにより、先端部9aを含めて中間絶縁膜9が形成される。
このとき、中間絶縁膜9を形成するための絶縁膜30をデポジションするときに、上記したようにゲートトレンチ5に幅広部5cを設けているため、ゲートトレンチ5の入口側と比較して底部側においてもカバレッジを悪化することを抑制できる。これにより、ゲートトレンチ5の入口側に加えて底部側においても先端部9aの厚みが確保できる。これについて、ゲートトレンチ5を一定幅で構成し、幅広部5cを備えていない構造とする場合を比較例として挙げて説明する。
図9に示すように、ゲートトレンチ5を一定幅で構成する場合、ゲートトレンチ5の先端部、つまりシールドライナー7aが形成される部分において、シールド絶縁膜6aが基板表面に至るまで残される。したがって、先端部9aが形成される位置において、両側にシールド絶縁膜6aが残っているために、CVDの埋込み領域が狭くなり、ゲートトレンチ5の入口側よりも底部側のカバレッジが悪化する。このため、ゲートトレンチ5の入口側が底部側よりも先に絶縁膜30で埋め尽くされる。そして、底部側では、ゲートトレンチ5の幅方向両側に生成された絶縁膜30が繋がり、図9に示すように絶縁膜30の間に“す”と呼ばれる空洞部31が発生してしまう。これにより、先端部9aは、ゲートトレンチ5の底部側において厚膜化できず、所望の絶縁耐圧を得ることができなくなる。
これに対して、本実施形態のように幅広部5cを設けると、図4に示したようにゲートトレンチ5の幅方向両側から生成された絶縁膜30が繋り難くなり、図9に示したような空洞部31が発生しない。特に、幅広部5cにテーパ状の部分を設けることで、第1領域5aもしくは第2領域5bと幅広部5cとの境界位置の角度θを所望の値に設定できる。このため、y方向における幅広部5cの長さが長くなり過ぎないようにできるのに加えて、加工の安定性の低下を抑制できる。また、幅が変わる場所に形成される角部において、この後形成するゲート電極層8の結晶性の乱れが発生したり、先端部9aを含む中間絶縁膜9の付き周り、つまり成膜量にばらつきが生じたりすることも抑制できる。
〔図6F、図7Fに示す工程〕
熱酸化などによってゲートトレンチ5の上部の側面上などに絶縁膜を形成することで、ゲート絶縁膜6bが形成される。なお、このときの熱酸化によって先端部9aを含めて中間絶縁膜9の膜厚が増加するが、熱酸化量は膜厚に応じて決まるため、中間絶縁膜9の膜厚増加量はゲート絶縁膜6bの厚みよりも小さくなる。
〔図6G、図7Gに示す工程〕
再びドープトポリシリコンを積んでから、エッチバックすることでゲートトレンチ5内にゲート電極層8を形成する。これにより、トレンチゲート構造が形成される。ゲート電極層8のうちの一部については、ゲート配線12に接続されるため、部分的に上方に突出した状態で残される。
〔図6H、図7Hに示す工程〕
p型不純物をイオン注入することにより、p型ボディ領域3を形成する。そして、n型不純物領域4の形成予定領域が開口する図示しないマスクを配置したのち、n型不純物をイオン注入することでn型不純物領域4を形成する。なお、このときの上面レイアウトは図8Cのようになる。
〔図6I、図7Iに示す工程〕
続いて、CVD等によって酸化膜などで構成される層間絶縁膜11を形成したのち、平坦化研磨を行って層間絶縁膜11の表面の平坦化を行う。
〔図6J、図7Jに示す工程〕
図示しないハードマスクを配置したのち、ハードマスクで覆った状態で層間絶縁膜11をエッチングすることで、層間絶縁膜11に対してコンタクトホール11a~11cを形成する。これにより、n型不純物領域4の表面の一部等が露出させられる。
さらに、ハードマスクを除去したのち、層間絶縁膜11をマスクとしてシリコンエッチングを行い、コンタクトホール11aと対応する位置にコンタクトトレンチ4aを形成する。これにより、コンタクトトレンチ4aの底面においてp型ボディ領域3が露出させられる。
〔図6K、図7Kに示す工程〕
配線加工工程として、コンタクトホール11a~11c内に接続部10a、12a、13aを形成する工程と行う。なお、このときの上面レイアウトは図8Dのようになる。そして、さらに層間絶縁膜11の表面にAl等の配線材料を成膜し、それをパターニングすることで上部電極10やゲート配線12およびシールド配線13を形成する。
最後に、下部電極15の形成工程を行う。このようにして、本実施形態にかかる縦型MOSFETを有する半導体装置が完成する。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置では、ゲートトレンチ5のうち両端位置から所定距離内側の位置に幅広部5cを設けるようにしている。このため、ゲートトレンチ5の幅方向両側から生成された絶縁膜30が繋り難くなり、空洞部31が発生しないようにできる。これにより、中間絶縁膜9をゲートトレンチ5の入口側だけでなく底部側においても十分に厚く形成でき、絶縁耐圧を確保できる。よって、二層構造のトレンチゲート構造における中間絶縁膜9の絶縁耐圧を確保できる構造のMOSFETとすることが可能となる。
さらに、幅広部5cにテーパ状の部分を設けているため、y方向における幅広部5cの長さが長くなり過ぎないようにできるのに加えて、加工の安定性の低下を抑制できる。また、幅が変わる場所に形成される角部において、この後形成するゲート電極層8の結晶性の乱れが発生したり、先端部9aを含む中間絶縁膜9の付き周り、つまり成膜量にばらつきが生じたりすることも抑制できる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して幅広部5cの形成位置を隣り合うトレンチゲート構造間において異ならせるようにしたものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態では、隣り合うトレンチゲート構造間において幅広部5cの形成位置をずらしている。図10中の上側に位置するトレンチゲート構造は、幅広部5cがよりゲートトレンチ5の長手方向の内側に配置されており、下側に位置するトレンチゲート構造は、それよりもゲートトレンチ5の長手方向の外側に配置されている。以下、図10中の上側に配置されたトレンチゲート構造における幅広部5cを内側配置幅広部5c1といい、下側に配置されたトレンチゲート構造における幅広部5cを外側配置幅広部5c2という。
内側配置幅広部5c1のうち最も幅広となった部分と外側配置幅広部5c2のうち最も幅広となった部分とは対向しないレイアウトとされている。具体的には、内側配置幅広部5c1は隣のトレンチゲート構造における第1領域5aと対向し、外側配置幅広部5c2は隣り合うトレンチゲート構造における第2領域5bと対向するレイアウトとされている。また、本実施形態の場合、内側配置幅広部5c1のうちのテーパ状の部分と外側配置幅広部5c2のうちのテーパ状の部分とを対向させることで、第1領域5aをできるだけ長くできるようにしてある。
シールドライナー7aについては、図10中において破線ハッチングで示したように、シールド電極7のうち先端部9aよりも外側に位置している部分、つまり第2領域5bおよび幅広部5cのうち先端部9aよりも外側の部分を覆っている。このため、シールドライナー7aのうちの幅広部5c側が凸凹形状となっている。
このように、隣り合うトレンチゲート構造間において幅広部5cの形成位置をずらすと、第1実施形態のように同じ形成位置にする場合と比較して、幅広部5cが形成された位置での隣り合うトレンチゲート構造間の間隔を広げられる。これにより、隣り合うトレンチゲート構造間での耐圧低下を抑制することが可能となる。
(他の実施形態)
本開示は、上記した実施形態に準拠して記述されたが、当該実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
(1)例えば、上記各実施形態では、幅広部5cのうちのテーパ状の部分を基板表面側から見て直線状としているが、図11に示すように、丸みを帯びた曲線状であっても良い。また、幅広部5cのうちの最も幅広となる部分についても直線状としているが、図11に示すように、幅広部5cの全体が曲線状とされていても良い。
(2)また、上記各実施形態では、半導体基板1によって高濃度の不純物領域を形成し、その上にn型ドリフト層2をエピタキシャル成長させることで、高濃度層とn型ドリフト層2とが形成された基板を構成している。これは、ドリフト層を挟んでp型ボディ領域3と反対側に高濃度層を構成する場合の一例を示したに過ぎず、ドリフト層を半導体基板によって構成し、その一面側にイオン注入等を行うことで高濃度層を形成するようにしても良い。
(3)また、上記各実施形態では、トレンチゲート構造を形成してから、p型ボディ領域3やn型不純物領域4を形成したが、これらの形成順を逆にしても良い。すなわち、p型ボディ領域3やn型不純物領域4が最終的にトレンチゲート構造の間に位置する部分に形成されていれば良い。
(4)また、上記各実施形態では、第1導電型をn型、第2導電型をp型としたnチャネルタイプのトレンチゲート構造のMOSFETを半導体スイッチング素子の一例として説明した。しかしながら、これは一例を示したに過ぎず、他の構造の半導体スイッチング素子、例えばnチャネルタイプに対して各構成要素の導電型を反転させたpチャネルタイプのトレンチゲート構造のMOSFETとしても良い。さらに、MOSFET以外に、同様の構造のIGBTに対しても本発明を適用することができる。IGBTの場合、半導体基板1の導電型をn型からp型に変更する以外は、上記実施形態で説明した縦型MOSFETと同様である。
3 p型ボディ領域
4 n型不純物領域
6 絶縁膜
6a シールド絶縁膜
6b ゲート絶縁膜
7 シールド電極
8 ゲート電極層
9 中間絶縁膜

Claims (7)

  1. 二層構造のトレンチゲート構造を有する半導体スイッチング素子を備えた半導体装置であって、
    前記半導体スイッチング素子は、
    第1導電型のドリフト層(2)と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のボディ領域(3)と、
    前記ボディ領域内における該ボディ領域の表層部に形成され、前記ドリフト層より高不純物濃度とされた第1導電型の第1不純物領域(4)と、
    一方向を長手方向とすると共に前記第1不純物領域から前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト層に達するストライプ状に配置された複数のゲートトレンチ(5)内それぞれに、絶縁膜(6)を介して、シールド電極(7)と中間絶縁膜(9)およびゲート電極層(8)が順に積層されて二層構造とされた複数のトレンチゲート構造と、
    前記ドリフト層を挟んで前記ボディ領域と反対側に形成され、前記ドリフト層よりも高不純物濃度とされた第1または第2導電型の高濃度層(1)と、
    前記トレンチゲート構造と前記ボディ領域および前記第1不純物領域の上に配置され、前記ボディ領域や前記第1不純物領域に繋がるコンタクトホール(11a)が形成された層間絶縁膜(11)と、
    前記コンタクトホールを通じて前記第1不純物領域および前記ボディ領域と電気的に接続される上部電極(10)と、
    前記高濃度層と電気的に接続された下部電極(15)と、を有し、
    前記シールド電極が前記ゲート電極層の先端部よりも外側まで延設されており、該シールド電極と前記ゲート電極層の底面との間に加えて前記ゲート電極層の先端部との間においても前記中間絶縁膜の先端部(9a)が形成されており、
    前記ゲートトレンチは、該ゲートトレンチの長手方向の両端位置よりも内側において、部分的に幅広とされた幅広部(5c)を有し、前記中間絶縁膜の先端部が該幅広部内に配置され、
    前記ゲートトレンチは、該ゲートトレンチの長手方向における前記幅広部よりも内側を第1領域(5a)、前記幅広部よりも先端側を第2領域(5b)として有し、
    前記第2領域に配置される前記シールド電極が前記ドリフト層の上まで引き上げられることでシールドライナー(7a)が構成され、
    前記幅広部は、前記第2領域に向かって徐々に幅が狭まる先細りのテーパ状となっている、半導体装置。
  2. 隣り合う複数の前記ゲートトレンチにおける前記幅広部は、それぞれの前記ゲートトレンチの長手方向においてずらして配置されている、請求項に記載の半導体装置。
  3. 二層構造のトレンチゲート構造を有する半導体スイッチング素子を備えた半導体装置であって、
    前記半導体スイッチング素子は、
    第1導電型のドリフト層(2)と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のボディ領域(3)と、
    前記ボディ領域内における該ボディ領域の表層部に形成され、前記ドリフト層より高不純物濃度とされた第1導電型の第1不純物領域(4)と、
    一方向を長手方向とすると共に前記第1不純物領域から前記ボディ領域を貫通して前記ドリフト層に達するストライプ状に配置された複数のゲートトレンチ(5)内それぞれに、絶縁膜(6)を介して、シールド電極(7)と中間絶縁膜(9)およびゲート電極層(8)が順に積層されて二層構造とされた複数のトレンチゲート構造と、
    前記ドリフト層を挟んで前記ボディ領域と反対側に形成され、前記ドリフト層よりも高不純物濃度とされた第1または第2導電型の高濃度層(1)と、
    前記トレンチゲート構造と前記ボディ領域および前記第1不純物領域の上に配置され、前記ボディ領域や前記第1不純物領域に繋がるコンタクトホール(11a)が形成された層間絶縁膜(11)と、
    前記コンタクトホールを通じて前記第1不純物領域および前記ボディ領域と電気的に接続される上部電極(10)と、
    前記高濃度層と電気的に接続された下部電極(15)と、を有し、
    前記シールド電極が前記ゲート電極層の先端部よりも外側まで延設されており、該シールド電極と前記ゲート電極層の底面との間に加えて前記ゲート電極層の先端部との間においても前記中間絶縁膜の先端部(9a)が形成されており、
    前記ゲートトレンチは、該ゲートトレンチの長手方向の両端位置よりも内側において、部分的に幅広とされた幅広部(5c)を有し、前記中間絶縁膜の先端部が該幅広部内に配置され、
    隣り合う複数の前記ゲートトレンチにおける前記幅広部は、それぞれの前記ゲートトレンチの長手方向においてずらして配置されている、半導体装置。
  4. 前記ゲートトレンチは、該ゲートトレンチの長手方向における前記幅広部よりも内側を第1領域(5a)、前記幅広部よりも先端側を第2領域(5b)として有し、
    前記第2領域に配置される前記シールド電極が前記ドリフト層の上まで引き上げられることでシールドライナー(7a)が構成されている、請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記幅広部は、前記第2領域に向かって徐々に幅が狭まる先細りのテーパ状となっている、請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記中間絶縁膜の先端部は、前記幅広部のうちの前記テーパ状の部分に位置している、請求項1または5に記載の半導体装置。
  7. 前記テーパ状の部分は、前記ゲートトレンチの長手方向に対してなす角度θが、30°≦θ≦60°とされている、請求項1、5および6のいずれか1つに記載の半導体装置。
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